JPH03256809A - 包装機における包装物品のフィルム張り制御装置 - Google Patents

包装機における包装物品のフィルム張り制御装置

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JPH03256809A
JPH03256809A JP4071390A JP4071390A JPH03256809A JP H03256809 A JPH03256809 A JP H03256809A JP 4071390 A JP4071390 A JP 4071390A JP 4071390 A JP4071390 A JP 4071390A JP H03256809 A JPH03256809 A JP H03256809A
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JP
Japan
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film
article
timing
folding
drive
Prior art date
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Application number
JP4071390A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Takamura
高村 佳幸
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Fuji Pack System Ltd
Original Assignee
Fuji Pack System Ltd
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Publication date
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Priority to US07/584,086 priority patent/US5115620A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] この発明は、例えば、生鮮食料品等を入れたトレイをス
トレッチフィルムにより包装する包装機において、トレ
イに対する包装フィルムの張りを制御する装置に関する
ものである。
二従来の技術] 従来の包装機としては、例えば特開昭52−13298
4号公報や特開昭58−90010号公報に示すものが
ある。この包装機は、フィルム巻取ロール支持装置と、
そのフィルム巻取ロールから引出されたフィルムを包装
部に供給するフィルム供給装置と、包装部の下方でトレ
イを載せて昇降し、その昇降に伴い、包装部に供給され
たフィルムにトレイを当接させてフィルムを持上げる物
品受台装置と、この物品受台装置の物品受台上にトレイ
を供給する物品搬送装置と、包装部において位置固定し
た前折込部材に対し後折込部材を接近離間可能にすると
ともに、この後折込部材の接近離間に伴い左右両折込部
材を開閉可能にして、トレイの下側にフィルムを折込む
フィルム折込装置と、このフィルム折込装置の前折込部
材に連続してその搬出側に設けたヒータ装置と、フィル
ム折込装置の上方に設けた物品搬出装置とを備えている
[発明が解決しようとする課題] これらの包装機においては、トレイに対しフィルムが各
折込部材により折込まれる時、フィルムの端縁が保持さ
れるようになっている。この保持により、フィルムは各
折込部材によりトレイの下側で引伸ばされ、張りを持っ
た状態でトレイの下側に折込まれる。この場合、張りが
不十分であると、トレイの下側でしわとなり、又、フィ
ルムを必要以上に引伸ばし過ぎると、フィルムが破れる
おそれがあった。従って、トレイに対するフィルムの張
りの調節は包装状態を良好なものにする上で重要である
ところで、フィルムは外気温の変化により伸び率がかな
り異なる。従って、トレイに対するフィルムの張りはこ
の外気温の変化により相当な影響を受け、良好な包装状
態を維持できなくなることも起こり得た。
本発明は外気温の変化に応じてフィルムの張りを調節し
、常に良好な包装状態を維持することを目的としている
発明の構成 二課題を解決するための手段] この目的に鑑み本発明は、後記する第一実施例の図面に
示すように、包装部Sにフィルム16aを供給するフィ
ルム供給装置りと、包装部Sにおいて物品90にフィル
ム16aを包装するフィルム折込装置Eとを備えた包装
機において、フィルム供給装置りに供給されたフィルム
16aを把持する把持手段18並びにその把持又は把持
解除を行う駆動手段53.54と、実際の外気温Tを検
出するセンサ87と、設定外気温Tに応じて前記駆動手
段53.54の駆動タイミングP・を予め記憶する記憶
手段15aと、前記外気温検出センサ87からの検出信
号に基づき、前記記憶手段15aからその検出外気温T
に対応する駆動手段5354の駆動タイミングPを読出
し、その駆動タイミングPで駆動手段53.54を駆動
させて把持手段18による把持を解除する駆動制御手段
15とを備えたものである。
又、本発明は前述した包装機において、フィルム供給装
置りに供給されたフィルム16aを把持する把持手段1
8並びにその把持又は把持解除を行う駆動手段53.5
4と、前記フィルム折込装置Eにおいて物品90に対し
フィルム16aを折込むように設けた折込部材61.6
2並びにその折込み又は折込み解除を行う駆動手段91
と、実際の外気温Tを検出するセンサ87と、設定外気
温Tに応じて折込み用駆動手段91の駆動タイミングQ
を予め記憶する記憶手段15aと、前記外気温検出セン
サ87からの検出信号に基づき、前記記憶手段15aか
らその検出外気温Tに対応する折込み用駆動手段91の
駆動タイミングQを読出し、その駆動タイミングQで折
込み用駆動手段91を駆動させて折込部材61.62に
より物品90に対しフィルム16aを折込むとともに、
把持用駆動手段53.54を一定の駆動タイミングPで
駆動させて把持手段18による把持を解除する駆動制御
手段15とを備えたものである。
[作用] このような包装物品のフィルム張り制御装置においては
、実際の外気温に応じて、フィルム把持解除タイミング
とフィルム折込みタイミングとを相対的に変えることが
できる。
[第一実施例] まず、本発明をストレッチフィルム包装機に具体化した
第一実施例を第1〜10図に従って説明する。
第1図及び第2図に示すようにこの包装機は下関の機枠
1と上側の機枠2とに分割されている。
さらに、上側の機枠2は下部枠2aと上部枠2bとに分
割されている。上側の機枠2はその下部枠2aの前端部
で下側の機枠1の前端上部に対し回動可能に支持されて
下側の機枠1に対し上下方向へ開閉可能となっている。
上側の機枠2の上部枠2bはその前端部で上側の機枠2
の下部枠2aの前端部に対し回動可能に支持されて下部
枠2aに対し上下方向へ開閉可能となっている。
第2図及び第3.4図に示すように下側の機枠1の後側
には物品搬送装置Aが配設されている。
この物品搬送装置Aにおいては、複数本の丸ベルト3a
を掛渡した物品搬送コンベヤ3が減速装置付き駆動モー
タ4により連動チェーン5を介して回転し、同コンベヤ
3の始@側にはサイクル開始用物品検出センサ6が装着
されている。同センサ6は光電式スイッチであり、投光
素子6aと受光素子6bとからなる。このセンサ6より
も物品搬送側においてコンベヤ3の下側には櫛歯状のス
トッパ部材7が上下方向へ傾動可能に支持されてコンベ
ヤ3の丸ベルト3a上に出没可能となっている。このス
トッパ部材7は前記駆動モータ4に対し前記連動チェー
ン5及びカム機構8を介して連動している。
前記物品搬送コンベヤ3の終端部には物品受台装置Bが
配設されている。
この物品受台装置Bにおいては、物品受台9が昇降可能
に支持され、この物品受台9は前記駆動モータ4に対し
連動ll#110を介して連動している。コンベヤ3の
終端部にはこの物品受台9に面してストッパ板11が立
設されている。
前記駆動モータ4に対応してサイクル検出センサ12が
装着されている。このサイクル検出センサ12はロータ
リーエンコーダであって、駆動モータ4により回転する
レバー13を検出するようになっている。
第9図に示すように前記サイクル開始用物品検出センサ
6及びサイクル検出センサ12はそれぞれ入出力インタ
ーフェース14を介してCPUl5に接続されている。
下側の機枠1の前側にはフィルム巻取ロール支持装置C
が配設されている。
このフィルム巻取ロール支持装置Cにおいては、フィル
ム巻取ロール16が回転可能に支持され、同巻取ロール
16からフィルム16aが引出し得るようになっている
第2図及び第5.6図に示すように、前記物品受台装置
Bの上方において上側め機枠2の下部枠2aにはフィル
ム供給装置りが配設されている。
このフィルム供給装置りは前記フィルム巻取ロール16
から引出されたフィルム16aの先端部を把持する固定
把持部材17と、この固定把持部材17に対し接近離間
して固定把持部材17にあるフィルム16aの先端部を
把持する可動把持部材18とを備えている。
固定把持部材17の左右両側板19は上側の機枠2の下
部材2aに固定され、この両側板19間には櫛歯状の固
定把持板21が取着されている。
この両開板19には可動腕22が支軸23を中心にして
上下方向へ回動可能に支持され、この両可動腕22の先
端部間には櫛歯状の可動把持板24が取着されている。
この両可動腕22は支軸23上のねじりコイルばね25
により付勢され、その付勢力により両可動腕22間の可
動把持板24が固定把持板21に対しその下側から圧接
されている。一方の可動腕22には操作腕26が取着さ
れ、この操作腕26を押下げることにより、両可動腕2
2及び可動把持板24がねじりコイルばね25の付勢力
に抗して下方へ回動し、再把持板21゜24が互いに開
くようになっている。
両側板19間及び両可動腕22間には上下一対の軸27
.28か支持され、側板19に支持した上側の軸27は
回動可能になっているとともに、可動腕22に支持した
下側の軸28は固定されている。上側の軸27には円筒
状の挾持ローラ29が一体回動可能に固定されている。
下側の軸28には挾持ローラ30が回動可能に嵌合され
ている。
両挾持ローラ29,30は前記はね25の付勢力により
互いに圧接されている。上側の回動軸27の一端部は下
部枠2aの外測へ突出し、下部枠2aの外側に取着され
たブレーキ31に連結されている。フィルム16aの先
端部はこの両挾持ローラ29,30間を通って再把持板
21,24間に把持されるようになっている。
再把持板21.24の上方において両側板19間には切
断溝32aを有するナイフ挿入部材32が取着されてい
る。
前記固定把持部材17に隣接して下部枠2aには回動軸
33が支持され、この両回動軸33には摺動筒34が軸
線方向へ移動可能にかつ一体回動可能に挿嵌されている
とともに、支持筒35か軸線方向へ移動可能にかつ一体
回動不能に挿嵌されている。この摺動Fj34は支持筒
35に対し回動可能に嵌合されている。この支持筒35
には側板36が連結部37を介して固定されている。こ
の両開板36間には支持杆38が取着され、この支持杆
38の下側に固定把持板39が形成されている。支持杆
38の中央部には支持筒40が回動可能に支持され、こ
の支持筒40には櫛歯状の中央可動把持板41が取着さ
れている。同じく支持杆38にはこの支持筒40内に挿
通された支軸42が回動可能に支持され、中央可動把持
板41の両側においてこの支@42には櫛歯状の横可動
把持板43が回動可能に取着されている。この中央可動
把持板41と両横可動把持板43とが別々に回動し、固
定把持板39の下側に対し開閉可能になっている。  
  − 支持杆38上には鋸歯状のナイフ44と案内板45とが
取着され、このナイフ44とその上方にある案内板45
との間には挿入溝45aが形成されている。
前記支持筒40及び支軸42にはそれぞれ連動レバー4
6か取着されている。支持杆38に取着された取付板4
7には一対の案内ローラ48が支持され、中央可動把持
板41の連動レバー46と一方の摺動fi34との間に
連動ワイヤ49か案内ローラ48を介して連結されてい
るとともに、両横可動把持板43の連動レバー46と他
方の摺動筒34との間に連動ワイヤ50か案内ローラ4
8を介して連結されている。
前記固定把持部材17の下方において下部枠2aには支
持板52が取着され、この支持板52には一対のソレノ
イド53.54が取着されている。
この両ソレノイド53.54上にはロッド53a54a
が突出し、ソレノイド53.54の消磁又は励磁に伴い
両ロッド53a、54aが上下動するようになっている
。支持板52の両側にはそれぞれのソレノイド53.5
4に対応して一対の案内ローラ55が支持され、一方の
ソレノイド53のロッド53aと一方の回動軸33との
間に連動ワイヤ56が両案内ローラ55を介して連結さ
れているとともに、他方のソレノイド54のロッド54
aと他方の回動軸33との間に連動ワイヤ57が両案内
ローラ55を介して連結されている。
そして、ソレノイド53.54のロッド53a。
54aが上下動すると、連動ワイヤ56.57、回動軸
33、摺動筒34及び連動ワイヤ49.50を介して中
央可動把持板41及び両横可動把持板43が固定把持板
39に対し開閉するようになっている。
下関の機枠1にはモータ58により駆動する回転ベルト
59が掛渡され、前記可動把持部材18の両側の連結部
37にこの回転ベルト59が連結されている。そして、
同ベルト59が回転すると、可動把持部材18が固定把
持部材17に対し接近離間し、固定把持部材17の把持
板21,24に対し可動把持部材18の把持板39.4
1.43が重合されるとともに、可動把持部材18の案
内板45の挿入溝45aに固定把持部材17のナイフ挿
入部材32が挿入されてその切断溝32aに可動把持部
材18のナイフ44が挿入されるようになっている。
第2図及び第7図に示すようにこのフィルム供給装置り
の上方において上側の機枠2の下部枠2aにはフィルム
折込装置Eか配設されている。
このフィルム折込装置Eは前折込部材60と後折込部材
61と左右両折込部材62とを備えている。前折込部材
60は左右両支持枠63間に支持された前後再回転プー
リ64,65と、この周回転プーリ64,65間に巻掛
けられた複数本の丸ベルト66とからなり、下部枠2a
に取着された取付板67上に前記両支持枠63が固定さ
れている。後折込部材61は支持板68の前後両縁に沿
って折込ローラ69を取付けたものであり、下部枠2a
に取着されたガイドレール70に対し支持板68の左右
両端部が前後方向へ移動可能に支持されている。下部枠
2aには回転ベル71か掛渡され、この回転ベルト71
に支持板68の左右両端部が連結されている。左右両折
込部材62は下部枠2aに取着された取付板72に対し
支軸73により左右方向へ回動可能に支持され、前記支
持板68に対し連動リンク74及び固定リンク7つを介
して連動されている。そして、ベルト71が回転して後
折込部材61か前折込部材60に対し接近離間すると、
左右両折込部材62が連動リンク74を介して開閉する
ようになっている。
フィルム折込装置Eの前折込部材60に連続してその前
方にはヒータ装置Fが配設されている。
このヒータ装置Fにおいては、搬出用平ベルト76が掛
渡され、この平ベルト76内にヒータ板77が挿入され
ている。
第2図及び第8図に示すようにフィルム折込装置Eの上
方において上側め機枠2の上部枠2bには搬出ベルト7
8を掛渡した物品搬出装置Gが配設されている。
下側の機枠1の前端部にはフィルム折込装置Eの回転ベ
ルト71を往復回転させる駆動軸79が支持され、この
駆動軸79には下側の機枠1の前記駆動モータ4の回転
が図示しない連動機構を介して伝達されるようになって
いる。この駆動軸79の上方において下関の機枠1の前
端上部には駆動軸80が支持され、この駆動軸80にも
下四の機枠1の前記駆動モータ4の回転が図示しない連
動機構を介して伝達されるようになっている。この駆動
軸80の往復回転は前記ヒータ装置Fの平ベルト76に
伝達されるとともに、丸ベルト81を介して前記フィル
ム折込装置Eの前折込部材60の前側回転プーリ64に
伝達されるようになっている。又、この駆動軸80の往
復回転はギヤ82.83及び丸ベルト84を介して前記
物品搬出装置Gの搬出ベルト78に伝達される。
なお、下側の機枠1の前端上部に支持された前記駆動軸
80は上側の機枠2の下部枠2a及び上部枠2bの回動
支点となっている。
第2図及び第3図に示すように前記可動把持部材18を
往復移動させる駆動モータ58には位置検出センサとし
てのロータリーエンコーダ85が連動している。このロ
ータリーエンコーダ85は第9図に示すように入出力イ
ンターフェース14を介してCPU15に接続され、可
動把持部材18の位置を検出してその検出信号をCPU
15に入力するようになっている。
上側の機枠2の下部枠2aの後端部に取着された操作パ
ネル86には外気温検出センサ87が取付けられている
。この外気温検出センサ87は第9図に示すように入出
力インターフェース14を介してCPU15に接続され
、実際の外気温Tを検出してその検出信号をCPU15
に入力するようになっている。
第3図に示すように前記物品搬送装置Aにおいて櫛歯状
のストッパ部材7よりも物品搬送側でコンベヤ3cこ・
は物品幅検出センサ88と物品長さ検出センサ89とが
装着されている。物品幅検出センサ88は光電式スイッ
チであって、投受光素子88aと反射板88bとからな
り、物品搬送方向に対し直交する方向へ光を投受するよ
うになっている。物品長さ検出センサ89は光電式スイ
ッチであって、物品幅検出センサ88の投受光素子88
aに対し若干物品搬送側において隣接する授受光素子8
9aと反射板89bとからなり、物品搬送方向に対し物
品搬送側へ所定角度たけ傾斜する方向へ光を投受するよ
うになっている。この物品幅検出センサ88及び物品長
さ検出センサ89は第9図に示すようにそれぞれ入出力
インターフェース14を介してCPU15に接続されて
いる。
CPt、’15は前記光電式スイッチ88の検出信号を
入力し、同スイッチ88のオフ時間と、コンベヤ3の物
品搬送速度との積により、トレイ90の幅Wを算出する
ようになっている。又、CPt、’15は前記光電式ス
イッチ89の検出信号を入力し、同スイッチ89のオフ
時間と、前記光電式スイッチ88のオフ時間と、コンベ
ヤ3の物品搬送速度と、光電式スイッチ89の光の傾斜
角度により、トレイ90の長さしを算出するようになっ
ている。
なお、その詳細は特願平1−243166号を参照され
たい。
プログラムメモリ15aには制御プログラムの他に、ト
レイ90のmWに応じた最適なフィルム引出量となるよ
うに可動把持部材18の停止位置を決める駆動モータ5
8の駆動停止タイミングRが予め記憶されている。
又、プログラムメモリには可動把持部材18のフィルム
把持解除タイミングが設定外気温Tやトレイ90の@W
及び長さしに応じて最適なものとなるように各ソレノイ
ド53.54の駆動タイミングPか予め記憶されている
前記物品搬送装置Aの駆動モータ4並びにフィルム供給
装置りのソレノイド53.54及び駆動モータ58は第
9図に示すように入出力インターフェース14を介して
CPU15に接続されている。CPU15はサイクル開
始用物品検出センサとしての光電式スイッチ6、サイク
ル検出センサとしてのロータリーエンコーダ12、可動
把持部材18の位置検出センサとしてのロータリーエン
コーダ85、外気温検出センサ87、物品幅検出センサ
としての光電式スイッチ88及び物品長さ検出センサと
しての光電式スイッチ89からの検出信号に基づき、こ
の両モータ4,58及び両ソレノイド53.54を後述
するように駆動制御す/ る。
次に、このように構成された包装機が稼働して包装する
作用を第10図(a)〜(e)に従って詳述する。
前記フィルム供給装置りにおいて、第10図(a)に示
すように可動把持部材18が固定把持部材17に対し離
間し、フィルム16aが両把持部材17.18間に張ら
れた状態では、フィルム巻取ロール16から引出された
フィルム16aは固定把持部材17の上下両挾持ローラ
29,30間を通り、固定把持部材17の固定把持板2
1と可動把持板24との間で保持されているとともに、
可動把持部材18の固定把持板39と各可動把持板41
,43との間で把持されている。上側の挾持ローラ29
はブレーキ31の働きにまり回動不能となっている。
この状態で物品(トレイ90内に収納物を入れたもの)
を載せた受台9が上昇すると、第10図(b)に示すよ
うにフィルム16aが上下両挾持ローラ29.30間並
びに可動把持部材18の固定把持板39と、各可動把持
板41.43との間で押さえられたまま包装部Sへ持上
げられ、フィルム16aが伸びてトレイ90を上方から
覆う。
次に、後折込部材61が前折込部材60に接近すると、
左右両折退部材62が互いに閉じ、後折込部材61及び
左右両折退部材62がトレイ90の下側でフィルム16
aに食込む、後折込部材61及び左右両折退部材62は
トレイ90の下側にある程度食込んでトレイ90を載せ
ると、物品受台9が下降する。そして、第10図(c)
に示すようにフィルム16aがトレイ90の下側で後折
込部材61及び左右両折退部材62により後方及び左右
両方向から折込まれる。
この時すでにCPtJ15には外気温検出センサ87、
物品幅検出センサ88及び物品長さ検出センサ89から
の検出信号が入力され、演算用メモリ15bに一時記憶
されている。それらの検出信号に基づきCPU15はプ
ログラムメモリ15aから各ソレノイド53.54の駆
動タイミングPを読出し、その駆動タイミングPでソレ
ノイド53.54を駆動させる。ソレノイド53.54
が駆動すると、通常、まず両横可動把持板43か開いて
フィルム16aの左右両側の把持が解除され、次いで中
央可動把持板4■が開いてフィルム16aの中央の把持
が解除される。
その後、可動把持部材18は固定把持部材17に向けて
接近する。後折込部材61及び左右両折退部材62によ
る折込後、物品搬出装置Gの搬出ベルト78並びに前折
込部材60の丸ベルト66及び搬出用平ベルト76が回
転する。搬出ベルト78が回転すると、第10図(d)
に示すようにトレイ90は前折込部材60へ向けて搬出
され、前折込部材60の丸ベルト66上に載る。前折込
部材60はトレイ90の下側でフィルム16aに食込む
、このトレイ90の搬出に同調して、可動把持部材18
のナイフ44か固定把持部材17の切断溝32aに挿入
され、フィルム16aかナイフ44により押されて切断
溝32aに食込み、ナイフ44によりフィルム16aが
切断される。この切断後、ブレーキ31が解除されて上
側挟持ローラ29が回動可能になり、フィルム16aの
挾持が解除されるとともに、可動把持部材18の各可動
把持板41,43が閉じて固定把持部材17にあるフィ
ルム16aの先端部が可動把持部材18により把持され
る。
そして、第10図(e)示すように可動把持部材18が
固定把持部材17から離間する。この時すてにCPU1
5には物品幅検出センサ88及び物品長さ検出センサ8
9からの検出信号が入力され、その検出信号に基づきC
PU15は駆動モータ58の駆動停止タイミングRをプ
ログラムメモリ15aから読出し、その駆動停止タイミ
ングRで駆動モータ58を停止させる。駆動モータ58
が停止すると、可動把持部材18も停止し、第10図(
a)に示すように可動把持部材18により把持されたフ
ィルム16aがフィルム巻取ロール16から引出されて
両把持部材17.18間に張られる。後折込部材61は
前折込部材60から離間し、左右両折退部材62が互い
に開く。
この搬出途中で、サイクル検出センサとしてのロータリ
ーエンコーダ12が駆動モータ4のレバー13を検出す
ると、その検出信号によりCPU15は下側の機枠lに
収着された両駆動モータ458を停止させ、包装機の前
記各装置A、B、DE、Gか停止して−サイクルが終了
する。
第10図(b)に示すように物品搬送コンベヤ3の始端
中央部にトレイ90を載せると、サイクル開始用物品検
出センサとしての光電式スイッチ6がトレイ90を検出
し、その検出信号によりCPU15はモータ4,58を
駆動させる。モータ4.58が駆動すると、包装機か再
び稼働して−サイクルが開始される。前述したソレノイ
ド53゜54の駆動タイミングP及び駆動モータ58の
駆動停止タイミングRはこの一サイクル開始からカウン
トされる。
トレイ90は物品受台9へ向けて送られ、コンベヤ3上
に突出するストッパ部材7に当接して一旦停止する。物
品受台9が最下降位置に来るとともに、これに同調して
ストッパ部材7がコンベヤ3の下方に没入すると、第1
0図(c)(d)に示すようにトレイ90は再び送られ
、ストッパ板11に当接してコンベヤ3の終端部で停止
する。
その搬送途中で、物品幅検出センサ88及び物品長さ検
出センサ89によりトレイ90の幅W及び長さしが検出
される。前折込部材60上のトレイ90は搬出用平ベル
ト76上に載り、そこでヒータ板77によりトレイ90
の下側の折込部が密着される。
物品受台9が上昇すると、前述した場合と同様にしてフ
ィルム16aがトレイ90に包装される。
特にこの第一実施例においては、トレイ90のサイズに
応じて可動把持部材18によるフィルム16aの把持解
除タイミングを変えるばかりではなく、外気温に応じて
その把持解除タイミングを変えているので、トレイ90
の下側に対しフィルム16aを最適な張りを持たせて折
込むことができる。すなわち、外気温が高い場合にはフ
ィルム16aの伸びが良いため、フィルム16aの把持
解除を早いタイミングで行い、外気温が低い場合にはフ
ィルム16aの伸びが悪いため、その把持解除を遅いタ
イミングで行う、このようなタイミング調節によりフィ
ルム16aに最適な張りを持たせることができ、フィル
ム16aの折込部にしわができにくくなる。
[第二実施例] 次に、本発明の第二実施例を第11図に従って説明する
前述した第一実施例ではフィルム折込装置Eの回転ベル
ト71を往復回転させる駆動軸79か駆動モータ4によ
り回転するようになっているが、この第二実施例では駆
動軸79を単独の駆動モータ91により回転させるよう
にしている。そして、可動把持部材18の把持解除タイ
ミングを決めるソレノイド53.54の駆動タイミング
Pは常に一定にする。プログラムメモリ15aにはトレ
イ90の幅W及び長さL並びに外気温Tに応じたモータ
91の駆動タイミングQが予め記憶されている。従って
、外気温検出センサ87、物品幅検出センサ88及び物
品長さ検出センサ89からの検出信号に基づき、CPU
15はプログラムメモリ15aから駆動モータ91の駆
動タイミングQを読出し、その駆動タイミングQでモー
タ91が駆動する。
前記第一実施例では後折込部材61及び左右両折送部材
62の駆動タイミングを一定にし、それに対し可動把持
部材18の把持解除タイミングを調節するようにしてい
るが、この第二実施例では逆にこの把持解除タイミング
に対しこの駆動タイミングを調節できるようにしている
点で、両実施例は異なる。この第二実施例においても前
記第一実施例と同様にトレイ90に対するフィルム16
aの張りを調節することができる。
なお、前記両実施例は例えば特開昭58−90010号
公報に示す形式の包装機にも応用できる。
発明の効果 本発明によれば、実際の外気温に応じて、フィルム把持
解除タイミングとフィルム折込みタイミングとが相対的
に変わるので、包装物品90に対しフィルム16aを最
適な張りを持たせて折込むことができ、包装物品90の
折込部にしわができにくくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第10図は本発明の第一実施例を示し、第1
図はストレッチフィルム包装機の側面図、第2図は同包
装機の縦断面図、第3図は同包装機の物品搬送装置、物
品受台装置及びフィルム巻取ロール支持装置を示す平断
面図、第4図は第3図のX−X線部分断面図、第5図は
フィルム供給装置を示す部分平断面図、第6図は可動把
持部材の把持板を開閉するソレノイドを示す部分平断面
図、第7図はフィルム折込装置及びヒータ装置を示す部
分平断面図、第8図は物品搬出装置を示す一部切欠平面
図、第9図は電気ブロック回路図、第10図(a)(b
)(c)(d)(e)はそれぞれ包装作用を示す説明図
、第11図は第二実施例に係る電気ブロック回路図であ
る。 15・・・駆動制御手段としてのCPU、15a・・・
記憶手段としてのプログラムメモリ、18・・・把持手
段としての可動把持部材、39・・・固定把持板、41
・・・中央可動把持板、43・・・横可動把持板、53
.54・・・駆動手段としてのソレノイド、58・・・
駆動モータ、61・・・後折込部材、62・・・左右両
折込部材、87・・・外気温検出センサ、88・・・物
品幅検出センサとしての光電式スイッチ、89・・・物
品長さ検出センサとしての光電式スイッチ、9o・・・
トレイ(物品)、91・・・駆動手段としての駆動モー
タ、A・・・物品搬送装置、B・・・物品受台装置、D
・・・フィルム供給装置、E・・・フィルム折込装置、
G・・・物品搬出装置、S・・・包装部、W・・・トレ
イ幅、L・・・トレイ長さ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、包装部(S)にフィルム(16a)を供給するフィ
    ルム供給装置(D)と、 包装部(S)において物品(90)にフィルム(16a
    )を包装するフィルム折込装置(E)とを備えた包装機
    において、 フィルム供給装置(D)に供給されたフィルム(16a
    )を把持する把持手段(18)並びにその把持又は把持
    解除を行う駆動手段(53、54)と、 実際の外気温(T)を検出するセンサ(87)と、 設定外気温(T)に応じて前記駆動手段(53、54)
    の駆動タイミング(P)を予め記憶する記憶手段(15
    a)と、 前記外気温検出センサ(87)からの検出信号に基づき
    、前記記憶手段(15a)からその検出外気温(T)に
    対応する駆動手段(53、54)の駆動タイミング(P
    )を読出し、その駆動タイミング(P)で駆動手段(5
    3、54)を駆動させて把持手段(18)によるフィル
    ム(16a)の把持を解除する駆動制御手段(15)と
    を備えたことを特徴とする包装機における包装物品のフ
    ィルム張り制御装置。 2、包装部(S)にフィルム(16a)を供給するフィ
    ルム供給装置(D)と、 包装部(S)において物品(90)にフィルム(16a
    )を包装するフィルム折込装置(E)とを備えた包装機
    において、 フィルム供給装置(D)に供給されたフィルム(16a
    )を把持する把持手段(18)並びにその把持又は把持
    解除を行う駆動手段(53、54)と、 前記フィルム折込装置(E)において物品(90)に対
    しフィルム(16a)を折込むように設けた折込部材(
    61、62)並びにその折込み又は折込み解除を行う駆
    動手段(91)と、 実際の外気温(T)を検出するセンサ(87)と、 設定外気温(T)に応じて折込み用駆動手段(91)の
    駆動タイミング(Q)を予め記憶する記憶手段(15a
    )と、 前記外気温検出センサ(87)からの検出信号に基づき
    、前記記憶手段(15a)からその検出外気温(T)に
    対応する折込み用駆動手段(91)の駆動タイミング(
    Q)を読出し、その駆動タイミング(Q)で折込み用駆
    動手段(91)を駆動させて折込部材(61、62)に
    より物品(90)に対しフィルム(16a)を折込むと
    ともに、把持用駆動手段(53、54)を一定の駆動タ
    イミング(P)で駆動させて把持手段(18)による把
    持を解除する駆動制御手段(15)とを備えたことを特
    徴とする包装機における包装物品のフィルム張り制御装
    置。
JP4071390A 1989-09-18 1990-02-20 包装機における包装物品のフィルム張り制御装置 Pending JPH03256809A (ja)

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US07/584,086 US5115620A (en) 1989-09-18 1990-09-18 Wrapping machine

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