JPH0325128A - 浮沈式深層水取水装置 - Google Patents

浮沈式深層水取水装置

Info

Publication number
JPH0325128A
JPH0325128A JP15751389A JP15751389A JPH0325128A JP H0325128 A JPH0325128 A JP H0325128A JP 15751389 A JP15751389 A JP 15751389A JP 15751389 A JP15751389 A JP 15751389A JP H0325128 A JPH0325128 A JP H0325128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
intake device
float
pipe
water intake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15751389A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamiki Koyama
小山 民樹
Kazuo Miyazawa
宮沢 和夫
Shoko Shimizu
勝公 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP15751389A priority Critical patent/JPH0325128A/ja
Publication of JPH0325128A publication Critical patent/JPH0325128A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポンプを使って深層水を取水する浮沈式深層
水取水装置に関する。
〔従来の技術〕
現在、深層水利用や、海洋温度差発電(OTEC〉にお
ける冷水取水及びマンガン団塊の回収等を中心に深海の
水を取水する施設が必要となってきている。かかる施設
の従来例を示したのが第5図である。
従来の浮沈式深層水取水装置は、一般的には、第5図に
示すようにバージ22に水中ボンプ21を搭載し、シン
カー24、係留索25を使って海上にバージ22を係留
する。そして、パージ22から取水管23を降ろし、水
中ボンプ21により取水管23を通して深層水を取水し
て上記の各種目的に利用している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の浮沈式深層水取水装置は、次のよう
な問題点をもっている。
(イ)パージに水中ポンプを搭載して水面に浮かせ、こ
こから取水管23を降ろすため、−Gに規模が大きくな
り、暴風時には、退避させることになるが、その際の移
動、再係留に伴う施工技術、コストの面で多くの問題を
もっている。
(ロ)シンカー、係留索を使ってパージを係留させるた
め、特に大水深下では、これらの係留設備が大掛りとな
る。
(ハ)パージ上から水中ポンプを使って吸い上げるため
、管路は外圧を受ける。この外圧に対応して管周方向に
は剛性が高い性能を持ち、しかも作用外力に対し管軸方
向には可撓性に優れるといった、相矛盾する性能を持つ
管材が必要となる。
(二)上記各点から明らかなように大型、大掛かりな施
設となるため、設置施工や維持管理が大変である。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、安価
で設置が容易な浮沈式深層水取水装置を提供することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明の浮沈式深層水取水装置は、ポンプを
使って深層水を取水する浮沈式深層水取水装置であって
、シンカーに水中ポンプを取り付けて該水中ポンプに送
水管を接続し、該送水管の先端及び中間にフロートを取
り付けて送水管を浮沈させるようにしたことを特徴とす
る。
〔作用〕
本発明の浮沈式深層水取水装置では、シンカーに水中ポ
ンプを取り付けてその重量で管を係留し、フロートを使
って送水管を浮沈させるので、シンカーを落とすだけで
係留設置できる。また、シンカーに取り付けた水中ポン
プによる送水式取水とするので、内圧管となり送水管と
してホース状のものを使用できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る浮沈式深層水取水装置の1実施例
を示す図、第2図はシンカー本体の概念を示す図、第3
図は本発明に係る浮沈式深層水取水装置に作用する外力
を説明するための図、第4図は送水管のセット状況を示
す図である。
第1図において、■はシンカー、2は水中ポンプ、3は
送水管、4は先iUングフロート、5は中間リングフロ
ート、6はキャプタイヤケーブル、7は流入口を示す。
本発明に係る浮沈式深層水取水装置は、第1図に示すよ
うにシンカーlに水中ボンプ2を取り付けて送水管3を
接続し、送水管3に先i1Jングフロート4及び複数の
中間リングフロート5を取り付ける。
シンカーlには、第2図の概念図に示すように水中ポン
プ2を取り付け、エアーホース付のキャブタイヤケーブ
ル6を介して駆動電源を供給する。
そして、この水中ボンプ2に連結するスイベル管8には
、管線形保持用治具9を使って送水管3を接続し、水を
流入口7から吸い込んでスイベル管8を通して送水管3
へ送って取水する。なお、キャブタイヤケーブル6に取
り付けたエアーホースは、後述するように送水管3を介
して先i1Jングフロート4に接続され、送水管3を浮
沈させるのに使用される。
送水管3は、高分子材料によるホースとし、エアーホー
ス2本が取り付けられる。また、中間リングフロート5
は、送水管3の海中重量をゼロにするよう浮力調整して
取り付けられる。そして、送水管3の浮沈は、先端リン
グフロート4にエアーまたは水を入れることでコントロ
ールする。そのために、先端リングフロート4の送気/
送水は、キャブタイヤケーブル7及び送水管3に取り付
けられて配管されたエアーホース(2本)を介して陸上
より行われる。
上記の構或により、シンカー1は、第3図に示すように
その重量によって海底面上に係留され、海底面上のシン
カーlと水面上の先i1Jングフロート4で流力等の外
力に対して管路の線形を保持する一点係留方式による構
造となる。このように本発明に係る浮沈式深層水取水装
置は、浮沈式管路による一点係留方式の装置として、水
中ボンプ2を海底面上のシンカー1に配置して送水式取
水としたことにより、管路は、内圧管となるためホース
状の管路の使用が可能になる。なお、キャプタイヤケー
ブル6は、海底地盤が急峻な場合、シンカーlの係留に
対し、移動防止を図るのにも利用される。
また、水中ポンプ2及び送水管3のメンテナンスは、送
水管3に取り付けられた引き上げ用o 一ブ10を取り
付けることによって、この引き上げ用ロープ10を利用
してンンカーlを引き上げ、海面上で行うことができる
。なお、送水管3と引き上げ用ローブ10との接続は、
第4図に示すような接続リングllによりスルーな構造
でセットする。しかも、送水管3の強度が小さい場合は
、この引き上げ用ロープlOで送水管3への作用外力を
分担させる。
以上のように本発明に係る浮沈式深層水取水装置は、浮
沈式管路とすることによって、暴風時にも退避させず、
そのまま係留させておくことができる。また、一点係留
方式を採用することによって、海底面上のシンカー1と
水面上の先端リングフロート4で流力等の外力に対して
管路の線形を保持するので、構造を非常にシンプルにす
ることができる。設置する際には、ホース状の管路と、
シンカーを落とすだけでよいので、非常に簡単に施工で
き、大水深下での係留も容易にできる。
なお、本発明:よ、上記の実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例で
は、海水を取水する浮沈式深層水取水装置を説明したが
、海底に限らず湖底等の深層水を取水するのにも適用で
きることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、シン
カーに水中ポンプを取り付けて浮沈式管路による一点係
留方式の構造としたので、大水深、急峻地形、どのよう
な立地条件でも使用できる。
しかも、大水深下での係留、その引き上げ作業も簡単に
行えるので、取水施設のメンテナンスが容易に行える。
また、送水管の先端のフロートに送気/送水することに
よって浮沈させるので、管路の浮沈コントロールが陸上
ででき、施設費用も安価となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る浮沈式深層水取水装置のl実施例
を示す図、第2図はシンカー本体の概念を示す図、第3
図は本発明に係る浮沈式深層水取水装置に作用する外力
を説明するための図、第4図は送水管のセット状況を示
す図、第5図は浮沈式深層水取水装置の従来例を示す図
である。 l・・・シンカー、2・・・水中ポンプ、3・・・送水
管、4・・・先端リングフロート、5・・・中間リング
フロート、6・・・キャプタイヤケーブル、7・・・流
入口、8・・・スイベル管、9・・・管線形保持用治具
、lO・・・ロープ、l1・・・接続リング。 出 願 人  清水建設株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポンプを使って深層水を取水する浮沈式深層水取
    水装置であって、シンカーに水中ポンプを取り付けて該
    水中ポンプに送水管を接続し、該送水管の先端及び中間
    にフロートを取り付けて送水管を浮沈させるようにした
    ことを特徴とする浮沈式深層水取水装置。
  2. (2)送水管の中間に取り付けたフロートの浮力を送水
    管の水中重量がゼロになるように調整したことを特徴と
    する請求項1記載の浮沈式深層水取水装置。
  3. (3)送水管の先端に取り付けたフロートは、エアーホ
    ースを介して送気/送水することによって浮沈させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の浮沈式深層水取水装置。
  4. (4)エアーホースは、水中ポンプに接続されるケーブ
    ル及び送水管に取り付けて配管されることを特徴とする
    請求項3記載の浮沈式深層水取水装置。
  5. (5)送水管には引き上げ用ロープを取り付け、該引き
    上げ用ロープを使ってシンカーを引き上げ可能にしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の浮沈式深層水取水装置。
JP15751389A 1989-06-20 1989-06-20 浮沈式深層水取水装置 Pending JPH0325128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15751389A JPH0325128A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 浮沈式深層水取水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15751389A JPH0325128A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 浮沈式深層水取水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0325128A true JPH0325128A (ja) 1991-02-01

Family

ID=15651319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15751389A Pending JPH0325128A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 浮沈式深層水取水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0325128A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100835713B1 (ko) * 2007-04-20 2008-06-05 한국해양연구원 계류기능을 가진 라이저파이프를 이용한 해양 심층수취수장치
JP2011207537A (ja) * 2010-03-28 2011-10-20 Nippon Steel Engineering Co Ltd 揚鉱システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100835713B1 (ko) * 2007-04-20 2008-06-05 한국해양연구원 계류기능을 가진 라이저파이프를 이용한 해양 심층수취수장치
JP2011207537A (ja) * 2010-03-28 2011-10-20 Nippon Steel Engineering Co Ltd 揚鉱システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101280862B (zh) 海底pe管道边敷边埋施工方法
CN101881148B (zh) 一种导管架立管安装方法及其专用立管组件
US4459065A (en) Subsea winching apparatus and method
GB2295408A (en) Marine steel catenary riser system
RU94046178A (ru) Система, предназначенная для использования при добыче нефти и газа из эксплуатационных скважин на морском дне
CN203584490U (zh) 海缆或软管埋设装置及施工船
AU613034B2 (en) Method for installation of a buoyant body on a sea bottom
JP2002356880A (ja) 取水装置
CN106704705B (zh) 一种水上管线组装作业方法及系统
JPH0325128A (ja) 浮沈式深層水取水装置
AU2007244951B2 (en) Towing and recovery method for deepwater pipelines and risers
CN113585343B (zh) 一种具有缆流墩的斜拉式悬浮隧道及其施工方法
JP3701925B2 (ja) 水中モータポンプ使用小口径管大容量海洋深層水取水システム及びメンテナンス方法並びにその工法
JPH02214404A (ja) 浮上プラント用長尺体立上げ布設方法
EA001885B1 (ru) Способ проведения буровых работ на морском дне с использованием одного трубопровода
CN207814644U (zh) 海底管道卷管铺设装置
KR100537772B1 (ko) 스틸 부이를 이용한 관로 설치방법
CN113294591B (zh) 一种岛屿间海底管道拖拉钢缆的布置方法
CN2604377Y (zh) 一种滩海自航式钢质座底井场
CN220130293U (zh) 一种具有升降补偿功能的双船体水上钻探平台
CN217355827U (zh) 一种能够均衡实现多根大口径管道同时铺设的注水系统
CN214698994U (zh) 一种水下拖拉钢丝与浮筒系固小钢丝的固定连接装置
JPH0367917B2 (ja)
CN210482418U (zh) 深水非接触埋设装置
JPH0143193B2 (ja)