JPH0325890Y2 - - Google Patents

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JPH0325890Y2
JPH0325890Y2 JP1986182573U JP18257386U JPH0325890Y2 JP H0325890 Y2 JPH0325890 Y2 JP H0325890Y2 JP 1986182573 U JP1986182573 U JP 1986182573U JP 18257386 U JP18257386 U JP 18257386U JP H0325890 Y2 JPH0325890 Y2 JP H0325890Y2
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JP
Japan
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cover
cutting
cutting blade
meshes
wire mesh
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JP1986182573U
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JPS6386947U (ja
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は門型石材切削機に於ける切削用冷却水
や切削粉などの飛散防止カバー装置に関する。
(従来技術) 従来、石材切削機に於ける切削用冷却水や切削
粉の飛散防止には専ら切刃の周面を取囲むよう
に、或いは進行方向前面にゴム板やビニールシー
トなどを垂設することが一般的に行われている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで前者の切刃の周面を取囲むようになし
たものは構成が面倒で且つ返つて作業能率の低下
するものとなるのであり、これに対し後者は斯有
る問題は無いものゝ充分な飛散防止の作用効果が
得られないものとなつている。
本考案は後者に於ける改良に係るものであつ
て、抜群の作用効果が得られたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は次の如く構成される。第1図は装置の
全体正面図、第2図は第1図の切刃部に設けられ
るカバーの部分詳細図であつてAは側面図、Bは
同X−X線切断矢視図、第3図は走行レール部に
設けられるカバーの部分詳細図でAは側面図、B
はAのX′−X′線矢視図CはAのY−Y線切断図
である。
1は門型石材切削機の横梁、2,2′は上記横
梁を一定間距離で支承すると共に、直角方向(紙
面の垂直方向)へ走行させるべく支承してなる脚
台であつて、各上面には上記のためのレール3,
3′が敷設されてなり、各脚台2,2′下端に設け
た走行車輪4,4′が係合されてなる。
5は横梁1を案内として往復走行すると共に、
次述する下端に切刃を有する支杆を支承してなる
スライダー、6は支杆であつて下端には切刃7が
回動可能に支承されてなる。このさい8はスライ
ダー5の往復走行を可能となすためのモーター、
9は切刃7を回動させるためのモーター、10は
主杆6の昇下降を可能となすためのモーター、1
1は横梁走行用のモーター、12は切刃保護ケー
スである。
13は石材載置用の作業テーブルであり、また
14は該作業テーブル上に載置してなる石材であ
る。
15は切刃保護ケース11の片側面、具体的に
は切刃7の開動方向後退側箇所にブラケツト16
を介し垂設させてなる第1カバーであつて、該カ
バー15は第2図A,Bに示す如く、即ちゴム板
など可撓性板15aの前面側へ一定距離隔てゝ金
網15bを垂設させた二重構造に構成する。
このさい、上記第1カバー15の一般的寸法は
横巾が凡そ70cm〜100cm、縦長が凡そ150cm〜200
cmで、また金網15bのメツシユは凡そ15〜35メ
ツシユのものとなされ、更に金網15bと可撓性
板15aとの間隙寸法は凡そ10mm〜30mm程度とな
される。
17は上記第1カバー15と対抗する側の脚台
2′位置付近に於けるレール3′及び車輪4′など
を保護するべく横梁1からブラケツトを介し取付
けしめてなる第2カバーであつて、第1カバーと
対抗する前面側及び下方側を開放した断面コ字状
の17bと、該匣体内面に対し一定間隙下に設け
られる金網17bとから構成される。こゝに匣体
17aの横巾寸法は凡そ60cm〜100cm、縦長寸法
は凡そ130cm〜200cm、側長寸法は凡そ30cm〜50cm
となされる。また金網17aのメツシユは凡そ15
〜35メツシユであり、且つ匣体内面とは凡そ10mm
〜30mm程度の距離を保つようにして取付けてあ
る。
(作用) 上記構成に於いて切刃7は矢印イ方向に回動す
るのであり、このさい切削用冷却水は切刃保護ケ
ース12内部から噴出して切刃7の回動と共にそ
の後方に飛散するものとなるのであるが、該部に
は第1カバー15が設けてあることにより、先ず
該飛散水や石材切削粉などは第1カバー15で受
け止められる。しかして、これで受け止められな
い他のものはその後方の第2カバー17で受け止
められるものとなるのであるが、本考案に於いて
は第1カバー15はその前面に金網15bを一定
の間隙を有するように、また第2カバー17もそ
の内面に金網17bを一定の間隙を有するように
なして設けてあるため、飛散水切削粉がこれらを
その前後で通過することにより飛散圧力が弱めら
れて広く外方へ飛散するのが防止されるものとな
るのである。
上記実施例ではスライダー5の矢印イ方向の走
行で石材14に対する切削が行われるものとなる
のであるが、第1段目の切削が終了すると再び元
の位置に戻して切削作業の行われるものとなるの
であり、このさい若し往復工程の両方で切削作業
が行われるようになす場合には切刃7の回転方向
を交互に変えるようになさしめると共に、上例の
第1カバー及び第2カバーを図示例で同様に左方
向にも設けるようにすると良い。なお、第1カバ
ー15がブラケツト16を介し切刃7から一定距
離隔てた位置に設けるようになすことは、切削作
業中その下端縁が切刃7と接触することのないよ
うにするためである。
(考案の効果) 本考案は以上の如き簡単な構成で切削用冷却水
や切削粉の飛散を防止するようになすのであり、
このさい金網のメツシユが粗過ぎると飛散防止の
効を奏し得ないものとなるのであり、また密過ぎ
ると切削粉が可撓性板15aや匣体内面に到達し
ないのであり、一方これら金網15b,17bと
可撓性板15aや匣体17内周面との間隙が大と
なり過ぎると飛散防止の効を奏し得ないものとな
るのであり、従つてこれらの関係を種々実験した
結果では金網のメツシユを凡そ15〜35メツシユの
範囲に、また取付間隙は凡そ5mm〜20mmの範囲と
なし、これらの範囲内で石材の種類や切刃の回転
速度、走行速度などに対応して適当なものを採用
すれば良いことが判明した。
本考案に於いて第2カバーは第1カバーで受け
止められなかつた切削用冷却水や切削粉を、その
後方に於ける一定の広がりの範囲で完全に受け止
めるようになすのであり、これにより走行部材即
ちレールや車輪などに切削用冷却水と共に切削粉
が付着し円滑な走行の妨げとなるようなことを防
止するものとなる。
本考案装置の採用により、従来の金網を使用し
ない単なるカバーのものと比べ、切削用冷却水や
切粉の飛散範囲を凡そ1/2以下となさしめて作業 性の向上に寄与することのできたものである。
なお、本考案装置で使用される金網はプラスチ
ツク材による成型品であつても差支えない。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置の全体正面図、第2図は第1図の
切刃部に設けられるカバーの部分詳細図であつて
Aは側面図、Bは同X−X線切断矢視図、第3図
は走行レール部に設けられる第2カバーの部分詳
細図でAは側面図、BはAのX′−X′線矢視図、
CはAのY−Y線切断図である。 1……横梁、2,2′……脚台、3,3′……レ
ール、5……スライダー、6……支杆、7……切
刃、8,9,10,11……モーター、12……
切刃保護ケース、13……作業用テーブル、14
……石材、15……第1カバー、15b……金
網、17……第2カバー、17b……金網。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横梁が左右脚台で水平状態に支承されると共に
    該脚台上を走行し、且つ切刃が横梁上を脚台と直
    交する方向に走行して切削の行われる門型石材切
    削機に於いて、切刃保護ケースの切刃回動方向後
    退側箇所に第1カバーを、また該第1カバーの後
    方側一定距離隔てた脚台寄り横梁箇所に第2カバ
    ーを配設し、第1カバーはゴム材など可撓性板の
    前面に10mm〜30mmの間隙で15メツシユ〜35メツシ
    ユの金網を取付け、これに対し第2カバーは断面
    コ字状の匣体でその解放側を第1カバー側に向け
    且つ内側面に対し10mm〜30mmの間隙で15メツシユ
    〜35メツシユの金網を取付けた構成となしたこと
    を特徴とする門型石材切削機に於ける切削用冷却
    水や切削粉などの飛散防止カバー装置。
JP1986182573U 1986-11-26 1986-11-26 Expired JPH0325890Y2 (ja)

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JP1986182573U JPH0325890Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

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JP1986182573U JPH0325890Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS6386947U JPS6386947U (ja) 1988-06-06
JPH0325890Y2 true JPH0325890Y2 (ja) 1991-06-05

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ID=31128498

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142250B2 (ja) * 1977-10-12 1986-09-19 Nippon Denki Kk

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142250U (ja) * 1984-08-24 1986-03-18 日立精工株式会社 研削盤におけるク−ラント液の飛散防止カバ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142250B2 (ja) * 1977-10-12 1986-09-19 Nippon Denki Kk

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JPS6386947U (ja) 1988-06-06

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