JPH0326055A

JPH0326055A - 画像読取装置

Info

Publication number: JPH0326055A
Application number: JP1161413A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Koyanagi; 祥啓小柳; Takeshi Nakamura; 武中村
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1989-06-22
Filing date: 1989-06-22
Publication date: 1991-02-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、平面画像情報が記録された記録媒体の情報記
録面に照射した光を、光／電気変換して画像情報を読み
取る際に好適な画像読取装置に関する。

［従来の技術コ例えば、印刷製版等の分野においては、作業工程の合理
化、画像品質の向上等を図るため、原稿（記録媒体〉の
情報記録面に記録された平面画像情報が電気的に処理さ
れ、原稿の画像情報に対応させたフイルム原版が作或さ
れる画像走査読取記録システムが知られている。

その画像走査読取記録システムは、画像読取装置と画像
記録装置とから構戊されており、画像読取装置では、画
像読取部において副走査方向へ搬送される原稿の画像情
報が光／電気変換素子によって主走査されて電気信号に
変換される。

そして、電気信号に変換された画像情報は画像記録装置
に取り込まれ、画像記録装置では製版条件に応じた階調
補正、輪郭強調等の処理が施された後、光（レーザ領域
）信号に変換されて感光材料からなるフイルム等に記録
再生される。

さらに、そのフイルムは所定の現像装置によって現像処
理され、フィルム原版として印刷等に用いられる。

上記のような画像読取装置としては、画像情報の読取が
、同一直線位置に並設された複数個のラインセンサによ
り行われるものが知られている（特公昭５７−４６２６
６号公報参照）。

すなわち、平面画像情報が記録された情報記録面を照明
系により主走査して得られる反射光束がホトセンサアレ
イ　（ラインセンサ）で受光されて電気信号に変換され
ることにより、画像情報が読み取られる。

［発明が解決しようとする課題］然しながら、情報記録面が原稿の厚さ方向に変位した場
合、情報記録面と原稿の間隔が変動するため、ラインセ
ンサではその反射光を適正に受光することが困難となる
。そのため、画像が歪んだ形で読み取られるという問題
がある。

本発明の目的は、情報記録面の変動に対応させて、情報
記録面で反射された反射光を受光する受光部を変動させ
ることにより、情報記録面の変動にかかわりなく画像の
読み取りが適正に行われる画像読取装置を提供すること
にある。

〔課題を解決するための手段］上記目的を達或するために、本発明に係る画像読取装置
は、平面画像情報が記録された記録媒体の情報記録面に光を
照射する光照射手段と、照射された光の情報記録面での反射光が光学系を介して
結像されて電気信号に変換される受光部と、情報記録面が、予め定められた基準面位置から記録媒体
の厚さ方向へ変位するのに応答して、その変位方向およ
び変位量を各々検出する変位検出手段と、情報記録面の変位方向および変位量が各々検出されるの
に応答して、前記受光部に設けられた受光面位置を、予
め定められた基準位置から当該変位方向へ当該変位量に
対応する距離だけ移動させる移動手段と、前記変位検出手段および前記移動手段を各々動作制御す
る制御手段と、を有することを特徴とする。

［作用コ本発明に係る画像読取装置では、情報記録面の変位方向
および変位量が各々変位検出手段により検出されるのに
応答し、当該変位方向および変位量に各々対応させて前
記受光部が移動される。

［実施例］次に、本発明に係る画像読取装置について好適な実施例
をあげ、添付の図面に基づいて以下詳細に説明する。

第１図において、本発明に係る画像読取装置が適用され
た装置１０は、基台となる第１ケーシングｌ２と、第１
ケーシング１２の高さ方同一側面１２ａに設けられた第
２ケーシング１４とを有している。

装置１０は第２ケーシングｊ４内から第１ケーシング１
２の前記一側面１２ａに沿って移動可能とされた原稿台
ｌ６を主体とする原稿入力部１８と、第２ケーシング１
４内に設けられ、原稿台１６にセットされた原稿（平面
画像情報記録媒体）の画像情報が主走査されて電気信号
に変換される画像読取部２２と、装置ｌＯに対して各種
制御が行われる制御部２３とを主体として構或されてい
る。

そして、原稿入力部１８と画像読取部２２との間には、
第■ケーシングｌ２の前記一側面１２ａに沿う姿勢で、
一対のガイドバー２４ａ，２４ｂが互いに平行となる姿
勢で一対配設されており、それらガイドパー２４ａ，２
４ｂの長手方向両端部は第１ケーシング１２の前記一側
面１２ａに設けられた支持台２６ａ，２６ｂおよび２８
ａ　，　２８　ｂに各々支持・固定されている。

ガイドバ−２４ａとガイドバー２４ｂとが対向する略中
央位置には、第１ケーシング１２の前記一側面１２ａに
設けられた軸受３０、３２とにより長手力向両端部が回
動可能に支持されたボールねじ３４が両ガイドバー２４
ａ，２４ｂと平行になる姿勢で設けられている。

さらに、ボールねじ３４の第２ケーシング１４内側端部
は軸受３２の厚さ方同一側面から他側面へ突出されてお
り、当該突出部３２ａにはプーリ３６が設けられている
。そして、前記ブーリ３６はベルト３８を介して第１ケ
ーシング１２内に設けられたボールねじ駆動用モータ４
０の出力軸に取り付けられたブーリ４２と係合されてお
り、そのため、モータ４０が駆動されることによりボー
ルねじ３４が回転駆動される。

なお、ベルト３８は第１ケーシングｌ２と第２ケーシン
グ１４とが連通される連通孔１２ｂ内を挿通させてブー
り３６とブーり４２とに懸架されている。

ボールねじ３４が回転駆動されるのに伴って原稿台１６
はガイドバ−２４２、２４ｂに沿って移動され、第２ケ
ーシング１４内に搬入される。なお、この構戊は従来公
知であるので詳細な説明は省略する（特開昭６３−１９
０４６８号公報参照）。

次に、画像読取部２２は、ケーシング５０内に各々配設
されたラインセンサ（受光部）５２ａ、５２ｂ１レンズ
５４、ミラー５６ａ，５６ｂからなる光学系、および超
音波センサ、あるいはデジタル式ダイヤルゲージ、レー
ザ変位計等の変位センサ（変位検出手段）５８と、ライ
ンセンサ５２ａを矢印方向に移動させる移動部（移動手
段）６０ａ，６０ｂと、制御部（制御手段）２３と、光
照射部（光照射手段）６４とを主体として構戊されてい
る。

光照射部６４はハロゲンランプ等の光源６４ａと、光源
６４ａから出射された照明光Ｌを円柱レンズ６４Ｃに導
入させる光ファイバ６４ｂとを有しており、円柱レンズ
６４Ｃでは光ファイバ６４ｂから入射された照明光Ｌが
原稿面上へ集光されて照射される。

当該照射された照明光Ｌは原稿の情報記録面上で反射さ
れてミラー５６ａ，５６ｂ方向へ反射され、さらにレン
ズ５４を介してラインセンサ５２ａ１５２ｂで受光され
る。

第２図から理解されるように、ケーシング５０内にはラ
インセンサ５２ａ，５２ｂと移動部６０ａ、６０ｂが設
けられている。ラインセンサ５２ａはボックス５９内に
設けられ、ボックス５９の厚さ方向一側面から板バネ８
４ａ，８４ｂにより常時ボックス５９の他側面方向へ付
勢されているとともに、その他側面には移動部６０ａ，
６０ｂを構戊する一対のマイクロメーターヘッド８２ａ
，８２ｂのスピンドル８５ａ，８５ａが当接されている
。

マイクロメーターヘッドｇ２ａ，８２ｂに設けられたギ
ア８７ａ，８７ｂには、モータ９０ａ，９０ｂの出力軸
に設けられたギア９１ａ、９ｌｂが噛合されており、モ
ータ９Ｑａ，９０ｂを駆動させることにより、マイクロ
メーターヘッド８２ａ，８２ｂのスビンドル８５ａ，８
５ｂが進退される。従って、スピンドル８５ａ，８５ｂ
が進退されることにより、ラインセンサ５２ａがＺ方向
に移動される。

次に、変位センサ５８は原稿台１６上に載置された原稿
面の情報記録面が、予め定められた基準面位置から変位
した際に、その変位量および変位方向を検出し、電気信
号として出力可能とされており、その出力された電気信
号は、マイクロコンピュータ等を主体として構或された
制御部２３に取り込まれる。

制御部２３では変位センサ５８から入力された電気信号
等に従って、モータ９０ａ，９０ｂの駆動制御が行われ
ており、その結果、ラインセンサ５２ａは変位センサ５
８の出力信号、すなわち、情報記録面の変位に対応させ
て原稿面と垂直となる矢印Ｚ方向へ変位される。

ここで、ラインセンサ５２ａが移動・調整される箇所は
、第２図から理解されるように、移動可能とされたライ
ンセンサ５２ａの両端位置とされている。なお、ライン
センサ５２ａは一方の移動部６０ａのみによってライン
センサ５２ｂに近接する一端部側のみを矢印Ｚ方向に変
位させるようにしてもよい。また、ラインセンサの数を
ｎ個とした場合、各ラインセンサの（ｎ−１）箇所の継
目部分に移動部を設けることで調整が可能である。

第３図、および第３図におけるａ部拡大図を示す第４図
から理解されるように、変位センサ５８は前記光学系内
を通過する照明光Ｌの入射方向に対して角度θをなす直
線上の位置に設けられているため、変位センサ５８によ
り測定された原稿の変位置Δｌ′は次式（１）に従って
実際の変位量Δｌに換算・補正される。

Δｌ＝ΔＲ’ｃｏｓθ ・・・（１）ラインセンサ５２ａとレンズ５４との離間距離をｌ，、
レンズ５４と情報記録面との離間距離をＩｌ２とすると
、変位量Δｌに対するラインセンサ５２ａの変位量ΔＸ
は次式（２）により与えられる。

±　ΔＸ＝±［２Δ　ｆｔａｎ（　θ／２＞］ｆｌ．／
１２　　　　・｛２）なお、（２）式において、符号士
は変位量Δｌの変位方向に対応させてラインセンサ５２
ａの変位方向が定められることを意味している。

以上説明したように、本実施例では変位センサ５８によ
り検出された情報記録面の変位量Δｌおよびその方向に
基づいてラインセンサ５２ａを移動させる制御が制御部
２３により行われる。

従って、原稿が自身の厚さ方向へ変位した場合、すなわ
ち、情報記録面が変位した場合においても、ラインセン
サ５２ａ、５２ｂでは情報記録面での反射光が適正な状
態で受光される結果、読み取られた画像が歪む等の不都
合が回避可能となる。

なお、本実施例では、レンズ５４が１つ設けられた場合
について説明したが、第５図から理解されるように、２
つのレンズ５５ａ，５５ｂが各ラインセンサ５２ａ、５
２ｂに対応して設けられた場合においても本発明に係る
画像読取装置が適用可能であり、その場合においてもラ
インセンサ５２ａを移動させることにより読み取られた
画像の歪みを回避することが出来る。

［発明の効果コ以上の説明で理解されるように、本発明に係る画像読取
装置は、情報記録面の変位方向および変位量が変位検出
手段により検出されるのに応答し、当該変位方向および
変位量に各々対応させて前記受光部が移動される。

その結果、情報記録面が変位された場合であっても、受
光部では情゛報記録面での反射光が適正に受光されるた
め、読み取られた画像が歪む等の不都合が回避可能とな
る。

加えて、受光部に設けられた受光面位置が移動可能とさ
れているため、組立後にそれら受光部等の位置調整を行
うことが可能となる等の効果が得られる。

を変位させる機構の構或説明図、第３図は原稿面の変位量と第１図の変位センサとの位置
関係を示す説明図、第４図は変位センサの測定値から原稿面が実際に変位し
た変位量を求める場合の説明図、第５図は他の実施例を
示す概略説明図である。

１０・・・装置　　　　　　１６・・・原稿台２２・・
・画像読取部　　　２３・・・制御部く制御手段）５２
ａ，５２ｂ・・・ラインセンサ〈受光部〉５８・・・変
位センサ（変位検出手段）６０ａ，６０ｂ・・・移動部
（移動手段）６４・・・光照射部〈光照射手段）

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像読取装置の好適な実施例にお
ける全体概略図、第２図は第１図の装置におけるラインセンサＦＩＧ．２手続補正書（自発）平成１年８月２１日今．代理人５，補正命令の日付自発６．補正の対象明細書の「発明の詳細な説明」の橢篇願平第１，１６１４１３巳１．明細書の「発明の詳細な説明」中、第９頁第１５行目の「ンドル８５ａ、８５ａ・・・」とあるを、「ンドル８５ａ１８５ｂ・・・」と補正します。 −３

Claims

【特許請求の範囲】

（１）平面画像情報が記録された記録媒体の情報記録面
に光を照射する光照射手段と、照射された光の情報記録面での反射光が光学系を介して
結像されて電気信号に変換される受光部と、情報記録面が、予め定められた基準面位置から記録媒体
の厚さ方向へ変位するのに応答して、その変位方向およ
び変位量を各々検出する変位検出手段と、情報記録面の変位方向および変位量が各々検出されるの
に応答して、前記受光部に設けられた受光面位置を、予
め定められた基準位置から当該変位方向へ当該変位量に
対応する距離だけ移動させる移動手段と、前記変位検出手段および前記移動手段を各々動作制御す
る制御手段と、を有することを特徴とする画像読取装置。