JPH03257529A - 推論管理システムおよび方法 - Google Patents

推論管理システムおよび方法

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JPH03257529A
JPH03257529A JP2056000A JP5600090A JPH03257529A JP H03257529 A JPH03257529 A JP H03257529A JP 2056000 A JP2056000 A JP 2056000A JP 5600090 A JP5600090 A JP 5600090A JP H03257529 A JPH03257529 A JP H03257529A
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JP
Japan
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strategy
knowledge
inference
strategies
evaluation
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JP2056000A
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English (en)
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Setsuo Tsuruta
節夫 鶴田
Kuniaki Matsumoto
松本 邦顕
Masahiro Matsumoto
昌浩 松本
Seiichi Sasaki
誠一 佐々木
Hikari Taniguchi
谷口 光
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
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    • G06N5/04Inference or reasoning models
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S706/00Data processing: artificial intelligence
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    • Y10S706/925Business

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
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  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明は、知識情報処理を行う計算機システムにおける
推論管理システムおよび方法に関し、特に列車リスケジ
ューリング(遅延時のダイヤ回復)の指令支援(コマン
ドアンドコントロール)に好適な推論管理システムおよ
び方法に関する。
[従来の技術] 従来の推論管理システムでは、例えば条件部と結果部か
ら構成される“ルール“と呼ばれるプログラムモジュー
ルと、発生事実を階層的に記述した″フレーム′°と呼
ばれるデータ群を用いて、3段論法式に推論を行い、結
論を導出している。しかし、専門家のノウハウに競合が
発生した場合、その状況に応じた競合解消を行うための
システムおよび方法が必要となる。
すなわち、目的達成方針および手段(戦略)の競合が発
生した場合、各戦略に固定的優先度を持たせたり、ユー
ザとの対話によって競合解消を行ったり、確信度による
近似推論的アプローチが取られていた。
なお、この種の装置として関するものには、例えば米国
特許第4648044号(Basic ExpertS
ystem Tool、Technowlege、18
97.3.3)が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、柔軟な戦略選択を行うことができず
、ユーザの過去の経験に基づいた判断によって偏りや洩
れが発生する場合もある。また、確信度に頼る定量的な
方法では、推論する問題の対象が人間や組織の行動であ
る場合、確率等の数宇土では可能性の低い状況や行動が
重要であることも多い。
本発明の目的は、このような問題点を改善し、競合する
戦略を漏れ無く評価して、信頼度の高い戦略を自動的に
提案することができ、マンマシン性を向上させて、ユー
ザの戦略判断を支援することが可能な推論管理システム
および方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の推論管理システムお
よび方法は、専門家の推論手続きや記憶状態を記述する
複数の専門知識体と、そらの専門知識体の1個を活性化
して、その推論をスケジュールしたり、推論を実行する
核知識部とから構成された知識体には、自己と同じ知識
体を複製したり、自己や他の知識体を消去したりする手
続き、複製/消去タイミング、および知識体に対するリ
ソーススケジューリングの知識を持つ分身管理オブジェ
クトを設け、競合が発生した場合、自己の知識体の複製
(分身)を用いて、異なるケースについての推論処理を
並列に行わせることに特徴がある。
また、本発明の推論管理システムおよび方法は、戦略の
競合が発生した時のデータを保存する現状データ保存部
と、戦略と想定状況の関係を記述した想定状況関連表と
、戦略を採用した場合に通常発生しない想定状況を想定
状況関連表から取り出し、ユーザとの対話で設定する評
価内容決定プログラムと、推論した結果と評価戦略と想
定状況と評価前の現状データとを組にし、評価ケース番
号を付して記録しておく評価内容記録表と、戦略の評価
推論処理および推論結果の記録処理を制御する想定状況
制御プログラムを含む想定状況制御部とを備え、評価す
る戦略に対応した想定状況を取り出し、その結果を評価
することに特徴がある。
〔作用〕
本発明においては、分身管理オブジェクトに必要な項目
を設定して、現在活性化中の専門知識体や競合している
ルールや戦略等の情報を記憶させることにより、戦略の
競合状態を明確にすることができる。また、自己の知識
体を複製したり、自己や他の知識体を消去したり、複製
/消去のタイミング設定と知識体に対するリソーススケ
ジューリングを行う手続きにより、競合が発生した場合
、自己知識体のコピーを管理して、いくつかのケースを
並列に推論できるので、競合する戦略を漏れ無く評価し
、信頼度の高い戦略を自動的に提案することができる。
また、本発明においては、現状データ保存部は、戦略の
競合発生時のデータを保存するので、複数の戦略の評価
を可能にする。また、想定状況関連表は、各戦略に対応
し、最も優秀な専門家からノウハウとして引出した重要
かつ考慮すべき想定状況を記憶しているので、ユーザに
判断の抜けを認識させる。また、評価内容決定プログラ
ムは、戦略評価時の想定状況を想定状況関連表から取り
出し、ユーザとの対話で設定するマンマシンインタフェ
ースプログラムとして動作する。また、評価内容記録表
は、評価戦略、想定状況、評価結果、戦略の競合発生時
のデータを組にして、評価ケース番号を付して記録して
いるので、再度戦略の競合が発生した場合における判断
支援を可能とする。
さらに、想定状況制御プログラムは、戦略の評価推論処
理および推論結果の記録処理を制御して、複数回数の戦
略評価を可能にする制御プログラムとして動作する。
また、想定状況関連表の代わりに、想定状況のデータテ
ーブルである想定状況−覧表および評価する戦略と想定
状況との対応関係をルールで記述した想定状況関連知識
部を設定し、評価対象の戦略が入力された時、この想定
状況関連知識部を活性化することにより、評価対象の戦
略に対応した想定状況を取り出すこともできる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
(第1の実施例) 第1図は、本発明の第1の実施例における計算機システ
ムの機能を示す説明図である。
第1図において、1は計算機システム、2は計算機の機
械語で記述された命令の実行部、3は計算機システムの
運用を支援するオペレーティングシステム(○S)、4
は専門知識部6およびそれを制御、管理する核知識部5
を含み、問題処理を行う知識体(本体)、5は核オブジ
ェクト8と分身管理オブジェクトl○と核ルール群9と
分身管理ルール群11、およびそれらを実行して推論す
る推論部を持つ核知識部、6は専門家個別のノウハウを
埋め込んだ複数の専門家知識体12.13を持つ専門知
識部、7は推論部、8は核オブジェクト、9は核ルール
群、10は複製知識体17により並列推論を行う分身管
理オブジェクト、11は分身管理ルール群、12.13
は局所的な専門知識である概念オブジェクト15、その
管理を行う専門家オブジェクト14、および判断ルール
群16を持つ各専門知識体、14は専門家オブジェクト
、15は概念オブジェクト、16は判断ルール群、17
は知識体(本体)の核知識部5によって複製されたり、
消去されたりする複製知識体である。なお、これらはR
OM等に専用ハードウェアとして構成される。
第2図は、第1図の分身管理オブジェクトの内容を示す
説明図である。
本実施例では、分身管理オブジェクト10は、次に示す
スロット22〜28および手続き29により構成される
スロット22は、分身管理オブジェクト10の活性化状
態(推論モードかメタモードか)を記憶し、スロット2
3は、推論実行中に競合戦略を提起した核ルール群9中
のルールIDを記憶し、スロット24は、競合戦略を保
存するスタック(先入れ後出しのメモリ)である。また
、スロット25は、各戦略を採用した時活性化されるル
ールIDを記憶し、スロット26は、各戦略を採用した
時想定される状況を保存するスタックである。また、ス
ロット27は、複製知識体17を消去し、知識体(本体
)4の推論を再開するためのイベントを記憶し、スロッ
ト28は、実行が要求されている手続きを保存するスタ
ックである。
また、手続き30は、各競合戦略と各想定状況の組み合
わせの数だけ、知識体(本体)4を複製する手続き、手
続き31は、各知識体(他プロセス)の推論状態を多重
画面(マルチウィンドウ)で表示する手続き、手続き3
2は、各知識体(他プロセス)の推論が一定時間を超過
する場合、その推論を中断する手続き、手続き33は、
各知識体く他プロセス)の推論結果を評価基準に基づい
て自動的あるいはユーザとの対話により、競合戦略の優
先度を変更する手続き、手続き34は、最優先戦略の採
用をユーザに問い合わす手続き、手続き35は、複製知
識体17を消去する手続きである。
第3図は、第1図の核オブジェクトの内容を示す説明図
である。
本実施例の核オブジェクト8は、知識体(本体)4の推
論を制御、管理するオブジェクトであり、36のような
手続き(システム開始手続き、システム初期化手続き等
)も含む。
第4図は、第1図の専門家オブジェクトの内容を示す説
例図である。
本実施例の専門化オブジェクト14は、局所的な専門知
識を構成する概念オブジェクトを制御、管理するオブジ
ェクトであり、41のような手続き(ルール記録手続き
、初期化手続き等)も含む。
第5図は、本発明の第1の実施例における計算機システ
ムの処理を示すフローチャートである。
なお、(その1)は、主に核ルール群9の知識処理フロ
ーであり、(その2)は、分身管理ルール群11の知識
処理フローである。
本実施例では、核オブジェクト8と専門家オブジェクト
14を用いて、通常の推論実行サイクルを行う場合、ま
ず、システムの初期化を行い(500)、外部状況のデ
ータを入力する(501)。
次に、実行可能なルールの有無をチエツクしく502)
、無ければ、処理を終了する。
また、実行可能なルールが有れば、それを実行する(5
03)。
次に、そのルールを実行した結果、戦略の競合が発生し
たか否かをチエツクしく504)、競合が発生していな
ければ、そのまま推論を実行する。
また、戦略の競合が発生した場合には、各戦略を評価す
るか否かをユーザとの対話により決定する(505)。
その結果、戦略評価要求がなければ、戦略の競合を解消
するため、戦略優先度を参照しく506)、最優先戦略
の採用をユーザに問い合わせて(507)、最優先戦略
を決定する(509)。こうして決定された戦略を最優
先戦略として戦略優先度に記憶し、その戦略に従ったル
ールを実行する(510)。
なお、ステップ507において、ユーザによる変更があ
る場合には、表示された競合戦略の中から、ユーザが介
入して最優先戦略以外の戦略を選択入力する(、508
)。こうして選択入力された戦略は次回に最優先戦略を
決定する際、自動的に最優先される。
また、ステップ505で、戦略評価要求がある場合には
、ステップ511へ進み、分身管理オブジェクトlOを
活性化する。
次に、戦略採用後に発生が予想される想定状況を列挙す
る(512)。
次に、分身管理オブジェクト10の自己複製手続き30
によって自己知識体(本体)4の複製を行う(513)
次に、各複製知識体(他プロセス)に競合戦略と想定状
況のデータを送り(514)、自己知識体(本体)4は
待ち状態とする(515)。
次に、分身管理オブジェクト10の活性状態をメタモー
ドから推論モードにして(516)、各複製知識体17
の推論を開始する。
この推論が一定時間を超える場合には(517)、並列
推論中断手続き32により中断しく518)、論過程表
示手続き31により各複製知識体エフの推論状態をマル
チウィンドウに表示する(519)。
また、推論が一定時間内に終了した場合は、同様に推論
結果をマルチウィンドウに表示する。
次に、推論モードをメタモードにして(520)、各複
製知識体17の推論を終了させる。
さらに、戦略優先度変更手続き33により、各複製知識
体17の推論結果を自動あるいはユーザとの対話で評価
しく521〜523)、評価戦略の優先度を変更する(
524)。
次に、スロット27に記憶されたイベントにより、複製
知識体17を消去する(525)。
次に、自己知識体(本体)4の待ち状態を解除しく52
6)、メタモードを推論モードにして(527)、自己
知識体(本体)4の推論を再開する。
このように、自己知識体(本体)4の知識を各分身(複
製知識体17)に持たせて管理することにより、各分身
に異なる推論処理を並列的に実行させることができる。
(第2の実施例) 第6図は、本発明の第2の実施例における計算機システ
ムの機能を示す説明図である。
第6図において、61は計算機システム、62はデータ
部、63はプログラムモジュール群、64は処理層保存
部、65は戦略入力部、66は想定状況制御部、67は
表示部、68はリコメンド表示画面、69は戦略選択画
面、70は評価内容記録表表示画面、71は評価内容決
定画面である。
なお、これらはROM等に専用ハードウェアとして構成
される。
本実施例では、データ部62とプログラムモジュール群
63で作成されたリコメンドと使用したプログラムモジ
ュールおよび参照したデータは、処理層保存部64に保
存される。
また、リコメンドは、表示部67によりリコメンド表示
画面68に表示される。
この一連の推論過程において、戦略の競合が発生した場
合、計算機システム61は、まず、戦略入力部65によ
り戦略選択画面69を表示し、戦略の選択決定をユーザ
に要求する。そこで、想定状況制御部66は、ユーザ個
有の過去の経験的知識や過去の統計に基づいた判断に抜
けが生じることを防止するため、評価内容記録表表示画
面70を表示し、最適戦略の立案支援を行う。
また、評価を行う場合は、評価内容決定画面71のよう
な評価内容記録表の中、評価する戦略に関係した部分を
表示し、各種評価ケースを模擬推論させ、その推論過程
と推論結果を表示することにより、有効な戦略の判断支
援を行う。
第7図は、第6図の想定状況制御部の構成を示す説明図
である。
第7図において、73は戦略の競合が発生した時の状況
データを保存しておく現状データ保存部、74は各競合
戦略とそれに対応した想定状況を記録する想定状況関連
表、75は評価戦略や想定状況や現状データや評価結果
を、評価ケース番号を付して記録する評価内容記録表、
76は想定状況制御処理を行う想定状況制御プログラム
、77は評価内容決定処理を行う評価内容決定プログラ
ムである。
第8図は、第7図の想定状況関連表の構成を示す説明図
である。
本実施例の想定状況関連表74は、各種戦略に対応して
、専門家からノウハウとして引き出した想定状況、つま
り通常発生しない想定状況を記憶しておく。
第9図は、第7図の評価内容記録表の構成を示す説明図
である。
本実施例の評価内容記録表75は、評価戦略と想定状況
と現状データと評価結果に評価ケース番号を付けて記録
したものである。なお、評価結果が成功の場合、それに
(大)、(中)、(小)の優先順位を付与する。また、
評価内容記録表75に登録されていない戦略の評価要求
があった場合には、想定状況関連表74を参照して、新
規に評価戦略と想定状況に評価ケース番号を付して登録
する。
第10図は、本発明の第2の実施例における計算機シス
テムの処理の全体を示すフローチャートである。
本実施例では、終了コマンドが入力されるまで以下の処
理を繰り返す。
まず、問題を入力しく1001)、その問題解決のため
の戦略に競合が発生した場合(1002)、更新されて
いない評価内容記録表75を表示しく1003)、戦略
の判断支援を行う。
さらに、戦略の評価を行う場合は想定状況制御処理を行
い(1004)、その評価結果を基に戦略の選択入力を
行う(1005)。そして、推論(問題処理)を行い(
1006)、その推論結果を表示する(1007)。
次に、プログラムモジュールがデータにアクセスして推
論を行う処理について述べる。
第1I図は、本発明の第2の実施例における推論処理を
示すフローチャートである。
本実施例では、実行可能なモジュールがあれば(110
1)、モジュールIDおよび参照データの値を処理層保
存部64に書き込み、そのポインタを進める(1102
)。
そして、モジュール実行後(1103)、変更されたデ
ータを処理保存部64に書き込み、そのポインタを進め
る(1104)。
次に、想定状況制御処理の詳細を述べる。
第12図は、本発明の第2の実施例における想定状況制
御処理を示すフローチャートである。
本実施例では、戦略の評価を行う場合(1201)は、
戦略の競合発生時の状況データを現状データ保存部73
に保存しく1202)、ユーザに評価戦略の選択入力を
行わせる(1203)。
そして、戦略が選択入力されると、評価内容決定処理を
行い(1204)、評価戦略適用時の状況を模擬推論し
て(1205)、その推論結果を表示する(1206)
さらに、現状データや推論結果を評価内容記録表に記録
する評価内容記録処理を行う(1207)。
この後、他の戦略の評価を行う場合には(1208)、
状況データの初期化を行って(1209)、保存してい
た現状データを再設定する(1210)。
これらの処理を繰り返す。
次に、評価内容決定処理の詳細を述べる。
第13図は、本発明の第2の実施例における評価内容決
定処理を示すフローチャートである。
本実施例では、評価内容記録表75に評価要求のあった
戦略が存在しない場合(1301)、想定状況関連表7
4を参照し、評価する戦略とそれに対応した想定状況を
評価内容記録表75に追加する(1302)。
次に、評価内容記録表75の中、評価する戦略に関連し
た部分のみを評価内容決定画面71に表示する(130
3)。そして、ユーザに評価するケースの選択入力を行
わせる(1304)。
次に、評価内容記録処理の詳細を述べる。
第14図は、本発明の第2の実施例における評価内容記
録処理を示すフローチャートである。
本実施例では、評価内容記録表75の評価ケースに関し
て、同一の現状データや評価結果が既に存在する場合(
1401)、評価内容記録表75に追加登録しない(1
403)。
また、同一の現状データや評価結果が存在しない場合に
は、評価したケースに新しい評価ケース番号を付して、
その現状データと評価結果を評価内容記録表に記録する
(1402)。
(第3の実施例) 第15図は、本発明の第3の実施例における想定状況制
御部の構成を示す説明図、第16図は第15図の想定状
況−覧表の構成を示す説明図、第17図は第15図の想
定状況関連知識部の構成を示す説明図である。
本実施例は、第7図に示した想定状況制御部66の代案
であり、その他の構成は第1の実施例と同様である。
第15図において、151は想定状況制御部、152は
現状データ保存部、153は想定状況−覧表、154は
評価内容記録表、155は想定状況制御プログラム、1
56は評価内容決定プログラム、157は評価する戦略
と想定状況に関する知識をルールで記述した想定状況関
連知識部である。
本実・施例では、第7図の想定状況関連表74の代わり
に想定状況−覧表153と想定状況関連知識部157を
設ける。
この想定状況関連知識部157を活性化することにより
、評価する戦略と想定状況に関する知識が記述されたル
ールをもとにして、その戦略に対応した想定状況を想定
状況−覧表153から取り出す。
次に、本実施例の計算機システムにおける評価内容決定
処理について述べる。
第18図は、本発明の第3の実施例における評価内容決
定処理を示すフローチャートである。
本実施例では、第15図〜第17図に示した想定状況−
覧表153と想定状況関連知識部157を用いて、第1
2図に示した評価内容決定処理1204を行う。
すなわち、評価する戦略が評価内容記録表154に存在
しなければ(1801)、想定状況関連知識部157を
活性化して(1802)、評価する戦略に対応した想定
状況を想定状況−覧表153から取り出し、評価する戦
略と取り出した想定状況を評価内容記録表154に追加
登録して(1803)、評価する戦略に関連した部分を
第6図に示した評価内容決定画面71に表示しく180
4)、ユーザに評価内容の選択入力を行わせる(180
5)。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ユーザが戦略の判断を行う際、各戦略
を適用した場合に起こる可能性のある状況や結果を過去
の経験的知識に基づいて考慮し、その未来を予測する過
程の処理を制御する想定状況制御処理によって、ユーザ
の経験的知識に基づいて考慮される状況以外の想定状況
をユーザに認識させたり、想定状況が発生した場合にお
ける戦略の適用結果を模擬して表示出力することができ
る。
これにより、その戦略の信頼性を評価して、ユーザの判
断ミスを防止することができ、さらに、評価結果を蓄積
していくので、これを表示することにより最適な戦略の
立案支援を行うことが可能である。
また、本発明によれば、推論遂行中に戦略の競合が発生
した場合、知識体(本体)を複製し、自動的あるいはユ
ーザの指示によって対話的に画面ファイルやデイスプレ
ィ端末を割り当て、並列実行/記憶および並列表示/入
力が行えるため、ユーザを含む異種の専門家間の並列協
調推論による戦略の評価が可能となり、推論の信頼性お
よびマンマシン性を向上させる。
また、その並列協調推論によって1度評価を行った戦略
は、ユーザの指示がない限り、自動的に採用されて推論
が続行されるため、効率的かつ信頼度の高い推論が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における計算機システム
の機能を示す説明図、第2図は第1図の分#管理オブジ
ェクトの内容を示す説明図、第3図は第1図の核オブジ
ェクトの内容を示す説明図、第4図は第1図の専門家オ
ブジェクトの内容を示す説例図、第5図は本発明の第1
の実施例における計算機システムの処理を示すフローチ
ャート、第6図は本発明の第2の実施例における計算機
システムの機能を示す説明図、第7図は第6図の想定状
況制御部の構成を示す説明図、第8図は第7図の想定状
況関連表の構成を示す説明図、第9図は第7図の評価内
容記録表の構成を示す説明図、第10図は本発明の第2
の実施例における計算機システムの処理の全体を示すフ
ローチャート、第11図は本発明の第2の実施例におけ
る推論処理を示すフローチャート、第12図は本発明の
第2の実施例における想定状況制御処理を示すフローチ
ャート、第13図は本発明の第2の実施例における評価
内容決定処理を示すフローチャート、第14図は本発明
の第2の実施例における評価内容記録処理を示すフロー
チャート、第15図は本発明の第3の実施例における想
定状況関連表の#l或を示す説明図、第16図は第15
図の想定状況−覧表の構成を示す説明図、第17図は第
15図の想定状況関連知識部の構成を示す説明図、第1
8図は本発明の第3の実施例における評価内容決定処理
を示すフローチャートである。 1:計算機システム、2:命令実行部、3:オペレーテ
ィングシステム(O8)、4:知識体(本体)、5:核
知識部、6:専門知識部、7:推論部。 8:核オブジェクト、9:核ルール群、10:分身管理
オブジェクト、11:分身管理ルール群。 12.13:専門知識体、14:専門家オブジェクト、
15:概念オブジェクト、16:判断ルール群、17:
複製知識体、22〜28ニスロツト。 29.36,41 :手続き、6ヱ:計算機システム、
62:データ部、63ニブログラムモジユ一ル群、64
:処理歴保存部、65:戦略入力部。 66:想定状況制御部、67:表示部、68:リコメン
ド表示画面、69 戦略選択画面、70:評価内容記録
表表示画面、7I:評価内容決定画面、73:現状デー
タ保存部、74:想定状況関連表、75:評価内容記録
表、76:想定状況制御プログラム、77 評価内容決
定プログラム。 151:想定状況制御部、152:現状データ保存部、
153・想定状況−覧表、154:評価内容記録表、1
55:想定状況制御プログラム、156:評価内容決定
プログラム、157:想定状況関連知識部。 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、個々の専門家に対応する専門家知識体と、活性化中
    の専門家知識体の制御、管理および推論を行う核知識部
    から構成された知識体を有する計算機システムにおいて
    、上記核知識部には、推論実行中に戦略の競合が発生し
    た場合、自己の知識体を複製し、戦略採用時に発生が予
    想される想定情況下で当該戦略を採用したケースを並列
    に推論し、推論結果を評価して最適戦略を選択する手段
    、および推論の再開/続行処理を制御する手段を設けた
    ことを特徴とする推論管理システム。 2、個々の専門家に対応する専門家知識体と、活性化中
    の専門家知識体の制御、管理および推論を行う核知識部
    から構成された知識体を有する計算機システムの推論管
    理方法において、上記核知識部には、自己と同じ知識体
    の複製や、自己および自己以外の知識体の消去を行う手
    続き、複製/消去タイミングの設定および知識体に対す
    るリソーススケジユーリングの知識を有し、推論実行中
    に戦略の競合が発生した場合、自己の知識体を複製し、
    戦略採用時に発生が予想される想定情況下で当該戦略を
    採用したケースを並列に推論して、推論結果を評価して
    最適戦略を選択することを特徴とする推論管理方法。 3、上記核知識部には、戦略採用確認手続きを有し、推
    論結果を表示出力して、最適戦略の採用をユーザに問い
    合わせることを特徴とする請求項2記載の推論管理方法
    。 4、上記核知識部には、並列推論中断手続きを有し、並
    列推論処理に時間的制約を加えて、一定時間で処理を中
    断させることを特徴とする請求項2記載の推論管理方法
    。 5、上記推論結果の表示出力およびユーザとの対話をマ
    ルチウィンドウを介して行うことを特徴とする請求項2
    、3記載の推論管理方法。 6、上記核知識部には、戦略優先度変更手続きを有し、
    ユーザが入力した戦略を最優先戦略として競合戦略とと
    もに記憶し、再び競合が発生した場合は、自動的に該最
    優先戦略を採用することを特徴とする請求項2、3記載
    の推論管理方法。 7、戦略を入力する部分と、該戦略の適用結果を推論し
    て出力する部分を持つ計算機システムにおいて、ユーザ
    が各該戦略に対して設定した想定状況と戦略との関係を
    記憶する手段と、戦略の競合が発生した場合、該想定状
    況の適用結果の模擬出力処理を制御する手段を設けたこ
    とを特徴とする推論管理システム。 8、戦略を入力する部分と、該戦略の適用結果を推論し
    て出力する部分を持つ計算機システムの推論管理方法に
    おいて、戦略の競合が発生した場合、ユーザは通常発生
    しない想定状況を各該戦略に対して設定し、該想定状況
    の適用結果の模擬出力処理を行って、戦略の信頼性およ
    び有効性を評価することを特徴とする推論管理方法。 9、上記戦略の競合が発生した場合のデータを記憶して
    おき、該データを用いて複数回数の評価を行うことを特
    徴とする請求項8記載の推論管理方法。 10、上記戦略の競合が発生した場合、競合する戦略に
    対する想定状況を列挙して、分析すべき仮定的ケースを
    ユーザに設定させることを特徴とする請求項8記載の推
    論管理方法。 11、上記競合する戦略と想定状況の関係を想定状況関
    連表に記述しておき、評価対象の戦略に対応する想定状
    況を該想定状況関連表から取り出して評価することを特
    徴とする請求項10記載の推論管理方法。 12、上記戦略の競合が発生した場合のデータ、評価し
    た戦略、評価に使用した想定状況、および評価結果に評
    価ケース番号を付して記録しておき、評価の際、評価対
    象の戦略に関係する部分を取り出して、当該評価ケース
    を模擬推論させることを特徴とする請求項8記載の推論
    管理方法。 13、上記想定状況をデータテーブルに記憶し、評価対
    象の戦略と想定状況との対応関係をルールで記述するこ
    とを特徴とする請求項8記載の推論管理方法。 14、上記戦略の競合が発生した場合、過去の評価結果
    から最適戦略を取り出す知識を有し、該知識に従って競
    合戦略を自動的に選択し、該競合戦略を対話的に修正す
    ることを特徴とする請求項8記載の推論管理方法。
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