JPH03261974A - カラー記録装置 - Google Patents
カラー記録装置Info
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- JPH03261974A JPH03261974A JP2060080A JP6008090A JPH03261974A JP H03261974 A JPH03261974 A JP H03261974A JP 2060080 A JP2060080 A JP 2060080A JP 6008090 A JP6008090 A JP 6008090A JP H03261974 A JPH03261974 A JP H03261974A
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Links
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Landscapes
- Color Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
電子写真記録方式を利用して少なくとも2色以上のカラ
ー記録を行うカラー記録装置に関し、記録紙の除電不足
に起因したその中央部の盛上がりによって生じ得る色ず
れ問題を克服し得るカラー記録装置を提供すること目的
とし、互いに異なった色の帯電トナー像を形成する少な
くとも2つのトナー記録ユニットと、トナー記録ユニッ
トに記録紙を順次通過させてそこに異なった色の帯電ト
ナー像を転写させるべく記録紙を把持部材によって機械
的に把持して搬送する記録紙搬送機構と、記録紙搬送機
構でもって配録紙をトナー記録ユニット間で搬送する際
に記録紙を水平に維持するための無端ベルトを具備し、
無端ベルトには記録紙搬送機構の把持部材が無端ベルト
上を走行する際に把持部材を収容するようになった凹部
が形成されているカラー記録装置において、無端ベルト
の走行速度が記録紙搬送機構による記録紙の搬送速度よ
りも遅くされ、把持部材を無端ベルトの凹部に収容させ
るべく無端ベルトの走行周期が把持部材の到来周期のn
7m(但し、nおよびmは整数)とされ、無端ベルトに
はn個の凹部が形成されることを特徴とするカラー記録
装置を構成する。
ー記録を行うカラー記録装置に関し、記録紙の除電不足
に起因したその中央部の盛上がりによって生じ得る色ず
れ問題を克服し得るカラー記録装置を提供すること目的
とし、互いに異なった色の帯電トナー像を形成する少な
くとも2つのトナー記録ユニットと、トナー記録ユニッ
トに記録紙を順次通過させてそこに異なった色の帯電ト
ナー像を転写させるべく記録紙を把持部材によって機械
的に把持して搬送する記録紙搬送機構と、記録紙搬送機
構でもって配録紙をトナー記録ユニット間で搬送する際
に記録紙を水平に維持するための無端ベルトを具備し、
無端ベルトには記録紙搬送機構の把持部材が無端ベルト
上を走行する際に把持部材を収容するようになった凹部
が形成されているカラー記録装置において、無端ベルト
の走行速度が記録紙搬送機構による記録紙の搬送速度よ
りも遅くされ、把持部材を無端ベルトの凹部に収容させ
るべく無端ベルトの走行周期が把持部材の到来周期のn
7m(但し、nおよびmは整数)とされ、無端ベルトに
はn個の凹部が形成されることを特徴とするカラー記録
装置を構成する。
本発明は、電子写真記録方式を利用して少なくとも2色
以上のカラー記録を行うカラー記録装置に関する。
以上のカラー記録を行うカラー記録装置に関する。
電子写真記録方式では、感光ドラム等の静電潜像担持体
に−様な帯電領域−を与え、この帯電領域に光学的露光
手段でもって静電潜像を形成し、この静電潜像を帯電ト
ナーで現像して可視像とし、その帯電トナー像に記録紙
等の記録媒体を適用させると共に該記録媒体にその背面
から帯電トナーとは逆極性の電荷を与えて、該帯電トナ
ー像を静電的に該記録媒体側に転写し、その転写トナー
像を持つ記録媒体を例えば熱定着器等に送って、該転写
トナー像を記録媒体に熱定着し、これにより記録媒体上
にトナー記録像が得られることになる。
に−様な帯電領域−を与え、この帯電領域に光学的露光
手段でもって静電潜像を形成し、この静電潜像を帯電ト
ナーで現像して可視像とし、その帯電トナー像に記録紙
等の記録媒体を適用させると共に該記録媒体にその背面
から帯電トナーとは逆極性の電荷を与えて、該帯電トナ
ー像を静電的に該記録媒体側に転写し、その転写トナー
像を持つ記録媒体を例えば熱定着器等に送って、該転写
トナー像を記録媒体に熱定着し、これにより記録媒体上
にトナー記録像が得られることになる。
このような電子写真記録技術を利用してカラー記録を行
う場合には、例えば、特開昭53−74036号公報、
特開昭53−96838号公報等に開示されているよう
に、互いに独立したトナー記録装置を構成する少なくと
も2つのトナー記録ユニットが直列に配置され、これら
トナー記録ユニットで互いに異なった色の帯電トナー像
が形成される。これら帯電トナー像はトナー記録ユニッ
トを順次通過させられる言己録紙上に転写させられて重
ね合わされ、その後例えば熱定着器によって該記録媒体
上に熱定着され、これにより少なくとも2色以上のカラ
ー記録が得られることになる。
う場合には、例えば、特開昭53−74036号公報、
特開昭53−96838号公報等に開示されているよう
に、互いに独立したトナー記録装置を構成する少なくと
も2つのトナー記録ユニットが直列に配置され、これら
トナー記録ユニットで互いに異なった色の帯電トナー像
が形成される。これら帯電トナー像はトナー記録ユニッ
トを順次通過させられる言己録紙上に転写させられて重
ね合わされ、その後例えば熱定着器によって該記録媒体
上に熱定着され、これにより少なくとも2色以上のカラ
ー記録が得られることになる。
以上述べたように、電子写真記録方式を利用したカラー
記録装置では、異なった色の着色トナー像が記録媒体上
で重ね合わせられるので、高品位の出力カラー画像を得
るためには2色以上の帯電トナー像の重合わせが正確に
行い得るようにされなけらばならない。
記録装置では、異なった色の着色トナー像が記録媒体上
で重ね合わせられるので、高品位の出力カラー画像を得
るためには2色以上の帯電トナー像の重合わせが正確に
行い得るようにされなけらばならない。
上述したようなカラー記録装置において、記録紙上で2
色以上の着色トナー像を正確に重ね合わせるためには、
記録紙は平坦な状態で各トナー記録ユニットの帯電トナ
ー像転写箇所を定速度で通過させられなければならない
。従来の記録紙搬送機構の一タイプとして、無端搬送ベ
ルトを用いるものが知られており、この場合少なくとも
2つのトナー配録ユニットは該無端搬送ベルトの上側走
行部に沿って直列に配置される。各トナー記録ユニット
のトナー像転写箇所を記録紙に定速で通過させるために
は、無端搬送ベルトに対する記録紙の位置ずれ所謂スリ
ップを生じさせな・いようにしなければならない。この
ような記録紙の位置ずれを防止するために、無端搬送ベ
ルトの上側走行部に電荷を与えて、記録紙を該無端搬送
ベルトの上側走行部に静電的吸着力でもって保持させる
ことが提案されている。ところが、そのような静電的吸
着力は湿度等の環境条件によって変動し、このため無端
搬送ベルトの上側走行部と記録紙と間で十分な静電的吸
着力が得られなくなると、無端搬送ベルトに対する記録
紙の位置ずれが生じ、その結果2色以上の着色トナー像
の重合わせに色ずれが発生し得ることになる。
色以上の着色トナー像を正確に重ね合わせるためには、
記録紙は平坦な状態で各トナー記録ユニットの帯電トナ
ー像転写箇所を定速度で通過させられなければならない
。従来の記録紙搬送機構の一タイプとして、無端搬送ベ
ルトを用いるものが知られており、この場合少なくとも
2つのトナー配録ユニットは該無端搬送ベルトの上側走
行部に沿って直列に配置される。各トナー記録ユニット
のトナー像転写箇所を記録紙に定速で通過させるために
は、無端搬送ベルトに対する記録紙の位置ずれ所謂スリ
ップを生じさせな・いようにしなければならない。この
ような記録紙の位置ずれを防止するために、無端搬送ベ
ルトの上側走行部に電荷を与えて、記録紙を該無端搬送
ベルトの上側走行部に静電的吸着力でもって保持させる
ことが提案されている。ところが、そのような静電的吸
着力は湿度等の環境条件によって変動し、このため無端
搬送ベルトの上側走行部と記録紙と間で十分な静電的吸
着力が得られなくなると、無端搬送ベルトに対する記録
紙の位置ずれが生じ、その結果2色以上の着色トナー像
の重合わせに色ずれが発生し得ることになる。
そこで、湿度等の環境変化に影響されることなく記録紙
を確実に定速で搬送し得る記録搬送機構として、無端駆
動ベルトに把持具すなわちグリッパを取り付け、そのグ
リッパでもって記録紙を機械的に把持して搬送するもの
が提案さている。
を確実に定速で搬送し得る記録搬送機構として、無端駆
動ベルトに把持具すなわちグリッパを取り付け、そのグ
リッパでもって記録紙を機械的に把持して搬送するもの
が提案さている。
第2図を参照すると、そのような記録紙搬送機構を組み
込んだカラー記録装置が示され、そこではかかる記録紙
搬送機構が参照番号10で全体的に示されている。記録
紙搬送機構10は給紙部l2と熱定着器14との間に配
置され、記録紙搬送機構10の上方側には4つのトナー
記録ユニット16Y、16M、16Cおよび16Kが直
列に配置される。これらトナー記録ユニットは互いに同
じ構成を持つものであるが、各トナー記録ユニットで用
いられるトナーの色は異なる。すなわち、トナー8己録
ユニツト16Y、16M、16Cおよび16にでは、そ
れぞれイエロトナー、マゼンタトナー、シアントナーお
よびブラックトナーが用いられる。
込んだカラー記録装置が示され、そこではかかる記録紙
搬送機構が参照番号10で全体的に示されている。記録
紙搬送機構10は給紙部l2と熱定着器14との間に配
置され、記録紙搬送機構10の上方側には4つのトナー
記録ユニット16Y、16M、16Cおよび16Kが直
列に配置される。これらトナー記録ユニットは互いに同
じ構成を持つものであるが、各トナー記録ユニットで用
いられるトナーの色は異なる。すなわち、トナー8己録
ユニツト16Y、16M、16Cおよび16にでは、そ
れぞれイエロトナー、マゼンタトナー、シアントナーお
よびブラックトナーが用いられる。
記録紙搬送機構10は第3図に示すように一対の無端ベ
ルト要素10aを具備し、この一対の無端ベルト要素1
0aは一対の駆動プーリ10bおよび一対の従動ブー!
JIOC(第2図)に掛は渡され、一対の駆動ブー!J
10bは第3図に示すように長尺シャツNOdの両端部
に取り付けられる。なお、第3図には図示されていない
が、一対の従動ブー+J 10 cも一対の駆動ブーI
J 10 bと同様な態様で長尺シャフトの両端部に取
り付けられる。
ルト要素10aを具備し、この一対の無端ベルト要素1
0aは一対の駆動プーリ10bおよび一対の従動ブー!
JIOC(第2図)に掛は渡され、一対の駆動ブー!J
10bは第3図に示すように長尺シャツNOdの両端部
に取り付けられる。なお、第3図には図示されていない
が、一対の従動ブー+J 10 cも一対の駆動ブーI
J 10 bと同様な態様で長尺シャフトの両端部に取
り付けられる。
一対の無端ベルト要素10a間には長尺の板状部材すな
わち把持部材10eが橋架され、この把持部材10e上
には記録紙Pの先端縁を把持するようになった4つのグ
リッパすなわち把持要素10fが適当な間隔で搭載され
る。なお、板状部10eは複数個設けられ、それらは一
対の無端ベルト要素10aの周長方向に沿って適当な距
離を置いて等間隔に配置される。第4図に最もよく示す
ように、把持部材10eの両端には垂直に立ち上がった
取付片10gが設けられ、この取付片10gには丸孔1
0hおよび弧状スロット101が形成される(第41!
I)。一方、無端ベルト要素10aには一対の金具10
jが固着され、この一対の金具10jの各々からはピン
要素10kが突出する。第4図に図示するように、一方
のピン要素IQkは丸孔10hに挿通させられ、また他
方のピン要素10には弧状スロット101に挿通させら
れ、これにより把持部材10eは一対の無端ベルト要素
10aに対して保持されることになる。ここで注目すべ
き点は、把持部材10eが丸孔10hに挿通されたピン
要素10にの回りで回動自在とされ、これにより一対の
金具10jが駆動ブーIJ 10 bおよび従動ブー!
J10cをスムーズに通過し得ることである。
わち把持部材10eが橋架され、この把持部材10e上
には記録紙Pの先端縁を把持するようになった4つのグ
リッパすなわち把持要素10fが適当な間隔で搭載され
る。なお、板状部10eは複数個設けられ、それらは一
対の無端ベルト要素10aの周長方向に沿って適当な距
離を置いて等間隔に配置される。第4図に最もよく示す
ように、把持部材10eの両端には垂直に立ち上がった
取付片10gが設けられ、この取付片10gには丸孔1
0hおよび弧状スロット101が形成される(第41!
I)。一方、無端ベルト要素10aには一対の金具10
jが固着され、この一対の金具10jの各々からはピン
要素10kが突出する。第4図に図示するように、一方
のピン要素IQkは丸孔10hに挿通させられ、また他
方のピン要素10には弧状スロット101に挿通させら
れ、これにより把持部材10eは一対の無端ベルト要素
10aに対して保持されることになる。ここで注目すべ
き点は、把持部材10eが丸孔10hに挿通されたピン
要素10にの回りで回動自在とされ、これにより一対の
金具10jが駆動ブーIJ 10 bおよび従動ブー!
J10cをスムーズに通過し得ることである。
把持要素10fはトーションばね等の適当な弾性ばね要
素によって把持位置に弾性的に偏倚させられ、記録紙の
先端縁を把持する際あるいはその先端縁の把持状態を解
放する際に把持要素10fは弾性的偏倚力に抗して把持
位置から解放位置に変位させられるようになっている。
素によって把持位置に弾性的に偏倚させられ、記録紙の
先端縁を把持する際あるいはその先端縁の把持状態を解
放する際に把持要素10fは弾性的偏倚力に抗して把持
位置から解放位置に変位させられるようになっている。
把持要素10fを把持位置から解放位置に変位させるた
めに、長尺シャツ)10dには把持要素10fの数に対
応した4つのカム板10βが取り付けられる。各カム板
10βは円板の一部を略半月形に切り取った形態を呈し
、その弦部には突起片10mが設けられる。なお、第3
図には図示されていないが、従動プーリ10cの長尺シ
ャフトにも同様な形態のカム板が4つ取り付けられる。
めに、長尺シャツ)10dには把持要素10fの数に対
応した4つのカム板10βが取り付けられる。各カム板
10βは円板の一部を略半月形に切り取った形態を呈し
、その弦部には突起片10mが設けられる。なお、第3
図には図示されていないが、従動プーリ10cの長尺シ
ャフトにも同様な形態のカム板が4つ取り付けられる。
把持部材10eが駆動ブー’J10bあるいは従動ブー
’JIOCを通過するとき、把持部材IGeはカム板1
01の弦部に当てられ、このとき突起片10mは板状部
10eに形成された孔を貫通して把持要素10fに係合
させられ、これにより把持要素10fは弾性的偏倚力に
抗して把持位置から解放位置まで変位させられることに
なる。要するに、第3図では、記録紙Pの先端縁は4つ
の把持要素10fによって把持された状態となっている
が、駆動プーリ10bが図中に矢印で示す方向に回転駆
動させられると、把持部材10eは駆動ブー1,110
b側に向かって移動させられ、その結果把持部材10
eが駆動ブー’J10bを通過するとき、各把持要素l
Ofは該当カム板101の突起片10mの係合によって
把持位置から解放位置まで変位させられ、これにより記
録紙の先端縁は把持要素10fによる把持状態から解放
される。把持部材10eが駆動ブー!J10bから離れ
るとき、把持要素10fは突起片10mとの係合から解
除されて、弾性的偏倚力でもって再び解放位置から把持
位置に戻される。一方、把持部材10eが従動ブー’J
IOCを通過するときも、同様に把持要素10fは把持
位置から解放位置に偏倚され、また把持部材10eがそ
こを離れるとき、把持要素10fは再び解放位置から把
持位置に戻される。
’JIOCを通過するとき、把持部材IGeはカム板1
01の弦部に当てられ、このとき突起片10mは板状部
10eに形成された孔を貫通して把持要素10fに係合
させられ、これにより把持要素10fは弾性的偏倚力に
抗して把持位置から解放位置まで変位させられることに
なる。要するに、第3図では、記録紙Pの先端縁は4つ
の把持要素10fによって把持された状態となっている
が、駆動プーリ10bが図中に矢印で示す方向に回転駆
動させられると、把持部材10eは駆動ブー1,110
b側に向かって移動させられ、その結果把持部材10
eが駆動ブー’J10bを通過するとき、各把持要素l
Ofは該当カム板101の突起片10mの係合によって
把持位置から解放位置まで変位させられ、これにより記
録紙の先端縁は把持要素10fによる把持状態から解放
される。把持部材10eが駆動ブー!J10bから離れ
るとき、把持要素10fは突起片10mとの係合から解
除されて、弾性的偏倚力でもって再び解放位置から把持
位置に戻される。一方、把持部材10eが従動ブー’J
IOCを通過するときも、同様に把持要素10fは把持
位置から解放位置に偏倚され、また把持部材10eがそ
こを離れるとき、把持要素10fは再び解放位置から把
持位置に戻される。
給紙部12は記録紙の積重ね体を収容するホッパ12a
と、その積重ね体の上側から一枚ずつ記録紙を繰り出す
繰出しローラ12bとを具備する。
と、その積重ね体の上側から一枚ずつ記録紙を繰り出す
繰出しローラ12bとを具備する。
繰出しローラ12bによって繰り出されたd己録紙は一
対のガイドローラ12Cを介して88録紙搬送機構10
側に送り出される。記録紙の送出しタイミングについて
は、把持部材10eが従動プーリ10Cを通過する際に
把持要素10fが解放位置から再び把持位置を取る直前
に配録紙先端が把持部材10eと把持要素10fとの間
に到達するようにされ、これにより記録紙の先端縁が第
3図に示すような態様で把持要素10fによって把持さ
れ、その結果記録紙はトナー8己録ユニツ)16Y。
対のガイドローラ12Cを介して88録紙搬送機構10
側に送り出される。記録紙の送出しタイミングについて
は、把持部材10eが従動プーリ10Cを通過する際に
把持要素10fが解放位置から再び把持位置を取る直前
に配録紙先端が把持部材10eと把持要素10fとの間
に到達するようにされ、これにより記録紙の先端縁が第
3図に示すような態様で把持要素10fによって把持さ
れ、その結果記録紙はトナー8己録ユニツ)16Y。
16M、16Cおよび16Kを順次通過させられるべく
搬送されることになる。
搬送されることになる。
トナー言己録ユニット16Y、16M、16Cおよび1
6には上述したように互いに同じ構成を持つものである
から、トナーδ己録ユニツ)16Yの構成についてのみ
以下に説明し、その説明を他のトナー記録ユニット16
M、16Cおよび16Kについて援用することにする。
6には上述したように互いに同じ構成を持つものである
から、トナーδ己録ユニツ)16Yの構成についてのみ
以下に説明し、その説明を他のトナー記録ユニット16
M、16Cおよび16Kについて援用することにする。
トナー記録ユニット16Yは静電潜像担持体として感光
ドラム16aを具備し、この感光ドラム16aは配録作
動時に時計方向(第2図において)に回転駆動させられ
る。感光ドラム16aの周囲にはその回転方向に沿って
帯電器16b、光学的露光手段16C1トナー現像器1
6d、転写/除電器16eおよびクリーナ16fが順次
配置される。帯電器16bは例えばコロナ放電器から構
成され、このコロナ放電器によって感光ドラム16aに
は−様な帯電領域が形成される。光学的露光手段16c
は例えば−ライン上に配列した多数の発光ダイオード素
子からなるLEDアレイから構成され、このLEDアレ
イによって感光ドラム16aの帯電領域には静電潜像が
書き込まれる。LEDアレイ16Cによって書き込まれ
た静電潜像はトナー現像器16dにより帯電トナー(そ
の色はトナー記録二ニットに応じて異なる)で現像され
、これにより該静電潜像は帯電トナー像として可視化さ
れる。転写/除電器16eは例えば一対のコロナ放電器
16e+および16e2から構成され、コロナ放電器1
6elは転写器として、またコロナ放電器16ezは除
電器として機能する。詳しく述べると、転写器16e1
には、それと感光ドラム16aとの間を通過させられる
記録紙に帯電トナー像とは逆極性の電荷を与えるような
直流電流が流され、これにより該帯電トナー像は該記録
紙側に転写され、−万障電器16e2には、帯電トナー
像の転写のために記録紙に与えられた電荷を取り除いて
その帯電量を低下させるように交流が流され、これによ
り該記録紙が静電的吸着力でもって感光ドラム16a側
に巻き込まれることなく該感光ドラム16aから容易に
分離される。記録紙側に転写されずに感光ドラム16a
側に残った残留トナーはクリーナ16fによって清掃さ
れる。また、トナー記録ユニット16Yは記録紙搬送機
構10によって搬送される言己録紙位置を検出するセン
サ16gを具備し、このセンサ16gによって、LED
アレイ16Cによる静電潜像の書込みタイミングが制御
され(なお、感光ドラム16aは定速回転させられ、ま
た無端ベルNOcは定速走行させられる)、これにより
帯電トナー像が記録紙に対して常に所定位置に転写され
得ることになる。
ドラム16aを具備し、この感光ドラム16aは配録作
動時に時計方向(第2図において)に回転駆動させられ
る。感光ドラム16aの周囲にはその回転方向に沿って
帯電器16b、光学的露光手段16C1トナー現像器1
6d、転写/除電器16eおよびクリーナ16fが順次
配置される。帯電器16bは例えばコロナ放電器から構
成され、このコロナ放電器によって感光ドラム16aに
は−様な帯電領域が形成される。光学的露光手段16c
は例えば−ライン上に配列した多数の発光ダイオード素
子からなるLEDアレイから構成され、このLEDアレ
イによって感光ドラム16aの帯電領域には静電潜像が
書き込まれる。LEDアレイ16Cによって書き込まれ
た静電潜像はトナー現像器16dにより帯電トナー(そ
の色はトナー記録二ニットに応じて異なる)で現像され
、これにより該静電潜像は帯電トナー像として可視化さ
れる。転写/除電器16eは例えば一対のコロナ放電器
16e+および16e2から構成され、コロナ放電器1
6elは転写器として、またコロナ放電器16ezは除
電器として機能する。詳しく述べると、転写器16e1
には、それと感光ドラム16aとの間を通過させられる
記録紙に帯電トナー像とは逆極性の電荷を与えるような
直流電流が流され、これにより該帯電トナー像は該記録
紙側に転写され、−万障電器16e2には、帯電トナー
像の転写のために記録紙に与えられた電荷を取り除いて
その帯電量を低下させるように交流が流され、これによ
り該記録紙が静電的吸着力でもって感光ドラム16a側
に巻き込まれることなく該感光ドラム16aから容易に
分離される。記録紙側に転写されずに感光ドラム16a
側に残った残留トナーはクリーナ16fによって清掃さ
れる。また、トナー記録ユニット16Yは記録紙搬送機
構10によって搬送される言己録紙位置を検出するセン
サ16gを具備し、このセンサ16gによって、LED
アレイ16Cによる静電潜像の書込みタイミングが制御
され(なお、感光ドラム16aは定速回転させられ、ま
た無端ベルNOcは定速走行させられる)、これにより
帯電トナー像が記録紙に対して常に所定位置に転写され
得ることになる。
把持部材10eがトナー記録ユニット16Yのセンサ1
6gによって検出されると、トナー記録ユニット16Y
はそれによって記録されるべき記録紙が所定位置に到達
したことを知り、そこでLEDアレイ16Cが作動され
て、感光ドラム10aの帯電領域に対する記録紙−頁分
の静電潜像の書込みが順次開始される。そのような静電
潜像がトナー現像器16dでもって帯電トナー像として
順次現像されて帯電器16e1に到達するとき、記録紙
の先端縁側は帯電器16e1内に既に導入され、これに
より該帯電トナー像は記録紙に所定巾の上縁マージンを
残した状態で該記録紙側に順次転写されることになる。
6gによって検出されると、トナー記録ユニット16Y
はそれによって記録されるべき記録紙が所定位置に到達
したことを知り、そこでLEDアレイ16Cが作動され
て、感光ドラム10aの帯電領域に対する記録紙−頁分
の静電潜像の書込みが順次開始される。そのような静電
潜像がトナー現像器16dでもって帯電トナー像として
順次現像されて帯電器16e1に到達するとき、記録紙
の先端縁側は帯電器16e1内に既に導入され、これに
より該帯電トナー像は記録紙に所定巾の上縁マージンを
残した状態で該記録紙側に順次転写されることになる。
言己録紙にイエロの帯電トナー像が転写された後、その
記録紙はトナー記録ユニッH6M、16Cおよび16K
を順次通過させられ、その結果イエロの帯電トナー像上
にマゼンタの帯電トナー像、シアンの帯電トナー像およ
び黒の帯電トナー像が次々重ね合わされる。このような
4色の帯電トナー像を持つ記録紙は次いでヒートローラ
形式の熱定着14に送られ、そこで4色の帯電トナー像
は記録紙上に熱定着される。
記録紙はトナー記録ユニッH6M、16Cおよび16K
を順次通過させられ、その結果イエロの帯電トナー像上
にマゼンタの帯電トナー像、シアンの帯電トナー像およ
び黒の帯電トナー像が次々重ね合わされる。このような
4色の帯電トナー像を持つ記録紙は次いでヒートローラ
形式の熱定着14に送られ、そこで4色の帯電トナー像
は記録紙上に熱定着される。
以上に述べたような記録紙搬送機構10にあっては、記
録紙が把持部材10eに伴われてトナー記録ユニット間
、例えばトナー記録ユニット16Yおよび16Mの間を
搬送されるとき、記録紙の後端縁側は把持部材10eか
ら垂れ下がって引きずられることになる。そこで、記録
紙搬送機構10には第2図に示すように記録紙の垂下が
りを阻止するために3つの無端保持ベルト組立体18が
組み込まれ、各無端保持ベルト組立体18は互いに隣接
するトナー記録ユニットの転写/除電器160間に配置
される。各無端保持ベルト組立体18は駆動ブー’J1
8aと、3つの従動プーリ18bと、その間に掛は渡さ
れた無端ベルト18Cとから構成される。従来では、無
端保持ベルト組立体18の無端ベルト18Cの走行速度
は記録紙の搬送速度少なくとも一対の無端ベルト要素1
0aの走行速度と一致させられ、これにより記録紙は上
述のように把持部材10eから垂れ下がることなくトナ
ー記録ユニット間を水平な状態で搬送されることになる
。
録紙が把持部材10eに伴われてトナー記録ユニット間
、例えばトナー記録ユニット16Yおよび16Mの間を
搬送されるとき、記録紙の後端縁側は把持部材10eか
ら垂れ下がって引きずられることになる。そこで、記録
紙搬送機構10には第2図に示すように記録紙の垂下が
りを阻止するために3つの無端保持ベルト組立体18が
組み込まれ、各無端保持ベルト組立体18は互いに隣接
するトナー記録ユニットの転写/除電器160間に配置
される。各無端保持ベルト組立体18は駆動ブー’J1
8aと、3つの従動プーリ18bと、その間に掛は渡さ
れた無端ベルト18Cとから構成される。従来では、無
端保持ベルト組立体18の無端ベルト18Cの走行速度
は記録紙の搬送速度少なくとも一対の無端ベルト要素1
0aの走行速度と一致させられ、これにより記録紙は上
述のように把持部材10eから垂れ下がることなくトナ
ー記録ユニット間を水平な状態で搬送されることになる
。
第2図では、記録搬送機構10の把持部材10eと無端
保持ベルト組立体18の無端ベルト18Cと関係につい
ては正確には図示されていないが、実際には、第5図に
示すように、把持部材10eが無端ベルト18cの領域
を通過するとき、把持部材10eは無端ベルト10cに
形成された凹部18d内に収容される。詳述すると、無
端ベルト18Cには比較的大きな肉厚が与えられ、そこ
には肉薄部として凹部18dが与えられる。このような
凹部18dのために、記録紙(第5図では、参照符号P
で示される)は把持部材10eから水平に延在した状態
で無端ベルト8c上に保持され、これにより記録紙に先
端縁側(すなわち、把持要素10fによって把持された
部分)が折り曲げられることはない。従来の場合では、
上述したように、無端ベルト18Cの走行速度(V、)
は記録紙の搬送速度(ν、)と一致させられているので
、把持部材10eが必ず各無端ベルト18cの凹部18
d内に収容され得るようにするためには、各無端ベルト
18Cの周長と把持部材10eの配置間隔(し、)とが
同じとされる。
保持ベルト組立体18の無端ベルト18Cと関係につい
ては正確には図示されていないが、実際には、第5図に
示すように、把持部材10eが無端ベルト18cの領域
を通過するとき、把持部材10eは無端ベルト10cに
形成された凹部18d内に収容される。詳述すると、無
端ベルト18Cには比較的大きな肉厚が与えられ、そこ
には肉薄部として凹部18dが与えられる。このような
凹部18dのために、記録紙(第5図では、参照符号P
で示される)は把持部材10eから水平に延在した状態
で無端ベルト8c上に保持され、これにより記録紙に先
端縁側(すなわち、把持要素10fによって把持された
部分)が折り曲げられることはない。従来の場合では、
上述したように、無端ベルト18Cの走行速度(V、)
は記録紙の搬送速度(ν、)と一致させられているので
、把持部材10eが必ず各無端ベルト18cの凹部18
d内に収容され得るようにするためには、各無端ベルト
18Cの周長と把持部材10eの配置間隔(し、)とが
同じとされる。
以上のように構成されたカラー記録装置では、記録紙は
把持部材10eに対して機械的に把持された状態で搬送
されるので、トナー記録ユニット16Y、16M、16
Cおよび16Kを所定の一定速度で順次通過させられる
ことになり、このため各トナー記録ユニットでの記録紙
の通過速度変動による色ずれ問題は解消され得ることに
なる。
把持部材10eに対して機械的に把持された状態で搬送
されるので、トナー記録ユニット16Y、16M、16
Cおよび16Kを所定の一定速度で順次通過させられる
ことになり、このため各トナー記録ユニットでの記録紙
の通過速度変動による色ずれ問題は解消され得ることに
なる。
しかしながら、記録紙を把持要素10fでもって機械的
に把持して搬送したとしても、記録紙の搬送不良による
色ずれ問題を完全に克服し得ないことが明らかなとなっ
た。先に述べたように、転写/除電器16eの除電器1
6e2は帯電トナー像の転写のために記録紙に与えられ
た電荷を取り除き、これにより該記録紙を静電的吸着力
でもって感光ドラム16a側に巻き込まれないように機
能するものであるが、環境変化等の変動のために除電器
16e2によって記録紙から十分な除電が行われない場
合がしばしば生じる。このとき記録紙の中間部が静電的
吸着力でもって感光ドラム10a側に強く引き付けられ
、その結果記録紙の中央部は上側に向かって盛り上がっ
た状態となる。
に把持して搬送したとしても、記録紙の搬送不良による
色ずれ問題を完全に克服し得ないことが明らかなとなっ
た。先に述べたように、転写/除電器16eの除電器1
6e2は帯電トナー像の転写のために記録紙に与えられ
た電荷を取り除き、これにより該記録紙を静電的吸着力
でもって感光ドラム16a側に巻き込まれないように機
能するものであるが、環境変化等の変動のために除電器
16e2によって記録紙から十分な除電が行われない場
合がしばしば生じる。このとき記録紙の中間部が静電的
吸着力でもって感光ドラム10a側に強く引き付けられ
、その結果記録紙の中央部は上側に向かって盛り上がっ
た状態となる。
記録紙がそのような状態の侭で次のトナー記録ユニット
に送られると、その中央盛上がり部よりも後部では、記
録紙が所定量よりも多く送られることになって色ずれが
生じることになる。
に送られると、その中央盛上がり部よりも後部では、記
録紙が所定量よりも多く送られることになって色ずれが
生じることになる。
また、別の問題点として、上述したタイプのカラー記録
装置では、記録速度向上のために各色について独立した
トナー記録ユニットが設けられるので、その全体構成が
本来的に大型化する傾向にあるという点も指摘されてい
る。そのような大型化傾向をできるだけ抑えるためには
、各トナー配録ユニットの構成を小型することも必要で
あるが、その他の構成の小型化についても配慮されるべ
きである。特に、第3図および第4図に示したような記
録紙搬送機構10を用いた場合には、把持部材10eを
無端保持ベルト組立体18の無端ベルト18C形成され
た凹部18d内に確実に収容させるために無端ベルト1
8Cの周長を把持部材10eの配置間隔(L9)に等し
くさせる必要があり、このため無端ベルト18cの周長
をかせぐために該無端ベルト18cを駆動ブー!718
aと3つの従動ブー’J18bに掛は渡さなければなら
ず、その結果記録紙搬送機構10と無端保持ベルト組立
体18とが嵩張ることになるので、録紙搬送機構10と
無端保持ベルト組立体18とをコンパクトな構成にする
ことが要望されている。
装置では、記録速度向上のために各色について独立した
トナー記録ユニットが設けられるので、その全体構成が
本来的に大型化する傾向にあるという点も指摘されてい
る。そのような大型化傾向をできるだけ抑えるためには
、各トナー配録ユニットの構成を小型することも必要で
あるが、その他の構成の小型化についても配慮されるべ
きである。特に、第3図および第4図に示したような記
録紙搬送機構10を用いた場合には、把持部材10eを
無端保持ベルト組立体18の無端ベルト18C形成され
た凹部18d内に確実に収容させるために無端ベルト1
8Cの周長を把持部材10eの配置間隔(L9)に等し
くさせる必要があり、このため無端ベルト18cの周長
をかせぐために該無端ベルト18cを駆動ブー!718
aと3つの従動ブー’J18bに掛は渡さなければなら
ず、その結果記録紙搬送機構10と無端保持ベルト組立
体18とが嵩張ることになるので、録紙搬送機構10と
無端保持ベルト組立体18とをコンパクトな構成にする
ことが要望されている。
したがって、本発明の目的は上述したようなタイプのカ
ラー記録装置であって、記録紙の除電不足に起因したそ
の中央部の盛上がりによって生じ得る色ずれ問題を克服
し得ると共に録紙搬送機構と無端保持ベルト組立体との
構成のコンパクト化に寄与し得るカラー記録装置を提供
することである。
ラー記録装置であって、記録紙の除電不足に起因したそ
の中央部の盛上がりによって生じ得る色ずれ問題を克服
し得ると共に録紙搬送機構と無端保持ベルト組立体との
構成のコンパクト化に寄与し得るカラー記録装置を提供
することである。
本発明によるカラー記録装置は互いに異なった色の帯電
トナー像を形成する少なくとも2つのトナー記録ユニッ
トと、これらトナー記録ユニットに記録紙を順次通過さ
せてそこに異なった色の帯電トナー像を転写させるべく
該記録紙を把持部材によって機械的に把持して搬送する
記録紙搬送機構と、この記録紙搬送機構でもって記録紙
をトナー記録ユニット間で搬送する際に該記録紙を水平
に維持するための無端ベルトを具備し、この無端ベルト
には記録紙搬送機構の把持部材が該無端ベルト上を走行
する際に該把持部材を収容するようになった凹部が形成
されている。本発明によれば、そのようなカラー記録装
置において、無端ベルトの走行速度が記録紙搬送機構に
よる記録紙の搬送速度よりも遅くされ、把持部材を無端
ベルトの凹部に収容させるべく該無端ベルトの走行周期
が該把持部材の到来周期のn/m(但し、nおよびmは
整数)とされ、無端ベルトにn個の凹部を形成すること
が特徴とされる。
トナー像を形成する少なくとも2つのトナー記録ユニッ
トと、これらトナー記録ユニットに記録紙を順次通過さ
せてそこに異なった色の帯電トナー像を転写させるべく
該記録紙を把持部材によって機械的に把持して搬送する
記録紙搬送機構と、この記録紙搬送機構でもって記録紙
をトナー記録ユニット間で搬送する際に該記録紙を水平
に維持するための無端ベルトを具備し、この無端ベルト
には記録紙搬送機構の把持部材が該無端ベルト上を走行
する際に該把持部材を収容するようになった凹部が形成
されている。本発明によれば、そのようなカラー記録装
置において、無端ベルトの走行速度が記録紙搬送機構に
よる記録紙の搬送速度よりも遅くされ、把持部材を無端
ベルトの凹部に収容させるべく該無端ベルトの走行周期
が該把持部材の到来周期のn/m(但し、nおよびmは
整数)とされ、無端ベルトにn個の凹部を形成すること
が特徴とされる。
以上の構成から明らかなように、本発明によるカラー記
録装置にあっては、無端ベルトの走行速度が記録紙搬送
機構による記録紙の搬送速度よりも遅くされるので、記
録紙が無端ベルト上で保持されるでいるとき、記録紙は
無端ベルトの走行速度と配録紙搬送機構による記録紙の
搬送速度との速度差によって張力を受け、このため記録
紙の中央部が除電不足のために盛り上がったとしても、
その盛上がり部が平坦化されることになる。また、本発
明によるカラー記録装置においては、記録紙搬送機構の
把持部材を常に無端ベルトの凹部に収容させるべく該無
端ベルトの走行周期が該把持部材の到来周期のn/m(
但し、nおよびmは整数)とされ、無端ベルトにはn個
の凹部が形成されるので、該無端ベルトの周長を短くし
得るだけでなく、該無端ベルトの凹部への把持部材の収
容も常に保証され得ることになる。
録装置にあっては、無端ベルトの走行速度が記録紙搬送
機構による記録紙の搬送速度よりも遅くされるので、記
録紙が無端ベルト上で保持されるでいるとき、記録紙は
無端ベルトの走行速度と配録紙搬送機構による記録紙の
搬送速度との速度差によって張力を受け、このため記録
紙の中央部が除電不足のために盛り上がったとしても、
その盛上がり部が平坦化されることになる。また、本発
明によるカラー記録装置においては、記録紙搬送機構の
把持部材を常に無端ベルトの凹部に収容させるべく該無
端ベルトの走行周期が該把持部材の到来周期のn/m(
但し、nおよびmは整数)とされ、無端ベルトにはn個
の凹部が形成されるので、該無端ベルトの周長を短くし
得るだけでなく、該無端ベルトの凹部への把持部材の収
容も常に保証され得ることになる。
次に、添付図面の第1図を参照して、本発明によるカラ
ー記録装置の一実施例について説明する。
ー記録装置の一実施例について説明する。
本発明によるカラー記録装置は第2図ないし第5図に示
した従来のカラー言己録装置の無端保持ベルト組立体1
8に代えて第1図に示すような無端保持ベルト組立体2
0を用いることによって得られる。換言すれば、第2図
ないし第5図を参照して説明した記録紙搬送機構10な
らびにトナー記録ユニット16Y、16M、16Cおよ
び16には本発明によるカラー記録装置の構成要素とも
なり得るものである。したがって、それら構成要素の説
明は本発明によるカラー記録装置のものとして援用する
ことにする。
した従来のカラー言己録装置の無端保持ベルト組立体1
8に代えて第1図に示すような無端保持ベルト組立体2
0を用いることによって得られる。換言すれば、第2図
ないし第5図を参照して説明した記録紙搬送機構10な
らびにトナー記録ユニット16Y、16M、16Cおよ
び16には本発明によるカラー記録装置の構成要素とも
なり得るものである。したがって、それら構成要素の説
明は本発明によるカラー記録装置のものとして援用する
ことにする。
第1図に示す実施例では、3つの無端保持ベルト組立体
20が記録紙搬送機構10に組み込まれて、トナー記録
ユニット16Y、16M、16Cおよび16にのそれぞ
れの間に配置される。各無端保持ベルト組立体20は駆
動ブー’J20aと、従動プーリ20bと、これら両プ
ーリに掛は渡された無端ベルト2cとから構成され、そ
の無端ベルト20cには把持部材LOeを収容するよう
になった凹部20dが形成される。本発明によれば、無
端保持ベルト組立体20の無端ベルト’20Cの走行速
度は従来の場合のように記録紙の搬送速度と等しくされ
るのではなくそれよりも小さく、例えば2ないし3%の
程度で小さくされる。このため記録紙(第1図では参照
符号Pでしめされる)が無端保持ベルト組立体20の無
端ベルト2Oc上で保持されているとき、その速度差の
ために記録紙は張力を受け、その結果記録紙の中央部が
除電不足に起因して盛り上がったとしても、その盛上が
り部は平坦化されることになる。
20が記録紙搬送機構10に組み込まれて、トナー記録
ユニット16Y、16M、16Cおよび16にのそれぞ
れの間に配置される。各無端保持ベルト組立体20は駆
動ブー’J20aと、従動プーリ20bと、これら両プ
ーリに掛は渡された無端ベルト2cとから構成され、そ
の無端ベルト20cには把持部材LOeを収容するよう
になった凹部20dが形成される。本発明によれば、無
端保持ベルト組立体20の無端ベルト’20Cの走行速
度は従来の場合のように記録紙の搬送速度と等しくされ
るのではなくそれよりも小さく、例えば2ないし3%の
程度で小さくされる。このため記録紙(第1図では参照
符号Pでしめされる)が無端保持ベルト組立体20の無
端ベルト2Oc上で保持されているとき、その速度差の
ために記録紙は張力を受け、その結果記録紙の中央部が
除電不足に起因して盛り上がったとしても、その盛上が
り部は平坦化されることになる。
また、本発明においては、無端保持ベルト組立体20の
無端ベルト20Cの周長を短くして、無端保持ベルト組
立体20の全体をコンパクトに構成し、これにより記録
紙搬送機構lOの高さが低くされるが、記録紙搬送機構
10の把持部材10eが常に無端保持ベルト組立体20
の無端ベルト2OC内に収容され得るようにするために
、無端ベルト20Cの走行周期が記録紙搬送機構10の
把持部材10eの到来周期のn7mとなるようにされる
。但し、nおよびmは整数で、n<mとされ、無端保持
ベルト組立体20の無端ベルト20Cにはn個の凹部が
形成される。具体的に述べると、本実施例では、無端ベ
ルト20Cの走行周期は把持部材10eの到来周期の2
/3とされ、該無端ベルト20cには第1図に示すよう
に2つの凹部20dが形成され、このとき順次到来して
くる把持部材10eは各無端ベルト20cの2つの凹部
20dに交互収容されることになる。なお、無端ベルト
20cの走行速度と把持部材10eの走行速度との速度
差のために、把持部材10eは無端ベルト20Cの凹部
2Od内で該無端ベルト20Cに対して相対的に変位す
ることになるが、該凹部20dの巾が把持部材10eの
巾よりも該速度差に応じて広くされるので、把持部材1
0eは凹部20dの縁壁と干渉することなく走行するこ
とができる。
無端ベルト20Cの周長を短くして、無端保持ベルト組
立体20の全体をコンパクトに構成し、これにより記録
紙搬送機構lOの高さが低くされるが、記録紙搬送機構
10の把持部材10eが常に無端保持ベルト組立体20
の無端ベルト2OC内に収容され得るようにするために
、無端ベルト20Cの走行周期が記録紙搬送機構10の
把持部材10eの到来周期のn7mとなるようにされる
。但し、nおよびmは整数で、n<mとされ、無端保持
ベルト組立体20の無端ベルト20Cにはn個の凹部が
形成される。具体的に述べると、本実施例では、無端ベ
ルト20Cの走行周期は把持部材10eの到来周期の2
/3とされ、該無端ベルト20cには第1図に示すよう
に2つの凹部20dが形成され、このとき順次到来して
くる把持部材10eは各無端ベルト20cの2つの凹部
20dに交互収容されることになる。なお、無端ベルト
20cの走行速度と把持部材10eの走行速度との速度
差のために、把持部材10eは無端ベルト20Cの凹部
2Od内で該無端ベルト20Cに対して相対的に変位す
ることになるが、該凹部20dの巾が把持部材10eの
巾よりも該速度差に応じて広くされるので、把持部材1
0eは凹部20dの縁壁と干渉することなく走行するこ
とができる。
以上の記載から明らかなように、本発明によれば、無端
保持ベルト組立体の無端ベルトの走行速度と記録紙搬送
機構による記録紙の搬送速度との速度差によって記録紙
に張力を与えることが可能であり、このため記録紙の中
央部が除電不足のために盛り上がったとしても、その盛
上がり部が平坦化され、その結果色ずれの無い高品位の
カラー言己録を達成することができる。また、本発明に
よれば、無端保持ベルト組立体の無端ベルトの走行周期
を記録紙搬送機構の把持部材の到来周期に対して上述し
たような関係とされるので、無端保持ベルト組立体の全
体構成をコンパクト化することが可能である。
保持ベルト組立体の無端ベルトの走行速度と記録紙搬送
機構による記録紙の搬送速度との速度差によって記録紙
に張力を与えることが可能であり、このため記録紙の中
央部が除電不足のために盛り上がったとしても、その盛
上がり部が平坦化され、その結果色ずれの無い高品位の
カラー言己録を達成することができる。また、本発明に
よれば、無端保持ベルト組立体の無端ベルトの走行周期
を記録紙搬送機構の把持部材の到来周期に対して上述し
たような関係とされるので、無端保持ベルト組立体の全
体構成をコンパクト化することが可能である。
第1図は本発明によるカラー記録装置の要部を示す概略
図、第2図は従来のカラー記録装置の全体構成を示す概
略図、第3図は第2図のカラー記録装置の記録紙搬送機
構を示す部分斜視図、第4図は第3図の部分拡大斜視図
、第5図は従来のカラー記録装置の要部を示す概略図で
ある。 10・・・記録紙搬送機構、12・・・給紙部、14・
・・熱定着器14.16Y・16M・16C・16K・
・・トナー記録ユニット、20・・・無端保持ベルト組
立体、20a・・・駆動プーリ、20b・・・従動プー
リ、20c・・・無端ベルト、20d・・・凹部。
図、第2図は従来のカラー記録装置の全体構成を示す概
略図、第3図は第2図のカラー記録装置の記録紙搬送機
構を示す部分斜視図、第4図は第3図の部分拡大斜視図
、第5図は従来のカラー記録装置の要部を示す概略図で
ある。 10・・・記録紙搬送機構、12・・・給紙部、14・
・・熱定着器14.16Y・16M・16C・16K・
・・トナー記録ユニット、20・・・無端保持ベルト組
立体、20a・・・駆動プーリ、20b・・・従動プー
リ、20c・・・無端ベルト、20d・・・凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、互いに異なった色の帯電トナー像を形成する少なく
とも2つのトナー記録ユニット(16Y)16M、16
C、16K)と、これらトナー記録ユニットに記録紙を
順次通過させてそこに異なった色の帯電トナー像を転写
させるべく該記録紙を把持部材(10e)によって機械
的に把持して搬送する記録紙搬送機構(10)と、この
記録紙搬送機構でもって記録紙を前記トナー記録ユニッ
ト間で搬送する際に該記録紙を水平に維持するための無
端ベルト(20c)を具備し、この無端ベルトには前記
記録紙搬送機構の把持部材(10e)が該無端ベルト(
20c)上を走行する際に該把持部材(10e)を収容
するようになった凹部(20d)が形成されているカラ
ー記録装置において、 前記無端ベルト(20c)の走行速度が前記記録紙搬送
機構(10)による記録紙の搬送速度よりも遅くされ、
前記把持部材(10e)を前記無端ベルトの凹部(20
d)に収容させるべく該無端ベルトの走行周期が該把持
部材の到来周期のn/m(但し、nおよびmは整数)と
され、前記無端ベルトにはn個の凹部が形成されること
を特徴とするカラー記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060080A JPH03261974A (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | カラー記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060080A JPH03261974A (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | カラー記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03261974A true JPH03261974A (ja) | 1991-11-21 |
Family
ID=13131755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2060080A Pending JPH03261974A (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | カラー記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03261974A (ja) |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP2060080A patent/JPH03261974A/ja active Pending
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