JPH03253566A - スパッタリング装置 - Google Patents

スパッタリング装置

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JPH03253566A
JPH03253566A JP5238190A JP5238190A JPH03253566A JP H03253566 A JPH03253566 A JP H03253566A JP 5238190 A JP5238190 A JP 5238190A JP 5238190 A JP5238190 A JP 5238190A JP H03253566 A JPH03253566 A JP H03253566A
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JP
Japan
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panel holder
rotary table
rolling
rolling base
vacuum chamber
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JP5238190A
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English (en)
Inventor
Katsutada Hanaki
花木 克任
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、真空中ての気体の放電により生じる気体イ
オンを加速させてターゲットに衝突させ、これに伴いタ
ーゲットからはじき飛ばされた粒子により成膜を行うス
パッタリング装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種スパッタリング装置として、真空槽の内底
に回転テーブルを設け、このテーブル上に複数個の基板
支持パネルを上下に長い多角筒状に配置して、テーブル
を回転しなから成膜を行うようにしたものがある。この
ものでは、成膜物質を供給するターゲットが、真空槽の
周側壁内面に設けられており、このターゲットからの粒
子の放射領域を上記支持パネルが通過する際に成膜を行
うようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来装置では、基板の換装を行う際、個々の基板支
持パネルをテーブルに対して着脱し、或いは各支持パネ
ルをテーブルに装着した状態のままで成膜基板を一個ず
つ着脱していた。もちろん、この作業は人手によって行
われていた。そのため、基板の換装作業に長時間を要し
、しかも成膜終了後、高温の基板支持パネルや基板等が
、人手で取扱える温度にまで冷えるのを待つ必要があり
、この種スパッタリング装置の運転休止時間を短縮して
その生産性を向上する上で問題となっていた。
また、真空槽は定期的に清掃を行う必要があるが、その
際に基板支持パネルを支持する構造物が邪魔になりやす
く、清掃に手間を要することや、隅々まで十分に清掃を
行えないこと等の点でも不利があった。
この発明は、上記の問題点を解消するものであって、そ
の目的は、複数個の基板支持パネル、及びこれらのパネ
ルを所定姿勢に支持する手段を一個のユニットとして構
成し、このユニットを回転テーブルに対して出し入れ可
能とすることによって、成膜基板の換装作業を能率良く
行えるようにし、スパッタリング装置の稼動率を向上し
てその生産性を向上することにある。
この発明の第2の目的は、清掃作業時にはパネル支持手
段を槽外に取り出させ得るようにして、清掃作業の簡便
化と清掃内容の充実化とを同時に実現することにある。
この発明の第3の目的は、複数個の基板支持パネルを一
個のユニットとして取扱えるようにすることで、換装作
業の自動化にも容易に対応することのできるスパッタリ
ング装置を得ることにある。
(課題を解決するための手段) この発明に係るスパッタリング装置は、真空槽の内底に
回転テーブルを有し、このテーブル上に複数の基板支持
パネルが多角筒状に配置され、真空槽の外周壁内面に、
上記パネルの外表面に向って成膜粒子を供給するスパッ
タリング用のターゲットが設けられていることを前提と
している。
そして、上記テーブル上に、複数の基板支持パネルが着
脱可能に装填されるパネルホルダを回転テーブルとは別
体に設けること、このパネルホルダと回転テーブルとの
少なくともいずれか一方に転動部材を設けること、回転
テーブル上において、パネルホルダの位置決めを行う位
置決め手段と、パネルホルダを移動不能に固定するロッ
ク手段とをそれぞれ回転テーブルに設けて、パネルホル
ダが上記転動部材を介して真空槽の内外間で出し入れ自
在に構成されていることを要件としている。
好ましくは、パネルホルダの下端に転動ベースを設け、
回転テーブルには、水平軸回りに転動して上記ベースを
移行案内する一群の転動部材を設ける。縦軸回りに回転
して転動ベースの横方向の位置決めを行う一群の位置決
めローラと、転動ベースの移行軌跡上に設けられて、そ
の移行限界を規制するストッパーとで位置決め手段を構
成する。
また、転動ベースに係合して該ベースの移行を阻止する
ロックピンと、このロックピンを上記ロック姿勢と転動
ベースの移行軌跡から退避するアンロック姿勢との間で
変位自在に支持するピン支持部材と、ロックピンをロッ
ク姿勢に移動付勢する付勢手段とでロック手段を構成す
る。
さらに好ましくは、真空槽の外部に、パネルホルダを回
転テーブルに対して受渡し操作するための台車を設け、
台車の上面には、回転テーブル上の転動ベースを同一平
面上で移行案内する一群の横ローラと、台車上において
転動ベースの横方向の位置規制を行う一群の縦ローラと
をそれぞれ回転自在に設ける。また、台車の受渡し端に
パイロット片を設け、台車が回転テーブルに隣接する受
渡し状態において、上記パイロット片がロック手段をア
ンロック姿勢に切換え操作するように構成する。
(作用) 基板支持パネルが装填されるパネルホルダを回転テーブ
ルとは別体に設け、これと回転テーブルとの間に設けた
転動部材を介して、パネルホルダを回転テーブルに送り
込み、或いはテーブルから引き出させるようにするので
、パネルホルダに装填された基板支持パネルを一括して
換装でき、成膜基板の換装作業を能率良く行うことが可
能となる。
また、清掃時には、パネルホルダを真空槽の外部に取り
出すことができるので、簡便にしかも十分に清掃を行う
ことができる。
複数の基板支持パネルをパネルホルダに装填した状態の
ままで全体を一個のユニットとして出し入れでき、しか
もテーブル上においてはパネルホルダを位置決め手段で
位置決めてきるので、テーブルに対するパネルホルダの
送り込み動作と引き出し動作との装置化を図ることで自
動的な換装を行うことができ、基板換装作業の自動化を
容易に実現できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第10図はこの発明の実施例に係るスパッタリ
ング装置を示す。第1図及び第2図において、スパッタ
リング装置は、機台1上に固定した上下に長い太鼓形断
面の真空[2と、真空槽2の内底に配設された回転テー
ブル3と、このテーブル3上に載置されるパネルホルダ
4と、パネルホルダ4の周囲に装着されて断面六角形状
に配置された8個の基板支持パネル5と、真空槽2の周
側壁に対向姿勢で配置された1対のターゲット66と、
各ターゲット6に対応して設けられたシャッタ7.7と
を備えてなる。
真空槽2は、その−側に設けたドア8で開閉することか
でき、ドア8を閉した後、排気通路9を介して真空引き
を行うことによって、内部空気を排除し、成膜中の圧力
をスパッタリングに必要な値に維持てきるようになって
いる。10はイオンにする不活性ガスを導入する導入ポ
ート、10aはこの導入ポート10から導入される不活
性ガスを適切な量たけ安定に制御するための制御装置で
ある。排気状態において、ドア8には外圧が作用するが
、このときのドア8の閉止壁面に対する密着度を高める
ために、2個のヒンジ軸を備えた上下1対のヒンジ金具
11てドア8を支持している。
回転テーブル3の下面中央には駆動軸13が固定されて
いる。この軸13を真空WI2の底壁に装着した軸受ユ
ニット14て支持し、さらに、軸受ユニット14の下端
に設けたサーボモータ15て回転駆動することにより、
回転テーブル3が回転操作されるようになっている。軸
受ユニット14の内部には、常法に従ってベアリングや
気密用のシール材が組み込まれている。
ターゲット6は、気体イオンの衝突により成膜物質の粒
子を放射する材料と気体のイオン化とその加速のための
電極とを構成しており、上下に長い基板支持パネル5の
上下範囲の全てに成膜物質の粒子を放射供給することが
できる。各ターゲットロの放射面側は、粒子の放射領域
を絞る枠状のディフレクタ16で覆われている。また、
ディフレクタ16と基板支持パネル5との間にはシャッ
タ7が設けられている。
各シャッタ7は、真空槽2の天井壁に装着された2mの
ロータリソレノイド17で個別に操作されて、第2図に
実線で示す開放姿勢と想像線で示す閉止姿勢とに切り換
えられる。このとき、各シャッタ7の揺動中心を回転テ
ーブル3の中心より各ターゲット6から離れる側に設定
して、開放姿勢への回避動作を無理なく行えるようにし
ている。
両シャッタ7は天井壁の側においてそのアーム部7aが
上下段違い状に配置されているが、開閉時の相互干渉を
避けるために、上側のアーム部7aには逃げ満7bが設
けられている。このように、シャッタ7を個別的に開閉
操作できるようにすると、各ターゲット6か′ら異る成
膜物質を供給して、多層膜を形成することができる。も
ちろん、両ターゲット6は同じ成膜物質を供給するもの
であってもよい。
8個の基板支持パネル5を真空NI2に対して一括して
出し入れするために、パネルホルダ4は回転テーブル3
とは別体に構成され、回転テーブル3の上面に移行案内
用の転動部材19と、パネルホルダ4の位置決めを行う
位置決め手段20とか設けられ、さらに、パネルホルダ
4を移動不能に固定するロック手段21が設けられてい
る。また、真空槽2の外部にパネルホルダ4を受渡し操
作するための台車22が設けられている。
第1図において、パネルホルダ4は、矩形の転動ベース
23と、このベース23上に4個の脚24を介して固定
支持された下円板25と、下円板25の中央に固定され
た管軸26と、管軸26の上端に固定された上円板27
とで、上下に長い巻取りドラム状に構成されている。上
下の円板25゜27は回転テーブル3と同一直径に形成
されているが、第2図に示すように転動ベース23は下
円板25の外郭線からはみ出ない大きさにしである。
第4図〜第7図において、上下円板25. 27の対向
面には、基板支持パネル5を装着するための取付部材が
設けられている。この取付部材は、上下円板25.27
のそれぞれにねし止めされて、基板支持パネル5の取付
姿勢を六角形状に規定する取付枠28と、取付枠28の
外面中央からねじ込み固定されたボルト29とからなる
基板支持パネル5は、上記ボルト29の頭部29aと取
付枠28との間に差し込み装着される。
そのために、各パネル5の上下縁の中央部にそれぞれ装
着溝30.31が形成されている。これらの装着溝30
.31には、ボルト29の頭部29aより大径の通し溝
30a、31aと、ボルト29の軸部に外嵌して頭部2
9aで抜止め支持される係合溝30b、31bとが隣接
して設けられている。第5図〜第7図に示す装着状態に
おいて、基板支持パネル5は、上記係合溝30b、31
bがボルト29に受止められ、自重で装着姿勢を維持し
ている。この状態から、基板支持パネル5を上方に持ち
上げ、上下の通し溝30a、31bをボルト2つの頭部
29aと同じ高さ位置にすると、パネル5をパネルホル
ダ4から取外すことができる。
図示していないが、基板支持パネル5の板面外側には多
数個の成膜基板か掛止め装着されている。
基板支持パネル5は基本的に上下に長い矩形板として形
成されているが、放射粒子の内部侵入を防ぐために、そ
の両側縁が内向きに折り曲げられ、隣接するパネル5で
侵入阻止構造とされている。
詳しくは、第4図に示すように、図に向って左方の折曲
片32とL字形断面の右方の折曲片33とを内外に位置
させ、両折曲片32.33間に形成される隙間をジグザ
グ状に折り曲げている。
第3図において、回転テーブル3の上面には、パネルホ
ルダ4の転動ベース23を移行案内する転動部材1つが
設けられている。転動部材19は、1対のローラ支持枠
35と、この枠35に沿って水平軸回りに回転自在に支
持された8個のローラ36からなる。第10図に示すよ
うに、ローラ36の上端はローラ支持枠35の上面より
上方に突出していて、全ローラ36で転動ベース23を
水平に支持する。
上記ローラ支持枠35の外面に沿って1対のローラ台3
7が配置され、このローラ台37上に垂直軸回りに回転
自在な位置決めローラ38が3個ずつ配置されている。
また、ローラ支持枠35の一側端(図に向って右端側)
に1対のストッパー39が配置され、このストッパー3
9と位置決めローラ38とで位置決め手段20が構成さ
れている。第3図及び第10図に示すように位置決めロ
ーラ38は、転動ベース23の対向する周側面と当接し
て横方向の位置決めを行い、同時に転動ベース23が蛇
行するのを防く。また、ストッパー39は、転動ベース
23の移行軌跡上に位置して、パネルホルダ4を回転テ
ーブル3上に送り込み操作するときの移行限界を規制す
る。この位置決め状態において、パネルホルダ4の中心
は回転テーブル3の中心と一致している。
成膜時、パネルホルダ4は回転テーブル3と同行回転す
るが、このときパネルホルダ4が転動部材19上を遊動
移行するのを阻止するために、ストッパー39と対向す
る位置にロック手段21が設けられている。第3図にお
いて、ロック手段21は、転動ベース23の周側縁に係
合する1対のロックピン40と、このロックピン40を
支持するロックアーム41(ピン支持部材)と、ロック
アーム41の中途部を軸支する揺動軸42と、ロックア
ーム41の一端に揺動軸42と平行に固定されたウェイ
ト43(付勢手段)と、揺動軸42の軸方向中央に固定
されたロック解除アーム44とで構成されている。ロッ
ク解除アーム44の先端には受動ローラ45が遊転自在
に支持されている。
第8図に示すように、上記ロックピン40はウェイト4
3の付勢力によって持ち上げられ、転動ベース23の周
側縁と係合するロック姿勢に維持されている。この状態
から、ウェイト43の重量に抗してロック解除アーム4
4を押し下げ操作すると、第9図に示すように、ロック
ピン40は転動ベース23の下方へ揺動移行して、転動
ベース23が回転テーブル3の径方向外側へ移行するこ
とを許す。
第1図及び第2図において、台車22は、キャスタ47
で支持されてそれ自体が移動自在であり、しかも、上面
に設けた一群の横ローラ48及び縦ローラ49によって
、パネルホルダ4を移行自在に支持できるよう構成され
ている。横ローラ48は回転テーブル3上に設けられた
ローラ36と同し高さ位置で転動ベース23を移行案内
し、縦ローラ49は位置決めローラ38と同様に転動へ
一ス23を直進案内する。これにより、パネルホルダ4
は台車22と回転テーブル3との間で同一平面上をガタ
付きなくスムーズに移行できる。
台車22は、第1図に想像線で示すキャスタ47の位置
まで移動して、パネルホルダ4の受渡しを行う。この台
車22の移動動作を利用してロック手段21をロック解
除操作するために、台車22の上面の受渡し端にパイロ
ット片50か設けられてlりる。第9図及び第10図に
おいて、パイロット片50は、ロック解除アーム44の
受動ロラ45に対応する中央位置に設けられていて、台
車22が回転テーブル3に接近するのに先行して受動ロ
ーラ45の上面に当接し、ロック解除アーム44をウェ
イト43の付勢力に抗して押し下げ操作する。これによ
り、ロックピン40゛は転動へ一ス23の移行軌跡の下
方へ退避するので、回転テーブル3と台車22との間の
パネルホルダ4の移行を自由に行うことができる。
上記パイロット片50よりさらに突出した位置には、ロ
ック解除操作されたロック手段21を再びロック姿勢に
復帰操作する復帰ピン51が設けられている。第8図及
び第10図に示すように、復帰ピン51は受動ローラ4
5の下面より下方において横向きに突出する状態で設け
られていて、パイロット片50が受動ローラ45と当接
するのに先行して、受動ローラ45の下面をくぐり抜け
る。従って、パネルホルダ4の受渡し後に、台車22を
回転テーブル3から引離し操作するとき、たとえロック
アーム41がアンロック姿勢を維持していたとしても、
受動ローラ45が復帰ピン51で強制的に押し上げ操作
されて、ロックピン40をロック姿勢に復帰させること
ができる。
したかって、以上のようなスパッタリング装置によれば
、台車22を回転テーブル3に横付けした後、パネルホ
ルダ4を台車22上へ引き出すことにより、全ての基板
支持パネル5を真空槽2から一括して取り出すことがで
きる。この取出し操作は、転動ベース23に牽引力を作
用させるだけで行えるので、基板支持パネル5やパネル
ホルダ4が熱い状態の成膜終了直後でも直ちに行うこと
ができる。
この後、成膜前の基板支持パネル5及びパネルホルダ4
か搭載された台車22を回転テーブル3に横付けし、パ
ネルホルダ4を回転テーブル3に送り込み装填し、空に
なった台車22を後退させると、ロック手段21がロッ
ク姿勢に切り換わって、再び成膜作業に移ることができ
る。このように、全ての基板支持パネル5を一括して換
装することによって、換装作業を短時間で能率良く行う
ことができるので、その分だけスパッタリング装置の稼
動率を向上して生産性を向上することかできる。
真空槽2の内部の清掃や部品交換を行う際には、パネル
ホルダ4を槽外に取り出す。これにより、回転テーブル
3の上方空間の殆どが開放されるので、清掃や部品交換
などの保守作業を容易に行うことができる。
尚、上記実施例では、回転テーブル3に転動部材19を
設けたが、これに限定されず、転動部材19は転動ベー
ス23の側、或いは転動ベース23と回転テーブル3と
の双方に設けてもよい。また、転動部材19は、ローラ
以外にボールや二ドルローラ等を回転要素とするもので
あってもよく、ローラは傾斜軸回りに遊転するものであ
ってもよい。
ロック手段21は転動ベース23の側に設けることもで
きる。
必要があれば、例えば、台車22をこれが回転テーブル
3に横付けされた状態と、ドア8の開放範囲外に退避し
た待機状態とに往復動自在に自動操作できるようにし、
さらに、横付は状態において、パネルホルダ4を自動機
構で送り込み、或いは引き出し操作できるようにして、
一連の換装作業を自動化することもできる。また、イン
ライン化された成膜処理工程中にスパッタリング装置を
組み込んで、省力化を図ることもできる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明に係るスパッタリング装
置では、複数個の基板支持パネルをパネルホルダに装着
し、全体を一個のユニットとして取扱えるようにした。
さらに、パネルホルダと回転テーブルの間に転動部材を
設けて、パネルホルダの移行操作を容易に行えるように
した。従って、本発明装置によれば、パネルホルダに装
填された基板支持パネルの全てを一括して換装すること
ができ、基板換装の手間を著しく削減できる。また、基
板支持パネルを個別的に取扱う必要がなく、パネルホル
ダを真空槽の外に引き出すだけの単純な操作で換装を行
うことができるので、基板支持パネルやパネルホルダが
十分に冷えるのを待つ必要がなく、全体として基板換装
に要する時間を短縮してスパッタリング装置の稼動率を
向上し、その生産性を向上できることとなった。
清掃時には、パネルホルダを真空槽の外部に取出して回
転テーブルの上方空間を開放てきるので、真空槽内にお
ける清掃作業等を簡便にしかも隅々まで確実に行うこと
ができ、同時に、真空槽内の部材の交換や補修等の保守
作業も容易化できる。
パネルホルダを出し入れするだけの単純な動作で基板換
装を行うことができ、しかもパネルホルダを回転テーブ
ルに送り込んた状態では、これを位置決め手段で位置決
めてきるので、例えば回転駆動されるコンベアローラや
流体圧シリンダでパネルホルダの出し入れを行うことに
よって、換装作業の自動化を実現し、或いは一連の処理
工程中にスパッタリング装置を配置して、インライン方
式の成膜処理を行うことにも適用でき、省力化を実現す
る上で有利である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例に係るスパッタリング装置を示
し、第1図はスパッタリング装置の縦断正面図、第2図
はスパッタリング装置の横断平面図、第3図は回転テー
ブルの平面図、第4図はパネルホルダ要部の横断面図、
第5図は基板支持パネルの装着構造を示す要部の縦断面
図、第6図は第5図におけるVI−Vl線矢視図、第7
図は第5図における■−■線矢視図、第8図及び第9図
はそれぞれロック手段のロック状態及びアンロック状態
を示す縦断面図、第10図はロック手段要部の側面図で
ある。 2・・・真空槽 3・・・回転テーブル 4・・・パネルホルダ 5・・・基板支持パネル 6・・・ターゲット 19・・・転動部材 20・・・位置決め手段 21・・・ロック手段 22・・・台車 23・・・転動ベース 38・・・位置決めローラ 39・・・ストッパ 40・・・ロックピン 41・・・ロックアーム(ピン支持部材)43・・・ウ
ェイト(付勢手段) 50・・・パイロット片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空槽の内底に回転テーブルを有し、このテーブ
    ル上に複数の基板支持パネルが多角筒状に配置され、真
    空槽の外周壁の内面に、上記パネルの外表面に向って成
    膜粒子を供給するスパッタリング用のターゲットが設け
    られているスパッタリング装置であって、 上記テーブル上に、複数の基板支持パネルが着脱可能に
    装填されるパネルホルダが回転テーブルとは別体に設け
    られ、 このパネルホルダと回転テーブルとの少なくともいずれ
    か一方に転動部材が設けられ、 回転テーブル上においてパネルホルダの位置決めを行う
    位置決め手段と、パネルホルダを移動不能に固定するロ
    ック手段とがそれぞれ回転テーブルに設けられており、 パネルホルダが上記転動部材を介して真空槽の内外間で
    出し入れ自在に構成されていることを特徴とするスパッ
    タリング装置。
  2. (2)パネルホルダの下端に転動ベースが設けられ、 回転テーブルには、水平軸回りに転動して上記ベースを
    移行案内する一群の転動部材が設けられており、 縦軸回りに回転して転動ベースの横方向の位置決めを行
    う一群の位置決めローラと、転動ベースの移行軌跡上に
    設けられて、その移行限界を規制するストッパーとで位
    置決め手段が構成され、 転動ベースに係合して該ベースの移行を阻止するロック
    ピンと、このロックピンを上記ロック姿勢と転動ベース
    の移行軌跡から退避するアンロック姿勢との間で変位自
    在に支持するピン支持部材と、ロックピンをロック姿勢
    に移動付勢する付勢手段とでロック手段が構成されてい
    る請求項(1)記載のスパッタリング装置。
  3. (3)真空槽の外部に、パネルホルダを回転テーブルに
    対して受渡し操作するための台車が設けられ、 台車の上面には、回転テーブル上の転動ベースを同一平
    面上で移行案内する一群の横ローラと、台車上において
    転動ベースの横方向の位置規制を行う一群の縦ローラと
    がそれぞれ回転自在に設けられており、 台車の受渡し端にパイロット片が設けられ、台車が回転
    テーブルに隣接する受渡し状態において上記パイロット
    片がロック手段をアンロック姿勢に切換え操作するよう
    に構成されている請求項(1)又は(2)記載のスパッ
    タリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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