JPH03249930A - 攪拌装置 - Google Patents

攪拌装置

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JPH03249930A
JPH03249930A JP4674590A JP4674590A JPH03249930A JP H03249930 A JPH03249930 A JP H03249930A JP 4674590 A JP4674590 A JP 4674590A JP 4674590 A JP4674590 A JP 4674590A JP H03249930 A JPH03249930 A JP H03249930A
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JP
Japan
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air
stirring
blade
tank
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP4674590A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamamura
健治 山村
Kohei Miki
康平 三木
Yasuhiko Seike
清家 康彦
Mamoru Mishima
守 三島
Masabumi Kuratsu
倉津 正文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、化学・薬品・食品工業等で通気を必要とす
る高粘性液体の混合、反応に適用できる攪拌装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、醗酵装置には、醗酵液の粘度が低い場合、第5図
に示すように、高速で回転されるタービン翼等が持つ気
泡の細分化機能を利用する通気攪拌装置が使用されてい
る。この装置は、攪拌槽1′内の中心部に設けられた回
転軸2に上下2段のディスクタービン翼9を設け、攪拌
槽1′の側壁内面に上下方向に延在する平板状邪魔板8
を間隔をおいて設け、攪拌槽1′内の底部にリング状ス
パージャ10等を配設し、このスパージャ10等に平板
状邪魔板8の近傍を通した空気供給チューブ11を接続
し、ディスクタービン翼9による醗酵液Fの攪拌中に、
空気供給チューブ11を介し空気源から供給した空気が
スパージャ10等から吐出されて醗酵液F中に気泡が生
じると、高速で回転する攪拌翼9で気泡が破砕されて細
分化され、醗酵液F中に酸素が溶解、供給されるように
したものである。
醗酵液の粘度が高い場合も上記と同様の通気攪拌を行っ
ているが、気泡の細分化の機能が低下すると共に、攪拌
が不均一となって醗酵の効率が低下する。
高粘性液体の攪拌混合には、攪拌槽の底壁及び側壁の内
面に沿った形状を有する攪拌翼(アンカー翼やゲート翼
等)が用いられるが、通気を必要とする醗酵系では、低
速で運転されるこれらの翼では気泡細分化機能がないた
め、使用されていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
通気攪拌を行う醗酵装置では、ディスクタービン翼9等
のように高速で回転される攪拌翼に物理的な気泡の細分
化機能があるが、醗酵液の粘度が数百〜数千cPと高く
なると、その機能は発揮されず、気泡の細分化がうまく
行かなくなり、かつ攪拌が不均一となって気泡の分散が
悪くなる。このため、醗酵液F中に吐出された空気は大
気泡となって攪拌槽1″内を上方にシコートバスし、醗
酵液F中でのその滞留時間は短くなるから、酸素の溶解
量は小さ(、酸素供給能は低くなる。好気性微生物によ
る醗酵では、醗酵速度が酸素供給律速の場合が多く、高
粘性液体では酸素供給が不充分となって、生産性が低く
抑えられるという不都合を免れなかった。
また、アンカー翼やゲート翼等のように撹拌槽の底壁及
び側壁の内面に沿った形状の攪拌翼は高粘性液体の攪拌
に優れているが、この撹拌翼は一般に低速で回転される
ために物理的に気泡を細分化する機能がなく、たとえ、
撹拌槽内の底部にリング状スパージャ等を設置し、醗酵
液中に空気を吐出させるようにしても、前記装置と同様
の不都合を免れないばかりでなく、リング状スパージャ
等の設置により攪拌槽内底部に攪拌上好ましくないデッ
ドスペースが生じてしまうという不都合も生しる。
〔発明の目的〕
この発明は前記課題を解決するためになしたもので、高
粘性液体でも気泡の細分化を確実に行うことができる酸
素供給能に優れた攪拌装置を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、第1図〜第4図に示すように、撹拌槽内の
中心部に設けられた回転軸2に攪拌翼3を設け、この攪
拌翼3を槽の底壁及び側壁の内面に沿った形状に形成す
るか、或いは撹拌翼の一部を前記槽壁内面に沿った形状
に形成して槽壁内面に近接させ、その槽壁内面に近接し
た部位に、槽壁内面と直角に空気を吐出する多数個の空
気吐出孔5を設け、かつ攪拌翼3内部に設けた空気通路
4を介して前記空気吐出孔5と連通ずる空気導入路6を
前記回転軸2の内部に設けると共に、この空気導入路6
に、回転軸2に設けたロータリージヨイント7を介して
空気源を接続したことを特徴としており、かかる構成に
よって前記目的を達成するものである。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を醗酵用通気攪拌装置を示す第
1図及び第2図に沿って説明する。
図中1は粘度が高い醗酵液Fを入れた円筒形攪拌槽で、
この撹拌槽1内の中心部には底壁付近まで延在する回転
軸2が軸受で回転可能に支持されて配設されている。こ
の回転軸2は攪拌槽1の頂壁土部に設けた駆動装置によ
り停止・回転可能となっている。
3は前記回転軸2の下部に装着されて醗酵液F中に配置
された攪拌翼である。
第1図に示す撹拌j[3Aは、撹拌槽1の底壁及び側壁
の内面と摺接するようにこれらに沿った形状に形成され
て前記槽壁内面に近接している。
この攪拌翼3の槽壁内面に近接した部位(攪拌翼3Aで
は翼先端部及び下部)の内部には空気通路4と、この空
気通路4に連通して、最も近い槽壁内面と直角になるよ
うにこの槽壁内面に向かって開口する多数の細かい空気
吐出孔5とが設けられている。
前記回転軸2の内部には、攪拌翼3内の空気通路4を介
して前記空気吐出孔5と連通ずる空気導入路6が設けら
れている。この空気導入路6には、回転軸2の槽外端部
に設けたロータリージヨイント7を介して空気源が接続
されている。
尚、実施例では、撹拌槽lの底壁及び側壁の内面に沿っ
た形状を有し、かつ上部にパドル部を設けたパドル翼付
アンカー翼形式の撹拌翼3Aであったが、翼の先端部及
び下部が夫々攪拌槽1の底壁及び側壁の内面に沿った形
状を有する点でゲート翼形式やアンカー翼形式等の攪拌
翼でも良い。
また、撹拌翼の一部だけ、例えば下部(又は先端部)だ
けが底壁(又は側壁)の内面に沿った形状に形成されて
いても良い。具体的には、第3図、第4図に示す如く、
攪拌効果を高める場合等では撹拌槽1の側壁内面に上下
方向に延在する平板状邪魔板8を間隔を置いて設けるが
、このような攪拌槽1′で使用される攪拌翼3B、3C
であっても良い。これらの攪拌翼3B、3Cでは、翼先
端が槽壁から槽径の略1/4程度離れて上下方向に延在
し、かつ翼下部が底壁内面に沿った形状を有しているか
ら、空気通路4及び空気吐出孔5は翼下部だけに設ける
ことになる。特に第4図に示す攪拌翼3Cでは、空気通
路4及び空気吐出孔5が設けられる翼下部を平板状邪魔
板8の下方を槽の側壁付近まで延出させて設け、槽の底
壁内面の略全体に摺接させるようになっており、翼下部
の摺接範囲が槽の底壁内面の一部に限られる攪拌翼3B
に比べて酸素溶解速度の向上がより図れる点で好適であ
る。
以上の構成において、駆動装置により回転軸2を低速で
回転させると、この回転軸2に装着された撹拌翼3Aは
その先端部及び下部を夫々撹拌槽1の側壁及び底壁の内
面に摺接させ、また撹拌翼3B、3Cはその下部だけを
攪拌槽1の底壁内面に摺接させながら低速で回転し、醗
酵液Fが攪拌される。一方、空気源によりロータリージ
ヨイント7を介して回転軸2内の空気導入路6に空気を
供給すると、この空気は撹拌翼3A、3B、3C内の槽
壁に近接した部位に設けた空気通路4に流入した後、多
数の空気吐出孔5から攪拌翼3A、3B、3Cと槽壁間
の狭い空間に槽壁内面と直角に吐出される。
この空気には低速で回転する攪拌翼3A、3B、3Cに
より強い剪断力が加えられ、その物理的な機能によって
細分化された気泡が醗酵液F中に生じるから、気液接触
界面の面積が増加し、かつ気泡の醗酵液F内での滞留時
間が長くなって単位醗酵液容積当たりの酸素溶解速度が
大きくなる。
次に、通気攪拌条件及び使用攪拌翼を下記のように定め
てこの発明と従来例との酸素溶解速度の比較を行った。
■通気攪拌条件 撹拌槽:有効容量2f(内径130m)平板状邪魔板4
枚付き 攪拌翼回転数7400r、p、+w 通気量:空気2f!/s+in 被攪拌液:水道水 カルボキシメチルセルロース(CMC)水溶液1000
cP 液温度:30℃ ■この発明の通気機構付き攪拌翼: 翼幅10閣、翼高145閣の1枚羽根で構成された第4
図に示す攪拌翼 ■従来の併用した攪拌翼及び通気手段:翼幅70−1翼
高145腸の1枚羽根で構成された第5図に示す上下2
段のディスクタービン翼及びリング状スパージャ その測定結果は次表の通りである。尚、表中の数値は液
側酸素移動容量係数kL−(h−’)で表わされている
測定結果から、この発明は、従来よりも酸素溶解性能が
高いことが分かった。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、ロータリージヨイント
を介して回転軸内の空気導入路に空気源から供給された
空気を、攪拌翼の槽壁に近接した部位に設けた多数の空
気吐出孔から撹拌翼と槽壁間の狭い空間に槽壁内面と直
角に吐出させ、この吐出空気に回転される攪拌翼で強い
剪断力を加えて、高粘性液体でも液中に細分化された気
泡が生じさせることができる。このため、気液接触界面
の面積が増加し、かつ気泡の液内滞留時間が長くなって
単位液容積当たりの酸素溶解速度が大きくなる。従って
、高粘性液体であっても低速攪拌時の通気による酸素供
給効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す正断面図、第2図は攪
拌翼の斜視図、第3図、第4図はこの発明の他の実施例
を示す正断面図、第5図は従来例を示す正断面図である
。 1.1′・・・・・・円筒形攪拌槽、2・・・・・・回
転軸、3.3A、3B、3C・・・・・・攪拌翼、4・
・・・・・空気通路、5・・・・・・空気吐出孔、6・
・・・・・空気導入路、7・・・・・・ロータリージジ
イント、8・・・・・・平板状邪魔板。 第 図 2 \ 第 丙 第 4 図 第 父

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、攪拌槽内の中心部に設けられた回転軸に撹拌翼
    を設け、この攪拌翼を槽の底壁及び側壁の内面に沿った
    形状に形成するか、或いは攪拌翼の一部を前記槽壁内面
    に沿った形状に形成して槽壁内面に近接させ、その槽壁
    内面に近接した部位に、槽壁内面と直角に空気を吐出す
    る多数個の空気吐出孔を設け、かつ攪拌翼内部に設けた
    空気通路を介して前記空気吐出孔と連通する空気導入路
    を前記回転軸の内部に設けると共に、この空気導入路に
    、回転軸に設けたロータリージョイントを介して空気源
    を接続したことを特徴とする撹拌装置。
JP4674590A 1990-02-27 1990-02-27 攪拌装置 Pending JPH03249930A (ja)

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Cited By (4)

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