JPH03251646A

JPH03251646A - 給湯風呂装置

Info

Publication number: JPH03251646A
Application number: JP2048280A
Authority: JP
Inventors: Setsuo Watanabe; 節雄渡辺; Kengo Tanaka; 賢吾田中; Hideyuki Sano; 英之佐野
Original assignee: Takagi Industrial Co Ltd
Current assignee: Takagi Industrial Co Ltd
Priority date: 1990-02-28
Filing date: 1990-02-28
Publication date: 1991-11-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、浴槽に自動注湯を行うと共に、強制的に迫焚
循環を行う給湯風呂装置に関するものである。

（従来の技術）従来における浴槽に自動注湯を行うと共に、強制的に追
焚循環を行う給湯風呂装置としては、例えば、第５図に
示すようなものが知られている。

すなわち、この給湯風呂装置ｌは、給湯用熱交換器２と
風呂用熱交換器３と、温水の体積膨張を吸収すると共に
、温水の循環を行うための湯循環路４へ温水補給を行う
膨張タンク、すなわち、ホッパ５を具備する。このホッ
パ５と前記湯循環路４を構成する戻り管６とは三方弁で
ある第１の流路切換弁７を介して連絡接続され、さらに
、前記第１流路切換弁７には強制温水循環手段としての
循環ポンプ８と第２の流路切換弁９が接続される。

また、戻り管６には、浴槽内の水位を検知する水位セン
サｌＯが設けられる。

かかる給湯風呂装置１は、前記第１流路切換弁７、第２
流路切換弁９を切り換えることで、エアパージのための
流路、注湯流路、迫焚循環流路を形成するようになって
いる。なお、エアパージは注湯に先立ってなされ、戻り
管６内のエアを抜き、水位センサ１０の正確な水位検知
ができるようにしている。すなわち、この給湯風呂装置
１は、予め、設定された水位に基づいて、注湯を行って
水位を検知し、設定水位になったら、前記第１流路切換
弁７、第２流路切換弁９を切り換えて、所定の湯温にな
るまで迫焚運転を行うように動作する。

（発明が解決しようとする課Ｍ）しかしながら、前記したように、温水流路中に、ホッパ
５、および２つの流路切り換え弁が設けられているため
、装置のコンパクト化、ならびにローコスト化は困難で
ある。また、前記ホッパ５内に所定量の温水がないと、
注湯ができないという欠点も指摘されている。

本発明はかかる不都合に鑑みてなされたものである。

（課題を解決するための手段）前記課題を解決するために、本発明は、給湯用熱交換器
と、風呂用熱交換器と、この風呂用熱交換器と湯循環路
を介して連絡接続される浴槽とを設け、前記湯循環路は
前記浴槽に風呂用熱交換器から温水を注湯するための往
き管と前記浴槽から水位センサ、強制循環手段を介して
風呂用熱交換器に温水を還流する戻り管とから構成し、
前記給湯用熱交換器の温水出口側に前記湯循環路の戻り
管側に流路切り換えのための三方弁を介して連絡接続さ
れる温水供給管とを設け、この温水供給管に、温水供給
管内の圧力を調整するための真空破壊弁を設けたもので
ある。

（作用）本発明によれば、ホッパを廃除し、１つの流路切り換え
弁によって注湯流路、追焚流路を切り換え可能に構成し
たので、装置のコンパクト化、ならびにローコスト化が
達成される。

（実施例）次に、本発明にかかる給湯風呂装置について、１実旌例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。

第１図において、参照符号２０は給湯風呂装置を示し、
この給湯風呂装置２０は給湯用熱交換器２１と、風呂用
熱交換器２２と、この風呂用熱交換器２２と湯循環路２
３を介して連絡接続される浴槽２４とが設けられる。

前記湯循環路２３は前記浴槽２４に風呂用熱交換器２２
から温水を注湯するための往き管２５と前記浴槽２４か
ら風呂用熱交換器２２に水位センサ２６、強制循環手段
たる循環ポンプ２７を介して温水を還流する戻り管２８
とから構成される。

前記給湯用熱交換器２１は、水導入側２９には水供給管
３０が接続され、水供給源から、直接水道水が導入され
るようになっており、また、温水出口側３１には、前記
湯循環路２３の戻り管２８側に流路切り換えのための三
方弁３２を介して連絡接続される温水供給管３３と、給
湯栓３４ａ、３４ｂが分岐接続される。この温水供給管
３３には、温水が通流することでオンする流水スイッチ
３５、逆流防止のための第１の逆止弁３６、温水供給管
３３内が負圧になることにより温水の逆流を防止するた
めの真空破壊弁３７が設けられる６さらに、前記温水供
給管３３には、大量の温水による通水圧を抑制するため
の水規制弁３８、温水流路を開閉するための二方弁３９
、逆流防止のための第２の逆止弁４０が設けられる。

前記循環ポンプ２７には、図示しない流水スイッチが内
蔵され、循環ポンプ２７の作動によって、オンし、風呂
用熱交換器２２が燃焼により熱交換開始するようになっ
ている。なお、前記した給湯風呂装置２０を構成する構
成体は、図示しないが所定の制御手段の制御指令によっ
て動作を行う。

ここで、前記真空破壊弁３７について詳述する。

真空破壊弁３７は浴槽２４に比較して高い位置に設置さ
れるようになっている。すなわち、真空破壊弁３７は、
大気と温水供給管３３内とが通ずる通路を球状弁体、ば
ねの弾発力によって常時、塞ぐように構成されるもので
ある。例えば、断水時、温水供給管３３内の圧力が負圧
になって、ばねの弾発力より、大きくなったときに、温
水供給管３３内に通ずる通路を大気に開放し、温水供給
管３３内に空気を導入することで、浴槽２４の温水が給
湯用熱交換器２１側に逆流を防止することができるもの
である。

次に、流路切り換えのための三方弁３２を第２図に示し
、以下説明する。この三方弁３２は、所定の制御手段の
制御指令により流路切り換え動作を行うものである１図
より容易に諒解されるように、三方弁３２の筐体４１に
は、前記温水供給管３３からの温水の導入口４２と、風
呂用熱交換器２２に温水を供給するための導出口４３、
循環ポンプ２７側に通ずる還流口４４とが連通形成され
、筐体４１内に回動自在に配設される球状の弁体４５に
より、それぞれの温水の流通路を形成、遮断するように
なっている。

前記球状の弁体４５には、図示しない駆動手段であるモ
ータから駆動力を弁体４５に伝達するための駆動軸４６
が取付けられている。前記モータには、切欠きが形成さ
れたカム（図示せず）と３つのマイクロスイッチが取付
けられており、カムの回動によってマイクロスイッチを
連動させ、前記モータに駆動電流の供給を断続するよう
になっている。

例えば、三方弁３２が第３図ａに示す状態、第３図す、
第３図Ｃおよび第３図ｄの状態にあるとき、前記カムに
形成された切欠きにマイクロスイッチの作動片が係合し
、通電を遮断するように設定される。

本発明にかかる給湯風呂装置２０は以上のように構成さ
れるものであり、次にその動作を説明する。

先ず、給湯用熱交換器２１から温水が給湯栓３４ａを介
し浴槽２４に注湯がなされる。この場合、二方弁３９は
所定の制御手段（図示せず）の制御指令により閉として
おく、なお、予め前記制御手段に所望の水位および湯温
を設定しておくことができる。

次に、迫焚運転について、説明する。制御手段により、
三方弁３２は流路切り換え動作を行う、この場合、三方
弁３２は第３図ｄの状態になるまで作動する。すなわち
、モータに通電がなされ、モータと共にカムの回動によ
ってマイクロスイッチを連動させ、前記モータに駆動電
流の供給を遮断することで達成される。

湯循環流路の形成後、制御手段は循環ポンプ２７を作動
させ、浴槽２４内の温水は戻り管２８を通流し、内蔵さ
れた流水スイッチはオンとなり、風呂用熱交換器２２は
燃焼により熱交換開始する。なお、二方弁３９は閉とし
ておく。

次に、浴槽２４内に所要量の温水を注湯する際の動作を
説明する。この動作に先立ち、水位センサ２６の検知動
作を正確に行わせるため、戻り管２８内のエアを排出す
るエアパージを行う。

先ず、制御手段は三方弁３２を第３図すの状態にすべく
流路を切り換え動作させる。また、二方弁３９は開とし
、これによって、温水供給管３３がら戻り管２８に通ず
る流路が形成され、温水は給湯用熱交換器２１から温水
供給管３３、戻り管２８を経て、浴槽２４内に至り、戻
り管２８内に残留するエアが排除され、水位センサ２６
の正確な動作が確保される。

浴槽２４内に注湯された温水の水位は水位センサ２６に
よって検知され、制御手段は設定された温水の水位と比
較し、同一と判断すると共に二方弁３９は閉とし、注湯
が完了となる。

ところで、前記した戻り管２８内のエアパージ動作の際
、温水の通過によって、流水スイッチ３５はオンし、二
方弁３９は開放状態を維持する。しかし。

戻り管２８の長さが長く設定されているとき、また、給
湯栓３４ａ、３４ｂの同時使用により水圧が低下して温
水の流量が小さいとき、完全に戻り管２８内のエアを排
出できないことがある。水圧が低い場合、温水供給管３
３を通過する温水の流量が減少し、流水スイッチ３５は
オンせず、二方弁３９は閉成し、注湯は中断となる。か
かる動作を繰り返すことにより、確実なエアパージを行
うことができる。

一方、水圧が高いときは、二方弁３９の開放の際。

循環ポンプ２７およびが水位センサ２６に高圧がかかる
のを水規制弁３８によって防止することができる。

さらに、断水のときは、温水供給管３３内は圧力が低下
するため、真空破壊弁３７によって、温水供給管３３内
の圧力を大気に開放することで、温水供給管３３内の圧
力を調整し、温水の逆流を防止することができる。

以上のように、ホッパを廃除し、１つの流路切り換え弁
である三方弁３２によって注湯流路、迫焚流路を切り換
え可能に構成したので、給湯風呂装置２０はコンパクト
化、ならびにローコスト化が可能となる。

（発明の効果）本発明によれば、ホッパを廃除し、１つの流路切り換え
弁によって注湯流路、迫焚流路を切り換え可能に構成し
たので、装置のコンパクト化、ならびにローコスト化が
達成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にかかる給湯風呂装置の１実施例を示
す系統図、第２図は、第１図に示す給湯風呂装置に適用される三方
弁の側面説明図、第３図ａ、第３図ｂ、第３図Ｃおよび第３図ｄは、第２
図に示す三方弁の動作状態を示す図、第４図は、従来技
術にかかる給湯風呂装置の１例を示す系統図である。管、３４ａ、３４ｂ・・・給湯栓、３５・・・流水スイ
ッチ、３６・・・第１逆止弁、３７・・・真空破壊弁、
３８・・・水規制弁、３９・・・二方弁、４０・・・第
２逆止弁、４１・・・筐体、４２・・・導入口、４３・
・・導出口、４４・・・還流口、４５・・・弁体、４６
・・・駆動軸２０・・・給湯風呂装置、２１・・・給湯用熱交換器、
２２・・・風呂用熱交換器、２３・・・湯循環路、２４
・・・浴槽、２５・・・往き管、２６・・・水位センサ
水制御弁、２７・・・循環ポンプ、２８・・・戻り管、
２９・・・水導入側、３０・・・水供給管、３１・・・
温水出口側、３２・・・三方弁、３３・・・温水供給第
　　１　図第　２　図第３図（ａ）第３図（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

給湯用熱交換器と、風呂用熱交換器と、この風呂用熱交
換器と湯循環路を介して連絡接続される浴槽とを設け、
前記湯循環路は前記浴槽に風呂用熱交換器から温水を注
湯するための往き管と前記浴槽から水位センサ、強制循
環手段を介して風呂用熱交換器に温水を還流する戻り管
とから構成し、前記給湯用熱交換器の温水出口側に前記
湯循環路の戻り管側に流路切り換えのための三方弁を介
して連絡接続される温水供給管とを設け、この温水供給
管に、温水供給管内の圧力を調整するための真空破壊弁
を設けたことを特徴とする給湯風呂装置。