JPH0326228A - 眼科機器用摺動台 - Google Patents

眼科機器用摺動台

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JPH0326228A
JPH0326228A JP1161083A JP16108389A JPH0326228A JP H0326228 A JPH0326228 A JP H0326228A JP 1161083 A JP1161083 A JP 1161083A JP 16108389 A JP16108389 A JP 16108389A JP H0326228 A JPH0326228 A JP H0326228A
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JP
Japan
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guide shaft
sliding
sliding base
guide
base
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Pending
Application number
JP1161083A
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English (en)
Inventor
Hideo Kurihara
秀夫 栗原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication of JPH0326228A publication Critical patent/JPH0326228A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、眼底カメラや検眼鏡等の眼科機器を蔵置する
摺動基体を水平面内で前後左右方向に摺動させるための
機構を含む眼科機器用摺動台に関するものである. [従来の技術] 従来からの一般的な眼科機器の構或は、被検者用の顔受
部が取り付けられた固定基台の上に,操作桿の操作によ
り前後左右方向に自在に摺動可能な摺動基体が載置され
、この摺動基体の上には上下動機構を介して光学系本体
ユニットが取り付けられている. 以下に、従来の摺動台の例を第6図、第7図により説明
し、その問題点を指摘する.第6図は最も一般的な構造
の摺動台を用いた眼科機器の平面図であり,第7図は摺
動機構の要部断面図である.固定基台1上に摺動基体2
が案内管3、案内軸4を介して被検者Sに対して左右に
移動自在に設けられている.案内軸4はスライドベアリ
ング5と連動して、案内管3の中で軸方向に摺動したり
,円周方向に回転ができるようになっている.案内軸4
の両端には車輪6が取り付けられており、車輪6の外周
に沿って複数個の案内孔7が等間隔に設けられている.
基台l上の両側には前後動案内板8が設けられ、車輪6
の案内孔7と噛み合う案内突起列8aを有しており、車
輪6が回転しながら前後方向に直進する際の案内をする
.摺動基体2に設けられた操作桿9の下端には図示しな
い鋼球が取り付けられており、この鋼球は摺動基体2の
後部の重量を受けながら固定基台1上の摩擦板10を圧
接している.そして,摺動基体2を粗勤で摺動させる際
には鋼球の底面を摩擦板10上で滑らせ、摺動基体2を
微動させる際には操作桿9を傾ける操作で#IJ球を摩
擦板lO上で転がすことにより移動させる. このような構威の摺動台において,操作桿9の操作によ
って摺動基体2が左右方向に摺動するときは、摺動基体
2は案内軸4に沿って摺動し、前後方向に摺動するとき
には案内軸4と車輪6が一体的に回転し,案内板8に沿
って前進又は後退する.なお,この際に摺動基体2に固
着されている案内管3の内面と案内軸4とは摺動ベアリ
ング5を介して接しているため,案内軸4は小さな回転
摩擦力で左右方向への摺動も円周方向への回転もできる
ようになっている. 実際の眼科機器用摺動台において、摺勤基体2の水平面
内での移動量は前後方向には約40mm程度で比較的小
さいが、左右方向には被検者Sの瞳孔間隔よりも若干大
きく移動する必要があるため,案内軸4は摺動基体2の
幅方向に約80〜100mm程度の余裕を持っている. このような従来の眼科機器用摺動台は、案内軸4や車輪
6等の摺動案内機構が摺動基体2の幅方向に大きく突き
出す形で露出しているため、外見上見苦しくデザイン上
からも好ましくない.また、案内軸4は被検者Sが容易
に手を触れ易い位置に露出しているため,被検者Sの手
を挟んでしまう虞れがある.更には、大きな固定基台1
を必要とするため,机上型装置の場合には大きな机を要
し、診察室を狭くするという不都合がある.このような
欠点を改善するため、最近において固定基台1に固設さ
れた案内部材の案内孔の中に、滑動回転自在に案内軸4
を保持し、案内軸4の両端部付近で摺動基体2を支持す
るようにした新しい方式のものが提案されている.以下
に、この改良型を第8図、第9図について説明する.こ
の型式においては,固定基台11上に摺動基台l2が設
けられており、摺動基体l2は箱を伏せた形態とされて
いる.また,13は上下動機構部であって,摺動基体l
2の上に固定されており、この上下動機構部13上には
図示しない眼底カメラ等の光学系本体が載置される.案
内管14は固定基台11に取付ねじ14a、14bによ
り固定されており、案内軸15はスライドベアリング1
6を介して案内管l4の中に挿入されていて,軸方向に
摺動したり円周方向に回転できるようになっている.こ
れらの案内管l4や案内軸15は摺勤基体12のケーシ
ング内に収容されており,案内軸15の両端にはピニオ
ン歯車17が刻設され、摺動基体12の両内壁に固着さ
れたラック歯車板l8の下面に形威されたラック18a
と噛み合いながら回転することにより、摺動基体l2を
前後方向に移動する構造になっている.また、案内軸l
5の両端には玉軸受19が嵌合され,その外輪はラック
歯車板18の切込部18bと係合して、基体12の重量
を支えながら歯車の噛み合いに適当な間隔を保たせ、案
内軸15が軽く回転できるようにしている.ラック歯車
板18は玉軸受l9を軸方向から挟み込むようにしなが
ら、摺動基体l2に取り付けられていて、摺動基体12
と案内軸15のスラストのがたを規制している.操作桿
部の詳細は図示しないが、周知の一般的な構造のもので
あり、摺動基体l2上の操作桿20の下端に図示しない
鋼球が固着され、この鋼球は摺動基体12の後部の重量
を受けながら、固定基台ll上の図示しない摩擦板と圧
接しており、操作桿20を傾けた方向に摺動基体12を
摺動させるようになっている. このような構成において,操作桿20の操作によって摺
動基体l2を左右方向に摺動しようとすると、摺動基体
l2は案内軸15と共にスライドベアリング16と連動
しながら、案内管l4の中を軸方向に摺動する.この際
に、スライドベアリング16は案内軸15の移動量の2
分の1だけ移動することは周知の通りである.摺動基体
l2の左右方向の移動量は,前述の例で説明した通り被
検者Sの瞳孔間隔より大きく移動できるようになってい
るが、案内管l4や案内軸15等の摺動案内機構は摺動
基体l2に覆われたままであるため、外観に露出するこ
とはない. また、操作桿20の操作により、摺動基体l2を前後方
向に摺動させる場合には、摺動基体l2に取り付けてあ
るラック歯車板18が案内軸15の両端のピニオン歯車
17と噛み合いながら案内軸15を回転させるため,摺
動基体12は前後方向に直進移動する.この場合も、案
内管14や案内軸15等の摺動案内機構が外観に現れる
ことはない. [発明が解決しようとする課B】 しかし、前述の新しい方式のものは、屈折力測定装置や
角膜形状測定装置等に使用する場合には問題は生じない
が、眼底カメラやスリットランプ等のようにカメラ自体
を被検眼を中心にして水平面で円弧状に左右に振らせて
眼底上の網膜を広い範囲で観察又は撮影する必要のある
場合には問題がある.即ち、カメラ本体を被検眼を中心
に水平面方向へ左右に振ると、摺動基体12上の重心の
バランスが崩れるため,左右何れか一方の車輪側に大き
な負荷が掛かり、反対側の車輪は逆に軽くなる.従って
、反対側の車輪は上方へ浮き上って正常に噛み合わなく
なったり、玉軸受19の一部のみに負荷が掛かって騒音
を発生したりする.その結果、摺動基体12を軽く確実
に作動することが難しくなるという欠点がある.更に、
軸受部をグロスローラにして水平方向に移動する装置も
考えられているが、この場合はコストが著しく割高にな
るという欠点がある. 本発明の目的は,摺動基体のバランスの崩れによる浮き
上り現象を防rEレ、摺動基体を軽く確実に摺動できる
ようにした小型で安価な眼科機器用摺動台を提供するこ
とにある. [課題を解決するための手段] 上記の目的を達或するために、本発明に係る眼科機器用
摺動台においては,固定基台に設けた案内部材の案内孔
の中に摺動かつ回転自在に案内軸を保持し、該案内軸の
両端部付近で前記固定基台上に配置した摺動基体を支持
する眼科機器用摺動台において、前記案内軸の両端部付
近に前記案内軸の軸方向と直交する方向に転がり接触を
しながら接する前記摺動基体側の第1の部材と,前記案
内軸の両端部付近に取り付けた摺動部材に上方から接し
前記案内軸の軸方向と直交する方向に摺動する前記摺動
基体側の第2の部材とを備えたことを特徴とするもので
ある. [作用] 上記の構或を有する眼科機器用摺動台は,摺動基体上の
重心が移動して摺動基体のバランスが崩れても、摺動基
体の浮き上り現象を摺動基体側の部材を含む浮き上り防
止機構によって防Iトする. 〔実施例〕 本発明を第1図〜第5図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する. 第1図は本発明を服底カメラ用摺動台に適用した実施例
を示し、固定基台2l上に摺動基体22が設けられ、こ
の摺動基体22に操作桿23,上下Wh機構部24が構
設されている.上下動機構部24上の眼底カメラ25は
2上下動機構部24に設けられた合板26に対して支軸
27を介してA−B方向に回動自在とされている.固定
基台21の上部には,第2図に示すように案内部材とし
ての案内管28が取付用ねじ29a、29bによって取
り付けられ、この案内管28内には案内軸30がスライ
ドベアリング3lを介して摺動かつ回動自在に嵌合され
ている.第3図に示すように、案内軸30の一端部には
玉軸受32a、33aが取り付けられ、また他端部には
同様に玉軸受32b、33bがそれぞれ取り付けられ、
更に案内軸30の両端部にはビニオン歯車34が取り付
けられていて、摺動基体22の内部両側に配置されたラ
ック歯車板35のラック35aと噛合している.玉軸受
33a、33bは摺動基体22の浮き上り防止機構であ
り、浮き上り防+[: n¥の規制板を兼ねたラック歯
車板35の切込部35bに当接している.一方、玉軸受
32a,32bはその各内輪が案内軸30の両端部に嵌
合されて、摺勤基体22の重量を支えながらビニオン歯
車34とラック35aの噛み合いに適当な間隔を保持さ
せ、案内軸30を軽く回転できるようにするようにして
いる. 第4図はこの摺動台を用いた眼底カメラの使用状態を示
す平面図であり、Eは被検者Sの被検眼、Pは検者を示
している.検者Pが操作桿23を操作して摺動基体22
を左右方向に移動させる場合には、摺動基体22は従来
の場合と同様に,案内軸30と共に案内管28に沿って
摺動する.次に、前後方向に移動させる場合には,摺動
基体22の両側に備えたテック歯車板35が案内軸30
の両端のピニオン歯車34に噛合し、玉軸受32a、3
2bにより摺動基体22の重量を支えながら案内軸30
を軽く回転し、摺動基体22を前後方向に直進させるこ
とが可能となる.また、被検眼Eの眼底を広範囲に渡っ
て観察又は撮影を行う場合には、眼底カメラ25を支軸
27を中心にしてA−B方向に水平回動を行うが,この
場合には摺動基体22の重心位置が片側に移動すること
になる.例えば,第4図において摺動基体22を図面の
右側に回動し、更に眼底カメラ25をA方向に移動して
撮影する場合には,摺動基体22の重心位置が直進状態
に比較してA側に移動する.このため、摺動基体22は
第1図のC.D方向に捩られる回転モーメントを生ずる
.しかし、本実施例では浮き上り防止機構としての玉軸
受33aがラック歯車板35の切込部35bに当接する
ため、ラック35aとビニオン歯車34との−み合いが
外れることなく,また回転可能な玉軸受33aを介して
当接するために円滑な摺動性を保持したまま操作を行う
ことができる.1Nに、摺動基体22が反対側に移動し
た場合も同様の作用を有することは云うまでもない. 第5図は他の実施例を示す要部の拡大断面図である.こ
の場合は案内軸30の両端部に開けたねじ孔に軸36が
螺合され、この軸36に浮き上り防止機構としての玉軸
受37が案内軸30に対し回転可能に固定され,この玉
軸受37はラック歯車板38の孔部38aに嵌合されて
いる.また2案内軸30の両端部に取付用ねじ39によ
って固定されたビニオン歯車40がラック歯車板38の
ラック38bに噛合し,かつビニオン歯車40の一部側
面において浮き上り防止の規制板を兼ねたラック歯車板
38の一部と当接することにより、摺動基体22の重量
を支えると共に,ピニオン歯車40の噛み合いに適当な
間隔を保持させて、案内軸30が軽く回転できるように
している.この実施例の場合も、第1図〜第3図に示し
た実施例と同様な効果が得られるが2ビニオン歯車40
の一部を玉軸受の代用にすることができるため,先の実
施例よりもコストを切り下げできるという利点を有して
いる.また、本実施例では浮き上り防止機構として、玉
軸受37と浮き上り防IE用の規制板との転がり接触に
よる手段を示したが、玉軸受37の代りに耐摩耗性を有
しかつ摩耗係数の低い摺動部材を案内軸30の両端部に
固定し、浮き上り防止用の規制板との滑り接触によって
行うようにしてもよい. [発明の効果] 以上説明したように本発明に係る眼科機器用摺動台は,
固定基台に固定した案内部材の案内孔の中に案内軸を摺
動回動自在に保持させ、その案内軸両端部に案内軸に共
に接しかつ挟み込むように配置した摺動機構を設けるこ
とにより、眼底カメラやスリットランプなどのように,
摺動基体上の重心が移動する眼科機器において、摺動基
体のバランスが崩れることによる浮き上り現象を完全に
防止することがで!!5摺動基体を固定基台に対して軽
くかつ確実に摺動させることが可能である.また、摺動
案内機構部が摺動基体によって被覆され、外部に露出し
ない−構造になっているため外観も良好であり,被検者
が手や指を挟む危険性もない.しかも、固定基台を小型
にできるため、机上型の眼科機器や検眼ユニット用スタ
ンドのアームに取り付ける眼科機器用としても最適な摺
動台を得ることができる.また、固定基台を小型にして
も摺動基体の上面を広くできるため、摺動基体の上にテ
レビモニタや電装ユニット等を載置する場合にも有利で
ある.
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第5図は本発明に係る眼科機器用摺動台の
実施例を示し、第1図は第1の実施例の斜視図,第2図
はその要部断面図、第3図は要部の分解斜視図、第4図
は使用状態の平面図,第5図は他の実施例の要部断面図
であり、第6図は第1の従来例の平面図、第7図はその
要部断面図、第8図は改良された第2の従来例の斜視図
,第9図はその要部断面図である. 符号2lは固定基台、22は摺動基体,23は操作桿、
24は上下動機構部、25は眼底カメラ、27は支軸、
2Bは案内管、30は案内軸、3lはスライドベアリン
グ、32a、32b、33a、33b、37は玉軸受、
34.40はピ二オン歯車、 3 5 , 38はラック歯車板、36は 軸である.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固定基台に設けた案内部材の案内孔の中に摺動かつ
    回転自在に案内軸を保持し、該案内軸の両端部付近で前
    記固定基台上に配置した摺動基体を支持する眼科機器用
    摺動台において、前記案内軸の両端部付近に前記案内軸
    の軸方向と直交する方向に転がり接触をしながら接する
    前記摺動基体側の第1の部材と、前記案内軸の両端部付
    近に取り付けた摺動部材に上方から接し前記案内軸の軸
    方向と直交する方向に摺動する前記摺動基体側の第2の
    部材とを備えたことを特徴とする眼科機器用摺動台。 2、前記案内軸に取り付けた摺動部材は、前記案内軸の
    両端部に取り付けられた回転自在の回転部材とし浮き上
    り防止作用を持たせた請求項1に記載の眼科機器用摺動
    台。
JP1161083A 1989-06-23 1989-06-23 眼科機器用摺動台 Pending JPH0326228A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012045277A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Canon Inc 眼科装置
JP2013027621A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Canon Inc 眼科装置
CN103315704A (zh) * 2013-05-24 2013-09-25 苏州视可佳医疗器械有限公司 婴幼儿视力检测设备

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