JPH03251468A - 多色ドットプリント方法 - Google Patents

多色ドットプリント方法

Info

Publication number
JPH03251468A
JPH03251468A JP2049732A JP4973290A JPH03251468A JP H03251468 A JPH03251468 A JP H03251468A JP 2049732 A JP2049732 A JP 2049732A JP 4973290 A JP4973290 A JP 4973290A JP H03251468 A JPH03251468 A JP H03251468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dot
dots
recording
shifted
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2049732A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Nishikawa
正治 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2049732A priority Critical patent/JPH03251468A/ja
Publication of JPH03251468A publication Critical patent/JPH03251468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は主走査方向に一定のピッチで記録ドツトを形成
すると共に、副走査方向に記録媒体を所定速度で移動さ
せて面状にプリント領域を形成し、かつ記録媒体の同一
面上に異なった色の記録ドツトを重ね合せて多色ドツト
プリントを行なう方法に関する。
[従来の技術] 主走査方向及び副走査方向へ所定のピッチで画像情報に
従った着色ドツトをプリントし、かつ記録媒体の同一面
上に異った色の記録ドツトを重ね合せる多色ドツトプリ
ント方法は公知であり、広く実用化されている。
この種の多色ドツトプリント方式においては、記録媒体
として紙をベースにしたものが用いられる事が多い。こ
の場合、異った色のドツトを時間差をもってプリントす
ると、その間に記録紙が吸湿や乾燥によって伸び縮みし
てしまう。その結果、先行してプリントしたある色の記
録ドツト位置がずれてしまったところへ、後続の他の色
の記録ドツトが記録される。このため異なった色の記録
ドツトどうし間に色ずれが生じてしまう。特にカラ静電
プロッタの如く、記録紙幅が1メートル前後にも及ぶ大
サイズのカラープリントを作盛する装置に於ては、僅か
0.2%程度の、通常頻繁に起り得る寸法変化が生じた
場合であっても、数十ドツト分のドツト位置ずれが容易
に発生してしまう。
この様な不具合を防止する手段として、記録紙幅の寸法
変化を検知したり、記録紙の幅方向の有効画面の外側に
ラダーマークを書込んで、そのピッチを測定することに
よって記録紙幅その他の寸法変化を検出し、その検出結
果に基づいて記録ドツトの書込み位置を修正し、色ずれ
が生じない様に制御する手段がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら記録紙幅やラダーマーク位置を読取って記
録ドツト位置を補正制御する方法においては、読取りの
精度や記録ドツト位置がデジタル的に位置決めされてし
まう。このために、実際には1ドツト程度の未修正ドツ
ト位置ずれが残ってしまう事が多い。
なお記録紙の寸法が小さなプリンタに於ては、寸法変化
によるドツト位置ずれの絶対量が小さくなる。このため
装置の簡略化をはかるべく補正機構を省略する事が多い
が、実際上は1ドツト程度のドツト位置ずれが起こる場
合が多い。しかるに現実にはこれを許容することを前提
としている例が多い。
第11図は上記ドツト位置ずれによる色彩ムラの発生状
況を示す図である。同図においてXは主走査ライン方向
を示しており、Yは副走査ライン方向(記録媒体移動方
向)を示している。記録ドツトには右上り斜線を施した
A色ドツトと、右下り斜線を施した8色ドツトとがある
。本来は、A。
Bドツトが重り合う筈のものが、記録紙の伸び縮みによ
って1ドツト分のドツト位置ずれが生じた場合を例示し
ている。なお、細かい斜線で塗りつぶしである中央の十
字ライン等は、A、Bドツトが重り合った事を示してい
る。
A、Bドツトか重り合った領域での色彩は、A色とB色
との減色混合となるから明度は低い。そして、スペクト
ルは狭い幅の分光反射ピークを有するものとなる。これ
に対して両ドツトが分離隣接している領域の色彩は、加
色混合となるから明度が高い。そしてスペクトルは広い
幅の分光反射ピークを有するものとなる。結果として記
録ドツトの重り合った領域と分離した領域とでは、主波
長は近似していても、著しく異った色彩として知覚され
る。特に前述した様なドツト位置補正制御の為に生じた
記録ドツトの位置ずれであって、隣接分離している領域
と重り合う領域とが境界を接している部分では、全く異
った色彩をプリントした様に知覚されてしまう。
そこで本発明の目的は、異なった色の記録ドツト間のX
、Y方向の記録ドツト位置ずれによって生ずる色彩表現
の変化を最小限に抑制でき、安定した色彩表現を行なう
ことのできる多色ドツトプリント方法を提供することに
ある。
また本発明の他の目的は、原画像のパターン形状の視覚
的劣化を低減することのできる多色ドツトプリント方法
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決し目的を達成するために、本発明では基
本的手段として次のような手段を講じた。
(a)主走査方向に一定のピッチで記録ドツトを形成す
ると共に、副走査方向に記録媒体を所定速度で移動させ
て面状にプリント領域を形成し、かつ記録媒体の同一面
上に異なった色の記録ドツトを重ね合わせて多色ドツト
プリントを行なう多色ドツトプリント方法に於て、記録
ドツトの形成位置を主走査方向及び副走査方向に数ドツ
ト分たけシフトさせ、異なった色の記録ドツトの重り状
況が二次元的に離散的に変化するように記録するように
した。
(b)視覚濃度の高い色の記録ドツトにはドツトシフト
を与えず、視覚濃度の低い色の記録ドツトには所定のド
ツトシフトを与えるようにした。
[作 用コ 上記手段を講じた結果、次のような作用が生じる。
記録ドツトが隣接分離しているライン領域では、所定の
確率をもって重り合うドツトと隣接分離するドツトとが
混在する様になる。また、記録ドツトが完全に重り合っ
ていた領域でも所定の確率で重り合うドツトと隣接分離
するドツトとに変換される。その結果、記録ドツト位置
ずれによる色彩の変化の発生が抑制される様に作用する
。しかもこの作用は主走査方向および副走査方向に共通
に生じるため、記録ドツト位置ずれの方向に拘らず色彩
変化を防止する効果が得られる。したがって主走査、副
走査の両方向に寸法変化を引き起こす記録媒体の色ずれ
対策として極めて有効である。
[実施例] 第1図は本発明の第1実施例の構成を示す図である。X
は主走査ライン方向を示し、Yは副走査ライン方向を示
している。また、x+3’は主走査。
副走査ライン方向に配列された記録ドツトの原画位置を
示し、xO,xl、x2・・・は主走査ライン方向のド
ツト位置座標を示し、yO,yl、y2・・・は副走査
ライン方向のドツト位置座標を示す。
さらに、sxlは主走査ライン上の各ドツトを副走査方
向にシフトさせるシフトパターンを示し、sylは副走
査ライン上の各ドツトを主走査方向にシフトさせるシフ
トパターンを示している。
本実施例では各副走査位置に於て同一の主走査ラインに
属する記録ドツトの主走査方向へのドツトシフト量は同
一量とし、そのシフト量は各副走査ライン位置に対応さ
せて離散的に変化させるようにしている。又容土走査ラ
インの同一アドレス位置にある記録ドツトの副走査方向
へのドツトシフト量は同一量とし、そのシフト量は各主
走査方向のアドレス位置に対応させて離散的に変化させ
るようにしている。
主走査ライン上の記録ドツトの原画位置Xは四角形の枡
目印で示され、そのアドレスはxlyl、x2−yl、
x3−yl 〜xll−ylである。この副走査位置y
1に於ける主走査ラインのシフト量は、パターンsyl
に従えば、軸線ycを中心として左側に1ドツトなので
、先ず主走査ライン上の全データを左へ1ドツトシフト
させるものとする。次いで、このシフトさせた主走査ラ
イン上における記録ドツトの副走査方向へのシフトは、
パターンsxlに従って行う。XO番目の記録ドツトは
パターンの軸線XCにあるので、シフトさせない。Xl
では上方へ1ドツト、X2では下方へ1ドツトシフトさ
せる。そしてx3ではシフトさせない。この様にパター
ンsxlに従って副走査方向へのドツトシフトを行なう
。この様なシフトの経過は、矢印で示されている。矢印
の起点が原画位置を示し、矢印の先端がその移動先を示
している。
各副走査ライン位置y2.y3.y4〜の各主走査ライ
ンの各ドツトに同様な手順でシフトを与えた結果、ドツ
ト位置は白丸印で示した如く、主走査方向および副走査
方向に離散的にシフトされたものとなる。
今、「二つの異った色のA、Bドツトを重ねて0 X、Yラインをプリントせよと」の指令があった場合に
おいて、Aドツトのドツトシフトは行なわず、Bドツト
のみをsxl、sy2のパターンに従ってシフトさせた
とする。そうすると枡目印と白丸印とが重なった位置で
のA、Bドツトは互いに重り合って減色混合となる。ま
た枡目印と白丸印とが重ならない位置でのA、Bドツト
は互いに重り合わないため、加色混合となる。図示例で
はA、Bドツトが重る確率は1/3であり、2/3のド
ツトは独立して存在する。
次に1ドツト分のドツト位置ずれが生じた場合には、例
えば枡目印ドツト位置の全体が各ラインと直角な方向に
1ドツト分ずれる。しかるにA。
Bドツトが重る確率は1/3であり、前述の状態が維持
される。このようにドツト位置ずれによるドツト重り率
の変化は全くないか、あるいは極めて少い。このため、
肉眼でマクロ的に認知される色彩としては変化がないも
のとして視認される。
カラープリントに於ては、少くともシアン、マゼンタ、
イエロー、場合によってはこれにブラッ1 りを加えた3色または4色の記録ドツトを重ね合わせる
場合が多い。したがって、複数の色のドツトを異ったモ
ードでドツトシフトさせる必要がある。
第2図はドツトシフトパターンを、前記s x 1 +
sylとは傾斜を逆にしたパターンsx2゜sy2を適
用した第2実施例である。図示の如く、ドツトシフトを
行なったのち再配置される記録ドツトの傾斜方向は、矢
印で示すように第1図の場合とは逆方向になっている。
ところで第1図に示したsxl、sylすなわちX−Y
平面上で表したドツトシフトパターンsxl、sylは
、共に右上りの傾斜の繰返しとなっている。これに対し
第2図に示したsx2゜sy2すなわちX−Y平面上で
表したドツトシフトパターンsx2.sy2は、共に右
下りの傾斜の繰返しとなっている。
第3図はドツトシフトパターンの傾斜角が互いに逆方向
になるシフトパターンsxlとsy2とを組合わせた第
3実施例である。この実施例にお2 いては、副走査方向に延長して描いたラインyのシフト
結果のパターンが、図示する如く三つのドツトが主走査
方向に1列に並んだパターンとなってしまう。その結果
Y方向のラインとしての連続性が大幅に失われる結果を
呈する。従って、第1図、第2図示のようにシフトパタ
ーンの傾斜角が同一方向となるパターン同志を組合わせ
ることが好ましいといえる。但し、イエローの様に記録
ドツトとしての視覚効果が小さく、色彩効果のみ強い色
については、第3図の如きシフトパターンであってもそ
れほど支障はない。
第1図〜第3図に示した第1〜第3実施例では、3ドツ
ト周期でドツトシフトを行なった例を示した。この場合
はシフトされたドツトも3ドツト単位のパターンとして
再配置される。ドツトシフトパターンの周期を長くすれ
ば、シフトされたドツトの周期も長くなって、細かな直
線の屈曲感を緩和させる事ができる。
第4図は2ドツトを単位としてドツトシフトを与え、ド
ツトシフトパターンの傾斜量を前述した3 ものの1/2とした第4実施例を示す図である。
各ドツトシフトパターンはsx3.sy3で示され、シ
フトドツトの傾斜量もこれに対応して半分に減少してい
る。
第1図〜第4図に示した実施例においては、原画座標を
主走査ライン単位で分割し、先ず主走査方向のドツトシ
フトを行い、次に副走査方向のシフトを行なう様にした
。しかし副走査方向のシフトを先行させる方法であって
も同様な効果が得られるのは勿論である。
主走査方向および副走査方向にドツトシフトを与える他
の方法としては、ウィンド処理によるドツトシフト法が
ある。この方法は主、副走査方向に数ドツト分のドツト
領域を包含するウィンドを作り、そのウィンド内のドツ
ト相互の位置を入れ替える様にする事でドツトシフト効
果を得るものである。
第5図はウィンド処理によるドツトシフトの基本構成例
を示す第5実施例図である。WAIは基準となるウィン
ドの大きさと、その中の原画像の4 ドツト位置とを示している。WBIはこのウィンドをプ
リント画面に展開した図で、そのウィンドの中に書き込
まれた数値と位置は、基準ウィンド内のドツトの移動先
を示している。このようなシフトを行なう事によって、
ウィンド内に生じたドツト位置ずれによるプリント色の
変化を防止する効果が得られる。
ところがウィンドの境界線P、Q等の両側に分れる様に
A、8色ドツトが位置ずれした場合には、A、Bドツト
は別のウィンドの中でドツト位置がシフトする為に、A
、Bドツトが重なり合う事がない。従ってドツトシフト
の効果が生ずるのは、次の二つの場合である。すなわち
、A、Bドツトが100%重なってプリントされる条件
の時にドツトシフトによってA、Bドツトが重なる確率
が引下げられる場合と、一つのウィンドの中でA。
Bドツトが隣接分離している場合にドツトシフトにより
A、Bドツトが所定の確率で重なる様になる場合との二
つの場合である。
この様なウィンドによるドツトシフト効果の制御5 約を除去するには、隣接するウィンド位置をX方向とY
方向にずらせて配置すれば良い。
第6図は上記の点を考慮した第6実施例を示す図である
。図示の如くこのウィンドWA2は、田型の中の1個を
除去した形状をなしている。又ウィンドの配列は上記ウ
ィンド形状に対応してWB2の如く配列している。かく
して隣接ウィンドは相互に境界線の位置がずれた状況を
呈しており、前記制約が除去されている。なおWA2に
おける1、2.3はウィンドの基準ドツト位置を示して
おり、WB2のウィンド内の数値は基準ドツトの移動先
位置を示している。
第7図はx、yのラインにそって画素ドツトが配列され
ている原画像に対して、第6図に示したウィンド処理に
よるドツトシフトを与えた場合のドツト配列の例を示す
図である。異なった色のドツトに対して異なったシフト
を与える為に、ウィンド内のドツトの移動先のアドレス
パターンを変更する事によって移動ドツトパターンが変
化して、異なった色に対して異なった移動を与える事が
で6 きる。
なお第6図においては各ウィンドのシフトパターンは同
一のものを用いているが、周期的にこのパターンを変更
する事によって、−層複雑なドツトシフトを与える事が
できる。
第8図は上記の点を考慮した第7実施例を示す図である
WA2はウィンド内の基準ドツト位置を示し、WB3は
二次元的に配列したウィンド及びそのウィンドの中で周
期的に変化する移動先のアドレスパターンを示している
第9図は、第8図に示すX+3’ライン上に原画ドツト
が配列されている場合に、ドツトシフトを与えた結果を
示す図である。
本実施例を第6図、第7図に示した第6実施例と比較す
ると、ドツトシフトのパターンが多様化している。また
X方向、Y方向のシフトパターンが同一パターンになっ
ている点が特徴点として認められる。
第10図は、A、Hの2色のドツトを重ね合わせた原画
パターンであって、1ドツト分のドツト7 位置ずれが有る箇所と無い箇所とが混捏している原画に
対して本発明方法を適用した場合の作用効果を示す図で
ある。
Ml、N2.N3はX方向に沿って延長して配置される
A色の原画ドツト位置を示し、Nl。
N2.N3はこれと重なるべきB色の原画ドツトを示す
。MlとN1及びN3とN3、は1ドツト分の位置ずれ
を生じている為、重り合っていない。
同様にVl、N2.N3はY方向に沿って延長して配置
されるA色ラインでWl、W2.W3はこれと重なるべ
きB色のラインを示す。vlとWlおよびN3とW3は
1ドツト分の位置ずれを生じている為、重り合っていな
い。
図示したドツトシフトパターンは、sxl。
sylで示すパターンで行ない、A色のドツトをシフト
させ、B色のドツトはシフト処理を行なわない状況を示
している。白丸印はA色のドツト、×丸印はB色のドツ
ト、斜線丸印は両ドツトが重り合ったドツトを示してい
る。図から明らかな様に、斜線丸印ドツトはX、Y方向
の各ライン上に8 ほぼ均等に存在し、ドツト位置ずれによる色彩表現効果
に差が見られない事が解る。この例の様に、2色のドツ
トの重ね合わせにおいては、一方の色のドツトをシフト
させるのみで色彩安定化効果が得られる。したがって、
プリントに必要な色のうち、ドツトシフトさせる色とさ
せない色とを指定して扱うと好都合である。
第10図において、×丸印ドツトと斜線丸印ドツトとが
B色のドツトであり、ドツトシフトを与えずに原画その
ままで配列されている。この様に視覚濃度の高いドツト
は目につきやすく、パターン全体の形状を認知させる効
果が大きいので、ドツトシフトを与えない方が良い。
プリンタに用いられる色材は、シアン、マゼンダ、イエ
ローであるが、これとは別にブラックのドツトをプリン
トする場合がある。有彩色の色材の中で、シアンは必要
な赤色部の吸収の他に緑色部、青色部にもかなりの不必
要な吸収を含むケースが多い。したがって、単独でも視
覚濃度が高いうえ、他のマゼンダやイエローと重り合っ
た時の9 視覚濃度も高くなる。このためドツトシフトを与えない
事が好ましい。
第10図におけるB色のドツトがシアンドツトであると
すると、単独での視覚濃度と、A色と重ねた時の視覚濃
度とが高いことに対応させて×丸印及び斜線丸印にした
ものと理解すると、原画情報のパターン形状が良好に認
識し得る事が理解される。マゼンダドツト及びイエロー
ドツトは、シアンドツトよりも視覚濃度が低いから、ド
ツトシフトを与え、しかも各界ったシフトパターンとな
す事か好ましい。
有彩色の他にブラックドツトがプリントされる場合、線
画を主体とする画像では文字、引出し線等他の有彩色の
線とは異なった用途で独立して用いられる(色彩効果が
ない為)から、ドツトシフトを与える必要がない。また
塗りつぶしの画像中にブラックドツトを点在させる場合
もあるが、色彩効果はないので他の有彩色ドツトと重ね
た位置にプリントする必要はない。従ってドツト位置ず
れによる色彩表現への影響は無視する事ができる。
0 このためドツトシフト・を行なう必要性は少く、むしろ
ドツトシフトを行なわない方が好ましい。
[発明の効果] 手段(a)の如く構成された本発明によれば、異なった
色の記録ドツト間のX、Y方向の記録ドツト位置ずれに
よって生ずる色彩表現の変化を最小限に抑制でき、安定
した色彩表現を行なう事ができるという効果が得られる
また手段(b)の如く構成された本発明によれば、上記
の効果に加えて、原画像のパターン形状の視覚的劣化を
おさえる事ができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図は本発明
の第2実施例を示す図、第3図は本発明の第3実施例を
示す図、第4図は本発明の第4実施例を示す図、第5図
は本発明の第5実施例を示す図、第6図および第7図は
本発明の第6実施例を示す図、第8図および第9図は本
発明の第7実施例を示す図、第10図は上記実施例の作
用効果を示す図である。第11図は従来技術の問題点を
1 示す図である。  2 第11 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主走査方向に一定のピッチで記録ドットを形成す
    ると共に、副走査方向に記録媒体を所定速度で移動させ
    て面状にプリント領域を形成し、かつ記録媒体の同一面
    上に異なった色の記録ドットを重ね合わせて多色ドット
    プリントを行なう多色ドットプリント方法に於て、 記録ドットの形成位置を主走査方向及び副走査方向に数
    ドット分だけシフトさせ、異なった色の記録ドットの重
    り状況が二次元的に離散的に変化するように記録するこ
    とを特徴とする多色ドットプリント方法。
  2. (2)同一の主走査ライン、副走査ラインに所属する記
    録ドットのドットシフト量が同一となる様にシフトさせ
    ることを特徴とする請求項1に記載の多色ドットプリン
    ト方法。
  3. (3)主走査ライン方向、副走査ライン方向に与えるド
    ットシフト位置を結ぶラインの傾斜方向が、主走査ライ
    ン上におけるものと副走査ライン上におけるものとが同
    一になるように設定したことを特徴とする請求項2に記
    載の多色ドットプリント方法。
  4. (4)主走査方向、副走査方向に配置される数ドット分
    のドット領域を囲むウインドを作成し、このウインド内
    において各ドット位置を入れ替えて、シフトさせること
    を特徴とする請求項1に記載の多色ドットプリント方法
  5. (5)隣接するウインド間において、ウインド位置が主
    走査方向、副走査方向にずれて配置されていることを特
    徴とする請求項4に記載の多色ドットプリント方法。
  6. (6)視覚濃度の高い色の記録ドットにはドットシフト
    を与えず、視覚濃度の低い色の記録ドットには所定のド
    ットシフトを与えることを特徴とする請求項1に記載の
    多色ドットプリント方法。
  7. (7)視覚濃度の高い色とは、シアンまたはブラックで
    あることを特徴とする請求項6に記載の多色ドットプリ
    ント方法。
JP2049732A 1990-02-28 1990-02-28 多色ドットプリント方法 Pending JPH03251468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2049732A JPH03251468A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 多色ドットプリント方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2049732A JPH03251468A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 多色ドットプリント方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03251468A true JPH03251468A (ja) 1991-11-08

Family

ID=12839363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2049732A Pending JPH03251468A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 多色ドットプリント方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03251468A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0622212A2 (en) * 1993-04-30 1994-11-02 Hewlett-Packard Company Images printing method
EP0622211A3 (en) * 1993-04-30 1996-03-20 Hewlett Packard Co Inkjet printing process on plastic recording material.
US6157461A (en) * 1997-10-27 2000-12-05 Hewlett-Packard Company Method of generating randomized masks to improve image quality on a printing medium

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0622212A2 (en) * 1993-04-30 1994-11-02 Hewlett-Packard Company Images printing method
EP0622212A3 (en) * 1993-04-30 1995-03-15 Hewlett Packard Co Image printing method.
EP0622211A3 (en) * 1993-04-30 1996-03-20 Hewlett Packard Co Inkjet printing process on plastic recording material.
US5555006A (en) * 1993-04-30 1996-09-10 Hewlett-Packard Company Inkjet printing: mask-rotation-only at page extremes; multipass modes for quality and throughput on plastic media
US5677716A (en) * 1993-04-30 1997-10-14 Hewlett-Packard Company Maximum-diagonal print mask and multipass printing modes, for high quality and high throughput with liquid-base inks
SG84477A1 (en) * 1993-04-30 2001-11-20 Hewlett Packard Co Maximum-diagonal print mask and multipass printing modes, for high quality and high through put with liquid-base inks
US6157461A (en) * 1997-10-27 2000-12-05 Hewlett-Packard Company Method of generating randomized masks to improve image quality on a printing medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910007211B1 (ko) 망목판 화상과 그 기록방법 및 기록장치
JP3444937B2 (ja) インクジェットプリント方法及びインクジェット記録装置
JPH04226367A (ja) インタレース多色印刷方法
JP4761515B2 (ja) 画像形成装置および方法
US6287027B1 (en) Image correction system for image printing apparatus using multihead
JPH0817445B2 (ja) 画像のカブセ処理方法
JPH0220194B2 (ja)
US4998132A (en) Image edit system
JPH03251468A (ja) 多色ドットプリント方法
US5784078A (en) Recorder and print control method using various print patterns to print prescribed areas by a plurality of scans
JPH04208997A (ja) 文書処理方法及び装置
US6346959B1 (en) Image forming apparatus and method for image formation
JP2022015681A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2001219599A (ja) 画像形成方法
JP7427386B2 (ja) 情報処理装置、方法、及びプログラム
JPS60180370A (ja) カラ−記録方法
US9873270B2 (en) Printer and method of obtaining inclination information of guide of printer
JP3479343B2 (ja) カラー印刷装置の色ずれ量判定方法
US5926198A (en) Color image printing apparatus capable of eliminating Moire pattern
JP2001353906A (ja) 多色印画像形成における平行度ずれ補正方法
WO2018221101A1 (ja) 画像記録装置、画像記録方法および補正情報取得方法
JPH03221478A (ja) 多色ドットプリント方法
JPH08290596A (ja) フルカラー記録装置
JPH10838A (ja) 印刷システム、その濃度補正方法およびテストパターン
JPH06328789A (ja) カラー印字装置