JPH03251302A - 工作機械の工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テーパシャンク部又はストレートシャンク部
を有する工作機械の工具に関するものである。

従来の技術 従来、工具のシャンク部は、断面形状が真円のテーパ又
は円筒で、第９図に示すように主軸１０１又は工具ホル
ダの端面に設けられた回り止め及び位相決め用の駒１０
２に係合する切欠き溝１０３ａが刻設されている。

発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べた切欠き溝１０３ａを有する工具のう
ち回転工具は、近年ますます高速回転されることか多く
なり、駒１０２や切欠き溝１０３ａによって発生する風
切り音が騒音の原因となるという問題点を有している。

本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、切欠き
溝なしで回り止め及び位相決めができ、高速回転におい
ても風切り音が発生しない工具を提供しようとするもの
である。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明における工作機械の
工具は、シャンク部を一部又は全部非円形断面形状にし
たものである。

作用 シャンク部が非円形断面形状の工具が自動工具交換装置
（以下ＡＴＣと呼ぶ）又番よ手動により、工具と同一形
状の非円形断面形状の丁−具装着穴を有する主軸に装着
されると、自動的に位相決め及び回り止め効果が発生し
、主軸が高速回転されると、円周部に風切り音を発生ず
る凹凸がないので静かに回転する。

実施例 実施例について図面を参照して説明する。

第１図は主としてマシニングセンタ等工作機械に使用さ
れる回転工具で、テーバシャンク部Ｉの右側にＡＴＣ用
のＶ溝を有する鍔部２が一体に形成され、左側に主軸の
工具引上げ装置用のプルスタッド３が螺着されている。

テーバシャンク部１は、第２図に示すように、三角形の
非円形断面形状（以下ポリゴン断面形状と呼ぶ）に形成
され、主軸４の工具装着穴は、このシャンク部１に合わ
せたポリゴン断面形状に形成されている。

なおポリゴン断面形状は、第１図、第２図に示すような
三角形に限定する必要はなく、最近急速に発達したカム
旋盤や、カム研削等により容易に加工可能な単純な形状
の中から、ＡＴＣに都合のよい形状を選択することがで
き、その形状の一部は第３図〜第８図に示すとおりであ
る。但し第６図は第２図と同一形状である。

また第１図、第２図に示すように、シャンク全体をポリ
ゴン断面形状にするものと限定されるものではなく、一
部分のみをポリゴン断面形状にしても目的を達すること
ができる。

またシャンク部は、テーパシャンクに限定されるもので
はなく、ストレー１−シャンクにも適応可能なのは当然
である。

発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。

工作機械の工具のンヤンク部をポリゴン断面形状にし、
主軸等の工具装着穴もこれに合った形状にして、回り止
め及び位相決め用の駒と切欠き溝とをな（したので、高
速回転しても風切り音の発生が少なく、騒音の少ない静
かな高速回転が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は非円形断面形状のシャンク部を有する工具の側
面図、第２図は第１図を左側から見た図、第３図〜第８
図は非円形断面形状の種類の一部を表す図で、第３図は
長円形断面形状の図、第４図は楕円形断面形状の図、第
５図は回線形三角形断面形状の図、第６図は円孤形三角
形断面形状の図、第７図は直線形四角形断面形状の図、
第８図は円孤形四角形断面形状の図、第９図は従来の切
欠き溝を有する工具を示す図、第１０図は第９図のＡＡ
線線断断面図ある。 １・・シャンク部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）シャンク部を一部又は全部非円形断面形状にした
   ことを特徴とする工作機械の工具。