JPH03260874A - 形状モデル変換装置およびその方法 - Google Patents

形状モデル変換装置およびその方法

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JPH03260874A
JPH03260874A JP2058038A JP5803890A JPH03260874A JP H03260874 A JPH03260874 A JP H03260874A JP 2058038 A JP2058038 A JP 2058038A JP 5803890 A JP5803890 A JP 5803890A JP H03260874 A JPH03260874 A JP H03260874A
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shape model
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、2次元あるいは3次元の形状を入力して形状
を作威し、作成された形状を他の形状モデルに変換する
ことが可能な形状モデル変換装置およびその方法に関す
る。
(従来の技術) 従来、有限要素法(FEM)による振動解析や応力解析
、また、機構解析のような解析プログラムを用いて解析
を実行する目的で、2次元ないし3次元の形状を計算機
に入力して、FEMメツシュなどのような解析モデルを
生成するプログラムが使用されている。
特に、機械部品などでは、軸対象部品や2次元図形を掃
引した形状などが多く用いられており、これらの部品に
ついては効率良く解析モデルを生成する目的で、3次元
形状を2次元形状に投影し、この図形に対して2次元の
FEMメツシュを生成し、これを3次元に再度掃引して
最終的なFEMメツシュを生成する場合が多い。
また、2次元ないし3次元形状を計算機等に人力および
表現するために、ワイヤーフレームモデル(Wlref
rame model)、サーフェスモデル(Surf
ace model)、ソリッドモデル(Solid 
model)といった形状モデルが利用されきた。ここ
で、ワイヤーフレームモデルとは、形状を稜線のるで針
金細工的に表現する方法であり、サーフェスモデルとは
、3次元形状をその面の集りとして表現する方法である
。また、ソリッドモデルとは、3次元形状を立体の内部
、外部の区別まで含めて計算機内に表現する手法であり
、面とそれらの接続関係を、稜線と面の関係、稜線と点
の関係などで表現し、面がどのようにつながって立体の
表面を形成しているかを表現し、また同時に面の方程式
、稜線の方程式、点の座標などの情報を付加して、各面
のどちら側が立体の内部であるかを記述することにより
、3次元立体を表現する方法が知られている。
ただし、これらの手法は、立体の形状を正しく計算機内
部に表現することを目的としており、すなわち、入力さ
れた形状の最終形状をのみを記憶しており、その形状が
どうようにして定義されたかの情報は記憶されていない
(発明が解決しようとする課題) 前記したように、計算機によって有限要素法(FEM)
による振動解析や応力解析、また、機構解析のような解
析プログラムを用いて解析を実行するためには、解析モ
デルを生成する必要がある、このようなプログラムでは
、ユーザが解析モデルの生成手順などを計画し、細かく
指定をしながら解析モデルを生成する必要があり、また
、設計作業などにおいて形状を変更するたびに解析モデ
ルを再度定義しなおす必要があり、効率的でなかった。
また、前記したように効率的にFEMメツシュのような
解析モデルを生成するためには、3次元形状を2次元形
状に投影する必要があるが、3次元形状を2次元に投影
した場合には、3次元形状において隣接関係になかった
面同士が側面の面を消去することによって隣接関係にな
ったりして、位相的なつながりの構造が大きく変化する
。また、2次元のメツシュを再び3次元に掃引する際に
、どのメツシュをどこまで掃引すべきかを記憶しなけれ
ばならず、オペレータの介在なくして3次元形状に戻す
ことが不可能であった。
本発明は、上記した課題を解決する目的でなされ、形状
モデルの生、成手順、および修正された形状に対応する
形状モデルを効率的に生成することができ、また、3次
元形状から2次元投影形状を効率的に生成することがで
きる形状モデル変換装置およびその方法を提供しようと
するものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 前記した課題を解決するために本発明は、2次元あるい
は3次元の形状を入力して形状を作威し、作成された形
状を他の形状モデルに変換することが可能な形状モデル
変換装置において、2次元あるいは3次元の形状を入力
して形状を作成する際に実行した形状操作の内容と、前
記形状操作の順序とを形状入力履歴として記憶する形状
人力履歴記憶手段と、作成される形状に応じて適切な形
状モデル変換手順を記憶している形状モデル変換手順ラ
イブラリとを具備した形状モデル変換支援装置を有し、
前記形状操作履歴記憶手段に記憶されている内容と前記
形状モデル変換手順ライブラリに記憶されている内容と
を参照して、人力された形状に対して適切な形状モデル
変換手順を生成することを特徴としている。
また、本発明は、2次元あるいは3次元の形状を人力し
て形状を作成し、作成された形状を他の形状モデルに変
換することが可能な形状モデル変換装置において、入力
された3次元の形状を2次元投影形状に生成する際に、
消去される側面形状を検出する側面形状要素検出手段と
、該側面形状要素検出手段で検出された形状要素を消去
する側面形状要素消去手段とを具備した2次元モデル生
成装置を有し、前記側面形状要素消去手段による側面形
状要素の消去は、形状モデルの位相操作オペレータを起
動することによって実行されることを特徴としている。
また、本発明は、2次元あるいは3次元の形状を入力し
て形状を作成し、作成された形状を他の形状モデルに変
換することが可能な形状モデル変換装置において、入力
された形状を他の形状モデルに変換する際に実行された
操作手段を形状モデル変換履歴として記憶する形状モデ
ル変換履歴記憶手段を具備した形状モデル再構成装置を
有し、入力された形状を修正した際に、前記形状モデル
変換履歴記憶手段に記憶されている内容を参照して修正
された形状のモデル変換を実行することを特徴としてい
る。
また、本発明に係る形状モデル変換方法は、2次元ある
いは3次元の形状を入力して形状を作成し、作成された
形状を他の形状モデルに変換することが可能な形状モデ
ル変換装置において、2次元ないし3次元の形状を入力
して形状を作成する際に実行した形状操作の内容と、前
記形状操作の順序とを形状人力履歴として記憶すると共
に、作成される形状に応じた適切な形状モデル変換手順
を予め記憶しておき、前記入力履歴と予め記憶している
適切な形状モデル変換手順とを参照して、入力された形
状に対して適切な形状モデル変換手順を生成することを
特徴としている。
また、本発明に係る形状モデル変換方法は、2次元ある
いは3次元の形状を入力して形状を作成し、作成された
形状を他の形状モデルに変換することが可能な形状モデ
ル変換装置において、入力された3次元の形状を2次元
投影形状に生成する際に、消去される側面形状を形状モ
デルの位相操作オペレータを起動して順次消去すること
を特徴としている。
また、本発明に係る形状モデル変換方法は、2次元ある
いは3次元の形状を入力して形状を作成し、作成された
形状を他の形状モデルに変換することが可能な形状モデ
ル変換装置において、入力された形状を他の形状モデル
に変換する際に実行された操作手順を形状モデル変換履
歴として記憶し、入力された形状を修正した際に、前記
記憶している操作手順に基づいて修正された形状のモデ
ル変換を実行することを特徴としている。
(作用) 上記のように構成された形状モデル変換装置および形状
モデル変換方法によれば、以下のような作用が得られる
入力された形状を作成する際に実行した形状操作の内容
と形状操作の順序とを記憶した形状入力履歴と、予め記
憶している適切な形状モデル変換手順とを参照すること
により、人力された形状に対して適切な形状モデル変換
手順を自動的に生成することができる。
また、入力された3次元の形状を2次元投影形状に生成
する際に、消去される側面形状を、形状モデルの位相操
作オペレータを用いて隣接関係などの位相情報を保存し
ながら順次消去して、自動的に2次元投影形状に変換す
ることができる。
また、入力された形状を修正する際に、人力された形状
を他の形状モデルに変換する際に実行された操作手順を
参照して、修正された形状のモデル変換を自動的に実行
することができる。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明に係る形状モデル変換装置の概略構成
を示す機能ブロック図である。尚、本実施例では、形状
モデル変換の例として有限要素法による解析に必要なF
EMメツシュの生成を考える。
この形状モデル変換装置1は、キーボードやマウス等の
入力装置2、形状モデル変換支援装置(形状モデル変換
支援手段)3.2次元モデル生成装置(2次元モデル生
成手段)4、形状モデル再構成装置(形状モデル再構成
手段)5、FEMメツシュ生成部6、デイスプレィ等の
表示装置7、外部ファイル8から構成されている。
形状モデル変換支援装置3は入力装置2、コマンド解釈
部9、形状モデル変換手順生成部10、形状入力履歴記
憶部11、形状記憶部12、形状モデル変換手順ライブ
ラリ13とから威り、2次元モデル生成装置4は形状記
憶部12、側面形状要素検出部14、側面形状要素消去
部15、形状操作部16とから成り、形状モデル再構成
装置5は入力袋[2、コマンド解釈部9、形状記憶部1
2、形状モデル再構成部17、形状モデル変換操作記憶
部18、FEMメツシュ生成部6とから底っている。ま
た、FEMメツシュ生威生成は形状記憶部12、側面形
状要素検出部14、側面形状要素消去部15、形状操作
部16.3次元メツシュ分割部19.2次元メツシュ分
割部20.2次元メツシュ掃引部21とから成っている
。尚、コマンド解釈部9乃至2次元メツシュ掃引部21
は、汎用コンピュータ、パソコンあるいはラップトツブ
コンピュータ等の計算機を構成する演算装置22内にハ
ードウェアあるいはソフトウェアとして設けられている
次に、前記した形状モデル変換支援装置(形状モデル変
換支援手段)3.2次元モデル生成装置(2次元モデル
生成手段)4、形状モデル再構成装置(形状モデル再構
成手段)5について順次説明する。
(A)形状モデル変換支援装置 形状モデル変換支援装置3は、前記したようにキーボー
ドやマウス等の入力装置2と、入力装置2から人力され
るコマンドなどを解釈するソフトウェアなどから成るコ
マンド解釈部つと、形状モデル変換手順生成部10と、
形状人力履歴記憶部11と、形状記憶部12と、形状モ
デル変換手順ライブラリ13から構成されている(第2
図参照)形状人力履歴記憶部11は、入力される形状デ
ータを記憶するRAM等の内部メモリおよびそして必要
により外部ファイルから構成され、オペレータが形状を
作成する際の作図の内容(形状データ等)および順序等
の入力履歴を記憶する。
そして、本実施例では形状入力履歴記憶部11には、例
えば、第3図(h)に示すような機械部品30の形状操
作の内容とそれらの順番(第3図(Jl)〜(h))を
記憶している、この場合第3図(a)〜(e)に示すよ
うに先ず2次元の形状を定義し、その図形を第3図(f
)〜(h)に示すように垂直方向に掃引して最終的な形
状(第3図(h))を生成する。
尚、前記した機械部品等の2次元ないし3次元の形状は
、例えば、本願本発明者が先に特許出願した特願平1−
331002号に記載されている方法によって作成する
ことができ、この形状情報はすでに形状モデル変換支援
装置3にすでに入力されている。
形状記憶部12は、後述する非多様体幾何モデルのため
のラジアルエツジ構造を用いたソフトウェア・プログラ
ムで構成されているか、あるいは形状専用のRAM等の
内部メモリと必要により外部ファイル等で構成されてお
り、入力された形状情報を記憶する。そして、必要に応
じてこの形状情報は表示装置7あるいは外部ファイル8
に出力される。尚、形状記憶部12は、2次元モデル生
成装置4、形状モデル再構成装置5、FEMメツシュ生
成生成化6ける形状情報も記憶し、必要に応じて表示装
置7あるいは外部ファイル8に出力される。
形状モデル変換手順ライブラリ13は、前記した機械部
品30等の2次元ないし3次元の形状のFEMメツシュ
生成についての適切な手順(方法)を記憶している。即
ち、形状モデル変換手順ライブラリ13は、下記の表1
に示すような条件部とそれに対応する手順部から成り、
必要に応じて形状入力履歴記憶部11の内容、形状記憶
部12の内容を参照して、条件部が満足された場合に対
応する手順を生成することによって、適切な形状モデル
変換手順が生成される。
また、この条件部はそれぞれ独立して適用される場合だ
けでなく、多くの場合複合して用いられる。例えば、2
紬方向掃引操作によって生成された形状について面取り
生成操作を実行して最終形状をつくった場合、そのま−
まではxy平面への平行投影はできないが、面取り消去
後であればxy平面への投影が可能であるので、これら
の複合手順が生成される。
(以下余白) 表1 本発明に係る形状モデル変換支援装置3は上記のように
構成されており、入力装置2から入力されるコマンドを
コマンド解釈部9で解釈し、形状モデル変換支援となれ
ば形状モデル変換手順生成部10が起動される。形状モ
デル変換手順生成部10は、すでに入力されている2次
元ないし3次元の形状がどのような操作手順によって作
成されたかを形状入力履歴記憶部11から読出し、形状
人力履歴記憶部11から読出した情報と、前記した適切
な形状モデル手順を記憶した形状モデル変換手順ライブ
ラリ13の内容とを参照して、入力された形状に対して
適切な形状モデル変換手順を生成する。
そして、本実施例では形状モデル変換手順ライブラリ1
3には、例えば2次元図形を用いて2次元FEMメツシ
ュを生成し、この2次元メツシュを掃引して3次元ソリ
ッド要素から成る3次元メツシュを生成するという手順
が記憶されている。
この手順情報は、形状入力履歴記憶部11に記憶されて
いる情報から抽出された形状の構造と゛照らし合わせる
ことにより参照され、第3図に示した機械部品30の形
状については、2次元メツシュを掃引して3次元ソリッ
ド要素から成る3次元FEMメツシュを生成するという
形状モデル変換手順が適当であることをFEMメツシュ
生成生成化6力する。
また、前記した以外にも軸対称形状の場合は、断面形状
を軸回りに掃引して形状を定義する場合が多く、この時
も2次元メツシュを軸回りに掃引して3次元ソリッド要
素から成る3次元FEMメツシュを生成するという形状
モデル変換手順が適当であることをFEMメツシュ生成
生成化6力する。更に、形状の内側、面取りなどの細か
な部分形状は、これを生成するのに用いたコマンドから
抽出し、これらの部分形状を削除してからFEMメツシ
ュを生成するという手順を生成する。
このように、形状モデル変換手順ライブラリ13には、
様々なFEMメツシュ生成手順がそれを適用するのに適
した形状を関連させて記憶してあり、入力された形状に
即したFEMメツシュ生成手順が自動的に生成される。
第4図は、前記述べた形状モデル変換支援装置3による
形状モデル変換手順の生成を示すフローチャートであり
、この中で変換手順(方法)が実行可能かどうかのチエ
ツクは、形状記憶部12を参照しながら自動的に実行さ
れる。例えば平行投影を行う場合には、後述する側面形
状要素がすべて投影方向ベクトルと平行である必要があ
り、このチエツクは形状記憶部12の内容を読出すこと
により自動的に実行される。
(B)2次元モデル生成装置 2次元モデル生成装置4は、前記したように形状記憶部
12、側面形状要素検出部15、後述する位相操作オペ
レータを実行する非多様体幾何モデルのためのラジアル
エツジ構造を用いたソフトウェアから成る形状操作部1
6から構成されている(第5図参照)。
側面形状要素検出部14は、形状モデル変換支援装置3
から3次元の形状を入力して、この3次元形状の平行な
いしは回転投影2次元形状を生成する際に、消去される
側面形状を検出する。例えば、あるベクトルを与えて平
行投影を行う場合には、以下のようにして実現できる。
即ち、face(面)については、面の法線ベクトル等
を参照することにより消去すべき側面faceを識別で
きる。
また、平面の場合には、面の法線ベクトルが与えられた
ベクトルと垂直なものを検出すればよく、円筒面の場合
には、中心軸を示すベクトルが与えられたベクトルと平
行なものを検出すればよい。
側面形状要素消去部15は、側面形状要素検出部14で
検出された側面形状要素を消去する。前記した側面形状
要素の消去は、後述する形状モデルの位相操作オペレー
タを実行するソフトウェアによって実現できる。
形状記憶部12は、後述するラジアルエツジ構造と呼ば
れるデータ構造に基づき、側面形状要素検出部14、側
面形状要素消去部15における形状情報を記憶する。
形状操作部16は、形状記憶部12に記憶されている形
状の変更を行う目的、あるいは新たに形状を作成する目
的のために、例えば後述するソフトウェアによる図形関
数(ライブラリ)群として定義される。
また、形状記憶部12、形状操作部16はFEMメツシ
ュ生成生成化6EMメツシュを生成する際にも利用され
、FEMメツシュ情報も形状記憶部12に記憶される。
また、2次元モデル生成装置4は、FEMメツシュ生成
生成化6成要素の一部であり、FEMメツシュ生成生成
化6れらの構成要素以外に、3次元形状を4面体に直接
分割する公知の方法を実行する3次元メツシュ分割部1
つと、2次元メツシュを3次元メツシュに分割する公知
の方法を実行する2次元メツシュ分割部20と、2次元
メツシュを3次元メツシュに掃引する2次元メツシュ掃
引部21を有している。
そして、本実施例では2次元モデル生成装置4は、3次
元形状例えば第6図(a)に示すようなL字形の部材4
0から2次元投影形状を生成する場合、投影によって消
去されるべき側面のface(面)al、a2.a3 
 (裏側にも2つの消去されるfaceが有る)とed
ge (稜線)bl、b2.bs、b4.bs  (裏
側にも1つの消去されるedgeがある)を側面形状要
素検出部14によって検出し、これらの側面形状要素消
去部15によって順次消去して行く。
次に、前記側面形状要素消去部15による3次元形状例
えばL形状の部材40を2次元投影形状に生成する手順
を第6図(、a)〜(m)を参照して説明する。尚、各
消去過程における位相操作オペレータについては後述す
る。
先ず、消去すべき側面のedge bl 、  b2 
、  b3 、  b4 、 b5 (edge b、
、に対応する裏側のedgeも含む)を位相操作M−K
ZEVを用いて順次消去する(第6図(a)〜(e))
。位相操作M−KZEVにより各edgebl、b2.
b3.b4゜b5の両端は、それぞれ1つの点になる。
モしてfecealの上辺と下辺とでvertexの数
が異なる場合には、位相操作M−SPLIT−EDGE
M−MEFを適用し、更(:l:M−KZEVを適用す
ることによって、第5図(e)の位相状態から第6図(
h)に示すような位相状態に変更する。更に、face
alに対応する裏側のraceも同様の位相操作を行う
ことにより第6図(i)に示すような位相状態になる。
そして、第6図(i)の位相状態から位相操作M−KE
Fを用いて消去すべき側面のface (斜線部分)を
順次消去して2次元投影形状を生成する(第6図(i)
〜(m))。
このように、前記した位相操作オペレータにより、3次
元形状時(第6図(a))においては隣接関係になかっ
たface Aとface Bが2次元投影形状(第6
図(m))においては隣接関係になるということを、別
の付加情報を用いることなく容易に得ることができる。
また、3次元形状例えば第6図(a)に示すようなL形
状の部材40から2次元投影形状を生成する際に、予め
face A、  face Bの各edge bb2
.b3.b4.b5上における高さ情報を形状記憶部1
2に記憶しておくことにより、生成された2次元投影形
状を用いて2次元メツシュ生成を実行した後、この2次
元メツシュを掃引してソリッド要素とする際に、どこま
で掃引すればよいかという情報を容易に得ることができ
る。
第7図は、FEMメツシュ生成生成化6ける3次元メツ
シュの操作手順を示したフローチャートであり、前記し
たように側面形状要素検出部14によって3次元形状の
側面face、側面edgeを検出し、側面形状要素消
去部15によって前記側面faee、側面edgeを消
去して2次元投影形状を生成する(ステップSTI、5
T2)。そして、2次元メツシュ分割部20で、前記2
次元投影形状を2次元メツシュに分割する(ステップ5
T3)。この分割は、すでに公知の方法によって実行す
ることができ2る。その後、2次元メツシュ掃引部21
で前記2次元メツシュを3次元メツシュに掃引する(ス
テップ5T4)。このようにして生成された3次元メツ
シュ情報は形状記憶部12に記憶されており、必要に応
じて表示装置7あるいは外部ファイル8に出力される。
第8図は、前記した各装置によりある機械部品(第3図
で(h)で示した機械部品30)のFEMメツシュを生
成して振動解析を実行し固有振動モードを求めた結果を
示す説明図である。
この図に示すように、入力された3次元形状(図では第
3図(h)に示した機械部品30)に即したFEMメツ
シュ生成手順を形状モデル変換支援袋!3で自動的に生
成して(第8図(a))、2次元モデル生成装置4でそ
の2次元投影形状を生成する。そして、この2次元投影
形状をFEMメツシュ生成生成型6次元メツシュに分割
した後(18図(b))、この2次元メツシュを3次元
メツシュに掃引して3次元ソリッド要素から威る3次元
FEMメツシュを生成しく第8図(C))、振動M析を
実行して固有振動モードを求めることができる(第8図
(d))。
(C)形状モデル再構成装置 形状モデル再構成装置5は、前記したようにコマンド解
釈部9、形状記憶部12、形状モデル再構成部17、形
状モデル変換操作記憶部18から構成されている(第9
図参照)。
形状モデル変換操作記憶部18は、前記したFEMメツ
シュ生成生成型6成されるメツシュ生成の操作履歴を記
憶する(FEMメツシュ生成生成型6ツシュ生成の操作
手順は、例えば前記したように実行される)。形状記憶
部12には、前記したように入力された形状情報が記憶
される。
本発明に係る形状モデル再構成袋[5は、第10図に示
したフローチャートに示すように、入力装置2から入力
されるコマンドをコマンド解釈部9で解釈し、形状モデ
ル再構成となれば形状モデル再構成部17が起動される
。そして、形状モデル再構成部17は、形状記憶部12
に記憶されている形状が修正された場合に、FEMメツ
シュ生成生成型6に生成されたメツシュがどのような操
作手順によって作成されたかを形状モデル変換操作記憶
部18から読出し、FEMメツシュ生成生成型6動して
前に実行したメツシュ生成操作によって修正された形状
に応じたメツシュを自動的に生成する。
そして、本実施例においては形状モデル再構成装置5に
は、例えば第11図(a)〜(c)に示した3次元FE
Mメツシュ生成の操作手順が記憶されている。この場合
も第8図に示した操作手順と同様に、3次元形状から2
次元投影形状を作成した後に2次元FEMメツシュを生
成しく第11図(a)、(b)) 、この2次元F E
 M、メツシュを掃引して3次元ソリッド要素から成る
3次元FEMメツシュを生成する(第11図(C))。
この時、メツシュの最大サイズが指定され、均等なメツ
シュが生成されている。そして、1311図(Ji)に
示した形状が第11図(e)に示す形状(第11図(a
)の形状を高さ方向に肉厚を厚くした形状)に変更され
た場合、第11図(a)〜(d)で実行された操作手順
が形状モデル再構成装置5によって自動的に実行される
(jlf!11図(e)〜(g))。
第11図で示した形状変更では、メツシュの最大サイズ
が指定されているので、形状変更前(第11図(C))
は3層のメツシュであったのが形状変更後(第11図(
g))は4層のメツシュに自動的に変更されているのが
わかる。また、第11図(d)、(h)は、それぞれ形
状の変更前と変更後において振動解析を実行し固有振動
モードを求めた結果を示している。
このように、形状モデル再構成装置5によって入力され
た形状を修正した場合、前に実行した操作手順を実行し
て自動的に修正された形状のモデル変換を行うことがで
きる。
次に前記した形状記憶部12、形状操作部16等を構成
(ソフトウェアとして構成)する非多様体幾何モデルの
ためのラジアルエツジ構造(Topological 
5tructures for Geoietrlc 
Modeling”。
Kevln Weller、 Ph、 D Thesl
s、 Ren5selaer Po1ytechinl
c 1nst1ture、 198B)について説明す
る。
非多様体幾何モデルでは、面、稜線、頂点などの形状要
素とそれらの接続関係により立体の境界を表現し、これ
により3次元立体を表現する。形状要素は、面や稜線な
どの接続関係を表現するための位相情報(トポロジ)に
関連する形状要素と、面の方程式や頂点の位置など実際
の形状を表現するための幾何情報(ジオメトリ)に関連
する形状要素に分類される。
ラジアルエツジ構造では、形状要素として以下のものを
用意する。
トポロジ関連: model、 reglon、 5h
ell、 face−use、1oop−use、 e
dge−use。
vertex−use ジオメトリ関連: face、 1oop、 edge
、 vertexこれら形状要素の階層関係を第12図
に示す。
形状モデルはこの階層関係にもとづくネットワークとし
て表され、例えば、稜線の名前を指定してその両端点の
座標値を求めるというような情報の検索の際には、必要
に応じて上位の形状要素や下位の形状要素にネットワー
クをたどってデータを得ることになる。このように形状
要素の接続関係を階層的にネットワークとして表現する
ためのものが、トポロジに関連する形状要素である。こ
のため、例えば1つの頂点について考えた場合でも、そ
の頂点の位置を示すジオメトリ(頂点の座標値)に関連
する形状要素のvertexは1つだけであるが、他の
edgeとの接続関係などを示すトポロジに関連する形
状要素であるvertex−useは、この1つの頂点
に集まるすべてのedgeとの関係をネットワークとし
て表現するために、複数存在する場合がある。
これは、稜線についてのfaceとface−useの
関係、面についてのedgeとedge−useの関係
についても同様である。以下ではそれぞれの形状要素の
定義を述べると同時に、実際の形状との対応関係を、正
四面体の例で説明する。
vertex、 vertex−useは頂点を表す概
念である。
vertexは頂点の座標を持ち、vertex−us
eはedge−useなどとの関係を示すトポロジの情
報を持つ。
1つの頂点に対しては1つのvertexが存在し、そ
のvertexに対して、そこに集まる稜線の数だけv
ertex−useが存在する。正四面体の頂点では、
1つの頂点に1つのvertexと、そのvertex
を参照する3つのvertex−useが存在する。さ
らに、各vertex−useはedge−useと互
いにポインタで参照しあっており、これにより頂点と稜
線の接続関係が表現される。(第12図におけるedg
e−useとvertex−useの実線の関係)。
edge、 edge−useは稜線を表す概念である
。edgeは稜線の形状を決める情報を持ち、edge
−useはトポロジの情報を持つ。一般には、1つの稜
線について1つのedgeと、その稜線に接続する面の
数だけのedge−useが存在する。正四面体のよう
な場合では、1つの稜線に2つの面がつながっているの
で、1つのedgeと2つのedge−useが存在す
る。
edge−useは面の境界を示す1oop−useと
いう形状要素とポインタで参照しあっており、これによ
り、面の境界とその構成要素の稜線の関係が表現される
(第12図における1oop−useとedg−use
の実線の関係)。ただし、ワイヤーフレームの場合は面
の概念がないので、後述する5hel lとポインタで
参照しあっている(第12図における5hellとed
ge−useの破線の関係)。
1oopと1oop−useは面の境界を表す概念であ
り、連続した稜線によって形成される輪郭線である。
穴のない面については境界は1つだが、穴がある場合は
、境界が複数になる。ここで1oopは境界そのものに
対応し、1oop−useは上位のfaceや下位のe
dgeとの接続関係を表現するのに用いられる。正四面
体のような場合には、1つの境界に1つの1oopと1
つの1oop−useが存在するが、サーフェスのよう
に表裏がある場合には、1つの境界に1つの1oopと
表裏で合計2つの1oop−useが存在する。
1oop−useには上位の面の概念であるrace−
useが存在する。1oop−useは上位の面の概念
であるfae−useとポインタで参照しあっている(
第12図におけるface−useと1oop−use
の実線の関係)。
face、 face−useは面を表す概念である。
faCeは面そのものを表す概念であり、幾何学的な形
状を定めるのに必要な情報(面の方程式など)を持つ。
face−useは面の位相的な接続関係を表現するた
めの形状要素で、1つのraceについて1つないしは
2つのface−useが存在する。正四面体のような
場合は、1つのfaceについて1つのface−us
eが存在するが、サーフェスのように表裏がある場合に
は、表裏それぞれにface−useが存在し、結果と
して1つのraceに1つのface−useが存在す
ることになる。
face−useは、複数の面によって形成される閉境
界面を表す概念である5hellという形状要素とポイ
ンタで参照しあっている(第12図におけるshel1
とface−useの実線の関係)。
5hel lは表面ないし境界面を表す概念で、複数の
faceによって張られる閉じた面である。正四面体で
は4つの面が1つの閉じた面を形状し、それによって正
四面体の内側の領域と外側の領域に分割されるので、こ
れらに4つのfaceおよびface−useが5he
l lを形成する。サーフェスの場合はその内側に領域
は存在しないが、疑似的に一般に立体(ソリッド)が縮
退したものと考えることができるので、表裏のf’1c
e−useが5hellを形成する。
ワイヤーフレームの場合には、このような境界面を考え
ることはできないが、表現の都合上、互いにつながった
線の集合を5hellとして考える。
regionは5hellの上位概念であり、5hel
 lによって区切られる3次元空間における領域の概念
を表す。一般に立体の外側の領域を表す1つのregl
onと、5hellの内部を表す複数のregionが
存在する。正四面体が1つある場合には正四面体の内部
と外部の2つのregionが存在することになる。た
だ、ワイヤーフレームは分類に困るので、立体の外側の
領域を表すreg ionにワイヤーフレームを含める
。つまり、立体の外側の領域でワイヤーフレームを含む
1つのregionと5hellの内部を表す複数のr
egionが存在することになる。
modelは形状モデルの最上位の概念で、以上で述べ
たすべてのregionを含むもので、すべての形状要
素へのアクセスの出発点となる。一般には1つの形状モ
デルについて1つのmodelが存在するが、形状生成
の過程など場合によっては、複数の立体が1つのmod
elの中に存在しうる。正四面体が1つある場合、正四
面体が1つのmodelによって参照され、このmod
elが形状データを表現するネットワークの入口となる
。そのため、正四面体のデータが必要な場合には、先ず
このmodelからネットワークをたどり始める。
以上で述べた形状要素の階層構造および接続関係をまと
めると、以下のようにワイヤーフレームの場合とサーフ
ェス、ソリッドの場合の2つに大別される。
CI>ワイヤーフレームの場合 ワイヤーフレームの場合には、reglon、 5he
ll。
edge−use、 vertex−useといった階
層構造になる。
点が空間内で独立した存在する場合は、点が1つでワイ
ヤーフレームであると考えて、5hellがverte
x−useを直接指し、vertex−useがver
texを指す(第13図参照)。線分が存在する場合に
は、連続した線分が集まって5hel lを形成し5h
el lはこれらのedge−useを持つ。edge
−useはedgeと両端のvertex−useを持
ち、verteyニーuseはvertexを指′す(
第14図参照)。vertexは自分を参照しているv
ertex−useのすべての情報をもっているので1
あるvertexにつながっているすべてのedgeを
求めるには、vertexからすべてのvertex−
useを求め、さらにそれを参照しているedge−u
seをたどっていけばよい。
(II)サーフェス、ソリッドの場合 サーフェス、ソリッドの場合には、region・5h
el l 、 raCe−use、 1oop−use
、edge−use 、 vertex−useの順に
階層構造をなす(第15図参照)。ただし、特別な場合
として、ふうせん状の面に点が1つだけ存在する場合(
faceだけがあって、その上にvertexもedg
eもないような状況は許さない)には、vertex−
use 1つが境界を形成すると考え、1oop−us
eがvertex−useを直接指す(第16図参照)
以上で述べたようにラジアルエツジ構造では、サーフェ
スをソリッドが縮退したものと考え、サーフェス、ソリ
ッドをほぼ同時に扱っている。
サーフェスとソリッドを区別し、かつ接続関係を正しく
表現するためにさらにmate関係とradial関係
という2つの概念を導入する。
■ate関係は、サーフェスの表と裏のface−us
eのような場合に用いる。この1ate関係はface
−useとedge−useに関し、2つのトポロジに
関する形状要素が表と裏の関係にある場合に相手の形状
要素を指すように定義される。face−useの■a
te関係により他のface−useが参照されている
場合には、その面はサーフェスを表し、mate関係が
何も参照していなければその面はソリッドの面を表す。
radial関係は、稜線を介して隣接する面をたどる
ためのデータ構造で、edge−useについて、稜線
を軸とした場合の回転方向について隣りあうedge−
useを参照するように定義される。一般の立体(ソリ
ッド)では、1つの稜線について左右2つの面しか存在
しないが、1つの軸に羽根のようにいくつもの面がつい
ている場合には、1つの稜線について多くの面が存在し
、その順序関係が不明確になる。このような場合には、
1つの面からedge−useのradial関係をた
どって次々に隣の面を求め、面の順序を決定する。
ここでは、おもに位相情報に関する形状要素の形成する
データ構造について、例を使ってさらに説明する。
第17図は、2つのサーフェス(fl、f2)が1つの
稜線を介してつながっている状態である。
2つの面を稜線するedgeには4つのedge−u5
e (eul、eu2.eu3.eu4)があり、それ
ぞれ■ate関係、radial関係で互いに参照して
いる。
他のedgeには、2つのedge−useがあり、こ
れらedge−useは図には示していないが、互いに
−ate関係で参照しあっている。第18図は、3つの
サーフェス(fl、f2.f3)が1つの稜線(edg
e:el)を介してつながっている状態について、−中
心の軸まわりのデータ構造を示したものである。このよ
うに3つ以上のfaceが1つの軸に存在する場合には
、rediBI関係をたどらないと、fl、f2゜f3
という、これらfaceの順序関係は分らない。
第19図は、正方形の面の場合について1oop−us
e、 edge−use、 vertex−useの関
係を示したものである@1oop−use: 1 u 
1は、自分に属するedge−use: eul、eu
4.eu3.eu2を反時計回りの順序でもっている。
各edge−useは、この図に示すようにverte
x−use (v u l 、  v u 2.  v
 u 3゜vu4)を参照しているので、edge−u
seを順にたどれば輪郭線にそってvertexやve
rtex−useが順に求まる。
第20図は、1つの点(Vl)に5つの稜線が集まって
いるようなワイヤーフレームのデータ構造を示している
。ワイヤーフレームの場合には、点に集まる稜線の順次
関係を決めることは難しいので、radlal関係のよ
うな概念はない。vertex :vlは、5つのve
rtex−use (v u l 、 v u 2. 
 vu3.vu4.vu5)を参照しておりここから5
つのedge−use(e u 1.  e u 2.
  e u 3.  e u4、eu5)をたどること
ができる。
また、形状モデル(形状要素)には、点・稜線・面など
の形状要素間の位相情報を操作するために位相操作オペ
レータ(詳細は後述する)が用意されている。そして、
形状操作は、形状要素間の位相的な関係の変更と、それ
ぞれの形状要素の幾何形状の設定(面の方程式や点の座
標などの設定)によって実現されるので、位相操作オペ
レータと幾何形状の計算を行う関数群を用意すれば、形
状モデルの核となる部分ができたことになる。また、位
相操作オペレータには、それぞれについて逆オペレータ
を定義することが可能で、逆操作を適用することにより
、その操作を実行する前の状態にもどることができる。
ラジアル・エツジ構造に基づく非多様体幾何モデルでは
、ワイヤーフレーム、サーフェス、ソリッドを統合的に
扱うため、位相操作オペレータも多岐にわたり、これら
は一般オペレータ(General 0perator
) 、非多様体オペレータ(Non−Manif。
Id 0perator)、多様体オペレータ(Man
if’old 0perator)の3つの大別されて
いる。ここで、一般オペレータは主に形状生成の初期段
階において共通に用いられるオペレータ、非多様体オペ
レータは、ワイヤーフレームやワイヤーフレームとサー
フェス、ソリッド間の変換に関するオペレータ、多様体
オペレータは多様体に関するオペレータであり、ソリッ
ドモデルにおけるオイラーオペレータと基本的には同じ
である。
第21図、第22図、第23図は、それぞれ−般オペレ
ータ、非多様体オペレータ、多様体オペレータの機能を
概念的に示した図である。以下、Gで始まるオペレータ
は一般オペレータ、Nで始まるオペレータは非多様体オ
ペレータ、Mで始まるオペレータは多様体オペレータで
ある。
G −M M R(Make Model Regio
n)G−KMR(Kill Model Reglon
)G−MMRは全く何もない状態からmodel  (
形状要素間の関数検索の入口となる形状要素)と、必ず
存在する立体の外部およびワイヤーフレームを表すre
g tonを生成し、godelのIDとreglon
のIDを返す。G−KMRはこのオペレータの逆のオペ
レータである。
G −M S V (Make 5hell Vert
ex)G −K S V (Klll 5hell V
ertex)G−MSVはregionを受取り、mo
del とreg lonのみが存在する状態から、点
を1つ生成し、5he11のIDA vertexのI
Dを返す(第21図(a))。
この点は分類からいえばワイヤーフレームのverte
xである。この状態では、3次元空間全体を表す「eg
lonに5hellが1つ存在し、その5hel lは
ただ1つのvertex−useを持つ。G−KSvは
G−MSVの逆オペレータである(第21図(a))。
G −M RS F L (Make Region 
5hell Pace Loop)G −K RS F
 L (K111 Reglon 5Hell Pac
e Loop)G−MRSFLは独立点から、ふうせん
状のfaceにそのvertexが1つだけあるような
位相状態を生成する(jlii21図(b))。このオ
ペレータはvertexの印とmodel のIDを受
取り、reglonの10゜5hellの10. fa
crの10を返す。このときには、faceの内部を表
す新しいregionが生成され、位相的サーフェス、
ソリッドの状態になる。ソリッドモデルで形状をつくる
のと同じような形状操作をする場合には、まずこのオペ
レータで位相的にサーフェス、ソリッドの状態にし、多
様体オペレータを用いて形状操作を行う。G−KR5F
LはG−MRSFLの逆オペレータである(第21図(
b))。
N −N E (Make Edge)N −K E 
(K111 Edge)N−MEは2つのvertex
のIDを受取り、ソノ間を結ぶワイヤーフレームのed
geを生成し、そのedgeのIDを返す(第22図C
L>)、N−KEはこの逆オペレータである(第22図
(a))。
N −M E V (Make Edge Verte
x)N −K E Y (K111 Edge Ver
tex)N−MEVはvewrtexのIDを受取り、
その点から新しく枝状のedgeを生成し、そのedg
eのIDおよび反対側の端点のvertexの10を返
す(第22図(b))。N−KEYはこの逆オペレータ
である(第22図(b))。
N−3PLIT−EDGE N−JOIN−EDGE N−SPLIT−EDGEはワイヤーフレームのedg
eを受取り、これを新しいvertexで2つのedg
eに分割する(第22図(c))、N−JOIN−ED
GEは、1つのvertexを消して2つのedgeを
1つにする(第22図(C))。
N −M F (Make Face)N −M F 
−S (Make Face)N −K F (K11
1 Face)N−MF、N−MF−8はedgeの1
0を外側から見て反時計回りになるような順番のリスト
で受取り、新しく faceを生成し、そのfaceの
IDを返す−(第22図(d))。これら2つのオペレ
ータは略同じ機能であるが、新しく生成されるface
によって箱に蓋がされるような場合には、N−MFは内
部に空胴のあるサーフェスの立体を、N−NF−5は内
部のつまったソリッドの立体を生成する。
N−MF−Sは内部的には、まず、N−MFで内部に空
胴のあるサーフェスの立体を生成し、次に内部の空胴の
5ehllを削除しているのみである。
N−KFはこれらのオペレータの逆オペレータであり、
edgeのIDのリストのほかにN−KFの逆オペレー
タがN−MFであるかN−MF−8であるかのフラグを
返す(第22図(d))。このオペレータは、もし内部
に5hellがなければ、内部に空胴の5hel lを
生成し、N−MFの逆オペレーションを実行する。
M −M E F (Make Edge Face)
M −K E F (Kill Edge Face)
M−MEFは同一面上のある2つの頂点を指定し、それ
らを結ぶ稜線を生成して面を2つに分割するオペレータ
である(*23図(a))。M−KEFはM−MEFの
逆オペレータであり、稜線を指定して、その両側の面を
1つにするオペレータである(第23図(a))。
M −M Z E V (Make Zero−1eh
gth Edge Vertex)M −K Z E 
V (Kill  Zero−1ength Edge
 Vertex)M−Z E Vは複数の稜線が集まっ
ている頂点を指定し、その頂点を2つに分割してその間
に稜線(分類の都合からこの稜線をZero−1eng
th Edgeと呼ぶ)を張るオペレータ(第23図(
b) ) 、M−KZEVは稜線を指定して両端点を1
つにするオペレータである(第23図(b))。
M −M V L (Make Vertex Loo
p)M −K V L (KIII Vertex L
oop)M−MVLは指定されたはfaceの上に新し
く1つvertexを生成する。Face上の孤立点は
1点で10opを構成する(第23図(C))、M−K
VLはf’ace上の孤立点を消去する(第23図(C
))。
M −M E V (Make Edge Verte
x)M −K E V (kill Edge Ver
tex)M−MEVは指定されたfaceの上に指定さ
れたvertexから新しく edgeをのばし新しく
端点のverteNを生成する(第23図(d))、M
−KEYはその逆操作を実行する(第23図(d))。
M −M E K L (Make Edge  K1
1l  Loop)M −K E M L (Kill
  Edge Make Loop)M−MEKLは1
つのfaceに属し、かつ異なるHoopに属す2つの
vertexを新しく edgeで結び、2つの1oo
pを1つの100pにする(第23図(e)。
M−KEMLはこの逆操作である(第23図(e))。
M −K F MRH(Kill Face Make
 Rlng Hole)M−M F K RH(Mak
e Pace K11l Rlng Hole)M−K
FMRHはめくら穴を貫通穴に変換する操作を行う(第
23図(f))。即ち、めくら穴の底のf aceを消
去し、このf’aceの境界となっていた1oopを貫
通穴が通るfaceの穴の輪郭を表す1oopとする。
底のfaceが逆に穴の輪郭となるのでめくら穴が貫通
穴に変換されることになる。M−MFKERBはrac
eを生成して貫通穴をめくら穴に変換する(第23図(
f))。
M−5PLET−EDGE MIOIN−EDGE M−SPLET−EDGEはワイヤーフレームでないe
dgeを受取り、これを新しいvertexで2つのe
dgeに分割する(第23図(g))、M−JOIN−
EDGEは、1つのvertexを消して2つのedg
eを1つにする(第23図(g))。
[発明の効果] 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように本発明
によれば、入力された形状を作成する際に実行した形状
操作の内容と形状操作の順序とを記憶した形状入力履歴
と、予め記憶している適切な形状モデル変換手順とを参
照して、入力された形状に対し適切な形状モデル変換手
順を自動的に生成することができるので、形状モデルの
作成を効率的に行うことができる。
また、入力された3次元の形状を2次元投影形状に生成
する際に、消去される側面形状を形状モデルの位相操作
オペレータを用いて隣接関係などの位相情報を保存しな
がら順次消去することができるので、効率的に2次元投
影形状を生成することができ、且つ3次元形状における
面(face)や稜線(e d g e)といった形状
要素が2次元投影形状に変換されても記憶されているの
で、2次元投影形状を掃引して再び3次元形状を自動的
に生成することができる。
また、入力された形状を修正した際に、人力された形状
を他のモデルに変換する際の操作手順を参照して、修正
された形状のモデル変換を自動的に実行することができ
るので、入力された形状を修正した場合でも効率的に修
正された形状のモデル変換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る形状モデル変換装置の概略構成
を示すブロック、第2図は同形状モデル変換装置の形状
モデル変換支援装置の概略構成を示すブロック図、第3
図はある機械部品の形状入力手順の概略を示す説明図、
第4図は、形状モデル変換支援装置の形状モデル変換支
援方法を示すフローチャート、第5図は、本発明に係る
形状モデル変換装置の2次元モデル生成装置の概略構成
を示すブロック図、第6図は、3次元形状(L字形の部
材)を2次元投影形状へ変換する際の変換手順を示す説
明図、第7図はFEMメツシュ生成部におけるFEMメ
ツシュの生成手順を示すフローチャート、第8図は、あ
る機械部品についてFEMメツシュを生成して振動解析
を実行し、固有振動モードを求めた結果を示す図、第9
図は、本発明に係る形状モデル変換装置の形状モデル再
構成装置の概略構成を示すブロック図、第10図は、形
状モデル再構成装置の形状モデル再構成方法を示すフロ
ーチャート、第11図は、ある機械部品を修正した場合
と修正する前についてFEMメツシュを生成して振動解
析を実行し、固有振動モードを求めた結果を示す図、第
12図は、非多様体幾何モデルにおける形状要素の階層
関係を示す図、第13図は、孤立点の場合のデータ構成
を示す図、第14図は、ワイヤーフレームの場合のデー
タ構造を示す図、第15図は、四面体の場合のデータ構
造を示す図、第16図は、面上に点が1つだけある場合
のデータ構造を示す図、第17図は、2つのサーフェス
が1つの稜線を介して繋がっている場合のデータ構造を
示す間第18図は、3つのサーフェスが1つの稜線を介
して繋がっている場合のデータ構造を示す図、第19図
は、1oop−use。 edge−use%vertex−useの関係を示し
た図、第20図は、1つの点に5つの稜線が集まってい
るような場合のデータ構造を示す図、第21図、第22
図、第23図は、それぞれ形状モデルのための位相操作
オペレータを示す図である。 1・・・形状モデル変換装置 2・・・入力装置 3・・・形状モデル変換支援装置 4・・・2次元モデル生成装置 5・・・形状モデル再構成装置 6・・・FEMメツシュ生成部 7・・・表示装置 8・・・外部ファイル 9・・・コマンド解釈部 10・・・形状モデル変換手順生成部 11・・・形状入力履歴記憶部 12・・・形状記憶部 13・・・形状モデル変換手順ライブラリ4・・・側面
形状要素検出部 5・・・側面形状要素消去部 6・・・形状操作部 7・・・形状モデル再構成部 8・・・形状モデル変換操作記憶部 9・・・3次元メツシュ分割部 0・・・2次元メツシュ分割部 1・・・2次元メツシュ掃引部 2・・・演算装置 −3

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2次元あるいは3次元の形状を入力して形状を作
    成し、作成された形状を他の形状モデルに変換すること
    が可能な形状モデル変換装置において、2次元あるいは
    3次元の形状を入力して形状を作成する際に実行した形
    状操作の内容と、前記形状操作の順序とを形状入力履歴
    として記憶する形状入力履歴記憶手段と、作成される形
    状に応じて適切な形状モデル変換手順を記憶している形
    状モデル変換手順ライブラリとを具備した形状モデル変
    換支援装置を有し、前記形状操作履歴記憶手段に記憶さ
    れている内容と前記形状モデル変換手順ライブラリに記
    憶されている内容とを参照して、入力された形状に対し
    て適切な形状モデル変換手順を生成することを特徴とす
    る形状モデル変換装置。
  2. (2)2次元あるいは3次元の形状を入力して形状を作
    成し、作成された形状を他の形状モデルに変換すること
    が可能な形状モデル変換装置において、入力された3次
    元の形状を2次元投影形状に生成する際に、消去される
    側面形状を検出する側面形状要素検出手段と、該側面形
    状要素検出手段で検出された形状要素を消去する側面形
    状要素消去手段とを具備した2次元モデル生成装置を有
    し、前記側面形状要素消去手段による側面形状要素の消
    去は、形状モデルの位相操作オペレータを起動すること
    によって実行されることを特徴とする形状モデル変換装
    置。
  3. (3)2次元あるいは3次元の形状を入力して形状を作
    成し、作成された形状を他の形状モデルに変換すること
    が可能な形状モデル変換装置において、入力された形状
    を他の形状モデルに変換する際に実行された操作手段を
    形状モデル変換履歴として記憶する形状モデル変換履歴
    記憶手段を具備した形状モデル再構成装置を有し、入力
    された形状を修正した際に、前記形状モデル変換履歴手
    段に記憶されている内容を参照して修正された形状のモ
    デル変換を実行することを特徴とする形状モデル変換装
    置。
  4. (4)2次元あるいは3次元の形状を入力して形状を作
    成し、作成された形状を他の形状モデルに変換すること
    が可能な形状モデル変換装置において、2次元あるいは
    3次元の形状を入力して形状を作成する際に実行した形
    状操作の内容と、前記形状操作の順序とを形状入力履歴
    として記憶すると共に、作成される形状に応じた適切な
    形状モデル変換手順を予め記憶しておき、前記入力履歴
    と予め記憶している適切な形状モデル変換手順とを参照
    して、入力された形状に対して適切な形状モデル変換手
    順を生成することを特徴とする形状モデル変換方法。
  5. (5)2次元あるいは3次元の形状を入力して形状を作
    成し、作成された形状を他の形状モデルに変換すること
    が可能な形状モデル変換装置において、入力された3次
    元の形状を2次元投影形状に生成する際に、消去される
    側面形状を形状モデルの位相操作オペレータを起動して
    順序消去することを特徴とする形状モデル変換方法。
  6. (6)2次元あるいは3次元の形状を入力して形状を作
    成し、作成された形状を他の形状モデルに変換すること
    が可能な形状モデル変換装置において、入力された形状
    を他の形状モデルに変換する際に実行される操作手順を
    形状モデル変換履歴として記憶し、入力された形状を修
    正した際に、前記記憶している操作手順に基づいて修正
    された形状のモデル変換を実行することを特徴とする形
    状モデル変換方法。
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JPS6382553A (ja) * 1986-09-26 1988-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像情報処理装置

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