JPH03248175A - プリンタの発光光量調整方法 - Google Patents

プリンタの発光光量調整方法

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JPH03248175A
JPH03248175A JP4459390A JP4459390A JPH03248175A JP H03248175 A JPH03248175 A JP H03248175A JP 4459390 A JP4459390 A JP 4459390A JP 4459390 A JP4459390 A JP 4459390A JP H03248175 A JPH03248175 A JP H03248175A
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JP4459390A
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Nobuyuki Matsuki
松木 信幸
Kazuhiko Yamazaki
一彦 山崎
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は蛍光表示管を用いるプリンタに関するものであ
る。
[従来の技術] プリンタに装着される蛍光表示管の列状に配置された発
光素子からの光の照射を受けて帯電された感光体上に静
電潜像を形成し、この静電潜像を現像して、用紙にトナ
ー像を転写、定着させるゼログラフィ利用のプリンタが
知られている。ここで、蛍光表示管の発光素子からの光
の照射を受けた帯電感光体上の該当箇所がドツト状に除
電される。この除電された箇所には現像後トナーが付着
しないから、白画素となる。
反対に発光素子がすべて発光を停止すると、帯電感光体
2の除電が行われない。そこで、その部分に現像によっ
てトナーが付着する。これが黒画素となる。
上記プリンタの感光ドラム電位と画像出力濃度との関係
を第7図に示す。
第7図において■のポイントは像なしく白画素用)電位
を示し、■のポイントは像あり(黒画素用)電位を示す
上記プリンタにおいて1ドツトの黒画素の静電潜像を感
光体上に形成するためには、第5図に示すように、設定
位置において、蛍光表示管の発光光量が少なくなくては
ならない。ところが、例えば、破線(イ)に示すように
蛍光表示管の発光光量が多くなると黒画素用の静電潜像
の電位が低くなる。
一方、白画素を形成するための蛍光表示管の発光光量が
少なすぎると各ドツト状静電潜像の隣接部において、第
5図の破!!(ロ)に示すように、光量が不足する。そ
のためにこの破線(ロ)で示す位置の感光体は除電が完
全には行われず、トナーが付着してしまう。このように
、白画素であるべき領域に連続してトナーが付着して、
いわゆる第13図に示すような構造線が現像される原因
となる。なお、この第13図の構造線が図面は実際より
濃い濃度の複写図面である。
上記第5図破線(イ)、(ロ)で示すような光量過不足
を生じないようにするためには、第7図に示す0点の像
なしく白画素)ドラム電位および0点の像あり(黒画素
)ドラム電位が適正値に設定されるように調整する必要
がある。
[発明が解決しようとする課題] 上記ドラム電位の調整は工場出荷前には電位計により容
易に行うことができる。しかし、一般にはコストが高く
なるのでプリンタには電位計を付属させていないし、サ
ービスマンも電位計を携帯してないのでユーザサイドで
は上記光量調整は困難であった。それを行うとしても、
第7図の0点は像なしく白画素を出力する。)点である
ため、プリントされた画像を見ることができず、直接0
点における光量調整をすることはできなかった。
そこで考えられるプリンタの光量調整法は、第5図で説
明した構造線が出力されるプリンタの発光光量を求め、
その相当ドラム電位から何ボルトドラム電位を下げると
第7図の■点電位が得られると推定する、専ら、感にた
よる方法しかなかった。
そこで、本発明の目的は市場においても簡単に適正なプ
リンタの発光光量調整ができる方法を提供することであ
る。
[課題を解決するための手段コ 本発明の上記目的は次の構成によって達成される。
すなわち、蛍光表示管の発光光量に応じて、静電潜像を
形成させるプリンタにおいて、試験プリントアウト用紙
の出力濃度が通常プリント時より一定値下げた光量とし
た基準発光光量でのプリントアウト用紙の出力濃度と同
一になるように蛍光表示管の発光光量制御用電位を調整
するプリンタの発光光量調整方法、または、均等比率で
段階的に発光光量を変えてプリントアウトした試験プリ
ントアウト用紙の出力濃度と基、単発光光量でのプリン
トアウト用紙の出力濃度とを比較し、基準発光光量での
プリントアウト用紙の出力濃度と同一の出力濃度が得ら
れる試験発光光量と基準発光光量との偏差分に相当する
蛍光表示管の発光光量制御用電位を調整する上記プリン
タの発光光量調整方法、または、 蛍光表示管の発光光量を可変抵抗式電源とデユーティ制
御電源により調整して、潜像を形成させるプリンタにお
いて、 デユーティ制御量を一定値下げた状態でプリントアウト
して、前記発光光量が低下したことに起因する線状画像
を出力させ、次いで前記線状画像が出力されない電圧ま
で前記可変抵抗式電源電圧を上昇させ、しかる後、デユ
ーティ制御量を通常値に戻すプリンタの発光光量調整方
法、である。
[実施例] 本発明のプリンタの一実施例を図面とともに説明する。
第1図に示したベースマシン1はコンピュータまたはワ
ードプロセッサ(以下、データ入力機器ということがあ
る。)39とプリンタ制御装置40を介して接続されて
いる。
データ入力機器39で入力された情報はプリンタ制御装
置40を介してプリンタ制御装置40自身が持つフォン
ト情報等により、ビットマツプに変換してベースマシン
1にプリント動作開始指令、使用すべき出力ドレイ、出
力ドレイのどのビンに搬出するかあるいはどのサイズの
用紙を選択すべきか等を指令し、ベースマシン1がプリ
ント可能状態であればプリント動作がなされる。
また、この蛍光表示管を用いるベースマシンの要部概略
を第2図を用いて説明する。
ベースマシン1内には感光ドラム2が配置されている。
図において、感光体3は、感光ドラム2外周面に層状に
形成されている。この感光ドラム2は、矢印方向に回転
するよう図示しない駆動装置に連結されている。感光ド
ラム2の外周には、チャージコロトロン5、蛍光表示管
6(第4図)内蔵の走査型書き込み装置8、集光レンズ
7、現像器9および転写コロトロン10、クリーニング
装置11が配置されている。
このプリンタにおいては、感光ドラム2が矢印方向に回
転するにつれて、感光体3がチャージコロトロン5によ
って一様に帯電された後、蛍光表示管6による光の照射
を受は静電潜像が形成される。集光レンズ7は蛍光表示
管6を構成する多数の発光素子の発する光を感光体3上
に集光するために、多数の集束性ロッドレンズを配列し
たものである。
静電潜像が形成された感光体3は、その後、現像器9で
現像される。ここで感光体3上に形成されたトナー像は
、転写コロトロン10により用紙上に転写され、図示し
ない熱定着器で熱定着されて搬出される。一方、感光体
3は、クリーニング装置11によりクリーニングされ再
使用に供される。
また、このプリンタをコピー機として用いる場合には、
帯電された感光ドラム2表面の感光体3が露光箇所13
において露光される。ここで露光箇所13には、ベース
マシン1の上面に配置されたプラテンガラス12上に載
置された図示しない原稿の光像が入射されるようになっ
ている。このために、露光ランプ15と、これによって
照明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー16
および光学レンズ17とが配置されており、このうち所
定のものは原稿の読み取りのためにスキャンされるよう
になっている。
また、この画像処理装置のプリンタ制御装置40の回路
構成を第3図に示す。
プリンタ制御装置40はCPU68000によって制御
される。データ入力機器39から入力された情報はセン
トロ方式等のインタフェース42を介してプリンタ制御
装置40中のメモリ43のRAM43Aに一旦貯えられ
、メモリ43中のRAM43Aよりページメモリ45の
ビットマツプに展開される。ページメモリ45の情報は
、ビデオインタフェース46を介して、ベースマシン1
にビデオデータ47が送られる。ページメモリ45中の
データのプリントが完了したら、次のデータ入力機器3
9からの入力データがメモリ43のRAM43Aよりペ
ージメモリ45に移される。またデータ入力機器39か
らの入力情報に基づき、プリンタ制御装置40はR82
32C等のインタフェース49を介して、ベースマシン
1にプリント動作開始指令、使用すべき出力ドレイ、出
力ドレイのどのビンに搬出するかあるいは用紙サイズの
選択等を指令し、またベースマシン1からベースマシン
1の現在の作動態様がコピー状態であるかプリント状態
であるか、あるいはプリント用用紙出力ドレイの使用ビ
ン数等の情報を受けとる。
したがって、例えばベースマシン1がコピー状態であれ
ばプリンタ制御装置40はセントロ方式等のインタフェ
ース42を介してデータ入力機器39にプリンタ用の出
力待機信号を出力し、また、プリント可能状態であれば
メモリ43のRAM43Aにデータ入力機器39からデ
ータが転送され、それをページメモリ45中のビットマ
ツプに展開し、展開終了後、コマンド50に従ってペー
ジメモリ45中のデータがベースマシン1に転送され、
プリント動作がなされる。
なお、メモリ43のROM43Bにはプリンタ制御装置
40作動用プログラムおよびプリンタ用フォント情報が
記憶されている。
また、不揮発性メモリ(NVM)43Cも接続されてお
り、プリンタ制御装置40の電源がオフとなった場合で
も必要なデータを保存できるようになっている。
また、図示はしていないが、このベースマシン1はメイ
ンCPUを中心としたシリアル通信を用いた分散CPU
アーキテクチャを採用している。
すなわち、メインCPUのほかに、次のようなCPUが
用意されており、通信ラインと接続されている。メイン
CPUはこれらのCPUを統括する役割もはたしている
すなわち、ソータ用CPU、ベースマシン1のコンソー
ルパネル18(第1図)に取り付けられた液晶表示部に
漢字で各種情報を表示したり、編集を行うための領域を
表示するために使用される表示用CPU、原稿の座標指
定等にICカードを用いる場合に用いるカード用CPU
、ベースマシン1とデータ入力機器39とのインタフェ
ースのためのスレーブCPU等が接続されている。
また、メインCPUのRAM (図示せず)には、デー
タバックアップ用のバッテリに接続され、ベースマシン
1の電源がオフになった場合でも必要なデータが保存で
きるようにNVM化されている。
また、メインCPUのドライブ回路(図示せず。
)には周知のD/A (アナログ−ディジタル)変換器
やPWM (パルス幅変換器)を具備しており、図示し
ていない高圧電源供給装置(HVPS)に接続され、第
2図に示す現像器9のデベバイアスの設定や露光ランプ
15の発光量の設定チャージコロトロン5等の電圧値の
設定を行うようになっている。
なお、このメインCPtJはトレイ制御部、ソータ、用
紙サイズセンサ、温度センサ、光量センサおよびコンソ
ールパネルの液晶表示部などの制御もしている。
また、ベースマシン1の制御機構等については、特開昭
63−283274号公報を参照されたい。
こうして、データ入力機器39の操作パネルからの指令
に基づきベースマシン1の作動制御ができる。
このプリンタ制御装置40にも、このベースマシン1の
コンソールパネル18に類似した操作パネル41が設け
られている。すなわち、プリンタ制御装置にもプリント
すべき枚数、倍率の設定用のキーなどのほかにプリント
濃度設定用のキー等が配置されている。
このようにして使用されるプリンタに装着される蛍光表
示管6の分解部分斜視図を第4図に示す。
第4図に示すように蛍光表示管6は透明な隔壁を有し、
内部を真空にした密封ケース20内にアノード電極21
が蛍光表示管6の長手方向に互いに平行に、かつ等間隔
で例えば8本配置されている。アノード電極21の上方
には第2グリツド23および第1グリツド22が、下か
らこの順にアノード電極21を横切る方向にM本(例え
ばB4サイズ用紙240ドツト/インチでは304本に
発光量モニターのための発光エリア分の10本を追加し
て、M=314とする。)配置されている。
第1グリツド22および第2グリツド23の両端部は密
封ケース20の側壁に焼結ガラスで固着されている。
また、第4図の蛍光表示管6の分解部分斜視図に示すよ
うに密封ケース20の一構成部材である基板ガラス25
上に例えば8本のアノード電極21が蛍光表示管6の長
手方向に並列状に配置されている。基板ガラス25と第
2グリツド23の間および第2グリツド23と第1グリ
ツド22の間にはスペーサ26が配置されている。第2
グリツド23の中央部にはスリット27がアノード電極
21の長手方向に対して斜め向きに設けられており、第
1グリツド22には第2グリツド23のスリット27に
それぞれ対応する位置にスリット28が設けられている
また、第1グリツド22上方にはカソードフィラメント
29がアノード電極21と同一方向に配置され基板ガラ
ス25上の弾性部材30で両端を支持されている。
また、アノード電極21上には蛍光体からなる発光素子
(図示せず)が配置され、感光ドラム2(第2図)側か
ら見て、第1グリツド22および第2グリツド23のス
リット27.28を通して各スリット27.28の下方
のアノード電極21上の発光素子を見ることができる。
さて、第4図では、第2グリツド23を4本だけ示した
が、実際には、必要に応じ、例えば、B4サイズの幅(
257mwo)の蛍光表示管6の場合には、これが合計
314本設けられる。カソードフィラメント29にはD
C26V±0.6vおよびAC6,1V±0.2Vの電
圧が印加される。
ここでAC6,IV雷電圧カソードフィラメント29を
約600℃に加熱するために印加される電圧であり、D
C26Vはグリッド2の電圧を0■にしたときに、確実
に非点灯の状態にするために印加される電圧である6ま
た、第1グリツド22には80■、第2グリツド23に
は各独立したドライバーを介して60Vの電圧がそれぞ
れ印加され、さらに約幅1.6mm間に配置されるアノ
ード電極21群には280〜500Vの電圧が印加され
ている。
これらの各第2グリツド23には該グリッド駆動用のド
ライブ回路31が接続されている。アノード電極21に
もドライブ回路32が接続されている。この駆動回路の
他、ドライブ回路31に画信号を供給するデータ変換回
路33と、ドライブ回路31.32に制御信号を送るタ
イミング制御回路35が設けられている。
ドライブ回路31は、画信号の内容に応じて第2グリツ
ド23の電位をオンオフする回路である。
また、ドライブ回路32は、アノード電極21を順に交
互に排他的にオン電位にする回路である。
さてここで、データ変換回路33からドライブ回路31
に入力される画信号が白画素用の信号である場合、ドラ
イブ回路31は、対応する第2グリツド23をオン電位
にする。これによって、カソードフィラメント29から
飛び出した熱電子がアノード電極21の方向に飛翔する
。このときその第2グリツド23の直下でオン電位とな
っているアノード電極21上の発光素子がアノード電極
電圧に応じた光量で発光する。
すなわち、この蛍光表示管6は、第2グリツド23の電
位のオンオフによって、ドツト状の静電潜像の除電を行
うか除電を行わないかの決定を行う、このとき、第1グ
リツド22は第2グリツド23のすきま36を電子が通
過してアノード電極21に達し点灯することを防止する
働きをする。
一方、アノード電極21の電位を順に排他的にサイクリ
ックにオンにすることによって、各発光素子列ごとの印
字タイミングを決定するよう動作する。ドライブ回路3
1.32はこのような制御のために設けられている。
この照射された光エネルギを縦軸にとり、感光体3上の
位置を横軸にとると、第5図に示すようになる。
上記プリンタにおいて蛍光表示管6の発光光量と感光ド
ラム電位との間には第6図に示す関係が成立し、また、
感光ドラム電位と画像出力濃度との間には第7図に示す
関係がある。第7図において■のポイントは像なしく白
画素用)電位を示し、■のポイントは像あり(黒画素用
)電位を示す。
次に、本実施例のプリンタの発光光量調整方法む説明す
る。
まず、最初に蛍光表示管発光光量フィードバック制御時
に行う基準プリントアウト用紙出力濃度との比較による
光量調整モードの例を説明する。
蛍光表示管の発光光量の調整は、通常第8図に示す光量
フィードバック制御装置で行われる。
蛍光表示管6の発光光量に応じた電流が蛍光表示管6に
付設される発光ダイオードからなる受光センサ55で発
生し、電流−電圧変換器56を介して、電圧に変換され
る。該電圧値はCPU57内蔵の8ビツトA/Dコンバ
ータ(図示せず。〉で数値化された後、後述のプログラ
ムに従って目標値と比較される。次いで、目標値との偏
差を積分した後、複数のアノード電極21(第4図)に
データを並び変えるためにラスター信号をダイナミック
点灯信号に変換するためのデータ変換回路33(第4図
)およびアノードオンデユーテイ制御回路を含んだ蛍光
表示管制御回路59および偏差積分値をD/Aコンバー
タ60に入力させる。
また、蛍光表示管制御回路59により各アノード電極2
1のオンデユーテイ値が出力され、アノード電極ドライ
ブ回路32に入力される。したが−で、アノード電極ド
ライブ回路32で設定されたアノード電極電圧およびア
ノード電極21のオン時間が蛍光表示管6に入力される
。D/Aコンバータ60の出力電圧はO〜5Vと小さい
ので、アノード電極電源61により300〜550vに
上げ、アノード電極ドライブ回路32に入力させる。
こうして、新たな蛍光表示管6のアノード電極電圧が設
定される。
蛍光表示管6はアノード電極電圧およびアノード電極2
1のオン時間に応じた光量で発光する。
上記光量フィードバック制御装置のv■御手順を第9図
に示す。
光量調整モードではくステップ3)、通常の光量フィー
ドバック制御モード時の、例えば83%(1/1.2>
の光量で用紙にプリントアウトする。ここで通常モード
の80%前後の発光光量を目標値とする理由はプリント
アウト用紙に多少なりとも像が出力されるからであり、
通常モードと同じ100%の発光光量では第7図に示す
■のポイントでは用紙に像が出力されないため、プリン
ト濃度の調整の指標とならないからである。
そして、そのプリントアウト画像の出力濃度と正常なド
ラム電位(発光光量83%に相当するドラム電位)時に
おける基準発光光量の見本プリント用紙と比較する(第
7図参照)。そして、試験プリント用紙の出力濃度が、
もし、基準となる見本プリント用紙の出力濃度と異なる
と蛍光表示管6のアノード電圧を調整することで発光光
量を制御することにより、見本プリント用紙の出方濃度
と同一濃度のプリント用紙が得られるまで光量調整を行
う。こうして、通常モードの83%の発光光量が得られ
るアノード電位が設定できるので、これから通常モード
での100%の発光光量が得られる目標値が求められる
なお、第9図には記載していないが、制御開始時には1
500ミリ秒の間、カソードフィラメント29のつオー
ムアップ点灯を行って、第9図に記載の制御に入る。
以下、光量調整モードおよび通常モードに共通するプリ
ンタの発光光量調整方法を説明する。
まず、受光センサ55で測定した測光値を目標値と比較
しくステップ4)、測光値が目標値より大ならば(ステ
ップ5)、蛍光表示管6の発光光量を減するためにその
偏差分を減算して積分し、測光値が目標値より小ならば
(ステップ6)、蛍光表示管6の発光光量を上げるため
にその偏差分を加算して積分する。
偏差の積分値をまず蛍光表示管6のオンデユーテイ最大
値と比較する(ステップ7)。これは、オンデユーテイ
値の分解能が粗いので初期光量値が目標光量値近傍にあ
る場合は、まず、オンデユーテイ値により光量制御を行
い、オンデユーテイ値で制御し得ない光量部分を電圧に
より制御する方法を採用したものである。
ここで偏差積分値がオンデユーテイ値で制御し切れない
値すなわち、オンデユーテイ最大値に達するまでは偏差
積分値がらオンデユーテイ値で制御しうる積分値を引き
去り(ステップlo)、その残余分をアノード電極電圧
値で制御する(ステップ11)、本実施例においては、
オンデユーテイゲインは逆数で出力するため、偏差積分
値を逆数であるオンデユーテイゲインで割り算を行い(
ステップ10)、その商がオンデユーテイ値による制御
される光量分、余り偏差がアノード電極電圧による制御
される光量分となる(ステップ11)。
なお、このとき、アノード電i電圧の制御量は、装置の
誤動作等のために偏差分を満たすだけのゲインが得られ
ない場合があるので予め余裕をもって、必要電圧より少
し高めの電圧が出力し得るように設計している。
出力すべき光量がオンデユーテイ最大値でも不足する場
合(ステップ7)には、偏差積分値とオンデユーテイ最
大値との差を演算しくステップ8)、その演算値とアノ
ード電極電圧ゲインとの積をD/Aコンバータ60に入
力するくステップ9)。
なお、デユーティ制御を用いる光量制御方法の詳細は特
願平1−171487号を参照されたい。
このように、受光センサ55の受光量と目標発光光量と
の偏差積分値との差が小さい場合は主としてオンデユー
テイ値で光量制御を行い、目標光量と偏差積分値との差
が大きくなりオンデユーテイ最大値でも対応できなくな
ると電圧による制御を加える。なお、受光センサ55の
受光量と目標発光光量との偏差積分値との差が小さい場
合でも、オンデユーテイ値による制御量は粗いので、電
圧制御で微調整を行うことで蛍光表示管6の発光光量制
御が適切に行える。
したがって、基準となる見本プリント用紙さえあれば、
手軽に蛍光表示管6の発光光量の調整をすることができ
る。
また、第10図には、発光光量を段階的に変えて出力す
るプリンタの発光光量調整方法を用いた場合の試験プリ
ント用紙を示す。
蛍光表示管6の発光光量を均等な割合(例えば等比的に
5〜10%づつの割合)で段階的に減少させてプリント
アウトする。つまり、時間的に蛍光表示管6の発光光量
を均等な割合で変える。すると、第10図に示すように
、プリント濃度が段階的に黒くなる試験プリント用紙が
出力される。
その試験プリントアウト用紙のプリント出方濃度と見本
設定光量(または設定ドラム電位)におけるプリント用
紙のプリント出力濃度(第7図に示す基準出力画像濃度
に相当する)と比較し、見本のプリント濃度と同一プリ
ント濃度が得られる場所を求め、その偏差分に相当する
だけのドラム電位が得られるようにプリンタの発光光量
の調整を行う。例えば、第10図の■がちょうどよけれ
ば、■の入力をNVM43CにおけるNVM値の書き換
えにより行うことで、目標値を自動的に設定できる。こ
の方法を一枚のプリント用紙サイズ内で行うと一回の光
量調整操作で正常な設定値にドラム電位を設定できる。
このようにして光量調整した後は調整後の値をプリンタ
制御装置40のNVM43C(第3図)に入力させてお
くと、以後、調整作業を行う必要がなくなる。この光量
調整はサービスマンが手軽に行うことができる。
また、第11図に示すように蛍光表示管6の発光オンデ
ユーテイ値は80%に固定しておき、アノード電極電源
61の半固定抵抗62を変化させて、蛍光表示管6の発
光光量を変えることもできる。この場合は、発光光量の
フィードバックは行わないで、調整時の光量低下は蛍光
表示管制御口M@59によるオンデユーテイ制御で行い
、光量調整は半固定抵抗62で行うので、制御回路の構
成が単純になる。
すなわち、第12図に示すフローチャートに従って、プ
リントアウトさせて構造線を発生させた後、その状態か
ら、アノード電圧を半固定式抵抗により、構造線がちょ
うど出なくなるまで電圧をあげる。その後、通常モード
に戻ると、オンデユーテイにより(110,8)=1.
25倍に光量が増え、構造線が発生する光量の25%増
しの光量設定ができる。
[発明の効果] 白画素部分については光量調整する基準濃度となる像が
得られないので、適正なプリンタの発光光量を設定する
ことができないが、本発明の方法により高価な計測装置
を用いることなく、プリンタの光量調整を簡単に行うこ
とができる。
ここで、試験発光光量を均等比率で段階的に変えてプリ
ントアウトした用紙の出方濃度と基準発光光量でのプリ
ントアウトした用紙の出方濃度とを比較しすることで、
−回のプリントアウトで基準発光光量と同一濃度の試験
発光光量との偏差分に相当するプリンタの発光光量制御
用電位を調整することができる。
このとき、基準発光光量を通常プリント時の白画素発光
光量より一定値下げた光量とすることで本来電位計がな
いと調整できなかった白画素の発光光量の調整が容易に
調整できる。
また、可変抵抗式電源とデユーティ制御電源により調整
することで回路構成を単純にできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の画像処理装置の全体構成図、第2図
は、ベースマシンの要部概略図、第3図は、プリンタ制
御装置の回路構成図、第4図は、蛍光表示管の分解部分
斜視図、第5図は、光エネルギの感光ドラム位置との関
係図、第6図は、蛍光表示管の発光光量と感光ドラム電
位の関係図、第7図は、感光ドラム電位と画像出力濃度
の関係図、第8図は、蛍光表示管の発光光量フィードバ
ック制御装置、第9図は、蛍光表示管の発光光量フィー
ドバック制御の一実施例のフローチャート、第10図は
、蛍光表示管の発光光量の他の実施例の説明図、第11
図は、半固定抵抗方式による蛍光表示管発光光量調整方
法の制御図であり、第12図は、第11図の調整方法の
フローチャート、第13図は構造線が出力された例を示
す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蛍光表示管の発光光量に応じて静電潜像を形成さ
    せるプリンタにおいて、 試験プリントアウト用紙の出力濃度が通常プリント時の
    白画素発光光量より一定値下げた光量とした基準発光光
    量でのプリントアウト用紙の出力濃度と同一になるよう
    に蛍光表示管の発光光量制御用電位を調整することを特
    徴とするプリンタの発光光量調整方法。
  2. (2)均等比率で段階的に発光光量を変えてプリントア
    ウトした試験プリントアウト用紙の出力濃度と基準発光
    光量でのプリントアウト用紙の出力濃度とを比較し、基
    準発光光量でのプリントアウト用紙の出力濃度と同一の
    出力濃度が得られる試験発光光量と基準発光光量との偏
    差分に相当する蛍光表示管の発光光量制御用電位を調整
    することを特徴とする請求項1記載のプリンタの発光光
    量調整方法。
  3. (3)蛍光表示管の発光光量を可変抵抗式電源とデュー
    ティ制御電源により調整して、潜像を形成させるプリン
    タにおいて、 デューティ制御量を一定値下げた状態でプリントアウト
    して、前記発光光量が低下したことに起因する線状画像
    を出力させ、次いで前記線状画像が出力されない電圧ま
    で前記可変抵抗式電源電圧を上昇させ、しかる後、デュ
    ーティ制御量を通常値に戻すことを特徴とするプリンタ
    の発光光量調整方法。
JP4459390A 1990-02-27 1990-02-27 プリンタの発光光量調整方法 Pending JPH03248175A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0925942A3 (en) * 1997-12-26 2000-04-05 Noritsu Koki Co., Ltd. Vacuum fluorescent printer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0925942A3 (en) * 1997-12-26 2000-04-05 Noritsu Koki Co., Ltd. Vacuum fluorescent printer

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