JPH0488934A - 海洋曵航生けす活魚取入口 - Google Patents

海洋曵航生けす活魚取入口

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JPH0488934A
JPH0488934A JP2201853A JP20185390A JPH0488934A JP H0488934 A JPH0488934 A JP H0488934A JP 2201853 A JP2201853 A JP 2201853A JP 20185390 A JP20185390 A JP 20185390A JP H0488934 A JPH0488934 A JP H0488934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fish
door
cage
live fish
living
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2201853A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamazaki
山崎 喬
Mikishiro Hirato
平戸 幹四郎
Toshiaki Sakai
利明 酒井
Eiichi Kimura
栄一 木村
Masamichi Kikuchi
真道 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUROOBAA FOR KK
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
KUROOBAA FOR KK
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KUROOBAA FOR KK, Hitachi Cable Ltd filed Critical KUROOBAA FOR KK
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Publication of JPH0488934A publication Critical patent/JPH0488934A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外洋あるいは内海において捕獲した活魚をそ
のまま生けすの中に収容し、当該活魚を生けす内で遊泳
させつつ高速度で曳航することができる海洋曳航生けす
に活魚を効率よく取入れ得る活魚取入口に関するもので
ある。
し従来の技術] 近年のグルメ嗜好あるいは健康食愛好家の増大などに伴
い、魚を生きたままの状態で運搬保管し、活魚料理とし
て食前に供することが多くなった。
このような活魚料理のためには、従来は捕獲した魚を直
ちに船倉内に特別に造られた活魚生けす内に収容し、活
かした状態で港まで運んで来て、つぎには船倉内の生け
すから港近くの海洋上に設置されている定置化けす内に
移し、需要に応じ当該定置化けすから活魚をすくい上げ
市場に供給するのが一般的であった。
上記のように活魚を船倉の活魚生けすに収容して運搬す
ることは古くより行なわれてきたことではあるが、船に
造られる生けすの大きさには限度があり、今日のような
活魚料理ブームの時代にはいわば小さ過ぎ、需要に十分
に応えることが困難である。しかも、船内生けすに魚を
収容するには、いったん網で魚をすくい上げ外気に曝し
た後生けすに放り込む必要があり、このすくい上げの際
に外気中のすくい網の中で多数の魚が一塊りになって暴
れ跳ね廻るために、魚がお互いに擦れ合って外傷を生じ
たり、短時間とはいえ空気中に置かれることは魚にとっ
て非常な苦痛であって、そのために魚の種類によっては
簡単に弱ってしまい、船倉生けす内で死亡してしまう数
も意外に多い。このことは、船内生けすから前記定置生
けすに移す場合も同様である。
そこで、上記したような諸問題を解決するものとして、
出願人は先に、外洋あるいは内海を曳航することが容易
であり、その際の水圧抵抗を小さくでき、海水中で長期
間の耐久寿命を保持し、かつ破損などの心配がなく、活
魚を生けす内で遊泳させつつ高速度で曳航することがで
き、しかも生けす内の活魚を傷付けたり死なせたりする
おそれもなく、高い鮮度を維持したまま運搬することが
可能な外洋曳航用生けすについて提案した。(特願平1
−214620) これは、例えば鉄パイプの如き枠組み構造部材を組合せ
て生けす本体を構成し、側壁面あるいは底部に金網を取
付けると共に、海洋上を曳航される際に進行方向となる
側の側壁面のほぼ半周を例えば鉄板の如き遮水可能な板
状体で覆う構成としたものであり、また、海洋上を曳航
する際の先端側を船の軸先状に突出させ曳航を容易にし
たものであり、さらに活魚の収容に際しては、側壁面の
一部に開閉可能な魚取入れ口を設け、魚を海水中で生け
す内に収容可能に構成したものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように、曳航の際の進行方向に遮水板を設置し
、先端側を軸先状に突出させることで、曳航の際の水圧
抵抗を下げることができ、しかも生けす内には曳航に伴
う海水の流れが起らないから、高速で曳航しても魚は生
けす内でゆったりと遊泳し鼻突きや水圧による圧死ある
いはせり上げによる死亡といったおそれはそれによって
解消できるし、魚網より水中で直接活魚を生けす内に移
すことにより従来のように魚を弱らせたり死なせたりす
るおそれもなくなる。
しかし、上記のような優れた長所を発揮し得る既提案の
曳航生けすにも改善の望まれる問題点がある。それは、
海水中において活魚を如何にして効率よく生けす内に導
くかということであり、そのための取入口をどのように
構成するのが適切かという問題である。
本発明の目的は、上記したような実情にかんがみ、魚網
で捕獲した大量の活魚を、魚網の操作と生けすに取付け
た扉の開閉により、魚を損傷させることなく海中で効率
よく活魚を生けす内に移すことのできる新規な曳航生け
す活魚取入口を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、海上を浮上曳航可能になる海洋曳航生けすに
活魚を魚網より直接取入れるための取入口であって、生
けすの側面をスライド上下移動可能な扉を有し、該扉は
ウィンチにより上下移動可能に構成されると共に、該扉
の上部に魚網を浮かしているアバを結合解除し得る手段
が設けられてなるものである。
[作用] 生けすの側面をスライド上下移動可能な扉を設け、該扉
をウィンチにより上下移動可能に構成すると共に、該扉
の上部に魚網を浮かしているアバを結合解除し得る手段
を設けておくことで、魚を生けすに移す際に魚網のアバ
の一端を扉の上部に結合し、その状態で扉を下げるだけ
でアバが扉と共に沈み、魚網と生けすが連通状態となる
。この状態で魚網を操作してやれば活魚は生けす側に容
易に移動する。つぎに扉を引き上げてやれば生けすの扉
が閉じるから、その状態で前記扉へのアバの結合を解除
してやれば、魚網は元の状態に復帰する。
[実施例] 以下に、本発明について実施例を参照し具体的に説明す
る。
第1〜4図は、本発明に係る活魚取入口を実用し活魚を
魚網側より生けす側に移動させる様子を示す説明図であ
る。
扉1は生けす10の側面を扉用レール2によって上下に
スライド可能に構成され、扉1は手動ウィンチ4により
操作員5によって容易に上下移動可能に構成される一方
、扉の上部1aには魚網を浮かしているアバ21を結び
っける輪3が設けられている。そして、扉1の上記動作
はすべて水面Wより下の海中において行なわれる構成と
なっている。
第1図は漁船23によって捕獲された活魚22が魚網で
ある取調20に入っている状況で曳航生けす10を取調
の方に近づけた状態を示すものである。
この状態では扉は閉まっている。第2図において生けす
10が取調20に充分近づけた所で浮きすなわちアバ2
1を扉1の上部1aの部分に設けられている輪3に縛り
つける。
扉1の上部1aにはアバ(浮き)21を縛りつける紐を
つけておくか輪をつけておくかして、扉1の巾例えば約
2mの上部全長を固定する。
第3図はそのようにしておいて扉1を下げた状態を示す
ものである。これは作業員5がウィンチ4を操作して扉
1の自重で下げることができる。
そうすると取調20の一部が海中に沈んだ状況になり活
魚は生けすの中に自然に移動できる。かくして、活魚は
、お互いに触れ合うこともなく生けすの中に移動する。
取調20の中の魚を全部生けす10に入れたい時は取調
20を全部漁船23に引きあげるようにしぼっていけば
よく、それによって活魚22全部を生けす10の中に安
全に移すことができる。
しかし、普通の場合、例えばいわし等は1網で50t〜
100tも捕獲できる。生けす10に入れる活魚は10
を程度であり、全部を入れることはできない。そこで充
分に活魚22が生けす10の中に移った場合に第4図に
示すように再び扉1をウィンチ4で引きあげて閉させば
良いことになる。そして、アバ(浮き)21を扉1から
外せば、曳航生けす10は取調20から離れ、漁港に向
けて曳航することができる。
本発明に係る取入口を利用する他の実施例として考えら
れることは、曳航生けす10から活魚22を定置生けす
に移す場合である。このときは、図示してない定置生け
すの網の端と生けす10内に入れた取調の端を扉1の上
側1aに固定しておいて扉1を徐々に下げ、生けす10
の中の取調を絞れば、生けす10の中の魚は全部定置生
けすに移すことができる。
海洋曳航生けすの目的は大量の活魚を生存率の高い状態
で漁港に曳航しようとするものであり、活魚の捕獲時こ
れをどのように傷つけずに生けすに入れるかが問題であ
ったが本発明によってこれを解決することができたもの
である。
[発明の効、果コ 以上の通り、本発明によれば、つぎのような優れた効果
を発揮することができる。
(1)  扉にアバ(浮き)を固定させることやウィン
チを操作して扉を静かに下げることは生けす上の1人の
作業者で充分行なえる作業であり、簡単な操作で大量の
活魚を傷つけずに生けすに取り込むことができる。
(2)  活魚が傷つかないために、漁港まで曳航して
行っても活魚の生存率が非常に高い。
(3)  生きの良い魚を大量に供給することができる
(4)  本発明に係る取入口を設けることでまき網漁
、定置網漁、その他の漁法で捕獲した魚を安全に生けす
に取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1から4図は、本発明に係る活魚取入口を実用し活魚
を漁網側より生けす側に移動させる様子を示す説明図で
ある。 1:扉、 2:扉用レール、 3:輪、 4:手動ウィンチ、 10:生けす、 20:取調(漁網) 21:アバ、 22:活魚、 23:漁船。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)海上を浮上曳航可能になる海洋曳航生けすに活魚
    を魚網より直接取入れるための取入口であって、生けす
    の側面をスライド上下移動可能な扉を有し、該扉はウイ
    ンチにより上下移動可能に構成されると共に、該扉の上
    部に魚網を浮かしているアバを結合解除し得る手段が設
    けられてなる海洋曳航生けす活魚取入口。
JP2201853A 1990-07-30 1990-07-30 海洋曵航生けす活魚取入口 Pending JPH0488934A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2201853A JPH0488934A (ja) 1990-07-30 1990-07-30 海洋曵航生けす活魚取入口

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JPH0488934A true JPH0488934A (ja) 1992-03-23

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044975A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Media 21:Kk 生簀
JP2009179313A (ja) * 2008-01-04 2009-08-13 Tokuhiro:Kk 活魚生け簀の曳航方法
KR101583151B1 (ko) * 2014-08-27 2016-01-06 이호열 대형 물고기 수집 장치

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