JPH03250589A - 照明制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、無線媒体を用いて照明負荷を調光制御する照
明制御装置に関する。

（従来の技術） 従来のこの種の照明制御装置としては、照明負荷を調光
制御する調光制御器に、調光操作用の可変抵抗器等を接
続し、この可変抵抗器により変化させた電圧等を、調光
制御器内のアナログデジタルコンバータにてデジタル化
し、このデジタル化された信号に従って位相制御等によ
り、照明負荷の調光を行なっている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の構成の場合、アナログ信号に
て制御を行なうため配線本数が増加するとともに、複雑
となる。

また、アナログデジタルコンバータに可変抵抗を接続し
ているため、外来ノイズによるアナログデジタルコンバ
ータの誤データの発生や破壊も生じ易い問題を有してい
る。

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、構成を容
易にすることができるとともに、外来ノイズに強い照明
制御装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明の照明制御装置は、アドレス信号および制御信号
を含むデジタル信号を出力する雑器と、無線媒体にてア
ドレス信号および調光信号を含む信号を送信する操作器
と、この操作器から送信された信号を受信しこの信号を
デジタル信号にて伝送する受信器と、前記雑器に第１の
伝送線を介して接続されるとともに、前記受信器に第２
の伝送線を介して接続され、前記雑器からのアドレス信
号と前記受信器からのアドレス信号とは同一アドレスに
設定され、デジタル信号に従って照明負荷を調光する調
光制御器とを具備したものである。

（作用） 本発明は、雑器から第１の伝送線を介してアドレスの一
致した調光制御器の調光制御を行なう。

また、操作器から無線媒体にてアドレス信号および調光
信号を送信し、受信器でこのこれらの信号を受信してデ
ジタル信号にて第２の伝送線を介して調光制御器に伝送
する。そうして、雑器からのアドレスと同一に設定され
、アドレスが一致した調光制御器で照明負荷の調光制御
を行なう。

（実施例） 以下、本発明の照明制御装置の一実施例を図面を参照し
て説明する。

第１図において、１は雑器としての照明制御土盤で、こ
の照明制御土盤１には、２線の第１の伝送線２を介して
複数の調光制御器としての調光信号端末器３がマルチド
ロップ接続され、この調光信号端末器３には、調光制御
信号に従って調光を行なう機能を備えた照明負荷として
の照明器具４が接続され、これら照明制御土盤１、調光
信号端末器３および照明器具４には商用交流電源が接続
されている。

そして、各調光信号端末器３には、赤外線または電磁波
等の無線媒体を受信する複数の受信器５が第２の伝送線
６を介して接続され、受信器５は遠隔操作用の赤外線ま
たは電磁波等を送信する手許スイッチ等の操作器７から
送信される調光信号を受信する。

また、調光信号端末器３は、商用交流電源に電源１０が
接続され、第２図に示すように、伝送線２に伝送インタ
ーフェイス（Ｉ／Ｆ）ＩＩが接続され、この伝送インタ
ーフェイス１１には、調光制御土盤１からのアドレス信
号、制御信号等のデータを受信するとともに自己のアド
レスであるか否かを判定する伝送データ受信アドレス判
定手段１２が接続されている。一方、受信器５には、受
信器インターフェイス１３が接続され、この受信器イン
ターフェイス１３には、操作器７からのデータを受信す
るとともに、自己のアドレスであるか否かを判定する受
信器データ受信アドレス判定手段１４が接続されている
。なお、伝送データ受信アドレス判定手段１２で設定さ
れているアドレスも、受信器データ受信アドレス判定手
段１４で設定されているアドレスも同一アドレスに設定
されている。さらに、伝送データ受信アドレス判定手段
１２および受信器データ受信アドレス判定手段１４には
、自己のアドレスを設定するアドレススイッチ１５が接
続され、また、照明制御土盤１および操作器７からの調
光信号を演算して調光データを作成する調光データ作成
手段１６が接続され、この調光データ作成手段１６には
、調光データに基づきパルス幅変調（ＰＷＭ）された調
光制御信号を作成し、各チャンネル毎に出力するパルス
幅信号出力手段１７が接続されている。そして、このパ
ルス幅信号出力手段１７は、複数の照明器具４にそれぞ
れ接続され、照明器具４は調光制御信号に従って調光を
行なう。さらに、伝送インターフェイス１１には、伝送
線２の断線を検出する伝送線断線検出手段１８が接続さ
れ、この伝送線断線検出手段１８は調光データ作成手段
１６に接続されている。

なお、受信器インターフェイス１３は、３つの入力端子
ａ、ｂ、ｃを備え、入力端子ａは、電源１０に接続され
るとともに、抵抗２１を介して入力端子すおよびオペア
ンプ２２の正転入力端に接続され、また、抵抗２３を介
してオペアンプ２２の反転入力端に接続されている。さ
らに、このオペアンプ２２の反転入力端は、ツェナダイ
オード２４を介して接地され、入力端子Ｃも接地されて
いる。

また、無線媒体としてたとえば赤外線を用いた場合の受
信器５の構成を第４図に示すブロック図を参照して説明
する。この受信器５は受信器インターフェイスの入力端
子ａ、ｂ、ｃに対応する３つの出力端子ａ、ｂ、ｃを備
え、出力端子ａには電源が接続されている。そして、操
作器７からの赤外線を受光する受光部２５に、増幅器２
６、同調検波器２７および復調器２８が順次接続され、
この復調器２８には、トランジスタ２９のベースが接続
され、このトランジスタ２９のコレクタは出力端子すに
、エミッタは出力端子Ｃに接続されるとともに接地され
ている。

さらに、前記受信器５に対応する赤外線を発光する操作
器７は、第５図に示すように、中央処理装置（ＣＰＵ）
３１には、電池等の直流電源３２に、平滑用の電解コン
デンサ３３が接続されている。また、直流電源３２から
抵抗３４および赤外線発光ダイオード３５を介して、ト
ランジスタ３６のコレクタに接続され、このトランジス
タ３６のエミッタは接地され、ベースは抵抗３７を介し
て中央処理装置（ＣＰＵ）３１に接続されている。さら
に、中央処理装置（ＣＰＵ）３１には、一端が接地され
た２つのコンデンサ３８．３９が接続され、これらコン
デンサ３８゜３９間には、水晶発振子４０が接続され、
クロック回路を形成している。

またさらに、中央処理装置３１には、全照明器具４をオ
ン・オフさせるプルアップスイッチの一括制御スイッチ
４１、アドレスを指定するプルアップスイッチのアドレ
ススイッチ４２、チャンネルを選択するプルアップスイ
ッチのチャンネル選択スイッチ４３、照明器具４の調光
を明るくする常開のプルアップスイッチのアップスイッ
チ４４、照明器具４の調光を暗くする常開のプルアップ
スイッチのダウンスイッチ４５および照明器具４をオン
・オフする常開のプルアップスイッチのオン・オフスイ
ッチ４６が接続されている。

次に、上記実施例の動作について説明する。

まず、各調光信号端末器３の伝送データ受信アドレス判
定手段１２および受信器データ受信アドレス判定手段１
４のアドレスをアドレススイッチ１５にて同一アドレス
に設定する。この状態で、調光制御土盤１から伝送信号
により、各照明器具４あるいはグループ単位の照明器具
４毎の、または経時劣化に伴う照度補正等の調光状態を
設定する。

次に、操作器７の一括制御スイッチ４１、またはアドレ
ススイッチ４２、チャンネル選択スイッチ４３およびア
ップスイッチ４４、チャンネル選択スイッチ４５あるい
はオン・オフスイッチ４６を操作する。

これにより、赤外線発光ダイオード３５から赤外線の調
光信号を発光する。

この調光信号は、第６図に示すように、制御機種を示す
ヘッダ信号、機種のアドレスを示すアドレス信号、この
アドレス信号の反転データを示す反転アドレス信号、調
光制御のデータを示すブタ信号、このデータ信号の反転
データを示す反転データ信号および終了を示すストップ
信号を示すたとえば８ビツトの信号にて形成される。ま
た、データ信号は、第７図に示すように、Ｄｏでオン・
オフ、Ｄｌで調光を明るくすること、Ｄ２で調光を暗く
すること、Ｄ３で１のときはすべてのチャンネル、０の
ときはチャンネル選択によるチャンネル、Ｄ４およびＤ
うでチャンネル選択によるチャンネル番号を表わしてい
る。

そして、受信器５の受光部２５で受光し、検波器２７で
検波、復調器２８で復調してデジタル信号を出力する。

そうして、調光信号端末器３ては、受信器５から入力さ
れた調光信号が、自己のアドレスか否かを受信器データ
受信アドレス判定手段１４で判定し、調光制御土盤１で
設定された調光信号とともに、調光データ作成手段１６
で演算して調光データを作成し、設定されたチャンネル
の照明器具４を制御する。

なお、アップスイッチ４４あるいはダウンスイッチ４５
は、−度の操作によりたとえば５％の調光アップあるい
は５％の調光ダウン等の段階的な制御を行なうもの、ま
たは、連続的なアップあるいはダウンの制御を行なうも
ののいずれでもよく、押ボタンスイッチ等によるデジタ
ル式のものに限らず、可変抵抗器を用いたものでもよい
。

上記実施例によれば、手許スイッチなどの操作器７にて
、照明器具４の調光を制御するようにしたので、壁スィ
ッチ等をなくすことができるので、レイアウトの変更を
容易に行なうことができる。

また第２の伝送線６を伝送インターフェイス１１に直接
接続するようにしてもよく、この場合、受信器インター
フェース１３および受信器データ受信アドレス判定手段
１４をなくすことができる。

〔発明の効果〕

本発明は、親器および受信器からのアドレス信号に対し
、調光制御器のアドレスを同一に設定し、親器からのデ
ジタル信号、または、操作器から無線媒体にて送信され
、受信器で伝送されるデジタル信号に従って、親器から
制御されるアドレスと共通アドレスで調光制御器が調光
制御を行なうので、システム構成を簡単にでき、これに
伴う施行を容易にすることができるとともに、外来ノイ
ズに強くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
同上調光操作器を示すブロック図、第３図は同上受信器
インターフェイスを示す回路図、第４図は同上受信器を
示すブロック図、第５図は同上操作器を示すブロック図
、第６図および第７図は同上調光信号を示す図である。 １・・親器としての照明制御手段、２・・第１の伝送線
、３・・調光制御器としての調光信号端末器、４・・照
明負荷としての照明器具、５・・受信器、６・・第２の
伝送線、７・・操作器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）アドレス信号および制御信号を含むデジタル信号
   を出力する親器と、 無線媒体にてアドレス信号および調光信号を含む信号を
   送信する操作器と、 この操作器から送信された信号を受信しこの信号をデジ
   タル信号にて伝送する受信器と、前記親器に第１の伝送
   線を介して接続されるとともに、前記受信器に第２の伝
   送線を介して接続され、前記親器からのアドレス信号と
   前記受信器からのアドレス信号とは同一アドレスに設定
   され、デジタル信号に従って照明負荷を調光する調光制
   御器と を具備したことを特徴とする照明制御装置。