JP3487005B2 - 切替装置 - Google Patents

切替装置

Info

Publication number
JP3487005B2
JP3487005B2 JP03817395A JP3817395A JP3487005B2 JP 3487005 B2 JP3487005 B2 JP 3487005B2 JP 03817395 A JP03817395 A JP 03817395A JP 3817395 A JP3817395 A JP 3817395A JP 3487005 B2 JP3487005 B2 JP 3487005B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
switching
path
sel
switching device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03817395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08237257A (ja
Inventor
一広 大沼
弘仁 中島
一恭 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP03817395A priority Critical patent/JP3487005B2/ja
Publication of JPH08237257A publication Critical patent/JPH08237257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3487005B2 publication Critical patent/JP3487005B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、切替装置に係り、特
に、新同期伝送システムにおけるセクション切替機能と
パス切替機能の双方を備えるように開発された切替装置
の如く、異なる切替機能を複合した切替装置に関する。 【0002】新同期伝送システムにおける切替装置に
は、セクション区間の切替機能を持つセクション切替装
置と、パス区間の切替機能を持つパス切替装置とがあ
る。セクション切替装置はセクション警報を終端してセ
クション区間の切替を行ない、パス切替装置はパス警報
を終端してパス区間の切替を行なうもので、切替のパタ
ーンは同一であるが、切替動作のトリガーは全く異なる
ものである。従って、セクション区間の接続点にセクシ
ョン切替装置を設置し、パス区間の接続点にパス切替装
置を設置して、伝送路トータルの信頼性を確保するよう
にシステムを構成するのが通常である。これは、地域系
の通信事業も中継系の通信事業も一社によって提供され
ていた時代であれば、何ら問題を生じない。 【0003】さて、通信事業の自由化の進展に伴って、
中継系の通信事業者も地域系の通信事業者も複数にな
り、それらの間で種々の形態の接続が行なわれるように
なりつつある今日では、セクション区間とパス区間の間
に設置する、セクション切替機能とパス切替機能とを複
合した切替装置の必要性が生じており、このような要請
は今後一層強くなるものと予想される。 【0004】 【従来の技術】図6は、従来の切替システムの概要で、
図6(イ)はその構成を、図6(ロ)はセクション切替
装置とパス切替装置の特徴を示す。 【0005】図6(イ)において、3は切替装置−C、
4は切替装置−Dで、通常、各々の切替装置の片側には
低速側の伝送路が、もう片側には高速側の伝送路が接続
されている。一例として、低速側が約50Mb/s、高
速側が約150Mb/sである場合で説明する。 【0006】この50Mb/sと150Mb/sの伝送
路を単位として、実際には低速側には三の伝送路が収容
され、高速側には一の伝送路が収容されている。しか
も、低速側の各々の伝送路と高速側の伝送路は、通常0
系、1系と呼ばれる二重化された伝送路で構成されてい
る。従って、切替装置−C、切替装置−Dの低速側には
三の0系の伝送路と三の1系の伝送路とが収容され、高
速側には一の0系の伝送路と一の1系の伝送路とが収容
される。しかし、基本的には、低速側の一の0系の伝送
路と一の1系の伝送路と、高速側の一の0系の伝送路と
一の1系の伝送路との間の切替機能について考えればよ
いので、図6においては、切替装置の両側の伝送路はそ
れぞれ一の0系の伝送路と一の1系の伝送路のみを示し
ている。 【0007】次に、セクション切替装置とパス切替装置
の特徴を示す図6(ロ)について説明する。セクション
切替装置においては、接続される低速側/高速側区間は
双方共セクション区間で、終端する警報はセクション警
報であり、切替装置−C、切替装置−D間の切替情報は
セクション・オーバー・ヘッド(SOH)のK1、K2
バイトに挿入されて伝送される。又、パス切替装置にお
いては、接続される低速側/高速側区間は双方共パス区
間で、終端する警報はセクション警報であり、切替装置
−A、切替装置−B間の切替情報はパス・オーバー・ヘ
ッド(POH)のZ4バイトに挿入されて伝送される。
即ち、セクション切替装置とパス切替装置とは、切替の
トリガーが異なる。 【0008】図7は、従来の切替装置で、図7(イ)は
その構成を示し、図7(ロ)は該構成におけるセレクタ
の選択端子を示す。これは、セクション切替装置にもパ
ス切替装置にも共通である。 【0009】図7(イ)において、31は第一の分配回
路(DIS−1)、32は第一のセレクタ(SEL−
1)、33は第二の分配回路(DIS−2)、34は第
二のセレクタ(SEL−2)で、DIS−1とSEL−
1とで0系の低速側インタフェース部を構成し、DIS
−2とSEL−2とで0系の高速側インタフェースを構
成する。31’は1系の低速側インタフェースを構成す
る第一の分配回路(DIS−1’)、32’は1系の低
速側インタフェースを構成する第一のセレクタ(SEL
−1’)、33’は1系の高速側インタフェースを構成
する第二の分配回路(DIS−2’)、33’は1系の
高速側インタフェースを構成する第二のセレクタ(SE
L−2’)である。尚、図7においても切替装置に収容
される低速側、高速側の伝送路は、各々、一の0系の伝
送路と一の1系の伝送路だけを示している。先の説明の
ように、低速側が50Mb/sで高速側が150Mb/
sの場合には、図7の構成を3システム備え、且つ、三
の0系の高速側インタフェース部の入出力を収容して多
重・分離する装置と、三の1系の高速側インタフェース
部の入出力を収容して多重・分離する装置を備え、該各
々の多重・分離装置を高速側の0系、1系の伝送路と接
続する構成になる。しかし、切替機能は多重・分離装置
の有無には無関係であるために、図7のように表現して
いる。 【0010】図7(イ)における各々のセレクタの選択
端子は、図示を省略している中央処理ユニット(CP
U)によって、運用形態と装置内で検出される警報又は
受信した切替情報を元に制御される。その様子を示した
のが図7(ロ)である。通常、低速側も高速側も0系を
選択して運用するので、この場合には図7(ロ)におけ
る(1)のように全てのSELで端子0が選択される。
この時、0系の高速側インタフェースで警報を検出する
か、隣接装置から0系に警報が生じた旨の切替情報が転
送されてきた場合には、図示は省略しているCPUが高
速側インタフェースを0系から1系に切替える。この時
には各々のSELでは図7(ロ)における(2)のよう
に端子が選択される。同様にして、例えば、(1)の状
態にあった時に低速側の0系で障害が発生すると(3)
の状態に遷移し、(2)の状態にあった時に低速側の0
系で障害が発生すると(4)の状態に遷移する。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】一方、図5は、新たな
切替システムの必要性を示す図で、図5(イ)はその構
成を示し、図5(ロ)はセクション区間とパス区間にお
ける切替装置の切替機能を説明する表である。 【0012】図5(イ)において、1は切替装置−A、
2は切替装置−Bである。切替装置−Aと切替装置−B
には通常0系、1系と呼ばれる二重化された伝送路が接
続されるが、図5では、切替装置−Aの左の伝送路がセ
クション区間、切替装置装置−Aと切替装置−Bとの間
の伝送路がパス区間、切替装置−Bの右の伝送路がセク
ション区間である場合を例示している。ここで、セクシ
ョン区間における伝送速度とパス区間における伝送速度
が異なることが通常であるが、先に述べたのと同じ理由
でセクション区間、パス区間共、一の0系の伝送路と一
の1系の伝送路のみが収容されているかのように表現し
ている。 【0013】図5(ロ)に示す如く、セクション区間に
おける切替機能については、終端する警報はセクション
警報で、隣接装置間の切替情報転送はSOHのK1、K
2バイトで行なわれる。又、パス区間における切替機能
については、終端する警報はパス警報で、隣接装置間の
切替情報転送はPOHのZ4バイトで行なわれる。 【0014】従って、図5のような新たな切替システム
においては、切替装置−A、切替装置−Bでは共にセク
ション切替機能とパス切替機能とを備えている必要性が
生ずる。即ち、新たに要請される切替装置は、図6に示
した構成のセクション切替装置とパス切替装置とを背中
合わせにした構成にする必要がある。 【0015】ところで、この新たな切替システムにおけ
る切替装置においては、セクション警報とパス警報の全
てと、パス区間を介して転送される切替情報及びセクシ
ョン区間を介して転送される切替情報を切替トリガーと
してセクション切替とパス切替とを連動して行なう必要
がある。しかし、先にも述べたように、セクション切替
装置とパス切替装置とは互いに独立な装置であるので、
セクション切替とパス切替とを連動させるためには、常
識的な手段として、新たな切替装置におけるセクショ
ン切替部にパス切替情報を読み取る機能を、パス切替部
にセクション切替情報を読み取る機能を備え、各切替
部で検出した警報をセクション切替部の中央処理ユニッ
ト(CPU)とパス切替部のCPUとの間でデータ伝送
をする機能を備えることが考えられる。 【0016】しかし、上記はセクション切替装置とパ
ス切替装置との間に互いのオーバー・ヘッドを読むため
のインタフェース装置を介在させることを意味するの
で、切替装置自体の構成を複雑にし、伝送システム全体
の信頼性を確保するための切替装置自体の信頼性に懸念
が生じさせる上に、大規模な設計変更を要求する。一
方、上記は既に完成しているセクション切替部とパス
切替部のCPUに対してハード的にもソフト的にも設計
変更を行なう必要性が生ずることを意味する。 【0017】本発明は、かかる問題に対処すべく、簡単
なハードによってセクション切替機能とパス切替機能を
複合し、新たな要請に応えることができる切替装置を提
供することを目的とする。 【0018】 【課題を解決するための手段】図1は、本発明の実施例
で、図1の構成は図5における切替装置−A又は切替装
置−Bに対応する。 【0019】図1において、11aは第一の分配回路
(DIS−1)、11bは第二の分配回路(DIS−
2)、11cは第三の分配回路(DIS−3)、11d
は第四の分配回路(DIS−4)、12aは第一のセレ
クタ(SEL−1)、12bは第二のセレクタ(SEL
−2)、12cは第三のセレクタ(SEL−3)12d
は第四のセレクタ(SEL−4)、13aは第一の監視
制御回路(SC−1)、13bは第二の監視制御回路
(SC−2)、13cは第三の監視制御回路(SC−
3)、13dは第四の監視制御回路(SC−4)であ
る。そして、DIS−1、SEL−1、SC−1とによ
って0系のセクション・インタフェース部を構成し、D
IS−2、SEL−2、SC−2とによって0系のセク
ション終端部を構成し、DIS−4、SEL−4、SC
−4とによって0系のパス・インタフェース部を構成
し、DIS−3、SEL−3、SC−3とによって0系
のパス終端部を構成する。又、11a’は1系のセクシ
ョン・インタフェース部を構成する第一の分配回路(D
IS−1’)、11b’は1系のセクション終端部を構
成する第二の分配回路(DIS−2’)、11cは1系
のパス終端部を構成する第三の分配回路(DIS−
3’)、11dは1系のパス・インタフェース部を構成
する第四の分配回路(DIS−4’)、12a’は1系
のセクション・インタフェース部を構成する第一のセレ
クタ(SEL−1’)、12b’は1系のセクション終
端部を構成する第二のセレクタ(SEL−2’)、12
c’は1系のパス・終端部を構成する第三のセレクタ
(SEL−3’)、12d’は1系のパス・インタフェ
ース部を構成する第四のセレクタ(SEL−4’)、1
3a’は1系のセクション・インタフェース部を構成す
る第一の監視制御回路(SC−1’)、13b’は1系
のセクション終端部を構成する第二の監視制御回路(S
C−2’)、13c’は1系のパス終端部を構成する第
三の監視制御回路(SC−3’)、13d’は1系のパ
ス・インタフェース部を構成する第四の監視制御回路
(SC−4’)である。ここで、SEL−2、SEL−
3、DIS−2、DIS−3、SC−2、SC−3によ
って構成される部位を装置内の0系と呼び、SEL−
2’、SEL−3’、DIS−2’、DIS−3’、S
C−2’、SC−3’によって構成される部位を装置内
の1系と呼ぶことにする。更に、14aはセクション切
替部のCPU(CPU−1)、14bはパス切替部のC
PU(CPU−2)である。 【0020】図1の構成の特徴は、セクション終端部
によってセクション区間の0系と1系とから一の系を選
択し、パス終端部によってパス区間の0系と1系とから
一の系を選択し、セクション・インタフェース部とパス
・インタフェース部とによって装置内の0系と1系とか
ら一の系を選択する構成になっていること、セクショ
ン終端部とパス終端部に備えられているSC−2とSC
−3、SC−2’とSC−3’との間に情報の転送を行
なう結線を新たに設けていることである。 【0021】図2は、本発明の実施例におけるセレクタ
の選択端子(その1)である。図2においては、セレク
タを、セクション側とパス側で0系と1系を選択するセ
レクタと、装置内の0系と1系を選択するセレクタとに
分類している。即ち、装置内の0系と1系を選択するS
EL−1、SEL−1’、SEL−4、SEL−4’
と、セクション区間またはパス区間の0系と1系を選択
するSEL−2、SEL−2’、SEL−3、SEL−
3’とにグルーピングしている。表の中で、各セレクタ
の欄に記入されている“0”と“1”は当該セレクタの
二の端子のうち選択される端子を示す。例えば、セクシ
ョン区間とパス区間が共に0系に設定されており、装置
内も0系が使用される場合(図2の表の中で(1)−a
の場合)には、全てのセレクタで0端子が選択される。 【0022】表より、SEL−2とSEL−3及びSE
L−2’とSEL−3’は運用形態によって個別に制御
する必要があることが判り、SEL−1とSEL−4及
びSEL−1’とSEL−4’は装置内の0系、1系の
選択に対して常に同じ端子を選択する必要があることが
判る。即ち、SEL−2とSEL−2’はセクション切
替装置として独自に制御すればよく、SEL−3とSE
L−3’はパス切替装置として独自に制御すればよいの
に対して、SEL−1とSEL−4及びSEL−1’と
SEL−4’はセクション切替装置とパス切替装置を複
合した切替装置において常に統一的に制御する必要性が
生じている。 【0023】 【作用】このように、SEL−1とSEL−4及びSE
L−1’とSEL−4’を統一的に制御する上で要にな
る技術が、図1において最も太い実線で表した、SC−
2とSC−3及びSC−2’とSC−3’との間で警報
や切替情報を転送する結線である。 【0024】即ち、上記結線を介して、セクション切替
部で検出した警報や隣接のセクション切替部から受信し
た切替情報をパス切替部に直接転送することができ、同
様に、パス切替部で検出した警報や隣接のパス切替部か
ら受信した切替情報をセクション切替部に直接転送する
ことができるので、パス切替部のCPUであるCPU−
2とセクション切替部のCPUであるCPU−1は共に
セクション警報、パス警報、セクション切替情報、パス
切替情報を全てを収集することが可能になる。これによ
って双方のCPUは全ての警報と切替情報を切替トリガ
ーとすることができるので、SEL−1とSEL−4及
びSEL−1’とSEL−4’を統一的に制御すること
が可能になる。 【0025】もし、この結線がないとすれば、セクショ
ン切替部とパス切替部とは独立であるので、セクショ
ン切替部にパス切替情報を読み取る機能を、パス切替部
にセクション切替情報を読み取る機能を備え、各切替
部で検出した警報をセクション切替部の中央処理ユニッ
ト(CPU)とパス切替部のCPUとの間でデータ伝送
をする機能を備えることが必要になって、切替装置が複
雑化し、切替装置の信頼性が低下し、且つ、新たな設計
が必要になることは既に述べた通りである。 【0026】 【実施例】図3は、本発明の実施例における警報転送と
SEL−1、SEL−4の切替制御系である。 【0027】図3において、12aはSEL−1、13
aはSC−1で、セクション・インタフェース部の構成
要素である。又、12dはSEL−4、13dはSC−
4で、パス・インタフェース部の構成要素である。両イ
ンタフェース部には、それぞれDIS−1とDIS−4
が設けられるが、図3では省略している。次に、13b
−1は監視回路、13b−2と13b−3はバッファ・
ゲート、13b−4は論理和回路で、13b−1乃至1
3b−4はセクション終端部を構成するSC−2の構成
要素である。又、13c−1は監視回路、13c−2と
13c−3はバッファ・ゲート、13c−4は論理和回
路で、13c−1乃至13c−4はパス終端部を構成す
るSC−3の構成要素である。ここで、セクション終端
部においても、パス終端部においても他の構成要素、即
ち、SELとDISを省略している。尚、図3では0系
の構成要素についてのみ詳細を示し、1系に対しては簡
略化して図示している。最後に、14aはCPU−1、
14bはCPU−2である。 【0028】図3において、論理和回路13b−4には
セクション終端部で検出した警報とセクション区間を介
して受信したセクション切替情報が全て入力されて、該
論理和回路13b−4からそれらの論理和情報が出力さ
れる。該論理和情報は監視回路13b−1に供給される
と共に、バッファ・ゲート13b−3、13c−3を介
してパス終端部に転送されて、監視回路13c−1にも
供給される。同様に、パス終端部で論理和回路13c−
4から出力される論理和情報は、監視回路13c−1に
供給されると共に、バッファ・ゲート13c−2、13
b−2を介してセクション終端部にも転送されて、監視
回路13b−1にも供給される。 【0029】従って、セクション終端部を制御するCP
U−1と、パス終端部を制御するCPU−2とに、セク
ション、パスに関する全ての警報、切替情報を集約した
情報を収集することができる。これにより、例えばセク
ション終端部だけで警報又は切替情報を検出した場合
に、CPU−1がSEL−1を切替えると共にCPU−
2がSEL−4を切替えることが可能になる。ここでは
0系についてのみ詳細を図示して動作を説明したが、1
系においても同様にSEL−1’とSEL−4’を統一
的に切替えることが可能である。 【0030】尚、図3においては、セクション終端部が
検出した全ての警報と受信した切替情報の論理和をとっ
てパス終端部に供給し、パス終端部が検出した全ての警
報とパス終端部が受信した切替情報の論理和をとってセ
クション終端部に供給する技術を開示しているが、これ
は切替装置を実現する上で配線数を少なくするためであ
って、論理和をとる必然性はない。装置設計上許容され
るなら警報、切替情報などを生のまま転送しても差支え
ない。又、図3においてはバッファ・ゲートを設ける例
を示しているが、フリップ・フロップで保持した信号を
転送し、受けた方で再び保持し直してもよい。即ち、図
3において説明した内容は、一般的には警報、切替情報
などをセクション終端部とパス終端部間で直接転送する
手段を設けるということである。 【0031】図4は、本発明の実施例におけるセレクタ
の選択端子(その2)である。図4の表は、図2の表と
同じ内容を異なるまとめ方をしたものである。即ち、図
4(イ)は、図1のセクション切替部において、セクシ
ョン区間の0系と1系とをそれぞれ図6の低速側の0系
と1系に対応させ、装置内の0系と1系とをそれぞれ図
6の高速側の0系と1系とに対応させて図2の表をまと
め直したものである。更に、図4(ロ)は、図1のパス
切替部において、装置内の0系と1系とをそれぞれ図6
の低速側の0系と1系とに対応させ、パス区間の0系と
1系とをそれぞれ高速側の0系と1系とに対応させて図
2の表をまとめ直したものである。 【0032】図4(イ)と図6の表を比較し、図4
(ロ)と図6の表を比較すれば、両者において各々のセ
レクタの選択端子が全く同じであることが一目瞭然とな
る。即ち、図1のセクション切替部における切替制御は
従来のセクション切替装置における切替制御と全く同じ
で、図1のパス切替部における切替制御は従来のパス切
替装置における切替制御と全く同じであることが判る。
このことが意味するのは、図1又は図3に示したセクシ
ョン切替部とパス切替部は、互いに警報と切替情報の論
理和情報を交換することを除いては、従来のセクション
切替装置、パス切替装置としての制御と全く同じ制御を
しているということである。つまり、本発明の技術によ
れば該論理和情報の交換を行なうこと以外には何らハー
ド、ソフトの変更、追加を必要としないで、セクション
切替機能とパス切替機能を複合した切替装置を実現でき
る。 【0033】尚、図1においては切替装置の左側がセク
ション区間で、右側がパス区間であるとしたが、これも
左右が入れ替わっても差支えない。従って、図1の説明
においてSEL−1を備えるブロックをセクション・イ
ンタフェース部、SEL−2を備えるブロックをセクシ
ョン終端部、SEL−3を備えるブロックをパス終端
部、SEL−4を備えるブロックをパス・インタフェー
ス部と呼んだが、本質的には「セクション」、「パス」
という名称にこだわる必要はない。寧ろ、切替装置の両
側の伝送路を一次側伝送区間の伝送路、二次側伝送区間
の伝送路と呼び、SEL−1を備えるブロックを一次側
インタフェース部、SEL−2を備えるブロックを一次
側終端部、SEL−3を備えるブロックを二次側終端
部、SEL−4を備えるブロックを二次側インタフェー
ス部と呼ぶ方がよい。又、上記においては、一貫してS
DHにおけるセクション切替装置とパス切替装置とを例
にして、双方の切替機能を複合した切替装置の実現につ
いて説明してきたが、本発明の技術はセクション切替装
置とパス切替装置の複合に限定されるものではなく、既
に完成されている異なる切替装置を複合する技術として
汎用的に適用できるものであることは言うまでもない。 【0034】 【発明の効果】以上詳述した如く、本発明により、セク
ション区間とパス区間の接続における切替装置は、従来
のセクション切替装置とパス切替装置とを背中合わせに
接続し、両切替装置のセクション終端部とパス終端部の
間で警報と切替情報の論理和情報を転送するだけで実現
できる。 【0035】もし、本発明の技術を適用しないとすれ
ば、セクション切替部とパス切替部とは独立であるの
で、セクション切替部にパス切替情報を読み取る機能
を、パス切替部にセクション切替情報を読み取る機能を
備え、各切替部で検出した警報をセクション切替部の
CPUとパス切替部のCPUとの間でデータ伝送をする
機能を備えることが必要になって、切替装置が複雑化
し、切替装置の信頼性が低下し、且つ、新たな大規模な
設計が必要になる。 【0036】これに比較して、両切替装置のセクション
終端部とパス終端部の間で警報と切替情報の論理和情報
を転送するためのバッファ・ゲートを新たに設けるだけ
で、ソフト的にもなんら変更を必要としない本発明の効
果は、パス切替機能とセクション切替機能を複合した切
替装置の必要性が一層高まっている中、絶大なものであ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例。 【図2】 本発明の実施例におけるセレクタの接続(そ
の1)。 【図3】 本発明の実施例における警報及び切替情報転
送とSEL−1、SEL−4の切替制御の系。 【図4】 本発明の実施例におけるセレクタの接続(そ
の2)。 【図5】 新たな切替システムの必要性。 【図6】 従来の切替装置システムの概要。 【図7】 従来の切替装置。 【符号の説明】 11a DIS−1、11b DIS−2、11c D
IS−3、11d DIS−4、11a’ DIS−
1’、11b’ DIS−2’、11c’ DIS−
3’、11d’ DIS−4’ 12a SEL−1、12b SEL−2、12c S
EL−3、12d SEL−4、12a’ SEL−
1’、12b’ SEL−2’、12c’ SEL−
3’、12d’ SEL−4’ 13a SC−1、13b SC−2、13c SC−
3、13d SC−4、13a’ SC−1’、13
b’ SC−2’、13c’ SC−3’、13d’
SC−4’ 14a CPU−1、14b CPU−2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−172414(JP,A) 特開 平6−311131(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/24 H04L 12/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 互いに異なる仕様の、一次側伝送区間と
    二次側伝送区間との間に設置されて、該一次側及び二次
    側伝送区間において二重化された伝送路を切替える切替
    装置であって、 一次側伝送区間の0系及び1系の伝送路を一次側インタ
    フェース部に収容し、装置内の0系及び1系の伝送路を
    一次側終端部に収容し、該一次側伝送区間の二重化され
    た伝送路と該装置内の二重化された伝送路との間の切替
    を行なう第一の切替装置と、 該二重化された装置内伝送路を二次側終端部に収容し、
    二次側伝送区間の0系及び1系の伝送路を二次側インタ
    フェース部に収容し、該装置内の二重化された伝送路と
    該二次側伝送区間の二重化された伝送路との間の切替を
    行なう第二の切替装置とを備え、 且つ、該第一の切替装置の一次側終端部が備える監視制
    御回路と、該第二の切替装置の二次側終端部が備える監
    視制御回路とに、該一次側及び二次側終端部がそれぞれ
    に検出した装置内警報と該一次側及び二次側終端部が伝
    送路を介してそれぞれに受信した一次側及び二次側伝送
    区間における切替情報を交換する手段を備えることを特
    徴とする切替装置。
JP03817395A 1995-02-27 1995-02-27 切替装置 Expired - Fee Related JP3487005B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03817395A JP3487005B2 (ja) 1995-02-27 1995-02-27 切替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03817395A JP3487005B2 (ja) 1995-02-27 1995-02-27 切替装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08237257A JPH08237257A (ja) 1996-09-13
JP3487005B2 true JP3487005B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=12518004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03817395A Expired - Fee Related JP3487005B2 (ja) 1995-02-27 1995-02-27 切替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3487005B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5644226B2 (ja) * 2010-07-16 2014-12-24 日本電気株式会社 冗長ペア、信号伝送方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08237257A (ja) 1996-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6327244B1 (en) Packet handler
EP1323254B1 (en) Router-level automatic protection switching
US6981087B1 (en) Multi-master and diverse serial bus in a complex electrical system
EP2230606A2 (en) System having a plurality of nodes connected in multi-dimensional matrix, method of controlling system and apparatus
US7289513B1 (en) Switching fabric port mapping in large scale redundant switches
US6317414B1 (en) Signal switching method
US6667955B1 (en) Switching fabric system having at least one subsystem including switch core elements arranged in port expansion architecture
US6154449A (en) Switchless network
US20070127365A1 (en) Method for implementing redundant structure of ATCA (advanced telecom computing architecture) system via base interface and the ATCA system for use in the same
US5544330A (en) Fault tolerant interconnect topology using multiple rings
US20020087749A1 (en) Computer system, CPU and memory installed apparatus, and input/output control apparatus
JP3487005B2 (ja) 切替装置
CN100426722C (zh) 一种级连系统
US7350012B2 (en) Method and system for providing fault tolerance in a network
US7443788B2 (en) Method and apparatus for improving performance of a loop network
US6894971B2 (en) Redundant structure control device for exchange
CN100459720C (zh) 传输设备扩展系统
JP3772358B2 (ja) 切替装置
US7539891B2 (en) Switched FC-AL fault tolerant topology
CN100478932C (zh) 电子设备
KR970004892B1 (ko) 통신 버스를 이중화하는 장치
KR100359451B1 (ko) 이동통신 시스템의 셀버스 이중화 장치
WO2024102915A1 (en) Pcie retimer providing failover to redundant endpoint using inter-die data interface
JP3081822B2 (ja) Atm交換装置
JP3046118B2 (ja) 時分割通話路方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030930

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees