JPH0325029Y2 - - Google Patents

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JPH0325029Y2
JPH0325029Y2 JP11178585U JP11178585U JPH0325029Y2 JP H0325029 Y2 JPH0325029 Y2 JP H0325029Y2 JP 11178585 U JP11178585 U JP 11178585U JP 11178585 U JP11178585 U JP 11178585U JP H0325029 Y2 JPH0325029 Y2 JP H0325029Y2
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water
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timer
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガス瞬間式給湯機、詳しくはその着火
制御装置に関する。
(従来の技術) 従来のガス瞬間式給湯機は、判定手段におい
て、水量データー、入水温度データー、設定温度
データーに基づき必要熱負荷を演算して着火の可
否を判定し、判定結果が着火可状態のときには即
座に起動信号を発生してガス配管の電磁弁を開弁
し、同時にバーナーに臨むイグナイターにイグニ
ツシヨンを生じさせてバーナーに着火している。
然る処、必要熱負荷演算の基礎となる水量デー
ターの精度を高めるために、従来一般に採用され
ている水量センサーのパルス信号を電圧に変換
し、該電圧に基づいて水量データーを作成する方
法に替えて、水量センサーから発生されるパルス
信号の周期の長さを所定の基準パルスを用いてカ
ウントし、そのカウント値に基づいて水量データ
ーを作成する方法を採用しようとした場合、ノイ
ズにより誤着火する恐れがある。
即ち水量センサーのパルス信号が例えば第5図
Aに示すような長さの周期で発生しており、この
長さの周期では基準パルスによるカウント値から
作成される水量データー、設定温度データー、入
水温度データーから演算される必要熱負荷が通常
は着火否の状態であるにもかかわらず、ノイズが
混入すると第5図Bに示すようにパルスの周期長
さがノイズ混入により一時的に短かくなり、基準
パルスによるカウント値は実際のパルス信号の周
期長さのカウント値より少なくなるため作成され
る水量データーが大きな値になり演算される必要
熱負荷が着火可の状態になることがある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、必要熱負
荷が着火可の状態に相当してもすぐには着火させ
ず、所定時間待期させ、この待期時間が経過した
後もなお必要熱負荷が着火可の状態に相当してい
る場合にのみ着火させるようにしてノイズによる
誤着火を防止することである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術手段は、バーナーへ連絡するガス配管に設けら
れた電磁弁と、バーナーに臨んで設けられたイグ
ナイターと、水量データー、入水温度データー、
設定温度データーに基づいて必要熱負荷を演算し
着火の可否を判定する判定手段と、上記判定手段
による判定結果が着火可状態になつた時スタート
するタイマーと、タイマータイムアツプ時の必要
熱負荷が着火可の状態に相当するか否かを判定
し、着火可状態に相当するとき上記電磁弁及びイ
グナイターに起動信号を発生する再判定手段とを
備えるものである。
(作用) 而して、本考案の上記手段によれば、初期及び
ポストパージ中の着火の際、必要熱負荷が着火可
に相当する状態になつても電磁弁とイグナイター
にはすぐには起動信号は発生されず、上記状態に
なつたときスタートするタイマーがタイムアツプ
したときもなお必要熱負荷が着火可の状態に相当
するときに初めて電磁弁とイグナイターに起動信
号が発生されて着火が行なわれる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
第2図においてaは給湯機本体、bはコントロ
ーラーであり、上記給湯機本体aはガス配管2を
介して供給されるガスがバーナー1で燃焼し、給
水管路8を流動する水が熱交換器9で加熱され、
給湯管路10を介して水栓等の給湯器具(図示せ
ず)に供給されるようになつている。
また、給湯機本体aは制御部cを構成するマイ
クロコンピユーターを機体内部に収容配設する。
一方、コントローラーbは給湯機本体aとは別
体に設けられて給湯機本体aの制御部cに電気的
に接続される。
上記、コントローラーbは電源スイツチ11と
温度設定部12を有する。
給湯機本体aのガス配管2には該管2を開閉す
る電磁弁3と、ガス量を比例的に制御する比例弁
13が設けられている。
給水管路8には水量センサー14と入水温セン
サー15が設けられ、給湯管路10には出湯温セ
ンサー16が設けられる。
またバーナー1の近傍にはイグナイター4がバ
ーナー1に臨んで設けられる。
水量センサー14は第4図に示すように水が通
過する通路17を有する本体18と、上記通路1
7中に設けられる通路17を流動通過する水によ
り回転駆動される羽根車19と、該羽根車19の
回転軸20の先端に設けられる磁性ローター21
と、磁性ローター21の範囲に生ずる磁場によつ
て通路17内を通る流れに比例した周期でパルス
信号を発生するホール素子22とを備える。
従つて水量センサー14は、給湯管路10末端
の給湯器具が開かれて給水管路2に水の流動が生
じると羽根車19が回転を始め、給水管路2を流
動して熱交換器9に供給される水の量に応じたパ
ルス信号を発生する。
入水温センサー15はサーミスタ等からなり、
給水管路8を流動して熱交換器9に入る水の温度
を検出して、その温度に応じた電圧信号を発生す
る。
またコントローラーbの温度設定部12は設定
温度に応じた電圧信号を発生する。
制御部cは判定手段5、タイマー6、再判定手
段7を備え、上記入水温センサー15及び温度設
定部12が発生する電圧信号をA/D変換器で
夫々入水温度データー、設定温度データーに変換
して判定手段5に取り込む。
また制御部cは水量センサー14が発生するパ
ルス信号を割り込み検出部により受け入れてフリ
ーランニングカウンターにより所定の基準パルス
を用いてカウントし、そのカウント値に基づく水
量データーを判定手段5に取り込む。
判定手段5は取り込んだ設定温度データー、入
水温度データー、水量データーに基づいて必要熱
負荷を演算し、バーナー1に着火すべき状態かど
うかを判定する。
即ち、判定手段5は演算した必要熱負荷がバー
ナー1の下限燃焼量以上に相当するときには着火
すべき状態にあると判定し、下限燃焼量以下に相
当するときには着火すべき状態にはないと判定す
る。
而して、上記判定結果が着火すべき状態にない
とき、即ち着火否の状態のときにはそのまま次の
データーによる演算結果をまち、着火すべきであ
る状態、即ち着火可の状態のときにはタイマー6
をスタートさせる。
タイマー6、例えば0.5秒に設定されており、
タイムアツプするとタイムアツプ信号を発生す
る。
再判定手段7は、タイマー6のタイムアツプ信
号により作動し、タイマーのタイムアツプ時にお
ける必要熱負荷に基づきバーナー着火の可否を判
定して、判定結果が着火可であるときには電磁弁
3及びイグナイター4に起動信号を発生し、電磁
弁3を開弁させると同時にイグナイター4にイグ
ニツシヨンを生ぜしめ、バーナー1に着火せしめ
る。
一方、判定結果が着火否であるときには上記起
動信号を発生することはなく、次にタイムアツプ
信号を待つ。
通常は判定手段5の判定結果が着火可であれ
ば、再判定手段7による0.5秒後の再判定結果も
着火可であるので、バーナー1に着火されるが、
ノイズの混入により判定手段の判定結果が着火可
となつた場合には、0.5秒後の再判定結果は着火
否となるため、バーナー1の着火は行なわれな
い。
尚、バーナー1着火後においては、制御部cは
設定温度データー、入水温度データー、水量デー
ターに基づいて演算された必要熱負荷(フイード
フオワードの必要熱負荷)に、設定温度データ
ー、出湯温度データーに基づいて演算した必要熱
負荷(フイードバツクの必要熱負荷)を加えて必
要熱負荷を補正し、その値により比例弁13を介
してガス量を可変し、熱量を制御する。
(効果) 本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) 初期及びポストパージ中の着火の際、必要熱
負荷が着火可に相当する状態になつても、電磁
弁とイグナイターに起動信号が即座に発せられ
ることはなく、所定時間待期した後でもなお必
要熱負荷が着火可に相当する状態になつている
場合にのみ電磁弁とイグナイターに対して起動
信号が発せられるので、水量センサーからのパ
ルス信号にノイズが混入し、それにより水量デ
ーターとして大きな量が取り込まれ一時的に必
要熱負荷が着火可に相当する状態になつても、
この状態が所定時間例えば0.5秒後も引き続き
維持されていなければバーナーは着火しない。
即ち、ノイズの混入による誤着火の恐れがな
い。
また、水量センサーの流量データーに限らず、
設定温度データー及び入水温度データー取込部の
A/D変換部にノイズが混入し、着火要求熱負荷
になつた場合でも上記制御により、誤着火の防止
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すガス瞬間式給
湯機の着火装置のブロツク図、第2図はガス瞬間
式給湯機の模式図、第3図はフローチヤート、第
4図は水量センサーの一実施例を示す断面図、第
5図は水量センサーのパルス信号の波形を示す波
形図で、Aは通常の状態、Bはノイズが混入した
状態を示す。 1:バーナー、2:ガス配管、3:電磁弁、
4:イグナイター、5:判定手段、6:タイマ
ー、7:再判定手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バーナーへ連絡するガス配管に設けられた電磁
    弁と、バーナー近傍においてバーナーに臨んで設
    けられたイグナイターと、水量データー、入水温
    度データー、設定温度データーに基づいて必要熱
    負荷を演算し着火の可否を判定する判定手段と、
    上記判定手段による判定結果が着火可状態になつ
    たときスタートするタイマーと、タイマータイム
    アツプ時の必要熱負荷が着火可の状態に相当する
    か否かを判定し、着火可状態に相当するとき上記
    電磁弁及びイグナイターに起動信号を発生する再
    判定手段とからなるガス瞬間式給湯機の着火制御
    装置。
JP11178585U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH0325029Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11178585U JPH0325029Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JP11178585U JPH0325029Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6224261U JPS6224261U (ja) 1987-02-14
JPH0325029Y2 true JPH0325029Y2 (ja) 1991-05-30

Family

ID=30992034

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JP11178585U Expired JPH0325029Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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