JPH03255096A - 組換ラット肝実質細胞増殖因子 - Google Patents

組換ラット肝実質細胞増殖因子

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JPH03255096A
JPH03255096A JP2050643A JP5064390A JPH03255096A JP H03255096 A JPH03255096 A JP H03255096A JP 2050643 A JP2050643 A JP 2050643A JP 5064390 A JP5064390 A JP 5064390A JP H03255096 A JPH03255096 A JP H03255096A
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JP
Japan
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rat
cdna
growth factor
cells
hepatocyte growth
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Application number
JP2050643A
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English (en)
Inventor
Toshiichi Nakamura
敏一 中村
Tsutomu Nishizawa
西澤 勉
Tatsuya Seki
達也 関
Manabu Shimonishi
学 下西
Michio Hagiya
道雄 萩屋
Shin Shimizu
伸 清水
Kosuke Tashiro
康介 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は肝実質細胞増殖活性を有するポリペブチI・、
さらに詳しくは、生体外(in vil、ro)で肝実
質細胞の維持、増殖を可能にする生理活性を有する新規
なポリペブチ1、該ポリペブチl”をコー1するII)
 N八、組換発現ヘクター、形質転換体、および該ポリ
ペブチ1の製造法に関するものである。 本発明のポリペプチドは肝実質細胞培養試薬、肝再生促
進剤、肝機能の基礎的研究、成熟肝実質細胞に対する各
種ホルモンや素剤の作用の研究、肝癌の発癌研究用、さ
らに該ポリペブチ[・に対する?j″L体を用いる臨床
診断試薬などへの利用が期待出来る。 〔従来の技術] 従来、細胞増殖活性をイiするポリペプチドとして、上
皮細胞増殖因子(EGF)、線維非細胞増殖因子(FG
F)、神経細胞増動因子(NGF)、血小板由来増殖因
子(PDGF)、血管内皮細胞増殖囚了(15c(1;
F)などが知られている。これらの細胞増殖因子の他に
、生体外において成熟肝実質細胞増殖活性をイ1するポ
リペプチドが1984年に中村らによって再生肝ラット
血清より部分精製され、肝実質細胞増殖因子(以下HG
 Fと略す)と命名された。 このHGFの発見まで肝実質細胞は、各種の株化細胞が
活発に増殖する哺乳動物血清の存在下でも該細胞の増殖
が全く認められず、通常約1週間で培養容器の壁からの
脱落が起こり、生体外での長期培養は不可能であった。 しかし、このHGFの存在下において肝細胞は極めて良
好に増殖し、該細胞の培養が可能となった(Bioch
em、 Biophys。 Res、 commun、、 122.1450.19
84)。他の研究者によっても、このHGF活性は、肝
部分切除手術後の血中、劇症肝炎患者の血中にも存在す
ることが確認された。その後、多くの研究者によって精
製法、化学的性質、生物学的性質が明らかにされたが、
このHGFあるいはHGFと同様の肝細胞増殖活性を有
するポリペプチドのアミノ酸構造を同定するまでには至
らなかった。 このような状況の下で、本発明者らは、ラット血小板な
どの組織からHG Fを分離精製して研究を重ね、この
血小板由来のI−I CFは、2種のサブユニットから
なり、生体外において肝実質細胞を極めて良好に増殖さ
せることを見出した。そしてこのHC,Fに含有される
一部のアミノ酸配列27残基を同定することに成功した
(特願昭63−31、1866号公報〉。 〔発明が解決しようとする課題〕 生体内HG Fは、肝臓、脳、肺臓、骨髄、ひ臓、胎盤
、腎臓などの臓器あるいは血小板や白血球などの血液細
胞などから極微量分泌されるポリペプチドであるため、
原材料組織の入手、収量、安定供給など問題点が多い。 このHG Fを肝実質細胞の培養や肝細胞の研究用とし
て利用するためには、その構造を明らかにしHG Fあ
るいはHG Fと同様な活性を有するポリペプチドを遺
伝子組換技術を応用して大量に供給することが望まれて
いる。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは、」二記課題を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、ラット肝臓mRNAより調製したcDNAライ
ブラリーより、ラント血小板由来のHGFのアミノ酸配
列に基づいて合成したオリゴヌクレオヂドをプローブと
して用い、ラノl−HCFポリペブチ1−をコー1する
塩基配列を含f+、iるc DNAが得られるJ、!−
を臥出しノこ。さら(,1、詩c DNAを含f1゛す
る組換発!j、!、 、<ククー1.ごま、゛こ形質中
p)Aされた形g転操体りiHl、詮肘質C・ノ、lた
1体夕1(“?養しYラット−HG F遺伝−1′が発
田5ずと−3とを見出し、本発明を完成さ一1七るに〒
っ六:、ずなわら、本発明は9Jj段う・I−it G
 F  ご・)11fG −−べ13)1 現1    .+1...1ひ 6、A JIt、’L:び該1fl’:tC1r:m4+”l□
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Aまたは染色体rlNAを中離し、常法ζ、二従っ−で
c DNA5イブラリ−または染色体I) N Aライ
ブラリーを作製し、(2)標識した合成オリ−1′ヌク
レオチドプローブ、あるいは適切な標識し、たcl)N
Aプローブを用いて、−1二記ラント山来(: I) 
N Aライブラリーまたは染色体DNA1:lfブラリ
ーのスクリーニングを行い、単離され六−りローン。(
、り目的とする1秤またる42種以上の(: l’、’
) N Aまた+4染色体f) N Aを抽出する。ま
た、本発明に、l、って明らかにされたD N A配列
あるいj、1ヒトや動物のl(G Fのアミノ酸配列に
基づいて壽・成1\j・ンたlリゴヌクレオヂlや本発
明により得qlh1111−!l 7111GFcDN
Aやジノ1HGF染色体i、’、I Nへζパ・1ゴy
ブ1.’l−ブζに用い、またヒト又は動斗’!l f
7))I G l・!、:女・tする扮、体を用(ハ、
泊接シ・、・10臓:45 J 11イ1Ji11. 
?Bt細龍Jなとから抽出した+r+ RN A 、t
;Z・+ 1ijil製またcl−INAライブラリー
のスクリーニミ・・シ゛イ4−j1い rp ziiさ
れ)、:り1コーンより目的と4る一′I、1山’f1
)+1C:Fのc r−) N 、Aを抽出する、パ、
ともで□・:1.(、、H) 1.パ)・ノド山*、H
CFのc D N A に Qう、1・HGFをコート
するc DNA断片を制限酵素を用いで切り出し発現用
ヘクターに組み込み、(4)得られた組換発現ベクター
により宿主細胞を形質転換して形質転換体を得、(5)
この形質転換細胞を培養して、その培養上清から本発明
のラッ) HGFを製造することが出来る。さらに形質
転換細胞中の組換発現ベクターから制限酵素処理によっ
て本発明のラッl−HG Fをコートする塩基配列を含
有するDNAを得ることが出来る。 以下、本発明の各工程について詳細に説明する。 (1>mRNAの単離とcDNAライブラリーの調製ニ
ラノドのHCFをコードするm RN Aはラット巨核
球細胞、またはラット肝組織などから得ることが出来る
。例えば、Biochemistry+  18+ 5
294(1979)に記載されているJ、 M、 Ch
irgvinらの方法によって、ラント巨核球細胞、ま
たはラット肝Mi織のグアニジンチオシアン酸溶液から
得たRNAをさらにオリゴ(dT)セルロースカラムを
用いる液体クロマ1−グラフィによって該mRNAをa
IiI製することが可能である。 また、ラット肝mRNAのような動物細胞や動物組織な
どの各種mRNAは市販品としてクロンチック社などか
ら購入して利用することも出来る。 これらのmRNAを鋳型として逆転写酵素やポリメラー
ゼ・チェーン・リアクシジン法(PCR)を用いて、例
えばIL Okayamaらの方法(Mo1. Ce1
l。 Biol、、2.16L 1982、およびMo1. 
Ce11. Biol3、280.1.983)あるい
はり、 Gublerらの方法(Gene25、263
.1983)あるいは■、八へ Frohman らの
方法(Proc、  Natl、  八cad、  S
ci、  USA、55. 8998. 1988)に
従ってcDNAを合威し、このc DNAをプラスξ1
・やファージなどに耕み込むことによりcDNAライブ
ラリーを調製することが出来る。cDNAを組み込むプ
ラスミドベクターとしては、大腸菌由来のpBR322
(東洋紡績)、pUc18およびpUcI9(東洋紡績
)、枯草菌由来のpUB]、]、o(シグマ社)などが
ある。またcDNAを組め込むファージベクターとし°
ζば、スgtlOおよびλgtll(東洋紡績)などが
ある。 これらのベクターは、宿主細胞内に保持されて複製、増
幅されるものであれば、ここに例示したものに限定され
るものではない。 m RN Aを鋳型として合成されたcDNAをプラス
ミドまたはファージに絹み込んでcDNAライブラリー
を調製する方法として、T、 Maniatisの方法
(Molecular Cloning、 Co1d 
SpringtlarborLaboratory、 
+982. p、 239)またはT、 V、 1ly
unhらの方法(IINA Cloning: A P
ractical ApproachJ、−49,19
85)を各々例示することが出来る。しかし場合によっ
ては、m RN Aと同様に各種のcDNAライブラリ
ーを市販品としてクロンチック社などから購入すること
が出来るのでそれらを利用することも出来る。 (2) c D N Aライブラリーのスクリーニング
:cDNAライブラリーとして得られたプラスミドやフ
ァージなどの組換ベクターは、大腸菌のような適切な宿
主細胞に保持される。宿主となり得る大腸菌としては、
例えばEscherichia coli N M51
4、C600(ストラタジーン社)、NM522、JM
IOI  (ファルマシア社)などを例示することが出
来る。cDNAのベクターがプラスミドの場合、塩化カ
ルシウム法、あるいは塩化カルシウム・塩化ルビジウム
法、またcDNAのベクターがファージの場合、インビ
トロパッケージング法などを用いてあらかしめ増殖させ
た宿主細胞に保持させることが出来る(Molecul
arC1onin8. Co1d Spring 1l
arbor Laboratory+ 19B2ρ、 
249>。 このようにして得られた形質転換体から、ラッ1− H
G Fの部分のアミノ酸配列をコードするオリゴヌクレ
オチドを合威し、このオリゴヌクレオチドを12p41
識したプローブを用いてコロニーハイブリダイゼーショ
ン法(Gene、 j−0,63,1980)、プラー
クハイブリダイゼーション法(S(ience弯□1.
80.1.977)などによってcDNAクローンを釣
り上げることが出来る。また、目的とするポリペプチド
に対する抗体を用いて、標識抗体法(11NA  Cl
oning:  八 Practical  Appr
oach、1. 49. 1985)によって、c D
NAクローンをクローニングすることも可能である。こ
のようにしてクローン化された形質転換体は、ラット由
来HG Fの全アミノ酸配列あるいはその部分のアごノ
酸配列をコードする塩基配列を有するcDNAを含有し
ている。 次に該形質転換体から常法(Molecular C]
oningCold Spring l1arbor 
f、aboratory+ New York、 19
82)に従って1ラスミドやファージなどの組換1) 
N Aを単離し、そのまま、あるいは制限酵素で消化し
てからc I) N A塩基配列が決定される。得られ
たラット由来HGFのc DNAの塩基配列は、マクサ
ムとギルバートの化学法(Proc、 Natl、 A
cad。 Sci、 USA、 14.560.1977)やサン
ガーのジデオキシ法(Proc、 Natl、 Aca
d、 Sci、 ll5A、、 74.54631.9
77)などによって決定される。さらに、必要があれば
、記述のmRNAと塩基配列の決定されたcDNAの1
部あるいはcDNAの1部の合成DNAをブライマーに
してブライマーエクステンション法(Proc、 Na
tl、 Acad、 Sci、 USA、 76、73
11979)によって新たにcDNAを合成し、」二記
と同様にしてcDNAライブラリーから第1のcDNA
に連結した第2のcDNAを含有するプラス狗ドやファ
ージなどの組換DNAをクローニングすることが可能で
ある。このブライマーエクステンションとクローニング
の工程は、必要tこより複数回繰り返される。 (3)ラットHG F組換発現ヘクターの構築:クロー
ン化されたう、トHGFのア≧ノ酸配列の全部あるいは
その1部をコートするcDNAを含有する数種のプラス
短トやファージなどの組換ヘクターから制限酵素によっ
てcDNAを切り出し、ラノI・HG Fの発現に適し
たヘクターのプロモーターの下流に制限酵素とl) N
 Aリガーゼを用いて再結合して組換発現ヘクターを作
製することが出来る。 より詳しくは、本発明のラノl−HG Fを効率良く発
現させるために糺換発現ヘクターば転写の方向に順番に
(1)プロモーター、(2)リポソーム結合部位、(3
)開始コドン、(4)本発明のラットHG Fをコート
する塩基配列を含有するDNA、(5)終止コドン、(
6)ターミネータ−を含むように構築される。 木兄1す1で用いることが出来るDNAのヘクターとし
て、大腸菌由来のブラスミF’ p B R322pi
、Jcllll(東洋紡績)、枯草菌由来のプラスミド
ptJB]、]、0(ングマ社)、酵母由来のプラスミ
ドpRB]、5 (ATCC37062)あるいはバタ
テリオファージλgL10.2g1.11(ストラタシ
ーン社)、あるいはウィルス5V40(B RL社)、
BPV(ATCCVR−703)、しl−ロウイルスの
遺伝子由来のヘクター、更にジヒドロ葉酸還元酵素の遺
伝子を含むヘクターなどが列挙出来るが宿主内で複製・
増幅可能なヘクターであれば特に限定はない。特に、本
発明のヒトHC;Fを節倹に発現させるにば、SV40
のようなウィルスの遺伝子由来のヘクターを用いるのが
好ましい。 例えば、前述のクローン化されたラントHG Fをコー
ドするDNAをSV40ヘクターの後期領域に結合した
組換発現ヘクターは、COS細胞(CelL23.17
5.1981)と呼ばれるサル細胞株に導入して発現さ
せることが可能である。 ブ[+モーターおよびター旦不一ターに関しても、目的
とするラットHG Fをコードする塩基配列の発現に用
いられる宿主に対応したものであれば特に限定はない。 例えば、プロモーターとして、宿主が大腸菌である場合
、1. r pプロモーター、acジブロモクーなどを
、宿主が枯草菌である場合、SPO1プロモーター、5
PO2プロモーターなどを、宿主が酵母である場合、G
APブロモター、l) G Kプロモーターなどを、宿
主がマウス線維芽細胞やチャイニーズハムスター卵巣細
胞のような動物細胞の場合、ウィルス由来のSV40プ
ロモーター、+1 S V 1  ”「Kプ1:Iモー
ターなどを例示することが出来る。またター逅不−ター
としては、宿主が大腸菌の場合、trpターミネータ−
1Ippター雲不一ターなどを、宿主が枯草菌の場合、
amyFターくネーターなどを、宿主が酵母の場合、C
YC1ターξ不一ターなどを、宿主が動物細胞の場合、
SV40プロモーターや+(S V I  T Kプロ
モーターあるいはメタロチオネインプロモーターやヒー
トショックプロモーターなどを例示することが出来る。 これらのブロモターとターξ不一ターは用いる宿主に応
して適切に組み合わされる。 本発明のラノ1〜HG Fをコードする塩基配列を含有
するDNAは、そのDNAが発現されるポリペプチドが
、肝実質細胞増殖活性を有するならば第3図に示した塩
基配列に限定するものではなく、塩基配列の一部が置換
、欠損、挿入、あるいはこれらが糺み合わされた塩基配
列を有するi) N Aであってもよい。本発明のう、
71. +−I CFをコートする塩基配列を含有する
該I)NAの翻訳開始コドンとしてA T G、翻訳終
止コ]・ンとしてI’AA、TGA、あるいばTAGを
有してもよい。また必要に応し−(開始コドン、あるい
は終止コドンを工つ以上組み合わせたり、他のコドンと
組み合わせて配列してもよく、これらに特に限定はない
。さらに、このtIl換発現ヘクターで形質転換した宿
主の選択マーカーとなり得るアンピシリン耐性遺伝子、
ネオマイシン耐性遺伝子、DHFR遺伝子など1種また
は2種以」二が該ベクターの適切な位置に含有されてい
ることが好ましい。 (4)宿主細胞の形質転換とその培養:このようにして
構築されたラットHG F IJi換発現ヘクターは、
コンピテント細胞法(J、 Mo1Bio1..53.
 154. 1970)、プロトプラスト法(Proc
。 Natl、  八cad、  Sci、  usA、 
 75. 1929. 1978)  リン酸カルシウ
ム法(Science、 2−21h 551.198
3)  D EAEデキストラン法(Science、
 、215.1.66、1982)、電気パルス法(P
roc、 Natl、 Acad、 Sci、 tJs
A、 8L716+、、 1.984)、インヒ[・ロ
バノゲーシング法(Proc。 Natl、八cad、 Sci、 USA  72.5
8]、 1975)、ウイルスヘククー法(Ce11.
37.105:(、1984) 、またはマイクIコイ
ンジェクション法(Iミxp、 Ce11. Res!
互、3.347.1984)などによって宿主に導入さ
れ、形質転換体が作製される。このとき、宿主として既
述の大腸菌の他に、枯草菌、酵母および動物細胞などが
用いられる。特にマウス線維芽細胞CI27 (J、 
Virol、、 36.291.1978)やチャイニ
ズハムスター卵巣細胞CHO(Proc、 Natl、
 Acad。 Sci、LISA  77、42]6.1980)など
の浦乳動物由来の宿主細胞を用いるのが好適である。 得られた形質転換体は、目的とする組換ラッ]・HG 
Fを産生させるためにその宿主に応した適切な培地中で
培養される。培地中には該形質転換体の生育に必要な炭
素源、窒素源、無機物、ビタミン、血清および薬剤など
が含有される。培地の〕例としては、形質転換体の宿主
が大腸菌の場合、LB培地(日水製薬)M9培地(J、
 Exp、 Mol。 Genet、、 Co1d Spring )larb
or Laboratory、 NewYork、 1
972.p、431)などを、宿主が酵母の場合、YE
PD培地(Genetic Engineering、
 vow、 l+Plenum Press、 Nei
+ York+ 1979+ p、117)などを、宿
主が動物細胞の場合、20%以下のウシ胎児血清を含有
するM E IV!培地、DMEM培地、RPM116
40培地(日水製薬)などを挙げることが出来る。形質
転換体の培養は、通常20°C〜45’C,pl−1は
5〜8の範囲で行われ、必要に応して通気、攪拌が行わ
れる。また、宿主が接着性の動物細胞などの場合は、ガ
ラスピーズ、コラーゲンビズ、あるいはアセチルセルロ
ースフォローファイバーなどの担体が用いられる。これ
ら以外の培地組成あるいは培養条件下でも形質転換体が
生育すれば実施でき、これらに限定されるものではな(
5)ラットHG Fの精製: このようにして形質転換体の培養上清中または形質転換
体中に生成した組換う、 l−1(G Fは、公知の塩
析法、溶媒沈澱法、透析性、限外濾過法、ゲル電気泳動
法、あるいはゲル濾過クロマトグラフィ、イオン交換ク
ロマトグラフィ、逆相クロマトグラフィ、アフィニティ
クロマトグラフィなどをわ1み合わせて分離精製するこ
とが出来る。特に、硫酸アンモニウムによる塩析法、S
−セファ1コースイオンクI」マ]・グラフィ、ヘパリ
ンセファロースアフィニティクロマ(・グラフィ、およ
びフェニルセファロース逆相クロマトグラソイの組み合
わせ、あるいは硫酸アンモニウムによる塩析法、Sセフ
【コースイオンクlコマトグラソイ、および抗HG 
F抗体上ファIコースアフィニティクロマトグラフィの
輯み合わせなどが好ましく有効な精製法である。 以上述べた方法によって得られた新規な組換う、1.I
ICFは、ラット肝およびラット血小板由来HG Fと
同様にう7)肝実質細胞の増殖を顕著に促進する活性を
示した。 (HGF活性の測定) ]−1CF活性は、Proc、 Na11.八cad、
 Sci、 ISA別、 7229 (1983)に記
載の方法に〈1eシて次のように測定した。ウィスター
系ラットからコラーゲン環流法によって肝実質細胞を分
離精製した。得られたラット肝実質細胞を5%ウシ血清
、2X]、0−9Mインスリンおよび2X10−9Mデ
キザメザゾンを添加したウィリアムスE培地(フローラ
ボラトリー社)に懸ン蜀し、24ウエルマルチブレート
1、25XI05個/ウユルの濃度で播いた。5%CO
□および30%0□および65%N2の存在下、37°
Cで20時間培養後、O− 1 tt g /m1のア
プロチニンを添加したウィリアムスE培地に交換すると
同時に所定量の被験試料を添加した。15時間後、j5
μC i / mlの125 1デオキシウリジン10
μ尼/ウエルを添加した。コンI・ロール群には、12
5Iデオキシウリジン添加の15分前に5部g / m
lのアフィディコリンを添加した。さらに6時間培養し
て125Iでラヘルした。細胞をpH7、4のPBSで
2回洗浄後、冷10%l・リクロロ酢酸水溶液(TCA
)で固定した。細胞をJウェル当たり0. 5 mQの
IN水酸化ナトリウム水溶液で可溶化し、その放射能を
ガンマカウンターにより測定した。また放側能測定後の
試料の1部をとってローリ−法(J, Biol. C
hem.、 193, 265. 1951)に従い蛋
白量を測定した。被験試料を添加したとき旧実質細胞に
取り込まれた+251の量をコントロールとのカランI
・の差として求め、これをラット肝実質細胞蛋白質].
 mg当たりに換算して、DNA合或合成(dpm/m
g蛋白質)とした。被験試料のH G F活性は、同−
拭験において一ヒ皮細胞成長因子(EGF)1.Ong
/mRを用いた時の肝実質細胞のDNA合威台底の50
%に相当する活性を1中位と定義して表示した。 〔発明の効果〕 本発明によれば、肝実質細胞の生体外での増殖をFiJ
能とする新規な生理活性ペプチドが提供される。本発明
の組換ラットH G Fは、臨床診断試薬として有用で
ある。さらに本発明のtiII換ラットうGFの作用に
より増殖維持される肝実質細胞は、例えば肝機能の基礎
的研究用、肝実質細胞に対する各種ホルモンや薬剤の作
用の研究用、肝癌の発癌研究用、あるいは肝炎ウィルス
の生体外培養のための宿主細胞としで極めて有用である
。 以下、本発明を実施例により、さらに詳しく説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。 〔実施例〕 実施例1 (1)ラント肝臓mRNAの単離ニ ラノド肝臓mRNAは、グアニジンチオシアン酸法(B
iochemistry, 38. 5294. 19
79)によって抽出し、オリゴdTセルロースカラムク
ロマトグラフィ法(Proc. Natl. Acad
. Sci, [ISA, 691408、 1972
)によって精製して調製した。市販食用植物油で希釈し
た20%四塩化炭素をSDラツ1− 1 0 0 g当
たり1 dを腹腔内投与した。四塩化炭素投与の10時
間後、肝臓を摘出した。得られたラソ)・肝臓0. 9
 0 gに5,5Mグアニジウム?容液(5.5Mグア
ニジンチオシアン酸、25mMクエン酸、0. 5%ラ
ウリルザルコシンナトリウムからなるpl+7.0のン
容ン夜)+6mffiをカロえてホモジナイズした。0
.1M  EDTAを含むセシウムトリフロロ酢酸78
液(]、 g/di)  1 7mlに上記のラット肝
分散液16mlを重層し、ヘノクマン超遠心機、■78
ー55型によって85000Xg,22時間、20°C
の条件下で遠心分離した。l) N A層を除去した後
、沈降したRNA層を1 mRの滅菌した蒸留水に溶解
した。このRNA水溶液から冷エタノール沈澱によって
6.24■のRNAを得た。得られたRNAを]mM 
 EDTAを含む10mMトリス塩酸緩衝液、pl+7
.5(以後T E 111 j#j ?lと略す)、0
、 5 mlに溶解し、65°C、5分間、加熱処理し
た後、]、M  NaC420.5−を加えた。0.I
NNaOHで活性化した後、0、5M  NaClおよ
び1mM  EDTAを含む10mM)リス塩酸緩衝液
(STE緩衝液と略す)で平衡化したオリゴd′Fセル
ロースカラムにR. N A溶?a 0. 5 rml
を注入した。約5 mRのSTE緩衝液で洗浄後、TE
緩衝液で吸着したポリ(A)RNAを溶出した。このポ
リ (A)RNA?容液500 g 1.から冷エタノ
ール沈澱で得られたポリ (A)I?NAは、再びTE
緩衝液に溶解し、]、 II g/ tt nの濃度に
調製した。 (2)ラント肝由来のcDNAライブラリーの作製」二
記(I]で得られたポリ(A)RNA、5μEを鋳型と
してcDNA合戊システム・プラス(アマジャム社)を
用いてGublerらの方法(Gene。 25、263.1983)に準してc D N Aを台
底した。1本鎖CDNAの収量は、]、 +0] +8
n g、2本鎖CDNAの収量は、+ 129 n g
であった。この2本tUcDNAは、フェノール/クロ
ロホルム(+1、v/v)抽出とエタノール沈澱によっ
て精製した後、STE緩衝液に溶解し、約0.7μg/
20μlの濃度に調製してから使用するまで一20’C
で保存した。このc DNAは、cDNAクローニング
システムλgtlO(アマジャム社)を用いてHuyn
h らの方法(DNA CIoniB 1. a pr
acticalapproach、 1.49.198
2)に準し、次のようにλg1、10のIF、 c o
 Ri部位にクローニングした。EcoR1メヂラーゼ
を用いて上記のcDNA溶液の20μ℃をメチル化した
後、llDNAリガゼを用いてcDNAの両末端にE 
c o Rlリンカを((加した。過剰のリンカ−をl
?、c、 o Rl消化し、約100μlの反応液を得
た。S TrE i、l析液で平衡化したcDNA精製
用ゲル濾過カラムに上記反応液1.00μlを注入した
。S TE緩衝液で溶出してcDNA画分500μ℃を
集めた。常法によってエタノール沈澱を21+1繰り返
した後、減圧乾燥してリンカーイ」加c D N Aを
得た。再び、S T E緩衝液に溶解して501g/μ
℃のリンカ付加cDNA26tt1.を調製した。あら
かしめ準備されたλg t ]、 Oアーム1μfil
こリンカ−付加cDNA0.1μgをT4DNAリガー
ゼを用いて挿入した。この反応液は冷エタノール処理し
た後、軽く乾燥し、得られた組換1) N Aの全量を
5μにのTE緩衝液に溶解した。この組換DNAをイン
ビトロパンケージング反応に供し、λgtl。 組換ファージを得た。ファージブレーティング用大腸菌
を用いたタイトレージョンにより測定したc DNA 
1μgから得られた組換ファージ数は、5.0XIO6
個であった。このようにして作製したcDNAライブラ
リー(1)は、使用するまで少量のクロロホルムを加え
た3M緩衝液(100mM  NaCl、10mM  
MgSO4,および0,01%ゼラチンを含む20mM
)リス塩酸緩衝液5.1117.5)中、4 ’Cで保
存した。 (31D N Aプローブの合成 特願昭63−311866号公報に記載のラットHc 
Fβ鎖N末端アミノ酸配列15個をコートする塩基配列
を推定し、オリゴヌクレオチド5ACCATCCA I
 CCIACIGT IGT ITCI; I GT 
I GGIAT I CCITT IACIAC’(+
はイノシンを表わす) をDNAシンセサイザー38]A(アブライトハイオシ
ステムズ社)により台底した。得られたオリゴヌクレオ
チドをT4ポリヌクレオチドキナーゼ(東洋紡績)を用
いて〔γ32P)ATP (アマジャム社)により標識
してDNAプローブを作製した。 (4)ラットHc F遺伝子DNAの単離とその塩基配
列の決定 」二記(2)で得られた約5×105個の組換ファージ
を37°Cで15分間約8 X 1.、 O’個の大腸
菌NM514(ストラフジーン社)に感染させた後、約
50゛Cに加温した0、7%の寒天を含むLB培地21
0mftに添加し、23cmX23cmの1−、 B寒
天培地プレート6枚に均一に流延した。空気中、37“
Cで12時間培養後、プラークの生したプレート上にニ
トロセルlコースフィルターを約30秒間密着させた。 このニトロセルロースフィルターを1.5MNaClお
よびO,]、 N  N a OHからなるアルカリ溶
液に5分間浸漬し、さらに0.2M+・リス塩酸緩衝液
(pH7、5) 、25 mMリン酸緩衝液(pH7,
5)、2mM  EDTAおよび2XSSC緩衝液から
なる中性溶液に15分間侵漬した。風乾後、80゛C1
2時間熱処理してニトロセルロスフィルターに各プラー
クのDNAを固定化した。 得られたニトロセルロースフィルターは、6xSSC緩
衝液、5×デンハート溶液、50mMPIFES、およ
び1.00mMリン酸11 f#i液、pl+7.0、
からなるハイフ゛リダイゼーション?容1v、に浸漬し
、65°Cで5時間前処理した。100°Cで5分間熱
処理した上記(3)の″2P標識合成オリゴヌクレAヂ
1” (約3X10Ilcpm)プローブと大腸菌DN
A (0,] mg/m[)の/I=h合溶液を添加し
、45°Cで16時間ハイフリダイゼーション反1+f
f、を行った。 反応後、ニトロセルロースフィルターは50°〔:で0
.1%S N) Sを含む5xSSC緩衝液によって3
同洗浄してから風乾した。この二l・Iコセルロースフ
ィルターを増感スクリーン、ライトニングプラス(デュ
ポン社)どX線フィルム、RX(富士写真フィルl、)
に密着させ、−80’Cで30時間露光した。得られた
3個の陽性プラークを採取し、」1記と同し方法によっ
て2次スクリーニングを行い、得られたI個の陽性クロ
ーンをRBC]と命名した。このRBCIファージを常
法により増殖さセ、RBClcl)NAを単離精製、制
限酵素、切断解析および塩基配列解析に供した。得られ
たcDNへの塩基配列は、シーゲネース(ユナイテンI
・ステー1・ ハイオケ鎚カル社)を用いてジデオギノ
)ノ、によって決定した。第1図(a)にRBClcD
NAの制限酵素地図、第2図(a)にRBCl、cDN
Aの塩基配列を示す。RBClcDNAは、ラン1− 
HG F B鎖を:】−ドする塩基配列(1番目」から
699番目)を含有する。つぎにRBClcDNA乙こ
含有する”AAATCC’rCCATATTCTTGT
C″′“の塩基配列を有するオリゴヌクレオチドをI)
 N Aシンセサイザ−381,A(アブライドハイオ
システムズ社)により合成し7た。この合成り N’ 
A 0.75 ti gをブライマーどし、(1)で調
製したラット肝mRNA20/1gを鋳型としてc、 
DNA0.411gを合成し、同様にしてcl)NAラ
イブラリー(H)を調製した。c DNA Iμgから
2X1.O’の組換ファージを得た。マルチプライムD
NA標識システム(アマジャム社)を用いて〔α”P)
dCTPで標識した特願平1−142697号記載のH
AC19c DNA (その制限酵素地図は第3図に示
す通りである〕の0.3 k bECORI断片をプロ
ーブにして、cDNAライブラリー(II)の1次スク
リーニングおよび2次スクリーニングを行ない、陽性ク
ローンRAC3を得た。RAC3ファージから常法Gこ
より単離・精製したRACcDNAを制限酵素切lyf
解析および塩基配列解析に供した。第1図(F))にR
AC3cDNAの制限酵素地図、第2図(b)にRAC
3cDNAの塩基配列を示す。このようにして得られた
RBClcDNAおよびRAC3cDNAの塩基配列を
組み合わせたランI・HG Fコード領域の全塩基配列
およびその塩基配列から演鐸されるアミノ酸配列を第4
図に示す。う・ノドII CFの全c 1)NA塩基配
列から、ランl−If CFの翻訳開始コl−ンは1番
目のATGであり、終止ごIFンは2185185番目
Aと推定される。これらの開始および終止コドンの間の
ランl−HCFのcl)NA塩基配列は728アミノ酸
残基からなるポリペプチドをコードし、1番目のMet
に続くアミノ酸配列Ll: I−e uに冨の、30番
目のAlaまでがl−I CF分泌のためのングナル配
列とtlI定される。ラット11 G Fα鎖のN末端
は、ランl−HG Fα鎖のアミノ酸配列の解析から5
6番目のProと推定される。同様に、ランl−HG 
Fβ鎖のN−末端は、496@ElのValである。ま
たラットHG Fの糖鎖の結合部位は、As n−x−
3e r/Th rのアミノ酸配列を有する295番目
、403番目、569番目、および656番目のAsn
と推定される。 第4図に示すラン) HG Fのアミノ酸配列をコンビ
ゴーターによりホモ【コシ−検索を行った結果、ラット
HG Fはプラスミノーゲン、プラスミン、カリキュレ
インや凝固因子XHなどのセリンプロテアーゼとポモロ
ジーを持つことが見出された。 即ち、ランI−HG Fはぞのα−鎮にクリングル構造
と11(定される配列を4箇所持っており、またそのβ
−鎖は上記セリンプロテアーゼのプロテアーゼ域に類似
している。しかし、セリンプロテアーゼの活性中心と推
定されているSerとHisがラットHG Fのβ−鎖
ではTyr(676番目)とGin (535番目)に
それぞれ置換されてい(5)ザルCO3細胞用ヒ1− 
Hc F発現ヘクターの構築 サルCO8細胞用ヒトHG F発現ヘクターp EUK
[:rHGFI3の構築図を、第5図に示す。 −]二1(4)で得られたR A C3フアージD N
 Aを制限酵素BglllとX h o lで消化し、
アガロース電気泳動により0.7 k bのDNA断片
を分離精製した。制限酵素BamH1とX h o l
であらかしめ消化したブルースフリブl−3K 4 DNAリガーゼにより結合してプラスコトρR3 
R H Iを得た。また別にRAC3ファージDNAを
制限酵素XholとEcoRIで消化し、アガロース電
気泳動により0. 4 k bのDNA断片を分離精製
した。制限酵素Xho lとEcoRIであらかしめ消
化したブルースクリプトSKM13+と0.4kbl)
NA断片を混合し、T4リガーゼにより結合してプラス
s トPB S R H 2を得た。 このプラスミドpBSRH2をE(、o R Iで消化
し、細菌性アルカリフォスファターゼ(BAP)でリン
酸基を除去した部位に、上記(4)で得られたRBCI
ファージD N Aを制限酵素IE c o R Iで
消化して、得られた]、4kbDNA断片を]゛4DN
Aリガーセによって挿入しプラスミF p B S O
3を得た。次に、プラスミドp B S R H 2を
制限酵素Xba lとXholで消化し、アガロース電
気泳動により0. 7 k b D N A断片を分離
精製した。 向様にプラスミlpB S R 11 3を制限酵素X
h。 IとBamHIで消化し、1.8kbr)NAIil’
i片を分MAR製した。制限酵素Xbal、B a m
 H Iてあらかしめ消化したブルースフリブl−KS
M]3] (ス[・ラタジーン社)と0. 7 k b
 I) N Aおよび1、8kbDNA断片を混合し、
T 4 D N Aリガーゼにより♀占合してブラスミ
l” p B S ( r H G F l )(微王
研菌寄第1 1. 0 5 1号)を得た。得られたp
Bs[rHGFI)を制限酵素XbalとBamH)で
消化し、2.5kbDNA断片を得た。制限酵素X l
) a IとB a m H lであらかしめ消化した
細胞用発現ヘクターp EUK−C I  (りlコン
テンク社)と2.5kbDNA断片を混合し、T A.
 DNAリガーゼで結合してラットH G F発現ヘク
タ−pEUK (rHGF I)を得た。 (6)ザルCO3細胞の形質転換とランl− H G 
F遺伝子の発現 得られたpEUK [rHGFI]プラスごドをエタノ
ール沈澱した後、1.0m.MPBS緩i(1液に溶解
し、20μg / mlに調製した。次に、10%ウシ
胎児血清(ギブコ社)を含むDMEM培地(白水製薬)
中で増殖させた対数増殖期のCO31細胞(ATCC 
CRL−1650)を1.OmMPBS緩衝液で2回洗
浄した後トリプシン処理した。同緩衝液で3回洗浄後、
細胞濃度2XlO’個/ mlになるように再び同緩衝
液に浮遊化した。 先に調製したプラスミド溶?Pj. 2 5 0μlと
細胞浮遊液250μ℃を混合し、水冷下で10分間放置
した。この氷冷したプラスs +・・細胞混液に高電圧
パルス遺伝子導入装置ZA−1200 (PDS社)を
用いて、印加電圧4kV/cm、パルス時間20ごり秒
の条件下で高電圧パルスをかIJた。得られた細胞を」
1記の培地で希釈し、37°C15%CO2存在ト1こ
て3目間培養した。lif養3日目の培養上清中のH 
G F活性を前述のう・7ト肝実質細胞を用いて測定し
たところ、32単位/ mlであった。一方、1(GF
cDNAをtIp人していない発現ヘクター,pFEU
K−C1を同し方法によりCO3−1細胞に導入して培
養したが、その培養」二清中には、l(G F活性を認
めなかった。 実施例2 (])マウスC127細胞用ラノl− H G F発現
ヘククーの414築 マウスCl27細胞用ラノ+− o c F発現ヘクタ
−pBPMT [rHGF l]の構築図は、第6図に
ホ1。ブラスミI’ p B P M i’を制限酵素
FE c 。 RVで消化後、細菌性アルカリフォスファターセ( B
 A P )でリン酸梨を除去した部位に、実施例1で
得られたプラスミl″pBS [rl−IGF l)を
制限酵素Xba IとBamt(Iで消化し]’ 4 
D NAポリメラーゼで平d1末端どした後、アガロー
ス電気泳動により分離・精製した2. 5 k bのI
)NA断片をT4DNAリガーゼにより挿入した。得ら
れたラットi(CF発現ヘクターpBPMT(rHGF
I)は、MT−1プロモーターとSV40初期遺伝子の
ポリ(A)付加シグナルの間にラットHG F遺伝子を
有し、この発現ヘククーによるマウスC1,27細胞の
形質転換は、ウシバピロマウイルス(BPV)により可
能となる。また形質転換された細胞の選択は、トランス
ボゾンTn5のneo遺伝子(Gene、 、19.3
27,1.982)にヘルペスンンプレソクスウイルス
タイブ1のチミジンキナーゼ(H3V−]  TK)遺
伝子由来のプロモーターとポリ(A)付加シグナルを連
結したne。 キメラ遺伝子によって可能となる。 (2)マウスC127細胞の形質転換とランl−11C
F遺伝子の発現: う、y ) HG F発現ベクターpBPMT(rHc
Fl)は、Wiglerらの方法(Ce11.旦、 2
23.1977)によりマウスC127細胞へ導入した
。 上記(1)で得られた20tigのpBPMT(rHG
FT)プラスミドを240μiの0.5M 塩化カルシ
ウム240unに7容解し、20mMHE+) E S
、280mM  NaC]および1.5mMリン酸すl
−リウムからなる2 X HE P E S緩衝液(p
H7,1)、240μeを攪拌しながら加えた。 室温で30分攪拌を続はプラスク)・とリン酸カルシウ
ムの共沈澱を形成させた。あらかしめ、10%ウシ胎児
血清(ギブコ社)およびl0mMグルタよンを添加した
DMEM培地(日永製薬)を用いて5X1.05個のC
127細胞を5%C02の存在−ドで37°C224時
間培養した。培地交換した後、プラスミドとリン酸力ル
ソウム共沈澱を加え、室温で20分放置した。さらに3
7゛Cで4時間インキユヘートした後、培地を除去し、
15%グリセリンを添加した1xHEPES緩衝液を加
え室温で5分放置した。培地で細胞を洗浄した後、培地
交換し、さらに37゛Cで2日間インキュベートした。 細胞を10倍に希釈してl mg / mftのG41
8(シグマ社)を含む同培地を用いて5%CO□の存在
下で37°C17日間培養して形質転換細胞を得た。得
られた細胞株から培養上清中のHG F活性の高い細胞
を限界希釈法でスクリーニングしラントHG F高産生
株BPR77を得た。この細胞の培養上清中のHGF産
生能は、1.5力率位/E/日であった。 実施例3 (1)チャイニーズハムスターCHO細胞用ラットHG
F発現ヘクターの構築 チャイニーズハムスターCH○細胞用うン1〜14CF
発現ヘクターp EVMT Cr HC;F I )の
構築図は、第7図に示す。プラスミドpEVMTを制限
酵素EcoRVで消化後、細菌性アルカリフォスファタ
ーゼ(BAP)でリン酸基を除去した部位に、実施例1
で得られたプラスミドpBS (rHcFl)を制限酵
素Xba lどBamHIで消化し、T4 DNAポリ
メラーゼで平滑末端とした後、アガロース電気泳動によ
り分離・精製した2、 5 k bのDNA断片をT4
DNAリガーゼにより挿入した。得られたランl−11
G F発現ヘクターp EVMT (r HGF l 
)は、MT−]プロモーターとSV40の初期遺伝子の
ポリ(A)付加シグナルの間にラン)HGF遺伝子を有
する。また、形質転換された細胞の選択は、マウスDH
FR遺伝子にSV40初期プロモーターとポリ(A)付
加シグナルを連結したジヒドロ葉酸還元酵素キメラ遺伝
子(DHFR)により可能となる。 (2)チャイニーズハムスターCHO細胞の形質転換と
ランl−HG F遺伝子の発現: う7)HGF発現ヘクターpEVMT (rHGFI)
は、実施例2と同様にしてチャイニーズハムスターCH
○細胞のDHFR欠損CHODUKX細胞に導入した。 得られた細胞株は、リボヌクレオシドとデオキシヌクレ
オシドを含まず、透析したIO%ウシ胎児血清(ギブコ
社)と1%グルタミンと50nMメソトレキセートを含
むαMEM培地(フローラポラトり一社)を用いて、培
養上清中のl(CF活性の高い細胞を限界希釈法でスク
リーニングした。発生したコロニーは、安定なう、)H
GF高産生株を得るために、同培地において7世代まで
増殖させた。その結果、安定なラン) HG F高産生
株EVR26を得た。この細胞のランl−HG F産生
能は、2.3力率位/℃/日であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、RBClcDNAの制限酵素地図(a)およ
びRAC3cDNAの制限酵素地図(b)を示す。 第2図は、RBC]、cDNAの塩基配列の(a)及び
RAC3cDNAの塩基配列の(b、lを示す。第3図
はHAC19cDNAの制限酵素地図を示す。第4図は
、ラットHGFコード領域の全塩基配列とアミノ酸配列
を示す。第5図は、ザルCO3細胞用ラッl HG F
発現ヘクターの構築図を示す。第6図は、マウスC12
7細胞用ラッl−HG F発現ヘククーの構築図を示す
。第7図は、チャイニズハムスターCHO細胞用ラント
HG F発現ヘククーの構築図を示す。 + 、−1,−1000000 4’J   (D    I   CJ)   CQ 
  Co−10C0?+本  −m (’−,1(1’
) (v)−+ P−1+ +l 1−1 ?−1、−
+−00000000000000の N ○ Oヤ 
ω N ■   ■ = 競 嵩 88 窒 牢 嵩 
8 出 答 蓋 王ヤ寸のON−一 派 (JfJ   ←−←−(コ  Lコ  (コ  ←−
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   (J   Lコ  (t  ←−←−(コ  0
76一 ←−−< の     (づ あ    0−u〕  
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+−+(1)−+  clニー  ロ0Qc)   啜
り  +:e>  (の  Cj−th  e!+−ト
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CjL)←→ Φ   kb し−一一一一」 !デ      (’J       C)     
  QりC’−1t’−(’−1(Q ■    0    ト    ト q〕       (す       0Qo0   
   0つ       CI”)<Imq+−’  
   <  輌o  ト ■0 ω    ++ ω 
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叩  −α  ○α 0!0  cbk   <の  ばの ○Q−Nd−!l:   1.り(e   ljば[−
+Q)   ()1m0 1.jQ、   00(へ)
−<>(へ)0−  〇− (−←?%  l−iト  ○ら ○α  ○−0凶の 一 <囚  0Φ  (JLeV’)  嬬り0ば  (ψ
  ωば〜 (へ)− 9の  <:5  リCば(2)0 口>(−(−ローの −00ロ  0Q  ばばN O−−>  トの  <コ トの  じ−  じり  (− +−!l+ン  ロロ  −○  じO(コ0  (j
e   er、−リ0 ば−0−aZUI   CJぶ  0−0口N ばC(
−〇ら ω崎  ○のの @の  リコ (>  u>−(>  −Φ ト←  →○C’5<−!、J O(社)  0− 0りo 0Q 口l+(Jに  t!−(:f)  −、eO(蝶+ 
  (j(j(’J  −ら<++  じ−1−1<1
+  恒的哨−の  −Φ  0ω  啜りV す〉  蝶2  ←の  嘘−N 0の  ロー  →− (コ ジ    ←−の     ()シ=←(j  
   <r     嘘− U ロ・    < の    < −r、:5  し
     忙〔グ    0.に←←−<−啜←− <Oo   ←−の     < コ 0輌ト →−(− じらel、1 −eemm   (jQじ(社)  は
巾(0u− じ−0−■ −■ <<   u<o、)  蛇E −〇f−mの  0oΦ ○I+  じ>  0−0 〇ら  E−i(J   IJ山0 じの  −1−+   [−+++ <><>   −の <+)h?   CJン 0>  リコ (コ−5cH−1<の じQ  リ■  qは −0+リ qα  −一 梠のΦ q輌  0に OばN −ド  Cト ()Ol−mo()  Cりコ 0輌  Q−■ q− C)CL   UcL+CQ  (![jeI:Ulw
   f−eの くの  0x  啜の0 一! <<4  −el: d 0.10(社)  0
α  ゆ− 〇L+<ψ  −d 0<  [F]<   0> Qの  −0トの り>   (Jl、m   (J−i ト○  QQ+  Q< 訳葺よ 己a 囮罪CI ho、     (Jl−L    (J  の< の
     <>(コ り (コ<     トー←−←トQ 第4図(4) t)4jl GAG  TCT  GAA  TTA  TGT  
GCT  GGGTTG TA^ Leu *** 11さ /ZU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)組換ラット肝実質細胞増殖因子。 (2)ラット肝実質細胞増殖因子をコードする塩基配列
    を含有するDNA。 (3)ラット肝実質細胞増殖因子をコードする塩基配列
    を発現し得る組換発現ベクター。(4)ラット肝実質細
    胞増殖因子をコードする塩基配列を発現し得る組換発現
    ベクターにより形質転換された形質転換体。 (5)ラット肝実質細胞増殖因子をコードする塩基配列
    を発現し得る組換発現ベクターにより形質転換された形
    質転換体を培養し、該培養液から組換ラット肝実質細胞
    増殖因子を採取することを特徴とする組換ラット肝実質
    細胞増殖因子の製造法。
JP2050643A 1990-03-01 1990-03-01 組換ラット肝実質細胞増殖因子 Pending JPH03255096A (ja)

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