JP2748842B2 - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

Info

Publication number
JP2748842B2
JP2748842B2 JP6008092A JP809294A JP2748842B2 JP 2748842 B2 JP2748842 B2 JP 2748842B2 JP 6008092 A JP6008092 A JP 6008092A JP 809294 A JP809294 A JP 809294A JP 2748842 B2 JP2748842 B2 JP 2748842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
context
task
user
disclosure
description
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6008092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07219760A (ja
Inventor
政志 宇山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NYUU MEDEIA KAIHATSU KYOKAI
Original Assignee
NYUU MEDEIA KAIHATSU KYOKAI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NYUU MEDEIA KAIHATSU KYOKAI filed Critical NYUU MEDEIA KAIHATSU KYOKAI
Priority to JP6008092A priority Critical patent/JP2748842B2/ja
Publication of JPH07219760A publication Critical patent/JPH07219760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2748842B2 publication Critical patent/JP2748842B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のソフトウェア開
発者から提供される物理的に利用可能なソフトウェア機
能の集合を発見し、真にユーザに有用なものだけを選択
し、それらを保持しておき、ユーザの作業中に新しい機
能を開示した後、作業が終了して時間に余裕ができたと
きに、新しい機能がどのような状況で利用できるかを確
認させるために再度学習させるようなコンピュータシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、これより先に、特願平5−
261289号明細書および図面(以下、先行発明と記
す)において、タスク記述保持手段に保持されたタスク
記述の集合のうち、ユーザが未だ試用したことがなく、
かつユーザにとって有用と判断される利用パターンを記
述したタスク記述を発見し、選別してユーザに開示する
フィルタリング手段をコンピュータに具備することを提
案した。すなわち、新しい機能を持ったソフトウェア、
バージョンアップされたソフトウェア等を開発者が提供
しても、ユーザにとって真に有用なソフトウェア機能、
特にユーザがタスクを逐行する場合に行う操作手順であ
るタスク遂行パターンのみを発見し、選別することが必
要となる。そこで、上記先行発明の提案では、ソフトウ
ェア機能個々の利用パターンを形式的に記述したタスク
記述の集合をタスク記述保持手段に保持しておき、フィ
ルタリング手段により、タスク記述保持手段に保持され
たタスク記述の集合の中からユーザが未だ試用しておら
ず、かつユーザにとり真に有用と判断される利用パター
ンを記述したタスク記述を発見し、選別して、ユーザに
開示する。なお、上記フィルタリング手段は、コンテク
スト情報を用いて現在のタスク遂行のコンテクストに適
したタスク記述を選別するコンテクスト依存選別機構
と、そのコンテクスト依存選別機構により選別されたタ
スク記述の利用パターンを、ユーザが実際のタスク遂行
のコンテクストの中で試用する機会を提供するコンテク
スト依存開示機構とを少なくとも具備している。また、
フィルタリング手段には、ユーザが未だ試用したことの
ないタスク記述の集合の中から、ユーザが明示的に設定
した信頼性評価値に基づき、信頼のおける者により作成
または推薦されたタスク記述を選別する信頼性に基づく
選別機構も設けられている。これにより、膨大な量に及
ぶ物理的に利用可能なソフトウェア機能の集合の中か
ら、ユーザにとって真に有用なソフトウェア機能の集合
を自動的に発見し、選別することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、上記先
行発明において、コンテクスト依存開示機構は、コンテ
クスト依存選別機構または信頼性に基づく選別機構のい
ずれかにより選別されたタスク記述の利用パターンを、
ユーザが実際のタスク遂行のコンテクストの中で試用す
る機会を提供する。コンテクスト依存開示機構が新しい
機能をタスク遂行のコンテクストに合わせて動的、選択
的にユーザに開示することにより、ユーザが選択された
機能を試用し、その機能が実際のタスクの中で有用か否
かを評価・判断することができる。しかしながら、ユー
ザが新しい機能の開示を無視して、従来通りの作業を行
うことも可能であり、その場合には、新しい機能は役に
立たなくなる。特に、ユーザが多忙のため、新しい機能
を試用する時間の余裕がない場合には無視され易い。ユ
ーザにとっては、多忙のときには無視したが、その後に
時間の余裕ができたときに、無視した機能がどのような
状況で利用可能であるかを確認し、再度学習できること
が望ましい。本発明の目的は、このような従来の課題を
解決し、ユーザが新しいソフトウェア機能を採用するに
際して、新しい機能の開示を無視した場合には、時間の
余裕のあるときに再度学習することができ、そのユーザ
の行ってきたタスクとの関わりを踏まえて理解すること
ができるようなコンピュータシステムを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンピュータシステムは、フィルタリング
手段(8)として、コンテクスト情報を用いて現在のタ
スク遂行のコンテクストに適したタスク記述を選別する
コンテクスト依存選別機構(10)およびコンテクス依
存選別機構(10)により選別されたタスク記述の利用
パターンをユーザが実際のタスク遂行のコンテクストの
中で試用する機会を提供するコンテクスト依存開示機構
(11)を少なくとも備えているコンピュータシステム
(1)において、コンテクスト依存選別機構(10)が
選別したタスク記述に関して、タスク記述が選別された
コンテクストを、開示コンテクストとして保存するコン
テクスト保存機構(13)と、コンテクスト保存機構
(13)が蓄積した開示コンテクスト群を一覧表示する
タスク関連機能表示機構(14)と、コンテクスト保存
機構(13)が蓄積した開示コンテクストを再現して表
示するタスク再現機構(15)とを具備することを特徴
としている。
【0005】
【作用】本発明においては、ユーザが新しいソフトウェ
ア機能を採用するに際して、コンテクスト依存開示機構
(11)が新しい機能を開示したにもかかわらず、ユー
ザが新しい機能の開示を無視した場合には、ユーザの時
間の余裕のあるときに再度学習することができ、そのユ
ーザの行ってきたタスクとの関わりを踏まえて理解させ
ることができるようにする。そのために、コンテクスト
保存機構(13)とタスク関連機能表示機構(14)と
コンテクスト再現機構(15)を新たに設ける。なお、
実施例では、これらの各機構(13〜15)をコンピュ
ータシステム(1)内に設けているが、コンピュータシ
ステム(1)の外に設けてもよい。コンテクスト保存機
構(13)は、コンテクスト依存選別機構(10)が選
別したタスク記述に関して、開示コンテクストとして保
存する。この開示コンテクストには、ユーザが開示を無
視したか、試用したか、採択したか、拒否したか等に関
する態度情報を付与する。タスク関連機能表示機構(1
4)は、コンテクスト保存機構(13)が蓄積した各開
示コンテクストのうち、ユーザが無視したものだけを選
別して一覧表示する。また、コンテクスト再現機構(1
5)は、ユーザがタスク関連機能表示機構(13)から
選択したタスクに関して、開示コンテクストとコンテク
スト情報とを用いて、開示されたコンテクストを再現表
示する。すなわち、ユーザに対して、どのような機能が
利用可能であったかを教える。例えば、記事をセーブす
るためにスクラップ機能が利用できたことも表示する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すコンピュー
タシステムの機能ブロック図である。図1において、1
はコンピュータシステム、5はコンピュータシステムを
利用するユーザ、2は採用済タスク記述の集合(タスク
モデル)保持手段、3はコンテクスト情報保持手段、4
はタスクを遂行するタスク遂行機構であって、これら
2,3,4の機能は上記先行発明に記載されている機能
である。タスクモデル保持手段2は、ユーザ5のタスク
遂行パターンをモデル化した知識の集合であるタスクモ
デルを保持するものであり、コンテクスト情報保持手段
3はユーザ5のタスク遂行のコンテクストを表す知識で
あるコンテクスト情報(ユーザ5のタスク遂行のコンテ
クストを表す知識、つまり時系列的にどのような操作や
処理が行われたかを表す情報)を保持するものであり、
またタスク遂行機構4はタスクモデル保持手段2が保持
するタスクモデルを用いて、ユーザ5の入力操作系列か
らコンテクスト情報を逐次算出し、コンテクスト情報保
持手段3にアクセスしてコンテクスト情報を更新する。
さらに、タスク遂行機構4は、ユーザ5の操作入力に対
してタスクモデルおよびコンテクスト情報を参照し、ユ
ーザ5がどのようなタスクを要求しているかを推論、解
釈して物理的に利用可能なソフトウェア機能を起動す
る。
【0007】図1において、7はタスク記述保持手段で
あり、8はフィルタリング手段である。フィルタリング
手段8は、信頼性に基づく選別機構9とコンテクスト依
存選別機構10とコンテクスト依存開示機構11と信頼
性評価値保持手段12から構成されている。これらの
7,8,9〜12は、上記先行発明により提案された機
能である。タスク記述は、ソフトウェア開発者により提
供されるが、ソフトウェア開発者は開発したソフトウェ
ア製品がユーザ5のタスクの中でどのように使用される
かを予想して、それをタスク記述として提供する。タス
ク記述は、例えば、タスク名、条件記述(起動条件、作
成者名、コメント、保証等級、推薦等)、動作記述(変
数宣言、記述本体、作成者、バージョン等)、状態項等
からなるソフトウェア機能の利用パターンの形式的な記
述である。タスク名はタスクを表す名称であり、条件記
述はコンテクスト情報がいかなる条件を満たすときに、
タスク名で示されるタスクが起動可能であるかを規定す
る。動作記述は、タスク名で示されるタスクが起動され
た後の動作を規定する。また、状態項は、そのタスク記
述をユーザが未試用であるか、採用したか、不採用にし
たか、を示すものである。また、タスク記述を自分の利
用パターンに合わせて、より使い易いようにカスタマイ
ズ(調整)されたものもタスク記述として提供される。
これらのタスク記述群は、図1の頒布されたタスク記述
の集合保持手段7に保持される。タスク記述保持手段7
に保持されたタスク記述は、次にフィルタリング手段8
にかけられる。このフィルタリング手段8では、タスク
記述保持手段7に保持されたタスク記述の中から、ユー
ザ5が未だ試用したことがなく、かつユーザ5にとって
有用と判断される利用パターンを記述したタスク記述が
発見され、選別されて、ユーザ5に開示される。
【0008】信頼性に基づく選別機構9では、ユーザ5
が明示的に指定した信頼性評価値を利用して選別され
た、信頼のおける開発者またはユーザが作成または推薦
したタスク記述のみが選別される。この信頼性評価値
は、信頼性評価値保持手段12に保持されている。次
に、コンテクスト依存選別機構10では、コンテクスト
情報保持手段3の保持するコンテクスト情報(本実施例
では、メッセージの履歴)に基づいて、ユーザ5の現在
のタスク遂行のコンテクストに適したタスク記述のみが
選別される。このコンテクス依存選別機構10は、コン
テクスト条件が現在のコンテクスト情報と適合するタス
ク記述は一般に複数個存在するので、各タスク記述に対
して、コンテクスト条件とコンテクスト情報との照合の
度合を示すコンテクスト適性を評価することにより、こ
れらのタスク記述の優先順位を決定する。次に、コンテ
クスト依存開示機構11では、コンテクスト情報を参照
しながら、新しい利用パターンをユーザ5の実際のタス
ク遂行の中で動的に開示し、ユーザ5に新しい利用パタ
ーンを試用する機会を提供する。ユーザ5は、実際のタ
スク遂行の中で新しい利用パターンを試用した後、その
タスク記述を採用するか否かを判断し、また必要に応じ
てカスタマイズを行う。ユーザ5により採用されたタス
ク記述のみが選別され、それらのタスク記述がタスクモ
デル保持手段2に保持されている選別済タスク記述の集
合、つまりタスクモデルに追加される。従って、ユーザ
5は、タスク遂行時には、既に試用して、有用性を確認
したソフトウェア機能のみにアクセスすることができ
る。
【0009】図1において、13はコンテクスト保存機
構であり、14はタスク関連機能表示機構であり、15
はコンテクスト再現機構であって、これら13,14,
15は本発明により新しく設けられたものである。これ
らの各機構13,14,15はハードウェアとソフトウ
ェアから構成される。すなわち、コンテクスト保存手段
13は、コンテクストを保存するメモリエリアと、そこ
にコンテクストを蓄積したり、読み出したりする制御用
ソフトウェアとからなる。タスク関連機能表示機構14
は、ユーザ5により無視された機能群を一覧するための
表示器と表示用ソフトウェアからなる。コンテクスト再
現機構15は、同じく表示器と表示用ソフトウェアから
なる。コンテクスト依存開示機構11は、ユーザ5に対
して新しい機能の利用法を開示するのであるが、このと
きユーザ5は、時間に余裕がない等の理由により、この
開示を無視し、従来通りの作業を続行することができ
る。ユーザ5は、時間の余裕ができたときに、それまで
無視してきた機能群をタスク関連機能表示機構14によ
り一覧することができる。コンテクスト保存機構13
は、コンテクスト依存選別機構10が選別したタスク記
述に関して、それらのタスク記述が選別されたコンテク
ストを『開示コンテクスト』として保存する。つまり、
ユーザ5により開示を一旦無視された後は、コンテクス
トが『開示コンテクスト』に名称変えされる。
【0010】ところで、前述のコンテクスト適性の評価
は、例えばコンテクスト情報とタスク記述中のコンテク
スト条件のパターンマッチングにより行われる。すなわ
ち、本実施例では、コンテクスト条件は、メッセージパ
ターンの形式をなしている。そして、コンテクスト適性
評価は、コンテクスト情報として蓄積されたメッセージ
履歴の中からコンテクスト条件のメッセージパターンの
系列に適合するメッセージ列を探し出し、適合したメッ
セージ列のうちから番号の小さい方をコンテクスト適性
の値とする。本実施例においては、コンテクスト適性の
評価時にマッチしたメッセージ番号の列とそのタスク記
述の組が『開示コンテクスト』である(先行発明の図7
および28頁参照)。また、コンテクスト保存機構13
は、ユーザ5が開示を無視したか、試用したか、採択し
たか、拒否したか、に関する態度情報をコンテクスト依
存開示機構11から得て、『開示コンテクスト』に対し
て情報を付与する。
【0011】次に、タスク関連機能表示機構14は、コ
ンテクスト保存機構13が蓄積した『開示コンテクス
ト』群のうち、ユーザ5が無視したものだけを選別し、
ユーザ5に対して一覧表示する。表示するのは、タスク
記述中のコメントである。フィルタリング手段において
重要な役割を果すのは、条件記述であって、この中に起
動条件、起動条件説明、作成者名、コメント、保証等
級、および0個または1個以上の推薦理由が含まれてい
る。このうち、コメントは、そのタスク記述で規定され
た利用パターンを採用することにより生じた相対的な利
益を作成者がユーザに対して訴える簡単なメッセージで
ある。このコメントは、コンテクス依存開示機構11に
より、新しい利用パターンをユーザに対して開示する際
に表示される。これにより、利用パターンの相対的な利
益をユーザが評価する際の助けとなる。
【0012】コンテクスト再現機構15は、ユーザ5が
タスク関連機能表示機構14から選択したタスクに関し
て、『開示コンテクスト』と、コンテクスト情報保持手
段3に保持されたコンテクスト情報とを用いて、開示さ
れたコンテクストを再現する。本実施例では、コンテク
スト情報に蓄積されたメッセージ通信履歴を再度発行し
直すことにより、ユーザ5のタスク遂行を再現してい
る。ただし、メッセージを処理するエージェントの設計
次第では、再現できない場合もある。ここで、エージェ
ントとは、機能モジュールのことであって、例えば、本
発明のコンピュータシステムを実現する場合の構成で
は、メタファ環境エージェント群、ファンクションエー
ジェント群、部分タスクエージェント群が、それぞれ所
定の要素機能を持って自律的に情報処理を行う(先行発
明の図2における22,23,24参照)。これらのエ
ージェント群は、スタジオのコミュニケーションチャネ
ルを通じてメッセージを交換することにより、通信を行
うことができる。スタジオ内には、必須エージェントと
して、スタジオ管理、スケジューラ、および対話マネー
ジャの各エージェントが設けられている。ここでは、メ
ッセージを処理するエージェントであるメタファ環境エ
ージェント、ファンクションエージェントおよび部分ス
タジオエージェントの設計によっては、再現が不可能な
場合が生じる。コンテクスト再現機構15は、『開示コ
ンテクスト』のメッセージ番号の送信の際には、そのメ
ッセージから日本語文を生成し、ユーザの行った操作の
確認する。なお、先行発明の図7の例におけるスクラッ
プ機能の開示コンテクストは、番号{43,48}であ
る。
【0013】図2は、図1におけるタスク関連機能表示
機構の一覧画面の例を示す図である。この例では、新聞
メタファ環境(先行発明の図8(1)参照)を既に使用
しているユーザに対してテレビ様のデータ表示やスクラ
ップブックの機能が利用できることを教えている。前述
のように、タスク関連機能表示機構14は、ユーザに時
間の余裕ができたとき、それまで無視されてきた機能群
を表示する。本実施例では、タスク関連機能表示機構1
4は、新聞のような形式で機能一覧を表示するため、関
連新聞と命名されている。図2では、3つの機能を試用
する機会があったことを示している。ユーザが実施例の
関連新聞中の記事タイトルをクリックすることにより、
コンテクスト再現機構15が起動される。図3〜図5
は、図1におけるコンテクスト再現機構の画面の経過例
を示す図であり、新しい機能が起動可能なコンテクスト
をシミュレートする状態を示している。本実施例では、
テレビ様の枠の中で、その機能が試用可能であったコン
テクストがコンテクスト再現機構15により再現され、
シミュレートされる。図3〜5の例は、スクラップ機能
が利用できたコンテクストを再現している。図3のメッ
セージは先行発明の図7の43番から、また図4のメッ
セージは48番から、それぞれ生成される。図5におい
て、ユーザは、このシミュレーションから記事ウィンド
ウで一度読んだ記事を再度クリックしてスクラップでき
ることを学習できる。
【0014】実施例においては、先行発明の図7および
28頁のコンテクスト適性の評価を行う場合に、コンテ
クスト条件に適合する番号のメッセージに関して、ユー
ザの操作の確認を図3、図4で行っている。すなわち、
コンテクスト適性評価は、コンテクスト情報として蓄積
されたメッセージ履歴の中からコンテクスト条件のメッ
セージパターンの系列に適合するメッセージ列を探し出
し、適合したメッセージ列のうちから番号の小さい方を
コンテクスト適性の値とする。図3では、ユーザが再現
要求をすることにより、コンテクスト再現機構15の画
面には『あなたは、この記事をウィンドウを使って、読
みました。』と表示された後、ユーザが対話マネージャ
・アイコン23をクリックすることにより、シミュレー
ションが進む。図4では、画面には『あなたは、この記
事を再度クリックしました。』と表示される。これによ
り、状況が、対話マネージャの日本語メッセージととも
にテレビ枠の中に再現される。そして、コンテクスト再
現機構15は、『開示コンテクスト』のタスクを実際に
起動して、ユーザにどんな機能が利用可能であったかを
教える。図5の場合には、記事をセーブするためのスク
ラップ機能が利用可能であったことがわかる。テレビ枠
の中では、スクラップ機能実行が終了した場面がシミュ
レートされる。
【0015】本発明を用いることにより、ユーザは新し
い機能の有用性を、自分の行ってきたタスクとの関連を
踏まえて理解することができる。また、本実施例では、
ユーザは、新しい機能を学習する余裕がないと予めわか
っている場合に、コンテクスト依存開示機構11の開示
を停止して、関連新聞だけを利用できる設定も可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが新しいソフトウェア機能を採用するに際して、
新しい機能の開示を無視した場合には、時間の余裕のあ
るときに再度学習することができ、そのユーザの行って
きたタスクとの関わりを踏まえてこれを理解することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すコンピュータシステム
の機能ブロック図である。
【図2】本発明におけるタスク関連機能表示機構の一覧
画面例を示す図である。
【図3】本発明におけるコンテクスト再現機構の経過画
面例(1)を示す図である。
【図4】同じくコンテクスト再現機構の経過画面例
(2)を示す図である。
【図5】同じくコンテクスト再現機構の経過画面例
(3)を示す図である。
【符号の説明】
1・・コンピュータシステム、2・・タスクモデル保持
手段、3・・コンテクスト情報保持手段、4・・タスク
遂行機構、5・・ユーザ、7・・タスク記述の集合保持
手段、8・・フィルタリング手段、9・・信頼性に基づ
く選別機構、10・・コンテクスト依存選別機構、11
・・コンテクスト依存開示機構、13・・コンテクスト
保存機構、14・・タスク関連機能表示機構、15・・
コンテクスト再現機構、21・・テレビ様アイコン、2
2・・新聞アイコン、23・・対話マネージャ・アイコ
ン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェア個々の利用パターンを形式
    的に記述したタスク記述の集合を保持するタスク記述保
    持手段と、該タスク記述保持手段に保持されたタスク記
    述の集合のうち、ユーザが未だ試用したことがなく、か
    つユーザにとって有用と判断された利用パターンを記述
    したタスク記述だけを選別してユーザに開示するための
    フィルタリング手段とを有し、該フィルタリング手段は
    コンテクスト情報を用いて現在のタスク遂行のコンテク
    ストに適したタスク記述を選別するコンテクスト依存選
    別機構および該コンテクス依存選別機構により選別され
    たタスク記述の利用パターンをユーザが実際のタスク遂
    行のコンテクストの中で試用する機会を提供するコンテ
    クスト依存開示機構を少なくとも備えているコンピュー
    タシステムにおいて、 該コンテクスト依存選別機構が選別したタスク記述に関
    して、該タスク記述が選別されたコンテクストを、開示
    コンテクストとして保存するコンテクスト保存機構と、
    該コンテクスト保存機構が蓄積した開示コンテクスト群
    を一覧表示するタスク関連機能表示機構と、該コンテク
    スト保存機構が蓄積した開示コンテクストを再現して表
    示するタスク再現機構とを具備することを特徴とするコ
    ンピュータシステム。
JP6008092A 1994-01-28 1994-01-28 コンピュータシステム Expired - Fee Related JP2748842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6008092A JP2748842B2 (ja) 1994-01-28 1994-01-28 コンピュータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6008092A JP2748842B2 (ja) 1994-01-28 1994-01-28 コンピュータシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07219760A JPH07219760A (ja) 1995-08-18
JP2748842B2 true JP2748842B2 (ja) 1998-05-13

Family

ID=11683683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6008092A Expired - Fee Related JP2748842B2 (ja) 1994-01-28 1994-01-28 コンピュータシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2748842B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07219760A (ja) 1995-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5560011A (en) Computer system for monitoring a user's utilization pattern to determine useful tasks
Casati et al. Workflow evolution
US6076091A (en) Method and system for providing a flexible and extensible database interactive on-line electronic catalog
CN1678994B (zh) 用于提供访问用户接口信息的系统和方法
JP3765949B2 (ja) オブジェクト指向ソフトウェア開発支援装置および開発支援方法
KR101130525B1 (ko) 서식 유형들을 사용하여 서식을 생성하기 위한 방법 및장치
EP0549510A2 (en) System and method for computer aided software engineering
US20060031849A1 (en) User task interface in a Web application
JP2006202304A (ja) 計算資源自動起動システム
JPH05197573A (ja) タスク指向パラダイムによるタスク管理システム
JP2004318872A (ja) オブジェクト階層構造内でのオブジェクト作成のためのシステムおよび方法
Duke et al. Mapping user requirements to implementations
US20040153971A1 (en) System and method for checking and resolving publication design problems
JP2553801B2 (ja) グラフィカルユーザインタフェース管理方式
US7107290B2 (en) Method and system for automatically checking-out/in and replicating documents in databases
JP2748842B2 (ja) コンピュータシステム
KR19980079668A (ko) 병렬 데이타 처리 시스템 및 그 제어 방법
WO2002087216A2 (en) Method and system for presenting a video stream of a video streaming device
JPH08314679A (ja) アプリケーション管理制御方法
WO2001025912A1 (en) Method and system for collapsing a graphical representation of related elements
JPH0619921A (ja) 作業工程管理装置
Mullins et al. A task-based cognitive model for user-network interaction: Defining a task taxonomy to guide the interface designer
Selfridge et al. Managing design knowledge to provide assistance to large-scale software development
JPH03278247A (ja) ハイパーメディアシステム
JPS6249430A (ja) 計算機システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees