JPH03258534A - スコア加工部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム合金複合材 - Google Patents
スコア加工部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム合金複合材Info
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/38—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
- B21D51/383—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures scoring lines, tear strips or pulling tabs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は缶蓋用アルミニウム合金材に係り、特にスコア
加工部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム合金複
合材に関するものである。
加工部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム合金複
合材に関するものである。
(従来の技術及び解決しようとする課題)従来から、飲
料缶の如き缶の蓋材としては、A3052合金やA31
82合金等のへ氾−Mg系合金のアルミニウム板材が0
.25〜0.35+nmの厚さで用いられている。
料缶の如き缶の蓋材としては、A3052合金やA31
82合金等のへ氾−Mg系合金のアルミニウム板材が0
.25〜0.35+nmの厚さで用いられている。
そして、これらのアルミニウム板材は、コイルの状態で
両面に燐酸クロメート処理が施された後に、コイルの状
態又は切り板の状態で塗装が施され、その後、所定の蓋
の形状に加工されて使用されている。その中でもコイル
の状態で塗装された製品は、蓋の形状に成形加工された
後、その殆んどが補修塗装なしで使用されるため、ノン
リペアコート材と呼ばれている。
両面に燐酸クロメート処理が施された後に、コイルの状
態又は切り板の状態で塗装が施され、その後、所定の蓋
の形状に加工されて使用されている。その中でもコイル
の状態で塗装された製品は、蓋の形状に成形加工された
後、その殆んどが補修塗装なしで使用されるため、ノン
リペアコート材と呼ばれている。
このノンリペアコートにおいては、蓋材の外面側となる
アルミニウム板材の一面に対して、一般に、エボキシュ
リア系塗料を3〜5μmの厚さで塗装されている。一方
、蓋材の内面側となるアルミニウム板材の他の面に対し
ては、内容物に応じた内面塗装が施されている。例えば
ビール用には4〜6μmの厚さのエボキシュリア系塗装
が施され、また、ソフトドリンク用には3〜5μmの厚
さの熱硬化ビニル系塗装が施され、更にジュース用やコ
ーヒー用には10〜15μmの厚さの塩ビオルガノゾル
系塗装が施されている。
アルミニウム板材の一面に対して、一般に、エボキシュ
リア系塗料を3〜5μmの厚さで塗装されている。一方
、蓋材の内面側となるアルミニウム板材の他の面に対し
ては、内容物に応じた内面塗装が施されている。例えば
ビール用には4〜6μmの厚さのエボキシュリア系塗装
が施され、また、ソフトドリンク用には3〜5μmの厚
さの熱硬化ビニル系塗装が施され、更にジュース用やコ
ーヒー用には10〜15μmの厚さの塩ビオルガノゾル
系塗装が施されている。
ところで、上記のノンリペアコートの組合せのうち、内
容物がアルミニウム板材に対して腐食性が小さく、しか
も缶胴に使用されている金属との間にガルバニ電池が形
成されない場合においては品質上の問題はないが、内容
物がアルミニウム材料に対して腐食性に富み、缶胴に使
用されている金属との間にガルバニ電池が形成される場
合においては、厚膜塗装の塩ビオルガノゾル・系塗装が
施されていても、スコア加工部やリベット加工部等の如
く厳しい加工が加えられた部位は、塗膜の欠陥が発生し
易く、腐食による穴あきが懸念されている。
容物がアルミニウム板材に対して腐食性が小さく、しか
も缶胴に使用されている金属との間にガルバニ電池が形
成されない場合においては品質上の問題はないが、内容
物がアルミニウム材料に対して腐食性に富み、缶胴に使
用されている金属との間にガルバニ電池が形成される場
合においては、厚膜塗装の塩ビオルガノゾル・系塗装が
施されていても、スコア加工部やリベット加工部等の如
く厳しい加工が加えられた部位は、塗膜の欠陥が発生し
易く、腐食による穴あきが懸念されている。
したがって、内容物又は缶胴に使用されている金属との
間に形成されるガルバニ電池による腐食が懸念される用
途の蓋材の内面塗装は、更に厚くする必要があるが、塩
ビオルガノゾル系塗料を厚く塗装するとアイホール又は
はしきと呼ばれる塗膜の薄い部分(その部分に塗料がな
く素地面が全く露出している場合もある)が発生するこ
とがあり、かえって防食性が低下するという問題があっ
た。
間に形成されるガルバニ電池による腐食が懸念される用
途の蓋材の内面塗装は、更に厚くする必要があるが、塩
ビオルガノゾル系塗料を厚く塗装するとアイホール又は
はしきと呼ばれる塗膜の薄い部分(その部分に塗料がな
く素地面が全く露出している場合もある)が発生するこ
とがあり、かえって防食性が低下するという問題があっ
た。
そこで、上記塗装に関する問題点の解決方法として、従
来の蓋材に用いられているノンリペア−塗料に替えて、
オレフィン系フィルムを貼り合わせることが提案されて
いる。その方法は、アルミニウム板材の表面に、接着剤
を介してフィルムを貼り合わせたり、接着機能を付与し
たフィルムを貼り合わせるのであるが、このようにして
製造された複合材においても、以下の問題があった。
来の蓋材に用いられているノンリペア−塗料に替えて、
オレフィン系フィルムを貼り合わせることが提案されて
いる。その方法は、アルミニウム板材の表面に、接着剤
を介してフィルムを貼り合わせたり、接着機能を付与し
たフィルムを貼り合わせるのであるが、このようにして
製造された複合材においても、以下の問題があった。
すなわち、蓋内面にフィルムを積層した複合材に開口部
を形成するため、刃型の断面が台形状のスコア加工金型
で加工すると、加工部におけるアルミニウム板材の最小
残厚が、アルミニウム板材の厚さからアルミニウム板材
に押し込んだ刃型の量を差し引いた値より極度に小さく
なり、加工部の強度が十分に維持できなくなることがあ
る。
を形成するため、刃型の断面が台形状のスコア加工金型
で加工すると、加工部におけるアルミニウム板材の最小
残厚が、アルミニウム板材の厚さからアルミニウム板材
に押し込んだ刃型の量を差し引いた値より極度に小さく
なり、加工部の強度が十分に維持できなくなることがあ
る。
本発明は、か)る事情に鑑みてなされたものであって、
スコア加工部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム
合金複合材を提供することを目的とするものである。
スコア加工部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム
合金複合材を提供することを目的とするものである。
3
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明者は、スコア加工部の
板厚減少量が大きくなる原因の究明並びに対策について
鋭意研究を重ねた結果、スコア加工部の板厚減少量が貼
り合わせるフィルムの厚さと関係があり、フィルムの厚
さを規制することにより、スコア加工部の過度な板厚減
少を防止できることを見い出し、ここに本発明をなした
ものである。
板厚減少量が大きくなる原因の究明並びに対策について
鋭意研究を重ねた結果、スコア加工部の板厚減少量が貼
り合わせるフィルムの厚さと関係があり、フィルムの厚
さを規制することにより、スコア加工部の過度な板厚減
少を防止できることを見い出し、ここに本発明をなした
ものである。
すなわち、本発明は、アルミニウム合金板材を基材とす
る缶用蓋材において、該蓋材の内面側となる前記アルミ
ニウム合金板材面に、厚さが5〜30μmのオレフィン
系フィルムを貼り合わせたことを特徴とするスコア加工
部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム合金複合材
を要旨とするものである。
る缶用蓋材において、該蓋材の内面側となる前記アルミ
ニウム合金板材面に、厚さが5〜30μmのオレフィン
系フィルムを貼り合わせたことを特徴とするスコア加工
部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム合金複合材
を要旨とするものである。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
(作用)
アルミニウム合金板材面に対して貼り合わせるフィルム
の厚さが5μm未満では、スコア加工部4− やリベット加工部等における耐食性が十分なものとなら
ず、一方、フィルムの厚さが30ILmを超えるとスコ
ア加工部の板厚減少量が多くなり過ぎ、スコア加工部の
強度低下を招くようになることが判明した。
の厚さが5μm未満では、スコア加工部4− やリベット加工部等における耐食性が十分なものとなら
ず、一方、フィルムの厚さが30ILmを超えるとスコ
ア加工部の板厚減少量が多くなり過ぎ、スコア加工部の
強度低下を招くようになることが判明した。
よって、アルミニウム合金板材面に対して貼り合わせる
フィルムの厚さは5〜30μmとする。
フィルムの厚さは5〜30μmとする。
このようなフィルムとしては、内容物に対する耐食性が
良好であるポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレートなどのオレフィン系樹脂フィルムを使
用する。この場合の接着剤としては、これらの樹脂及び
アルミニウム材と良好な接着性を有するオレフィン系接
着剤を用いるのが好ましい。例えば、無水マレイン酸変
性ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ
ウレタンなどが挙げられる。
良好であるポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレートなどのオレフィン系樹脂フィルムを使
用する。この場合の接着剤としては、これらの樹脂及び
アルミニウム材と良好な接着性を有するオレフィン系接
着剤を用いるのが好ましい。例えば、無水マレイン酸変
性ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ
ウレタンなどが挙げられる。
なお、アルミニウム合金板材としては、この種の用途に
供される各種の成分糸、組成のアルミニウム合金が可能
であることは云うまでもない。また、耐食性及び接着剤
との接着性を高めるためにm酸りロメート処理などの下
地処理を施しておくことが好ましい。
供される各種の成分糸、組成のアルミニウム合金が可能
であることは云うまでもない。また、耐食性及び接着剤
との接着性を高めるためにm酸りロメート処理などの下
地処理を施しておくことが好ましい。
次に本発明の実施例を示す。
(実施例)
第1表に示す接着剤及び樹脂フィルムを使用して、アル
ミニウム合金板材(A5182P、厚さ0.32mm、
*酸クロメート処理材)の片面に各種属さで貼り合わせ
た。次いで、60℃で24時間のエージング(接着剤の
化学反応による硬化促進)を行って複合材を得た。
ミニウム合金板材(A5182P、厚さ0.32mm、
*酸クロメート処理材)の片面に各種属さで貼り合わせ
た。次いで、60℃で24時間のエージング(接着剤の
化学反応による硬化促進)を行って複合材を得た。
得られた複合材に、第工図に示す断面形状のスコア刃型
をフィルムを貼り合わせていない面側から機械プレスで
押し込み、スコア加工板を得た。
をフィルムを貼り合わせていない面側から機械プレスで
押し込み、スコア加工板を得た。
このスコア加工板について加工部断面を観察し、第2図
に示す部分の寸法(A、B)を測定した。その結果を第
1表に併記する。
に示す部分の寸法(A、B)を測定した。その結果を第
1表に併記する。
また、クエン酸及びクエン酸ナトリウムでpHを3.0
に調整した38℃の食塩水中にスコア加工板を30日間
浸漬し、加工部の耐食性を調査した。その結果を第1表
に併記する。
に調整した38℃の食塩水中にスコア加工板を30日間
浸漬し、加工部の耐食性を調査した。その結果を第1表
に併記する。
第1表から明らかなように、本発明例は、いずれもスコ
ア加工後の板厚減少量が小さい。勿論、耐食性も良好で
ある。
ア加工後の板厚減少量が小さい。勿論、耐食性も良好で
ある。
これに対し、比較例は、いずれもスコア加工後の板厚減
少量が大きい。またフィル11の厚さが薄すぎると耐食
性が劣る。
少量が大きい。またフィル11の厚さが薄すぎると耐食
性が劣る。
【以下余白)
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明による缶蓋用アルミニウム
合金複合材は、スコア加工後の板厚減少量が小さいので
、スコア加工部の強度の低下が小さく、缶の蓋材として
好適である。
合金複合材は、スコア加工後の板厚減少量が小さいので
、スコア加工部の強度の低下が小さく、缶の蓋材として
好適である。
第1図はスコア刃の断面形状を示す模式図、第2図はス
コア加工後の板の加工部断面と寸法測定部位を示す模式
図である。
コア加工後の板の加工部断面と寸法測定部位を示す模式
図である。
Claims (1)
- アルミニウム合金板材を基材とする缶用蓋材において、
該蓋材の内面側となる前記アルミニウム合金板材面に、
厚さが5〜30μmのオレフィン系フィルムを貼り合わ
せたことを特徴とするスコア加工部の板厚減少量が小さ
い缶蓋用アルミニウム合金複合材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5749690A JPH03258534A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | スコア加工部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム合金複合材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5749690A JPH03258534A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | スコア加工部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム合金複合材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03258534A true JPH03258534A (ja) | 1991-11-18 |
Family
ID=13057335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5749690A Pending JPH03258534A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | スコア加工部の板厚減少量が小さい缶蓋用アルミニウム合金複合材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03258534A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998056577A1 (fr) * | 1997-06-12 | 1998-12-17 | Toyo Kohan Co., Ltd. | Feuille d'alliage d'aluminium a revetement de resine pour couvercles de boites |
-
1990
- 1990-03-08 JP JP5749690A patent/JPH03258534A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998056577A1 (fr) * | 1997-06-12 | 1998-12-17 | Toyo Kohan Co., Ltd. | Feuille d'alliage d'aluminium a revetement de resine pour couvercles de boites |
MY120044A (en) * | 1997-06-12 | 2005-08-30 | Toyo Kohan Co Ltd | Resin covered aluminum alloy sheet for can lid |
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