JPH03252114A - 中性点接地装置 - Google Patents
中性点接地装置Info
- Publication number
- JPH03252114A JPH03252114A JP2050164A JP5016490A JPH03252114A JP H03252114 A JPH03252114 A JP H03252114A JP 2050164 A JP2050164 A JP 2050164A JP 5016490 A JP5016490 A JP 5016490A JP H03252114 A JPH03252114 A JP H03252114A
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- Japan
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- reactance
- compensation reactor
- grounding transformer
- grounding
- transformer
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Links
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- 239000000956 alloy Substances 0.000 abstract description 2
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- YOCUPQPZWBBYIX-UHFFFAOYSA-N copper nickel Chemical compound [Ni].[Cu] YOCUPQPZWBBYIX-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は線路の中性点アース用接続点を得るための中
性点接地装置に関する。
性点接地装置に関する。
(従来の技術)
変電所などにおける地絡保護のために、中性点接地装置
が使用されている。この種装置は、接地変圧器と、その
中性点側に接続される補償リアクトルと、接地抵抗とに
よって構成するのを普通としている。
が使用されている。この種装置は、接地変圧器と、その
中性点側に接続される補償リアクトルと、接地抵抗とに
よって構成するのを普通としている。
第5図は従来のこの種装置を示し、1はU、V。
W端子によって線路に接続される接地変圧器で。
1次コイル2と、2次コイル3とによって構成されであ
る。そしてその中性点Nは断路器4を介して補償リアク
トル5に接続され、この補償リアクトルの反対側は接地
されている。
る。そしてその中性点Nは断路器4を介して補償リアク
トル5に接続され、この補償リアクトルの反対側は接地
されている。
補償リアクトル5は、リアクタンス分6と、抵抗分7と
から構成されている。8は外部より補償リアクトル5の
導通状態、絶縁状態を確認するために設けられた接地開
閉器で、これは断路器4を開いた状態で使用する。
から構成されている。8は外部より補償リアクトル5の
導通状態、絶縁状態を確認するために設けられた接地開
閉器で、これは断路器4を開いた状態で使用する。
これらの構成要素は、ひとつのタンク9に収納され、S
F、ガスのような絶縁ガスによって絶縁されている。
F、ガスのような絶縁ガスによって絶縁されている。
(発明が解決しようとする課題)
ところでこの種装置において、前記のようにSF6ガス
のような絶縁ガスで絶縁すれば、従来の油入式変圧器、
補償リアクトルおよび空冷式の抵抗器を組み合わせて、
気中で配線する構成に比較して遥かに小型かつ軽量とな
る。
のような絶縁ガスで絶縁すれば、従来の油入式変圧器、
補償リアクトルおよび空冷式の抵抗器を組み合わせて、
気中で配線する構成に比較して遥かに小型かつ軽量とな
る。
しかし前記のように断路器4、接地開閉器8も同じタン
クに組み込む必要があるため、内部構造ならびに配線が
複雑となる。また接地面積を減少させるために、リアク
トルを変圧器の上部に搭載することがあるが、その場合
は装置全体の高さが高くなり、輸送上問題となることが
ある。
クに組み込む必要があるため、内部構造ならびに配線が
複雑となる。また接地面積を減少させるために、リアク
トルを変圧器の上部に搭載することがあるが、その場合
は装置全体の高さが高くなり、輸送上問題となることが
ある。
この発明は、補償リアクトルの使用を省略して。
この種装置の小型かつ軽量化を図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
この発明は、補償リアクトルとして必要なリアクタンス
を、接地変圧器の漏洩リアクタンスが受は持つ大きさと
なるように、前記接地変圧器を構成したことを特徴とす
る。
を、接地変圧器の漏洩リアクタンスが受は持つ大きさと
なるように、前記接地変圧器を構成したことを特徴とす
る。
またこの発明は、接地変圧器の1次コイルの一部または
全部を抵抗線とし、その抵抗値から補償リアクトルとし
て必要な抵抗器が得られるように構成したことを特徴と
する。
全部を抵抗線とし、その抵抗値から補償リアクトルとし
て必要な抵抗器が得られるように構成したことを特徴と
する。
(作用)
補償リアクトルとして必要なリアクタンス分は、接地変
圧器の漏洩リアクタンスが受は持つので、補償リアクタ
ンスは不用となる。したがってそれだけこの種装置を小
型にかつ軽量に構成することができる。
圧器の漏洩リアクタンスが受は持つので、補償リアクタ
ンスは不用となる。したがってそれだけこの種装置を小
型にかつ軽量に構成することができる。
また接地変圧器の1次コイルで補償リアクトルの抵抗器
を得るようにしているので、接地抵抗器は不用となる。
を得るようにしているので、接地抵抗器は不用となる。
これによってもこの種装置を小型にかつ軽量に構成する
ことができる。
ことができる。
(実施例)
この発明の実施例を第1図によって説明する。
なお第5図と同じ符号を付した部分は、同一または対応
する部分を示す。この発明にしたがい、接地変圧器1の
洩れリアクタンスを大きくし、これに補償リアクトルの
リアクタンスを含めるようにする。
する部分を示す。この発明にしたがい、接地変圧器1の
洩れリアクタンスを大きくし、これに補償リアクトルの
リアクタンスを含めるようにする。
補償リアクトルの抵抗器として抵抗を中性点Nに接続し
てもよいが、これに代えて1次コイル2の一部または全
部を、銅ニツケル合金のような抵抗線とすると、補償リ
アクトルの抵抗器がこれによって得られるようになる。
てもよいが、これに代えて1次コイル2の一部または全
部を、銅ニツケル合金のような抵抗線とすると、補償リ
アクトルの抵抗器がこれによって得られるようになる。
以上のようにすれば、第1図に示すように中性点Nを、
直接導体10を介して接地することができ、従来のよう
な補償リアクトル5を省略することができるようになる
。
直接導体10を介して接地することができ、従来のよう
な補償リアクトル5を省略することができるようになる
。
第3図は普通用いられる変圧器の等価回路であり、L□
、R1は1次コイル2のリアクタンスおよび抵抗、L、
、 R,は2次コイル3のリアクタンスおよび抵抗、L
e、Reは励磁リアクタンスおよび鉄損に相当する抵抗
である。
、R1は1次コイル2のリアクタンスおよび抵抗、L、
、 R,は2次コイル3のリアクタンスおよび抵抗、L
e、Reは励磁リアクタンスおよび鉄損に相当する抵抗
である。
Le、Reはほかに比較して極めて大きいので。
これを無視すると、第4図のようになる。ここにLは1
次コイル2と2次コイル3との間の洩れリアクタンス、
Rは両コイル2,3の抵抗である。
次コイル2と2次コイル3との間の洩れリアクタンス、
Rは両コイル2,3の抵抗である。
補償リアクトルは接地変圧器と直列に接続されるもので
あるから、接地変圧器の洩れリアクタンスL(正確には
しから導かれる変圧器の零相リアクタンス)を十分大き
くすれば、補償リアクトルのリアクタンスを、接地変圧
器に含めることが可能であることが理解されよう。
あるから、接地変圧器の洩れリアクタンスL(正確には
しから導かれる変圧器の零相リアクタンス)を十分大き
くすれば、補償リアクトルのリアクタンスを、接地変圧
器に含めることが可能であることが理解されよう。
1次コイル2側から見た接地変圧器1の洩れリアクタン
スしは、第2図を参照して次式から求められる。第2図
は両コイル2.3の右半分の断面を示し、a□t a2
は各コイルの幅、bは両コイル間の絶縁距離、hは各コ
イルの高さ、Dmは両コイルの平均直径、N工、N2は
各コイルの巻数である。次式の寸法の単位は■である。
スしは、第2図を参照して次式から求められる。第2図
は両コイル2.3の右半分の断面を示し、a□t a2
は各コイルの幅、bは両コイル間の絶縁距離、hは各コ
イルの高さ、Dmは両コイルの平均直径、N工、N2は
各コイルの巻数である。次式の寸法の単位は■である。
3
上式において、
f;周波数(七)
U m = 2πDm;1次及び2次コイルの平均周長
に:1に近い常数 である。
に:1に近い常数 である。
上式から理解されるように洩れリアクタンスを大きくす
るには、1次コイルの巻数N□を多くするか、コイルの
高さhを小さくするか、またはコイルの幅ai182ま
たは絶縁距離すを小さくすればよい。実際には1次コイ
ルの巻数N1を多くするのが最も有効である。
るには、1次コイルの巻数N□を多くするか、コイルの
高さhを小さくするか、またはコイルの幅ai182ま
たは絶縁距離すを小さくすればよい。実際には1次コイ
ルの巻数N1を多くするのが最も有効である。
一方変圧器の1次電圧は線路により決っているから、N
□は変圧器の1ターン当りの誘起電圧V□の逆数となる
。そしてV、は次式から求められる。
□は変圧器の1ターン当りの誘起電圧V□の逆数となる
。そしてV、は次式から求められる。
V、 =4.44f B+wS、 ・10−’ここでB
mは鉄心の磁束密度(tesla) 、S 0は鉄心の
断面積で、鉄心の直径をり、とすれば、これはS、=
(7C/’4) D、” (c#)と表わせる。
mは鉄心の磁束密度(tesla) 、S 0は鉄心の
断面積で、鉄心の直径をり、とすれば、これはS、=
(7C/’4) D、” (c#)と表わせる。
Bmは変圧器の設計でほぼ一定であるから、N工を大き
くすることはvl、すなわち鉄心の寸法S0もしくはり
。を小さくすることになる。このことは次のような利点
をもたらす。
くすることはvl、すなわち鉄心の寸法S0もしくはり
。を小さくすることになる。このことは次のような利点
をもたらす。
■変圧器の重量の大部分は鉄心が占めているので。
全体として軽量化がはかれる。
■接地変圧器は常時無負荷状態で運転されるため。
鉄心が小型化することにより、無負荷損(鉄損)が減少
する。
する。
(発明の効果)
以上詳述したようにこの発明によれば、接地変圧器の洩
れリアクタンスを補償リアクトルのリアクタンスを含む
大きさとし、これにより補償リアクトルを省略したので
、構成が簡単となるとともに、このように補償リアクト
ルが省略されたので、従来のように断路器、接地開閉器
が不用となることにより、これによっても構成が簡単と
なり、更に接地変圧器の1次コイルを抵抗線とすること
により、補償リアクトルとして必要な抵抗分を補うこと
ができるといった効果を奏する。
れリアクタンスを補償リアクトルのリアクタンスを含む
大きさとし、これにより補償リアクトルを省略したので
、構成が簡単となるとともに、このように補償リアクト
ルが省略されたので、従来のように断路器、接地開閉器
が不用となることにより、これによっても構成が簡単と
なり、更に接地変圧器の1次コイルを抵抗線とすること
により、補償リアクトルとして必要な抵抗分を補うこと
ができるといった効果を奏する。
第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2図はコイ
ルの右半部の断面図、第3図、第4図は等価回路図、第
5図は従来装置の回路図である。 1・・・接地変圧器、2・・・1次コイル、3・・・2
次コイル、9・・・タンク、
ルの右半部の断面図、第3図、第4図は等価回路図、第
5図は従来装置の回路図である。 1・・・接地変圧器、2・・・1次コイル、3・・・2
次コイル、9・・・タンク、
Claims (2)
- (1)洩れリアクタンスが補償リアクトルのリアクタン
スを含む大きさとなるように、接地変圧器を構成し、前
記接地変圧器の中性点側を接地するとともに、前記接地
変圧器をタンクに絶縁ガスとともに収納してなる中性点
接地装置。 - (2)接地変圧器の1次コイルの一部または全部を抵抗
線によって構成し、その抵抗分を補償リアクトルに必要
な抵抗分を含むようにした請求項1記載の中性点接地装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050164A JPH03252114A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 中性点接地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050164A JPH03252114A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 中性点接地装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03252114A true JPH03252114A (ja) | 1991-11-11 |
Family
ID=12851563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2050164A Pending JPH03252114A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 中性点接地装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03252114A (ja) |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP2050164A patent/JPH03252114A/ja active Pending
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