JPH0325198B2 - - Google Patents
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- JPH0325198B2 JPH0325198B2 JP62168457A JP16845787A JPH0325198B2 JP H0325198 B2 JPH0325198 B2 JP H0325198B2 JP 62168457 A JP62168457 A JP 62168457A JP 16845787 A JP16845787 A JP 16845787A JP H0325198 B2 JPH0325198 B2 JP H0325198B2
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- shaft portion
- washing machine
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Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、洗濯機に関する。
(ロ) 従来の技術
従来例に該当する洗濯機が、実開昭60−151493
号公報(D06F 17/06)に示されており、これを
第9図に基づいて説明する。
号公報(D06F 17/06)に示されており、これを
第9図に基づいて説明する。
101は機枠102に内設された洗濯槽、10
3は該洗濯槽101の底部中央に軸支された回転
翼、104は該回転翼103にプーリー105,
106を介して連結されたモータ、107は前記
回転翼103の中央より突出した棒108の先端
に着脱自在に取着された押え板であり、下面に裏
羽根109を有する。
3は該洗濯槽101の底部中央に軸支された回転
翼、104は該回転翼103にプーリー105,
106を介して連結されたモータ、107は前記
回転翼103の中央より突出した棒108の先端
に着脱自在に取着された押え板であり、下面に裏
羽根109を有する。
そして、前記モータ104により前記回転翼1
03を反転させることにより、洗濯物を撹拌し、
且つ前記押え板107により洗濯物の浮き上がり
を防止している。また、前記押え板107の裏羽
根109にても、槽内に水流を形成している。
03を反転させることにより、洗濯物を撹拌し、
且つ前記押え板107により洗濯物の浮き上がり
を防止している。また、前記押え板107の裏羽
根109にても、槽内に水流を形成している。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
前記従来例にあつては、前記押え板は、洗濯物
の浮き上がりの防止を目的とするものであつて、
例えば少量の洗濯物を洗う場合等前記押え板10
7よりも低い水位で洗濯を行なう場合には用を成
さず、必ずしも洗浄力の向上に寄与するものでは
ない。
の浮き上がりの防止を目的とするものであつて、
例えば少量の洗濯物を洗う場合等前記押え板10
7よりも低い水位で洗濯を行なう場合には用を成
さず、必ずしも洗浄力の向上に寄与するものでは
ない。
本発明の洗濯機は、斯かる問題点に鑑みて、回
転翼に補助翼を選択的に装着することで、洗濯物
の種類に適した洗濯が行なえるようにすると共
に、補助翼装着状態での洗濯時に、補助翼に加わ
る圧力による破損事故や補助翼の脱落事故を防止
するものである。
転翼に補助翼を選択的に装着することで、洗濯物
の種類に適した洗濯が行なえるようにすると共
に、補助翼装着状態での洗濯時に、補助翼に加わ
る圧力による破損事故や補助翼の脱落事故を防止
するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は、洗濯槽の底部に配設した回転翼の上
面に、補助翼を着脱自在に装着し、該補助翼と前
記回転翼との間に洗濯物を配して、前記補助翼の
裏羽根と回転翼とで擦り洗う洗濯機であつて、前
記回転翼の中央部に非円形状の軸穴を有する翼ボ
スを突設し、前記補助翼の裏面中央部には前記軸
穴に嵌合する軸部を突設すると共に、該軸部の基
部に沿つて環状のリブを設けて前記軸部とリブと
で環状溝を構成し、前記補助翼の装着時、前記環
状溝内に前記翼ボスの上端部が位置するようにし
たものである。
面に、補助翼を着脱自在に装着し、該補助翼と前
記回転翼との間に洗濯物を配して、前記補助翼の
裏羽根と回転翼とで擦り洗う洗濯機であつて、前
記回転翼の中央部に非円形状の軸穴を有する翼ボ
スを突設し、前記補助翼の裏面中央部には前記軸
穴に嵌合する軸部を突設すると共に、該軸部の基
部に沿つて環状のリブを設けて前記軸部とリブと
で環状溝を構成し、前記補助翼の装着時、前記環
状溝内に前記翼ボスの上端部が位置するようにし
たものである。
(ホ) 作用
即ち、靴下や軍手等の汚れのひどい小物類等
は、回転翼に補助翼を装着して、回転翼−補助翼
間に配し、少水量で裏羽根と回転翼とで強く擦り
洗う。そして、この時、洗濯物により、補助翼に
対し下から上へ圧力が加えられるが、軸部と環状
リブにより補助翼の動きを規制する。
は、回転翼に補助翼を装着して、回転翼−補助翼
間に配し、少水量で裏羽根と回転翼とで強く擦り
洗う。そして、この時、洗濯物により、補助翼に
対し下から上へ圧力が加えられるが、軸部と環状
リブにより補助翼の動きを規制する。
(ヘ) 実施例
一般的な全自動洗濯機を第7図に基づいて説明
する。
する。
1は機枠、2は機枠1の上部後方に設けられた
操作部、3は機枠1に内設された外槽、4は外槽
3に内設され、周囲に脱水孔5…を有する脱水兼
洗濯槽、6は洗濯槽4の底部に配設された回転
翼、7は駆動モータであり、洗濯槽4及び回転翼
6に動力伝達機構8を介して連結され、洗濯時に
は回転翼6を所定の周期で反転させ、脱水時には
洗濯槽4、回転翼6共に高速で一方向回転させ
る。9は外槽3の底部に設けられた排水口、10
は排水電磁弁、11は排水ホース、12は給水路
13中に設けられた給水電磁弁、14は外槽3の
底部一角に設けたエアートラツプであり、操作部
2内の圧力スイツチ15に圧力ホース16を介し
て連結されている。
操作部、3は機枠1に内設された外槽、4は外槽
3に内設され、周囲に脱水孔5…を有する脱水兼
洗濯槽、6は洗濯槽4の底部に配設された回転
翼、7は駆動モータであり、洗濯槽4及び回転翼
6に動力伝達機構8を介して連結され、洗濯時に
は回転翼6を所定の周期で反転させ、脱水時には
洗濯槽4、回転翼6共に高速で一方向回転させ
る。9は外槽3の底部に設けられた排水口、10
は排水電磁弁、11は排水ホース、12は給水路
13中に設けられた給水電磁弁、14は外槽3の
底部一角に設けたエアートラツプであり、操作部
2内の圧力スイツチ15に圧力ホース16を介し
て連結されている。
斯かる全自動洗濯機はマイクロコンピユータに
より制御され、以下このマイクロコンピユータ1
7(以下マイコンと称す)を中心とした洗濯機の
制御機構を第8図に基づいて説明する。
より制御され、以下このマイクロコンピユータ1
7(以下マイコンと称す)を中心とした洗濯機の
制御機構を第8図に基づいて説明する。
前記マイコン17は、CPU18、RAM19、
ROM20、タイマー21、システムバス22及
び入出力ポート23〜28から構成される。前記
CPU18は制御部29と演算部30とから構成
され、前記制御部29は命令の取り出し及び実行
を行ない、前記演算部30の命令の実行段階に於
いて、制御部29からの制御信号によつて入力機
器やメモリから与えられるデータに対し、二進加
算、論理演算、増減、比較等の演算処理を行な
う。前記RAM19は、洗濯機に関するデータを
記憶するためのものであり、前記ROM20は、
予め洗濯機を動かすための手段や、判断のための
条件の設定、各種情報の処理をするためのルール
等を読み込ませておくものである。
ROM20、タイマー21、システムバス22及
び入出力ポート23〜28から構成される。前記
CPU18は制御部29と演算部30とから構成
され、前記制御部29は命令の取り出し及び実行
を行ない、前記演算部30の命令の実行段階に於
いて、制御部29からの制御信号によつて入力機
器やメモリから与えられるデータに対し、二進加
算、論理演算、増減、比較等の演算処理を行な
う。前記RAM19は、洗濯機に関するデータを
記憶するためのものであり、前記ROM20は、
予め洗濯機を動かすための手段や、判断のための
条件の設定、各種情報の処理をするためのルール
等を読み込ませておくものである。
前記入力ポート23〜25には、前記各種操作
キーから構成される入力キー回路31、水位検知
機や上蓋の開閉に連動する上蓋安全スイツチ等の
検知回路31、予め使用者が希望する時刻に洗濯
が自動的に開始されるように設定する時間予約設
定回路32等からの信号が入力され、これらの情
報を基に、前記出力ポート26〜28から、前記
LED群から構成されるLED駆動回路34、工程
終了報知又は異常報知用ブザー回路35、双方向
性サイリスタ等から構成される負荷駆動回路36
等に制御信号が送出される。前記負荷駆動回路3
6は、前記マイコン17からの制御信号に従つ
て、回転翼駆動用モータ7の左右回転回路37,
38、給水電磁弁駆動回路39及び排水電磁弁駆
動回路40の動作を制御する。41は前記マイコ
ン17に電圧を供給する電源回路、42はリセツ
ト信号発生回路である。
キーから構成される入力キー回路31、水位検知
機や上蓋の開閉に連動する上蓋安全スイツチ等の
検知回路31、予め使用者が希望する時刻に洗濯
が自動的に開始されるように設定する時間予約設
定回路32等からの信号が入力され、これらの情
報を基に、前記出力ポート26〜28から、前記
LED群から構成されるLED駆動回路34、工程
終了報知又は異常報知用ブザー回路35、双方向
性サイリスタ等から構成される負荷駆動回路36
等に制御信号が送出される。前記負荷駆動回路3
6は、前記マイコン17からの制御信号に従つ
て、回転翼駆動用モータ7の左右回転回路37,
38、給水電磁弁駆動回路39及び排水電磁弁駆
動回路40の動作を制御する。41は前記マイコ
ン17に電圧を供給する電源回路、42はリセツ
ト信号発生回路である。
さて、斯かる全自動洗濯機に於いて、本実施例
では前記回転翼6に代えて、回転翼の上部に補助
翼を装着できるようにして二重翼構造とし、回転
翼と補助翼との間で洗濯物を擦り洗うようにして
いる。以下、第1図乃至第6図に基づいて説明す
る。
では前記回転翼6に代えて、回転翼の上部に補助
翼を装着できるようにして二重翼構造とし、回転
翼と補助翼との間で洗濯物を擦り洗うようにして
いる。以下、第1図乃至第6図に基づいて説明す
る。
43は前記駆動モータ7からの駆動力が伝達さ
れる翼軸であり、回転翼44が取着されている。
前記回転翼44は、前記洗濯槽4の底面の大半を
占める大径で、平面形状を成し、上面に大小の羽
根45…が等間隔に設けられていると共に、中央
に三角柱状の翼ボス46が突設されている。該翼
ボス46には断面三角状の軸穴47が形設されて
いる。該軸穴47は、上拡がりのテーパが設けら
れ、且つ中程に設定された屈曲地点48を境に、
上部48aの傾斜度合が下部48bのそれよりも
緩やかに(x度:約2〜4度)設定されている。
そして、前記屈曲地点48には、周方向に沿つて
3箇の係止孔49…が等間隔に形成されている。
れる翼軸であり、回転翼44が取着されている。
前記回転翼44は、前記洗濯槽4の底面の大半を
占める大径で、平面形状を成し、上面に大小の羽
根45…が等間隔に設けられていると共に、中央
に三角柱状の翼ボス46が突設されている。該翼
ボス46には断面三角状の軸穴47が形設されて
いる。該軸穴47は、上拡がりのテーパが設けら
れ、且つ中程に設定された屈曲地点48を境に、
上部48aの傾斜度合が下部48bのそれよりも
緩やかに(x度:約2〜4度)設定されている。
そして、前記屈曲地点48には、周方向に沿つて
3箇の係止孔49…が等間隔に形成されている。
50は前記回転翼44に着脱自在に装着される
補助翼であり、その裏面に放射状に裏羽根51が
形成されていると共に前記回転翼44よりも縮径
され且つその上面が、中心部から周縁部にかけて
次第に下降傾斜している。また、上面にも羽根5
2…が放射状に形成されている。
補助翼であり、その裏面に放射状に裏羽根51が
形成されていると共に前記回転翼44よりも縮径
され且つその上面が、中心部から周縁部にかけて
次第に下降傾斜している。また、上面にも羽根5
2…が放射状に形成されている。
前記補助翼50の中央部には、上下方向に突出
する筒状体53が形成され、該筒状体53の上方
突出部は摘み部54として円筒形状を成し、下方
突出部は前記翼ボス46の軸穴47内に嵌合され
る軸部55として、三角筒形状を成している。前
記軸部55は、前記軸穴47に合わせて上拡がり
のテーパが設けられ、また、前記屈曲地点48に
合わせた箇所を境に、その上下部の傾斜度合も同
様に変化している。
する筒状体53が形成され、該筒状体53の上方
突出部は摘み部54として円筒形状を成し、下方
突出部は前記翼ボス46の軸穴47内に嵌合され
る軸部55として、三角筒形状を成している。前
記軸部55は、前記軸穴47に合わせて上拡がり
のテーパが設けられ、また、前記屈曲地点48に
合わせた箇所を境に、その上下部の傾斜度合も同
様に変化している。
前記軸部55には、前記軸穴47に嵌合した時
に前記係止孔49…に対応する箇所に係止孔49
…と同径の透孔56…が開設しており、該透孔5
6…の上部には、周方向に沿うフランジ57が内
方へ張出されている。前述の如く、前記軸部55
は前記透孔56…を境にその傾斜度合を異ならせ
てあり、前記フランジ57の内縁は、前記透孔5
6…の下端側とほぼ面一となる。
に前記係止孔49…に対応する箇所に係止孔49
…と同径の透孔56…が開設しており、該透孔5
6…の上部には、周方向に沿うフランジ57が内
方へ張出されている。前述の如く、前記軸部55
は前記透孔56…を境にその傾斜度合を異ならせ
てあり、前記フランジ57の内縁は、前記透孔5
6…の下端側とほぼ面一となる。
58…は係止ピンであり、前記透孔56…より
径小のピン部59と径大の頭部60とから構成さ
れ、そのピン部59が前記透孔56…内に内方か
ら挿入され、頭部60が前記フランジ57の内縁
及び透孔56…の下端側に当接する。前記係止ピ
ン58…は、前記透孔56…内に挿入された時、
そのピン部59の先端59aが透孔56を抜けて
軸部55の外方に突出するよう構成されており、
この先端59aの上部を切欠いて傾斜部61が形
成されてある。
径小のピン部59と径大の頭部60とから構成さ
れ、そのピン部59が前記透孔56…内に内方か
ら挿入され、頭部60が前記フランジ57の内縁
及び透孔56…の下端側に当接する。前記係止ピ
ン58…は、前記透孔56…内に挿入された時、
そのピン部59の先端59aが透孔56を抜けて
軸部55の外方に突出するよう構成されており、
この先端59aの上部を切欠いて傾斜部61が形
成されてある。
62は断面T字形状の押圧体であり、前記摘み
部54の内径に合致する押圧部63と該押圧部6
3の中央から突出した支軸状のボス部64とから
構成され、前記ボス部64の長さは、前記摘み部
54の上面から前記透孔56…位置まで達する。
そして、前記押圧体62は、前記摘み部54の上
面からスプリング65を介して挿入される。前記
スプリング65は、前記押圧体63裏面と前記フ
ランジ57との間で、前記押圧部63を常時上方
へ付勢する。一方、66は前記軸部55の下面か
ら挿入され、前記押圧体62のボス部64に螺着
された規制体であり、前記ボス部64の先端を嵌
合させる嵌合筒部67と、該嵌合筒部67から張
り出して、前記係止ピン58…の頭部60に接触
し、該係止ピン58…の内方への抜け止めとなる
抜け止め部68と、該抜け止め部68の下端に形
成され、前記係止ピン58…の各頭部60及び前
記軸部55の内面に係止ピン58…と同位置に複
数設けられた突起69…の夫々に下方から当接
し、前記スプリング65による前記押圧体62の
上動を規制する規制部70とから構成される。ま
た、前記抜け止め部68の上部には、前記嵌合筒
部67から連続する傾斜面71が形成されてい
る。そして、この規制体66により、常態にあつ
ては、前記押圧体62の押圧部63が、前記摘み
部54の上面とほぼ面一の状態で保持されると共
に前記係止ピン58…がその先端部59aが外方
へ突出した状態で保持される。
部54の内径に合致する押圧部63と該押圧部6
3の中央から突出した支軸状のボス部64とから
構成され、前記ボス部64の長さは、前記摘み部
54の上面から前記透孔56…位置まで達する。
そして、前記押圧体62は、前記摘み部54の上
面からスプリング65を介して挿入される。前記
スプリング65は、前記押圧体63裏面と前記フ
ランジ57との間で、前記押圧部63を常時上方
へ付勢する。一方、66は前記軸部55の下面か
ら挿入され、前記押圧体62のボス部64に螺着
された規制体であり、前記ボス部64の先端を嵌
合させる嵌合筒部67と、該嵌合筒部67から張
り出して、前記係止ピン58…の頭部60に接触
し、該係止ピン58…の内方への抜け止めとなる
抜け止め部68と、該抜け止め部68の下端に形
成され、前記係止ピン58…の各頭部60及び前
記軸部55の内面に係止ピン58…と同位置に複
数設けられた突起69…の夫々に下方から当接
し、前記スプリング65による前記押圧体62の
上動を規制する規制部70とから構成される。ま
た、前記抜け止め部68の上部には、前記嵌合筒
部67から連続する傾斜面71が形成されてい
る。そして、この規制体66により、常態にあつ
ては、前記押圧体62の押圧部63が、前記摘み
部54の上面とほぼ面一の状態で保持されると共
に前記係止ピン58…がその先端部59aが外方
へ突出した状態で保持される。
さて、72は前記軸部55の基部の近傍に形成
された環状リブであり、前記軸部55と同様三角
形状を成し、軸部55と共同して環状の溝73を
構成している。而して、前記軸部55が前記軸穴
47に嵌合された時、前記翼ボス46の上端部4
6aが前記環状溝73内に下方から挿入する。こ
の状態に於いて、前記リブ72は、その下端が前
記翼ボス46の外側面に接触し、軸部55と共同
して翼ボス46を両側から支持し、前記補助翼5
0のがたつきを防止する。74…は前記環状溝7
3内に等間隔に形成された3枚の支持リブであ
り、前記翼ボス46の上端部46aに当接して、
補助翼50への上方からの圧力に対し、支持す
る。
された環状リブであり、前記軸部55と同様三角
形状を成し、軸部55と共同して環状の溝73を
構成している。而して、前記軸部55が前記軸穴
47に嵌合された時、前記翼ボス46の上端部4
6aが前記環状溝73内に下方から挿入する。こ
の状態に於いて、前記リブ72は、その下端が前
記翼ボス46の外側面に接触し、軸部55と共同
して翼ボス46を両側から支持し、前記補助翼5
0のがたつきを防止する。74…は前記環状溝7
3内に等間隔に形成された3枚の支持リブであ
り、前記翼ボス46の上端部46aに当接して、
補助翼50への上方からの圧力に対し、支持す
る。
斯かる構成に於いて、第1図イの前記補助翼5
0が回転翼44に装着された状態で、前記補助翼
55を外すには、第1図ロの如く前記押圧体62
の押圧部63を前記スプリング65の付勢力に抗
して上方から押し下げる。すると、前記規制体6
6が下降するので前記係止ピン58…と抜け止め
部68との接触状態が解除され、係止ピン58…
が軸部55の内方へ移動可能となる。従つて、こ
の状態で前記摘み部54を持つて補助翼50を上
方へ引き上げれば、係止ピン58…の傾斜部61
の作用により、係止ピン58…が自然に内方へ押
し込められて、係止ピン58…の先端部59aが
前記翼ボス46の係止孔49…に係止しなくな
り、軸部55を軸穴47から引き抜くことができ
る。
0が回転翼44に装着された状態で、前記補助翼
55を外すには、第1図ロの如く前記押圧体62
の押圧部63を前記スプリング65の付勢力に抗
して上方から押し下げる。すると、前記規制体6
6が下降するので前記係止ピン58…と抜け止め
部68との接触状態が解除され、係止ピン58…
が軸部55の内方へ移動可能となる。従つて、こ
の状態で前記摘み部54を持つて補助翼50を上
方へ引き上げれば、係止ピン58…の傾斜部61
の作用により、係止ピン58…が自然に内方へ押
し込められて、係止ピン58…の先端部59aが
前記翼ボス46の係止孔49…に係止しなくな
り、軸部55を軸穴47から引き抜くことができ
る。
尚、前記係止ピン58…が内方へ移動しても、
ある程度のところで、頭部60が前記規制体66
の嵌合筒部67の先端に当接するようにしてある
ので、係止ピン58…が抜け落ちることはない。
ある程度のところで、頭部60が前記規制体66
の嵌合筒部67の先端に当接するようにしてある
ので、係止ピン58…が抜け落ちることはない。
そして、前記補助翼50を装着するには、逆の
動作を行なえばよく、前記押圧体62を押し下げ
た状態で軸部55を軸穴47に嵌合する。この
時、前記軸穴47は上拡がりのテーパー形状であ
るので、このテーパーにより前記係止ピン58…
が自然に押し込められる。前記軸部55が嵌合し
終わると、前記係止孔49…に透孔56…が合致
するので、押圧体62への押圧を解除する。する
と、押圧体62は、前記スプリング65の付勢力
により上動し、同時に前記規制体66も上動す
る。而して、規制体66が上動すると、その傾斜
面71により係止ピン58…が外方へ押しやら
れ、遂には抜け止め部68により内方への移動が
規制される。この状態に於いて、前記係止ピン5
8…の先端部59aは、前記透孔56…から外方
へ突出し、前記係止孔49…内に位置する。従つ
て、前記補助翼50の装着状態にあつては、前記
係止ピン58…と係止孔49…との係止により、
補助翼50(軸部55)の上方への抜け止めが為
されると共に、係止ピンと係止孔の係止及び軸孔
47と軸部55の非円形(三角形)形状により、
回転方向への回り止めが為されて、回転翼44と
補助翼50が同期回転する。
動作を行なえばよく、前記押圧体62を押し下げ
た状態で軸部55を軸穴47に嵌合する。この
時、前記軸穴47は上拡がりのテーパー形状であ
るので、このテーパーにより前記係止ピン58…
が自然に押し込められる。前記軸部55が嵌合し
終わると、前記係止孔49…に透孔56…が合致
するので、押圧体62への押圧を解除する。する
と、押圧体62は、前記スプリング65の付勢力
により上動し、同時に前記規制体66も上動す
る。而して、規制体66が上動すると、その傾斜
面71により係止ピン58…が外方へ押しやら
れ、遂には抜け止め部68により内方への移動が
規制される。この状態に於いて、前記係止ピン5
8…の先端部59aは、前記透孔56…から外方
へ突出し、前記係止孔49…内に位置する。従つ
て、前記補助翼50の装着状態にあつては、前記
係止ピン58…と係止孔49…との係止により、
補助翼50(軸部55)の上方への抜け止めが為
されると共に、係止ピンと係止孔の係止及び軸孔
47と軸部55の非円形(三角形)形状により、
回転方向への回り止めが為されて、回転翼44と
補助翼50が同期回転する。
斯かる洗濯機に於いて、汚れのひどい靴下や軍
手等の小物類を洗うには、これらの小物類を前記
回転翼44と補助翼50との間に配して、前記回
転翼44を補助翼50と共に低速且つ短周期で左
右に反転させる。すると、前記補助翼50の裏羽
根51…と前記回転翼44の羽根45…とにより
強く擦り洗うことができる。
手等の小物類を洗うには、これらの小物類を前記
回転翼44と補助翼50との間に配して、前記回
転翼44を補助翼50と共に低速且つ短周期で左
右に反転させる。すると、前記補助翼50の裏羽
根51…と前記回転翼44の羽根45…とにより
強く擦り洗うことができる。
また、前記補助翼50の上面を傾斜させたの
で、前記小物類を前記補助翼50の上面に配置し
ても、該小物類が上面に沿つて下降し、前記補助
翼50−洗濯槽4間から補助翼50−回転翼44
間に素早く導びくことができる。
で、前記小物類を前記補助翼50の上面に配置し
ても、該小物類が上面に沿つて下降し、前記補助
翼50−洗濯槽4間から補助翼50−回転翼44
間に素早く導びくことができる。
尚、この場合の水位は、前記補助翼50の上面
位まででよく、当然通常洗濯時の最低水位よりも
低い水位である。
位まででよく、当然通常洗濯時の最低水位よりも
低い水位である。
そして、前記汚れのひどい小物類以外の通常の
洗濯物を洗うには、従来通り回転翼44のみで撹
拌する。
洗濯物を洗うには、従来通り回転翼44のみで撹
拌する。
以上の如く本実施例の洗濯機に採用された補助
翼50及び回転翼44にあつては、以下の効果を
奏する。
翼50及び回転翼44にあつては、以下の効果を
奏する。
(a) 環状リブ72及び軸部55により、翼ボス4
6の上端部46aを両側から支持するので、補
助翼50に加わる外圧に対し、軸部55の基部
を保護すると共に補助翼50の脱落を防止して
いる。
6の上端部46aを両側から支持するので、補
助翼50に加わる外圧に対し、軸部55の基部
を保護すると共に補助翼50の脱落を防止して
いる。
(b) 翼ボス46の軸穴47及び軸部55のテーパ
を途中で変化させ且つ上部を緩斜面にすること
で、仮に樹脂成型時の歪み(大抵の樹脂成型品
にはこの歪みが生じる)で、軸穴47が拡径し
たり、軸部55が収縮しても、テーパを変化さ
せないものに比べて上部の緩斜面に於いて接触
面積が大きい。従つて、軸穴47と軸部55間
に寸法誤差による隙間が生じにくいので、補助
翼のがたつきを防止できる。
を途中で変化させ且つ上部を緩斜面にすること
で、仮に樹脂成型時の歪み(大抵の樹脂成型品
にはこの歪みが生じる)で、軸穴47が拡径し
たり、軸部55が収縮しても、テーパを変化さ
せないものに比べて上部の緩斜面に於いて接触
面積が大きい。従つて、軸穴47と軸部55間
に寸法誤差による隙間が生じにくいので、補助
翼のがたつきを防止できる。
(c) 軸穴47及び軸部55を断面三角状にしたの
で、両者の回転方向での連結が強固である。
尚、断面三角状の他に、四角状であつてもよ
く、またインボリユート、セレーシヨン結合等
も考えられ、要するに非円形状であればよい。
で、両者の回転方向での連結が強固である。
尚、断面三角状の他に、四角状であつてもよ
く、またインボリユート、セレーシヨン結合等
も考えられ、要するに非円形状であればよい。
(d) 軸穴47(凹)に軸部(凸)を嵌合する構成
であるので、補助翼50に上下方向の圧力が加
わつても、係止ピン58…が外れにくい。仮
に、この凹凸関係が逆であると、前記圧力が加
わつた場合、軸部が撓んで、係止ピンと係止孔
の係止か外れ易いものである。
であるので、補助翼50に上下方向の圧力が加
わつても、係止ピン58…が外れにくい。仮
に、この凹凸関係が逆であると、前記圧力が加
わつた場合、軸部が撓んで、係止ピンと係止孔
の係止か外れ易いものである。
(ト) 発明の効果
本発明の洗濯機は、靴下や軍手等の汚れのひど
い小物類は回転翼−補助翼間に配し、回転翼と補
助翼の裏羽根とにより強く擦り洗うので、小物類
に強い摩擦作用を働かせることができ、これら小
物類の洗浄に優れた効果を発揮するものである。
い小物類は回転翼−補助翼間に配し、回転翼と補
助翼の裏羽根とにより強く擦り洗うので、小物類
に強い摩擦作用を働かせることができ、これら小
物類の洗浄に優れた効果を発揮するものである。
また、この時、洗濯物により、補助翼に対し、
下から上へ圧力が加わつても、軸部とリブにより
補助翼の動きを規制し、支持するので、補助翼や
回転翼の破損事故や補助翼の脱落事故を防止する
ことができる。
下から上へ圧力が加わつても、軸部とリブにより
補助翼の動きを規制し、支持するので、補助翼や
回転翼の破損事故や補助翼の脱落事故を防止する
ことができる。
第1図イ,ロは本発明の洗濯機に於ける補助翼
の回転翼への着脱機構を示す側断面図、第2図は
洗濯槽の要部断面図、第3図は補助翼の側断面
図、第4図イは同P−P′断面図、同図ロは係止ピ
ンの斜視図、第5図イは補助翼の平面図、同図ロ
は同底面図、第6図は回転翼の平面図、第7図は
一般的な全自動洗濯機の要部断面せる内部機構
図、第8図は同制御機構のブロツク回路図、第9
図は従来例に於ける洗濯機の要部断面図である。 4……洗濯槽、44……回転翼、46……翼ボ
ス、46a……上端部、47……軸穴、50……
補助翼、51……裏羽根、55……軸部、72…
…環状リブ、73……環状溝。
の回転翼への着脱機構を示す側断面図、第2図は
洗濯槽の要部断面図、第3図は補助翼の側断面
図、第4図イは同P−P′断面図、同図ロは係止ピ
ンの斜視図、第5図イは補助翼の平面図、同図ロ
は同底面図、第6図は回転翼の平面図、第7図は
一般的な全自動洗濯機の要部断面せる内部機構
図、第8図は同制御機構のブロツク回路図、第9
図は従来例に於ける洗濯機の要部断面図である。 4……洗濯槽、44……回転翼、46……翼ボ
ス、46a……上端部、47……軸穴、50……
補助翼、51……裏羽根、55……軸部、72…
…環状リブ、73……環状溝。
Claims (1)
- 1 洗濯槽の底部に配設した回転翼の上面に、補
助翼を着脱自在に装着し、該補助翼と前記回転翼
との間に洗濯物を配して、前記補助翼の裏羽根と
回転翼とで擦り洗うものであつて、前記回転翼の
中央部に非円形状の軸穴を有する翼ボスを突設
し、前記補助翼の裏面中央部には前記軸穴に嵌合
する軸部を突設すると共に、該軸部の基部に沿つ
て環状のリブを設けて前記軸部とリブとで環状溝
を構成し、前記補助翼の装着時、前記環状溝内に
前記翼ボスの上端部が位置するようにしたことを
特徴とする洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62168457A JPS6411594A (en) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | Washing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62168457A JPS6411594A (en) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | Washing machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6411594A JPS6411594A (en) | 1989-01-17 |
JPH0325198B2 true JPH0325198B2 (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=15868466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62168457A Granted JPS6411594A (en) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | Washing machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6411594A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH069026Y2 (ja) * | 1989-12-01 | 1994-03-09 | 新日本製鐵株式会社 | 粒体供給装置 |
KR100228862B1 (ko) * | 1995-07-27 | 1999-11-01 | 전주범 | 다단계 펄세이터 |
KR200176081Y1 (ko) * | 1995-12-29 | 2000-04-15 | 전주범 | 충격펄세이터를 갖는 세탁기 |
-
1987
- 1987-07-06 JP JP62168457A patent/JPS6411594A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6411594A (en) | 1989-01-17 |
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