JPH0326096Y2 - - Google Patents

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JPH0326096Y2
JPH0326096Y2 JP10622586U JP10622586U JPH0326096Y2 JP H0326096 Y2 JPH0326096 Y2 JP H0326096Y2 JP 10622586 U JP10622586 U JP 10622586U JP 10622586 U JP10622586 U JP 10622586U JP H0326096 Y2 JPH0326096 Y2 JP H0326096Y2
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plate
piece
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bottom plate
locking
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一枚の紙から形成された二重底を有
する紙容器に関するものである。
(従来の技術) 従来一枚の紙から形成された多角形紙容器がデ
コレーシヨンアイスクリーム等の容器あるいはホ
ツトケーキ等の調理容器として使用されている
(実公昭61−3776号など)。又、一枚の紙から形成
される正多角形の紙容器で用途を特定していない
ものも知られている(実公昭56−4577号、実開昭
59−43321号など)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら従来の一枚の紙から形成された多
角形紙容器は何れも底が一重なので、この紙容器
を例えば調理容器として電子レンジで使用する場
合、食品は紙容器の底を介して電子レンジの加熱
室の底壁に直かに接することになり、電子レンジ
内で放射されるマイクロ波が金属壁に反射されて
生じる電界強度の強弱のむらを受け易く、食品の
加熱加工が不均一になる不都合があつた。
本考案は以上の問題点を解決するためになされ
たもので、本考案の目的とする処は、特に電子レ
ンジで調理容器として使用されて好適な一枚の紙
から形成された二重底を有する紙容器を提供する
にある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は、底板1
を正多角形に形成し、 側板2a,2bの底板1寄りで底板1の角部に
対応する少なくとも3箇所に、側板2a,2bの
高さ方向に間隔をおいた2つの切れ目6a,6b
により係止片7a,7b,7cを形成するととも
に、前記側板2a,2bに蓋板係止用の切れ目9
を形成し、 前記蓋板10の外周部全周にミシン目11を入
れて切り取り自在の底片12と、該底片12の外
側の枠体13とを形成し、 前記枠体13に差し込み片14を連設し、 前記側板2a,2bを底板1に対して起立させ
て胴部2を形成し、 前記胴部2から内方に前記係止片7a,7b,
7cを突出させ、 前記差し込み片14を前記蓋板係止用の切れ目
9に差し込み、前記胴部2上に前記蓋板10から
底片12を切り取つて形成した枠体13を取り付
け、 前記蓋板10から切り取つた前記底片12を前
記係止片7a,7b,7c上に載置し、前記底板
1と底片12とで二重底を形成したものである。
(作用) 上記手段によれば、蓋板10から切り取つた底
片12を側板2a,2bの底板1寄りに形成した
係止片7a,7b,7cに載置して二重底を形成
する。従つて例えば底片12の上に食品を載せて
電子レンジで調理すれば満遍なく食品が加熱加工
される。
(実施例) 次に本考案の好適実施例を添付した図面に基づ
き詳述する。
第1図は本考案の紙容器の展開図を示し、正六
角形に形成された底板1の対向する2辺1a,1
bには折り目を介してそれぞれ側板2a,2bが
連設され、底板1の他の4辺1c,1d,1e,
1fには折り目を介して底板1と側板2a,2b
を糊付けする糊付片3a,3b,3c,3dが連
設されている。
側板2a,2bは組立時に紙容器の上部断面積
が下部断面積よりも大きくなるように弧状に形成
された上縁4a,4cを下縁4b,4dよりも長
く形成する。側板2bの両端には側板2a,2b
同士を糊付するための糊付片5a,5bが折り目
を介して設けられている。又、底板1の各角部か
ら側板2a,2bの下部にかけて高さ方向に折り
目6…を入れて、組立時に組立て易くする。更に
側板2a,2bの底板1寄りで底板1の角部に対
応する少なくとも3箇所に、側板2a,2bの高
さ方向に間隔をおいた2つの切れ目7a,7bに
よつて係止片8a,8b,8cが形成される。更
に又、側板2bの上縁4c近傍の2箇所に側板2
bの横手方向に蓋板係止用の切れ目9…を入れ
る。
折り目10aを介して側板2aに連設される蓋
板10は円形に形成され、蓋板10の外周部全周
に蓋板10と同心円をなすミシン目11を入れて
内側に切り取り自在の底片12が形成され、外側
に枠体13が形成される。枠体13の外縁13a
には2つの差し込み片14…が設けられている。
次に本考案の紙容器の組立てについて説明す
る。
第2図は本考案の紙容器の組立てた状態を示す
斜視図、第3図は同じく蓋体を開いた状態を示す
斜視図である。
底板1に対して2枚の側板2a,2bを起立さ
せ、糊付片5a,5bによつて側板2a,2b同
士を結合して胴部2を形成する。又、糊付片3
a,3b,3c,3dによつて底板1と胴部2を
結合して上方に開放状の容器本体20を形成す
る。更に容器本体20の上部には折り目10aを
介して連設された蓋板10が蓋体15を形成す
る。
胴部2の底板1寄りの角部に3箇所設けられ、
胴部2の高さ方向に間隔をおいた2つの切れ目6
a,6bを胴部2の内方に突出させて係止片7
a,7b,7cを形成する。この係止片7a,7
b,7c上に蓋板10から切り取つた円板状の底
片12を載置して、底板1と底片12とで二重底
を形成する。又、枠体13に形成された2つの差
し込み片14…を胴部2の上縁4c近傍に設けら
れた切れ目9…に差し込み、胴部2上に枠体13
を取り付ける。
以上のようにして組立てられた本考案の紙容器
は第4図に示すように、係止片7a,7b,7c
上に載置された底片12に例えばポツプコーン、
その他加熱調理を必要とする食品を乗せ、枠体1
3を胴部2に取り付けて電子レンジ(図示せず)
に入れ、調理容器として使用される。
(考案の効果) 以上詳述したように本願考案によれば、蓋板か
ら切り取つた底片を胴部の底板寄りに設けられた
係止片に載置して二重底としたので、例えば、こ
の上にポツプコーンその他加熱加工を必要とする
食品を乗せて電子レンジに入れれば、電子レンジ
内の金属壁に反射されるマイクロ波が食品に満遍
なく当り、食品加熱の不均一が起こらず、食品の
調理むらが生せず、電子レンジ用調理容器として
好適である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適実施例を示すもので、第1
図は本考案の紙容器の展開図、第2図は同組立て
斜視図、第3図は同じく蓋体を開いた状態を示す
斜視図、第4図は同じく蓋体から切り取つた底片
を係止片に載置し枠体を側板に取り付けた状態を
示す斜視図である。 尚、図面において1は底板、2は胴部、2a,
2bは側板、6a,6bは切れ目、7a,7b,
7cは係止片、9は蓋板係止用の切れ目、10は
蓋板、11はミシン目、12は底片、13は枠
体、14は差し込み片、15は蓋体、20は容器
本体である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 底板と、該底板に折り目を介して連設された側
    板と、該側板に折り目を介して連設された蓋板と
    からなる一枚の紙を設け、前記側板を底板に対し
    て起立させて胴部を形成し、該胴部と底板とで上
    方に開放状の容器本体を形成し、前記蓋板を該容
    器本体上部の蓋体とした紙容器において、 前記底板を正多角形に形成し、 前記側板の前記底板寄りで底板の角部に対応す
    る少なくとも3箇所に、側板の高さ方向に間隔を
    おいた2つの切り目により係止片を形成するとと
    もに、前記側板に蓋板係止用の切れ目を形成し、 前記蓋板の外周部全周にミシン目を入れて切り
    取り自在な底片と、該底片の外側の枠体とを形成
    し、 前記枠体に差し込み片を連設し、 前記側板を底板に対して起立させて胴部を形成
    し、 前記胴部から内方に前記係止片を突出させ、 前記差し込み片を前記蓋板係止用の切れ目に差
    し込み、前記胴部上に前記蓋板から前記底片を切
    り取つて形成した枠体を取り付け、 前記ミシン目から切り取つた前記底片を前記係
    止片上に載置し、前記底板と底片とで二重底を形
    成したことを特徴とする紙容器。
JP10622586U 1986-07-09 1986-07-09 Expired JPH0326096Y2 (ja)

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JP10622586U JPH0326096Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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JP10622586U JPH0326096Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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JPS6311311U JPS6311311U (ja) 1988-01-25
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