JPH0326156Y2 - - Google Patents

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JPH0326156Y2
JPH0326156Y2 JP13715587U JP13715587U JPH0326156Y2 JP H0326156 Y2 JPH0326156 Y2 JP H0326156Y2 JP 13715587 U JP13715587 U JP 13715587U JP 13715587 U JP13715587 U JP 13715587U JP H0326156 Y2 JPH0326156 Y2 JP H0326156Y2
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stove
guard
stove body
packaging box
kerosene
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、石油ストーブの包装装置に係り、と
くに、燃焼筒に対するガードの包装箱への収納に
関する。
(従来の技術) 従来、反射形の石油ストーブは、ストーブ本体
内において、火皿上に載置された燃焼筒の背面に
反射板を設け、また、これと対向するストーブ本
体の前面開口部に線材から成る平面状のガードを
設け、さらに燃焼筒の上方にはやかん等を載置さ
せる通気孔を有する上皿を位置させている。さら
に、ストーブ本体の後面上部に温風を放出させる
ための送風機を突設したものもある。このような
石油ストーブでは、燃焼筒およびこの燃焼筒から
の燃焼熱、燃焼ガス、輻射熱等を受けるガードや
上皿等は、燃焼時はもちろん消火後もしばらくは
高温状態となつている。とくに、ガードや上皿は
ストーブ本体の外面に露出しているので、やけど
防止の点からは改良の余地がある。
また、このような石油ストーブでは、地震や何
かにぶつかつたりして転倒した場合、安全対策
上、定められた時間内に自動的に消火動作が完了
するように厳しく規制を受けている。
ところで、通常、燃焼筒は、火皿上に載置され
ているだけなので、転倒によるシヨツク等により
倒れた側に投げ出されることがある。そして、燃
焼筒は転倒時までの燃焼により高温になつている
ため、前述のように直ぐに消火動作が行なわれて
もしばらくの間は高温状態が継続する。ところ
が、ガードは平面状であるから、転倒方向がガー
ドを設けた前面側であれば、投げ出された燃焼筒
およびストーブ本体の上部の上皿が床面と近接し
て位置することになる。このため、投げ出された
燃焼筒がガードを通して床面と接触し、床をこが
したり、或いは毛足の長いカーペツト等と接触し
て火災を発生させるおそれがある。また、燃焼筒
だけに限らず、ストーブ本体の上部も排ガス経路
であるため高温になる。したがつて、転倒により
上皿などが直接床面上に接すると同様の問題点が
生じる。
そこで、ストーブ本体の高温になる前面上部に
直接触れられないように、かつ、燃焼中に転倒し
たときストーブ本体の前面上部および燃焼筒と床
面との間に充分な間隙が保持されるように、ガー
ドの上部をその下部よりも外方すなわち前方へ張
り出させるとともにストーブ本体よりも上方へ張
り出させることが考えられる。
ところが、このようにガードを張り出させた石
油ストーブを輸送等のために梱包する場合、スト
ーブ本体にガードを取付けたまま梱包しようとす
ると、ガードが張り出している分、包装箱が大型
になり、物流コストが上昇する。また、包装箱と
石油ストーブの上部との間に介在させる上部パツ
キンも大型にせざるを得ず、これによつてもコス
トが上昇する。さらに、とくにガードの上部が前
方へ張り出していることにより、上部パツキンで
ストーブ本体の上部前側を抑えることが難しくな
り、包装状態が不安定となる。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、従来の石油ストーブでは、ガー
ドが平面状になつていたため、転倒時における火
災の発生および火傷の危険性がある問題があつ
た、また、この問題点を解決するために、ガード
の上部を前方および上方へ張り出させた場合、ス
トーブ本体にガードを取付けたまま包装しようと
すると、包装箱が大型になつて、物流コストが上
昇するなどの問題が生じる。
本考案は、上述のような問題点を解決しようと
するもので、ガードを張り出させた石油ストーブ
を収納する包装箱を小型にでき、物流などのコス
トを低減できるとともに、とくにストーブ本体の
包装状態も安定したものにできる石油ストーブの
包装装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、石油ストーブが収納される包装箱を
備えた石油ストーブの包装装置であつて、かつ、
前記石油ストーブが、前面に開口部を有するスト
ーブ本体と、このストーブ本体内にその開口部と
対向して設けられた燃焼筒と、前記ストーブ本体
の後面上部に後方へ突出して設けられた送風機
と、前記ストーブ本体の開口部に着脱可能に設け
られたガードとを備え、このガードの上部をこの
ガードの下部より外方すなわち前方に張り出させ
るとともに前記ストーブ本体より上方に張り出さ
せてなるものにおいて、前記ストーブ本体から外
され上下前後逆にされた前記ガードを、このガー
ドの上部の張り出した部分が前記包装箱に収納さ
れた前記ストーブ本体の送風機の下方に位置する
状態で、前記ストーブ本体の後面と前記包装箱の
内面との間に収納可能としたものである。
(作用) 本考案の石油ストーブの包装装置では、ストー
ブ本体の前面の開口部に設けられたガードを外し
て、ストーブ本体を包装箱に収納するとともに、
ストーブ本体に対してガードを相対的に上下前後
逆にして、このガードの上部の前方へ張り出した
部分をストーブ本体の後面上部に突出した送風機
の下方に位置させながら、ガードをストーブ本体
の後面と包装箱の内面との間に収納する。
(実施例) 以下、本考案の石油ストーブの包装装置の一実
施例を図面を参照して説明する。
まず、石油ストーブ10について説明する。
第2図、第3図、第4図において、11はスト
ーブ本体で、前面に開口部を設けた函形状を成し
ており、置台12上に着脱自在に設置されてい
る。この置台12の前縁部にはセフテイベース1
3が前方に向つて突出形成されている。このセフ
テイベース13は、本体11が図示しない壁面と
一定の距離を保つためのものである。
前記本体11の内部下方には、図示しないが、
固定タンクやこれと一体の芯ガイドおよびバーナ
バスケツト、さらにこれらにより上下動可能に支
持された灯芯等が収納されている。このほか前記
本体11の内部側方には、固定タンク内に灯油等
の液体燃料を一定レベルを保つて順次供給するカ
ートリツジ式の燃料タンクも収納されている。
15は燃焼筒で、前述した芯ガイドやバーナバ
スケツトの上端部に構成された火皿上に載置され
ている。前記灯芯は、本体11の前面下部に設け
たダイヤル16を操作することにより、図示しな
い芯上下機構を介して上下方向に駆動されるもの
で、上昇時は前記燃焼筒15内の下部に突出す
る。燃焼筒15は、この灯芯により固定タンクか
ら毛管現象によつて供給される燃料を気化させ、
燃焼用空気とともに燃焼させる。
前記燃焼筒15の背面と対向して本体11内に
は、上面から見て円弧状を成す反射板17が設け
られている。また、このほか、第4図に示すよう
に、下面反射板18および上面反射板19が設け
られている。この下面反射板18はほぼ水平とな
つているが、上面反射板19は内部から前面の開
口部に向うに従つて高くなるように傾斜されてい
る。これら各反射板17,18,19により燃焼
筒15からの輻射熱は開口部に向つて反射され
る。なお、上面反射板19を設けたことにより、
燃焼時に本体11の上面板20自体が著しく高温
になることはない。
22はガードで、前記本体11の燃焼筒15と
対向する開口部に着脱開閉可能に設けられてい
る。このガード22は、開口部の両側方に位置す
る本体11の外周に沿つてたて方向に配設される
とともに本体11の上面前部にも沿うように折曲
された一対の線状のたて材23,23と、これら
一対のたて材23,23間に固設された複数の線
状の横材24とで構成されている。さらに、これ
ら横材24の長さ方向中間部にそれぞれ固着され
てたて方向の補強材25が設けられている。
前記複数の横材24のうち上部に位置するもの
は、外方すなわち前方に向つて張り出すように形
成されている。また、同横材24のうち本体11
の上面に沿うものは、上方に向つて張り出すよう
に形成されている。したがつて、ガード22の形
状は、その上部が下部よりも外方に張り出すとと
もに本体11よりも上方に張り出した形状となつ
ている。
さらに、前記ストーブ本体11の後面上部に
は、上面反射板19と上面板20との間に形成さ
れた送風路26を介して吹出口26aから温風を
放出させるための対流用の送風機27が後方へ突
出して設けられている。
上記石油ストーブ10の構成において、燃焼時
に燃焼筒15から生じる燃焼ガスは上面反射板1
9に沿つて前面開口部の上部から排出される。こ
のため開口部の上部は下部に比べて高温になる。
しかし、この部分は前方および上方に張り出した
ガード22の横材24により囲まれているので、
この部分に直接触れて火傷することを防止でき
る。
また、本体11が前方に転倒した場合、第5図
で示すように、燃焼筒15は火皿部から脱落し、
ガード22の内側に接する状態となる。しかし、
ガード22の上部が外方すなわち前方に向つて大
きく張り出しているので、燃焼筒15と床面との
距離H1および高温の開口部の上部と床面との距
離H2はともに充分大きくなる。したがつて、床
のこげつき等、火災に対する防止効果が向上す
る。なお、上記距離H1,H2はガード22の上部
張り出し寸法により容易に変えることが可能であ
り、発熱量等に合わせ簡単に調整できる。
つぎに、前記石油ストーブ10の包装装置を第
1図に基づいて説明する。
30は、前記石油ストーブ10が内部に1つず
つ収納される包装箱であり、この包装箱30は中
空な直方体状に形成されている。また、31は、
前記ストーブ本体11の下面部と包装箱30の下
側の内面との間に介在される下部パツキンであ
り、32は、前記ストーブ本体11の上面部と包
装箱30の上側の内面との間に介在される上部パ
ツキンである。
そうして、輸送等のための梱包時には、置台1
2およびガード22をストーブ本体11から外し
て、このストーブ本体11を包装箱30内に収納
する。すなわち、包装箱30内の下面に下部パツ
キン31を載せ、この下部パツキン31上にスト
ーブ本体11を載せ、このストーブ本体11の上
面全体を上部パツキン32により押えて包装す
る。
その際、ガード22をストーブ本体11に対し
て相対的に使用時の状態と上下前後逆にして、ス
トーブ本体11の上部の後方へ突出した送風機2
7の下方に、ガード22の使用時において上側に
位置し前方および上方へ張り出した部分22aが
位置するようにして、ストーブ本体11の後面に
ガード22を沿わせ、このガード22をストーブ
本体11とともに包装箱30に入れる。したがつ
て、ガード22は、ストーブ本体11の後面と包
装箱30の後側の内面との間に収納される。
なお、置台12は、図示していないが、包装箱
30内の残りの隙間に入れる。
上記構成によれば、ストーブ本体11の開口部
に張り出した部分22aを有するガード22を取
付けたまま包装する構造とした場合に比べ、ガー
ド22のストーブ本体11から上方への突出量だ
け、包装箱30の高さを小さくできる。また、ス
トーブ本体11の後方へ突出した送風機27の下
方にガード22の前方へ張り出した部分22aが
位置するので、包装箱30の前後方向の長さも小
さくできる。こうして、包装容量が縮小され、包
装箱30を小型化できるので、コストダウンでき
る。
たとえば、トラツク、コンテナ等に詰めたと
き、ガード22を取付けたまま包装する構造とし
た場合には、3台積しかできないのに対して、本
実施例の場合は、4段積みで天地に包装効率よく
隙間なく詰めることができ、単純に約33%のコス
トダウンになる。
また、本実施例の構成によれば、上部パツキン
32も小さくできるが、これもコストダウンにつ
ながる。さらに、上部パツキン32がストーブ本
体11の上面全体を押えるので、包装状態も安定
する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、上部が下部より外方へ張り出
すとともにストーブ本体より上方へ張り出したガ
ードをストーブ本体から外して上下前後逆にし、
ガードの張り出した部分をストーブ本体の後面上
部から後方へ突出した送風機の下方に位置させ
て、ガードをストーブ本体の後面とこのストーブ
本体を収納した包装箱の内面との間に収納するの
で、包装箱内において送風機の下方に生じる空間
部を有効に利用できるとともに、取付け時におけ
るガードの張り出し量に応じて包装箱を大きくす
る必要がなく、包装箱を小型にでき、したがつ
て、物流などのコストを低減できるとともに、包
装状態も安定したものにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の石油ストーブの包装装置の一
実施例を示す断面図、第2図、第3図、第4図は
その石油ストーブの平面図、正面図、側面図、第
5図はその石油ストーブの転倒状態を示す側面図
である。 10……石油ストーブ、11……ストーブ本
体、15……燃焼筒、22……ガード、22a…
…張り出した部分、27……送風機、30……包
装箱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 石油ストーブが収納される包装箱を備えた石油
    ストーブの包装装置において、 前記石油ストーブは、前面に開口部を有するス
    トーブ本体と、このストーブ本体内にその開口部
    と対向して設けられた燃焼筒と、前記ストーブ本
    体の後面上部に後方へ突出して設けられた送風機
    と、前記ストーブ本体の開口部に着脱可能に設け
    られたガードとを備え、このガードの上部をこの
    ガードの下部より外方に張り出させるとともに前
    記ストーブ本体より上方に張り出させてなり、 前記ストーブ本体から外され上下前後逆にされ
    た前記ガードを、このガードの上部の張り出した
    部分が前記包装箱に収納された前記ストーブ本体
    の送風機の下方に位置する状態で、前記ストーブ
    本体の後面と前記包装箱の内面との間に収納可能
    としたことを特徴とする石油ストーブの包装装
    置。
JP13715587U 1987-09-08 1987-09-08 Expired JPH0326156Y2 (ja)

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JP13715587U JPH0326156Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08

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JP13715587U JPH0326156Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08

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JPS6397690U JPS6397690U (ja) 1988-06-24
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