JPH0324955Y2 - - Google Patents

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JPH0324955Y2
JPH0324955Y2 JP4217588U JP4217588U JPH0324955Y2 JP H0324955 Y2 JPH0324955 Y2 JP H0324955Y2 JP 4217588 U JP4217588 U JP 4217588U JP 4217588 U JP4217588 U JP 4217588U JP H0324955 Y2 JPH0324955 Y2 JP H0324955Y2
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valve
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 一般産業機械用の油圧、水圧、空気圧等の配管
の自動着脱装置に用いる継手に関する。
<従来の技術> この種の配管継手として、本願出願人が先に提
案した実願昭62−139879号に示すものがあり、こ
れを第3図及び第4図によつて説明する。この継
手は、固定面板1に固定された第1本体2側と移
動面板3に固定された第2本体4側とからなる。
第1本体2は先端面に接続口5をする筒状のもの
で後端に配管接続口6を設けてある。第2本体4
は第1本体2の接続口5に嵌入する外径の先端部
を有し、先端面7に第2弁孔8を有し、後端に配
管接続口9を設けてある。第1本体2と第2本体
4とは面板1、3に夫々に固定された状態で同一
軸線上にあり、移動面板3の移動によりその軸線
に沿つて第2本体4が移動するようになつてい
る。第1本体2内には前記軸線に沿つて摺動自在
に弁シート10が設けられ、弁シート10は先端
壁に第1弁孔11を有し、第1ばね12によつて
接続口5側へ押圧され、第1本体2の段部13に
当接している。第1弁孔11に対してこれを外側
から閉鎖するように第1逆止弁14を設けてあ
る。第1本体2内には別に弁孔15とこれをばね
16によつて前方へ押圧されて閉鎖する逆止弁1
7を設けてあり、この逆止弁17と第1逆止弁1
4とが棒状部18で連結してある。第2本体4内
には第2弁孔8を内側から第2ばね19で押して
閉鎖する第1逆止弁14よりも大径の第2逆止弁
20を設けてある。別に、弁シート10の先端面
の第2本体4の先端面と対向する位置に環状シー
ル部材21を設けてある。このシール部材21は
第2本体4の先端面7が弁シート10の先端に当
接したとき、第1、第2弁孔11、8の外側を包
囲するようになつており、その接続状態において
弁シート10に作用する流体圧は、弁シート10
とシール部材21との直径差により第2本体4側
へ弁シート10を押圧してシール状態を維持す
る。
この管継手は、移特面板3を固定面板1に向つ
て所定距離移動させることによつて、第3図の分
離状態から第4図の接続状態とすることができ
る。すなわち、第2本体4が第1本体2の接続口
5に嵌入されると、第2本体4の先端面7が弁シ
ート10の先端面に当接し、さらに移動すること
で第2逆止弁20の先端面と第1逆止弁14の先
端面が当接し、弁シート10が第1ばね12に抗
して第1本体2内を後退移動させられ、第1逆止
弁14が第1弁孔11を開くと共に棒状部18を
介して逆止弁17、第2逆止弁20が互いに押し
合つて弁孔15、第2弁孔8を開き、配管接続口
6、9が接続状態となる。
第4図に示す接続状態から移動面板3を後退さ
せると、前述と逆の動作となり、第2逆止弁20
及び逆止弁17が閉じてから第1逆止弁14が閉
じ、弁シート10が第1本体2内を前進移動させ
られ、第2本体4の先端面7が弁シート10の先
端面から離れて第3図に示す分離状態となる。
<考案が解決しようとする課題> 前述した従来の継手は、第1本体2及び第2本
体4内への流体の供給を遮断しておいて、第1図
の状態から第2図の接続状態にした後で流体を流
す場合は特に異状はない。しかし、第2本体4内
にのみ高圧流体を流入させたままの状態で接続す
ると、その接続の過程において、弁シート10と
第2本体4とが流体圧によつて分離して流体の漏
れを生じる問題がある。
この流体漏れの原因は、第2本体4の第2弁孔
8と環状シール部材21との径に差をもたせてあ
る点にある。この径の差は、継手接続時の多少の
芯ずれを吸収できるように第2本体4の先端の所
定幅で第2弁孔8を囲む環状先端面7に対し、そ
の幅の中間位置に環状シール部材21が対向する
ようにしてあるために必然的に生じる。このた
め、第3図の状態から第4図の状態に移る過程
で、第2逆止弁20が第2弁孔8からわずかに離
れた時第2本体4内の圧力流体が流出して、第2
本体4の先端面7と弁シート10の先端面との隙
間の環状シール部材21の内側部分に流入し、こ
の時点では第1弁孔11が十分に開いていない状
態であるから、弁シート10が流体圧で後退移動
させられて一時的に流体漏れを生じるのである。
なお、第1本体2内に高圧流体が作用している場
合は、弁シート10が流体圧によつて前進方向に
押圧されているので流体漏れは生じない。
この考案は、前記継手の接続時に第2本体側か
ら流出する圧力流体によつて弁シート10が後退
し一時的に流体漏れを生じないようにすることを
課題とする。
<課題を解決するための手段> この考案の手段は、前述した従来の配管の自動
着脱装置用継手において、第1本体側の先端面の
前記環状シール部材で囲まれる内側又は第2本体
側に環状シール部材を設けたときには環状シール
部材対向面の内側の適所から第1本体内部空間に
達する進路を設け、その通路に第1本体内部空間
に向う方向を順方向とする第3逆止弁を前記先端
面に接近させて設けたことを特徴とする。
この手段において、前記通路は、前記弁シート
と第1逆止弁との間に設けるのがよい。
また、前記通路は、前記弁シートか前記第1逆
止弁のいずれかに設けることもできる。
<作用> 前記手段によれば、第1本体と第2本体とが接
近し、弁シートと第2本体とが当接しさらに進行
したとき、第2本体内から流出する流体は弁シー
トを後退させる前に第3逆止弁を介して第1本体
内に流入してしまうので弁シートは流体圧によつ
ては後退しないから、継手の接続時の流体漏れを
防止できる。
第3逆止弁を先端面に接近させて設けること
は、先端面に連通する通路容積が小さくなるの
で、継手の分離の際に両側の継手間に残存して外
部に漏れる流体の量を少なくできる。
また、第3逆止弁を弁シートと第1弁体との間
に設けた通路に設ける場合は、進路を環状断面と
なるように設けると共に第3逆止弁を環状に形成
して、第3逆止弁の先端面を弁シート及び第1弁
体の先端に一致するように形成すると、継手分離
の際の継手間に残存する流体の量をいつそう少な
くすることができる。
<実施例> この考案の実施例を第1図を用いて説明する。
この実施例の継手は、第3図及び第4図を用いて
説明した継手の第1本体2内の弁孔15、ばね1
6、逆止弁17を省略して通路及び第3逆止弁3
1を設けた構成であり、このほかは略同じであ
る。従つて同等部分は同一図面符号で示して説明
を省略する。
第1逆止弁14は、その後部に連なる棒状部1
8の後端部を第1本体2内の後部に部材32を介
して固定されている。図中34は連通孔である。
弁シート10は、前端壁に円孔35を形成さ
れ、この円孔35に円筒状の第3逆止弁31を摺
動自在にかつ流体密に嵌挿されている。その第3
逆止弁31の内孔が第1弁孔11であり、前端寄
りに弁座36を形成され、第1逆止弁14で閉じ
るようになつている。第3逆止弁31は外周に形
成された突部37と弁シート10の内孔38に嵌
合したばね受39との間にばね40を介在させら
れて前方へ付勢されており、第1ばね12で付勢
されて前進位置にある弁シート10と、定位置に
ある第1逆止弁14との間の隙間を閉じている。
この隙間が通路である。図中41は保持リング
で、弁シート10の内孔38に嵌合してばね受3
9に当接し、連通孔42を有し、内孔が棒状部1
8を摺動自在に嵌挿されている。
この構成では弁シート10が後退せしめられる
と第3逆止弁31も後退して弁座36と第1弁体
14の間(第1弁孔11)が開き、また第3逆止
弁31のみが後退せしめられるときもその第1弁
孔11が開く。なお、第1ばね12とばね40
は、ばね40の反力の方が小さい。
この管継手は第1図の分離状態から接続すると
き、第2移動面板3が右方へ前進すると、まず第
2本体4の先端面が弁シート10の先端面に環状
シール部材21を介して当接し、第2逆止弁20
の先端面と第1逆止弁14の先端面とが当接して
第2逆止弁20が停止し、さらに第2移動面板3
が移動することで第2本体4が前進して弁シート
10が第1ばねに抗して後退移動させられるか
ら、第2弁孔8が開き始めると共に第1弁孔11
が開き始める。この時第2弁孔8から流出する圧
力流体は環状シール部材21を介して当接する第
2本体4の先端面と弁シート10の先端面間を押
し開こうとするが、その圧力で第3逆止弁31が
開いて圧力流体は第1本体2内に流入することに
なる。つまりわずかに開いている第1弁孔11が
より大きく開かれて第1本体2内に流入するので
ある。これによつて第2本体4と弁シート10の
先端面間は環状シール部材21を介した当接状態
が保たれ、圧力流体が外部へ流出することはな
い。そいてさらに第2移動面板3が移動して所定
位置に停止すると、第1弁孔11及び第2弁孔8
が十分に開いた接続状態となる。
前記実施例のほかに、第3逆止弁を設ける位置
は第2図に記号31a、31bで示すように、弁
シート10又は第1逆止弁14に設けてもよい。
<考案の効果> この考案によれば、従来の配管の自動着脱装置
用継手において、一方に内圧が作用した状態で接
続する場合に一時的に生じていた流体漏れを無く
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例の分離状態の部分
縦断側面図、第2図は他の実施例を説明するため
の第1本体側先端部の部分縦断側面拡大図、第3
図は従来の継手の1例を示す部分縦断側面図、第
4図は同従来の継手の接続状態を示す縦断面部分
図である。 1……固定面板、2……第1本体、3……移動
面板、4……第2本体、8……第2弁孔、10…
…弁シート、11……第1弁孔、12……第1ば
ね、19……第2ばね、20……第2逆止弁、2
1……環状シール部材、31、31a、31b…
…第3逆止弁、35……円孔、36……弁座。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 同一軸線上に対向配置され互いに接近・離隔
    するように設けられる、先端面に接続口を有す
    る筒状の第1本体及び前記接続口に嵌入する外
    径の先端部を有し先端面に第2弁孔を有する第
    2本体と、第1本体内に上記軸線に沿つて摺動
    自在に設けられその先端壁に第1弁孔を有し第
    1ばねによつて前記接続口側に押圧された弁シ
    ートと、この弁シートの第1弁孔をその外側か
    ら閉鎖するように設けられた小径の第1逆止弁
    と、第2本体の第2弁孔をその内側から第2ば
    ねで押圧して閉鎖するように設けられた大径の
    逆止弁と、前記弁シートの先端面とこれに対抗
    する第2本体の先端面とのいずれか一方に設け
    られた環状シール部材と、からなる配管の自動
    着脱装置用継手において、第1本体側の先端面
    の環状シール部材で囲まれる内側又は環状シー
    ル部材対向面の内側の適所から第1本体内部空
    間に達する通路を設け、その通路に第1本体内
    部空間に向う方向を順方向とする第3逆止弁を
    前記先端面に接近させて設けたことを特徴とす
    る配管の自動着脱装置用継手。 (2) 請求項(1)に記載の継手において、前記通路が
    前記弁シートと第1逆止弁との間に設けられて
    いる配管の自動着脱装置用継手。 (3) 請求項(1)に記載の継手において、前記通路が
    前記弁シートに設けられている配管の自動着脱
    装置用継手。 (4) 請求項(1)に記載の継手において、前記通路が
    前記第1逆止弁に設けられている配管の自動着
    脱装置用継手。
JP4217588U 1988-03-30 1988-03-30 Expired JPH0324955Y2 (ja)

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JP4217588U JPH0324955Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30

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JPH02127888U JPH02127888U (ja) 1990-10-22
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010065764A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Koyo Sangyo Ltd ガス用ソケット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010065764A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Koyo Sangyo Ltd ガス用ソケット

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JPH02127888U (ja) 1990-10-22

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