JPH03254581A - カメラの露出制御機構 - Google Patents

カメラの露出制御機構

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JPH03254581A
JPH03254581A JP2052992A JP5299290A JPH03254581A JP H03254581 A JPH03254581 A JP H03254581A JP 2052992 A JP2052992 A JP 2052992A JP 5299290 A JP5299290 A JP 5299290A JP H03254581 A JPH03254581 A JP H03254581A
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JP
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exposure
brightness
signal
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JP2052992A
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Inventor
Yoshitaka Ota
佳孝 太田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカメラの露出制御機構に関し、特に、CCDの
ような固体撮像素子を用いて得られた撮像信号をフロッ
ピーディスク等に記録できるスチルビデオカメラの露出
制御機構に関する。
(発明の背景) カメラの露出制御機構には種々のものがあるか、銀塩の
カメラでは、測光専用のセンサを有し、これにより測光
するのか一般的である。
スチルビデオカメラでは、撮像素子の出力信号を積分し
、その値か小さかったらアイリスを大きく開き、大きか
ったらアイリスを絞るという負帰還ループでコントロー
ルするのか一般的である。
また、本願発明者は、先に、輝度値によって画素を分類
し、分類された画素の数によって輝度ヒストグラムを作
成し、この輝度ヒストグラムから最適露光条件を求める
方式の露出制御機構を提案している(特願昭64−70
409 )。
(発明が解決しようとする課題) 上述した露出制御方式のうち、専用のセンサを用いるも
のは、センサの感度や撮像素子の感度がそれぞればらつ
くため、高精度の露出制御を行うことが難しい。
撮像信号を用いた負帰還制御ループでコントロールする
方式は、撮像信号の積分値を見ながら少しずつアイリス
を変化させるのため、適正レベルになるまでに時間かか
かり、静止画の撮影の場合、シャッターチャンスを逃す
等の問題が発生する場合かある。
本願発明者が先に提案した露出制御方式は、撮像画面中
で大きな面積を占める部分の輝度レベルか適正な撮像信
号レベルとなるように露出制御を行うことにより、主要
被写体を的確に把握した制御を実行できるという優れた
効果か得られ、実用にも十分耐えるものである。
しかし、カメラの性能向上を企図して本願発明者がさら
なる検討を行ったところ、以下のような改善すべき課題
が明らかとなった。
すなわち、撮像画面の画素を輝度レベルにより分類して
輝度ヒストグラムを作成する際、露出制御可能な全輝度
範囲に渡って画素分布ヒストグラムを作成するようにな
っており、このためには、3.4回の露光が必要になり
、その分たけ測光に時間かかかり、応答性が低下する。
これは、輝度ヒストグラムの輝度範囲(AE連動範囲)
は通常7〜18Lvに渡っており、この輝度範囲全体の
画素分布データを得るには、露光条件を変えて複数回露
光することかどうしても必要となるからである。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、
精度か高く、かつ応答の速い測光か可能なカメラの露出
制御機構を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明のカメラの露出制御機構は、撮像素子と、該撮像
素子の露光量を調整するための露光量調整手段と、該露
光量調整手段の動作を制御する露出量制御手段と、前記
撮像素子から得られる輝度信号に基づき、撮像画面の輝
度情報を取得する輝度情報取得手段とを具備し、露出制
御を行う際、前記露出制御手段は、まず、前記露光量調
整手段を制御して露出制御可能な輝度範囲のほぼ中間の
輝度域に露出を合わせて第1回目の露光を行わせ、前記
輝度情報取得手段は、該第1回目の撮影により得られた
輝度信号に基づいて輝度レベルに対する撮像画面の画素
の分布データを得、これにより、白とびした部分と黒つ
ぶれした部分のそれぞれの画素の総量を求めて前記露出
制御手段に通知し、該露出制御手段は、通知された分布
データに基つき、以後、白とびした部分と黒つぶれした
部分の量か所定値より少なくなるまで、前記露光量調整
手段を制御して露光量を変化させながら露光を行わせ、
白とびした部分と黒つぶれした部分の量か前記所定値よ
り少なくなると、露出制御可能な全輝度範囲について輝
度情報が得られていなくても露光を終了させ、この露光
終了時点で得られたデータに基づいて作成された評価値
が大きい輝度域が適正な信号レベルとなるように前記露
光量調整手段を制御し、最終的な露出制御を実行するこ
とを特徴とする。
また、露出量制御手段は、第1回目の撮影を実行する代
わりに、測距用センサやオートホワイトバランス用セン
サ等の自動露出制御以外の他の用途に使用されるべく設
けられている光センサの信号から被写体の明るさに関す
る情報を得、所定の基準値と比較して該被写体が明るい
と判断した場合は、前記基準値に対応する露光・量より
も露出を減らした条件で露光を実行させ、被写体が暗い
と判断した場合は、前記基準値に対応する露光量より露
出を増大させた条件で露光を実行させるようにしたこと
を特徴とする。
(作用) AE連動範囲が7〜18Lvとすれば、最低3回の露光
を行わないと完全な輝度ヒストグラムを作成することが
できない。しかし、実際には、画面の中のほとんどの画
素について輝度情報が得られ、所定レベル以上の輝ヒス
トグラムを作成することかできれば、的確な露出制御を
行うのに十分である。すなわち、必ずしも全輝度範囲に
ついての情報は必要なく、輝度情報が得られない画素の
総数が所定の基準値以下ならば、十分な露出制御を行う
ことができる。
このような考察に基づき、本発明の一例では、まず、A
E連動範囲のほぼ中間の輝度範囲が最適レベルになるよ
うに第1回目の露光を行う。この露光によって具体的な
画素数データ(画素分布データ)か得られるのは上述し
た中間の輝度範囲に限られるか、画素の総数は予め決ま
っているため、白とびした画素の総量(すなわち、露出
が強すきて撮像信号が飽和した画素の総数)と、黒つぶ
れした画素の総量(露出か弱すぎて微弱な撮像信号しか
得られず、黒としか判定できない画素の総数)は把握す
ることかできる。
その自とび、ならびに黒つぶれした画素数のデータから
、撮像画面の全体の明るさの情報と、大体の輝度分布情
報を取得し、露出制御手段は、その情報に基づいて2回
目の露光条件を決定する。
これにより、特殊な条件下での撮像を除いて、はとんど
の場合に必要な画素分布情報を得ることができ、2回の
露光で測光を完了させることかできる。
また、本発明の別の例では、他の用途に使用されるセン
サから、撮像画面の明るさに関するおおさつばな情報を
得て、その情報に基づいて1回目の露出条件を決定する
(すなわち、明るそうであれば高輝度側にすらした条件
で露光を行い、暗そうであれば低輝度側にずらした条件
で露光を行う)ことにより、1回の露光で測光か完了す
る可能性が高くなり、悪くしても2回の露光で測光を完
了させることができる。
また、本発明の他の例では、白とびと黒っふれの画素の
総量か所定値以下になるまで、露光量を変えなから測光
のための露光を続行する。これにより、広い輝度範囲に
渡って被写体が存在している場合でも、作成する輝度ヒ
ストグラムの精度を保障することかでき、被写体がどの
ようなものであっても、本発明の効果を得ることができ
る。
(実施例) 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
実施例1 第1図は本発明のカメラの露出制御機構の一実施例のブ
ロック図である(この図は他の実施例にも共通に利用さ
れる)。
全体構成 露光量の調整機構として、レンズ系1の近傍にアイリス
機12.  シャッター3が設けられており、これらは
AE駆動回路27により駆動される。また、レンズ系1
はAFモータ26により駆動される。
AF駆動回路27やAFモータ26の動作ならびにカメ
ラ全体の動作はCPU20によって統括的に制御される
CPU20は、機能ブロック(ハードウェアがソフトウ
ェアに従って動作することにより構築される、所定の機
能を実現する手段)として、カメラ動作制御手段21と
、評価値算出手段22とを有している。これらの機能ブ
ロックは、レリーズスイッチ23が操作されると、所定
の制御を行う。すなわち、レリーズスイッチ23が半押
しされると自動露出制御(さらに測距等)を行い、その
後、レリーズスイッチ23が全押しされると、撮影なら
びに記録動作を行う。
CCD (撮像素子)4は撮像画面の光信号を電気信号
に変換し、CCD4の出力信号は増幅器5で増幅され、
輝度信号処理回路6および色分離回路7に人力される。
輝度信号処理回路6は輝度信号(Y)を生成し、色分離
回路7は色信号を分離する。マトリックス回路8.9か
ら出力される色差信号はエンコーダ回路lOによりエン
コードされて記録回路33に人力される。また、輝度信
号処理回路6から出力される輝度信号(Y)には同期信
号付加回路11により同期信号か付加され、記録回路3
3に人力される。
記録回路33は、FM変調回路12と、アンプ13とを
有しており、アンプ13の出力は記録ヘッド14を介し
てフロッピーディスク15に記録されるようになってい
る。
自動露出制御が行われる場合には、輝度信号処理回路6
から出力される輝度信号(Y)は、複数の比較器18a
=18nとカウンタ19a−19nとて構成される輝度
載持の画素数をカウントする手段に人力される。各比較
器19a〜19nの反転端子には、電源電圧Vccを抵
抗で分圧して得られる電圧(それぞれ、例えば、0.5
Lvの輝度差に対応する電圧差となっている)が入力さ
れている。各カウンタ回路19a−19nには、クロッ
ク信号CRが共通に人力されており、各カウンタ回路は
、比較器1111a〜18nの出力がハイレベルの間、
すなわち、各輝度域の下限レベルを越える間のクロック
信号CRをカウントする。スチルビデオカメラの場合、
1画面の走査時間は1/60秒であるため、クロック信
号CRの周波数は、例えば、画面を6万程度に分割する
のであるなら、3.8 MHz程度となる。
各カウンタ19a〜19nのカウント値は、前述したC
PU20内の評価値算出手段22に人力され、評価値算
出手段22は、それぞれのカウント値に基ついて画面の
輝度ヒストグラムを作成するとともに、例えば、画素情
報が得られた輝度範囲内で、2Lvの範囲で画素数を加
算して評価輝度載持の評価値を算出し、カメラ動作制御
手段21に算出結果を通知する。
カメラ動作制御手段2Iは、評価値が最大となる輝度域
を決定し、この輝度域の撮像信号が最適レベルとなるよ
うに露出を制御する。
また、参照番号28.29はそれぞれ、測距(AF)用
のLEDならびに光センサであり、LED28はAF系
駆動回路32により駆動されて発光し、光センサ29の
出力は測距回路31に人力され、被写体までの距離が算
出されるようになっている。
また、参照番号30は、オートホワイトバランス用のA
WBセンサてあり、正規のAWB動作を行う場合には、
スイッチSWIがA端子側に切換えられ、被写体の明る
さに関する情報を得る場合(後述の実施例)、B端子側
に切換えられる。スイッチSWIの切換えはAF系駆動
回路32により制御される。
本実施例による露出制御の具体例 CCD (撮像素子)4の出力信号と入射光量の関係は
完全な比例関係にあり、撮像画面の輝度と撮像信号のレ
ベルとの関係は、例えば、第2図のようになる(第2図
において、輝度値は対数的に圧縮されている)。
AE連動範囲が8〜16Lvとすれば、撮像画面の輝度
に対する完全な画素分布情報を得る必要かあ場合には、
ア、イ1 ウのような3回の露光を行わなければならな
い。しかし、はとんどの場合、ある程度の輝度ヒストグ
ラムが得られれば適確な露出制御を実行できるため、本
実施例では、第1回目の露光を、第2図イのようなAE
連動範囲の中間輝度範囲をカバーするような条件で行い
、これにより得られる撮像信号の内容に応して2回目の
露光条件を決定する。
すなわち、レリーススイッチ23が半押しされると、カ
メラ動作制御手段21は、アイリス機構2およびシャッ
ター3を、第2図イの条件を満たすように制御して第1
回目の露光を実行する。
この露光により得られた輝度信号(Y)は、前述した比
較器18a〜18nとカウンタ19a−19nからなる
画素数カウント回路に入力され、各カウンタの出力値が
評価値算出手段22に人力される。
得られた撮像信号に第3図(a)のような自とびの部分
が多ければ、評価値算出手段22が作成する輝度ヒスト
グラムは、例えば、第4図のようなものとなる。すなわ
ち、中間輝度範囲(10,5Lv〜13.5Lv)では
0.5 Lv刻みて正確な画素数のヒストグラムか得ら
れ、高輝度部と低輝度部については詳細は不明なものの
、その部分に存在する画素の総数が把握され、明らかに
高輝度部の画素数(すなわち、白とびする画素数)が多
く、低輝度部(すなわち、黒つぶれする画素数)が少な
い。
このような場合、カメラ動作制御手段21は、2回目の
露光条件として第2図つの条件を選択し、露光量をアン
ダーにずらして高輝度部の正確な画素情報を得るように
する。この露光により得られた画素情報を加味して輝度
ヒストグラムを作成すれば、10.5〜18Lvの主要
な範囲の画素分布はほぼ完全に把握でき、低輝度部分の
画素情報がなくても適確な露出制御か可能である。すな
わち、2回の露光で測光が完了する。
評価値算出手段22の2Lv範囲の評価値計算の結果、
例えば、I2−14Lvの輝度域の評価が最大になった
とすると、カメラ動作制御手段21は、その輝度域の信
号レベルか最適となるようにアイリス機構2ならびにシ
ャッター3を制御し、露出制御が完了する。この後、レ
リーズスイッチ23が全押しされると、撮影が行われ、
撮像信号はフロッピーディスク15に記録される。
一方、1回目の露光により得られた撮像信号に第3図(
b)のような黒っぷれの部分が多ければ、2回目の撮影
は、第2図アのような条件で行い、低輝度部分の正確な
画素情報を取得し、適確な評価を行った後に撮影を行う
制御動作フロー 第5図は本実施例における制御手順を説明するためのフ
ローチャートである。
撮影者がレリーススイッチ23を半押しすると露光制御
が開始され、第2図イの条件で、1回目の露光か実施さ
れる(ステップ40)。
次に、撮像信号の読出しと各輝度域毎の画素数のカウン
トを行い(ステップ4()、白とび、黒つぶれの量を判
断する(ステップ42〉。このとき、黒つぶれが多けれ
ば第2図の条件アで2回目の露光を行い(ステップ43
)、白とびか多ければ第2図の条件つて2回目の露光を
行う(ステップ44)。
次に、2回目の露光によって得られた撮像信号の読出し
と各輝度域毎の画素数のカウントを実行しくステップ4
5)、取得した情報に基づいて輝度ヒストクラムを作成
する(ステップ46)。
方、ステップ42て、白とび、黒っぷれの量が少なく、
1回目の撮影で主要な部分の画素分布情報がすてに得ら
れている場合は、2回目の露光を行わす、輝度ヒストグ
ラムの作成を行う(ステップ4B) この後、評価値を計算しくステップ47)、これに基づ
いて露光条件を決定しくステップ48)、露光を行い(
ステップ49)、得られた撮像信号をフロッピーディス
クに記録する(ステップ50)。
実施例2 上述の実施例では、1回目の露光条件を一律にAE連動
範囲の中間としているが、被写体の明るさに関するおお
さつばな情報が得られれば、この情報に基づいて1回目
の露光条件を決定することかできる。
すなわち、撮影対象が明るければ、第2図イの条件より
高輝度側にずらした条件で1回目の露光を行い、暗けれ
ば、第2図イの条件より低輝度側にずらした条件で1回
目の露光を行うようにする。
露光のシフト量は、例えば、撮影対象の明るさを示す人
力信号の平均値より判断する。このようにすれば、1回
の露光で測光か完了する可能性か高くなる。悪くしても
2回の露光により、はぼ確実に測光を完了させることが
できる。
明るさに関する情報を得る方法としては、新たなセンサ
ーを追加するのではなく、他の用途に使用されるセンサ
の検出信号を利用して構成の複雑化を防止する工夫をす
ることが望ましい。
そこで、本実施例では、アクティブAF(オートフォー
カス)用センサ29を利用する。アクティブAFは、第
1図の左上部に示されるように赤外LED28が発した
光の反射光を検出して距離を測定するものであるか、周
囲の光の影響を避けるためにLED28が発光した直後
の信号を検出するのみである。したがって、それ以外の
タイミングてセンサ29の検出信号のレベルを測定すれ
ば周囲の明るさの大体の情報を得ることができる。第1
図ては、測距回路31に至る前に信号線を分岐し、アン
プ34で検出信号を増幅した後、A/D変換器35によ
りデジタル信号に変換してcpugo内のカメラ動作制
御手段21に直接人力できるようになっている。カメラ
動作制御手段21は、人力信号を所定の基準値(あらか
しめROM25に記憶されている)と比較し、その比較
結果に基ついてアイリス機構2とシャッタ3を制御し、
1回目の露光を行う。
第6図は本実施例の動作手順を示すフローチャートであ
る。
まず、光センサ29のA/D変換された出力信号を取込
み(ステップ60)、基準値と比較して明るさを判定す
る(ステップet)。このとき、暗いと判断した場合に
は第2図の条件イより低輝度側に合わせて露光を行い(
ステップ62)、明るいと判断した場合は、条件イより
高輝度側に合わせた条件で露光を行い(ステップ63)
、中間の明るさと判断した場合には条件イて露光する(
ステップ64)。
次に、信号の読出しと各輝度域毎の画素のカウントを行
い(ステップ65〉、白とび、黒つふれの量を判断する
(ステップ66)。黒つふれが多い場合は、1回目の露
光より低輝度側にずらした条件で2回目の露光を行い(
ステップ67)、白とびか多い場合は高輝度側にずらし
た条件で露光しくステップ68)、信号の読出しと各輝
度域毎の画素数のカウントを行って(ステップ69)、
輝度ヒストグラムを作成する(ステップ70)。ステッ
プ66において、白とび、黒つぶれの量か少なく、主要
な部分の輝度分布情報が既に得られていると判断した場
合は、2回目の露光を行わずに輝度ヒストグラムを作成
する(ステップ70)。
次に、評価値の計算を行い(ステップ71)、露光条件
を決定しくステップ72)、露光を行って(ステップ7
3)、撮像信号をフロッピーディスクに記録する(ステ
ップ74)。
実施例3 本実施例では、撮像対象の明るさに関する情報を、オー
トホワイトバランス調整用のAWBセンサ30から得る
ようにしたものである。
オートホワイトバランスは、平滑回路16と白バランス
回路17の動作により、マトリックス回路8゜9から出
力される色差信号のレベル差を零とするように調整する
ものであり、この調整を行う場合には、第1図の左上部
に示されるスイチSWIは、AF系駆動回路32の制御
によりA端子側に切換えられる。一方、本実施例におい
て、明るさの情報を取得する場合は、スイッチSWIは
B端子側に切換えられる。
AWBセンサ30から得られた信号(各色を総合した絶
対値信号)はアンプ36で増幅され、A/D変換器37
てデジタルデータに変換されてCPU20内のカメラ動
作制御手段21に人力される。カメラ動作制御手段21
は、前述した第6図のフローチャートに従って制御動作
を実行し、露出制御を行う。
実施例4 本実施例では、撮像対象の明るさに関する情報を、パッ
シブAFセンサ(不図示)より得る。
パッシブAFセンサは、センサ上に被写体の像を結像さ
せ、そのはけや位置のずれから距離をMするものである
。本実施例てはセンサの信号レベルと、その信号を得る
ために要したセンサの積分時間から被写体の明るさを推
定することかできる。
実施例5 上述したように、測光のための露光は、はとんどの場合
、1回または2回ですむが、必ずしも2回たけで終了す
るとは限らない。基本的には、それまでの露光で正確な
輝度情報が得られなかった画素かとれたけ残っているか
により、測光のための露光を続行するか終了するかの判
断を行うのが最もよい。
例えば、カメラの仕様として19Lvまでカバーする必
要がある場合、10.5Lv −13,5Lvに合わせ
た露光から始めたのては、被写体が非常に明るいときは
2回の露光たけではカバーできず、自とびが残っていた
らもう一回露光しなければならない。
例えば、第7図のような状態の被写体の場合、中間条件
で1回目の露光では白とび、黒つぶれともに多い。この
ようなとき、どちらか少しても大きい方を選んで露光条
件を変えて露光するたけては他方の輝度域の情報が無視
され、的確な判断ができない。この場合は、他方に合わ
せた露光も行うことが望ましい。
このような制御を行う場合のカメラ動作制御手段21の
動作フローが第8図および第9図に示される。
第8図は、前掲の第5図のステップ43およびステップ
44を、それぞれステップ80およびステップ81に置
換し、かつ、ステップ45とステップ46を切り離し、
かつ、ステップ45からステップ42へ戻る帰還ループ
を追加したものである。同しく、第9図は、前掲の第6
図のステップ67およびステップ68を、それぞれステ
ップ90およびステップ91に置換し、かつ、ステップ
69とステップ70を切り離し、かつ、ステップ69か
らステップ66へ戻る帰還ループを追加したものである
本実施例では、自とびの方か大きいのなら2回目は高輝
度側に合わせた露光を行う。その結果、高輝度側の画素
について輝度情報が得られる。この2回の露光でどちら
でも黒つぶれしている画素とどちらでも白とびしている
画素を比べると、黒つぶれの画素の数か多いので、次に
は、低輝度側に合わせた露光を行うことになる。この場
合、前2回の露光条件を覚えておき、そのとちらよりも
低輝度側にすらして露光を行う。黒とびの量か所定値よ
り少なくなるまで(必要な情報が得られるまで)、測光
のための露光を実行し、輝度ヒストクラムを作成するの
に必要な情報か得られたならば、全輝度範囲について情
報が得られていなくても露光を終了する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、以下の効果が得ら
れる。
(1)全輝度範囲に渡っての画素分布ヒストグラムを作
成しようとする従来の発想を排し、全輝度範囲の情報は
必ずしも必要なく、輝度情報が得られていない画素の総
数がある基準以下となって所定レベル以上のヒストグラ
ムを作成することがてきれば、露光は十分とする新規な
測光方式を採用することにより、どのような撮像画面に
対しても輝度ヒストグラムの精度を所定レベル以上に維
持しつつ、測光時間の短縮を図ることかできる。
(2)露光条件を変えて複数回の撮影を行い、撮像信号
から輝度ヒストクラムを作成して測光し、露出制御する
機構において、1回目の露光をAE連動範囲の中間輝度
範囲に合わせて行い、その結果に基づき2回目の露光の
条件を決定する構成とすることにより、はとんとの場合
、2回の露光で測光を完了させることができ、露出制御
の精度を維持しつつ、カメラの応答性を向上させること
かできる効果か得られる。
(3)また、他の用途に使用されるセンサから、撮像画
面の明るさに関する情報を得て、その情報に基づいて1
回目の露出条件を決定することにより、1回の露光で測
光を完了させる可能性を高め、悪くしても2回の露光で
確実に測光を完了させることができ、露出制御の精度を
維持しつつ、カメラの応答性を向上させることができる
効果か得られる。
(4)これらの効果により、シャッターチャンスを逃す
ことなく、鮮明な画像を得ることかできるカメラを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカメラの制御機構の一実施例の構成を
示す図、 第2図はCCD (撮像素子)の特性(輝度と信号レベ
ルの関係)を示す図であり、 第3図(a) 、  (b)は測光により得られた撮像
信号の状態の一例を示す図、 第4図は第1の実施例において、1回目の露光により得
られた撮像信号に基づいて作成された輝度ヒストグラム
の一例を示す図、 第5図は第1の実施例における制御手順を示すフローチ
ャート、 第6図は第2および第3の実施例における制御手順を示
すフローチャートである。 第7図は撮像画面の輝度分布の一例を示す図、第8図お
よび第9図は第5の実施例の動作手順を示すフローチャ
ートである。 1・・レンス系     2・アイリス機構3・・シャ
ッター    4・・・CCD (撮像素子)5・・・
増幅器      6・・・輝度信号処理回路7・・・
色分離回路 8.9・・・マトリックス回路 10・・・エンコーダ回路 11・・・同期信号付加回路 12・・・FM変調回路
i3・・アンプ      14・記録ヘッド15・・
フロッピーディスク 16・・・平滑回路     17・・・白ノ・ランス
回路18a〜18n・・・比較器  19a〜19n・
・・カウンタ20・・・CPU 21・・・カメラ動作制御手段 22・・評価値算出手段 23・・・レリーズスイッチ 24・・・RAM25・
・・ROM       2B・・・AFモータ27・
・・AE駆動回路   28・・・LED29・・アク
ティブAE用光センサ 30・・・AWB用センサ  31・・・測距回路32
・・・AF系駆動回路  33・・・記録回路34・・
・アンプ      35・・A/D変換器36・・・
アンプ 37・・A/D変換器 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮像素子(4)と、 該撮像素子(4)の露光量を調整するため の露光量調整手段(2、3)と、 該露光量調整手段(2、3)の動作を制御 する露出量制御手段(21、26、27)と、前記撮像
    素子(4)から得られる輝度信号(Y)に基づき、撮像
    画面の輝度情報を取得する輝度情報取得手段(18、1
    9、20、21、22、24、25)とを具備し、 露出制御を行う際、前記露出制御手段(21、26、2
    7)は、まず、前記露光量調整手段(2、3)を制御し
    て露出制御可能な輝度範囲のほぼ中間の輝度域に露出を
    合わせて第1回目の露光を行わせ、 前記輝度情報取得手段(18、19、20、21、22
    、24、25)は、該第1回目の撮影により得られた輝
    度信号(Y)に基づいて輝度レベルに対する撮像画面の
    画素の分布データを得、これにより、白とびした部分と
    黒つぶれした部分のそれぞれの画素の総量を求めて前記
    露出制御手段(21、26、27)に通知し、該露出制
    御手段(21、26、27)は、通知された分布データ
    に基づき、以後、白とびした部分と黒つぶれした部分の
    量が所定値より少なくなるまで、前記露光量調整手段(
    2、3)を制御して露光量を変化させながら露光を行わ
    せ、白とびした部分と黒つぶれした部分の量が前記所定
    値より少なくなると、露出制御可能な全輝度範囲につい
    て輝度情報が得られていなくても露光を終了させ、この
    露光終了時点で得られたデータに基づいて作成された評
    価値が大きい輝度域が適正な信号レベルとなるように前
    記露光量調整手段(2、3)を制御し、最終的な露出制
    御を実行するカメラの露出制御機構。
  2. (2)露出量制御手段(21、26、27)は、第1回
    目の撮影を実行する代わりに、測距用センサやオートホ
    ワイトバランス用センサ等の自動露出制御以外の他の用
    途に使用されるべく設けられている光センサの信号から
    被写体の明るさに関する情報を得、所定の基準値と比較
    して該被写体が明るいと判断した場合は、前記基準値に
    対応する露光量よりも露出を減らした条件で露光を実行
    させ、被写体が暗いと判断した場合は、前記基準値に対
    応する露光量より露出を増大させた条件で露光を実行さ
    せるようにした請求項1記載のカメラの露出制御機構。
JP2052992A 1990-03-05 1990-03-05 カメラの露出制御機構 Pending JPH03254581A (ja)

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JP2052992A JPH03254581A (ja) 1990-03-05 1990-03-05 カメラの露出制御機構
US07/660,867 US5194960A (en) 1990-03-05 1991-02-26 Optical image signal control device
DE4106825A DE4106825A1 (de) 1990-03-05 1991-03-04 Belichtungskontrollvorrichtung fuer einzelbild-videokameras
GB9104586A GB2243261B (en) 1990-03-05 1991-03-05 Exposure control mechanism for still video camera

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