JPH03249451A - ウォームギヤのブレーキ装置 - Google Patents

ウォームギヤのブレーキ装置

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JPH03249451A
JPH03249451A JP4833590A JP4833590A JPH03249451A JP H03249451 A JPH03249451 A JP H03249451A JP 4833590 A JP4833590 A JP 4833590A JP 4833590 A JP4833590 A JP 4833590A JP H03249451 A JPH03249451 A JP H03249451A
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Japan
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worm
wheel
teeth
state
pressurizing
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Application number
JP4833590A
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Inventor
Masanori Mochizuki
正典 望月
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AISERU KK
ISEL Co Ltd
Original Assignee
AISERU KK
ISEL Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野及び発明の概要コ 本発明は、ウオームギヤ、特に、そのブレーキ装置に関
するものであり、駆動停止時における、ウオームとウオ
ームホィール(H以下単にホイールという)との間のか
み合い圧力を高められるようにして、駆動停止時におけ
る前記ホイールの回動阻止力を高められるようにするも
のである。
[従来技術及びその課題] ウオームギヤ装置は、減速器やインデックステーブル等
に数多く使用されており、前者の減速器では、簡単な構
成によフて大きな減速比が得られる利点がある。又、後
者の装置では、入力端のウオームの回転角度に対するホ
イールの回転角度が小さいことから、テーブルの位置決
め精度を高くすることができる。
又、このウオームギヤには、元来セルフロック機能があ
り、駆動停止時には、入力側のウオームに特別な制動力
を付与しな(でも、ホイールの回転を阻止できる。
ところが、ウオームと、ホイールとのかみ合い部には、
バックラッシュが避けられず、このバックラッシュに相
当する範囲でホイールが回転する。従って、厳密には、
駆動停止時において、ホイールをこの停止位置に正確に
は固定できない。
停止位置における位置決め精度が要求されるものでは、
上記した回動余裕が問題となる。
かかる不都合を防止するものとして、第8図に示すよう
に、ウオーム(1)とかみ合うホィール(H)I)を、
ディスク(3)と進退歯(2)とから構成したものがあ
る。
このものは、前記進退歯(2)を円板状のディスク(3
)の周側に形成した孔部(31) (31)のそれぞれ
に収容し、バネ(34)によって進出方向に付勢させた
ものであり、ウオーム(1) とこの進退歯(2)がか
み合い状態にあるときには、前記進退歯(2)の細部(
22)の先端に具備させた歯部(21)が歯(11)(
11)相互の間の谷部に前記付勢力によフて圧入される
ことから、バックラッシュが生じないこととなって、駆
動停止状態における上記位置決め精度が向上する。
しかしながら、この従来のものでも、駆動停止時におい
てホイールに大きな回転トルクが作用する場合には、進
退11ft(2)が進退可能であること、及び、この進
退歯(2)の進出付勢力がバネによる弱いものであるこ
とから、ホィール(HH)を駆動停止位置に正確には固
定で籾ない。
本発明は、このような、ウオームギヤにおいて、駆動停
止時にホイール01)をその停止位置に正確に停止でき
るようにすることをそのvsBとする。
ム鼠工l±L講明について [技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は
「ウオーム(1)に対してホィール(HH)の反対側に
前記ウオーム(1)に対向する加圧体(6)を設け、こ
の加圧体(6)をウオーム(1)側に進出させる加圧駆
動手段(7)を設け、ウオームギヤの停止時において前
記加圧駆動手段(7)を加圧動作状態とすると共に、ウ
オームギヤの動作状態において前記加圧駆動手段(7)
を非加圧動作状態とするようにしたjことである。
[作用コ 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
駆動状態では、従来と同様に、ウオーム(1)の回転に
応じてホィール(HH)が回転する。
このとき、ウオーム(1) に対してホィール(H)l
)の反対側に前記ウオーム(1) に対向して加圧体(
6)が配設されているが、ウオームギヤが回転状態にあ
るときには前記加圧体(6)を進出させる加圧動作手段
(7)が非駆動状態にあるから、ウオーム(1)を回転
駆動させているときには、加圧体(6)はウオーム(1
)に圧接されていない。したがって、このときには、従
来のウオームギヤと同様に動作する。
ウオームギヤの停止時においては、前記加圧動作手段(
7)を加圧動作状態とするから、このときには、この加
圧動作手段(7)によって進出された加圧体(6)がウ
オーム(1)をホィール(HH)側に加圧する。これに
より、ウオーム(1) の弾性変形域内においてウオー
ム(1)がホィール(HH) に圧接されることとなり
、この停止位1にホィール(HH)の位置が固定される
。つまり、ウオーム(1)  とホィール(H)I) 
との間には、ウオームギヤの停止時においては大きな制
動力が作用することとなる。
[効果コ 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
ウオーム(1) とホィール(H)I)  との間には
、ウオームギヤの停止時においては制動作用が生じるこ
ととなるから、ホィール(HH)をその停止位置に正確
に且強固に停止でき、位置決め精度が向上する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図から第5図に基いて説明
する。
この実施例では、ウオーム(1)を鼓形とし、このウオ
ーム(1)にかみ合うホィール(H)I)をディスク(
3)と進退m (2) とから構成し、この進退歯(2
)をバネによって常時進出方向に付勢している。又、こ
の進退歯(2)はつオーム(1)の歯(11)に対して
滑り接触する形式としてあり、第1図〜′s3図に示す
ように、軸部(22)の先端部に山形の歯部(21)を
直接形成したものである。そして、前記歯部(21)に
メタル層(M)を具備させると共に、この進退歯(2)
の軸部(22)をディスク(3)の周側に開放するよう
に形成した孔部(31)に収容し、孔部(31)の底壁
と細部(22)の基端部との間にバネ(34)を介装し
、孔部(31)の形成域でディスク(3)の周縁近傍を
貫通する円形断面の規制軸(39)を、前記軸部(22
)に貫通形成した矩形断面の規制穴(29)に遊嵌させ
たものでる。これにより、進退歯(2) (2)がディ
スク(3)の周側において抜止め状態に保持されること
となる。
この実施例のものでは、ウオーム(1)が鼓型であるこ
とから、進退歯(2)の歯部(21)の稜線のウオーム
軸に対する傾斜角度は、かみ合い始めからかみ合い終了
までの間において徐々に変化する。
そこで、規制穴(29)と規制@ (39)との嵌合余
裕を前記傾斜角度変化の範囲に対応させて設定するとと
もに、規制穴(29)と規制軸(39)とが同軸となっ
た時の前記稜線中心(L)のウオーム軸線に対する傾斜
角度を、歯(11)の端部のリード角に一致させである
。又、規制穴(29)と規制軸(39)とが遊嵌するこ
とから、この余裕に応じた範囲で進退歯(2)がディス
ク(3)に対して進退可能であるが、この進退位置につ
いても所定に設定され、かみ合い状態では、第2図に示
すように、規制穴(29)の断面が規制軸(39)の断
面の中間位置に位置する。
進退歯(2)はディスク(3)に対して円筒対偶するこ
とから、この進退歯(2)はディスク(3)に対して回
動自在で且進退自在となフており、ウオーム(1) と
進退歯(2)とがかみ合わない状態においては、第3図
のように、進退歯(2)がディスク(3)の周側から最
も進出して規制軸(39)の−側に規制穴(29)の内
壁が対接している。この状態では、規制穴(29)と規
制軸(39)との関係は同図及び第4図に示す関係とな
り、稜線中心(L)の傾斜角度はi (11)の端部の
リード角に一致したものとなる。従って、歯部(21)
と歯(11)とのかみ合い開始が円滑なものとなる。
両者がかみ合い状態となると、′s2図のように、前記
最進出位置から一定ストローク押込まれた状態(以下、
隼に押込み位置という)となり、この押込み位置では進
退歯(2)にはバネ(34)による付勢力が作用したも
のとなる。かみ合いに伴フて稜線中心(L)の角度が徐
々に変化し、かみ合い位置がウオーム(1)の中央部に
位置すると、稜線中心(L)が第5図に示す状態となり
、その後、稜線中心(L)の角度が徐々にかみ合い開始
時点の角度に復帰してかみ合い終点では、第4図の状態
に復帰する。
尚、進退歯(2)の前記押込み位置は、ディスク(3)
との関係において許容される進退範囲の押込み側の限界
位置(以下単に限界位置という)の近傍にある。つまり
、進退歯(2)は前記押込み位置から極僅かに押込まれ
ると限界位置に達し、それ以上は押込まれない。
従って、このウオーム(1)とホィール(Hl()の組
合せでは、ホィール(HH)の進退@(2)がウオーム
(1)の歯(11)と滑り接触しながらかみ合い、しか
もこのかみ合い状態においては進退i (2)の南部(
21)はバネ(34)の付勢力によって隣接するi (
11)(11)相互間に圧接されることとなり、伝動状
態におけるバックラッシュが防止できる。
以上の構成のウオームギヤに、加圧体(6)及び加圧動
作手段(7)が組み込まれ、この加圧体(6)はウオー
ム(1)に対してホィール(HH)の反対側に位置し、
加圧体(6)をウオーム(1)の歯C11)の頂部に対
接する太鼓型のロール(6a)としである。
このロール(6a)はその両端部が軸受(61)によっ
て回動自在に軸支され、この軸受(61)に具備させた
ガイドボスト(82) (62)がウオームギヤのケー
シング(C)の底部に設けたボス(B) (B)に摺動
自在に嵌合している。前記ガイドポスト(62) (6
2)の中間部にはピストン(70)が突出し、このピス
トン(70)の先端部がケーシング(C)に設けたシリ
ンダ(D)内に収容されている。このシリンダ(D)に
は油圧源(71)からの油圧回路(72)が接続されて
、この油圧回路(72)には制御弁(73)が挿入され
ている。
この制御弁(73)は、オン状態では油圧源(71)と
シリンダ(D)内とを連通状態とし、逆にオフ状態では
、油圧回路(72)を遮断するとともに、シリンダCD
)内を大気圧状態又は低圧状態にする形式の制御弁であ
り、ウオーム(1)の駆動源となる千−タ(M>と同期
して動作する構成となっている。この例では、制御装置
(8)からモータ(M)への人力信号と反対の入力信号
が制御弁(73)に入力されている。具体的には、制御
装置(8)からの駆動信号がモータ(M)にはそのまま
人力され、制御弁(73)には前記駆動信号がインバー
タ(81)を介して人力されている。
従って、モータ(M)が駆動状態にあるときには、制御
装置(8)からの信号がインバータ(81)を介して制
御弁(73)に人力されることから、この制御弁(73
)がオフ状態にあって加圧体(6)としてのロール(6
a)がウオーム(1)に対して非加圧動作状態にある。
そして、モータ(M)の駆動が停止されると、インバー
タ(81)からの出力が「H」状態となり、シリンダ(
D)内の圧力が高圧状態となってピストン(70)が進
出方向に付勢され、この付勢圧力に応じてロール(6a
)がウオーム(1)に加圧される。この結果、この時点
では、既述の作用により制動機能が生じることとなる。
尚、この実施例のホィール(HII)では、ディスク(
3)の周側に進退歯(2)を回動自在で且進退自在に具
備させ、前記進退範囲(最進出位置から既述の限界位置
量までの範囲)を一定に規制しているが、ロール(6a
)が加圧状態になった時点でのウオーム(1)の中央部
の撓み位置と、前記進退歯(2)の限界位置との関係を
所定の関係に設定してあり、前者の撓み位置を進退11
fT (2)の最後退位置よりもホィール(H)I)の
中心側に偏りた位置に設定しである。この結果、ピスト
ン(70)〜制御弁(73)によって構成される加圧動
作手段(7)が加圧動作状態にあるときには、ウオーム
(1)の中央部の撓みによって最後退位置にある進退歯
(2) (2)とウオーム(1)の歯(11) (11
)とが加圧されて制動状態となるのである。
又、上記実施例のものでは、進退歯(2)を歯(11)
と滑り接触する形式の歯としたが、これをローラ式とす
ることも可能であり、さらには、ウオーム(1) にか
み合う歯部がディスク(3)と一体に構成された形式の
ホィール(H)l) としても、この発明の効果に変わ
りはない。
又、加圧体(6)を、ロール(6a)に替えてウオーム
(1)の歯(11)の頂面と滑り接触する形式とするこ
とも可能である。
*請求 2の  について この請求項2の発明は、上記請求項1の発明と同様の課
題を解決するものであり、この課題を解決するための技
術的手段は、「ホィール(H11)を、円板状のディス
ク(3)の周壁に多数の進退歯(2)(2)を進退自在
に配設した構成とすると共に、前記進退歯(2) (2
)のうち少なくともウオーム(1)とかみ合い状態にあ
る進退歯(2)を油圧又は空気圧によって進出方向に付
勢し、ウオーム(1)に対してホィール(HH)の反対
側に前記ウオーム(1)に対接するバックアップローラ
(6b)を設けた」ことである。
[作用コ 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
ホィール(H11)を、円板状のディスク(3)の周壁
に多数の進退歯(2) (2)を進退自在に配設した構
成とすると共に、前記進退歯(2) (2)のうち少な
くともウオーム(1) とかみ合い状態にある進退歯(
2)を進出方向に付勢したから、ウオーム(1)と進退
歯(2)とのかみ合い部におけるバックラッシュが防止
されたものとなる。尚、進退歯(2) (2)の進出付
勢力を油圧又は空気圧によって付与するようにしたから
、前記付勢力が従来のバネ方式のものに比べて強くなる
方、ウオーム(1)に対してホィール(HH)の反対側
に前記ウオーム(1)に対接するバックアップローラ(
6b)を設けたから、ウオーム(1)の中央部は、油圧
又は空気圧による進退歯(21(2)の進出付勢力によ
ってバックアップローラ(6b)に圧接されたとき、殆
ど撓むことがなく、進退fit (2) (2) (7
)進出付勢力がウオーム(1)に対して強く作用するこ
ととなる。
従って、ウオーム(1)の回転が停止すると、ウオーム
(1)をバックアップローラ(6b)に強く圧接する作
用力の反力がホィール(H)I)の回転制動力として作
用することとなり、この制動作用力が十分に強力なもの
となる。尚、ウオーム(1)が回転駆動している時には
、ロール(6a)が自転自在であることから、前記圧接
力はウオーム(1)とホィール(H)I) との伝動の
障害とはならない。
[効果] 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
ウオーム(1)の回転が停止すると、ウオーム(1)を
バックアップローラ(6b)に強く圧接する作用力の反
力がホィール(HH)の回転制動力として作用すること
となり、この制動作用力が十分に強力なものとなるから
、ウオーム(1)による駆動停止時におけるホィール(
H)I)の位置決め精度が向上するものとなる。
又、ウオーム(1)に作用する曲げ力がロール(6a)
によりて支持されることとなるから、ウオーム(1)に
は大きな撓みが生しないこととなり、これの耐久性が損
なわれない。
本請求項3の発明について この請求項3の発明は、上記請求項2の発明の改良に関
し、ウオーム(1)と進退歯(2)とが円滑にかみ合い
を開始するようにしてウオーム(1)からホィール(H
)l)への伝動動作の円滑さを向上させようとするもの
である。
このために採用された請求項3の発明の技術的手段は、
r進退歯(2) を進出方向に付勢するための油圧又は
空気圧を供給する圧力回路(50)に、進退歯(2)が
ウオーム(1)の歯(11)とかみ合い状態にあるとき
は供給圧力を高圧状態とし非かみ合い状態にあるときに
は供給圧力を低圧状態又は大気圧状態とする切替弁(5
)を挿入した1二とである。
この技術的手段を採用するものでは、非かみ合い状態で
は、進退歯(2)の進出付勢力が消失するか又は弱いも
のとなり、進退歯(2)がウオーム(1)とかみ合って
いる場合には、十分な付勢力が進退fil (2)に作
用する。従って、ウオーム(1)と進退歯(2)とのか
み合い開始時に無理な力が作用しないものとなり、進退
歯(2)とウオーム(1)とが円滑にかみ合うものとな
る。しかも、伝動停止時には、十分な制動力が作用する
ものとなる。
[実施例] 以下、請求項2及び請求項3の発明の実施例を第6図〜
第7図に基いて説明する。
この実施例では、進退歯(2)とディスク(3)の関係
及び、この構成のホィール(HH)とウオーム(1)と
の関係は上記第1実施例の場合と同様であるが、バック
アップロール(6b)をケーシング(C)に固定し、各
進退歯(2)に流体圧力による進出付勢力を作用させる
ようにした点では相違する。
流体圧力によって進退歯(2)を突出方向に付勢するた
めに、ディスク(3)の軸部から連通させた油圧回路を
孔部(31)の底壁に開放させ、この油圧回路の圧力を
所定の値に設定した構成を採用する。尚、この場合、軸
部(22)と孔部(31)の側壁との気密を確保する必
要がある。
この実施例では、ディスク(3)の側面には、各孔部(
31)の底部に連通させた連通孔(51)の上流端が開
放し、第6図に示すようにこの開放端部(52)(52
)がディスク(3)の軸部と同心の円周上に配列されて
いる。そして、この開放端部(52) (52)を閉蟇
する大きさのリング(5)がディスク(3)の軸部に遊
嵌し、このリング(5)がバネ(53)によって前記開
放端部(52) (52)の配設部の平面に圧接されて
いる。尚、このリング(5)はケーシングに具備させた
ストッパ(S)とかみ合ってそれ自体の回転は阻止され
ている。又、このリング(5)のディスク(3)との対
接面には、第7図のように、かみ合し)位置にある進退
歯(2) (2)が収容された孔部(31)(31)に
連通ずる連通孔(51) (51)の開放端部(52)
(52)の配設域に対応させて円弧状の分配溝(54)
が形成され、この分配溝(54)に連通ずる接続口(5
5)がこのリング(5)の周縁に配設されている。そし
て、この接続口(55)には油圧源からの油圧回路が接
続されている。
尚、このものでは、リング(5)のディスク(3)との
対接面において、分配溝(54)を具備しない部分の半
周域には外部に開放する凹陥部(56)が形成されてい
る。
上記構成のものでは、ディスク(3)の回転によって、
各歯部材(2) (2)がかみ合い位置にある間は、油
圧源からの油圧が、接続口(55)ロチ配溝(54)e
:>連通孔(51)=>孔部(31)の経路で各進退歯
(2)に作用する。
又、かみ合い位置を外れた進退歯(2) (2)を収容
する孔部(31) (31)への連通孔(51)の開放
端部(52)(52)は、非かみ合い域の半周域におい
て凹陥部(56)と一致する。従って、この時点で連通
孔(51)から孔部(31)までの回路が前記凹陥部(
56)の開放端を介して大気圧側に連通することとなり
、この時点では、進退歯(2)への付勢力が消失するこ
ととなる。
従って、この実施例のものでは、請求項3の発明のよう
に作用し、非かみ合い位置にある進退歯(2) (2)
には何ら、油圧力による付勢力が作用せず、かみ合い位
置にある進退歯(2) (2)には油圧力による付勢力
が、作用することとなる。
この油圧力が作用した条件下では、ウオーム(1)に撓
み力が作用するが、これをバッファ・ンブするために、
ウオーム(1)に対してホィール(HH)の反対側には
ケーシング(C)の壁面から突出した軸受部によって支
持される太鼓型のバックアップローラ(6b)が配設さ
れている。従って、伝動時には、ウオーム(1)の回転
に応じてこのバックアップローラ(6b)が回転するこ
ととなる。また、進退歯(2) (2)の付勢力が作用
した時点でのつオーム(1)の中央部の撓みを防止すべ
く機能する。
この実施例では、バネ(34)を孔部(31)の底壁と
軸部(22)の基端部との間に介装してあり、進退歯(
2)が非かみ合い位置にあるときには、このバネ(34
)による付勢力のみが作用する。この付勢力は弱く設定
されており、規制穴(29)の−側の内壁と規制軸(3
9)の−側の母線部とが対接する程度の付勢力が作用す
るだけとなっている。従って、進退If!+(2) (
2)が非かみ合い位置に達した時点では、油圧力による
付勢力が消失しても、上記第1実施例の場合と同様に、
バネ(34)の付勢力によって進退歯(2)が第3図及
び′fS4図の状態となり、歯部(21)の稜線中心(
L)がかみ合い開始点の歯(11)のリード角に一致し
たものとなる。
尚、切替弁(5)を、上記実施例のように、大気圧状態
と所定の圧力状態とに切り替える形式とするのではなく
、非かみ合い位置にある進退歯(2)と対応する空室(
35)の内圧を低圧状態とし、かみ合い位置にあるそれ
の圧力を高圧状態とする形式の場合には、バネ(34)
を用いなくても、上記作用が得られる。
この為の構成としては、上記実施例の凹陥部(5ii)
に相当する部分をディスク(3)の側面によって密閉さ
れる円弧状の溝部とし、この溝部を圧力調整弁を介して
ケーシング(C)内(大気圧側)に連通させればよい。
この場合には、非かみ合い位置にある進退歯(2) (
2)には前記圧力調整弁によって設定された低圧条件の
油圧力に対応する付勢力が作用するだけとなる。
又、第6図及び第7図に示す実施例において、バネ(3
4)の付勢力を十分に大きく設定し、第1実施例の制御
装置(8)、インバータ(81)及び制御弁(73)の
組合せを採用するようにしてもよい。この場合は、ウオ
ームギヤの停止時にのみ流体圧力による大きな制動力が
作用する。
以上いずれの実施例においても、各部を次のように変更
しても、各対応する発明の作用効果には変わりはない。
■、進退歯(2)の歯部(21)の形状の変更、及び、
この歯部(21)を従来のものと同様に、ローラ式とす
る変更 ■、ウオーム(1)を鼓形とすることなく、通常の母線
が平行なウオーム(1)とする変更[3]、進退i (
2)をディスク(3)に対して非かみ合い状態における
姿勢制御機構を具備させない構成とする変更、つまり、
規制穴(29)と規制軸(39)との組合せや、これに
類する機構を具備させない構成とする変更 ■、上記進退歯(2)の姿勢制御機構を他の機構とする
変更 その他、各部を本発明の作用を実現するために公知の構
成に変更するこも可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1の発明の実施例の要部説明図1第2図
はX−X断面図、第3図はこれに用いる進退歯(2)及
び進退歯(2)が自由状態にあると幹の規制軸(39)
と規制穴(29)との関係図、第4図は歯部(21)と
規制軸(39)及び規制穴(29)との関係説明図、第
5図は進退歯(2)がかみ合い位置にあるときの規制軸
(39)と規制穴(29)との関係図、東国、第7図は
Y−Y断面図、第8図は従来例の説明図であり、図中。 (1)・・・ウオーム DI)  ・・・ホイール (3・・・ディスク (2・・・進退歯 (6・・・加圧体 (6a)・・・ロール (6b)・・・バックアップロール (7)・・・加圧駆動手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]、ウォーム(1)に対してホィール(H)の反対
    側に前記ウォーム(1)に対向する加圧体(6)を設け
    、この加圧体(6)をウォーム(1)側に進出させる加
    圧駆動手段(7)を設け、ウォームギヤの停止時におい
    て前記加圧駆動手段(7)を加圧動作状態とすると共に
    、ウォームギヤの動作状態において前記加圧駆動手段(
    7)を非加圧動作状態とするようにしたウォームギヤの
    ブレーキ装置。 [2]、ホィール(H)を、円板状のディスク(3)の
    周壁に多数の進退歯(2)(2)を進退自在に配設した
    構成とすると共に、前記進退歯(2)(2)のうち少な
    くともウォーム(1)とかみ合い状態にある進退歯(2
    )を油圧又は空気圧によって進出方向に付勢し、ウォー
    ム(1)に対してホィール(H)の反対側に前記ウォー
    ム(1)に対接するバックアップローラ(6b)を設け
    たウォームギヤのブレーキ装置。 [3]、進退歯(2)を進出方向に付勢するための油圧
    又は空気圧を供給する圧力回路(50)に、進退歯(2
    )がウォーム(1)の歯(11)とかみ合い状態にある
    ときは供給圧力を高圧状態とし非かみ合い状態にあると
    きには供給圧力を低圧状態又は大気圧状態とする切替弁
    (5)を挿入した請求項2に記載のウォームギヤのブレ
    ーキ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6832662B2 (en) * 2001-03-05 2004-12-21 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Electric motor assist type power steering apparatus
JP2010280034A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Nikken Kosakusho Works Ltd ロータリテーブル装置
KR20180012982A (ko) * 2016-07-28 2018-02-07 주식회사 만도 자동차의 감속기

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JP2010280034A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Nikken Kosakusho Works Ltd ロータリテーブル装置
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