JPH03255709A - 広帯域増幅器 - Google Patents
広帯域増幅器Info
- Publication number
- JPH03255709A JPH03255709A JP5545890A JP5545890A JPH03255709A JP H03255709 A JPH03255709 A JP H03255709A JP 5545890 A JP5545890 A JP 5545890A JP 5545890 A JP5545890 A JP 5545890A JP H03255709 A JPH03255709 A JP H03255709A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- base
- oscillation
- capacitor
- transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims abstract description 21
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 14
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 2
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 2
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、広帯域増幅器、特に出力端子と入力端子との
間に帰還ループを形成している高周波広帯域増幅器に関
する。
間に帰還ループを形成している高周波広帯域増幅器に関
する。
CATV幹線増幅器などにおいては、高周波広帯域であ
って、かつ低歪特性を有する増幅器が必要とされる。こ
の種の増幅器として、初段のエミッタ接地回路と次段(
終段)のベース接地回路とをカスケード接続し、負荷と
してトランスなどのインダクタンス成分をもち、出力段
から入力段へ抵抗帰還ループを形成している回路が専ら
用いられている。
って、かつ低歪特性を有する増幅器が必要とされる。こ
の種の増幅器として、初段のエミッタ接地回路と次段(
終段)のベース接地回路とをカスケード接続し、負荷と
してトランスなどのインダクタンス成分をもち、出力段
から入力段へ抵抗帰還ループを形成している回路が専ら
用いられている。
しかしながら、この種の回路においては、広帯域増幅器
を構成する、使用トランジスタの遮断周波数fTが高い
ので、ベース接地回路ではトランジスタのエミッタ・ベ
ース間の容量と、負荷のインダクタンスと、回路基板や
トランスなどによるコレクタ・エミッタ間の浮遊容量の
組合わせ条件がそろうと、コルピッツ型の発振回路が形
成される。このため増幅器の回路動作が不安定になると
いう欠点があった。
を構成する、使用トランジスタの遮断周波数fTが高い
ので、ベース接地回路ではトランジスタのエミッタ・ベ
ース間の容量と、負荷のインダクタンスと、回路基板や
トランスなどによるコレクタ・エミッタ間の浮遊容量の
組合わせ条件がそろうと、コルピッツ型の発振回路が形
成される。このため増幅器の回路動作が不安定になると
いう欠点があった。
この欠点を緩和するために、ベース接地回路のベースと
接地間に直列に純抵抗を入れて回路動作を安定化させる
回路方式もあるが、抵抗値を大きくすると等測的なトラ
ンジスタのfTが下がり増幅器の帯域が挟まり広帯域に
できないという欠点があった。
接地間に直列に純抵抗を入れて回路動作を安定化させる
回路方式もあるが、抵抗値を大きくすると等測的なトラ
ンジスタのfTが下がり増幅器の帯域が挟まり広帯域に
できないという欠点があった。
本発明の目的は、上記の欠点を除去し、広帯域性を損な
うことなく、安定な回路動作が可能な増幅器を提供する
ことにある。
うことなく、安定な回路動作が可能な増幅器を提供する
ことにある。
本発明は、エミッタ接地回路とベース接地回路とが縦続
接続され、インダクタンス性負荷の接続されている出力
端子から入力端子へ帰還路を形成してなる広帯域増幅器
において、前記ベース接地回路が、トランジスタのベー
スをコンデンサとインダクタンスとを並列にした発振抑
制回路を介してアースに接続するようにしている。
接続され、インダクタンス性負荷の接続されている出力
端子から入力端子へ帰還路を形成してなる広帯域増幅器
において、前記ベース接地回路が、トランジスタのベー
スをコンデンサとインダクタンスとを並列にした発振抑
制回路を介してアースに接続するようにしている。
ベース接地回路において、特定の周波数において形成さ
れる発振ループは、トランジスタのベス端子とアースと
の間に接続される並列のコンデンサおよびインダクタン
スの値を適当に定めてその並列回路のインピーダンスを
発振周波数において無限大になるようにすれば、実質的
に切断される。これにより回路の安定化がなされる。
れる発振ループは、トランジスタのベス端子とアースと
の間に接続される並列のコンデンサおよびインダクタン
スの値を適当に定めてその並列回路のインピーダンスを
発振周波数において無限大になるようにすれば、実質的
に切断される。これにより回路の安定化がなされる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施例につき説明す
る。第1図は、実施例の回路図であって、第1トランジ
スタ10.エミッタ抵抗11を介してアース100に接
地され、エミッタ接地回路を形成する。第1トランジス
タ10のコレクタに、第2トランジスタ20のエミッタ
が接続され、第2トランジスタ20のベースをコンデン
サ51゜インダクタンス52の並列になる発振抑制回路
50を介してアース100に接地することで、上記エミ
ッタ接地回路にベース接地回路が、カスケードに接続さ
れた構成となっている。第2トランジスタ20のコレク
タは負荷としてトランスの負荷インダクタンス30に接
続されるとともに、ループ帰還抵抗40.コンデンサ4
1からなる帰還路で、第1トランジスタ10のベースに
結ばれる。
る。第1図は、実施例の回路図であって、第1トランジ
スタ10.エミッタ抵抗11を介してアース100に接
地され、エミッタ接地回路を形成する。第1トランジス
タ10のコレクタに、第2トランジスタ20のエミッタ
が接続され、第2トランジスタ20のベースをコンデン
サ51゜インダクタンス52の並列になる発振抑制回路
50を介してアース100に接地することで、上記エミ
ッタ接地回路にベース接地回路が、カスケードに接続さ
れた構成となっている。第2トランジスタ20のコレク
タは負荷としてトランスの負荷インダクタンス30に接
続されるとともに、ループ帰還抵抗40.コンデンサ4
1からなる帰還路で、第1トランジスタ10のベースに
結ばれる。
41は直流カット用で、数100pF〜数1000pF
の容量である。上記増幅器は、エミッタ抵抗11による
電流直列帰還およびループ帰還による電圧並列帰還によ
り、広帯域特性としている。
の容量である。上記増幅器は、エミッタ抵抗11による
電流直列帰還およびループ帰還による電圧並列帰還によ
り、広帯域特性としている。
本実施例における発振抑制回路50の安定化機能につき
、第2図を参照して、説明する。ベース接地回路は、図
に示すように、第2トランジスタ20のエミッタ・ベー
ス間には、容量112が、またエミッタ・コレクタ間に
浮遊容量111があり、負荷インダクタンス30との関
係から発振ルプを形成している。ベースはワイヤポンデ
ィング線などによるインダクタンス113を有し、コン
デンサ51.インダクタンス52を並列接続化した発振
抑制回路50を介してアース100に接地されている。
、第2図を参照して、説明する。ベース接地回路は、図
に示すように、第2トランジスタ20のエミッタ・ベー
ス間には、容量112が、またエミッタ・コレクタ間に
浮遊容量111があり、負荷インダクタンス30との関
係から発振ルプを形成している。ベースはワイヤポンデ
ィング線などによるインダクタンス113を有し、コン
デンサ51.インダクタンス52を並列接続化した発振
抑制回路50を介してアース100に接地されている。
この回路を欠〈従来の増幅器では、発振が広帯域周波数
内の特車の周波数で生ずる。
内の特車の周波数で生ずる。
しかし本実施例ではコンデンサ51.インダクタンス5
2がその共振周波数でインピーダンスが無限大となり、
発振ループを切断し、発振をおさえる。発振ループの特
性を考慮して、上記のインピーダンスが無限大となる周
波数を定める。特に、通常の回路構成で問題になる45
0MHz〜550MHz近傍で安定化動作化ができる。
2がその共振周波数でインピーダンスが無限大となり、
発振ループを切断し、発振をおさえる。発振ループの特
性を考慮して、上記のインピーダンスが無限大となる周
波数を定める。特に、通常の回路構成で問題になる45
0MHz〜550MHz近傍で安定化動作化ができる。
なお、この周波数近傍をのぞく、周波数では発振抑制回
路50のインピーダンスは零に近い。
路50のインピーダンスは零に近い。
なお、第1図に示した回路に使用したトランジスタの極
性を変えた対称回路を、第1図の回路と組・合わせてプ
ッシュプル回路構成とする場合についても、本実施例と
同様な発振抑制回路を用いれば、安定な高周波広帯域特
性が得られる。
性を変えた対称回路を、第1図の回路と組・合わせてプ
ッシュプル回路構成とする場合についても、本実施例と
同様な発振抑制回路を用いれば、安定な高周波広帯域特
性が得られる。
以上、説明したように、本発明によれば、遮断周波数f
、の高いトランジスタを使用する高周波広帯域増幅器の
回路動作の安定化が、前記増幅器のベース接地回路のト
ランジスタのベース・アース間に挿入した発振抑制回路
のインピーダンスが回路動作の不安定をひきおこす周波
数において無限大になるようにして実現されている。従
来は、発振の生じ易い周波数で、回路部品を実験的に取
換えて安定化の調整を行なっていたので、本発明により
この工数削減ができる。この結果、製造歩留の向上がで
きるとともに、信顛性の高い増幅器が得られる効果があ
る。
、の高いトランジスタを使用する高周波広帯域増幅器の
回路動作の安定化が、前記増幅器のベース接地回路のト
ランジスタのベース・アース間に挿入した発振抑制回路
のインピーダンスが回路動作の不安定をひきおこす周波
数において無限大になるようにして実現されている。従
来は、発振の生じ易い周波数で、回路部品を実験的に取
換えて安定化の調整を行なっていたので、本発明により
この工数削減ができる。この結果、製造歩留の向上がで
きるとともに、信顛性の高い増幅器が得られる効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例の回路図、
ペース接地回路の等価回路図である。
10−第1トランジスタ、
20−第2トランジスタ、
3〇−負荷インダクタンス、
40−ループ帰還抵抗、
5〇−発振抑制回路、 51−コンデンサ、52−イン
ダクタンス、 111−浮遊容量、112−エミッタ
・ベース間容量、 113− インダクタンス。 第2図は
ダクタンス、 111−浮遊容量、112−エミッタ
・ベース間容量、 113− インダクタンス。 第2図は
Claims (1)
- エミッタ接地回路とベース接地回路とが縦続接続され、
インダクタンス性負荷の接続されている出力端子から入
力端子へ帰還路を形成してなる広帯域増幅器において、
前記ベース接地回路が、トランジスタのベースをコンデ
ンサとインダクタンスとを並列にした発振抑制回路を介
してアースに接続していることを特徴とする広帯域増幅
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5545890A JPH03255709A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 広帯域増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5545890A JPH03255709A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 広帯域増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03255709A true JPH03255709A (ja) | 1991-11-14 |
Family
ID=12999160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5545890A Pending JPH03255709A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 広帯域増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03255709A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008228304A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Huettinger Elektronik Gmbh & Co Kg | D級増幅装置 |
JP2009021938A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Alps Electric Co Ltd | 負帰還増幅回路 |
-
1990
- 1990-03-06 JP JP5545890A patent/JPH03255709A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008228304A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Huettinger Elektronik Gmbh & Co Kg | D級増幅装置 |
JP2009021938A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Alps Electric Co Ltd | 負帰還増幅回路 |
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