JPH03250896A - 平面スピーカ - Google Patents

平面スピーカ

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JPH03250896A
JPH03250896A JP4750290A JP4750290A JPH03250896A JP H03250896 A JPH03250896 A JP H03250896A JP 4750290 A JP4750290 A JP 4750290A JP 4750290 A JP4750290 A JP 4750290A JP H03250896 A JPH03250896 A JP H03250896A
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JP
Japan
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planar
planer
transformer
speaker
coil
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JP4750290A
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English (en)
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Tetsuhiko Mizoguchi
徹彦 溝口
Michio Hasegawa
長谷川 迪雄
Masashi Sahashi
政司 佐橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はスピーカに係わり、特に、携帯用小形テレビジ
ョン等の薄型機器あるいは超薄型壁掛はスピーカ等に用
いられる平面スピーカに関する。
(従来の技術) 半導体技術や高密度実装技術の急速な発達により、各種
電子機器の小型薄型化および高性能化が進行するなか、
オーディオビイシュアル機器もその例外ではない。テレ
ビに代表されるデイスプレィ装置は、ブラウン管技術の
高度化あるいは液晶デイスプレィやプロジェクションデ
イスプレィ技術の進歩で、大型薄型化傾向が顕著である
方で、携帯用テレビの普及も目覚ましく、小型薄型化へ
の技術的要求も高いものとなっている。
この様なデイスプレィ機器の薄型化が進行するなか、オ
ーディオ機器、特に、スピーカの薄型化は、満足できる
ものではない。その理由の第1は、現用スピーカの構造
にある。即ち、現用スピーカは、永久磁石、導線を巻回
したコイル、コーンおよび共鳴箱から構成され、コイル
に流れる音声信号電流を永久磁石が発生する磁界との電
磁誘導により、コーンの振動に変換し、共鳴箱により音
圧を増幅する方式となっている。これらの永久磁石およ
びコイルの組み合わせは本質的に薄型化に不向きである
。第2の理由は、現用スピーカに代わる新しいタイプの
スピーカ、例えば、圧電素子を用いたスピーカの場合、
圧電素子は電圧により駆動されるので、実用可能な程度
の十分な音圧を得るためには、圧電素子に印加される音
声信号を昇圧するためのトランスが必要である。しかし
、従来のトランスは、圧電素子に比較してかさが大きく
、薄型化には、不向きである。
さらに、大きな音圧を必要としない用途に圧電素子を単
独でスピーカとして用いると、高周波数側では入力側(
1次側)から見た圧電素子側(2次側)のインピーダン
スが1/ωC(ωは信号の角周波数、Cは圧電素子の静
電容量)に従って小さくなり、入力側に接続されたアン
プ等の機器を破壊する虞がある。
(発明が解決しようとする課題) 従来のスピーカは、上述した様に、永久磁石および導線
を巻回したコイルを組み合わせているために薄型化には
不向きである。また、圧電素子と鉄心を有するトランス
とを組み合わせたスピーカもこのトランスが平面化に不
向きなために、小型平面化できない。さらに、平面スピ
ーカを実現するために、圧電素子等の振動素子を単独で
用いた場合は、高周波数側で入力側に接続されたアンプ
等の機器を破壊する虞がある。
本発明の目的は、アンプ等の入力側に接続された機器を
破壊する虞がなく、薄型化されたデイスプレィ装置等の
薄型機器に対応できる薄型の平面スピーカを提供するこ
とにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段および作用)本発明は、平
面振動子と、前記振動子に接続される平面状コイルから
なる2次コイル、この2次コイルとトランス動作を生じ
るように近接配置される平面状コイルからなる1次コイ
ル、およびこの1次コイルと2次コイルとの少なくとも
一方に絶縁層を介して配置された強磁性体層から構成さ
れる平面トランスとを具備することを特徴とする平面ス
ピーカである。
本発明の平面スピーカは、2次側出力回路の共振周波数
を10に&以下とするのが好ましい。即ち、平面スピー
カにおける平面トランスの2次コイルが有するインダク
タンスLとこの2次コイルに接続される平面振動子にお
ける振動素子の静電容量Cとが形成するLC直列共振回
路の共振周波数は10kHz以下であることが好ましい
。 この理由は、以下の通りである。一般に、平面振動
子が示す音圧の周波数特性は、振動素子が取り付けられ
る振動板自体が有する固有振動特性に、振動素子を含む
共振回路の電気的な振動特性が重畳されたものになる。
ここで、振動板は10kl(z以上の共振周波数を有す
るものが多い。これは、振動板の厚み。
材質、大きさ等に大きく依存するが、平面スピーカとし
て考えられる通常の寸法、長さ50kl幅50閣×厚さ
5mから長さ500mX幅500mmX厚さ10++a
の範囲の場合、その共振周波数は10kHz以上となる
。従って、上記LC直列共振回路の共振周波数、即ち、
電気的共振点を10k)lz以下とすることにより、平
面振動子全体としては、10kHz以下の低音の音圧レ
ベルの低下を防止するためである。
本発明の平面スピーカにおいて、振動素子としては、圧
電素子、例えば希土類元素および鉄を中心とする遷移金
属元素からなる磁歪合金を用いた磁歪振動子を用いるこ
とができる。平面トランスの2次コイルは、圧電素子等
の振動素子の久方端子に接続されることになる。
本発明の平面スピーカにおいて、平面トランスの平面状
コイルとは、例えば、絶縁層の表面および裏面にスパイ
ラル状に導体を設けて各導体を、この絶縁層を貫通する
スルーホールを通して接続した構造の2層スパイラルコ
イルを用いることができる。このスパイラルコイルにお
いて、端子の取出しに支障が生じなければ、スパイラル
状の導体が1層だけのスパイラルコイルでも良い。また
、導体の形状は同心的に配置されるスパイラル状に限ら
ずに、つづら折り状等、トランスの巻線としての機能を
有するものであれば、特に、形状には限定されない。銅
張フレキシブル基板の銅箔をエツチングすることで簡単
に形成することができる。
また、蒸着等の薄膜形成手段を用いても良い。
この平面トランスにおいて、平面状コイルを積層すると
インダクタンスが増大して人出カミ圧が増大するが、こ
の場合、平面状コイル間には絶縁層のみを介在させて、
強磁性体層を介在させないことが望ましい。これは、平
面状コイル間に強磁性体層を介在させてもインダクタン
スの増大には殆ど寄与せず、平面トランス全体の厚さを
増大させて、単位体積当たりの性能を低下させるだけと
なるためである。また、1次コイルと2次コイルとの間
に強磁性体層を設けると、1次コイルおよび2次コイル
の間のエネルギーの伝達が殆どなくなるので、1次コイ
ルと2次コイルとの間には、強磁性体層を設けないこと
が望ましい。平面トランスの簡略化した構成を第5図(
A)および第5図(B)に示す。第5図(A)の平面ト
ランスでは、1次コイル(11)および2次コイル(2
1)が積層されており、第5図(B)の平面トランスで
は、1次コイル(11)および2次コイル(21)が絶
縁層(30)の上に。
即ち、同一平面上に存在し、2次コイル(21)を1次
コイル(11)が包囲する形をとる。また、逆の構成で
も良い。この場合、コイルを挟むように2つの強磁性体
層(32)を設けているが、一方の強磁性体層だけでも
良い。同図において、(31)はコイル(11)、(2
1)と強磁性体層(32)とを絶縁する絶縁体層を示す
平面トランスにおいて、各強磁性体層の厚さは、100
−以下、41以上とすることが好ましい。即ち、強磁性
体層の厚みが100μsを超えると、表皮効果によって
、磁束は内部まで浸透しなくなり、強磁性体層の厚さが
増加した割りには、I−ランスのインダクタンスは増加
せず、単位体当たりのインダクタンスは低下してしまい
、トランスの性能が低下するためである。また、厚みが
4μs未満であると、スパイラル状の平面コイルに電流
が流れることによって生じる磁束の全てが通るのに必要
な断面積が得られないために漏洩磁束が多くなり、イン
ダクタンスが著しく低下し、単位体積当たりのインダク
タンス値が低下してしまい、好ましくない。
前記強磁性体層としては、]、0kHzにおける実効透
磁率μ2.がμ0.≧lXl0’であるものが望ましい
。この様な条件を満足する強磁性体層を用いれば、高イ
ンダクタンスの平面トランスが得られる。この強磁性体
層としては、例えば、■式の一般式で表わされる非晶質
合金薄帯が用いられる。
(M’x−aha)too −bXb  ・・・ ■た
だし、N′はFeまたはC01M+よTi、V、Cr、
 Mn、 Co、Fe、 Ni、 Zr、 Nb、 M
o、 If、 Ta、 L Cuの内の少なくとも1種
、XはSi、 B、P、 C,Ge、 AQの内の少な
くとも1種、0≦a≦0.15.12≦b≦30である
この非晶質合金薄帯を構成する各元素の作用および組成
について説明する。
Nは高周波領域における透磁率の向上および結晶化温度
の上昇に寄与する成分である。a)0.15の場合には
、キューリー温度が低くなり過ぎて、実用上好ましくな
い。
Xは非晶質化に必須の元素である。ただし、実用上熱安
定性を考慮した場合、Siと8との組み合わせが好まし
い。b〈12およびb〉30では非晶質化が困難となる
ため、12≦b≦30の範囲が好ましく、特に、15≦
b≦25の範囲が好ましい。
この様な組成を有する非晶質合金の大部分は、5kG以
上の飽和磁化を有し、最適歪み取り熱処理によって、 
1×104以上の実効透磁率が得られる。
目的とする平面トランスを達成するためには、飽和磁化
および透磁率が共に高い強磁性体層を用いることが特に
望ましい。この様な高透磁率、高飽和磁化を有する強磁
性体層としては、例えば、Fe7)、5CulNb3S
xx、i、Jgの組成を有する非晶質合金を結晶化温度
よりも高い温度で熱処理することにより得られる超微細
結晶粒合金薄帯が挙げられる。
この磁性合金は、lok[(zにおける実効透磁率(μ
1Qk)が5X104と大きく、飽和磁化(4層Ms)
が13.5kGと大きい。この磁性合金薄帯を用いるこ
とにより、高インダクタンス値を有する平面1ヘランス
が得られる。
この平面トランスにおいて、1層または複数層の強磁性
体層は複数の部分しこ分割することが望ましい。強磁性
体層を複数の部分に分割すると、高周波損失を減少する
ことができるので、平面トランスの効率が向上する。
この平面トランスは、通常、全体を外装用モールI−樹
脂で被覆した形態で使用される。この場合、平面トラン
スを構成する強磁性体層の外側に、モールド樹脂の収縮
力緩和層として、例えば、モールド樹脂の硬化温度より
も熱変形温度が高い有機高分子フィルムを積層し、平面
トランスの側面を接着剤で塞いだ状態で、トランス全体
を液状のモールド樹脂に浸し、この後、乾燥、硬化させ
てモールド樹脂で被覆することが好ましい。このように
して収縮力緩和層を設けることにより、モールド樹脂が
硬化して収縮する際に生じる収縮力を緩和することがで
き、収縮力が強磁性体層に伝わるのを防止し、逆磁歪効
果によるインダクタンスの低下を防ぐことができ、平面
トランスの効率の低下を防止することができる。
この収縮力緩和層として用いられる有機高分子フィルム
としては、例えば、ボリフェニレンサンファイルド(P
PS)が挙げられる。この収縮力緩和層の厚さは20虜
以上であることが望ましい。
この厚みが20μm未満であると、しわが入りやすくな
り、モールド樹脂が硬化して収縮する際に生じる収縮力
を緩和することができにくくなるためである。この収縮
力緩和層は、その機能を発揮できるものであれば、有機
高分子フィルムに限らない。
本発明によれば、平面振動子と、平面状コイルからなる
1次コイルおよび2次コイル並びにこれらの少なくとも
一方に絶縁層を介して配置された強磁性体層から構成さ
れる平面1−ランスとを用い、前記振動子を平面1−ラ
ンスの2次コイルに接続し、平面トランスの1次コイル
に音声信号等の入力信号を印加する様に接続してスピー
カを構成することにより、振動子には平面トランスで昇
圧された電圧が印加され、十分な音圧が得られると共に
、平面状コイル等から構成される平面1−ランスは薄く
できるので平面スピーカとすることができる。
また、この平面スピーカでは、圧電素子等の振動素子は
平面トランスを介して入力側と接続されるので、高周波
数側でも入力側から見たインピーダンスの低下がなく、
アンプ等の機器を破壊する虞がない。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
第1図に示す様に、この実施例の平面スピーカ(1)は
、厚さ11、長さ100m、幅60mmのプラスチック
板からなる振動板■およびこの振動板■にエポキシ樹脂
接着剤等適切な固定手段により取り付けられ、両面に電
極(3a)を備えた振動素子■を含む平面振動子(イ)
を有する。平面スピーカ■は、この振動子(イ)の振動
素子■の一対の電極(3a)と電極端子(3b)を介し
て接続される2次コイルを有し、音声信号を昇圧するた
めの平面トランス(ハ)を有する。この平面トランス■
は、振動素子■の下方の振動板■に固定されている。
この振動素子(3)は、厚さ100虜、長径60閣、短
径40mの薄型楕円状のPZTからなる。この振動素子
■の静電容量は、0.5μFであった。
次に、上記平面トランス■について、説明する。
第2図(A)および(B)に示す様に、1次コイル(1
1)は、流れる電流の方向が同じ方向となるように絶縁
層(12)の両面に設けられ、絶縁層(12)の中心の
スルーホールに配置されたコネクタ(13)により接続
されたスパイラルコイル(14a)、(14b)で構成
すれる平面状コイル(2層スパイラルコイル)からなる
。この1次コイル(11)は一対の端子(]、5a)、
(15b)を有する。ここで、第2図(A)における実
線および破線はそれぞれ絶縁層(12)の表面側および
裏面側にあるスパイラルコイル(14a)、(14b)
の幅方向の中心を表わしている。
また、2次コイルは(21)は、1次コイル(11)と
同様に、流れる電流の方向が同じ方向となるように絶縁
層(22)の両面に設けられ、絶縁層(22)の中心の
スルーホールに配置されたコネクタ(23)により接続
されたスパイラルコイル(24a)、(24b)で構成
される平面状コイル(2層スパイラルコイル)からなる
これらの1次コイル(11)および2次コイル(21)
が絶縁層(30)を挟んで積層され、さらに、この1次
コイル(11)および2次コイル(21)の両側に、絶
縁層(31)を介して強磁性体層(32)が配置されて
、平面トランス■が構成される。
この平面トランス■における強磁性体層(32)として
は、単ロール法により作製され、2式の組成式を有し、
平均厚さ16%、幅25mの非晶質合金薄帯から、1辺
の長さ251の正方形に切り出したものを用いた。
(Feo、5sNbo、os)szsisBxz  −
■この非晶質合金薄帯は、その飽和磁化(4πMg)が
12.3kG、10kHzにおける実効透磁率(μ、。
k)はlX104であった。
この平面トランス■では、1次コイル(11)は150
回巻、2次コイル(21)は600回巻で、昇圧比が4
であり、その外形は長さ50m、幅50冨、厚さIIで
あった。
この平面スピーカは第3図に示す回路図の様に、平面ト
ランス■の2次コイル(21)には平面振動子の振動素
子■が接続され、平面トランス■の1次コイル(11)
に入力信号(33)が印加される。この平面トランス(
ハ)の2次側回路の共振周波数は3kHzであった。
この平面スピーカの音圧特性を得るために、平面トラン
スの1次コイルに 1k)(zでIWの信号が入力され
る様に、入力電力を調整しつつ、平面スピーカから10
■離した場所にマイクロホンを設置して平面スピーカか
らの音圧レベルを測定した。
この測定結果を第4図に示した。第4図から分かる様に
、この平面スピーカは多少の凹凸はあるものの、500
七〜20に&までの範囲でほぼ平坦な音圧特性を有し、
十分実用できるものであることが分かる。
次に、本発明の他の実施例について、第6図から第15
図を参照して説明する。第6図から第15図において、
第1図および第2図と同一のものには同一の符号を付し
である。第6図に示された平面スピーカ■では、振動板
■に振動素子■が取り付けられ、この振動素子■の上に
平面トランス(ハ)が取り付けられている。この平面ス
ピーカ■では、振動素子■の一方が平面トランス■で固
定されているので、振動素子■の振動が効率良く振動板
■に伝えられる特徴がある。また、振動板■を小さくで
きる特徴も備えている。
振動板としては平板状の振動板を用いたが、第7図しこ
示した様に、外枠を有する振動板(40)とすることが
できる。さらに、この振動板は、第8図に示す様に、例
えば、薄型ラジオもしくは薄型デイスプレィ装置の筐体
の様に、密閉容器(41)の−部として、この密閉容器
(41)を共鳴させて、スピーカの性能を向上させるこ
とができる。振動板を密閉容器の一部とした場合には、
第9図に示す様に、振動素子■と平面トランス■とを対
向させて配置したり、第10図に示す様に、平面トラン
ス■を振動素子■の上に取り付けることもできる。さら
に、第11図に示す様に、液晶表示スクリーン(42)
を備えたデイスプレィ装置(43)の場合は、例えば、
筐体(44)の側面に振動素子■を取り付け、平面トラ
ンス■を背面に取り付けることができる。
また、平面振動子としては、上述の楕円状の振動素子に
限らず、第12図に示す様に、矩形状の振動素子(45
)としても良く、第13図に示す様に、楕円状の振動板
(46)と矩形状の振動素子(45)とを組み合わせた
り、第14図に示す様に、楕円状の振動板(36)と楕
円状の振動素子(3)とを組み合わせることができ、取
り付は場所等により、任意に選択できる。また、振動素
子の振動板における取り付は位置は、第14図に示す様
に、振動素子の中心が、振動板(46)の中心(A)と
一致する位置、振動板(46)の長径方向の長軸上の任
意の点(B)と一致する位置、振動板(46)の短径方
向の短軸上の任意の点(C)と一致する位置、これらの
点(B)、(C)との交点CD)と一致する位置等の任
意の位@しこ、振動素子(3)を配置することができる
。さらに1円形の振動素子(47)の数は、第15図に
示す様に、振動板■に対して、任意に選択できる。振動
素子を複数個取り付ける場合は、平面トランスの2次コ
イルの取り出し端子を複数個設ける等の変更を行うこと
ができる。
上記実施例においては、平面振動子としては振動板を用
いているが、用途に応じては、振動素子単体で平面振動
子を構成することもできる。
〔発明の効果〕
以上の様に、本発明によれば、アンプ等の入方便に接続
された機器を破壊する虞がなく、薄型化されたデイスプ
レィ装置等の薄型機器に対応できる薄型の平面スピーカ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による平面スピーカを示す斜視
図、第2図(A)は第1図の平面スピーカにおける平面
トランスを示す平面図、第2図(B)は第2図(A)の
1−1線沿った断面図、第3図は第1図の平面スピーカ
の等価回路を示す回路図、第4図は第1図の平面スピー
カの音圧特性を示すグラフ、第5図(A)および第5図
(B)は本発明の平面スピーカに用いられる平面トラン
スを示す展開図、第6図本発明の他の実施例による平面
スピーカを示す平面図、第7図は本発明の他の実施例に
よる平面スピーカを示す斜視図、第8図乃至第10図は
本発明の他の実施例による平面スピーカを示す断面図、
第11図は本発明の他の実施例による平面スピーカを示
す斜視図、第12図乃至第15図は本発明の他の実施例
による平面スピーカにおける振動子を示す平面図である
。 1・・・平面スピーカ、  2.40.46・・振動板
、3.45.47・・・振動素子、4・・・平面振動子
。 5・・・平面トランス、  11・・1次コイル、12
.22.31・・・絶縁層、 13.23・・・コネク
タ、14a、14b、24a、24b−・スパイラルコ
イル、15a−15b・・・端子、   32・・・強
磁性体層。 41・・密閉容器、   42・・液晶表示スクリーン
、43・・・デイスプレィ装置、44・・・筐体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  平面振動子と、前記振動子に接続される平面状コイル
    からなる2次コイル、この2次コイルとトランス動作を
    生じるように近接配置される平面状コイルからなる1次
    コイル、およびこの1次コイルと2次コイルとの少なく
    とも一方に絶縁層を介して配置された強磁性体層から構
    成される平面トランスとを具備することを特徴とする平
    面スピーカ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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