JPH03261065A - 金属蒸気放電灯用発光源およびその製造方法 - Google Patents
金属蒸気放電灯用発光源およびその製造方法Info
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- JPH03261065A JPH03261065A JP5735890A JP5735890A JPH03261065A JP H03261065 A JPH03261065 A JP H03261065A JP 5735890 A JP5735890 A JP 5735890A JP 5735890 A JP5735890 A JP 5735890A JP H03261065 A JPH03261065 A JP H03261065A
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Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は金属蒸気放電灯用発光源およびその製造方法に
関するものである。
関するものである。
（従来の技術）
従来、石英製発光管の両端もしくは片端に電極を封着し
、内部に水銀時には希ガスと共に金属ハロゲン化物を封
入した金属蒸気放電灯の中には、ＳｃおよびＮａのハロ
ゲン化物、特にヨウ化物で封入した５ｃ−Ｎａ系放電灯
が広く使用されている。この放電灯内に金属ハロゲン化
物を封入する方法としては、ｌ）発光管内に直接ＳｃＩ
３． ＮａＩ各金属ハロゲン化物の粉末を封入する。２
）ＳｃＩｉとＮａＩとの混合物を溶融し共晶物として造
粒した粒状物を封入する（ ＵＳＰ３，９４８．７９３
参照）。３）発光管内で５ｃ２０ａおよび還元性金属ま
たは金属Ｓｃを点灯後ＨｇＩと反応させて５ｃＩｓを生
成させる。４）水素脆化させた金属Ｓｃ扮粉体金属Ｗの
粉体を混合し真空中で加熱処理後粉体のまま発光管内に
封入し、金属Ｓｃを点灯後ＨｇＩと反応させる（特開平
ｌ−１４０５３７参照）。等が知られている。
、内部に水銀時には希ガスと共に金属ハロゲン化物を封
入した金属蒸気放電灯の中には、ＳｃおよびＮａのハロ
ゲン化物、特にヨウ化物で封入した５ｃ−Ｎａ系放電灯
が広く使用されている。この放電灯内に金属ハロゲン化
物を封入する方法としては、ｌ）発光管内に直接ＳｃＩ
３． ＮａＩ各金属ハロゲン化物の粉末を封入する。２
）ＳｃＩｉとＮａＩとの混合物を溶融し共晶物として造
粒した粒状物を封入する（ ＵＳＰ３，９４８．７９３
参照）。３）発光管内で５ｃ２０ａおよび還元性金属ま
たは金属Ｓｃを点灯後ＨｇＩと反応させて５ｃＩｓを生
成させる。４）水素脆化させた金属Ｓｃ扮粉体金属Ｗの
粉体を混合し真空中で加熱処理後粉体のまま発光管内に
封入し、金属Ｓｃを点灯後ＨｇＩと反応させる（特開平
ｌ−１４０５３７参照）。等が知られている。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、１）および２）の方法では金属ハロゲン
化物が吸湿性が強く、加水分解し易い物質なのでその取
扱いには細心の注意を要し、例えば、重量０．１ｍｇ以
下程度の粒子を精度良く量産するには高度な技術を要す
る。３）の方法は、５Ｃ２０３から酸素が発生する危険
性があり、発光管の黒化につながり、５Ｃ２０３の量お
よび反応の制御が難しい。
化物が吸湿性が強く、加水分解し易い物質なのでその取
扱いには細心の注意を要し、例えば、重量０．１ｍｇ以
下程度の粒子を精度良く量産するには高度な技術を要す
る。３）の方法は、５Ｃ２０３から酸素が発生する危険
性があり、発光管の黒化につながり、５Ｃ２０３の量お
よび反応の制御が難しい。
金属Ｓｃにしても量の制御が難しい。さらに４）の方法
では封入までの前処理工程が長く、粉体は静電気を帯び
易いので封入作業が困難であり、管内での反応制御も難
しいので量産向きでない。等不利、欠点が多い。
では封入までの前処理工程が長く、粉体は静電気を帯び
易いので封入作業が困難であり、管内での反応制御も難
しいので量産向きでない。等不利、欠点が多い。
従って、本発明の課題はこれらの不利、欠点を解決し、
危険性がなく、取扱が容易で、量産性のある金属蒸気放
電灯用発光源を提供することにある。
危険性がなく、取扱が容易で、量産性のある金属蒸気放
電灯用発光源を提供することにある。
（課題を解決するための手段）
本発明者等は上記課題を解決するために、発光源として
の金属ハロゲン化物をまとまりよく一定量を放電管内に
封入し、しかも精度良く、量産化可能な方式を種々検討
した結果、本発明に到達したもので、その要旨とすると
ころは、 発光管内に金属ハロゲン化物を封入してなる金属蒸気放
電灯用発光源が、金属ハロゲン化物を両端が開放された
石英またはセラミックス製の細管内部に充填してなるこ
とを特徴とする金属蒸気放電灯用発光源および不活性ガ
ス雰囲気下、金属ハロゲン化物を溶融し、この溶融塩浴
中に両端開放石英またはセラミックス製の細管の一端を
直立浸漬して金属ハロゲン化物溶融塩を充填し、冷却後
この細管を所望の長さに切断することを特徴とする金属
蒸気放電灯用発光源の製造方法にある。
の金属ハロゲン化物をまとまりよく一定量を放電管内に
封入し、しかも精度良く、量産化可能な方式を種々検討
した結果、本発明に到達したもので、その要旨とすると
ころは、 発光管内に金属ハロゲン化物を封入してなる金属蒸気放
電灯用発光源が、金属ハロゲン化物を両端が開放された
石英またはセラミックス製の細管内部に充填してなるこ
とを特徴とする金属蒸気放電灯用発光源および不活性ガ
ス雰囲気下、金属ハロゲン化物を溶融し、この溶融塩浴
中に両端開放石英またはセラミックス製の細管の一端を
直立浸漬して金属ハロゲン化物溶融塩を充填し、冷却後
この細管を所望の長さに切断することを特徴とする金属
蒸気放電灯用発光源の製造方法にある。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は金属ハロゲン化物を発光源とする金属蒸気放電
灯用発光源に関するもので、一定微量の金属ハロゲン化
物を精度良く、自動的に放電灯内に充填するために、金
属ハロゲン化物に対して耐食性の高い石英またはセラミ
ックス金属製の両端が開放された細管内に充填し、次い
でこの細管を放電灯内に封入するものである。放電灯内
に封入された細管は、垂直点灯管の場合は、下部電極の
根本に位置し、その他の点灯方向では管球の中央部付近
に位置するが、拡がった粉体と異なり遮光の原因とはな
らない。また、管球内面に管球材と同質の石英係止部を
予め作っておけば、自由な位置に細管を溶着固定するこ
ともできて、発光が安定化し、遮光部の全くない放電灯
とすることができる。
灯用発光源に関するもので、一定微量の金属ハロゲン化
物を精度良く、自動的に放電灯内に充填するために、金
属ハロゲン化物に対して耐食性の高い石英またはセラミ
ックス金属製の両端が開放された細管内に充填し、次い
でこの細管を放電灯内に封入するものである。放電灯内
に封入された細管は、垂直点灯管の場合は、下部電極の
根本に位置し、その他の点灯方向では管球の中央部付近
に位置するが、拡がった粉体と異なり遮光の原因とはな
らない。また、管球内面に管球材と同質の石英係止部を
予め作っておけば、自由な位置に細管を溶着固定するこ
ともできて、発光が安定化し、遮光部の全くない放電灯
とすることができる。
発光に寄与する金属ハロゲン化物としては、通常使用さ
れている５ｃｌａ、Ｎａ１． ＬｎＩｓ （Ｌｎはラン
タン系元素を表す）等を例示することができる。
れている５ｃｌａ、Ｎａ１． ＬｎＩｓ （Ｌｎはラン
タン系元素を表す）等を例示することができる。
金属ハロゲン化物を充填する細管の材質は、金属ハロゲ
ン化物に対して高い耐食性を有することが必要で、石英
、合成石英、およびジルコニア等が例示される。
ン化物に対して高い耐食性を有することが必要で、石英
、合成石英、およびジルコニア等が例示される。
このハロゲン化物充填細管の製造方法としては、金属ハ
ロゲン化物が非常に吸湿性が高く加水分解し易いため、
全工程を乾燥不活性ガス雰囲気下で行なうことが好まし
く、更には脱酸素ガスとするのが良い。所定の金属ハロ
ゲン化物粉体を石英るつぼに秤取し、融点以上に加熱し
て溶融する。次に、両端開放石英またはセラミックス製
細管の一端をこの溶融塩浴中に垂直に立て毛細管現象に
より溶融塩を細管中に上昇させる。細管が充填されたら
冷却し、所定の長さに切断すれば細管発光源が出来上が
る。
ロゲン化物が非常に吸湿性が高く加水分解し易いため、
全工程を乾燥不活性ガス雰囲気下で行なうことが好まし
く、更には脱酸素ガスとするのが良い。所定の金属ハロ
ゲン化物粉体を石英るつぼに秤取し、融点以上に加熱し
て溶融する。次に、両端開放石英またはセラミックス製
細管の一端をこの溶融塩浴中に垂直に立て毛細管現象に
より溶融塩を細管中に上昇させる。細管が充填されたら
冷却し、所定の長さに切断すれば細管発光源が出来上が
る。
以下、本発明の具体的態様を実施例を挙げて説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
、本発明はこれらに限定されるものではない。
（実施例）
水分および酸素が共に１０ｐｐｍ以下のＡｒガス雰囲気
下、石英るつぼ中で５ｃＩ３２０．Ｏｇｒ、とＮａＩ
２１．１ｇｒとを混合し、６００°Ｃにて溶融する。こ
の溶融塩に内径０．２ｍｍ 、外径１．０ｍｍの石英製
両端開放細管の一端を浸漬し、毛細管現象により溶融塩
を細管内に充填した。この石英管を冷却し、１０ｍｍの
長さに切断して発光源とした。次いで、この細管発光源
を入力４００Ｗの放電灯に封入し点灯したところ光束、
色温度共に優れ、始動特性も良いものであった。
下、石英るつぼ中で５ｃＩ３２０．Ｏｇｒ、とＮａＩ
２１．１ｇｒとを混合し、６００°Ｃにて溶融する。こ
の溶融塩に内径０．２ｍｍ 、外径１．０ｍｍの石英製
両端開放細管の一端を浸漬し、毛細管現象により溶融塩
を細管内に充填した。この石英管を冷却し、１０ｍｍの
長さに切断して発光源とした。次いで、この細管発光源
を入力４００Ｗの放電灯に封入し点灯したところ光束、
色温度共に優れ、始動特性も良いものであった。
（発明の効果）
本発明は金属ハロゲン化物を石英またはセラミックス製
細管に充填した発光源を金属蒸気放電灯の発光源とする
もので、光束、色温度共に優れ、始動特性も良好であり
、製造方法は封入量制御も精度良く、単純な工程で量産
可能であり、放電灯への封入も容易で自動化できるため
、実用上その利用価値は極めて高い。
細管に充填した発光源を金属蒸気放電灯の発光源とする
もので、光束、色温度共に優れ、始動特性も良好であり
、製造方法は封入量制御も精度良く、単純な工程で量産
可能であり、放電灯への封入も容易で自動化できるため
、実用上その利用価値は極めて高い。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、発光管内に金属ハロゲン化物を封入してなる金属蒸
気放電灯用発光源が、金属ハロゲン化物を両端が開放さ
れた石英またはセラミックス製の細管内部に充填してな
ることを特徴とする金属蒸気放電灯用発光源。 ２、不活性ガス雰囲気下、金属ハロゲン化物を溶融し、
この溶融塩浴中に両端開放石英またはセラミックス製細
管の一端を直立浸漬して金属ハロゲン化物溶融塩を充填
し、冷却後、この細管を所望の長さに切断することを特
徴とする金属蒸気放電灯用発光源の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5735890A JPH03261065A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 金属蒸気放電灯用発光源およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5735890A JPH03261065A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 金属蒸気放電灯用発光源およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03261065A true JPH03261065A (ja) | 1991-11-20 |
Family
ID=13053357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5735890A Pending JPH03261065A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 金属蒸気放電灯用発光源およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03261065A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6602813B2 (en) * | 1997-04-25 | 2003-08-05 | Kyocera Corporation | Electrostatic removing member having semiconductive zirconia sintered body |
-
1990
- 1990-03-08 JP JP5735890A patent/JPH03261065A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6602813B2 (en) * | 1997-04-25 | 2003-08-05 | Kyocera Corporation | Electrostatic removing member having semiconductive zirconia sintered body |
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