JPH03260000A - 洗浄用組成物 - Google Patents

洗浄用組成物

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JPH03260000A
JPH03260000A JP6161090A JP6161090A JPH03260000A JP H03260000 A JPH03260000 A JP H03260000A JP 6161090 A JP6161090 A JP 6161090A JP 6161090 A JP6161090 A JP 6161090A JP H03260000 A JPH03260000 A JP H03260000A
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JP
Japan
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isopropyltoluene
cleaning
cleaning composition
surfactant
ipt
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Pending
Application number
JP6161090A
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English (en)
Inventor
Kiyotomo Terasawa
精朋 寺澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kaken Kogyo Co Ltd
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  • Detergent Compositions (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばプリント配線基板や金属、ガラス、プ
ラスチック製品等の洗浄対象物に付着した天然樹脂や油
脂性物質を除去する技術に関する。
〔従来の技術〕
従来の洗浄対象物の中で、特に、プリント配線基板には
、表面保護用の被膜として温和な性質と非吸湿性、非導
電性等の優れた特性をもつ樹脂系のロジンフラックス類
が広く使用されている。
これらの優れた特性にもかかわらず、ロジン単独ではフ
ラックス作用が遅いため腐食、絶縁低下を極度に嫌う特
殊な電子工業等に用途が限定されることから、アミン(
塩酸塩等を含む)、アミド類、ハロゲン化炭化水素等の
活性化剤を少量添加してはんだ付けを容易にした活性ロ
ジン類が通常のプリント基板のはんだ付けに広く使用さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記ロジンあるいは活性ロジンのうちは、フラックス特
性が十分に調べられ、電気的、化学的に安定なものはそ
の残渣を除去する必要はない。
しかし、プ+)ント配線基板上で高温(70℃以上)に
なるところはロジン(軟化点75℃前後)の軟化により
電気特性が変化するため部分的にロジンを除去しなけれ
ばならない。
また、プリント配線基板のはんだ付は後におけるテスタ
ーを用いた導通検査の際ロジンフラックス類の残渣によ
りテスターの接点不良が起こり検査が困難になることが
ある。
さらに、プリント配線基板表面にはエツチング処理液の
残渣、機械加工の際の潤滑用オイル、或いは指先から付
着する汚れ等が付着している場合があり、これらは洗浄
により除去しなければならない。
そのためのロジンフラックス類等の洗浄剤としては、毒
性が低く洗浄力に優れたフロンが最も好ましいのである
が、周知のようにフロンはオゾン層を破壊するためその
生産が制限されつつある。また、塩素系溶剤は洗浄力は
比較的大きいが、特に肝臓に対する毒性が大きいこと及
び光・熱で分解する等の欠点を有しており、いずれも満
足のいくものではなかった。
本発明は、ロジンフラックス類等の天然樹脂類や油脂類
等の汚れが付着した洗浄対象物に対する洗浄力が大きく
、かつ、上記不具合のない洗浄用組成物を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のための本発明の第1の特徴構成は、洗浄
用組成物としてイソプロピルトルエン(以下、IPTと
略す。)を用いたことにある。
第2の特徴構成は、IPTに界面活性剤を添加すること
にある。
第3の特徴構成は、IPTと界面活性剤の混合物に水を
加えることにある。
第4の特徴構成は、IPTにアルコール類を添加するこ
とにある。
また、前記界面活性剤としてノニオン糸面活性剤を用い
ることもできる。
〔作 用〕
上記特徴構成により以下の■〜■の作用を有する。
■ IPTは脂溶性が高くロジンフラックス類や油脂類の洗
浄力が大きいため、添加物を含まないロジンを用いたプ
リント配線基板の洗浄或いはガラス、プラスチック、金
属表面に付着した油汚れの洗浄を容易に行うことができ
る。
■ IPTは沸点が175〜180℃とやや高く、水と
ほとんど混合しないため表面に凹凸の多(場合には完全
に除去するのが難しい場合があるが、かかる場合にもI
PTに界面活性剤が添加してあれば水洗いで容易にIP
Tを除去できると共に、極性の高い汚れや、ロジン活性
化用の添加物の除去も容易になる。
■ IPTは沸点、引火点等の関係から危険物(第四類
)に指定され、火災防止の観点から工場等で大量に使用
、貯蔵等する場合に種々の規制を受けるのであるが、I
PTに界面活性剤とともに水を加えておけば火災の危険
が少なく、取扱いが容易になる。
また、例えばIPTに類似の化学構造を有するジイソプ
ロピルベンゼン(DIPB)などの高沸点炭化水素を添
加すれば、より高引火点のものとすることもできる。
■ アルコール類はIPTに比べて極性の高い物質の溶
解力が高いためIPTにアルコール類を添加しておくと
、活性ロジン等極性な腐食性物質や有機・無機の塩類の
汚れを含む場合にも、これらを全て洗浄・除去できるよ
うになる。
■ 界面活性剤として電荷を持たないノニオン系のもの
を用いた場合、水洗後プリント配線基板上に多少の界面
活性剤が残留してもプリント配線基板の電気特性に悪影
響を与えない。
■ IPTは植物中に存在する精油成分の一種であり生
態系に対する悪影響はなく、他の有機溶剤と比較して人
体に対する毒性が非常に低い。
■ IPTは芳香族化合物として強いUV(紫外線)吸
収を持つためプリント配線基板上の残留を容易に検出で
きる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、洗浄効果が大きく、安全性、
作業性等に優れ、フロンの代替品として十分に使用可能
な洗浄用組成物を提供することができた。
そして、上記洗浄用組成物は、詳しくは実施例で示され
るが、ロジンフラックス類のほか、潤滑油、脂肪油(大
豆油等)、加熱により変質した油に対しても強力な洗浄
効果があり、プリント配線基板の他に金属、ガラス、プ
ラスチック製品に付着した油汚れの洗浄及び換気扇等−
般家庭の台所用品に適用しても優れた洗浄効果を発揮す
る。
〔実施例〕
以下、本発明を実験例を挙げてより具体的に説明するが
、本発明はこれら実験例に限定されるものではない。
〔実験例1〕 (1)洗浄用組成物Aの調整 ■IPT          ・・・・・・・・・・・
・・・・85%■ポリオキシエチレンドデシルフェニル
エーテルEO10・・・・・・・・・・・・・・・6.
5%■ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテルE
O12・・・・・・・・・・・・・・・2.0%■2.
4.7.9−テトラメチル−5−デシン4.7−ジオー
ルEO10・・・・・・・・・・・・・・・1.0%■
イソプロパツール   ・・・・・・・・・・・・・・
・5.5%のは洗浄用の溶剤、■〜■はノニオン系の界
面活性剤、■は界面活性剤の溶解補助剤である。
上記各成分を混合し攪拌して均一溶液とした。
尚、前記EOXは、エチレンオキシドXモル付加物を示
すもので以下同様に記載する。
(2)対照A(塩素系溶剤)の調整 トリクロロエチレン    86.4%トリエタノール
アミン    1.2%モノエタノールアミン    
3.5%オレイン酸ソーダ      0.6%ベンジ
ルチオシアネート   1.8%水         
      6.5%上記各成分を混合、攪拌して均一
溶液とした。
(3)試験方法及び結果 80 X 40 X O,8mmのアルミニウム板に潤
滑油を塗布した後90℃で10日間加熱し、油膜を形成
して試験用材料とした。この材料を約20’Cの洗浄液
(組成物A、対照A)に30〜120秒浸漬・攪拌し、
流水で水洗後に汚れ落ちを観察した。
結果を表1に示す。
表■の結果より洗浄用組成物Aは金属表面に付着した潤
滑油等の油汚れに対し優れた洗浄力を有することがわか
った。
〔実験例2〕 (1)組成物Bの調整 ■IPT         ・・・・・・・・・・・・
・・・90.0%■ポリオキシエチレンドデシルフェニ
ルエーテルEO7・・・・・・・・・・・・・・・6.
5%■ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテルE
O10・・・・・・・・・・・・・・・2.5%■2.
4.7.9−テトラメチル−5−デシン4.7−ジオー
ルEOIO・・・・・・・・・・・・・・・1.0%溶
溶剤上ノニオン系界面活性剤■〜■を混合し、攪拌して
均一溶液とした。
(2)対照B(フロン系溶剤)の調整 ■トリクロロトリフルオロエタン 96.0%■エタノ
ール           4.0%■及び■を混合、
攪拌して均一溶液とした。
(3)試験方法及び結果 10100X50のガラス基材エポキシ樹脂積層板を市
販ロジン系フラックス中に浸漬、乾燥する操作を10回
繰り返した後210°Cで約15分間焼付け、IO日間
常温放置したものを試験用材料とする。この材料を洗浄
液に30秒〜120秒浸漬後、流水で水洗して表面状態
を観察した。
結果を表2に示す。
この結果より、ロジンフラックスの溶解作用は界面活性
剤ではなくIPTによることが確認された。また、IP
Tのロジンフラックス溶解作用はフロン系溶剤(対照B
)よりも大きいことがわかる。
〔実験例3〕 (1)洗浄用組成物Cの調整 ■IPT         ・・・・・・・・・・・・
・・・90%■ポリオキシエチレンドデシルフェニルエ
ーテルEO7・・・・・・・・・・・・・・・6.5%
■ポリオキシエチレンドデシルフェニル−1−−テ#E
O10・・・・・・・・・・・・・・・2.0%■2.
4.7.9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオ
ールEOIO・・・・・・・・・・・・・・・1.0%
■エタノール      ・・・・・・・・・・・・・
・・0.5%溶剤■、ノニオン系界面活性剤■〜■、溶
剤補助剤■を混合し、攪拌して均一溶液とした。
(2)試験方法及び結果 120X 70X 3 mmA B S (アクリルブ
タジェンスチレン)樹脂板に、180°Cで75時間加
熱処理した食用油(ナタネ油:ダイズ油=l:1)を均
一に塗布したものを試験用材料とし、30秒〜120秒
洗浄液中に浸漬した後水洗し評価する。
結果を表3に示す。
てアルコール、水、他の有機溶剤、イオン性界面活性剤
等を添加することでより一層大きな洗浄効果が期待でき
る。
この結果より、長時間の加熱処理に伴う空気酸化で変質
・劣化した食用油(台所の換気扇等に付着した油汚れ等
の状態に近い)の溶解洗浄剤としても市販のアルカリ洗
浄剤より優れている。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.イソプロピルトルエンを含有する洗浄用組成物。
  2. 2.イソプロピルトルエンに界面活性剤を添加してある
    洗浄用組成物。
  3. 3.イソプロピルトルエンに界面活性剤を添加すると共
    に水を加えてある洗浄用組成物。
  4. 4.上記界面活性剤としてノニオン系界面活性剤を用い
    てある請求項2又は3記載の洗浄用組成物。
  5. 5.イソプロピルトルエンにアルコール類を添加してあ
    る洗浄用組成物。
JP6161090A 1990-03-12 1990-03-12 洗浄用組成物 Pending JPH03260000A (ja)

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