JPH03259311A

JPH03259311A - 車両用スイッチ付ノブ

Info

Publication number: JPH03259311A
Application number: JP4502590A
Authority: JP
Inventors: Kunikazu Hirozawa; 広沢　邦和; Masashi Yasui; 安井　誠志; Takahiro Sato; 高宏佐藤
Original assignee: Toyoda Gosei Co Ltd; Komatsu MEC Corp
Current assignee: Toyoda Gosei Co Ltd; Komatsu MEC Corp
Priority date: 1990-02-26
Filing date: 1990-02-26
Publication date: 1991-11-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、フォークリフト・クレーン等の車両におけ
るフォーク等の各種装置の操作レバーやシフトレバ−等
のノブに関し、特に、内部にスイッチ機構を備えた車両
用スイッチ付ノブに関する〈従来の技術とそのＸ１題〉従来、この種のスイッチ付のノブでは、実開昭５３−１
３７４３１号公報に記載されているものが知られている
。

このノブでは、スイッチ操作時のストローク悪やクリッ
ク感を出すためにコイルばねを利用した奥行の長いスイ
ッチを使用していた。

しかし、ノブにおける配置スペースの限られた部位にス
イッチを配設させようとする場合には、上述のような構
成のスイッチでは対処できず、マイクロスイッチを利用
することとなる。

しかし、マイクロスイッチは、その押ボタンの押圧繰作
によりスイッチのオン・オフを操作するものであるが、
その押ボタンの操作時のストロークが短くかつクリック
感が少ないことから、所定の感触を得て操作を確認でき
、確実に操作する必要のある安全装置等のスイッチ類に
利用することが不向きであった。

この発明は、上述の課題を解決するものでありマイクロ
スイッチを利用しても、操作時にストローク感やクリッ
ク感を得ることができ、感触で確実に操作の確認ができ
る車両用スイッチ付ノブを提供することを目的とする。

〈課題を解決するための手段〉この発明に係る車両用スイッチ付ノブは、スイッチ付の
車両用のノブであって、該ノブの内部にマイクロスイッチが配設され、前記ノブ
における前記マイクロスイッチの表面側部位に撓み可能
な表皮が配設され、該表皮と前記マイクロスイッチとの間に、戻り可能に反
転する皿ばねが配設され、該皿ばねが、前記表皮側から押圧した際、反転して前記
マイクロスイッチの押ボタンを押圧する位置に配置され
ていることを特徴とする。なお、前記表皮としては、軟
質ゴム・軟質合成樹脂、若しくは、薄肉の硬質ゴム・硬
質合成樹脂が考えられる。

〈発明の作用・効果〉この発明に係る車両用スイッチ付ノブでは、スイッチ操
作時に、皿ばねを覆っている表皮を押圧して操作する。

その際、表皮とともに皿ばねが押圧され、この皿ばねが
反転してマイクロスイッチの押ボタンを押圧操作するこ
ととなり、皿ばねが反転する際にストローク感とクリッ
ク感を得ることができ、感触で確実に操作の確認を行な
うことができる。

その後、押圧を解除すれば、皿ばねが戻って当初の位置
に復帰され、マイクロスイッチの押ボタンの押圧を自動
的に解除することができる。

したがって、この発明の車両用スイッチ付ノブでは、マ
イクロスイッチを利用しても、操作時にストローク感や
クリック感を得ることができ、感触で確実に操作の確認
をすることができる。

〈実施例〉以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１〜３図に示すノブ２は、フォークリフト等の繰作レ
バー１の上端に配設されるものであり、内部には、上方
と側方とからそれぞれ押ボタン７ａ・８日を押圧操作す
るマイクロスイッチ７・８が配設されている。なお、こ
れらのマイクロスイッチ７・８には、それぞれ図示しな
いリード線が結線され、それらのリード線は操作レバー
１のシャフト１８内を挿通して所定の電気回路に接続さ
れている。ちなみに、実施例の場合には、マイクロスイ
ッチ７は、アームの横方向の作動の回路に接続され、マ
イクロスイッチ８は、スコップのチルト機構の回路に接
続されている。

そして、ノブ２は、それぞれ硬質合成樹脂からなる前本
体３と後本体４とを備えて構成され、それぞれの組付孔
３ａ・４ａを利用してねじ５とナツト６とにより両者が
一体化される際、同時に、マイクロスイッチ７・８を、
挟持するように所定位置に固定している。なお、９・１
０は、ねじ５止めした後にそれぞれの組付孔３８・４ａ
の周縁付近を塞ぐ蓋体である。

また、それぞれの前・後本体３・４には、両者を一体化
した際にマイクロスイッチ７・８の押ボタン７ａ・８ａ
の上方若しくは側方を大きく開口させる凹部３ｂ・４ｂ
が形成され、それらの凹部３ｂ・４ｂ内周面には、前・
後本体３・４が一体化される際、皿ばね１３の外周縁を
嵌合させて固定する嵌合溝３ｃ・４ｃが形成されている
。

さらに、一体化された前・後本体３・４の外周面には、
それぞれ、端末を所定の嵌合溝（図符号省略）に嵌合さ
せて、軟質合成樹脂から形成される表皮としての上カバ
ー１１と下カバー１２とが被覆されている。そして、前
・後本体３・４によって固定された皿ばね１３の上方若
しくは側方の上カバー１１には、周囲に円環状の薄肉部
１１ｂを備えて容易に撓む操作部１１ａが形成されてい
る。

皿ばね１３は、第４・５図に示すように、所定位置に貫
通孔１３ａを備えてばね鋼から形成され、押圧時に反転
し、かつ、その押圧力を解除した際には、元の状態に復
元できるように構成されている。そして、この皿ばね１
３における前・後本体３・４の嵌合溝３ｃ・４ｃで固定
される位置は、押圧操作によって反転した際、各マイク
ロスイッチ７・８の押ボタン７ａ・８ａを押圧できる位
置としている。なお、実施例では、皿ばね１３の反転荷
重は約２００〜３００ｇに設定されており、その反転時
のストロークは約２−一に設定されている。

このノブ２では、スイッチ操作時じ、皿ばね１３を覆っ
ている上カバー１１の操作部１１ａを押圧して操作する
。

その際、上カバー１１の操作部１１ａとともに皿ばね１
３が押圧され、この皿ばね１３が反転してマイクロスイ
ッチ７・８の押ボタン７ａ・８ａを押圧操作することと
なり、皿ばね１３が反転する際にストローク感とクリッ
ク感を得ることができ、感触で確実に操作の確認を行な
うことができ、既述の発明の作用・効果の欄で述べたと
同様な効果を奏する。

その後、押圧を解除すれば、皿ばね１３が戻って当初の
位置に復帰され、マイクロスイッチ７・８の押ボタン７
ａ・８ａの押圧を自動的に解除することができる。

なお、実施例では、ノブ２にマイクロスイッチ７・８を
２つ配設したものを示したが、勿論、マイクロスイッチ
を１つ配設する場合でも、３つ以上配設する場合でも本
願を応用することができる

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すノブの概略断面図で
あり、第３図の１−１部位の部分省略断面図、第２図は同実施例の平面図、第３図は第２図のＩｎ　−ＩＩ＋断面図、第４図は同実
施例で使用する皿ばねの平面図、第５図は、第４図のＶ
−Ｖ断面図である。２・・・ノブ、７・８・・・マイクロスイッチ、７ａ・８ａ・・・押ボタン、１１・・・（表皮）上カバー１１ａ・・・操作部、１３・・・皿ばね。第　１　区

Claims

【特許請求の範囲】スイッチ付の車両用のノブであつて、該ノブの内部にマイクロスイッチが配設され、前記ノブ
における前記マイクロスイッチの表面側部位に撓み可能
な表皮が配設され、該表皮と前記マイクロスイッチとの間に、戻り可能に反
転する皿ばねが配設され、該皿ばねが、前記表皮側から押圧した際、反転して前記
マイクロスイッチの押ボタンを押圧する位置に配置され
ていることを特徴とする車両用スイッチ付ノブ。