JPH03248395A - 光記憶装置 - Google Patents

光記憶装置

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JPH03248395A
JPH03248395A JP2045195A JP4519590A JPH03248395A JP H03248395 A JPH03248395 A JP H03248395A JP 2045195 A JP2045195 A JP 2045195A JP 4519590 A JP4519590 A JP 4519590A JP H03248395 A JPH03248395 A JP H03248395A
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JP
Japan
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light
semiconductor laser
hologram
oscillation
laser
Prior art date
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Pending
Application number
JP2045195A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshimatsu
吉松 浩
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特にカオス半導体レーザを用いた光記憶装置
に係わる。
〔発明の概要〕
本発明は光記憶装置に係わり、共通の基体上に、ヘテロ
接合バイポーラトランジスタと、直流駆動面発光半導体
レーザと、波長多重記録材料によるホログラムメモリ部
とが積層形成されて成り、半導体レーザとホログラムメ
モリ部とによって複合共振器が構成され、ヘテロ接合バ
イポーラトランジスタと、面発光半導体レーザとは充電
的フィードバック・ループが形成されて半導体レーザが
自動発振するようになされ、面発光半導体レーザへの直
流注入電流を変化させることにより、平均発振周波数、
または波長を変化させたカオス光発振状態を形成するこ
とができるようにする。
一方、ホログラムメモリ部に外部から情報の書き込みを
行い、このホログラムメモリと面発光半導体レーザとの
結合により、面発光半導体レーザの発振をホログラムメ
モリ部のデータで制御するか、または面発光半導体レー
ザをカオス状態としてホログラムメモリ部のデータをカ
オス的にサーチできるようにする。
〔従来の技術〕
従来の光学的な記憶装置(オプティカル・エンジニアリ
ング: 0PTICAL ENGINEERING/M
ay 1987/Vo1.26 No、5/PP435
〜444参照)は、ホログラム等のメモリ部を受動的な
共振器内に入れ、決められた手続に従って入力光に最も
強い相関を持つホログラムデータを連想するというもの
である。この場合、予め入力されている参照データ等は
、度入力すると、そのデータを変更することは、そのま
まの装置の配置では難しく参照データ記録のために、各
部分の再配置を行わなければならないという不都合があ
る。
また、様々な参照データを想起する例(デイドリーミン
グ: Daydreaming)では、その想起のきっ
かけが利得のゆらぎによるものであることから結定論的
でない。つまり入力データに対して因果的でないという
問題がある。
更に、特公平1−51074号公報には、光メモリ等に
有効な光双安定機能素子の提案がなされている。
これは、垂直発振型半導体レーザと非線形光学層との組
合せによる構造を採るものであり、出力レベルの安定化
がはかられるという利点を有するものの双安定であるが
故に光メモリとして用いられる場合の記憶容量に問題が
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述した諸問題の解決をはかり、メモリの書
き換えが自在で、かつ安定した動作をなさしめ、更に光
記憶の大容量化をはかることができるようにした光記憶
装置を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、第1図にその一例の断面図を示すように、共
通の基体(1)上に、ヘテロ接合バイポーラトランジス
タいわゆるH B T (2)と、直流駆動面発光半導
体レーザ(垂直型半導体レーザ)(3)と、波長多重記
録材料によるホログラムメモリ部(4)とが積層形成さ
れて成り、半導体レーザ(3)と、ホログラムメモリ(
4)とによって複合共振器(5)が構成され、トランジ
スタHB T (2)と、半導体レーザ(3)とが、光
学的フィードバックループを形成し自動発振するように
する。つまり、トランジスタHB T (2)は、半導
体レーザのドライブ用トランジスタとしての機能をも有
するようにする。
〔作用〕
上述の構成において半導体レーザ(3)に、直流駆動電
流を供給すると、カオス光の自動発振がなされ、ホログ
ラムメモリ部(4)と、半導体レーザ(3)とによって
構成された複合共振器(5)によって、ホログラムメモ
リ部(4)に予め外光によってホログラムとして記憶さ
れている情報が、カオス光によるワンダリング(Wan
dering)によって想起される。
このカオス光の発生は、半導体レーザ(3)に対する直
流駆動電流の供給によってこのレーザ(3)から垂直方
向に発光が生じることによって、これがトランジスタH
B T (2)のベースに導入され、これが電気信号に
変換されかつ増幅されて半導体レーザに対しフィードバ
ック・ループを形成していることから、レーザ(3)が
トランジスタHB T (2)の出力でドライブされる
。すなわち正帰還動作がなされレーザ(3)が自動発振
する。このとき、その発振のゆらぎによって、本来光−
電気変換効率が高く増幅率の高いI G Hz以上の広
帯域特性を有する)(BT(2)による正帰還動作でカ
オス光の発振に至るものと思われる。
上述したように、本発明によれば、波長多重ホログラム
によるメモリの想起を、カオス光すなわち周波数及び波
形が変動す、る光によっていわばワンダリングさせて行
うので、各波長による多重記録像をカオス的メモリサー
チによって確実、簡単に想起することができる。
また、本発明によれば、ヘテロ接合バイポーラトランジ
スタHB T (2)と、半導体レーザ(3)と、波長
多重ホログラム(4)とを共通の基体(1)上に積層し
た全体として単一化いわゆるモノシリツク構造としたこ
とによって王者が密にかつ相互に所定の位置関係が設定
されることから、量産性に冨み、再現性にすぐれている
などの製造上の利点と共に、特性上条(の利点をもたら
す。
〔実施例] 第1図を参照して本発明装置の一例を詳細に説明する。
基体(1)として、例えば半絶縁性のGaAs化合物半
導体サブストレイトを用意し、これの上に必要に応じて
、第1導電型例えばn型のバッファ層(6)をエピタキ
シャル成長し、これの上に順次第1導電型の例えばGa
Asより成るコレクタ層(7)と、第2導電型例えばP
型のGaAsよりなるベース層(8)と、第1導電型例
えばn型でベース層(8)に比しバンドギャップが大な
る例えば八ZGaAsより成るエミツタ層(9)とを順
次エピタキシャル成長してヘテロ接合バイポーラトラン
ジスタHB T (2)を構成する。そして更に続いて
これの上に、面発光型半導体レーザ(3)、例えば分布
反射D B R(Distributed Bragg
Ref 1ection)型の面発光型(垂直型)半導
体レーザ(3)を形成する。すなわち、例えばHB T
 (2)のエミツタ層(9)上に、例えばAZGaAs
とGaAsの繰返し積層構造の第1の多重反射層(10
)と、これの上に第1導電型のn型の例えばAZGaA
sより成る第10クランド層(11)と、例えばGaA
sより成る活性層(12)と、第2導電型のn型のAZ
GaAsより成る第2のクラッド層(13)と、更にこ
れの上に例えばAZGaAsとGaAsの繰返し積層の
構造の第2の多重反射層(14)と、第2導電型のGa
Asより成るキャップ層(15)とをエピタキシャル成
長する。これらHB T (2)及び半導体レーザ(3
)を構成する各層(6)〜(15)は、連続的にMOC
VD (有機金属気相成長層: Metal Orga
nicChemical Vapor Deposit
ion)によって形成し得る。
そして、キャップ層(15)上に一方のレーザ電極(1
6)となる透明電極、例えばAuの薄膜、ITO(In
TiO)または5n02などの蒸着によって形成し、こ
れの上にGaAZAsより成るバッファ層(17)を介
して光化学ホールバーニングが生ずるP HB (Ph
otongated Persfstent Ho1e
 Burning)材料の例えばBaC/F:Sm”に
よるPHBホログラム材料層(18)をスパッタリング
などによって被着する。そしてこれの上に第3の多重反
射層(19)を例えばBaF2とBa(JPの繰返し積
層によって形成する。このようにして第2及び第3の多
重反射層(14)及び(19)によってPHBホログラ
ム材料層(18)が挟みこまれたホログラムメモリ部(
4)を構成すると共に、第1及び第2の反射層(10)
及び(14)間の半導体レーザ(3)による共振器と、
第2及び第3の反射層(14)及び(19)間のホログ
ラムメモリ部(4)による共振器によって複合共振器(
5)を構成する。
そして、例えば半導体レーザ(3)を構成する各半導体
層の一部をエツチング除去して、HB T (2)のエ
ミツタ層(9)を外部に露出し、更にエミツタ層(9)
及びベース層(8)を一部エッチング除去してコレクタ
層(7)の一部を外部に露出し、各エミツタ層(9)及
びコレクタ層(7)の露出部上にそれぞれエミッタ電極
兼一方のレーザ電極(20)とコレクタ電極(21)と
をそれぞれオーミックに被着する。
この構成において、ホログラムメモリ部(4)に外部か
ら情報の記憶(メモリ)を行う。これはPHB材料層(
18)に外部から所要の例えば複数種の波長のレーザ光
をメモリすべき情報に応じたパターンに照射することに
よって、そのレーザ光照射部でホールバーニングの発生
による吸収スペクトルにへこみ(ホール)を生じさせて
情報の書き込みによるホログラムを形成するものである
(PHBについては、オプティックス・レターズ、 0
PTIC5LETTER3,July 1985/Vo
1.10. No、7/1985.0pticalSo
ciety of America参照)。
そして、HB T (2)の電極(20)及び(21)
に所要のエミッターコレクタ間電圧を印加し、半導体レ
ーザ(3)の画電極(16)及びく20)間に所要の直
流駆動電流を供給する。
このようにすると、面発光半導体レーザ(3)からレー
ザ光が発生するが、HB T (2)との充電的フィー
ドバック・ループが形成されていることによって、カオ
ス光の自動発振がなされるが同時に複合共振器(5)に
よってホログラムメモリ部(4)のホログラムメモリが
カオス光によるワンダリングによって想起される。ワン
ダリングする際に、それぞれの波長によるメモリを想起
することができることからメモリ容量は膨大となる。
尚、上述した例では、第1導電型がn型で第2導電型が
P型である場合としたが、これらを逆導電型とすること
もできる。また上述の例では第1〜第3の反射層(10
) 、 (14) 、 (19)を多重量子井戸構造の
反射層とした場合であるが、これに限られるものではな
く、また面発光半導体レーザも上述したDBR型レーザ
に限られるものではない。
(発明の効果〕 本発明装置によれば、上述したように、波長多重ホログ
ラムによるメモリの想起を、カオス光すなわち周波数、
及び波形が変動する光によっていわばワンダリングさせ
て行うので、各波長による多重記録像をカオス的メモリ
サーチによって確実、簡単に想起することができる。
また、本発明によれば、ヘテロ接合トランジスタHB 
T (2)と、半導体レーザ(3)と、波長多重ホログ
ラム(4)とを共通の基体(1)上に積層した全体とし
て単一化いわゆるモノリシック構造としたことによって
三者が密にかつ相互に所要の位置関係に設定されること
から、再現性、量産性にすぐれ、製造上及び特性上の利
点が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一例の路線的拡大断面図である。 (1)は基体、(2)はヘテロ接合バイポーラトランジ
スタ、(3)は半導体レーザ、(4)はホログラムメモ
リ部、(10) (14)及び(19)は第1.第2及
び第3の反射層である。 代 理 人 松 隈 秀 盛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 共通の基体上に、 ヘテロ接合バイポーラトランジスタと、直流駆動面発光
    半導体レーザと、波長多重記録材料によるホログラムメ
    モリ部とが積層形成され、 上記半導体レーザと上記ホログラムメモリ部とにより複
    合共振器が構成され、 上記ヘテロ接合バイポーラトランジスタと、上記面発光
    半導体レーザとは充電的フィードバックループが形成さ
    れて自動発振するようになされたことを特徴とする光記
    憶装置。
JP2045195A 1990-02-26 1990-02-26 光記憶装置 Pending JPH03248395A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06314846A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Nec Corp 狭帯域化面発光レーザ
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