JPH03262483A - インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼに対する阻害剤の製造方法 - Google Patents

インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼに対する阻害剤の製造方法

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JPH03262483A
JPH03262483A JP2049686A JP4968690A JPH03262483A JP H03262483 A JPH03262483 A JP H03262483A JP 2049686 A JP2049686 A JP 2049686A JP 4968690 A JP4968690 A JP 4968690A JP H03262483 A JPH03262483 A JP H03262483A
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JP
Japan
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neuraminidase
inhibitor
influenza virus
staphylococcus aureus
ethanol
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JP2049686A
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English (en)
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Fedorovich Frolov Arkadi
アルカディ フェドロビチ フロロフ
Beniaminov Shapiro Anatolij
アナトリ ベニアミノビチ シャピロ
Leontievna Ribalko Svetlana
スベトラナ レオンティエフナ リバルコ
Leonidv Malchev Igor
イゴル レオニドビチ マリチェフ
Petrovich Garaguza Yurij
ユリ ペトロビチ ガラグザ
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KIEVSKIJ N I INST EPIDEMIOLOG I INFEKTSION BOLEZNEJ IM GROMASHEVSKOGO
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KIEVSKIJ N I INST EPIDEMIOLOG I INFEKTSION BOLEZNEJ IM GROMASHEVSKOGO
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は医療技術、より詳細にはインフルエンザの診断
、ウィルスの抗原構造の研究およびワクチンの製造に利
用できるインフルエンザウィルス〔従来の技術〕 インフルエンザウィルスのノイラミニダーゼ阻害剤の製
造方法は、当該技術分野で既知である(W、Lin、 
K、0ishi、 aKoAida、 A ricul
tural andBiolo 1cal Chemi
str 、 1975+ 39. No、3.759〜
765ページ)。
その方法は、ノイラミニダーゼ阻害剤の生産菌を、炭素
源、窒素源、無機塩および増殖刺激因子を含有する栄養
培地で増殖させることからなる。
その生産菌としてはアクチノミセス(actinomy
ces)が使用されている。増殖後、培養液を分離しそ
してエタノールで繰り返し処理されている。得られた残
渣はリン酸緩衝液に溶解され、リン酸緩衝液に対して透
析されている。調製品の回収および精製工程の所用期間
は、ノイラミニダーゼ活性阻害剤の調製および同定に要
する時間を考慮に入れないで12日である。また、目的
生産物の収量は培養液11当たり33■である。こうし
て得られた目的生産物は、A2型インフルエンザウィル
スのノイラミニダーゼを80%阻害することを保証する
この方法は、長い処理期間、生産されたノイラミニダー
ゼ阻害剤の不十分な活性および低い収量に特徴がある。
[発明が解決しようとする課H] 本発明の主な目的は、得られるノイラミニダーゼ団害剤
の収量および活性の改善にある。
本発明のもう一つの目的は、処理期間の短縮化にある。
〔課題を解決するための手段] 本発明の主な目的およびもう一つの目的は、炭素源、窒
素源、無機塩および増殖刺激因子を栄養培地に組み入れ
、その培養液の分離、それらのエタノール処理、次いで
目的生産物の分離精製によるインフルエンザウィルスの
ノイラミニダーゼ阻害剤の製造方法において、本発明で
はノイラミニダーゼ阻害剤の生産菌としてスタフィロコ
ッカス・アウレウス(鉦鮭肚困並匹並aureus)種
二こ属する微生物を使用することにより達成される。
新規な生産菌スタフィロコッカス種は、高い抗ノイラミ
ニダーゼ活性を有する。
本発明に従う方法は、簡単であり、目的生産物の高収量
および高活性に特徴がある。得られるインフルエンザウ
ィルスのノイラミニダーゼ阻害剤は、それらの100%
阻害を保証し、そして既知の方法で生産される阻害剤よ
りもほぼ■0倍を越える活性を示す。得られる阻害剤は
、熱安定性であり、酸およびアルカリの作用によってそ
の活性が変化しない。
本発明の阻害剤は、インフルエンザウィルスのりプロダ
クションを増加させるので診断の促進およびその精度の
改善、ならびにインフルエンザウィルスの循環型株に対
するワクチンの迅速な調製およびインフルエンザウィル
ス予防用のそれらに基づくモノワクチンの調製に使用す
ることができる。
方法を簡略化するには、ゲル濾過法により精製素源、無
機塩および増殖因子を組み入れた栄養培地で培養される
。まず最初にスタフィロコッカス・アウレウスを24時
間前記栄養培地5+dで増殖させ、次いでさらに24時
間栄養培地100 dで培養して種母培養物を蓄積する
。こうして得られた種母培養物は酵素の栄養培地に導入
され、そこで連続的撹拌下24時間増殖される。次に、
培養液は分離され、そしてエタノールで処理される。沈
殿物は分離され、そして上澄液は廃棄される。沈殿物は
エタノールで洗浄され、次いでリン酸緩衝液に溶解され
た後に再びエタノールで沈殿される。得られる沈殿を溶
解し、その溶液を加熱して形成した残渣が除去される。
目的生産物は、上澄液からセファデックス(Sepha
dex )を通すゲル濾過によりそれを精製し、次いで
凍結乾燥により得られる。
本発明の方法による目的生産物の回収の所用期間は5日
である。目的生産物の収量は、培地1e当たり67〜7
0■である。
得られた物質は、高い阻害活性により特徴付けられ、そ
の1%)容液はインフルエンザウィルスAのノイラミニ
ダーゼの90−100%阻害を保証する。
得られる物質の高い活性は、長時間(10〜60分)沸
騰後、およびρ)11.0〜10.0で24時間インキ
ュヘーシゴン後も失われない。
〔実施例〕
本発明の理解を深めるために、以下にノイラミニダーゼ
阻害剤の製造方法を具体的に説明する幾つかの特定の例
を示す。
班土 スタフィロコッカス・アウレウスNo、 392 Cフ
ァゴグループ(phagogroup) ffl、ビレ
ット(Pillet)量線型18〕を下記組成の栄養培
地で増殖させた。
(質量%) 1.0 1.0 0.3 0.05 残余 酵素性ペプトン ラクトース 酵母エキス MgSO4・7H20 リン酸緩衝剤 (培地のpH7,2) 種母培養物を蓄積するために、前記菌株を前記組成の栄
養培地5−中で1日間増殖させ、次いで栄養培地10M
でさらに1日間増殖させた。この増殖は37°Cで行っ
た。得られた種母培養物を栄養培地31に導入し、連続
撹拌条件下で工日間増殖させた。次に、15分間、8,
0OOr、p、mで遠心することにより培養液を分離し
た。得られた上澄液を、比率1:1.5のエタノールを
用い4°Cの温度で12時間持続して沈殿させ、次いで
15分間6,000〜8、0OOr、p、mで遠心した
。上澄液を除去した。沈殿を、比率1:1.5の60%
エタノールを用い、15〜30分間6.000〜8.0
OOr、p、−で遠心にがけて洗浄した。得られた沈殿
をpH7,2のリン酸緩衝液に再び溶解し、この溶液を
100″Cの温度で1o分間加熱し、15分間6,00
0〜8.00Or、p、mテ遠心シ、得うレタ沈殿を除
去した。上澄液を、セファデックス(Sephadex
)G200 (7アルマシア社製)を有するカラム(2
,OX 30.Ocm )を通してゲル濾過した。
得られた溶出液を凍結乾燥して、均一な粉末状の乾燥塊
とした。目的生産物の収量は、初期培地容量142当た
り67gであった。
こうして得た目的生産物は、分子量94,000〜12
0.000を有し、比率1:10で蛋白質と炭水化物を
、炭素原子11〜20個の脂肪酸を含む。この蛋白質の
アミノ酸組成は次のとおりであった:フェニルアラニン
、チロシン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、バ
リン、アラニン、グリシン、プロリン、グルタミン、セ
リン、スレオニン、アスパラギン、ヒスチジン、リジン
この阻害剤の炭水化物は、中性単W類−24:lの比率
でマンノースとグルコースを、2つのへキソサミンi−
1:3.5の比率でガラクトサミンとグルコサミン、を
示した。
こうして得た物質の光学濃度のピークは、波長210n
mで検出された。
得た物質の化学的組成に関して、その物質はインフルエ
ンザウィルスのノイラミニダーゼ阻害剤と同一の糖脂質
蛋白複合物を含む。得た物質の阻害活性は、インフルエ
ンザA o 、 A + 、 A zの各ウィルスのノ
イラミニダーゼについて実験室試験にかけた。
1:1.0.251 g 7.5 EIns。濃度のイ
ンフルエンザA0.A、Azの各ウィルス懸濁液0.2
 dに、得た物質の10%水溶液0.2−を加えた。こ
の混合物を、37℃の温度で水浴中30分間インキユヘ
ーションした。同様な特徴の各インフルエンザウィルス
の対照懸濁液は、生理食塩水0.2 dを加えた。
インフルエンザウィルスのノイラミニダーゼ試料のすべ
てについて、常法に従って試験した。試験は、既知の方
法で生産した阻害剤の活性と比較することで行った。試
験結果は、下記の表に示す。
この方法は、前記例1に記載したのと同様の方法で行っ
た。生産菌として、ストレプトコッカス・アウレウスN
ct1025株を使用した。目的生産物の収量は、培地
II!、当たり7o、3■であった。得られた生産物の
化学的組成は、前記例1に記載したものと同一であった
インフルエンザA o 、A 、A zの各ウィルスの
ノイラミニダーゼに関する得た生産物の阻害活性は、例
1のものと同様な方法で試験した。
試験結果は、下記の表に示す。
舅l この方法は、前記例1に記載したのと同様の方法で実施
した。スタフィロコッカス・アウレウス1431株を使
用した。目的生産物の収量は、培地11当たり66.7
gIgであった。得られた生産物の化学的組成は前記例
1で得たものと同一であった。得た生産物の阻害活性試
験は、例1に記載したのと同−の方法で実施した。
試験結果を下記表に示す。
表 倍高く、その100%阻害を保証する。
か゛ した の

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スタフィロコッカス・アウレウス(¥Staphy
    lo−coccus¥¥aureus¥)種に属するノ
    イラミニダーゼ阻害剤の生産菌を、炭素源、窒素源、無
    機塩および増殖刺激因子を含有する栄養培地で増殖し、
    その培養液を分離し、エタノールでそれを処理し、次い
    で目的生産物を単離精製することを特徴とするインフル
    エンザウイルスのノイラミニダーゼに対する阻害剤の製
    造方法。 2、前記目的生産物の精製をゲル濾過で実施する請求項
    1記載の方法。
JP2049686A 1990-03-02 1990-03-02 インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼに対する阻害剤の製造方法 Pending JPH03262483A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5489675A (en) * 1992-06-25 1996-02-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Disaccharide sialidase substrates and inhibitors

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5489675A (en) * 1992-06-25 1996-02-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Disaccharide sialidase substrates and inhibitors
US5512470A (en) * 1992-06-25 1996-04-30 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method for inhibiting sialidase activity

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