JPH03254617A - 活魚介類の水中畜養装置 - Google Patents

活魚介類の水中畜養装置

Info

Publication number
JPH03254617A
JPH03254617A JP2274029A JP27402990A JPH03254617A JP H03254617 A JPH03254617 A JP H03254617A JP 2274029 A JP2274029 A JP 2274029A JP 27402990 A JP27402990 A JP 27402990A JP H03254617 A JPH03254617 A JP H03254617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fish
bag member
bag
net
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2274029A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hayashi
武 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2274029A priority Critical patent/JPH03254617A/ja
Publication of JPH03254617A publication Critical patent/JPH03254617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、漁場に於て、漁網によって集められた魚介類
を弱らせることなく活魚の状態で捕獲する活魚介類の水
中蓄養装置に関する。
【従来の技術とその課題】
漁業は、第1次産業である農業や鉱業等に比較して、生
産物である漁獲物の保管が難しい点に於て宿命的な問題
がある。特に、漁業は漁獲日時に予測性が少なく、又、
漁獲量も全く予想が困難である。漁獲は一般に一時期に
集中し、沿岸漁業に於ても、数日の大漁が続けば、その
地方の冷蔵庫、冷凍庫は満杯となり、トラック等の流通
手段も集中的な出荷が対応できなくなると、魚価は暴落
し、せっかくの漁があっても、漁獲作業を中止せざるを
得ないこととなるのである。農産物もその傾向はあるが
、漁業に於てはそれが最も顕著である。 洋上で大量に漁獲される大衆魚(あじ、さば、いわし等
)は、砕氷を混入させた水氷法によって予冷し、数時間
の内に冷凍する力\又は冷蔵によっては数時間内に出荷
および一時加工しなければ、鮮度のよい鮮魚としての価
値は急速に下落する。 又、冷蔵にしても冷凍にしても、大きなエネルギーを消
費すると共に、その設備としても、年間を通じて連続し
た運転が可能な範囲の規模でなければ、採算が合わず、
従って、最低の漁獲量に合わせた能力しか設備を用意で
きない。 漁がなければ勿論のこと、又漁があり過ぎてもその処理
能力を超えれば、魚価の暴落により採算が合わなくなり
、出漁停止せざるを得なくなる。 栽培漁業と言われる養殖漁業で、出荷調整を可能として
その問題を一部解決しているのであるが、これは、はま
ち、鯛、すずき等の高級魚に限ら札一般的大衆魚にまで
およばないのである。大衆魚は価格が安く、飼料を与え
て稚魚から成魚まで飼育するまでにも至らないのである
。大量に扱わなければ採算に合わない安価な魚類であり
、供給が不安定なため数日ないし数週間の蓄養程度で、
大きな付加価値が発生するのである。 ところで、漁獲魚の漁場からの活魚状態での洋上長距離
輸送は、一般的には活魚運搬船(通称なま船)によって
行われている。活魚運搬船は魚槽底部に魚体の通過しな
い多孔板を介して船外海水と連通させ、活魚を常に新鮮
な海水に臨ませて、船体を推進機によって移動させるも
のであるが、船体の大きさに比べて魚槽内容積を大きく
取れず、高級魚の小量移送にしか使用できない。それは
、砕氷と小量の海水を加えた水氷法によって鮮魚として
移送する場合の10/1以下での魚量密度で移送しなけ
れば酸素不足等の原因で活魚が斃死するためである。 そこで本発明者は、安価な設備で、大容積の魚槽を形威
し、大量の活魚を効率的に、蓄養、移送についての種々
の考察と実験を繰り返したのである。 かつお−本釣漁業に使用する活鰯の漁獲及び蓄養には第
1図の装置が多用されている。 この装置は、曳航速度が1ノット前後の速度以下でなけ
れば、活鰯のほとんどが斃死する。それの一つの原因は
、網目体が潮流のため浮上してしまい、網で魚体が挟ま
れて魚体同志が密集させられて負傷することであり、他
の原因は、曳船の速度に併せて活鰯が常に潮流に逆らっ
て遊泳しなければならず、長時間の遊泳のため活鰯が疲
労して斃死するのである。従って、1ノツト以下の曳船
では、20km程度の移送にも10時間以上の時間を要
し、甚だ非能率な作業となるのである。 そこで、本発明者は第2図に示す構造の装置を製作し、
実験しtら この装置は、硬質のリング1で補強した袋状の網の潮流
の前方側に、速度の早い海水流が流入しないように、前
方側を非通水シート2で遮蔽したものである。 ところ力(、実際にこの装置を曳船してみると、第3図
に示すように、潮流によって前部内部が減圧されるため
、中間部で海水が流入し、近傍で渦巻流が発生して、後
尾部から海水が流出した。非通水シート2には強い水圧
が外側から内側に加わり、内側が減圧状態になるため補
強のために設けたリング1が強圧されて、変形折損した
のである。 結局リング1と可撓性の非通水シート2では強度的に無
理であり、鋼材等で構成した硬質の船首形状のものが必
要であり、実用に適さないことか判明した。 そこで本発明者は発想の転換を図り、基本的構造として
、第4図に示すように、非通水性ないしは、通水抵抗の
大きな可撓シート材4で大きな袋部材3を形成し、この
袋部材3に海水を流入させ、この海水によって可撓シー
ト材4の内圧を外圧よりも多少高く保持し、これによっ
て袋部材3を膨張させ、あたかもパラシュートの如く、
袋部材3が収縮することなく外部に向かって適度に一定
の形状を保持させることに成功した。 さらに本発明者は、第43図に示すように、細長い袋網
で捕獲された魚を生かしたまま漁獲することを目的に実
験を開始しtも  この図に示すように、細長い袋網に
魚を誘導して捕獲された魚は、他の漁法で捕獲された魚
に比較して、漁獲魚の死亡率が高い。それは、他の漁法
、即ち、施網、定置網等に比べて、長時間高速の潮流に
さらされ袋網内で、瀕死又は斃死状態となることが理由
である。特に、しらす、鰯などの小魚は、袋網の網底部
で斃死した後長時間が経過するため鮮度が悪くなり、加
工しても良い煮干や、ちりめんが生産できない欠点があ
る。 第43図に示す漁法は、バッチ網漁業と呼ばれている。 この漁法は、網と海水の相対移動によって海水を網によ
って濾過し、網を通過しない固形物である魚体を袋網に
集めて捕獲する相対移動網無法である。すなわち、誘導
網を拡開して、前方の魚群を中央部に誘導し、次に、袋
網の開口部の高速の潮流によって、袋網内部へ魚を吸い
込ませ、袋網の網底部に次第に集積するものである。 袋網は、直径が比較的小さいが、長さが長いので、全体
としての表面積を広く取れるため、網の目合いが小さく
ても、海水の透過量は大である。 即ち、海水の透過抵抗が小さいため、袋網開口部は流速
が早く、魚が流れに逆らって泳いでも、その流れに抗し
切れず、開口部に吸入されるように通過するのである。 更に又、袋網内部で流れに逆らって遊泳しても、長時間
の曳航により魚は疲労し、遂に網底部で瀕死の状態とな
り、滞積プレスされ斃死するのである。 このため、細長い袋網に魚を集めて捕獲するものは、魚
の鮮度が低下して味が悪くなる欠点かある。 この発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開
発されたもので、この発明の重要な目的は、袋網内に導
入された魚を長時間高速の潮流に曝すことなく、魚体に
とって快適な水域内に導入し、魚体の疲労を極減し、斃
死を防止し、活魚状態のまま漁獲できる活魚介類の水中
蓄養装置を提供するにある。 また、この発明の他の重要な目的は、漁獲された主とし
て大衆魚を一時蓄養し、数日ないし数週間経過後それを
回収したり、又、捕獲された活魚を、活魚のまま蓄養状
態で、遠方の畜養漁場まで高速走航で移送したり、更に
又、畜養漁場で長期間活魚として畜養する活魚介類の水
中蓄養装置を提供するにある。 又、本発明の他の重要な目的は、装置全体を著しく安価
にして大容量の活魚介類の水中蓄養装置を提供するにあ
る。
【課題を解決するための手段】
この発明の活魚介類の水中蓄養装置は、前述の目的を達
成するために、下記の構成を備えている。 すなわち、この発明の活魚介類の水中蓄養装置は、非通
水又は通水抵抗の大きな可撓シート材でもって袋状に形
成された袋部材3を備えており、この袋部材3は内部に
水を圧入する流入口5を開口しており、袋部材3は水中
で圧力水が圧入されて内圧によって膨張され、膨張され
た袋部材3内に魚介類が畜養されるように構成されてい
る。 さらに、この発明の水中蓄養装置は、袋部材3の流入口
5に袋網40の底部を連結している。袋網40から袋部
材3に活魚と海水が流入されて、袋部材3が膨張される
ように構成されている。
【作用】
この発明の活魚介類の水中蓄養装置が、活魚を畜養する
状態を第5図に基づいて説明する。 この図に示す袋部材は、袋網から活魚が送り込まれる。 袋網には、誘導網で威嚇された魚か誘導される。袋網の
開口部は高速の潮流となって、魚は袋網内に送りこまれ
る。袋網の内部は、開口部の流速が最も早く、網底部に
至る程若干遅くなる。 しかしながら、網内部の流速は、魚の遊泳速度よりも速
いので、袋網内の魚は、次第に網底部に流される。この
ため、魚は、袋網の底部に連結された袋部材に流入され
る。 袋部材は非通水性又は通水抵抗の大きなシート部材で袋
状に形成されている。袋網から大量の海水が流入し、袋
部材からは流出し難い構成となっている。即ち、袋部材
は、非通水又は通水抵抗の大きなシート部材で構成され
ているため、内部の水圧で膨張されて、活魚の蓄養室が
形成さ和、ここに活魚を蓄養する。 袋部材で形成された蓄養室内の海水は、袋部材内部で滞
留し、袋網内のように高速の潮流が発生しない。しかだ
って、袋部材に送り込まれた魚は、潮流に逆らって遊泳
する必要もなく、蓄養室内で休息し、疲労することなく
活きた状態で蓄養されるのである。 比較的短時間の曳航操業の場合、あるいは、袋部材が無
量に比較して大きい場合は、袋部材を全く非通水のシー
トバッグとして、新しい海水が供給されない構造として
も、漁獲量は死ぬことはない。 袋部材が通水抵抗の大きいジードパ・ングの場合は、袋
部材には袋網内の水が流入し易く、流出には抵抗が大き
いため、流出し難いために袋部材は膨張し、曳網操作中
には常に一定量の海水が袋部材内に供給されるため、溶
存酸素のへ種々の栄養素を含んだ新しい海水が供給され
、長時間の曳網や、密な無量が蓄養室に供給されても魚
は疲労することなく、活きたまま蓄養が可能である。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第5図に示す活魚分類の水中蓄養装置は、袋網の網底に
袋部材を連結している。すなわち、袋部材3の流入口5
は、袋網40の下流側に連結されている。袋部材3の後
端には、流入口5よりも通水断面積の小さい流出口6が
開口さ札 この流出口6は網材8で塞がれている。この
袋部材3は、内部の流速を袋網40内又は潮流よりも遅
くして活魚を疲労させることなく漁獲する。 第5図に示す袋網は、誘導網を連結している。 誘導網は、海水の流れを利用して魚を袋網40に導くも
のである。この構造の網は、瀬戸内海地方のバラシャ網
や、左右に拡開した誘導網を曳船で曳航して漁獲される
バッチ網やトロール網として使用される。 誘導網は、潮流に流されて移動する魚を袋網40に誘導
するもので、数十mにおよぶ袋網40で海水は外側へ流
出さ札魚だけが袋網部の最下流の魚溜所に滞積する。袋
網40内の流速は、上流側に向かってしだいに速くなり
、魚は、遊泳して網口部へ逃げ出すことはない。 第5図は、袋網40に魚を誘導して捕獲するバラシャ網
漁法を示している。この漁法は、瀬戸内海地方等で操業
されている。袋網40に連結された誘導網64をイカリ
で潮流に向かって拡開し、潮流と共に流されてくる小魚
を漁獲するものである。  この漁法は、先ず潮流の流
速が少ないやえ潮時(干潮と満潮の中間時)に海底部に
網を敷設する。次の潮流の方向を考慮して潮流に向かっ
て誘導網64を拡開する。潮流と共に流されてくる小魚
は、誘導網64に案内誘導さ札袋網40に吸い込まれる
ように流入する。 袋網40の内部では、海水の流れが早いので、小魚は、
潮流に逆らって遊泳することができず、次第に下流側に
流されて開口する袋部材3内に流入口5から流入する。 袋部材3の底部には小断面積の網材8で閉止された流出
口6か開口しているが、流入口5に比較して流出口6の
断面積が小さく、流出抵抗によって袋部材3の内圧が、
外側の海水圧よりも若干高くなり、袋部材3は膨張し、
内部に魚の蓄養室が形成される。蓄養室内部の海水の流
速は、小断面積の流出口での抵抗のため、流出量が少な
いので、非常に遅くなる。袋部材3内に流入した小魚は
、流速が非常に遅い快適な蓄養室内部で自由に遊泳が可
能であり、また、適当量の新鮮な海水が常に供給される
ため、大量の小魚が長時間疲労することなく蓄養される
。1回の漁労時間が短時間または漁獲量が蓄養室の容積
に比べて少ない場合は前記の流出口6は開口しなくても
良い。 バラシャ網操業は、−潮(約6時間)が経過して再びや
え潮になれば揚網している。 袋部材3は、細長い筒状に形成されて一端に流入口5を
、他端に流出口6を開口して袋状としている。 袋部材は可撓シート材4で作られている。可接性シート
材4は、比較的薄く、引張り強度に富むシート状の軟質
シートが理想的である。テトロン系等の布シートをプラ
イとして片面又は両面に、ゴム又は塩化ビニール等の軟
質合成樹脂を含浸させたものが使用できる。 この可撓シート材は、完全な非通水材でなくとも、魚体
が通過せず、圧入された海水が通過する抵抗が大きく、
外圧よりも内圧が高くなり、この圧力差で膨張できる素
材、例えば、目が細かく密に折られた通水性を有する帆
布等の織布も使用できる。 この可撓シート材4は、第6図と第7図とに示すように
、接着されて筒状に形成される。 長時間にわたって海水が流入されなくとも収縮すること
のない袋部材を、第8図と第9図に示している。第8図
の袋部材3は、上部の可撓シート材4Aに海水よりも比
重の軽いものを使用し、下部の可撓シート材4Bに比重
の重いものが使用されている。 第9図の袋部材3は、袋部材3の上部内面に比重の軽い
浮シート9を接着し、底部の内面に比重の重い錘シート
10を接着している。 第5図の袋部材3は、流入口5の実質通水断面積が、流
出口6の実質通水断面積よりも大きく形成されている。 この形状の袋部材3は、流入する海水によって内圧が外
圧よりも高くなって膨張される。また、遅い流速で袋部
材3内を新鮮な海水が適量通過する。従って、高密度に
活魚を収納しても、酸素不足を招くことなく斃死率を極
減できる。 袋部材3内の内圧と流速とは、流入口5と流出口6の実
質通水断面積によって調整できる。流出口6に比べて流
入口5の開口断面積を大きくすれば、内圧が高くなり、
流出口6と流入口5の両方の断面積を大きくすれば袋部
材3内の流速は速くなる。 網を船で曳航する底部 中層曳トロール漁業等の場合、
袋部材の流出口の開口断面積は非常に小さいものでよく
、又全く流出口をなくしたものでも漁労時間が短い場合
は、魚が斃死することはない。 流出口6を塞ぐ網材8は、魚は通過しないが海水が通過
できる全てのものが使用できる。 流出口6の網材8は、活魚の排出口に兼用できるように
、筒状に形成されて結束されている。 袋部材3は、膨張状態に於ける直径を、通常、数百mm
ないし十数m1−船釣には1〜数mφ程度に形成さ右、
長さは数mないし百数十mに形成される。例えば、直径
が1m余で長さが100mの袋部材の内容積は100m
3もあり、活魚運搬船の100)ン型の魚槽に匹敵する
。 100トン型の運搬船を増設する必要があれば、第5図
に示す袋部材を折り畳んで運搬船に積み込めばよく、著
しく安価で運搬にも便利である。 第10図と第11図とは、袋部材に収納された活魚の取
り出し例を示している。第10図は、袋部材3の一端の
流出口6を塞ぐ網材8を、蓄養網17内に案内して開口
し、他端から作業船の巻上ローラ18を使用して袋部材
3を引き揚げ、袋部材3内の量水を蓄養網17へ流し込
む。 第11図は、袋部材3の一端の流出口6を塞ぐ網材7を
開いて、魚ポンプ16の吸入端を連結し、他端には、袋
部材3が萎まないように注水装置19で海水を供給し、
袋部材3の途中を一端から送出側に向かって引き上げ、
袋部材を引き上げるローラ20を駆動して魚ポンプ16
の吸入端へ魚を絞出チューブのように送り出す。 袋網から魚が誘導された袋部材3は、第12図に示す状
態で曳航できる。この図において、袋部材3は、袋部材
3の流入口5を硬質の先端部材22で補強している。こ
の先端部材22は、金属等で、常に流入口5を開口する
ように、円筒状またはリング状に形成されている。 ところで、曳船21の速度は潮流に比べて速いので、流
入口5と流出口6の通水断面積を小さくする必要がある
。流出口6の通水断面積が大き過ぎると、袋部材3の内
圧が下がって萎むので活魚が斃死する。これを避けるた
めに、流入口5の通水断面積を大きくすると袋部材3内
に流速が速くなりすぎて活魚が疲労斃死する。 流出口6の通水断面積を絞れば、例え流入口5の通水断
面積が大きくとも、内圧は上昇しても流速はそれ程速く
なることはないので、活魚が疲労斃死することはない。 第12図の流出口6を塞ぐ網材8は細長い筒状に形成さ
れておって、結束部分を変えて流出口6の実質通水断面
積を調整できる。網材8の後端Bで結束すれば、網材8
の通水断面積は大きくなり、前部Aで結束すれば通水断
面積は小さくなる。 この活魚介類の水中蓄養装置は、曳航速度に合わせて網
材8を結束箇所を変えることにより、袋部材3内部を最
適の流速にできる。即ち、高速曳航時はA部で、低速曳
航時はB部で結束する。 第13図は、曳航停止時も海水が供給できる活魚介類の
水中蓄養装置を示す。この水中蓄養装置は、袋部材3の
流入口に給水部材23が連結されている。 給水部材23は、袋部材3に海水を送り込む軸流式の水
中ポンプ24と、この水中ポンプ24の翼車を回転駆動
する原動機25と、原動機25の運転を制御する流量セ
ンサ26並びに圧力センサ27とを備え、水中ポンプ2
4が装着された本体には、袋部材3に連通して上向きに
魚供給口28が開口さ札 更に、本体は上部に浮体29
を備えている。 流量センサ26は、袋部材3内の海水の流速を検出し、
停止時、流速が下がると水中ポンプ24を運転させ、曳
航時、海水流入量が多くなると、水中ポンプ24の翼車
の回転数を下げ、あるいは停止又は逆転して流入量を制
限する。 圧力センサ27は袋部材3の内圧を検出し、内圧が下が
ると水中ポンプ24を運転して袋部材3が萎むのを防止
する。 この構造の水中蓄養装置は、水中ポンプ24によって常
に適量の海水が供給さ札曳船が長時間停船しても活魚に
新鮮な海水が供給でき、又、高速曳航時にも適量の海水
が供給される。 第14図は、袋部材3に、給水ポンプ30で海水を給水
しながら曳航する水中蓄養装置を示す。 袋部材3は前端に先端部材22が連結されている。 先端部材22は、FRP等の硬質合成樹脂や金属板でも
ってカップ状に形成されており、給水口31が開口され
ている。 給水口31は給水管32を介して曳船21の給水ポンプ
30の吐出側に連結されている。 袋部材3は、前部上面に活魚の供給口33が開口され、
この供給口33は、筒状の可撓シート材である開口部材
34が連結されている。開口部材34は端部が結束され
て閉塞さへ結束を解いて開口する。開口部材34にはフ
ロート35が連結され、このフロート35が開口部材の
位置を明示する。 袋部材3の後部には流出口6が点在して開口さ右、流出
口6は活魚が出ないように、網材8で塞がれている。 袋部材3の上面側に開口された流出口6は、ここから袋
部材内の空気を排気して袋部材の浮上を防止する。後端
部に集中的に流出口6が開口された袋部材3内部全体の
流速かほぼ一定となる。 袋部材3の後端は結束されており、結束を解いて活魚が
取り出しできる。 第14図に示す活魚介類の水中蓄養装置は、曳航ローブ
36で曳船21に繋がれるが、これ等を複数本平行に並
べて曳航することも可能である。 第15図および第16図では船舶のサイトに装着される
活魚介類の水中蓄養装置を示す。この水中蓄養装置は、
先端部材22に押出アーム37が固定さ札 この押出ア
ーム37によって、船外に一定の深度で保持される。 このように船側に水中蓄養装置を装着するものは、活魚
の供給が簡単である。 袋部材3の可撓シート材は、必ずしも非通水性とする必
要はない。この袋部材が、通水性はあるが、通水に好ま
しい抵抗を有する素材で袋状に形成されたものは、素材
自体に無数の流出口が設けられているので、特別に海水
の流出口を開口する必要はない。その実施例として、第
17図と第18図とに示す袋部材3は、流出する圧力海
水が貫通するのに抵抗があり、この抵抗によって内圧が
外圧よりも高く保持され、この内圧によって袋部材全体
が膨張される。 第17図の装置は、流入口5が筒状の補強リング38で
開口さ札補強リング38は網材7で塞が札網材7が曳航
ロープ36で曳航され、補強リング38の流入口5から
海水が袋部材3内に圧入さ礼装部材3の布状素材を貫通
して海水が排出される。 袋部材3の後端は結束されて開口可能な状態に塞がれて
いる。 第18図に示す活魚分類の水中蓄養装置も、袋部材3自
体が前述のように若干の通水性を有し、この袋部材3の
流入口5に給水ホース39が連結さ札給水ホース39に
連結された給水ポンプ30で海水が強制的に供給される
。 第19図と第20図とは、リング41で拡開された袋部
材3を示している。 この袋部材3は、硬質のリング41が固定さ札リング4
1でもって袋部材3を強制的に広げており、−時的に潮
流が停止しても、袋部材3が萎んで活魚を斃死させるこ
とがない。 第19図と第20図の袋部材3は、魚を供給した後、潮
流によって内部に新鮮な海水を適量流通できる構造とし
ている。流入口5と流出口6とに網材7.8を設けて一
方から流入し他方へ流出するように構成する。流出口6
側の通水抵抗を流入口より大とすることにより、袋部材
3の内圧が上昇して自然に膨張する。 第19図の袋部材3は流入口5側がアンカ12に、流出
口6側が浮15に連結されているので、上端に空気が入
っても、滞留することなく空気は上方へ浮遊流出して排
気される。 袋部材3内を通過する海水量は、流出口6側の網材8の
目の大きさを変化させ、あるいは結び目の位置を変える
ことにより調整できる。 第20図の袋部材3は、両端をアンカ12と浮15とで
一定の水深に保持され、全体がほぼ水平状に浮設される
。袋部材3は両端に流入口5と流出口6とが開口され、
両開口部が網材7.8で塞がれている。 第20図の状態で海中に浮設された袋部材3は大容積の
ものを海中深く安定して設置できる。 リング41付袋部材3の折り畳み状態を第21図に示し
ている。このように、リング41を重ねて袋部材を折り
畳むことにより、大容積の袋部材3を小さく船上等に収
納できる。更に、隣接するリング41の直径を異にする
ことにより、水平方向に重ね合わせ、収納容積を小さく
できる。 標識用の浮を水面状に浮遊させておくと、盗難、その他
、船舶の往来のさまたげになる。第22図は、受信アク
チュエータ42を袋部材3に連結し、洋上からの運搬船
の水中スピーカ43より特殊な音波を発射し、それを受
信アクチュエータ42により受信して標識フロート44
を浮上させ、回収するように構成したものを示す。船舶
の推進機等の雑音による誤動作で標識フロート44が浮
上しないように、水中スピーカ43からは特定の周波数
と波形によるパルス音波を2波以上発射し、それをキー
信号として受信アクチュエータ42を動作させるように
構成する。 水中スピーカ43から発射される音波は、指向性を良く
する為に超音波を使用するのが良い。 受信機は、第23図に示すように、水中マイク45の信
号を、チューナ47で選別し、アンプ46で増幅して制
御回路48に送り、制御回路48がアクチュエータ49
を動作させ、アクチュエータ49かロック装置50を解
除して標識フロート44を浮上させる。 第24図に示す袋部材3は、リング41で補強されると
共に、全体が紡錘形に形成されている。 流入口5を塞ぐ網材7の先端は、潜水部材51介在の曳
船ローブ36でもって曳船21に連結されている。流出
口6は流入口5よりも小さく、網材8で塞がれている。 流入口5と流出口6の網材7.8は、浮14が連結され
ている。 潜水部材51が第25図に示されている。この潜水部材
51は、曳船ロープ36を引くことにより、それ自体が
水流の影響で水中に潜水し、停止するとそれ自体の浮力
で浮上する。 潜水部材51には、図示しないが単なる重錘も使用でき
、水面下に潜水する全てのものが使用できる。 第24図の袋部材3は、曳航されると、流入口5から海
水が流入されて袋部材3の内圧が上昇されて膨張し、流
入口5より細く絞られた流出口6から排水される。この
袋部材3は、流線形で水中での造波抵抗か少なく、小さ
な曳航力で高速曳航できる。 リング付袋、部材3から活魚が回収される状態が、第2
6図ないし第28図に示されている。 第26図と第27図とに示される袋部材3は、流出口6
を塞ぐ網材8の後端に、あらかじめ袋部材3内を通って
引揚ローブ52が結束されている。 この引揚ローブ52を上方に引き揚げることにより、袋
部材3内の海水を流出口6の網材8から排水しながら袋
部材3を下から網締し、内部に魚ポンプの吸入管53を
挿入して量水を吸い揚げる。 流入口5を塞ぐ網材7が海面上に引き揚げられると、袋
部材3内の海水は流入口5から排水されず、底の流出口
6から排水されて袋部材3内の活魚は網材8内に集魚さ
れる。 第28図に示すように、最下端のリング41を袋部材3
内に挿通された引揚ローブ52でもって引き揚げて、袋
部材3を網締めすることも可能である。 第29図に示すように、一端に流入口5が開口され、他
端に流出口6が開口さ札 両者が網材7.8で塞がれた
袋部材3は、一部の斃死魚が流出口6の網材8部分に堆
積して網材8の網目を塞ぎ、この状態になると適度な水
流が袋部材3内を流動しなくなる。従って、活魚を、酸
素不足、又は栄養不足で斃死させる恐れがある。以下こ
の状態を防止する水中蓄養装置を示す。 第30図の袋部材3は、内部にリング54で膨張された
網袋55を収納している。 袋部材3内に収納された網袋55は、ここに活魚が収納
さ相、袋部材3内の海水が通水される。 網袋55先端は袋部材の流入口5に連結され、袋部材3
の後端には、流入口5よりも開口断面積の小さい流出口
6が開口されている。 この構造の袋部材3は、多量の斃死魚が発生してもこれ
が流出口6付近に集まって海水の流出を止めることがな
く、斃死魚は網袋55の底に沈降する。 第31図の袋部材3は、全体にわたって複数の流出口6
が開口されている。 流出口6は、全体に分散して設けられると共に、斃死魚
が沈降してもこれで閉塞されないように、比較的高い位
置に開口されている。 流出口6の構造が第32図と第33図とに示されている
。第32図は、袋部材3に多数の小孔56を穿設してひ
とつの流出口6を形成しており、第36図の流出口6は
、網材8で閉塞されている。 ところで、第34図と第35図とに示すように、袋部材
3の流入口5を塞ぐ網材7をチェーン11でアンカ12
に連結し、袋部材3の他端に浮15を連結したものは、
潮流の向きがいかなる方向であっても、潮流の下流側に
水中の浮15が来るように自然に流される。 第34図の袋部材3は、上端に流出口6が設けられてい
るが、この流出口6は流入口5に比べて実質開口面積が
小さくされているので、強L)潮流があっても、袋部材
3内部を強い潮流が通過することはない。 第35図の袋部材3は、袋部材3の全体にわたって小さ
い流出口6が複数個開口されている。 これ等の袋部材3から活魚を回収するには、流入口5に
連結された水上の浮14に連結のローブ13でもってチ
ェーン11とアンカ12とを引き揚げた後、第26図と
第27図とに示すように、網材8を底にして、あらかじ
め袋部材3内に挿通されていた引揚ローブ52を引いて
胴締めして揚魚するのが良い。 袋部材3にリング41を連結する一例が第36図と第3
7図とに示されている。この袋部材3は、リング41が
挿通できるように、中央がU字状に折曲されたバンド5
7が固定さ札 このノくンド57にリング41が挿通さ
れて固定されている。 流入口と流出口には、第36図と第38図に示すように
、絞りローブ58が取り付けられ、この絞りローブ58
の絞り具合で流入口5と流出口6の開口面積を調整でき
る。 このように、流入口5と流出口6の開口断面積を調整し
て流水量を調整する場合、網材の結束位置を変えて、網
材による実質開口断面積を調整する必要はない。 第39図と第40図では、リング41が袋部材3から簡
単に脱着できる具体例を示す。袋部材3は、第40図に
示すように、これを貫通して結ローブ59が挿通さ札 
この結ロープ59がリング41に結束される。結ロープ
59は、はと目60でもって袋部材3に挿通孔が開口さ
れている。 この構造の袋部材は、収納に場所を取らずに著しく便利
で、リング41の脱着も簡単である。 ところで、袋部材を補強するリングは、好ましくはFR
P等の硬質の合成樹脂で作られるが、リングの直径が数
mないし十数mと大きい場合、これを船上に収納するの
が困難である。 これを解決するリングを第41図に示す。このリング4
1は、中空で気密の可接性環状ホースで、水ポンプ61
や空気ポンプ62等で、流体が圧入されると環状に威形
強化さ札 この状態で形状力く変形し難くリングとして
袋部材を補強する。 このリングは、水が圧入されると比重が重くなり、空気
が圧入されるとフロートとしての効果力く発生する。 流体を排出した状態では、可撓性に富み、袋部材と一緒
に折り畳んで魚槽等に便利に収納できる。 潮流の激しい場合や、曳船で高速に曳航する場合、袋部
材の先端部は流水の抵抗を受けて袋部材内部より外部圧
が高圧となって窪んだ形状に変形し易い。 この欠点を解決する為に、第42図の袋部材3は、先端
部材22を備える。先端部材22は、布地が合成樹脂で
コーティングされた袋部材よりも厚めのビニールシート
等の可撓水密シートで密閉構造の球形に形成されたもの
で、内部に給水ホース63を介して海水が圧入されて球
形に膨張される。この先端部材22には、袋部材3より
も高圧の海水が注入される。 この先端部材22は網材7を介して袋部材3に連通さ札
網材7で形成される流入口5から海水が圧入される。
【発明の効果】
この発明の活魚介類の水中蓄養装置は、袋網でもって一
時に多量に捕獲された活魚を、一定時間貯溜して、魚を
活きたまま漁獲できる。 袋網に魚を誘導する従来の漁法は、袋網の最下流部の魚
溜部において、強くプレスされた小魚が溜り、魚体が斃
死して鮮度が下がり、商品価値を失う欠点があった。 これに対して、この発明の活魚介類の水中蓄養装置は、
この欠点を解決して、−時に多量に捕獲さる大衆魚を、
疲労させることなく生かしたまま漁獲することが可能と
なる。また、それを生かしたまま高速で運搬し、活魚蓄
養できる。それは、この発明の活魚介類の水中蓄養装置
が、袋網の網底に袋部材を連結しているので、袋部材に
よって内部の潮流を袋網内よりも遅く制御して活魚の疲
労を防止し、漁獲魚をいかしたまま取り出すことが可能
となることが理由である。 更に、この発明の活魚介類の水中蓄養装置は、煮干しい
りことかつお釣用の餌に利用して極めて有効である。煮
干しいりこは、油を多く含んだいわしを使用して加工す
ると、数週間ないし数ケ月経過すると、内部の油分が魚
体表面ににじみ出して、味が悪くなり、商品価値が著し
く下落する。 この発明の活魚介類の水中蓄養装置を使用して洋上、海
中に数日ないし数週間、活魚として蓄養したものを使用
すれば、若干魚体がやせて細身になり、油分の少ない上
質の煮干いりこが生産できる。 又、かつお釣船の餌としての活鰯の蓄養に実施すると、
餌の斃死率を低下できる。現在一般にかつおの活餌とし
て捕獲する鰯は、漁場でまき網等で捕獲するが、捕獲後
直ちに網ごと漁船で曳航して陸上近傍の小割いけすまで
運搬しているが、その曳航運搬時に潮流のために鰯が非
常に弱り、斃死率が高いのであるが、本発明の活魚介類
の水中蓄養装置を利用することにより、洋上海中で一定
期間蓄養することにより、魚体の疲労が回復し斃死率が
低下する。 更にまた、袋部材内に収容された活魚は、やわらかい袋
部材に衝突して魚体を傷めることなく、蓄養の生存率が
上昇した。一般に天然の魚が網で囲まれると、網目に向
かって遊泳する傾向があり、また、運搬船の魚槽内に収
容された場合も、魚槽内壁に衝突するなどのため、魚体
が損傷した。やわらかくクツション性に富み、網の様に
外側が見えないので外側に向かって魚が泳ぐ傾向がなく
、全く魚体は疲労しない特長がある。 さらにまた、本発明の活魚介類の水中蓄養装置は、袋部
材が可接性シート材で構威さ右、この袋部材は流入口か
ら送り込まれる水でもって内圧が外圧よりも高く保持さ
れて大きく膨張さ札 この内に活魚が収納されるように
構成されているので、全体のコストを著しく安価にして
大容積にでき、しかも送り込まれる新鮮な水で活魚に酸
素が供給されるので活魚を元気に長時間蓄養でき、更に
、袋部材内の流速が制限できるので、長距離高速移動が
可能で、このときの斃死率を極減できる等、従来の蓄養
装置では実現できない卓効を備える。
【図面の簡単な説明】
第1図は漁網を船で曳航する状態を示す斜視図、第゛−
2図ないし第4図は実施例を示す断面図、第5図は本発
明の一実施例を示す活魚介類の水中蓄養装置の断面図、
第6図ないし第9図′は可撓シート材の具体例を示す斜
視図および断面図、第10図ないし第11図は袋部材か
ら魚を排出する例を示す断面図および側面図、第12図
ないし第14図は袋部材の具体例を示す断面図、第15
図および第16図は袋部材を両舷に装着した状態を示す
側面図および断面図、第17図は他の実施例を示す袋部
材の曳航状態を示す断面図、第18図は海水の供給状態
を示す断面図、第19図および第20図は他の実施例に
かかる袋部材の斜視図、第21図はリング付袋部材を畳
んだ状態を示す側面図、第22図は全体を海中に沈めて
浮設できる袋部材を示す斜視図、第23図は第22図に
示す受信アクチュエータのブロック線図、第24図は一
定の水深で曳航される袋部材の具体例を示す斜視図、第
25図は潜水部材の一例を示す斜視図、第26図ないし
第28図は魚の取り出し状態を示す側面図および斜視図
、第29図は流出口が魚で閉塞された袋部材の側面図、
第30図および第31図は他の実施例を示す断面図およ
び斜視図、第82図と第33図とは流出口の例を示す断
面図、第34図ないし第36図は更に他の実施例を示す
袋部材の斜視図および断面図、第37図は袋部材にリン
グを固定する例を示す斜視図、第38図は第36図の流
出口部分を示す斜視図、第39図と第40図とは袋部材
にリングを結束する例を示す斜視図および断面図、第4
1図は膨張保形されるリングの斜視図、第42図は先端
部材の具体例を示す断面図、第42図は従来のバラシャ
網漁法を示す斜視図である。 1・・・・・・リング、 3・・・・・・袋部材、 5・・・・・・流入口、 7・・・・・・網材、 9・・・・・・浮シート、 11・・・・・・チェーン、 13・・・・・・ローブ、 15・・・・・・浮、 17・・・・・・蓄養網、 19・・・・・・注水装置、 21・・・・・・曳船、 23・・・・・・給水部材、 25・・・・・・原動機、 27・・・・・・圧力センサ、 29・・・・・・浮体、 31・・・・・・給水口、 2・・・・・・非通水シート、 4・・・・・・可撓シート材、 6・・・・・・流出口、 8・・・・・・網材、 10・・・・・・錘シート、 12・・・・・・アンカ、 14・・・・・・浮、 16・・・・・・魚ポンプ、 18・・・・・・巻上ローラ、 20・・・・・・ローラ、 22・・・・・・先端部分、 24・・・・・・水中ポンプ、 26・・・・・・流量センサ、 28・・・・・・魚供給口、 30・・・・・・給水ポンプ、 32・・・・・・給水管、 83・・・・・・供給口、 35・・・・・・フロート、 37・・・・・・押出アーム、 39・・・・・・給水ホース、 41・・・・・・リング、 42・・・・・・受信アクチュエータ、43・・・・・
・水中スピーカ、44・・・・・・標識フロート、45
・・・・・・水中マイク、  46・・・・・・アンプ
、47・・・・・・チューナ、   48・・・・・・
制御回路、49・・・・・・アクチュエータ、 50・・・・・・ロック装置、 52・・・・・・引揚ローブ、 54・・・・・・リング、 56・・・・・・小孔 58・・・・・・絞りローブ、 60・・・・・・はと目、 62・・・・・・空気ポンプ、 64・・・・・・誘導網。 4・・・・・・開口部材、 6・・・・・・曳航ローブ、 8・・・・・・補強リング、 O・・・・・・袋網、 51・・・・・・潜水部材、 53・・・・・・吸入管、 55・・・・・・網袋、 57・・・・・・バンド、 59・・・・・・結ロープ、 61・・・・・・水ポンプ、 63・・・・・・給水ホース、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非通水又は通水抵抗の大きな可撓シート材でもっ
    て袋状に形成された袋部材(3)を備えており、この袋
    部材(3)は内部に水を圧入する流入口(5)が開口さ
    れており、袋部材(3)は水中で圧力水が圧入されて内
    圧によって膨張され、膨張された袋部材(3)内に魚介
    類が蓄養されるように構成された装置において、 袋部材(3)の流入口(5)に漁労用の袋網(40)の
    底部が連結されており、袋網(40)から袋部材(3)
    に魚と海水が流入されて、袋部材(3)が膨張されるよ
    うに構成されたことを特徴とする活魚介類の水中蓄養装
    置。
JP2274029A 1990-10-13 1990-10-13 活魚介類の水中畜養装置 Pending JPH03254617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2274029A JPH03254617A (ja) 1990-10-13 1990-10-13 活魚介類の水中畜養装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2274029A JPH03254617A (ja) 1990-10-13 1990-10-13 活魚介類の水中畜養装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58194563A Division JPS6087721A (ja) 1983-10-17 1983-10-17 活魚介類の水中蓄養装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03254617A true JPH03254617A (ja) 1991-11-13

Family

ID=17535970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2274029A Pending JPH03254617A (ja) 1990-10-13 1990-10-13 活魚介類の水中畜養装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03254617A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011525372A (ja) * 2008-06-23 2011-09-22 インスティチュート ポリテクニコ デ レイリア 魚を捕獲するためのシステム及びその使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011525372A (ja) * 2008-06-23 2011-09-22 インスティチュート ポリテクニコ デ レイリア 魚を捕獲するためのシステム及びその使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102118237B1 (ko) 수중 동물의 조업 장치 및 방법
He et al. Classification and illustrated definition of fishing gears
Hameed et al. Modern fishing gear technology
US4092797A (en) Fish trapping device
CN112822940A (zh) 用于养殖水生动物的系统和方法
Slack-Smith Fishing with traps and pots
US20190037821A1 (en) Method of extracting aquatic animals from an apparatus
JP2017176082A (ja) アワビ類育成用海底設置型網生け簀
Orr et al. Capturing and handling of White whales (Delphinapterus lencas) in the Canadian Arctic for instrumentation and release
JP2008237225A (ja) 魚の捕獲・運搬方法およびそれに用いる運搬用浮体
JPH03254617A (ja) 活魚介類の水中畜養装置
JPH048012B2 (ja)
JP5946083B2 (ja) 船びき網
Ramamurthy et al. Prawn fishing methods
JP5115940B2 (ja) 旋網およびこれを用いた操業方法
JPS60114136A (ja) 生簀装置
Kenchington The introduction of the otter trawl
CA1073672A (en) Fish trapping device
JPH044830A (ja) 浮沈式曵航生けす
Everett Inshore lobster fishing
RU42731U1 (ru) Устройство для содержания и транспортировки живых гидробионтов
Kreiberg et al. A production-scale towable netpen for efficient high-volume transport of pacific herring: Design and comparative performance
Hipkins Construction and operation of a floating Alaska salmon trap
JP2005341850A (ja) 曳き網
JPH0488934A (ja) 海洋曵航生けす活魚取入口