JPH03254372A - 電子部品用気密容器及びこれを用いた圧電振動子 - Google Patents
電子部品用気密容器及びこれを用いた圧電振動子Info
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- JPH03254372A JPH03254372A JP5044990A JP5044990A JPH03254372A JP H03254372 A JPH03254372 A JP H03254372A JP 5044990 A JP5044990 A JP 5044990A JP 5044990 A JP5044990 A JP 5044990A JP H03254372 A JPH03254372 A JP H03254372A
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- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 13
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電子部品用気密容器及びこれを用いた圧電振動
子を利用分野とし、特にシーム溶接により気密容器を形
成する際の溶接リングに関する。
子を利用分野とし、特にシーム溶接により気密容器を形
成する際の溶接リングに関する。
(発明の背景)
圧電振動子特に水晶振動子は時間あるいは周波数の基準
源又はフィルタ素子等に不可欠部品として有用されてい
る。近年では、抵抗、 コンデンサ等のチップ素子に代
表されるように表面実装用のものが望まれている。そし
て、例えばこのようなものの一つに、気密容器をシーム
溶接により形成したものがある(参照:特願平1−19
9032号等)。
源又はフィルタ素子等に不可欠部品として有用されてい
る。近年では、抵抗、 コンデンサ等のチップ素子に代
表されるように表面実装用のものが望まれている。そし
て、例えばこのようなものの一つに、気密容器をシーム
溶接により形成したものがある(参照:特願平1−19
9032号等)。
(従来技術)
第3図はこのような従来例の基本構成を説明する分解斜
視図である。
視図である。
水晶振動子は水晶片1、容器本体2及びカバー3からな
る。水晶片1は例えば矩形状のATカットとし、一端側
に引出し電極の延出した対電[iI4を形成する。容器
本体2は凹状のガラス体5を主として側壁上面に溶接リ
ング6を設ける。そして、底面上に側壁を貫通したリー
ド板7を露出させてなる(図中の8は疑似端子)。溶接
リング6はプレス加工(打ち抜き)により形成される。
る。水晶片1は例えば矩形状のATカットとし、一端側
に引出し電極の延出した対電[iI4を形成する。容器
本体2は凹状のガラス体5を主として側壁上面に溶接リ
ング6を設ける。そして、底面上に側壁を貫通したリー
ド板7を露出させてなる(図中の8は疑似端子)。溶接
リング6はプレス加工(打ち抜き)により形成される。
カバー3は外周の厚みを薄くして外周に段差を有してな
る。そして、水晶片lの一端側をリード板7に接続した
後、溶接リング6にカバー3の外周をシーム溶接して密
閉する。なお、シーム溶接はカバー3の対向する外周稜
線部にそれぞれ図示しないローラ対を当接する。そして
、ローラを回転移動させながら通電して先ず一組の対向
辺を、次に同様にして地組の対向辺を抵抗溶接する。
る。そして、水晶片lの一端側をリード板7に接続した
後、溶接リング6にカバー3の外周をシーム溶接して密
閉する。なお、シーム溶接はカバー3の対向する外周稜
線部にそれぞれ図示しないローラ対を当接する。そして
、ローラを回転移動させながら通電して先ず一組の対向
辺を、次に同様にして地組の対向辺を抵抗溶接する。
(従来技術の問題点)
しかしながら、上記構成のものでは、溶接リング6に起
因して次のような問題点があった。第図は溶接リング6
(とカバー3の接合部分)の−部の拡大断面図で、第2
図のA−A’断面図である。すなわち、溶接リング6の
プレス加工による剪断面は緩かな円弧状となる。そして
、破断面は略「状になる。但し、剪断面はプレス加工機
の刃が当接する側、破断面面は開力が抜ける側である。
因して次のような問題点があった。第図は溶接リング6
(とカバー3の接合部分)の−部の拡大断面図で、第2
図のA−A’断面図である。すなわち、溶接リング6の
プレス加工による剪断面は緩かな円弧状となる。そして
、破断面は略「状になる。但し、剪断面はプレス加工機
の刃が当接する側、破断面面は開力が抜ける側である。
したがって、剪断面を表面(カバー3側)とした場合に
は、カバー3における段差部の稜線部が円弧状面に当接
してガタッキを生じる。その結果、カバー3の外周と溶
接リング5との接合面が確実に接触せず、シーム溶接を
不完全にする問題があった。
は、カバー3における段差部の稜線部が円弧状面に当接
してガタッキを生じる。その結果、カバー3の外周と溶
接リング5との接合面が確実に接触せず、シーム溶接を
不完全にする問題があった。
(発明の目的)
本発明はカバーとの位置合わせを確実にして作業性を良
好とした電子部品用容器及びこれを用いた圧電振動子を
提供することを目的とする。
好とした電子部品用容器及びこれを用いた圧電振動子を
提供することを目的とする。
(解決手段)
本発明は、溶接リングの剪断面を容器本体側にし、破断
面をカバー側にしたことを解決手段手段とする。以下、
本発明の一実施例を説明する。
面をカバー側にしたことを解決手段手段とする。以下、
本発明の一実施例を説明する。
(実施例)
jI1図は本発明の一実施例を説明する水晶振動子の図
である。なお、前従来例図と同一部分には同番号を付与
しその説明は省略する。
である。なお、前従来例図と同一部分には同番号を付与
しその説明は省略する。
水晶振動子は前述同様に水晶片1を容器本体2内に装着
し、その側壁上面(溶接リング6)にカバー3をシーム
溶接により接合してなる。そして、この実施例では、溶
接リング6の剪断面をガラス体5側に、破断面をカバー
2側にしてガラス体5上に固着する。なお、溶接リング
6とガラス体5とは焼成により一体的に形成される。
し、その側壁上面(溶接リング6)にカバー3をシーム
溶接により接合してなる。そして、この実施例では、溶
接リング6の剪断面をガラス体5側に、破断面をカバー
2側にしてガラス体5上に固着する。なお、溶接リング
6とガラス体5とは焼成により一体的に形成される。
このようなものでは、破断面をカバー3側にしたので、
段差部と破断面の角部とが概ね一致して嵌合する。した
がって、位置決めの際にガタッキを生ずることなく、カ
バー3と溶接リング6(容器本体2)の接合面を確実に
当接する。その結果、シーム溶接を確実にして作業性を
向上できる。
段差部と破断面の角部とが概ね一致して嵌合する。した
がって、位置決めの際にガタッキを生ずることなく、カ
バー3と溶接リング6(容器本体2)の接合面を確実に
当接する。その結果、シーム溶接を確実にして作業性を
向上できる。
(他の事項)
なお、上記実施例では、水晶振動子を例として説明した
が、例えば抵抗・コンデンサ・等の他の電子部品にも適
用できるものである。また、溶接リングの剪断面側(あ
るいは破断面面側)にマーカを施し例えば着色していず
れの面であるか簡単に認識できるようにしてもよい。
が、例えば抵抗・コンデンサ・等の他の電子部品にも適
用できるものである。また、溶接リングの剪断面側(あ
るいは破断面面側)にマーカを施し例えば着色していず
れの面であるか簡単に認識できるようにしてもよい。
(発明の効果)
本発明は、溶接リングの剪断面を容器本体側にし、破断
面をカバー側にしたので、カバーとの位置合わせを確実
にして作業性を良好とした電子部品用容器及びこれを用
いた圧電振動子を提供でき
面をカバー側にしたので、カバーとの位置合わせを確実
にして作業性を良好とした電子部品用容器及びこれを用
いた圧電振動子を提供でき
第1図は本発明の一実施例を説明する水晶振動子の一部
拡大要部図(第3図のA−A’断面図)である。 第2図は従来例を説明する水晶振動子の分解図、第3図
は同図のA−A’の断面図である。
拡大要部図(第3図のA−A’断面図)である。 第2図は従来例を説明する水晶振動子の分解図、第3図
は同図のA−A’の断面図である。
Claims (2)
- (1)電子素子を収容する容器本体の側壁上面に溶接リ
ングを設け、前記容器本体を封止するカバーと前記溶接
リングをシーム溶接により接合した電子部品用気密容器
において、前記溶接リングをプレス加工により形成する
とともに、前記溶接リングの剪断面を容器本体側にし、
破断面をカバー側にして接合したことを特徴とする電子
部品用容器。 - (2)前記電子素子を圧電片として構成したことを特徴
とする圧電振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5044990A JPH03254372A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 電子部品用気密容器及びこれを用いた圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5044990A JPH03254372A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 電子部品用気密容器及びこれを用いた圧電振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03254372A true JPH03254372A (ja) | 1991-11-13 |
Family
ID=12859174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5044990A Pending JPH03254372A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 電子部品用気密容器及びこれを用いた圧電振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03254372A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012043313A1 (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-05 | 京セラ株式会社 | 素子収納用パッケージ、およびこれを用いた電子装置 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP5044990A patent/JPH03254372A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012043313A1 (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-05 | 京セラ株式会社 | 素子収納用パッケージ、およびこれを用いた電子装置 |
CN102884618A (zh) * | 2010-09-28 | 2013-01-16 | 京瓷株式会社 | 元件收纳用容器及使用其的电子装置 |
JP5570609B2 (ja) * | 2010-09-28 | 2014-08-13 | 京セラ株式会社 | 素子収納用パッケージ、およびこれを用いた電子装置 |
US9237662B2 (en) | 2010-09-28 | 2016-01-12 | Kyocera Corporation | Device housing package and electronic apparatus employing the same |
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