JPH03248600A

JPH03248600A - 電子部品連

Info

Publication number: JPH03248600A
Application number: JP2048832A
Authority: JP
Inventors: Kazushi Saito; 斎藤　一志
Original assignee: TDK Corp
Current assignee: TDK Corp
Priority date: 1990-02-27
Filing date: 1990-02-27
Publication date: 1991-11-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は電子部品連に関し、より詳しくはリード線を有
しないチップ状の電子部品を多数個保持して一連とした
電子部品連に関する。

（従来の技術）各種電子機器を自動的に組立てるに際して、従来第４図
に示すような電子部品連３０が実用に供されている。

同図に示す電子部品連３０は、エンボスタイプで収容凹
部３２を一定間隔を隔てて設けたキャリアテープ３１を
備え、このキャリアテープ３１の各収容凹部３２に各々
のチップ状の電子部品２゜を収納し、カバーテープ３３
により収容凹部３２の開口部を封止したものである。

このような電子部品連３０は、自動実装機に装着され、
各種電子機器の自動組立てに供されるようになっている
。

しかしながら、前記電子部品連３０の場合、個々の電子
部品２０を識別するための情報処理が何等施されてない
ため、一つのキャリアテープ３１により保持し得る電子
部品２０は同一品種、同一機能のものに限定され、異種
の電子部品を搭載することができない。この結果、自動
実装機に電子部品連３０を装着して自動実装工程を行っ
ている途中で、実装すべき電子部品２０の種類を変える
場合等において、装着済の電子部品連３０を取外し、新
たな電子部品連３０と取換えなければならない事態が生
じる。

一旦、自動実装機から取外した電子部品連３０は、実装
管理の都合上、再使用されることなく破棄されるのが通
常であり、このため、部品使用効率が低下し歩留りの悪
化を招くという問題があった。この問題は多品種少量の
電子部品の実装時に特に顕著に現れる。

（発明が解決しようとする課題）本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、電子部
品連自体の構成を改良することによって、個々の電子部
品に対する部品管理が可能となり、電子部品の使用効率
１歩留り向上が図れ多品種少量実装にも対応できる電子
部品連を提供することを目的とするものである。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は、テープ状保持体に対しその長さ方向に沿い間
隔を隔てて複数個のチップ状電子部品を配置した電子部
品連であって、前記各チップ状電子部品を個々に識別す
るバーコード状の識別情報群を設けたものである。

前記バーコード状の識別情報は、前記テープ状保持体に
おける各電子部品の近傍位置に各々付すか、又は、前記
側々の電子部品自体に付するものである。

また、前記バーコード状の識別情報は、各々個々の電子
部品の品番、連番、ロット番号、特性等の一種又は複数
種を示す情報、個々の電子部品の位置情報を表示するも
のである。

さらに、前記バーコード状の識別情報は、通常サイズの
バーコードを縮小簡略化したものを用いる。

（作　用）次に上記構成の電子部品連の作用を説明する。

本発明に係る電子部品連によれば、個々の電子部品を識
別するバーコード状の識別情報群を設けたものであるか
ら、各電子部品の自動実装に際し部品管理が可能となり
、テープ状保持体に多品種の電子部品を搭載して無駄な
く実装に供することができる。

前記バーコード状の識別情報は、テープ状保持体の各電
子部品の近傍位置又は各電子部品自体に各々付されてい
るので、自動実装に際しこれらを確実に読取り識別を行
うことができる。

また、バーコード状の識別情報は、各々個々の電子部品
の品番、連番、ロット番号、特性等の一種又は複数種を
示す情報であり、また、個々の電子部品の位置を示す情
報であるため、個々の電子部品の識別が明確となる。

さらに、バーコード状の識別情報は、通常サイズのバー
コードを縮小簡略化したものであるから、通常小型化さ
れているチップ状電子部品の識別用として好適である。

（実施例）以下に本発明の実施例を第１図及び第２図を参照して説
明する。

第１図に示す電子部品連１は、テープ状保持体としての
キャリアテープ２に設けたエンボス加工による各収容凹
部３に各々電子部品２０を収容保持するとともに、各収
容凹部３の近傍位置におけるキャリアテープ２自体にバ
ーコード状の識別情報４ａ、４ｂ、４ｃ、・・・を付し
、さらに、各収容凹部３の上側を透明合成樹脂製のカバ
ーテープ５で覆うことにより構成している。尚、第１図
中、６はキャリアテープ２の端部長さ方向に沿って一定
の間隔を有しつつ穿設した搬送孔である。

前記識別情報４ａ、４ｂ、４ｃ、・・・は、各々個々の
電子部品２０の品番、連番、ロット番号、特性等の一種
又は複数種を示す情報、個々の電子部品２０のキャリア
テープ２における位置情報を、通常のバーコードよりも
縮小簡略化した例えば４本の太さの異なる線の組合せに
より表示している。

また、前記各電子部品２０は、全て同品種同一特性の集
合としたり、異品種異特性のものの集合としたり等任意
の組合せを用いることができる。

次に上記構成の電子部品連１の作用を説明する。

この電子部品連１を図示しない自動実装機のキャリアド
ラムに巻回し、組立てを行う電子機器のプリント基板に
繰り出す際に、自動実装機に予め備えた拡大鏡付のバー
コードリーダにより前記各バーコード状の識別情報４ａ
、４ｂ、４ｃ、・・・を読取り、この読取り結果を基に
実装すべき特定の電子部品２０をその収容凹部３から取
出して前記プリント基板の所定位置に実装する。

この場合に、同一品種、同一特性の電子部品２０を同一
のプリント基板に多数実装する工程を行うときには、電
子部品連１として、同一品種。

同一特性の電子部品２０を多数列設したものを用い、ま
た、同一のプリント基板に異品種、異特性の電子部品２
０を実装する工程を行うときには、電子部品連１として
異品種異特性の電子部品２０を列設したものを用いれば
よい。

以上詳述した電子部品連１によれば、上述のような構成
９作用を有するものであることから、同一品種、同一特
性の電子部品２０を次々と実装する場合はもちろんのこ
と、異品種、異特性の電子部品２０の実装を行う場合に
も、これに対応する電子部品連１を自動装着機にかけて
おくことにより電子部品連１の取替えを行うことなく各
電子部品２０を無駄なく実装に供することが可能となり
、これにより、電子部品２０の使用効率及び歩留りの向
上を図ることができ、多品種少量実装を行う場合にも対
応できる。

次に、第３図を参照して本発明の実施例の他例を説明す
る。

尚、同図に示す電子部品連ＩＡにおいて、前記電子部品
連１と同一の機能を有するものには同一の記号を付して
その詳細な説明は省略する。

第３図に示す電子部品連ＩＡが、前記電子部品連１と異
なる点は、前記バーコード状の識別情報４ａ、　　４ｂ
、　　４ｃ、・・・を各電子部品２０の上面に各々付し
たことである。

このような構成の電子部品連ＩＡを用いても、前記電子
部品連１の場合と同様な作用を発揮させることができる
。

本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、
その要旨の範囲内で種々の変形が可能である。

［発明の効果コ以上詳述した本発明によれば、上記構成としたことによ
り、各電子部品の使用効率９歩留りが向上し、多品種少
量実装を行う場合にも対処可能な電子部品連を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す部分平面図、第２図は第
１図のＩ−Ｉ線断面図、第３図は本発明の実施例の他例
を示す部分平面図、第４図は従来例の部分斜視図である
。１、ＩＡ・・・電子部品連、２・・・キャリアテープ、３・・・収容凹部、４ａ、　
４ｂ、　　４ｃ、　＝識別情報、２０・・・電子部品。第 ■ 図第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）テープ状保持体に対しその長さ方向に沿い間隔を
隔てて複数個のチップ状電子部品を配置した電子部品連
であって、前記各チップ状電子部品を個々に識別するバ
ーコード状の識別情報群を設けたことを特徴とする電子
部品連。
（２）前記バーコード状の識別情報は、前記テープ状保
持体における各電子部品の近傍位置に各々付されたもの
である請求項１記載の電子部品連。
（３）前記バーコード状の識別情報は、前記個々の電子
部品自体に付されたものである請求項１記載の電子部品
連。
（４）前記バーコード状の識別情報は、各々個々の電子
部品の品番，連番，ロット番号，特性等の一種又は複数
種を示す情報、個々の電子部品の位置情報を表示するも
のである請求項１，２又は３に記載の電子部品連。
（５）前記バーコード状の識別情報は、通常サイズのバ
ーコードを縮小簡略化したものである請求項１，２，３
又は４に記載の電子部品連。