JPH03259093A - 癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素に特異的なモノクローナル抗体、それを産生するハイブリドーマ及びそれを用いた検体中の癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素の測定方法 - Google Patents

癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素に特異的なモノクローナル抗体、それを産生するハイブリドーマ及びそれを用いた検体中の癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素の測定方法

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JPH03259093A
JPH03259093A JP2054567A JP5456790A JPH03259093A JP H03259093 A JPH03259093 A JP H03259093A JP 2054567 A JP2054567 A JP 2054567A JP 5456790 A JP5456790 A JP 5456790A JP H03259093 A JPH03259093 A JP H03259093A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素に特異
的なモノクローナル抗体及び該抗体を産生ずるハイブリ
ドーマに関する。
[従来の技術] ガラクトース転移酵素(ガラクトシルトランスフェラー
ゼ(以下、GTと言うことがある))は、ウリジンジホ
スホガラクトース(UDP−ガラクトース)から種々の
糖蛋白質のオリゴ糖や単糖類の非還元残基へのガラクト
ース転移を触媒する酵素であり、殆ど全ての組織に存在
している。
このGTの異常な活性が種々の悪性腫瘍で認められ、腫
瘍マーカーとしてのGTの研究が行なわれた。その結果
、GTアイソザイムであるG T −ITの血清中の量
が癌の存在と密接な関係にあることが発見された。この
GT−Hとは、 BiocheII。
Biopbys、  Res、 Co+mIIon、6
5 (21,545−551,1075に記載されてい
る通り、Native−PAGEにおいて正常人に主と
して存在するGT−Iに比較し移動度の小さいGT酵素
活性を有するバンドを定義したものである。
本発明者らはG T −ITについてさらに究明した結
果、癌に特異的なGTが存在し、G T −TIとして
Native−PAGEに認められるバンドはその一現
象に過ぎず、GT−1のバンド、原点にも一部この癌特
異性を有するGTが混在していることを発見した(特願
平1−4476号)。この癌に特異的なGTは、これま
で言及されてきたGT−ITとしての性質を一部包含す
ると共に下記に限定されるようなその本質となる物性を
有するものである。すなわち、該GTは、癌患者腹水よ
りα−ラクトアルブミンアガロースアフィニティクロマ
トグラフィーにより精製され、SDS−PAGE還元条
件下電気泳動で約5万の分子量を示し、ネイティブの状
態でMAb4880と反応性があり、一部自己会合して
おり、還元加熱処理によりMAb4880との反応性が
増大すると共に自己会合がへ進してゲル濾過クロマトグ
ラフィーで分子M20万以上の分画に検出される癌関連
ヒト由来ガラクトース転移酵素である。
[発明が解決しようとする課題1 上述のように、癌に特異的なGTが分離され、腫瘍マー
カーとしても有用であることが示唆されている。従って
、本発明の目的は、上記した癌関連ヒト由来ガラクトー
ス転移酵素に特異的に反応し、癌診断薬としての用途を
有する新規なモノクローナル抗体を提供することである
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、鋭意研究の結果、上記癌関連ヒト由来ガ
ラクトース転移酵素を特異的に認識するモノクローナル
抗体を作製することに成功し、また、該モノクローナル
抗体を用いて癌の診断が可能であることを見出し、この
発明を完成した。
すなわち、本発明は、癌患者腹水よりa−ラクトアルブ
ミンアガロースアフィニティクロマトグラフィーにより
精製され、 SDS−PAGE還元条件下電気泳動で約
5万の分子量を示し、ネイティブの状態でMAbJ88
(lと反応性があり、一部自己会合しており、還元加熱
処理によりMAb4880との反応性が増大すると共に
自己会合が亢進してゲル濾過クロマトグラフィーで分子
量20万以上の分画に検出される癌関連ヒト由来ガラク
トース転移酵素に特異的なモノクローナル抗体を提供す
る。
また、本発明は本発明のモノクローナル抗体を産生ずる
ハイブリドーマを提供する。
さらに1本発明は、上記本発明のモノクローナル抗体と
検体中の癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素とを特異
的に反応させることを含む検体中の癌関連ヒト由来ガラ
クトース転移酵素の測定方法を提供する。
〔発明の効果] 本発明により、癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素を
特異的に認識する新規なモノクローナル抗体及びそれを
産生ずるハイブリドーマ並びにそれを用いた癌関連ヒト
由来ガラクトース転移酵素の測定方法が提供された0本
発明により、検体中の癌関連ヒト由来ガラクトース転移
酵素を測定することが可能になり、従って1本発明は卵
巣癌をはじめとする癌の診断に貢献する。
[発明の詳細な説明] 本発明のモノクローナル抗体の作製方法を詳細に説明す
る。
本発明のモノクローナル抗体の作製に用いる免疫原は、
癌患者の腹水、例えば卵巣癌患者の腹水からCance
r Re5earch 48巻、5325頁、1988
年に記載の方法に従い、α−ラクトアルブミンアフィニ
ティークロマトグラフィーにより正常人のGTと同様に
して精製することができる。もっとも、卵巣癌患者に限
らず、子宮癌、大腸癌、肺癌、肺癌、食堂癌、肝臓症等
の癌患者にも存在し、また2腹水に限らず血清その他の
体液中にも存在する。
免疫原は、哨乳動物に免疫するが、免疫は一般的方法に
より行なうことがきる。すなわち、上記した免疫原をフ
ロイントコンプリートアジュバント等のアジュバントと
共に腹腔内又は静脈内に投与することかてきる。
次に、免疫動物から採取した牌細胞はマウス骨髄種細胞
と融合させる。骨髄種細胞としては既に公知の種々の細
胞、例えばX63−Ag 8.553等を用いることか
てきる。また、融合促進剤としてポリエチレンクリコー
ル(PEG)等を用いることかできる。牌細胞と骨髄種
細胞との混合比はl対1〜10対1程度か好ましい。
細胞融合した後、通常の選択用培地て培養することによ
りバイプリトーマを選択することかてきる。前記した骨
髄種細胞はHAT@地中ては成育てきないためHAT培
地中で成育する細胞を選択すればよい。
ハイフリトーマのコロニーか充分に大きくなったところ
て目的とする抗体を産生ずる株の検索及びクローニング
を行なう0本発明においては、一般に抗体の検索に用い
られる方法、例えばELISA法等により行なうことか
てきる。免疫原に反応し、かつ血清タンパクと交差性の
ないものをさらに限外希釈法によりクローニングを行な
うことによりモノクローン化されたハイプリドーマを得
ることができる。
本発明のモノクローナル抗体は、ハイブリドーマを培地
中で培養し、培養上清から分離する方法又はバイプリド
ーマをマウス腹腔内に投与し、その腹水より回収する方
法により得ることができる。さらに、一般的な方法、硫
酸沈殿、ゲル濾過、イオン交換クロマトグラフィー等を
用いて精製することもできる。
下記実施例において詳述するように、上記方法により、
 MAb7907、MAb11513及びMAb867
7  という3つの本発明のモノクローナル抗体が得ら
れた。これらのモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマは黴工研に寄託されており、その受託番号は下記
実施例】に記載されている。
本発明のモノクローナル抗体を用いて検体中の癌関連ヒ
ト由来ガラクトース転移酵素を測定することは、抗体と
抗原との間の特異的な抗原抗体反応を利用した従来のイ
ムノアッセイに基づいて行なうことができる0例えば、
常法であるサンドイッチアッセイにより行なうことがで
きる。サンドイッチアッセイの場合には、本発明のモノ
クローナル抗体を適当な固相担体1例えばマイクロプレ
ートやプラスチックビーズ等に固定し、検体と接触させ
た後、例えば+2111等のラジオアイソトープ、ペル
オキシダーゼ等の酵素で標識した、抗原決定基の異なる
第2抗体を作用させ、洗浄後、標識を測定することによ
って行なうことができる。この場合、第2抗体としては
、モノクローナル抗体MAb4880並びに後述の実施
例において詳述するモノクローナル抗体MAb8507
及びMAb8628を好ましく用いることができる。
本発明のモノクローナル抗体を癌診断に応用する場合、
通常検体としては体液が用いられ、特に血清が好ましく
用いられる。
本発明のモノクローナル抗体は、癌関連ガラクトース転
移酵素が自己会合した状態の高分子分画に選択的特異性
が高いことが分かっているが、血清中ではほとんどの癌
関連ガラクトース転移酵素は自己会合していない低分子
状態で存在している。しかしなから1本発明のモノクロ
ーナル抗体な固相に固定化して用いる場合、比較的高い
温度、好ましくは37℃以上、56°C以下で反応させ
ることにより、抗原との反応性を高めることかてきる。
これは熱により癌関連ガラクトース転移酵素の立体構造
的な変化か生し、抗体との反応性か増すものと考えられ
る。
[実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するか、
本発明はこれらの実施例に限定されるものてはない。
実施例1 免疫原の調製 卵巣癌患者腹水11をCancer Re5earch
 48巻、5325頁、1988年に記載の方法に従い
、α−ラクトアルフミンアフィニティクロマトグラフィ
ーにより精製し、ガラクトース転移酵素2.5 mgを
得た。すなわち、腹水は精製水て4°C−晩透析後、不
溶物を遠心して取り除きトリスバッファー(pH7,2
)、マンガンクロライド(MnCI2) 、 N−アセ
チルクルコサミンをそれぞれ20mM、10℃M、5−
 になるように加えα−ラクトアルブミンアフイニテイ
カラム(2,5cmx SOc■)に流した。上記バッ
ファー11てカラムを洗浄した後、N−アセチルグルコ
サミンを含まないバッファーて溶出を行なしX61画分
を得た。得られたGT画分はざらにα−ラクトアルブミ
ンアフイニテイカラムて同様に操作を行ないさらに精製
した。
上記のようにして得られた癌関連ガラクトース転移酵素
0.5■gを、リン酸緩衝液(PBS)1.01に溶解
したものを免疫原として用いた。
笈東l工員皇皇j Balb/cマウス(雌、6週令)に上記て調製した免
疫原0.5  菖旦にフロイントコンプリードアシュハ
ント0.5  閣文を加え充分に混和したもの0.2■
1を腹腔内に注射した。以後、同様に3週間後フロイン
トインコンプリードアシュハントを用しXる以外は同様
に0.21を腹腔内に注射し、さらに2週間後に免疫原
1100uのみを尾に静脈注射した。
最終免疫3日後、マウスの牌細胞を摘出しRPMII 
640培地にて洗浄した。牌臓細胞4x10♂個の浮遊
液とマウスミエローマ細胞(X63−Ag3.653)
8 x 10’の浮遊液を混合し、遠心分離にて培地を
除去した。37℃に加温した水浴中て混合した細胞にポ
リエチレングリコール−RPMI1640培地11を徐
々に加えて穏やかに攪拌させ融合を行なった。遠心分離
により培地を除去し、細胞に15%牛脂児血清含有RP
III11540培地401を加えた後、96穴プレー
トに1穴当たり0.15m1ずつ分配した。翌日、HA
T培地(4に10−’Mアミノプテリン、 1.6 x
 10−’Mチミジン、1 x 10−’Mヒボキサン
チン、 IO!牛脂児血清を含むRPM11540培地
)0.15 mlを各ウェルに加えた。各ウェルの培地
は、更に3日又は4日ごとにHATM地に半量ずつ交換
した。培養2週間後、約80%のウェルにハイプリトー
マの生育か認められた。
バイプリトーマの選択 バイプリトーマ培養上清中の抗体の検索は。
抗原として上記免疫原の調製で得た癌関連ガラクトース
転移酵素を用いてELISA法にて行なった。
抗原をPBS中2gg/mlの濃度てELISA用マイ
クロタイタープレートに吸着させ、1%BSA−PBS
溶液にてブロッキングした後、培養上清を反応させた。
更に、バーオキシターゼ標識ヤギ抗マウス免疫グロブリ
ン抗体を反応させ、基質としてオルトフェニレンシアミ
ンを用いて492 nmにおける吸光度を測定すること
により目的の抗体を検出した。その結果、都合14回の
細胞融合にて作製したバイプリトーマ中、癌関連ガラク
トース転移酵素と反応し、血清タンパク質と反応しない
ハイブリトーマ8つか得られた。
得られたバイプリトーマはHAT培地からアミノプテリ
ンを除いたHT培地に移し、更にlO%牛脂児血清(F
CS)含有RPM11640培地に移し培養した。
次に、得られたハイフリトーマを限定希釈法によりクロ
ーニングした。すなわち、96穴プレートに1穴当り0
.5〜4個の密度に細胞を希釈してl大当り106個の
マウス胸腺細胞と共に培養し、2週間後に ELISA
法にて抗体産生細胞を選択した。クローニングを更に繰
り返し、安定なバイプリトーマ(MAb7907、MA
b8S13、MAb8677、MAb8628MAb8
507、MAb8611、MAb8913、MAb89
1.9)か得られた。
モノクローナル抗体MAb7907、MAb85]:]
はELISA法によりクラスはIgMと決定されMAb
8628、−^b8677、MAb8507、MAb8
611、MAb89]9はIgG、と決定され、 MA
b891:IはIgG2bと決定された。このうちハイ
ツリトーマMAb7907、MAb8S13、MAb8
6211、MAb8677は工業技術院微生物工業技術
研究所に寄託され、その受託番号はそれぞれ微工研菌寄
11220号、同1.1219号、同11221号、同
11222号である。
実施例1て精製された免疫原をlJig/mlの濃度に
PBSて調整したものをマイクロタイターフレート(タ
ンク社製)に固定した。PBSて洗浄後、1%BSAて
ブロッキングした0次に、過ヨウ素酸法によりホースラ
デイツシュペルオキシダーゼ(HRP)て標識した誠^
b4880、MAb7907(以下、IIAb4880
−HRP、 MAb7907−HRPのように記載する
。また、これらを総称してラベル体という)を1%BS
Aて2000倍に希釈したもの100uL1をプレート
に加え37°C,1時間反応させた。反応後、PBSて
洗浄し、基質として0−フェニレンシアミンを加えて発
色させ波長492n+sにおける吸光度を測定した。ま
た、MAb4880−HRP、 MAb7907−HR
Pそれぞれに表1に示すモノクローナル抗体を濃度10
pg/■lになるように加えて、同様の操作を行ない、
その影響を測定した。その結果を表1に示す。
表  1 表1より、上記の抗体は以下のように3つに分類するこ
とかてきる。
グループ1. : MAb4B80、MAb8507、
MAb8628グループ2 : MAb7907、MA
b8513、MAb8677クループ3 : MAb8
611、MAb8913、MAb8919また、サンド
イッチアッセイの抗体の組み合わせについて同一グルー
プの組み合わせは避けるへきであることか予想される。
さらに、下記実施例3に記載されているように、本発明
のモノクローナル抗体は上記グループ2のモノクローナ
ル抗体であるか、サンドイッチアッセイを行なう場合に
は、クループ2の本発明のモノクローナル抗体を固相に
固定し、第2抗体としてクループ1のモノクローナル抗
体を用いることか好ましい。
1亙璽3 実施例1て得られた免疫原をビオチン化後、Sul>−
12FPLCゲル濾過クロマトグラフィー(ファルマシ
ア社製)にて分画した(溶媒: PBS、流量: 0.
5 ml/5in) 、分子量約50万から約200の
両分をP−1、分子量約5万から約30万の両分をP−
2とした。マイクロタイタープレートに表2に示す各種
抗体を濃度10μg/■Iて固定化した。1%BSAて
ブロッキングした後、P−1又はP−2を1%BSAで
所定の濃度に希釈したもの100gJLを加え37℃1
時間反応させた。反応後、PBSて洗浄し、ストレプト
アビジン−HRPを1%BSAて2000倍に希釈した
もの100klを加え室温て30分間反応させた。反応
後、PBSて洗浄し、0−フェニレンシアミンを加えて
発色させ波長492nmにおける吸光度を測定した。結
果を表2に示す。
表 2 表2より、クループ2のモノクローナル抗体は癌関連ガ
ラクトース転移酵素を含む高分子画分であるP−1に反
応し、正常人に存在するガラクトース転移酵素を含むP
−2に殆ど反応しないことか分かる。一方、クループl
の抗体MAb4880、繭Ab8507、MAb862
8及びクループ3のMAb8913はP−1に反応性を
有するか、正常人に存在するガラクトース転移酵素を含
むP−2に対しても反応性を有し、クループ3のMAb
8611、MAb8919はP−2に対し反応性を有し
ていることか分かる。すなわち、癌関連ガラクトース転
移酵素に特異的に反応する本発明のモノクローナル抗体
として111Ab7907、滅Ab8S1]、鋪Ab8
677か得られた。
実施例4 本発明の抗体MAb8513を濃度10μ文/■1て1
/4インチプラスチックビーズに4℃て一晩固定した。
PBSて洗浄後、1%BSA−PBSて37℃、−昼夜
ブロッキングした0反応トレイに卵巣癌患者27人、良
性卵巣腫瘍患者53人及び正常人37人の血清検体50
μ文、I M N a C1を含む100層Mリン酸緩
衝液(pH6,0)150ル文及び上記ビーズを加え4
5℃て2時間反応させた0反応後、PBSて3回洗浄し
、MAb8628−HRPを1%BSA、IMNaC1
を含む20mMリン#緩衝液(pH7,3)て2000
倍に希釈したもの200μ又を加え37°C1時間反応
させた。反応終了後PBSて4回洗浄し、3uLg/m
lの0−フェニレンシアミン300gMを加えた試験管
にビーズを移し発色反応を室温て30分間行なった。反
応後、IN硫酸11を加え波長492nmて吸光度を測
定した。予め設定したキャリブレータに対する相対濃度
て表示した。結果を図に示す。
図より1本発明のモノクローナル抗体 MAb8513により卵巣癌の検出かてきることか確認
された。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明のモノクローナル抗体を用いて卵巣癌患者
、良性卵巣腫瘍患者及び正常人の血清中の癌関連ヒト由
来ガラクトース転移酵素を測定した結果を示す。 卵 、lε巣 者癌 図 程良 瘍性 思卵 者巣

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)癌患者腹水よりα−ラクトアルブミンアガロース
    アフィニティクロマトグラフィーにより精製され、SD
    S−PAGE還元条件下電気泳動で約5万の分子量を示
    し、ネイティブの状態でMAb4880と反応性があり
    、一部自己会合しており、還元加熱処理によりMAb4
    880との反応性が増大すると共に自己会合が亢進して
    ゲル濾過クロマトグラフィーで分子量20万以上の分画
    に検出される癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素に特
    異的なモノクローナル抗体。
  2. (2)請求項1記載のモノクローナル抗体を産生するハ
    イブリドーマ。
  3. (3)請求項1のモノクローナル抗体と検体中の癌関連
    ヒト由来ガラクトース転移酵素とを特異的に反応させる
    ことを含む検体中の癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵
    素の測定方法。
JP2054567A 1989-01-11 1990-03-06 癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素に特異的なモノクローナル抗体、それを産生するハイブリドーマ及びそれを用いた検体中の癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素の測定方法 Expired - Fee Related JP2888587B2 (ja)

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