JPH032516A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JPH032516A
JPH032516A JP1136428A JP13642889A JPH032516A JP H032516 A JPH032516 A JP H032516A JP 1136428 A JP1136428 A JP 1136428A JP 13642889 A JP13642889 A JP 13642889A JP H032516 A JPH032516 A JP H032516A
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sensor
vibration
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Toshihiko Ichise
俊彦 市瀬
Mikio Nozu
野津 幹雄
Yasuto Osada
長田 康人
Jiro Terada
二郎 寺田
Takahiro Manabe
真鍋 高広
Hiroshi Takenaka
寛 竹中
Kazumitsu Ueda
上田 和光
Hiroshi Senda
千田 博史
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、セラミック圧電体を利用した音叉構造の振動
型角速度センサに関する。
従来の技術 従来の角速度センサは、第7図に示すようにして取付け
られている。第7図において、■は音叉構造の振動型角
速度センサの本体を内蔵した金属ケース、2は支持金具
、3は筐体もしくは回路基板等の支持体である。角速度
検出方向は同図中の矢印で示す方向であり、支持体3の
動きと角速度センサの出力信号を一致させるために支持
金具2を用いてしっかりと固定される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この種の音叉構造の振動型角速度センサ
は、素子を一定周波数で振動させているため、この周波
数に近い周波数成分を含む外乱振動が加わると、誤動作
してしまう。又、セラミック圧電体は衝撃に弱いため、
外部がらのわずがの衝撃によってクラックが生じたり、
破壊してしまうため、自動車等の振動、衝撃の激しい所
での使用はてきなかった。
課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するために本発明は、駆動用圧電バイモ
ルフ素子と第1の検知用バイモルフ素子おを互いに直交
接合してなる第1の振動:1−ニット、及びモニター用
圧電バイモルフ素子と第2の検知用バイモルフ素子とを
互いに直交接合してなる第2の振動ユニットがらなり、
がっ前記第1゜第2の振動ユニットを検知軸に沿って互
いに平行になるように前記駆動用圧電バイモルフ素子と
前記モニター用圧電バイモルフ素子の自由端とうしを連
結板で連結して音叉構造としたセンサ本体と、このセン
サ本体を収納し接地電位に接続された金属ケースと、こ
の金属ケースの外周上に取付けられる重りと、この重り
もしくは金属ケースを支持するだめの支持体と、この支
持体と重りもしくは金属ケースの間に配置される衝撃吸
収体とによって構成したものである。
作用 この技術的手段による作用は次の様になる。
金属クー−スの外周十に取付けられる重りによってセン
サ自体の見かけ」二の質量を自由に設定でき、この質量
と衝撃吸収体の弾力定数と厚みと面積とによって決まる
共振周波数をセンサの電気的共振周波数に影響しに(い
周波数に設定する事ができる。
更に外部からの衝撃に対して通常の衝撃吸収構造では衝
撃が加わった時減衰振動しながら衝撃を吸収するが、こ
れを最少限の振動におさえ臨界制動に近い制動状態にす
ることができる。
実施例 以下本発明による角速度センサの一実施例を図面を用い
て説明する。
先ずセラミック圧電体を使用した振動型角速度センサに
ついて第4図〜第6図を用いて説明する。
角速度センサのセンサ本体は第4図に示す様な構造であ
り、主に4つの圧電バイモルフからなる駆動素子、モニ
ター素子、第1及び第2の検知素子で構成されている。
駆動素子101と第1の検知素子103を接合部105
で直交接合した第1の振動ユニッl−109と、モニタ
ー素子1.02と第2の検知素子104を接合部106
て直交接合した第2の振動ユニッl−110とを連結板
107で連結し、この連結板107を支持棒108で一
点支持した音叉構造となっている。
駆動素子10]に正弦波電圧信号を与えると、逆圧電効
果により第1の振動ユニッl−109が振動を始め、音
叉信号により第2の振動ユニッl−1,] 0も振動を
開始する。従ってモニター素子102の圧電効果によっ
て素子表面に発生ずる電荷は駆動素子101へ印加して
いる正弦波電圧信号に比例する。このモニター素子]−
02に発生する電荷を検出し、これが一定振幅になる様
に駆動素子101へ印加する正弦波電圧信号をコントロ
ールする事により安定した音叉振動を得る事ができる。
このセンサが角速度に比例した出力を発生さぜるメツ1
ニズムを第5図及び第6図を用いて説明する。
第5図は第4図に示した角速度センサを−1−からみた
もので、速度υで振動している検知素子103に角速度
ωの回転が力1目つると、検知素子103には「コリオ
リの力」が生ずる。この「コリオリの力」は速度υに垂
直で大きさは2mυωである。
検知素子1.03は音叉振動をしているので、ある時点
で検知素子]、 03が速度υて振動しているとずれば
、検知素子104は速度−υて振動しており「コリオリ
の力」は−2mυωである。よって検知素子103,1
04は第7の様に互いに「コリオリの力」が働(方向に
変形し、素子表面には圧電効果によって電荷が生じる。
ここでυは音叉振動によって生じる運動であり、音叉振
動が1J=a ” S I nωot a:音叉振動の振幅 ω0.音叉振動の周期 であるとすれば「コリオリの力」は Fo−a−ω@sinωot となり、角速度ω及び音叉振幅aに比例しており、検知
素子103,104を面方向に変形さぜる力となる。従
って検知素子103,104の表面電荷量Qは Q■a−ω・sinωot となり、音叉振幅aが一定にコントロールされていると
ずれは Q”(7J  sinω□t となり、検知素子103,104に発生ずる表面電荷量
Qは角速度ωに比例した出力として得られ、この信号を
ωotて同期検波ずれば角速度ZJに比例した直流信号
が得られる。尚、このセンサに角速度以外の併進運動を
与えても検知素子1.03と検知素子104.の2つの
素子表面には同極性の電荷が生ずるため、直流信号に変
換時、互いに打ち消しあって出力は出ない様になってい
る。
しかしながら、センサの組立工程でのバラツキによって
、たとえば、駆動素子101と第1の検知素子103の
直交接合の角度がわずかにずれている場合、もしくは第
1の検知素子103と第2の検知素子104の性能がわ
ずかにずれていることなとは現実に充分起こりうる問題
であり、この場合は外乱振動による影響を完全に打ち消
す事ができず出力を生じてしまうため、角速度以外の併
進運動はできる限りセンサ部分に伝えない様な支持方法
とする事が望ましい。特に音叉振動の周期ω0もしくは
ω0の整数倍の周波数の成分を含む振動については誤動
作しやすいため支持体の共振周波数はω0より充分低く
する事が望ましい。又、大きな衝撃が印加されるとセラ
ミックの素子にクラックが生し破壊したり特性が劣化し
てしまうため、センサ本体に衝撃が伝わりにくくする支
持方法が望ましい。
第1図は本発明による角速度センサの一実施例を示す図
であり、1]は接地電位に接続された金属ケースで、内
部に前記第4図に示ずセンサ本体を収納している。12
は支持金具、13は支持体、14は重り、15は衝撃吸
収体である。
第1図を概念的に表わしたものが第2図であり、第2図
において、質量mのセンサは弾力定数Cなる衝撃吸収体
15に支えられており、運動力:衝撃吸収体の弾力定数 ・・  の厚み ・・  の面積 :振動振幅 質量 X−Acos ((jJ t+β)         
 ・・・(2)と表わす事ができる。周期は 更にインパルス的な衝撃が印加された場合について考え
る。−船釣に物体に衝撃が加わると、第3図に示すよう
な減衰振動をし、その運動方程式は(1,)式の変形に
より、 となる。
ここで2 m kは便宜上の減衰項である。
であるから、この支持方法における共振周波数ば、重り
14−の質量上、衝撃吸収体15の面積。
厚み9弾力係数によって決められる事がわかる。
通常このタイプの角速度センナで(1素子をI K l
−17゜前後で振動さぜながら使用するため、前記理由
により支持体13上での共振周波数は]、 K H7,
よりt)充分低く、例えば10 Hz前後に設定するの
が望ましい。これにより]、 OHz以上の周波数成分
の振動はセンサに伝わる事なくカットする事ができる。
となりこれは減衰振動の方程式である。
この微分方程式の解は一般的に以下の3つの場合に分け
て考える。
先ず1(2−ω2〈0の場合の(5)式の解はこれより
振幅がa e −k tに従って減少しつつある単振動
と解釈する事ができる。
次にに2−ω2〉0の場合の解は x = e −kt(A (Bn t + A 2 e
−r I・・(7) となり非周期的である。
最後にに2−ω2−0の場合の解は x −(A t + B ) e−kt=(8)となり
この状態を臨界制動と呼ぶ。
角速度センサに適する制動状態としては、臨界制動とな
る事が望ましく、外部からの衝撃エネルギーを衝撃吸収
体15が最も早く熱エネルギーに変換してしまい、セン
サを保護する事が可能となる。
以上の理論により音叉構造の振動型角速度センサに最も
適した支持条件を選定する事ができる。
すなわち共振周波数ωがセンサの振動周波数に影響を与
えずかつ外部からの衝撃に対し臨界制動状態となる様な
m、s、e、に、cの値を設定できるわけである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、支持体の共振周波数をセ
ンサの振動周波数よりも光分離れた低い周波数に任意に
設定でき、かつ外部からの衝撃に対し臨界制動に近い制
度となる様な2つの条件を同時に満足しうる条件を容易
に得る事ができる。
これによって、振動型角速度センサの弱点であったセン
サの振動周波数に近い周波数成分を含む外乱振動に弱い
という問題を克服することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による角速度センサの一実施例を示す斜
視図、第2図、第3図は同センサの動作説明のための概
念図、第4図は音叉構造振動型角速度センサの斜視図、
第5図、第6図は同センサの動作説明図、第7図は従来
の角速度センサを示す斜視図である。 11・・・・・・金属ケース、12・・・・・・支持金
具、13・・・・・・支持体、14・・・・・・重り、
15・・・・・・衝撃吸収体、102・・・・・・モニ
ター素子、103・旧・・第1の検知素子、104・・
・・・・第2の検知素子、1o5゜1、06・・・・・
・接合部、107・・・・・・連結板、109・・・・
第1の振動ユニット、110・・・・・・第2の振動ユ
ニット。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名第1図 //金属ケーズ Uつ 塚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 駆動用圧電バイモルフ素子と第1の検知用バイモルフ素
    子とを互いに直交接合してなる第1の振動ユニット、及
    びモニター用圧電バイモルフ素子と第2の検知用バイモ
    ルフ素子とを互いに直交接合してなる第2の振動ユニッ
    トからなりかつ前記第1,第2の振動ユニットを検知軸
    に沿って互いに平行になるように前記駆動用圧電バイモ
    ルフ素子と前記モニター用圧電バイモルフ素子の自由端
    どうしを連結板で連結して音叉構造としたセンサ本体と
    、このセンサ本体を収納し接地電位に接続された金属ケ
    ースと、この金属ケースの外周上に取付けられる重りと
    、この重りもしくは金属ケースを支持するための支持体
    と、この支持体と重りもしくは金属ケースの間に配置さ
    れる衝撃吸収体とによって構成した角速度センサ。
JP13642889A 1989-05-30 1989-05-30 角速度センサ Expired - Fee Related JPH0658226B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04236322A (ja) * 1991-01-17 1992-08-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度検出装置
DE19538659B4 (de) * 1994-10-19 2004-10-14 Futaba Denshi Kogyo K.K., Mobara Stoßdämpfer für elektronische Komponenten
JP2007532932A (ja) * 2004-04-16 2007-11-15 ヴアブコ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・オツフエネハンデルスゲゼルシヤフト センサの操作方法

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