JPH03250335A - サービスプロセス間データ対応管理方式 - Google Patents

サービスプロセス間データ対応管理方式

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Publication number
JPH03250335A
JPH03250335A JP4573390A JP4573390A JPH03250335A JP H03250335 A JPH03250335 A JP H03250335A JP 4573390 A JP4573390 A JP 4573390A JP 4573390 A JP4573390 A JP 4573390A JP H03250335 A JPH03250335 A JP H03250335A
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JP
Japan
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data
time
real
internal
internal process
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Pending
Application number
JP4573390A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hakuta
伯田 晃
Jun Maeda
潤 前田
Naoto Ito
直人 伊藤
Masahiro Hirayama
平山 昌弘
Toshihiro Ide
敏博 井手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH03250335A publication Critical patent/JPH03250335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 通信機器に接続されたコンピュータで通信サービスを提
供するシステムにおけるサービスプロセスのデータ対応
管理方式に関し、 処理に要する時間が大幅に異なるサービスプロセス間で
独立に同一のデータを使用してメツセージのやりとりを
行う場合に、リアルタイム処理の速度は低下させずにか
つ、処理速度の遅いプロセスにおいては、起動要求時の
データに対応した処理を行い、高速で正確な通信サービ
スを可能にすることを目的とし、 通信機器に接続されたコンピュータで通信サービスを提
供するシステムにおいて、コンピュータはリアルタイム
で動くリアルタイムプロセスと処理速度が遅い内部プロ
セスとを行うものであり、リアルタイムプロセスと内部
プロセスとは、それぞれ独立に同一のデータを使用する
ものであり、リアルタイムプロセスで使用したデータに
基づいて内部プロセスに起動要求を出して内部プロセス
が使用するデータから新たなデータを作成し、新たなデ
ータをリアルタイムプロセスに通知してリアルタイムプ
ロセスで使用するデータを内部プロセスで使用するデー
タと同一のデータに書き換える処理を行う際、リアルタ
イムプロセスからの起動要求中に起動要求の送出時刻を
示す時刻情報を付加し、起動要求に基づいて内部プロセ
スが使用するデータから新たなデータを作成したときの
変更時刻を記憶し、時間情報と変更時刻とを比較するこ
とにより内部プロセスが保持しているデータのいずれが
リアルタイムプロセスで起動要求時に使用したデータと
同一のデータであるかを判別し、判別されたデータから
新たなデータを作成して新たなデータをリアルタイムプ
ロセスに通知することにより、リアルタイムプロセスで
使ったデータと、内部プロセスで使うデータの対応をと
るように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、通信機器に接続されたコンピュータで通信サ
ービスを提供するシステムにおけるサービスプロセスの
データ対応管理方式に関する。
第10図は本発明の産業上の利用分野を説明するブロッ
ク図である。同図において、通信機器の一例として端末
101を収容する交換機102が示されており、この交
換機102にコンビ二一夕であるアプリケーションプロ
セッサ103が接続されている。アプリケーションプロ
セッサ103は知識データベース104内のデータを用
いて各種の処理を行う。
このように、通信機器に接続されたコンピュータで通信
サービスを提供するような本システムにおいては、コン
ピュータのなかにリアルタイムで動くリアルタイムプロ
セスと処理時間の長い内部プロセスが存在する。
リアルタイムプロセスとは、例えば、交換処理等の呼処
理を行う上で、発呼加入者からの要求を基に、アプリケ
ーションプロセッサに接続された時に、実時間で動作(
処理)するプロセスをいい、このリアルタイムプロセス
の例としては、発呼者を識別して急ぎの呼でなければメ
ール処理としてメツセージを受は付け、急ぎの呼と判断
したときは直接相手端末を呼び出す処理を行う等、人工
知能の知識データベースを用いて処理するプロセスがあ
る。
かかるプロセスを実行するために、予め、知識データを
登録しておくことが必要であり、また、その知識データ
ベースの更新等を推論技術を用いて行う。
内部プロセスとは、実時間上、処理が遅くても良いもの
で、前記リアルタイムプロセスからの要求に基づいて、
新たな知識データを生成して、リアルタイムプロセスの
知識データベースを更新するものである。
この知識データの新たな生成も、推論技術を用いて行い
、学習処理を行うことによりなされる。
このような、リアルタイムプロセスと内部プロセスとの
間で情報交換を行いながらサービスを実行していく場合
に、二つのプロセスがそれぞれ同一のデータを必要とす
る。このため、例えば、内部プロセスで使用するデータ
を変更処理した場合には、その変更後のデータと同一の
データをリアルタイムプロセスでも使用する必要がある
〔従来の技術〕
第11図に従来の方式の一例を示す。同図に示すように
、この従来の通信システムのアプリケーションプロセッ
サにおいては、リアルタイム処理と処理時間の長い内部
プロセスとの間でメツセージの遺り取りを行いながらサ
ービスを実行していく場合に、リアルタイムプロセスで
データAを使用して起動要求aを内部プロセスに送り、
内部プロセスではこの起動要求aに応じてデータAを加
工してデータ已に更新し、内部プロセスからリアルタイ
ムプロセスにデータAとデータBとの差分のデータを含
む応答メツセージaを返す。リアルタイムプロセスでは
、この応答メツセージaに応答してデータAをデータ已
に変更し、それにより、リアルタイムプロセスと内部プ
ロセスとが同一のデータを持つことになる。ついで、リ
アルタイムプロセスではデータBを使用して起動要求す
を内部プロセスに送り、内部プロセスではデータBをデ
ータCに加工して、リアルタイムプロセスにデータBと
データCとの差分のデータを含む応答メツセージbを返
し、それにより、リアルタイムプロセスではデータBを
データCに変更する。以下同様に、リアルタイムプロセ
スからの起動要求に応じて内部プロセスでのデータが更
新される度に応答メツセージによりリアルタイムプロセ
スのデータを内部プロセスのデータと同一のものに更新
する。
第12図は従来の方式の他の一例を示す図である。同図
において、最初にリアルタイムプロセスと内部プロセス
とが同一のデータ1aを保持しているとする。リアルタ
イムプロセスでのデータがデータ1aの時に続けて起動
要求1−1〜1−3を送ったとすると、内部プロセスで
は、起動要求1−1に含まれる情報をもとに内部プロセ
スが保持しているデータ1aを使って処理を行うことに
よりデータ1aをデータ1bに変更し、リアルタイムプ
ロセスからの次の起動要求1−2に対しては、先程作ら
れたデータ1bを使って処理を行うことによりデータI
Cを作るというように、内部プロセスでは、変更された
最後のデータを使って処理を行うことによりその保持デ
ータを変更していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
第11図の従来方式では、リアルタイムプロセスから内
部プロセスに対して次の起動要求を送る場合、内部プロ
セスにおいては処理時間が長いため、起動要求に対する
応答メツセージが返ってくるまでの時間が長く、その間
に次の起動要求を行うことができないという問題がある
。このことは、リアルタイムプロセスであるにも係わら
ずリアルタイムの処理が出来ないことを意味する。
また、第12図のような場合には、起動要求1−2を送
出時には、リアルタイムプロセスではデータ1aを使用
しているが、この起動要求1bを受けた内部プロセスで
はデータ1aとは異なるデータ1bを使用して処理を行
うことによりデータICを作成することになり、リアル
タイムプロセスでの起動要求時に使用したデータと処理
時間の長い内部プロセスでの処理を行うためのデータ1
bが異なるということが起こってしまい、したがって正
確なデータの書き換えが出来ないといった問題を生じる
この問題を第13図によって更に詳細に説明する。 −
例として、リアルタイムプロセスが使用するメモリには
、発呼者情報として、図示の如く田中、佐原、及び山田
は客であり、山田、書出及び山水は遠方である、という
ルールを示す知識データが格納されており、内部プロセ
スが使用するメモリにもリアルタイムプロセスのメモリ
内のデータと同一のデータが格納されているとする。そ
して、前提条件と°して、内部プロセスでは1つ前に入
力されたデータにより一部の条件を付加されたデータに
対しては、新たに追加条件を生成しないものとする。
第1の起動要求■で「田中は急いでいる」というメツセ
ージがリアルタイムプロセスから内部プロセスに伝達さ
れたとすると、内部プロセスでは、予tメモリに格納さ
れている「田中は客である」というデータと受信メツセ
ージ「田中は急いでいる」とをもとにして、新たなデー
タ「発信者は客であり、客は急いでいる」を作成して上
記メモリに格納する。
ついで、リアルタイムプロセスのデータが更新される前
に、第2の起動要求■で「山田は急いでいる」というメ
ツセージが内部プロセスに伝達されると、第1の起動要
求■がない場合であれば、更新前のデータに基づいて「
発信者は客であり、客は急いでいる」というデータまた
は、「発信者は遠方であり、遠方者は急いでいる」とい
うデータが生成される筈であるが、実際には既に内部プ
ロセスのメモリは第1のメツセージにより更新されてい
るので、上記前提条件により新たにデータを生成しない
。このように、リアルタイムプロセスのメモリ内容が一
定の期間で内部プロセスのメモリが更新されなければ起
動要求にしたがって新たなデータが作成される筈のもの
が、内部プロセスのメモリの更新により生成されないと
いう問題がある。
上記の側辺外でも、一般にリアルタイムプロセスのデー
タに変化がない間での起動要求に対しては、内部プロセ
スでも同一データに対して変更処理を行うことが要求さ
れる。
本発明は、処理に要する時間が大幅に異なるサービスプ
ロセス間で独立に同一のデータを使用してメツセージの
やりとりを行う場合に、リアルタイム処理の速度は低下
させずにかつ、内部プロセスにおいては、起動要求時の
データに対応した処理を行い、高速で正確な通信サービ
スを行うことを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。同図において
、1は通信機器、2はコンピュータ、3はリアルタイム
プロセス、4は内部プロセス、5及び6はデータ、7は
起動要求であり、通信機器1に接続されたコンピュータ
2で通信サービスを提供するシステムが示されている。
コンピュータ2はリアルタイムで動くリアルタイムプロ
セス3と処理速度が遅い内部プロセス4とを行う。リア
ルタイムプロセス3と該内部プロセス4とは、それぞれ
独立に同一のデータ5,6を使用する。リアルタイムプ
ロセスで使用したデータに基づいて内部プロセスに起動
要求を出して内部プロセスが使用するデータから新たな
データを作成し、新たなデータを該リアルタイムプロセ
スに通知してリアルタイムプロセスで使用するデータを
内部プロセスで使用するデータと同一のデータに書き換
える処理を行う際、リアルタイムプロセス3からの起動
要求7中に起動要求の送出時刻を示す時刻情報を付加し
、起動要求に基づいて内部プロセスが使用するデータか
ら新たなデータを作成したときの変更時刻を記憶し、時
間情報と変更時刻とを比較することにより内部プロセス
が保持しているデータのいずれがリアルタイムプロセス
で起動要求時に使用したデータと同一のデータであるか
を判別し、判別されたデータから新たなデータを作成し
て新たなデータをリアルタイムプロセスに通知すること
により、リアルタイムプロセス3で使ったデータ5と、
内部プロセス4で使うデータ6の対応をとる。
リアルタイムプロセス3からの起動要求7中に時間情報
に代えて、データの識別子を付けることによって、リア
ルタイムプロセス3で使ったデータ5と、内部プロセス
4で使うデータ6の対応をとるようにしてもよい。
〔作 用〕
リアルタイムプロセス3からの起動要求7中に時間情報
を付加し、内部プロセスが使用する別々の格納領域に格
納されたデータに付加されている時刻情報とを比較する
ことにより、リアルタイムプロセス3で使ったデータ5
と、内部プロセス4で使うデータ6の対応をとる。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例により起動要求時のメツセージ
に時間情報を付けた場合の処理の流れを説明するシーケ
ンスである。同図において、リアルタイムプロセスから
の起動要求が起きた時の時間TI、 T2.  ・・・
等の付いた起動要求を受は取った処理時間の長い内部プ
ロセスでは、その受は取った時間とデータに付いている
時間情報を比較することによって、リアルタイムプロセ
スでどのデータが使われたかを判断する。
より詳細には、カスタムサービスを提供するシステムに
おいて、リアルタイムプロセスからの起動要求に含まれ
るメツセージによって内部プロセスで使用するデータを
書き換えて、その結果をリアルタイムプロセスに知らせ
る処理を行う場合に、第2図に示すように、最初はリア
ルタイムプロセスのデータと内部プロセスのデータとは
等しく、共に1aであるとする。
リアルタイムプロセスからデータがlaの時に起動要求
が起こったとすると、メツセージを送信する際にメツセ
ージ中にその起動要求が起きた時の時間T1を付けて送
信する。このメツセージを受は取った内部プロセスの方
では、メツセージ中の時間T1を取り出し、最初のデー
タ更新時間toと起動要求時間T1とを比較することに
よりどちらが新・しいかを決定し、図示の場合はTI>
toなのでデータ1aを使用して起動要求がなされたこ
とがわかる。したがって、内部プロセスでも送られてき
た起動要求に含まれるメツセージをもとに、データ1a
を用いて処理を行い、処理が終了して必要があればデー
タ1aを書き換えて2aとしてデータ1aとは別のエリ
アにその更新時間t3と共に格納しておき、リアルタイ
ムプロセスと内部プロセスとでデータの対応をとるため
にリアルタイムプロセスに応答メツセージ2aを返して
更新データ2aを知らせ、それによりリアルタイムプロ
セスではデータを2aに更新する。
リアルタイムプロセスのデータが2aに更新される前に
起動要求が時間T2で発生すると、内部プロセスではt
[l<T2<t3の大小関係より、起動要求が起きた時
刻T2ではデータ2aは未だ生成されていなかったと判
断してリアルタイムプロセスではデータ1aを使用した
ものと判断し、内部プロセスのデータ1aを使用して処
理を行い必要があればデータを2bに書き換えてその更
新時刻t4と共に、データ1a及び2aとは別のエリア
に格納する。このデータ2bはやはり、応答メツセージ
2bによりリアルタイムプロセスに通知され、そのデー
タを2aから2bに更新する。
以下同様にしてリアルタイムプロセスからの起動要求に
対して処理を進めていくものである。内部プロセスにお
いて、データ2bが生成された時点ではデータ2aはも
はや不要なので、消滅させる。
起動要求T5ではt4<T5よりデータ2bが使用され
たと判断して内部プロセスではデータ2bからデータ3
aを作成してその作成時刻t7と共にデータ2bとは別
のエリアに格納し、応答メツセージ3aでリアルタイム
プロセスに通知する。
起動要求T6ではt4<T6<t7よりデータ2bが使
用されたと判断して内部プロセスではデ−タ2bからデ
ータ3bを作成してその作成時刻t9と共にデータ2b
及び3aとは別のエリアに格納し、応答メツセージ3b
でリアルタイムプロセスに通知する。
起動要求T8ではt7<T8<t9よりデータ3aが使
用されたと判断して内部プロセスではデータ3aからデ
ータ4aを作成してその作成時刻tAと共にデータ2a
及び3aとは別のエリアに格納し、応答メツセージ4a
でリアルタイムプロセスに通知する。この時データ3b
は以後不要となるので消滅させる。
第3図は本発明の他の実施例により起動要求時のメツセ
ージにデータ識別子を付けた場合の処理の流れを説明す
るシーケンスである。本実施例においても、リアルタイ
ムプロセスからの起動要求が起きた時に識別子の付いた
起動要求を内部プロセスで受は取ることによってリアル
タイムプロセスではどのデータを使ったかがわかり、し
たがって、内部プロセスではどのデータを使って処理を
すればよいかわかる。
より詳細には、カスタムサービスを提供するシステムに
おいて、リアルタイムプロセスからの起動要求に含まれ
るメツセージによって内部プロセスで使用するデータを
書き換えて、その結果をリアルタイムプロセスに知らせ
る処理を行う場合に、第3図に示すように、最初はリア
ルタイムプロセスのデータと内部プロセスのデータとは
等しく、共に1aであるとする。
リアルタイムプロセスからデータが1aの時に起動要求
が起こったとすると、メツセージを送信する際にメツセ
ージ中にそのデータの識別子1a−1を付けて送信する
。このメツセージを受は取った内部プロセスの方では、
メツセージ中の識別子1a−1より、リアルタイムプロ
セスではデータ1aを使用して起動要求がなされたこと
がわかる。したがって、内部プロセスでも送られてきた
起動要求に含まれるメツセージをもとに、データ1aを
用いて処理を行い、処理が終了して必要があればデータ
1aを書き換えて2aとしてデータ1aとは別のエリア
にそのデータ識別子1aと共に格納しておき、リアルタ
イムプロセスと内部プロセスとでデータの対応をとるた
約にリアルタイムプロセスに応答メツセージ2aを返し
て更新データ2aを知らせ、それによりリアルタイムプ
ロセスではデータを2aに更新する。
リアルタイムプロセスのデータが2aに更新される前に
起動要求が識別子1a−2を伴って発生スルと、内部プ
ロセスではこの起動要求1a−2が起きた時点ではデー
タ2aは未だ生成されていなかったと判断してリアルタ
イムプロセスではデータ1aを使用したものと判断し、
内部プロセスのデータ1aを使用して処理を行い必要が
あればデータを2bに書き換えてそのデータ識別子2b
と共に、データ1a及び2aとは別のエリアに格納する
。このデータ2bはやはり、応答メツセージ2bにより
リアルタイムプロセスに通知され、そのデータを2aか
ら2bに更新する。以下同様にしてリアルタイムプロセ
スからの起動要求に対して処理を進めていくものである
。内部プロセスにおいて、データ2bが生成された時点
ではデータ2aはもはや不要なので、消滅させる。
以下、同様の処理を繰り返す。
第4図は上記第1及び第2の実施例におけるリアルタイ
ムプロセスと内部プロセスの処理の概要を示すフローチ
ャートである。同図に示すように、リアルタイムプロセ
スでは、起動要求イベント待ちの状態で起動要求がある
と起動メツセージを内部プロセスに送出する。このメツ
セージには起動要求が発生した時の時刻又はリアルタイ
ムプロセスで使用したデータの識別子が付加されている
内部プロセスではメツセージの受信処理、上記時間情報
またはデータ識別子に基づき知識データベースの中のど
のデータを使用するかの判別処理、学習処理の実行及び
データの変更処理を行って、終了メツセージをリアルタ
イムプロセスに送出する。リアルタイムプロセスではこ
の終了メツセージの受信処理をし、データを変更する。
上記第1及び第2の実施例の記載かられかるように、リ
アルタイムプロセスからのメツセージ中に時間情報やデ
ータの識別子を付けることによって、内部プロセス側に
続けて要求がきた場合でも、メツセージを調べることに
よってどの時点のデータが使われたかわかるため、要求
時のリアルタイムプロセスでのデータに対応して処理を
行うことができる。
上記リアルタイムプロセス及び内部プロセスの一例とし
ては、第9図に示したような交換機とこれに接続された
アプリケーションプロセッサからなるシステムにおいて
、リアルタイムプロセスとしてはカスタムデータの登録
部プロセスがあり、内部プロセスとしては着信時のサー
ビス自動選択を行う学習部プロセスがある。登録部サポ
ートのだ於のリアルタイムプロセスは、ユーザ個人に関
する知識ベースを使ってユーザとの対話を行ったり、着
信時のサービス自動選択を行う等リアルタイムで処理を
行うプロセスである。一方の着信時のサービス自動選択
は個人対応の知識をユーザ個人が作成するのは困難であ
ることから、ユーザからユーザ個人の知識を獲得するも
ので、内部プロセスからの情報をもとに学習を行ってデ
ータを増やす。
以下、時間情報を用いた第1の実施例とデータ識別子を
用いた第2の実施例とを、上記登録部サポートと着信時
自動選択の場合について、具体的に説明する。
(具体例1):時間情報を用いた場合 第5図は本発明の実施例による登録部プロセスの流れを
説明するフローチャートである。同図において、先ず、
登録部プロセス(リアルタイムプロセス)は、ステップ
51でユーザからの学習要求待ち状態にあるとき、ユー
ザとの対話や着信が発生した場合に、学習部プロセス(
内部プロセス)に対して学習要求のメツセージを送るが
、この場合、最初にステップ52にて登録部プロセスは
学習要求があった時点の時刻T1を求於る。次いでステ
ップ53で内部プロセスに送る起動要求メツセージに時
刻T1を付与する。次にステップ54で、内部プロセス
へ起動要求メツセージを送出する。
第6図は内部プロセスである学習プロセスの流れを説明
するフローチャートである。同図において、ステップ6
01でリアルタイムプロセスから学習要求を受は取ると
学習部プロセスは、ステップ602で送られてきたメツ
セージ中の時刻Tiを取り出し、その時刻を送信時間テ
ーブルに書き込む。次いでステップ603にて時刻T1
を変更時間テーブル内の時刻toから順次比較し、Ti
<tjとなるtJが存在するかどうかを判別する。
もし、この条件を満たすt」が存在すれば、ステップ6
04でtJの一つ前の時刻で更新された知識データを抽
出し、ステップ605でその知識データに対して学習処
理を施し、ステップ606でその知識データベースを変
更し、ステップ607でこの変更時刻tを求めて変更時
間テーブルに書き込む。
ステップ603でTi<tjとなるtjが変更時間テー
ブルに存在しないときは、ステップ608にて変更時間
テーブル中の変更された最新のデータである時刻t1を
抽出し、ステップ609で変更時間テーブルを初期化し
て上記t1を変更時間テーブルの第0番目に書き込む。
そして、ステップ610にて、時刻tiにて更新したデ
ータを抽出し、このデータに対してステップ605に進
んで学習処理を施す。つまり、ステップ609での処理
は不要になったデータを消滅させる処理である。
ステップ607の後は、ステップ611にて終了メツセ
ージを作成し、ステップ612にてリアルタイムプロセ
スへ終了メツセージ及び変更されたデータを送出する。
この終了メツセージを、リアルタイムプロセスでは第5
図のステップ55にて受信し、ステップ56にてリアル
タイムプロセスのデータを変更する。
(具体例2):データの識別子を用いた場合処理の流れ
としては、上記の具体例と同じであるが、この方法は知
識ベース自体に識別子を付けて送るので、どの知識ベー
スを使っているのかメツセージを受は取れば判別できる
第7図はデータ識別子を用いた場合の登録部プロセスに
おける処理の流れを説明するフローチャートである。こ
の場合は、第5図において時刻を起動要求メツセージに
付与することに代えて、データ識別子を付与することを
除き第5図の処理と同一なので説明を省略する。
第8図は学習部プロセスの流れを説明するフローチャー
トである。同図において、ステップ85でリアルタイム
プロセスから学習要求を受は取ると学習部プロセスは、
送られてきた要求のメツセージ中の識別子を取り8し、
その識別子をテーブルに書き込む(ステップ82)。つ
いで、ステップ83でその識別子に対応する知識データ
ベースを抽出し、ステップ84で学習処理を実行する。
学習の処理が終わって知識ベースを変更する必要があれ
ばステップ85で知識ベースを変更し、ステップ86で
不要になった知識ベースを消滅させる。そして、ステッ
プ87で変更された新たな知識ベースの新しい識別子を
決於、識別子テーブルに追加して書き込む。一つの知識
ベースから複数の知識ベースが存在する場合には、どち
らの知識ベースが良いか判断し、良いと判断したものを
結果として終了メツセージに書き込み(ステップ88)
、新規の知識ベース識別子を付けて登録部プロセスへ送
る(ステラ7’89)。
これを受は取った登録部プロセスでは、第7図に示すよ
うに、ステップ76で使われた入力ファイルを削除して
、知識ベースの更新を行う。
ステップ86における不要データの消滅処理を第9図に
よって説明する。即ち、ステップ85で知識ベースを変
更したのち、ステップ91にて次の学習処理の要求の有
無を判別し、有りであればステップ92にて現在処理中
の識別子と同じかどうかを判別し、同じであればそのデ
ータは消滅させないで、ステップ86に進む。ステップ
91の判別で無しであればステップ93にて現在処理中
の識別子依然の識別子の付いたデータは削除する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば通信サービスにお
ける通信サービスを提供するアプリケーションプロセッ
サにおいて、処理に要する時間が大幅に異なるサービス
プロセス間で独立に同一のデータを使用してメツセージ
のやりとりを行う場合に、起動要求を送る場合に時間情
報またはデータの識別子を起動要求メツセージに付ける
ことにより、メツセージ中 は取った後の処理を行う為のデータの対応がとれるため
、通信サービスを高速かつ正確に行うことができ、通信
サービス機能の性能に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例によるリアルタイムプロセス
と内部プロセスとの処理の流れを示すシーケンス図、 第3図は本発明の他の実施例によるリアルタイムプロセ
スと内部プロセスとの処理の流れを示すシーケンス図、 第4図は本発明の実施例における処理を説明するフロー
チャート、 第5図は本発明の一実施例の具体例における登録部プロ
セスにおける処理を説明するフローチャート、 第6図は本発明の一実施例の具体例における学習部プロ
セスにおける処理を説明するフローチャート、 第7図は本発明の他の実施例の具体例における登録部プ
ロセスにおける処理を説明するフローチャート、 第8図は本発明の他の実施例の具体例における学習部プ
ロセスにおける処理を説明するフローチャート、 第9図は第8図のステップ86を詳細に説明するフロー
チャート、 第10図は本発明の産業上の利用分野を説明するブロッ
ク図、 第11図は従来の方式の一例を説明するシーケンス図、 第12図は従来の方式の他の一例を説明するシーケンス
図、 第13図は第11図の従来方式における問題点の説明図
である。 図において、 1・・・通信機器、     2・・・コンピュータ、
3・・・リアルタイムプロセス、 4・・・内部プロセス、   5・・・データ、6・・
・データ、      7・・・時間情報である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通信機器(1)に接続されたコンピュータ(2)で
    通信サービスを提供するシステムにおいて、該コンピュ
    ータ(2)はリアルタイムで動くリアルタイムプロセス
    (3)と処理速度が遅い内部プロセス(4)とを行うも
    のであり、 該リアルタイムプロセス(3)と該内部プロセス(4)
    とは、それぞれ独立に同一のデータ(5、6)を使用す
    るものであり、 該リアルタイムプロセスで使用したデータに基づいて該
    内部プロセスに起動要求を出して該内部プロセスが使用
    するデータから新たなデータを作成し、該新たなデータ
    を該リアルタイムプロセスに通知して該リアルタイムプ
    ロセスで使用するデータを該内部プロセスで使用するデ
    ータと同一のデータに書き換える処理を行う際、 該リアルタイムプロセス(3)からの起動要求(7)中
    に該起動要求の送出時刻を示す時刻情報を付加し、該起
    動要求(7)に基づいて該内部プロセス(4)が使用す
    るデータから新たなデータを作成したときの変更時刻を
    記憶し、 該時間情報と該変更時刻とを比較することにより該内部
    プロセスが保持しているデータのいずれが該リアルタイ
    ムプロセスで該起動要求時に使用したデータと同一のデ
    ータであるかを判別し、判別されたデータから新たなデ
    ータを作成して該新たなデータをリアルタイムプロセス
    に通知することにより、該リアルタイムプロセス(3)
    で使ったデータ(5)と、該内部プロセス(4)で使う
    データ(6)の対応をとることを特徴とする、サービス
    プロセス間データ対応管理方式。 2、通信機器(1)に接続されたコンピュータ(2)で
    通信サービスを提供するシステムにおいて、該コンピュ
    ータ(2)はリアルタイムで動くリアルタイムプロセス
    (3)と処理速度が遅い内部プロセス(4)とを行うも
    のであり、 該リアルタイムプロセス(3)と該内部プロセス(4)
    とは、それぞれ独立に同一のデータ(5、6)を使用す
    るものであり、 該リアルタイムプロセスで使用したデータに基づいて該
    内部プロセスに起動要求を出して該内部プロセスが使用
    するデータから新たなデータを作成し、該新たなデータ
    を該リアルタイムプロセスに通知して該リアルタイムプ
    ロセスで使用するデータを該内部プロセスで使用するデ
    ータと同一のデータに書き換える処理を行う際、 該リアルタイムプロセス(3)からの起動要求(7)中
    に該起動要求時に使用したデータを識別する識別子を付
    加し、 該識別子により該内部プロセスが保持しているデータの
    いずれが該リアルタイムプロセスで該起動要求時に使用
    したデータと同一のデータであるかを判別し、 判別されたデータから新たなデータを作成して該新たな
    データをリアルタイムプロセスに通知することにより、
    該リアルタイムプロセス(3)で使ったデータ(5)と
    、該内部プロセス(4)で使うデータ(6)の対応をと
    ることを特徴とする、サービスプロセス間データ対応管
    理方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06290060A (ja) * 1993-04-06 1994-10-18 Honda Motor Co Ltd マルチタスク制御システム
US5602759A (en) * 1991-02-06 1997-02-11 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Motor vehicle vibrating system

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