JPH0325725Y2 - - Google Patents

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JPH0325725Y2
JPH0325725Y2 JP14523086U JP14523086U JPH0325725Y2 JP H0325725 Y2 JPH0325725 Y2 JP H0325725Y2 JP 14523086 U JP14523086 U JP 14523086U JP 14523086 U JP14523086 U JP 14523086U JP H0325725 Y2 JPH0325725 Y2 JP H0325725Y2
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bag
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、料理の段階であくを取る。そのあ
くのみを、枠本体に挿入した袋ですくい濾す作業
を何度か繰返し使用し、袋だけを捨てる使い捨て
あく取り具に関するものである。
昔から、あく取りをした料理は味が良いと言わ
れている。そのあく取りは普通お玉杓子ですくい
取るが、一度すくうとあくがつく、次すくい取る
ために水洗いをする。あくが料理に戻らないよう
にである。何度か水洗いする手間を省くために考
案した。不織布、布、紙等の繊維の間にあくをと
じ込め又は、からませて放さなくして、何度か使
用できるようにした袋は、使用後は枠本体から放
し捨てられる、手間のかからない便利な本案であ
る。お玉杓子であくを取るほか、おとし蓋のよう
なあく取り具もあるが、何度か繰返し取ることに
あくを取る意味があるので、始から終りまで料理
と共にすることは、自然と料理に戻るのである。
本案は、理論的に解決された、又使いやすい、
後始末の楽な三拍子揃つた使い捨てあく取り具で
ある。
本案の構造を延べる。
V字形の本案の場合(第1図)、弾性のある金
属、合成樹脂、竹、紙(強く圧して筒、棒状にし
たもの)等を、V字の形状に15cm内外の長さの持
ちやすさに枠本体を造り、その下部を支持部1、
上部を先部2、その中間部分を両側面4,4′と
する。先部2の先端の開きは5cm〜15cm位にす
る。
枠本体の先部2に被せる袋3は、不織布(温式
不織布、スパンボンド不織布等のように食品用と
して無害なもの)、水通しの良い布、紙等の安価
素材が適する。本案の袋3の素材を二枚重ねに
し、V字に開いた枠本体の先部2に合せて、逆台
形に裁断する。台形の狭い部分を開口して三方は
電熱処理又は、縫製等で固着する。
本案はV字形をした枠本体だけでなく、V字形
状の先部2の上部が、直線につながるもののほ
か、丸みを持つ形状のものもある。第2図、第3
図のV字形の先部の丸みや、第8図、第9図、第
10図、第11図、第12図のような形状の本案
についてそれぞれの構造を延べる。
本案V字形状の枠本体の先部2の上部分が丸く
形成され、その中間部分の両側面4,4′に、指
先が納まる2cm前後の別板を固着した押え板5
を、それぞれ外側に設ける。(第2図)此の枠本
体に合わせた袋3は、不織布等の二枚ある上一枚
に、2cm〜5cm位の穴8を設けてある。
本案V字形状の枠本体の先部2の上部分を、四
角に近い丸の形状に形成され、その中間部分の両
側面4,4′に押え板5を同じ枠本体を広げて設
ける。(第3図)此の枠本体に合せた袋3の先の
方に2cm〜5cm深さのポケツト9を設けてある。
以上延べた袋3は、いづれの本案にも使用でき
るもので、使用する枠本体の先部2の形状に合せ
造ることである。
枠本体そのままでも良いが、枠本体を柄6の中
に挿入し、全体を長くしやもじの感覚にする。
(第4図)。柄6は、10cm前後が適しており、柄6
から枠本体を真すぐに挿入しても、少々曲げても
よい。
枠本体を、ピアノ線、細い針金を使用して造る
場合は、細い針金は、弾性力の強いものがよい。
本案の場合は、一方を柄6として延し、他一方を
丸く輪状にして、一方の柄6の箇所で互に交差さ
て円を造り、その部分を引張り7とする。(第8
図)。
枠本体を太い針金(銅、ステンレス、害のない
熱に強い合成樹脂等)の弾力性のある素材によつ
て、電球のフイラメント、半月を二箇背合せにし
た形状、電球の形状等、これ等に用いる袋3は円
形状にし、その一部を開口して残り周囲を電熱処
理又は縫製すればよい。(第9図) 枠本体を竹を用いて成形する本案は、小振りの
竹の節を中心にして20cm前後の長さ、太さ1cm位
の竹の節から上を2つに縦割りし、その割れた間
から駒10を節の上部に入れて、縦割りした部分
が先部2と、両側面4,4′に成り、その先部2
に合せた袋3前記方法で造る。太さ1cm位の竹の
ない場合は、竹を縦割りして上記竹の効果を出す
ように造る。
以上は枠本体と袋3の別造を合体させる本案で
あつたが、もう一つの本案は、枠本体の先部2に
袋3を固着して一体化させたものである。枠本体
と袋3が合体されたまま使用後、捨てれる本案の
構造は、竹ヒゴ、紙(強く圧して、筒、棒状にし
たもの)等の安価な素材で枠本体を涙の形(第1
1図)の逆形を造り、その丸い形状の先部2に、
袋3を被ぶせ、先部2の竹ヒゴ等すれすれに前記
方法で固着する。袋3にこだわらず、不織布、
布、紙等を張り固着する方法もある。
本案の構造を延べたが、枠本体の構造も、袋の
構造も、両者が合体した時は先部2から袋3がぬ
けない目的であるから、先部2に合致した袋3を
造ることが重要である。
次に本案の使用方法を延べると、本案の引張り
7を有する第8図以外の、両側面4,4′を有す
る枠本体に、袋3を被ぶせる方法は、両側面4,
4′を親指と人差し指とでつまみ、互に内側に向
けて寄せると、両側面4,4′の間隔が狭められ
る。その状態で袋3の開口になつた部分から、枠
本体の先部2を充分奥まで挿入し、両側面4,
4′から指を放すと、先部2が袋3の内周の縁全
体を圧してぴつたりと被ぶさる。
鍋で煮立つている料理のあく汁は、泡状になる
その部分を、袋3の挿入してある先部2ですくい
取る。そのまましばらく煮立てていると、又あく
汁ができる、そのあく汁を同じ袋3のまま、同じ
要領ですくい取る。前回のあく汁は袋3の繊維の
間に、表面に入り込み、又はへばり着いて容易に
放れないので、数度繰り返し使用できるのであ
る。このような繰返しのあく取りできれいなあく
のない汁となつておいしい料理ができる。
スープを作る場合も、何度かあく取りを繰り返
すと、魚、肉等の脂分を完全に近い状態にまで、
取り去ることができるが、新しい袋3に取り替て
あく取りを繰り返すとより、さつぱりしたスープ
ができる。栄養分は残り、脂肪は取り去るので、
ダイエツト用の料理にも最適である。
第8図の本案、ピアノ線、針金で造る引張り7
のある枠本体に、袋3を被ぶせ使用する場合は、
引張り7を人差し指にひつか柄6に向けて引く
と、先部2が細く延びた状態になる、その状態で
袋3を先部2に被ぶせる、袋3の中に挿入した先
部2は、袋3の内周の縁を圧して、ぴつたりと被
ぶさる。料理のあくを取る方法は前記と同じであ
る。
前記、後記の本案を使用して、あく取りを終つ
たら、前記の両側面4,4′の設けてある本案は、
あく取りが終つたら、両側面4,4′を親指と人
差し指で内側に狭めて、先部2から袋3を放す。
先部2が袋3の開口部分より狭められるから、容
易に放れ落ちる。後記の引張り7の設けてある本
案は、あく取りを終つたら、引張り7に人差し指
をかけ柄6に向け引き袋3を放し落とすとよい。
竹ヒゴに袋3を固着した本案は、使用する状態
は前記、後記のあく取りと同じだが、使用後はそ
のまま捨てればよいのである。
穴8を設けた袋3の場合は、水分が多い料理の
場合、水共穴8に通してあくのみを取るのに便利
である。又ポケツト9を設けた袋3の場合は、あ
くが多いとき、ポケツト9にあくを溜められるの
で安心して、あく取りがつづけられる利点があ
る。
駒10を設けた本案や、竹ヒゴに袋3を固着し
た本案は、家庭内で使用する事のほか、屋外に持
ち出して使用する簡便さがある。
本案は、あくを取る器具として考案したが、他
方面にも利用できる。
料理のだしかすをすくい取る。細かいだしかす
までよく取れる。
本案を大きく造り、入浴後に浮いている垢、石
鹸かす、脱毛等を取り除くものに利用できる。折
角入浴するのだから気持ちよく入りたい。その為
の道具は市販されているが、メツシユで造られた
物が多い。遊び心で電動の子供の喜ぶ、余り実用
向でないものもある。これ等の掃除をするための
道具を、使用後又、掃除しなくてはならない。こ
の類の掃除はいやである。本案は、きれいに取れ
る上、取れたこの類のいやなものに、手をふれる
ことなく、取れた袋そのものが捨てられるのであ
る。掃除する必要もない。
世は正に使い捨て時代であるが、それではダメ
と言われる向もあろう。時間と手間を有効に使え
るものであれば、誰もが納得するであろう。本案
は、プロの料理人でさえ納得する、完全に近いあ
く取りで捨てられる事は大変利点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案のV字形の枠本体に袋を被ぶせた
斜視図。第2図は本案の押し板を設け、穴のある
袋を被ぶせた斜視図。第3図は本案の押し板を設
け、ポケツトを設けた袋を被ぶせた斜視図。第4
図は本案の柄を設けた平面図。第5図は本案の袋
の斜視図。第6図は本案の袋に穴を設けた斜視
図。第7図は本案の袋にポケツトを設けた斜視
図。第8図イは本案の引張りを設けた平面図。第
8図ロは本案の引張りを引ぱり袋に挿入する状態
の平面図。第9図イ,ロ,ハは本案の造り得る形
状の平面図。第10図は本案の竹を素材に駒をは
めた平面図。第11図は本案の竹ヒゴを素材に袋
を固着した平面図。 1……枠本体、2……先部、3……袋、4,
4′……両側面、5……押し板、6……柄、7…
…引張り、8……穴、9……ポケツト、10……
駒、11……竹ヒゴ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 弾性のある金属、合成樹脂、竹、紙等で造つ
    た、枠本体と枠本体に着脱自在に取りつけられ
    る、不織布、布、紙等で、一方を開口して造つ
    た袋を、組み合わせるあく取り具に於て、枠本
    体は、支持部1と、その先にある先部2からな
    つており、その先部2は支持部1より巾広く造
    られ、その中間部分の両側面4,4′を、内側
    に寄せ狭めて、袋3の開口した所から先部2を
    奥深くまで挿入し、袋3の内周縁を外方向に圧
    して、容易に抜けないように形成した、枠本体
    から袋3を着脱できる使い捨てあく取り具。 2 支持体1の両側面4,4′に、押し板5を設
    けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の使い
    捨てあく取り具。 3 支持体1に柄6を設けた実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の使い捨てあく取り具。 4 細いピアノ線、又は針金を用い引張り7を設
    けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の使い
    捨てあく取り具。 5 先部2に袋3を固着した実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の使い捨てあくとり具。 6 袋3の上一枚に穴8を設けた実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の使い捨てあくとり具。 7 袋3にポケツト9を設けた実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の使い捨てあくとり具。
JP14523086U 1986-09-22 1986-09-22 Expired JPH0325725Y2 (ja)

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