JPH03255759A - 交換機の障害管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要］ ＡＴＭ交換機の障害管理方式に関し 本発明は交換機の呼処理装置に負担を与えることなく障
害の検出と解析を行うことができる障害管理方式を実現
することを目的とし。

入力収容モジュール、出力収容モジュールおよび通話路
モジュールの障害を集中管理する障害管理モジュールを
備え、収容モジュールおよび通話路モジュールの各障害
検出ポイントと前記障害管理モジュール間に障害情報を
通知する障害通知バスを設け５障害管理モジユールは該
障害検出ポイントからの状態情報に基づいて障害個所の
特定を行うよう構成する。

［産業上の利用分野］ 本発明は非同期情報の転送を行うＡＴＭ交換機の障害監
視方式に関する。

近年９通信網において伝送する情報の種類が増大し、音
声だけでな（データ・動画といったマルチメディアサー
ビスへの要求が高まっている。

特に１次世代交換機である広帯域ｌ５ＤＮ用交換機にお
いては、サービスの多様化に伴い通話路を制御する制御
系の性能向上が要求されている。

この制御系は交換機内の収容部や通話路モジュールの障
害に関する処理を行っており本来の処理に影響を与えて
いる。

［従来の技術］ 従来の非同期情報を扱う交換機では、制御系の呼処理装
置により呼制御を行うと同時に障害診断を行っている。

すなわち、交換機内の各部からの障害が制御系装置に伝
えられると、関係する通話路スイッチ部や伝送路（加入
者線や中継線等）の収容部及び通話線に対して正常か否
かを判別するために診断プログラムを走行させて、障害
個所の識別が行われる。

更にＡＴＭ交換機では、セルと呼ばれる情報単位で交換
が行われるが、非同期情報であるためあるリンクへの負
荷集中によるセル廃棄か、障害によるセル廃棄かの判断
は５　トラフインク監視機能との連携により行われる。

また、あるリンクへセルが集中して発生して輻較が発生
すると、セルを抑制するなどの輻較制御を高速に実行す
る必要がある。

［発明が解決しようとする課題］ 上記したように従来の交換機は、障害が発生した場合に
制御装置は交換機内の全障害情報を通話路から吸い上げ
障害解析を行っている。ところがこの方式では、ＡＴＭ
交換機ではリンク上のトラフィック状況を吸い上げる監
視が必要であり、これらの処理を例えば動画情報の場合
１００Ｍｂ　ＰＳ（メガビット／秒）程度の高速情報の
転送制御を迅速に行う場合、膨大な情報を制御系の呼処
理装置で処理する必要がある。このように従来の方式で
は、障害処理を実行する制御系の呼処理装置に対する負
荷が過大となり８本来の呼処理に悪影響を与えるという
問題があった。

本発明は交換機の呼処理装置に負担を与えることなく障
害の検出と解析を行うことができる障害管理方式を実現
することを目的とする。

［ｉｌ！題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理構成図である。

第１図において、１０は加入者線または中継線が収容さ
れた入力収容モジュール、１１は通話路モジュール、１
２は中継線または加入者線が収容された出力収容モジュ
ール、１３は通話路制御バス、１４は障害通知バス、１
５は呼処理装置、１６は障害管理モジュール、１７は呼
処理装置と障害管理モジュール間を結ぶバスを表す。

本発明は通話路制御用と障害通知用のデータ転送バスを
切り離すと共に障害個所を特定化する障害管理モジュー
ルを呼処理装置と別に設けることにより呼処理装置の負
担を軽減するものである。

［作用］ 第１図において、入力収容モジュール１０には加入者線
や伝送路が収容されここで各セルは多重化されて入ハイ
ウェイ（入ＨＷ）に送出され１通話路モジュール１１に
入力し、ここでセルの行き先に応した方路の出ハイウェ
イ（出ＨＷ）にスイッチングされ、出ハイウェイは出力
収容モジュール１２において各伝送路または加入者線へ
転送動作を行う。呼処理装置１５はこれらの各部１０〜
１２と通話路制御バス１３を介して信号を送受して各部
におけるセルの転送制御を行うと共に、必要な制御情報
を障害管理モジュール１６にバス１７を介して通知する
。

障害管理モジュール１６は呼処理装置１５から各部の制
御情報を受は取ると共に２人力収容モジュール１０１通
話路モジュール１１および出力収容モジュール１２の各
障害監視ポイントから障害通知バス１４を介して動作状
態に関する情報を収集すると同時に障害通知を受は取る
。　障害監視ポイントとしては、各収容モジュールや通
話路モジュールの各部のそれぞれの内部の障害発生を出
力する回路や、動作状態を表示する回路が用いられ、障
害通知バスを介して障害管理モジュール１６へ通知する
か、障害管理モジュールからの問い合わせに対して応答
する等により情報を得る。

［実施例］ 第２図は本発明の実施例の構成図、第３図は通話路モジ
ュールの構成図、第４図は通話路における障害監視の構
成例である。

第２図において、２０は複数の加入者を収容する加入者
回路モジュール、２１は通話路モジュール、２２は１ま
たは複数のトランクライン（中継線）に接続するトラン
クモジュール、２３は通話路制御バス、２４は障害通知
バス、２５は呼制御モジュール、２６は障害管理モジュ
ール、２７は障害管理モジュールと呼制御モジュール間
に設けられたバスを表す。なお、第２図の２０〜２７は
それぞれ３原理構成図（第１図）の１０〜１７に対応す
る。

動作を説明すると、呼発生時に呼制御モジュール２５は
通話路モジュール２１に対し、その呼の人ハイウェイ番
号を指定し、障害管理モジュール２６にその呼の使用す
る帯域（ピーク速度、平均速度）を通知する。これによ
り通話路モジュール２１では加入者線からの情報を出ハ
イウェイにスイッチングする。通話路モジュール２１は
障害管理モジュール２６に対しリンク使用率（各通話ス
イッチのリンク使用状態）を通知する。障害管理モジュ
ール２６は呼制御モジュール２５から通知された帯域と
５通話路モジュール２１から通知されたリンク使用率に
基づいて障害が発生しているか否かの判定を行い、障害
が発生していると判定した場合は呼制御モジュール２５
に障害通知を行う。呼制御モジュール２５はそれに対し
て予め決められた障害発生表示等の処理を行う。

第３図は通話路モジュールの構成説明図である。

図において、３０は２つの大ハイウェイ（入ＨＷ＃Ｏ，
＃１）、３３は２つの出ハイウェイ（出ＨＷ＃Ｏ，＃１
）であり、それらの入りハイウェイと出ハイウェイの各
交点にヘッダ処理部３０とＦＩＦＯ（ファースト・イン
・ファースト・アウト）型メモリで構成するバッファ３
２とが設けられている。

セルはへンダと情報とで構成され、ヘッダは呼識別用に
使用され、呼毎に異なる番号を持つ。呼制御モジュール
（第２図の２５）からのスイッチング命令は、あるヘッ
ダ番号を持つ呼の入ハイウェイとスイッチングされるべ
き出ハイウェイとの交点におけるヘッダ処理部３１に対
し、当該ヘッダ番号の呼の情報をバッファへ書き込むこ
とを指示することによる。バッファは出ハイウェイに対
し複数の入りハイウェイから同時に出力要求があった場
合の衝突回避用にある。

また、バッファの使用量は常に監視され、出ハイウエイ
対応に何セルの情報がバッファに滞留しているかが障害
管理モジュール（第２図２６）に通知される。

第４図は通話路における障害監視の構成例である。

第４図において、４０は入りハイウェイ、４１はバッフ
ァ、４２はワイアードオア回路、４３は出ハイウェイ、
４４はセル流量監視手段、４５はセル廃棄量監視手段を
表す。

第４図に示す構成は第３図に示す通話路モジュールの中
の一部（入りハイウェイ＃Ｏ，’＃１と出ハイウェイ＃
０）の構成に対応する。

入ハイウェイ４０からバッファ４１に供給されるセルは
セル流量監視手段４４において計数されてセル量（所定
時間単位の量）が監視される。上記第３図で説明したよ
うにバッファ３２はＦＩＦＯ型メモリにより構成され、
入力したセルは所定のタイミングで出ハイウェイ３３に
読み出される。

この時、バッファのメモリ容量を越えるセルが入力する
とセル廃棄が発生するので、その廃棄量をセル廃棄量監
視手段４５において監視する。

このセル廃棄の検出は、ＦＩＦＯメそりではメモリの読
み出しアドレスと書き込みアドレスを比較することによ
り、読み出しより書き込みの速度が速いと、ＦＩＦＯメ
モリ容量全体に読み出し前のデータで一杯（フル）の状
態となり、その状態では新たな書き込みデータが到来し
ても書き込むことができない。すなわち廃棄されてしま
う。

従って、バッファがフルの状態を検出した時に入力され
たセル量を計数してセル廃棄量を監視する。

セル流量監視手段４４とセル廃棄量監視手段４５は２つ
の入ハイウェイ４０．バッファ４１のそれぞれについて
監視し５それらの内容は障害通知バス２４（第２図と同
じ）を介して障害管理モジュール２６に通知され、障害
管理モジュール２６において解析することにより障害を
検出する。具体的には、入力セル量が少ないのにセル廃
棄が発生するとバッファ障害であることがわかる。

第４図のような機能を持つ回路はＡＴＭ交換機の加入者
回路モジュール、トランクモジュールでも使用しており
、具体的には加入者回路モジュールに入力したセルを入
りハイウェイ上に多重化したり、トランクモジュールで
出ハイウェイとトランク線（中継線）間でセルの転送を
行う構成等で使用される。

［発明の効果］ 本発明によれば制御系に障害を管理するモジュールを備
えることによりＡＴＭ交換機における呼処理モジュール
の使用効率を高めることができ。

高速なセルの転送制御を実現することができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の原理構成図、第２図は本発明の実施例
構成図、第３図は通話路モジュールの構成図、第４図は
通話路における障害監視の構成例である。 第１図中。 １０：入力収容モジュール １１：通話路モジュール １２：出力収容モジュール １３：通話路制御バス ：障害通知バス ：呼処理装置 ：障害管理モジュール ：　ノマス

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＡＴＭ交換機において、 入力収容モジュール（１０）、出力収容モジュール（１
   ２）および通話路モジュール（１１）の障害を集中管理
   する障害管理モジュール（１６）を備え、前記各収容モ
   ジュール（１０、１２）および通話路モジュール（１１
   ）の各障害検出ポイントと前記障害管理モジュール間に
   障害情報を通知する障害通知バス（１４）を設け、 障害管理モジュール（１６）は該障害検出ポイントから
   の状態情報に基づいて障害個所の特定を行うことを特徴
   とする交換機の障害管理方式。
2. （２）請求項１の交換機の障害管理方式において、通話
   路モジュールのスイッチ部を構成するバッファの入力側
   にセル流量監視手段（４４）を設けると共にバッファに
   セル廃棄量監視手段（４５）を設け、障害管理モジュー
   ル（２６）は、前記各監視手段からのセル流量とセル廃
   棄量を障害通知バス（１４）から検出して通話路内のバ
   ッファ障害を検出することを特徴とする交換機の障害管
   理方式。