JPH03247520A - フロート法製板における溶融ガラス量の制御方法 - Google Patents
フロート法製板における溶融ガラス量の制御方法Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B18/00—Shaping glass in contact with the surface of a liquid
- C03B18/02—Forming sheets
- C03B18/04—Changing or regulating the dimensions of the molten glass ribbon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C03B18/02—Forming sheets
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明はフロート法製板において溶融金属浴に流入され
る溶融ガラス量の制御方法に関する。
る溶融ガラス量の制御方法に関する。
［従来の技術］
従来、フロート法製板における溶融ガラス量の制御方法
として、溶融ガラス帯の両側端部の位置を検出し、これ
に基づいてガラス帯の板幅を求め、この板幅が基準値か
らずれているときに、その偏差に応じて、ツイールを制
御する方法（特公昭５４−１５６８９号）が知られてお
り、その後本出願人はさらに改良する方法として、平均
値あるいは積分値とサンプルＰＩ値を組合せてツイール
を制御する方法（特公昭５９−１９８８７号）、カナル
の温度によりツイールを制御する方法（特公昭５９−１
９８８８号）を出願した。
として、溶融ガラス帯の両側端部の位置を検出し、これ
に基づいてガラス帯の板幅を求め、この板幅が基準値か
らずれているときに、その偏差に応じて、ツイールを制
御する方法（特公昭５４−１５６８９号）が知られてお
り、その後本出願人はさらに改良する方法として、平均
値あるいは積分値とサンプルＰＩ値を組合せてツイール
を制御する方法（特公昭５９−１９８８７号）、カナル
の温度によりツイールを制御する方法（特公昭５９−１
９８８８号）を出願した。
しかしながら、これらの方法だけでは、精密な板幅、板
厚の制御をするという点では不十分であった・ ［発明の目的］ 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、フ
ロート法製板において溶融ガラス量を制御することによ
ってガラス帯の板幅、板厚の変動を極減し、それにより
製品の歩留を向上させる溶融ガラス量の制御方法を提供
することを目的とする。
厚の制御をするという点では不十分であった・ ［発明の目的］ 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、フ
ロート法製板において溶融ガラス量を制御することによ
ってガラス帯の板幅、板厚の変動を極減し、それにより
製品の歩留を向上させる溶融ガラス量の制御方法を提供
することを目的とする。
［問題点を解決するための手段］
本発明は、対向してそれぞれバーナーおよび畜熱室を有
し、周期的にバーナーの燃焼方向を切り替えるようにし
た溶解窯により溶融され、溶融金属浴上に流入される溶
融ガラス量の制御方法において、前記バーナーの切り替
え周期に連動してツイールを引き上げるようにしたこと
を特徴とする。
し、周期的にバーナーの燃焼方向を切り替えるようにし
た溶解窯により溶融され、溶融金属浴上に流入される溶
融ガラス量の制御方法において、前記バーナーの切り替
え周期に連動してツイールを引き上げるようにしたこと
を特徴とする。
［作用］
溶融窯は第１図に示すように、溶解域の両側に畜熱室と
ともにバーナーが配設され、一方のバーナーから重油が
一次空気により噴出され、さらに燃焼用空気によって燃
焼される。このときの排ガスは他方の畜熱室を通って除
塵の上、大気中に放出される。
ともにバーナーが配設され、一方のバーナーから重油が
一次空気により噴出され、さらに燃焼用空気によって燃
焼される。このときの排ガスは他方の畜熱室を通って除
塵の上、大気中に放出される。
一定時間経過後、一方のバーナーからの燃焼が停止され
、他方のバーナーからの燃焼に切り替えられる。
、他方のバーナーからの燃焼に切り替えられる。
本発明者らは、この切り替え時に板幅が変動することを
見出したものである。
見出したものである。
すなわちバーナー切り替え時（以下、燃焼交換時という
）、−時的に燃焼が停止するので、溶解域の炉圧が低下
し、同時に清澄域と調整域の炉圧も低下する。それに伴
い調整域の温度が低下するので、溶融ガラスの粘度が上
がる。
）、−時的に燃焼が停止するので、溶解域の炉圧が低下
し、同時に清澄域と調整域の炉圧も低下する。それに伴
い調整域の温度が低下するので、溶融ガラスの粘度が上
がる。
これらの理由により、そのままでは溶融金属浴上に流入
される溶融ガラス量が低下するのでツイールを引き上げ
ることにより溶融ガラス量の変動を極減させるものであ
る。
される溶融ガラス量が低下するのでツイールを引き上げ
ることにより溶融ガラス量の変動を極減させるものであ
る。
［実施例］
以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第１図は溶融窯と溶融金属浴を表わす一部断面を含む平
面図、第２図は要部縦断正面図、第３図は炉圧変動、ツ
イール制御、板幅変動の関係を表わすタイムチャートで
ある。
面図、第２図は要部縦断正面図、第３図は炉圧変動、ツ
イール制御、板幅変動の関係を表わすタイムチャートで
ある。
板ガラス製造に使用されるタンク窯は、溶解窯１、畜熱
室２．２゛、バーナー３．３′、煙道４．４′空気・排
ガス交換１１５などから構成され、カナル６を介して溶
融金属浴７に接続される。
室２．２゛、バーナー３．３′、煙道４．４′空気・排
ガス交換１１５などから構成され、カナル６を介して溶
融金属浴７に接続される。
８は溶融金属浴７に流入される溶融ガラス量を制御する
ためのツイールで適宜の駆動装置９で昇降自在に設けら
れる。１０は溶融ガラスの温度を検出するための輻射温
度針、１１．１１°は溶融金属浴７内に流入されて安定
した板幅となった溶融ガラス帯１２の両側端部の位置を
検出するためのビデオアナライザー（浜松テレビ株式会
社製）である。
ためのツイールで適宜の駆動装置９で昇降自在に設けら
れる。１０は溶融ガラスの温度を検出するための輻射温
度針、１１．１１°は溶融金属浴７内に流入されて安定
した板幅となった溶融ガラス帯１２の両側端部の位置を
検出するためのビデオアナライザー（浜松テレビ株式会
社製）である。
次に、制御方法について説明する。
ガラス原料が供給されると、たとえば一方のバーナー３
から重油が圧縮された空気（−次空気）によって噴射さ
れ、さらに畜熱室２″で予熱された燃焼用空気により燃
焼されガラス原料を溶融させる。なお、排ガスは畜熱室
２のチエッカ−ブリックと熱交換した後腹道４、空気・
排ガス交換機５除塵機を経て図示しない煙突から大気に
放出される。
から重油が圧縮された空気（−次空気）によって噴射さ
れ、さらに畜熱室２″で予熱された燃焼用空気により燃
焼されガラス原料を溶融させる。なお、排ガスは畜熱室
２のチエッカ−ブリックと熱交換した後腹道４、空気・
排ガス交換機５除塵機を経て図示しない煙突から大気に
放出される。
溶解域ＩＡで溶融されたガラスは清澄域ＩＢ、ネック部
ＩＣ，ＩＩ整域ＩＤを通って、溶融金属浴７に流入され
溶融金属（溶融錫）表面を流動させることにより、表面
平滑なフロートガラスが製板される。
ＩＣ，ＩＩ整域ＩＤを通って、溶融金属浴７に流入され
溶融金属（溶融錫）表面を流動させることにより、表面
平滑なフロートガラスが製板される。
ここで、通常は特公昭５９−１９８８８号に示すように
、サンプリング周期ごとにビデオアナライザー１１．１
１′により板幅を演真し、板幅基準値との偏差を求め、
この偏差が許容範囲内にあるときは制御周期ごとの平均
値あるいは積分値によって、許容範囲を越えたときには
、制御周期ごとにサンプルＰＩ値によってツイールを制
御するとともに、特公昭５９−１９８８８号に示すよう
に、カナル６の温度を輻射温度計１０により検出してこ
の検出温度に基づいてツイールを制御する。
、サンプリング周期ごとにビデオアナライザー１１．１
１′により板幅を演真し、板幅基準値との偏差を求め、
この偏差が許容範囲内にあるときは制御周期ごとの平均
値あるいは積分値によって、許容範囲を越えたときには
、制御周期ごとにサンプルＰＩ値によってツイールを制
御するとともに、特公昭５９−１９８８８号に示すよう
に、カナル６の温度を輻射温度計１０により検出してこ
の検出温度に基づいてツイールを制御する。
一定時間例えば２０分経過すると、バーナー３への重油
、−次空気の導入を順次停止し、次いで空気・排ガス交
換機５の弁を切り替え、燃焼用空気と排ガスの流れ方向
を切り替える。、その後裔熱室２′で予熱された燃焼用
空気、重油が順次バーナー３°から噴出、燃焼が再開さ
れる。この間約数十秒燃焼が停止されので、溶解域の炉
圧は第３図に示すように低下する。このとき、燃焼初期
においては燃焼状態が完全でないので、正常に戻るまで
の時間、すなわち炉圧が正常に復帰するまでの時間ｔ２
は燃焼停止時間ｔｉよりも長くなる。
、−次空気の導入を順次停止し、次いで空気・排ガス交
換機５の弁を切り替え、燃焼用空気と排ガスの流れ方向
を切り替える。、その後裔熱室２′で予熱された燃焼用
空気、重油が順次バーナー３°から噴出、燃焼が再開さ
れる。この間約数十秒燃焼が停止されので、溶解域の炉
圧は第３図に示すように低下する。このとき、燃焼初期
においては燃焼状態が完全でないので、正常に戻るまで
の時間、すなわち炉圧が正常に復帰するまでの時間ｔ２
は燃焼停止時間ｔｉよりも長くなる。
燃焼の停止の影響は第３図に示すように、はとんど同時
に溶解域、清澄域、調整域の炉圧の変化をもたらし、そ
の後の板幅の変化として表れるので、ツイールもほとん
ど同時に重油開閉弁の閉を確認して駆動装置９により引
き上げを開始し、そのときの板幅、カナルの温度等に応
じた量だけ引き上げる。炉圧はｔ２秒で正常に復帰する
が、温度の復帰はさらに時間遅れがあるので、その分を
加味した時間ｔ３経過時、燃焼交換開始時の位置に戻る
ように駆動装置９によりツイール８を下降させる。
に溶解域、清澄域、調整域の炉圧の変化をもたらし、そ
の後の板幅の変化として表れるので、ツイールもほとん
ど同時に重油開閉弁の閉を確認して駆動装置９により引
き上げを開始し、そのときの板幅、カナルの温度等に応
じた量だけ引き上げる。炉圧はｔ２秒で正常に復帰する
が、温度の復帰はさらに時間遅れがあるので、その分を
加味した時間ｔ３経過時、燃焼交換開始時の位置に戻る
ように駆動装置９によりツイール８を下降させる。
このときの板幅変化は第３図の実線でしめすようになり
、この結果から明らかなように、本発明を実施しない場
合（点線で示す）に比較して変化量が格段に減少してい
ることがわかる。また、板厚の変化量も完全に許容範囲
内に入ることを確認した。
、この結果から明らかなように、本発明を実施しない場
合（点線で示す）に比較して変化量が格段に減少してい
ることがわかる。また、板厚の変化量も完全に許容範囲
内に入ることを確認した。
なお、前記のカナル温度による制御、および平均値ある
いは積分値とサンプルＰＩ値による制御は燃焼交換時に
紘ロックしておく。
いは積分値とサンプルＰＩ値による制御は燃焼交換時に
紘ロックしておく。
以下、燃焼交換の周期ごとに同様の制御を行えばよい。
以上、好適な実施例により説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく種々の応用が可能である。
限定されるものではなく種々の応用が可能である。
実施例でば燃焼停止とほぼ同時に重油開閉弁の閉を確認
してツイールを引き上げたが、重油の停止寸前からツイ
ールを引き上げるようにしてもよい、この場合には、燃
焼交換の周期はほぼ一定であるので、タイマー等により
自動的に引き上げればよい。
してツイールを引き上げたが、重油の停止寸前からツイ
ールを引き上げるようにしてもよい、この場合には、燃
焼交換の周期はほぼ一定であるので、タイマー等により
自動的に引き上げればよい。
［発明の効果］
本発明によれば、燃焼交換時の周期に連動してツイール
を引き上げることにより、溶融金属浴への溶融ガラスの
変化量を格段に低下させ、フロート法により製板される
板幅、板厚の変化を極減させるものである。
を引き上げることにより、溶融金属浴への溶融ガラスの
変化量を格段に低下させ、フロート法により製板される
板幅、板厚の変化を極減させるものである。
また、実施例で述べたような公知の方法と組合わせると
、手動による制御を完全になくし、全て自動的に制御す
ることができる。
、手動による制御を完全になくし、全て自動的に制御す
ることができる。
第１図は溶融窯と溶融金属浴を表わす一部断面をを含む
平面図、第２図は要部縦断正面図、第３図は炉圧変動、
ツイール制御、板幅変動の関係を表わすタイムチャート
である。 １・・・・・・溶解窯 ２．２′・・畜熱室 ３．３′・・バーナー ５・・・・・・空気・排ガス交換機 ７・・・・・・溶融金属浴 ８・・・・・・ツイール
平面図、第２図は要部縦断正面図、第３図は炉圧変動、
ツイール制御、板幅変動の関係を表わすタイムチャート
である。 １・・・・・・溶解窯 ２．２′・・畜熱室 ３．３′・・バーナー ５・・・・・・空気・排ガス交換機 ７・・・・・・溶融金属浴 ８・・・・・・ツイール
Claims (1)
- 対向してそれぞれバーナーおよび畜熱室を有し、周期的
にバーナーの燃焼方向を切り替えるようにした溶解窯に
より溶融され、溶融金属浴上に流入される溶融ガラスの
制御方法において、前記バーナーの切り替え周期に連動
してツィールを引き上げるようにしたことを特徴とする
フロート法製板における溶融ガラス量の制御方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2043415A JPH03247520A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | フロート法製板における溶融ガラス量の制御方法 |
| US07/660,011 US5055122A (en) | 1990-02-23 | 1991-02-25 | Method of controlling feed of molten glass onto molten metal bath |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2043415A JPH03247520A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | フロート法製板における溶融ガラス量の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03247520A true JPH03247520A (ja) | 1991-11-05 |
| JPH0569779B2 JPH0569779B2 (ja) | 1993-10-01 |
Family
ID=12663087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2043415A Granted JPH03247520A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | フロート法製板における溶融ガラス量の制御方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5055122A (ja) |
| JP (1) | JPH03247520A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2013136949A1 (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | 旭硝子株式会社 | フロートガラス板およびその製造方法 |
| CN103910482A (zh) * | 2014-03-07 | 2014-07-09 | 长兴旗滨玻璃有限公司 | 双卡脖结构浮法玻璃熔窑及其降低氮氧化物排放的方法 |
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| JP2009107914A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-21 | Central Glass Co Ltd | フロート板ガラスの製造方法 |
| CN101696082B (zh) * | 2009-10-30 | 2012-07-04 | 蚌埠玻璃工业设计研究院 | 一种燃发生炉煤气的大吨位浮法玻璃熔窑 |
| CN102010119A (zh) * | 2010-02-26 | 2011-04-13 | 漳州旗滨玻璃有限公司 | 一种生产浮法玻璃的熔窑 |
| CN101880122B (zh) * | 2010-03-16 | 2012-05-23 | 武汉长利玻璃有限责任公司 | 浮法玻璃熔窑侧烧装置结构 |
| US20160122224A1 (en) * | 2014-11-03 | 2016-05-05 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Automated float glass system |
| RU2763026C2 (ru) * | 2014-12-17 | 2021-12-24 | Пилкингтон Груп Лимитед | Печь |
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| US4004900A (en) * | 1975-09-19 | 1977-01-25 | Ppg Industries, Inc. | Manufacture of flat glass at controlled throughput rate |
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-
1990
- 1990-02-23 JP JP2043415A patent/JPH03247520A/ja active Granted
-
1991
- 1991-02-25 US US07/660,011 patent/US5055122A/en not_active Expired - Lifetime
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| CN103910482A (zh) * | 2014-03-07 | 2014-07-09 | 长兴旗滨玻璃有限公司 | 双卡脖结构浮法玻璃熔窑及其降低氮氧化物排放的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0569779B2 (ja) | 1993-10-01 |
| US5055122A (en) | 1991-10-08 |
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