JPH03249359A - 内燃機関の失火判定装置 - Google Patents

内燃機関の失火判定装置

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JPH03249359A
JPH03249359A JP4658090A JP4658090A JPH03249359A JP H03249359 A JPH03249359 A JP H03249359A JP 4658090 A JP4658090 A JP 4658090A JP 4658090 A JP4658090 A JP 4658090A JP H03249359 A JPH03249359 A JP H03249359A
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Katsuhiko Nakabayashi
中林 勝彦
Toshio Kondo
利雄 近藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は内燃機関の失火判定装置に関する。
[従来の技術] 従来、内燃機関の失火を検出して故障診断あるいは排気
カス処理などに利用するために、各気筒のクランク軸回
転速度の偏差を算出し、この偏差から各気筒の失火発生
を検出する方法か提案されている(特開昭58−195
32号公報)。この方法では上記偏差を一定のしきい値
と比較して、偏差が大きい場合は正常点火、偏差か小さ
い場合は失火と判別している。
[発明か解決しようとする課題] しかしながら、前述のような失火検出方法では、排気ガ
ス分析や火炎検出などの複雑な手段を要しないので、実
施上有利ではあるか、走行時、例えば路面の凹凸など路
面情況か変動したり加減速操作を行ったりする場合、ク
ランク軸回転速度か変動して正常に点火が行われている
にもかかわらず失火と誤判定してしまうという問題点か
ある。このような失火の誤判定か生じると、失火情報に
基づいて行う排気カス処理や故障診断に影響か生じてし
まう。例えば、実際には失火しているにもかかわらず、
正常に点火したと判定すれば、失火によるハイドロカー
ボンの急増やそれによる触媒寿命の低下を検出すること
ができず、各種対応策を速やかに実施することができな
い。一方、失火の誤判定を防ぐためにしきい値を厳しく
設定すれば、失火しないにもかかわらず上記理由により
頻繁に失火警報を発生したり、失火対策を自動遂行した
りする事態か生じる。
また、検出した失火に対応してハイドロカーボン増加量
や触W痔命の推定、ハイドロカーボン急増に対応する排
気ガス処理の強化、あるいは触媒交換時期の判別などを
行なったりする場合、失火によるハイドロカーボン生成
量が水温やエンジン負荷などの運転条件の変動により種
々異なるために、上記したように単純に失火を検出した
だけではハイドロカーボン生成量変化や触媒寿命を推定
することができず、排気カス処理や触媒管理上、不都合
であった。
本発明は前述のような問題点に鑑みなされたもので必り
、その目的は失火の誤判定を防止するとともに、排気ガ
ス対策上重要な、失火判定時におけるハイドロカーボン
増加量変動を運転条件にかかわらず低減し得る内燃機関
の失火判定装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の内燃機関の失火判定装置は、往復内燃機関の水
温、クランク軸回転速度、エンジン負荷を検出する各検
出手段と、各気筒のクランク軸回転速度の偏差を算出す
る回転数偏差算出手段と、前記偏差から各気筒の単失火
発生の有無を検出する単失火検出手段と、前記単失火の
発生頻度を算出する単失火頻度算出手段と、水温及びエ
ンジン負荷の変動に応じて前記しきい値を設定するしき
い値設定手段と、前記単失火の発生頻度と前記しきい値
と比較して失火状態発生を判別する失火状態判別手段と
、を備えることを特徴としている。
なおこの明m書では、1回の失火を単失火とよび、失火
頻度があるしきい値を越える状態を失火状態と呼ぶ。
[作用] 本発明では、失火状態判別手段が単失火の発生頻度をし
きい値と比較して機関の失火状態発生を判別し、しきい
値設定手段か水温及びエンジン負荷の変動に応じてしき
い値を設定する。
ずわわち本発明によれば、1回1回の単失火ではなく、
一定期間内の失火確率の大小により失火状態及び点火状
態の判別を行っており、しかもその判別のためのしきい
値を運転条件に応じて変えて(例えば、水温及びエンジ
ン負荷の変動に逆比例的に連動してしきい値を変更して
)、失火状態判定時にあけるハイドロカーボン発生量の
変動を抑止し、失火状態とまだ判定していないにもかか
わらず、ハイドロカーボン生成量は急増するといった状
況か生まれることを防いでいる。
この結果、低水温時には高水温時よりも1失大当たりの
ハイドロカーボン生成量がはるかに多いので、通常より
厳しく失火状態を判別(検出)して、エンジンあるいは
排気ガス処理装置を最適制御したり、適切な失火警報を
出力することができる。
[実施例] 本発明の装置の各構成要件の関係を第3図に示し、本発
明の一実施例を第1図に示す。
この内燃機関の失火判定装置は、水冷式4気筒カツリン
エンジン100に適用されたものであり、エンジン10
0の水温THW、クランク軸回転速度Ne、空気吸入量
Qを検出する空気流量センサ1、水温センサ2、クラン
ク軸回転角度センサ3と、これら各センサの出力信号を
受取ってエンジン100を電子制御するECU(エンジ
ンコントロールユニット〉4とからなる。
ここで、空気流量センサ1はクランク軸回転速度センサ
3とともに本発明でいうエンジン負荷検出手段を構成し
、水温センサ2は水温検出手段を、クランク軸回転角度
センサ3はクランク軸回転速度検出手段を構成している
。また、ECU4は、回転数偏差算出手段、単失火検出
手段、単失火頻度算出手段、失火状態判別手段及びしき
い@設定手段を構成している。なお、これら各センサに
っいては良く知られているので詳細説明は略する。
更【こ、以下の説明において、1回の失火を単失火とよ
び、失火頻度かあるしきい値を越える状態を失火状態と
呼んで区別する。
以下、第2図のフローチャートを参照して、この失火判
定装置の動作を説明する。
第2図のフローチャートはECU4のメインルーチンの
一部をなすものであって、例えば4m5ecといった短
周期で繰返されている。
まず、クランク軸回転角度センサ3からクランク軸回転
角度信号を取込んでクランク軸角度か上死点後の90度
位置にきたかどうかを判別しく510)、90度位置に
達していなければ314に飛び、90度位置に達すれば
、クランク軸回転角度センサ3から出力されるクランク
軸回転角度信号の単位時間当たりの変化量からこの時点
のクランク軸回転速度Neを求め、求めたクランク軸回
転速度Neを最大回転速度Nemaxとして所定レジス
タにセットする。(S12>。
次に、510て取込んだクランク軸角度か上死点位置で
あるかどうかをを判別しく514)、上死点位置に達し
ていなければ第2図以下のフロチャートを迂回して本ル
ーチンを終了し、上死点位置に達していれば上死点到達
回数を示す累積値0丁DCに1を加え(S16)、更に
、この時点のクランク軸の回転速度Neを求め、求めた
クランク軸回転速度Neを最小回転速度Nem1nとし
て所定レジスタにセットする。(S18)。
そして、最大回転速度Nemaxと最小回転速度Nem
1nとの偏差ΔNeを所定レジスタにセットする(32
0>。
次に、偏差ΔNeか所定しきい値に1以上であれば、単
失火は発生していないとしてこのフロチャートを迂回し
て次にステップ(図示せず)に飛び、偏差ΔNeか所定
しきい値に1より小さければ(S22>、点火爆発によ
るクランク軸の瞬時的な増速か生じなかった、即ち失火
か発生したものとして失火回数を示す累積値C〜IFに
1を加える(S24>。
次に、上死点到達回数(すなわち理想点火爆発回数)を
示す累積値CTDCか100以上になったかどうかを調
べ(S26>、なっていなければ第2図のフローチャー
トを迂回して本ルーチンを終了し、なっていれば失火頻
度算出時期がきたとして、失火頻度C=CMF/CTD
Cを計算覆−る(S28>。
次に、水温センサ2から水温THWを採り、この水温下
HWをパラメータとしてROM1のテーブルから水温補
正済みしきい値に2を求める(S30)。この水温補正
済みしきい値に2と水WTHWとの関係を第4図に示す
。この図かられかるように、水温補正済みしきい値に2
は水温下HWの増加とともに急増する特性をもっている
次に、空気流量センサ1がら空気吸入量Qを採取し、採
取した空気吸入量Qをこの時点で求めたクランク軸回転
速度Neで除算してエンジン負荷Q/Neを求め、この
エンジン負荷Q/NeをパラメータとしてROMのテー
ブルからエンジン負荷補正済みしきい値に3を求める(
S32)。このエンジン負荷補正済みしきい値に3とエ
ンジン負荷Q/Neとの関係を第5図に示す。この図か
られかるように、エンジン負荷補正済みしきい値に3は
エンジン負荷Q/Neの増加とともに急減する特性をも
っている。
次に、両しきい値に2とに3を乗算して失火状態判別し
きい値に4を算出しく534)、この失火状態判別しき
い値に4と、実際に算出した失火頻度Cとを比較する(
336)。そして、もし失火頻度Cか失火状態判別しき
い値に4より小さければ、多少の単失火はあっても制御
あるいは警報出力を必要とするような失火状態には至っ
ていないものとして失火処理(S38)を省略してS4
0に飛び、失火頻度Cか失火状態判別しきい値に4以上
であれば、失火処理を要する失火状態にあるものとして
、故障診断や失火警報出力といった各種の失火処理を行
い(338)、その後、CTDC,CMFをリセットし
て、この失火判定ルチンを終える。
上記ルーチンにおいて、ステップ310−320は回転
数偏差算出手段に相当し、ステップS22は単失火検出
手段に相当し、ステップ328は単失火頻度障出手段に
相当し、ステップS36は失火状態判別手段に相当し、
ステップ830〜S34はしきい値変更手段に相当して
いる。
−回の失火すなわち一単失火当たりのハイドロカーボン
生成量と水温下HWとの関係を第6図に、−単失火当た
りのハイドロカーボン生成量と空気吸入量Q/Neとの
関係を第7図に示す。第3図〜第7図かられかるように
、しきい値に4=に2XK3か水温THW及び空気吸入
量Q/Neと連動して変化して失火に随伴するハイドロ
カーボン量の変動を相殺しているので、失火処理を行う
(S36)時点におけるハイドロカーボン発生量は水温
THW及び空気吸入量Q/Neの変動にかかわらずほぼ
一定レベルとなり、生成ハイドロ力ボン量を確実に認識
した状態でこの失火処理(S36)を行うことかできる
。また、水温低下及びエンジン負荷増大時における失火
によりハイドロカーボン生成量が急増しても、失火判定
レベルを厳しくしているので、失火と判定しない状態に
おいてハイドロカーホン生成量が急増するという事態か
生じることかない。
更に、失火の誤検出、過少検出、過剰検出かなく、運転
条件の変動にかかわらず、一定量のハイドロカーボンの
生成を伴う失火状態を確実【ご判別することかできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の失火判定装置は、クラン
ク軸回転速度の偏差から一膨脹工程毎の単失火を検出し
、この単失火の発生頻度を、水温及びエンジン負荷の変
動に連動するしきい値と比較して失火状態を判別するの
で、路面情況か変動したり加減速操作を行ったりする場
合でも誤判定か生じにくく、しかも、失火状態と判定し
た場合におけるハイドロカーボン生成量の変動を抑止し
、失火に随伴してハイドロカーボンが急増する運転条件
時には失火を厳しく検出してハイドロカーホン急増に対
応することができるという優れた効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の内燃機関の失火判定装置を示すブロッ
ク図、第2図は第1図の失火判定装置の動作を示すフロ
ーチャート、第3図は本発明装置の各構成要件間の関係
を示す図、第4図は水温下HWと水温補正済みしきい値
に2との関係を示す特性図、第5図は空気吸入量Q/N
eと空気吸入量補正済みしきい値に3との関係を示す特
性図、第6図は一回の失火すなわち一単失火当たりのパ
イトロカーボン生成量と水mTHWとの関係を示す特性
図、第7図は一単失火当たりのハイドロカーボン生成量
と空気吸入mQ/Neとの関係を示す特性図である。 1・・・空気流量センサ (エンジン負荷検出手段) 2−・・水温センサ (水温検出手段) 3・・・クランク軸回転角度センサ (クランク軸回転速度検出手段、 エンジン負荷検出手段) 4・・・ECU (回転数漏差算出手段、 単失火検出手段、 単失火頻度算出手段、 失火状態判別手段 しきい値変更手段) 待訂出願人  日本電装株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関の水温、クランク軸回転速度、エンジン負荷を
    検出する各検出手段と、 各気筒のクランク軸回転速度の偏差を算出する回転数偏
    差算出手段と、 前記偏差から各気筒の単失火発生の有無を検出する単失
    火検出手段と、 前記単失火の発生頻度を算出する単失火頻度算出手段と
    、 水温及びエンジン負荷に応じてしきい値を設定するしき
    い値設定手段と、 前記単失火頻度と前記しきい値と比較して失火状態を判
    別する失火状態判別手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
JP4658090A 1990-02-27 1990-02-27 内燃機関の失火判定装置 Expired - Lifetime JP2797608B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04262037A (ja) * 1991-02-18 1992-09-17 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関の失火検出装置
EP0711911A3 (en) * 1992-06-16 1998-12-30 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Misfire detecting method
CN112523885A (zh) * 2020-11-27 2021-03-19 江门市大长江集团有限公司 一种发动机内失火的控制方法及装置

Cited By (3)

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EP0711911A3 (en) * 1992-06-16 1998-12-30 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Misfire detecting method
CN112523885A (zh) * 2020-11-27 2021-03-19 江门市大长江集团有限公司 一种发动机内失火的控制方法及装置

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