JPH03246332A - 油圧駆動車両の原動機制御装置 - Google Patents

油圧駆動車両の原動機制御装置

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JPH03246332A
JPH03246332A JP4512390A JP4512390A JPH03246332A JP H03246332 A JPH03246332 A JP H03246332A JP 4512390 A JP4512390 A JP 4512390A JP 4512390 A JP4512390 A JP 4512390A JP H03246332 A JPH03246332 A JP H03246332A
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Akira Tatsumi
辰巳 明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばホイール式油圧ショベル等の油圧駆動
車両に設けられ、原動機の回転数を制御するのに用いて
好適な油圧駆動車両の原動機制御装置に関する。
〔従来の技術] 第7図ないし第13図に従来技術による油圧駆動車両の
原動機制御装置として、ホイール式油圧ショベルの制御
回路を例に挙げて示す。
図において、1はディーゼルエンジン等によって構成さ
れた原動機、2は該原動Ii1によって駆動される油圧
ポンプを示し、該油圧ポンプ2はタンク3内の作動油を
高圧油(以下、圧油という)として管路4内に吐出させ
る。5は一対の管路6A、6Bを介して油圧ポンプ2、
タンク3と接続される走行用の油圧モータを示し、該油
圧モータ5は後述する前、後の車輪28.29および変
速機構23等と共に走行装置を構成し、油圧ポンプ2か
らの圧油が給排されるときに、前、後の車輪28.29
を回転させることによって車両を走行させるようになっ
ている。
7は一対の管路8A、8Bを介して油圧ポンプ2、タン
ク3と接続される作業用アクチュエータとしてのシリン
ダ装置を示し、該シリンダ装置7はブーム、アーム、パ
ケット等によって構成される作業装置のうち、例えばブ
ームを作動させるブームシリンダを構成し、油圧ポンプ
2からの圧油を油室7A、7B内に給排することによっ
て、ロッド7Cをチューブ7Dから伸縮させるようにな
っている。
9.10は管路4等の途中に設けられた作業用、走行用
の制御弁を示し、該制御弁9.10は中立位置(イ)か
ら左、右の切換位置(ロ)。
(ハ)に切換えられたときに、油圧ポンプ2からの圧油
を管路4から管路6A、8Aまたは6B。
8B内に供給し、油圧モータ5、シリンダ装置7を作動
させるようになっている。ここで、制御弁9は操作レバ
ー9Aによって操作される6ボ一ト3位置の方向切換弁
により構成され、制御弁10は8ボ一ト3位置の油圧パ
イロット式方向切換弁により構成されている。そして、
該制御弁10は油圧パイロット部10A、IOBに後述
のパイロット圧を供給することにより中立位置(イ)か
ら切換位置(ロ)、(ハ)に切換えられる。
11は油圧ポンプ2と共に原動機1によって駆動される
パイロットポンプ、12は減圧弁型のパイロット弁を示
し、該パイロット弁12は走行用の操作手段を構成する
走行ペダル12Aによって操作され、パイロットポンプ
11からのパイロット圧をその操作量に応じて減圧制御
し、制御弁10のストローク量を調整することによって
油圧モータ5の回転速度(作業車両の走行速度)を制御
するようになっている。13は前後進用の操作手段を構
成する前後進切換弁を示し、該切換弁13は操作レバー
13Aによって中立位置(N)から前進位置(F)、後
進位置(R)に切換えられ、中立位置(N)では車両を
停止させ、前進位置(F)、後進位置(R)では車両を
前進、後進させるようになっている。14は絞り14A
を有した調速弁としてのスローリターン弁を示している
15は管路6A、6Bの途中に設けられたカウンタバラ
ンス弁、16A、16Bは該カウンタバランス弁15と
油圧モータ5との間に位置して管路6A、6B間に設け
られた一対のオーバロードリリーフ弁を示し、該オーバ
ロードリリーフ弁16A、16Bはカウンタバランス弁
15と共にブレーキ弁を構成し、制御弁10が中立位置
(イ)に復帰したときに、管路6A、6B内に制動圧力
を発生させ、油圧モータ5を徐々に停止させるようにな
っている。
17は原動機1に付設され、該原動機1の回転数を制御
するガバナを示し、該ガバナ17はガバナレバー17A
を有し、該ガバナレバー17Aの回動角に応じて原動機
1の回転数(エンジン回転数N)を増減させるようにな
っている。18はガバナ17と共に原動機1の回転数を
制御する回転数制御機構を構成した電動モータを示し、
該電動モータ18はステッピングモータ等からなり、駆
動レバー18Aによってガバナレバー17Aを回動させ
、原動機1の回転数を後述の目標回転数N toに基づ
いて制御するようになっている。
19は原動機1の回転数を指令する指令操作手段として
の燃料レバー装置を示し、該燃料レバー装置19は、例
えばシリンダ装置7を作動させるときに運転者が燃料レ
バー19Aを手動操作することにより、その傾転操作量
に対応した指令信号NLを後述のコントローラ22に出
力するようになっている。20は走行ペダル12Aの踏
込み操作量をパイロット圧に基づいて検出する操作量検
出手段としての圧力センサを示し、該圧力センサ20は
、例えば油圧モータ5を駆動して車両を走行させるべ(
、走行ペダル12Aを踏込み操作したときにパイロット
弁12からのパイロット圧を検出し、その踏込み量に対
応した検出信号としての指令信号NPをコントローラ2
2に出力するようになっている。
21は電動モータ18の駆動レバー18Aに連結され、
該駆動レバー18Aの回動角をガバナレバー17Aの回
動角として検出する回動角センサを示し、該回動角セン
サ21はガバナレバー17Aの回動角に基づいて原動機
1の回転数を検出し、その回転数検出値N rpをコン
トローラ22に出力することによって後述の如(回転数
のサーボ制御を行わせるようになっている。また、22
はマイクロコンピュータ等によって構成されたコントロ
ーラを示し、該コントローラ22の入力側は燃料レバー
装置19、圧力センサ20および回動角センサ21等と
接続され、その出力側は電動モータ18等と接続されて
いる。そして、該コントローラ22はその記憶回路内に
第11図に示すプログラム等を格納し、サーボ制御処理
を含む原動機1の回転数制御処理を行うようになってい
る。
23は油圧モータ5の出力軸5Aに連結された変速機構
を示し、該変速機構23の出力側は第8図に示す如(、
車両の走行駆動軸となるプロペラシャフト24.25お
よびアクスル26.27を介して前、後の車輪28,2
8.29.29と連結され、これらの回転を低速用と高
速用の少な(とも2つのレンジで変速させるようになっ
ている。さらに、30は変速機構23を駆動操作するア
クチュエータを示し、該アクチュエータ30は切換弁3
1を介して圧気源32に導管33によって接続され、切
換弁31を操作レバー31Aにより低速位置aと高速位
置すとに切換えることによって、変速機構23を低速レ
ンジ、高速レンジに切換えさせるようになっている。
このように構成されるホイール式油圧ショベルの制御回
路では、例えばシリンダ装置7を作動させる場合に燃料
レバー19Aを手動操作して、燃料レバー装置19から
原動機1の回転数を指令する指令信号NLを出力し、走
行用の油圧モータ5を作動させる場合には走行ペダル1
2Aを踏込み操作して、圧力センサ20から原動機1の
回転数を指令する指令信号Npを出力する。そして、コ
ントローラ22はこれらの指令信号NL、N。
に対応する目標回転数N r I + N r 2を、
例えば第9図、第10図に示す目標回転数マツプ等から
読み出し、これらの目標回転数N r++ N r2の
うち値が大きい方を目標回転数Nr、(Nr、またはN
r2)として設定し、これに基づいて第11図に示すサ
ーボ制御処理を行う。
即ち、サーボ制御処理では、ステップ1で目標回転数N
 roを読み出し、ステップ2で回転数検出値N rp
を読み込み、ステップ3に移って回転数差nを n=Nr、−Nto・ (1) として演算し、ステップ4で回転数差nの絶対値n1が
所定のヒステリシス値に以上であるか否かを判定し、「
NO」と判定したときには回転数検出値N rpが目標
回転数N roに実質的に対応しているから、ステップ
5で電動モータ18を停止させて駆動レバー18Aをそ
の回動角に保持するように制御信号を出力する。
また、ステップ4でrYEsJと判定したときには、ス
テップ6に移って回転数差nが正の値であるか否かを判
定し、rNOJと判定したときには回転数検出値N r
Pが目標回転数N roよりも小さい値となっているか
ら、ステップ7で電動モータ18に正転制御信号を出力
し、実際の回転数としての回転数検出値Nrpを目標回
転数N r’oに近付けるように制御する。そして、ス
テップ6でrYEsJと判定したときには、ステップ8
に移って電動モータ18を逆転させるべく、逆転制御信
号を出力し、原動機lの回転数を目標回転数N raに
基づき制御する。
これにより、油圧ポンプ2からの圧油の吐出量は原動機
1の回転数に応じて増大し、例えば掘削作業等を行うと
きには操作レバー9Aによって制御弁9を中立位置(イ
)から切換位置(ロ)。
(ハ)に切換え、油圧ポンプ2からの圧油をシリンダ装
置7に給排して作動させる。また、車両を走行させると
きには前後進切換弁13を中立位置(N)から前進位置
(F)または後進位置(R)に切換え、走行ペダル12
Aでパイロット弁12を操作することにより、制御弁1
0を中立位置(イ)から切換位置(ロ)、(ハ)に切換
え、油圧ポンプ2からの圧油を油圧モータ5に給排して
該油圧モータを正、逆転させ、路上走行を行う。
そして、車両の平地走行時には切換弁31を高速位置す
に切換えることにより変速機構23を高速レンジに設定
し、車両を比較的高速で走行させることができ、登板時
等には低速位置aに切換えることにより変速機構23を
低速レンジに設定し、プロペラシャフト24.25等を
より減速された駆動力で回転させることによって、車両
を高トルクで走行させることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、上述した従来技術では、車両の走行時に走行
ペダル12Aを踏込み操作すると、この踏込み量(指定
信号NP)に応じて原動機1の回転数が比例的に増大し
く第10図参照)、これに対応して油圧ポンプ2からの
圧油の吐出量も増大するから、走行時の駆動力(トルク
)を太き(すべ(変速機構23の減速率を大きくすると
、ペダル操作量と車両の走行速度との関係は低速レンジ
、高速レンジで第12図(イ)、(ロ)に示す特性線の
ように立上がりカーブが早ぐなり、低速レンジで車両を
発進させるときにペダル操作量に応じて走行速度が急に
速(なり、発進時のショックが大きくなって微操作性が
悪いという問題がある。
また、上記問題を解消すべく制御弁10のメータリング
特性を低速レンジに合わせて選定し、低速レンジでのペ
ダル操作量と走行速度との関係を第13図(イ)に示す
特性線の如く設定すると、低速レンジでの微操作性を向
上できるものの、高速レンジでの特性が第13図(ロ)
の如く立上がりカーブが遅(なり、高速レンジで車両を
発進させるときに走行速度を速やかに上昇できず、発進
操作性が低下するという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので
、本発明は低速レンジでの減速率を可及的に大きく設定
でき、発進時の微操作性を向上できる上に、高速レンジ
での発進操作性も向上できるようにした油圧駆動車両の
原動機制御装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するために本発明が採用する構成の
特徴は、変速機構の変速レンジを検出する変速レンジ検
出手段と、操作手段の操作量を検出する操作量検出手段
と、該操作量検出手段で検出した操作量に基づいて定め
られる低速レンジに適した低速レンジ用回転数特性およ
び高速レンジに適した高速レンジ用回転数特性を記憶す
る記憶手段と、前記変速レンジ検出手段で低速レンジを
検出したときには、該記憶手段で記憶した低速レンジ用
回転数特性に基づき原動機の回転数を操作手段の操作量
に応じて設定し、高速レンジを検出したときには、高速
レンジ用回転数特性に基づき前記原動機の回転数を操作
手段の操作量に応じて設定する回転数設定手段と、該回
転数設定手段で設定された回転数に基づき前記原動機の
回転数を制御する回転数制御手段とからなる。
また、前記記憶手段に記憶した低速レンジ用回転数特性
の最大値は高速レンジ用回転数特性の最大値よりも小さ
くなるようにするのが好ましい。
〔作用1 上記構成により低速レンジを選択した場合には低速レン
ジに適した低速レンジ用回転数特性に基づき、原動機の
回転数を操作手段の操作量に応じて制御でき、原動機の
回転数特性を操作量に応じて徐々に増大する立上がりカ
ーブの遅い特性とすることが可能となる。また、高速レ
ンジを選択した場合には高速レンジに適した高速レンジ
用回転数特性に基づいて原動機の回転数を制御でき、こ
の回転数特性を操作量に応じて速やかに増大する立上が
りの速い特性とすることが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第6図に基づいて
説明する。なお、実施例では前述した第7図、第8図に
示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、そ
の説明を省略するものとする。
図中、41は変速機構23の変速レンジを検出する変速
レンジ検出手段としての検出スイッチを示し、該検出ス
イッチ41は第2図に示す如(アクチュエータ30と切
換弁31との間に位置して導管33の途中に設けられ、
導管33内の圧力に応じて閉成または開成されるように
なっている。
ここで、該検出スイッチ41は電源としてのバッテリ4
2と後述のコントローラ43との間に接続され、切換弁
31が低速位置aに切換えられると、圧気源32からの
圧力によって閉成され、レンジ検出信号としての低速レ
ンジ信号をコントローラ43に出力する。また、該検出
スイッチ41は切換弁31が高速位置すに切換えられた
ときに開成され、レンジ検出信号としての高速レンジ信
号をコントローラ43に出力するようになっている。
さらに、43はマイクロコンピュータ等から構成される
コントローラを示し、該コントローラ43は入力側が燃
料レバー装置19.圧力センサ20、回動角センサ21
および検出スイッチ41等に接続され、出力側が電動モ
ータ18等に接続されている。そして、該コントローラ
43は記憶回路内に第3図、第11図に示すプログラム
等を格納し、原動機1の回転数制御処理等を行うように
なっている。また、該コントローラ43の記憶回路には
記憶エリア43A内に、第4図に示す低速レンジ用回転
数特性としての低速レンジ用回転数マツプと、第5図に
示す高速レンジ用回転数特性としての高速レンジ用回転
数マツプと、第9図に例示した目標回転数マツプと、第
11図に示した所定のヒステリシス値に等とが格納され
ている。
本実施例によるホイール式油圧ショベルの原動機制御装
置は上述の如き構成を有するもので、その基本的作動に
ついては従来技術によるものと格別差異はない。
そこで、コントローラ43による原動機1の回転数制御
処理について第3図ないし第5図を参照して説明する。
まず、処理動作がスタートすると、ステップ11で燃料
レバー装置19.圧力センサ20から指令信号NL、N
Pを読込むと共に、検出スイッチ41からレンジ検出信
号を読込み、ステップ12に移って変速機構23が低速
レンジに切換えられているか否かを判定し、rYESJ
と判定したときにはステップ13に移り、第4図に示す
低速レンジ用回転数マツプから指令信号NP、即ちペダ
ル操作量に応じた目標回転数N rzを読出す。
また、ステップ12で「NO」と判定したときには変速
機構23が高速レンジに切換えられているから、ステッ
プ14に移って第5図に示す高速レンジ用回転数マツプ
から指令信号Npに応じた目標回転数N、□を読出す。
そして、ステップ15では燃料レバー装置19からの指
令信号Nt、に基づき第9図に示す目標回転数マツプか
ら目標回転数N r lを読出し、ステップ16で燃料
レバー装置19による目標回転数N r+が走行ペダル
12Aによる目標回転数N r2よりも大きいか否かを
判定し、rYESJと判定したときには燃料レバー装置
19を操作して、シリンダ装置7による掘削作業等を行
うときであるから、ステップ17に移って燃料レバー装
置19による目標回転数Nrlを目標回転数N roと
し、ステップ18で前述した第11図に示すサーボ制御
処理を行い、目標回転数Nrlに基づいて原動機1の回
転数を制御する。
また、ステップ16でrNOJと判定したときには、例
えば走行ペダル12Aを踏込み操作して車両を走行させ
るときであるから、ステップ19に移って走行ペダル1
2Aによる目標回転数Nr2を目標回転数N roとし
、ステップ18に移って前記サーボ制御処理を行う。こ
の場合、変速機構23が低速レンジに切換えられている
ときには第4図に示す低速レンジ用回転数マツプに基づ
いて目標回転数Nr2が設定されているから、この低速
レンジ用の目標回転数Nrzに基づき原動機lの回転数
を制御することができ、高速レンジのときには第5図に
示す高速レンジ用回転数マツプに基づいて目標回転数N
 rzが設定されているから、この高速レンジ用の目標
回転数r’Jrzに基づき原動機lの回転数を制御する
ことができ、低速レンジよりも回転数を大きくすること
ができる。
か(して、本実施例によれば、低速レンジのときに原動
機1の回転数を第4図に示す特性線の如く、走行へダル
12Aの操作M(指令信号NP)に応じて徐々に増大さ
せることができ、低速レンジに適した立上がりカーブの
遅い回転数特性をもって原動機1を制御でき、該原動機
1によって駆動される油圧ポンプ2から油圧モータ5に
圧油を給排することにより、車両の走行速度を走行ペダ
ル12Aの操作量に応じて第6図(イ)に示す特性線の
如く制御することができる。また、高速レンジでは原動
機lの回転数を走行ペダル12Aの操作量(指令信号N
、)に応じて第5図に示す特性線の如く速やかに増大さ
せることができ、高速レンジに適した立上がりの速い特
性をもって原動機lを制御でき、車両の走行速度を第6
図(ロ)に示す特性線の如く制御することができる。
従って、低速レンジのときには変速機構23の減速率を
ある程度大きくしても、第6図(イ)に示す特性線の如
く車両の走行速度を立上がりカーブの遅い特性とするこ
とができ、車両の発進時にペダル操作量に応じて走行速
度を徐々に増大させることができ、発進時のショックを
低減できると共に、微操作性を効果的に向上させること
ができる。また、高速レンジのときには第6図(ロ)に
示す特性線の如く、発進時に走行速度を速やかに増大さ
せることができ、発進操作性を向上させることができる
等、種々の効果を奏する。
なお、前記実施例では、第3図に示すプログラムのうち
、ステップ13.14が本発明の構成要件である回転数
設定手段の具体例を示し、ステップ18.19が回転数
制御手段の具体例であり、この回転数制御手段はコント
ローラ43.電動モータ18およびガバナ17等を含ん
で構成されており、コントローラ43の記憶エリア43
Aが記憶手段を構成している。
また、前記実施例では、走行ペダル12Aの操作量を圧
力センサ20によって構成するものとして述べたが、こ
れに替えて、走行ペダル12Aにペダルセンサを設け、
該ペダルセンサによって操作量検出手段を構成してもよ
(、変速レンジ検出手段としても検出スイッチ41に替
えて、例えば切換弁31の切換位置を検出する位置検出
器等を用いるようにしてもよい。さらに、シリンダ装置
7用の制御弁9についても油圧パイロット式の方向切換
弁を用いるようにしてもよい。
さらに、前記実施例では、ホイール式油圧ショベルを例
に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばホ
イール式油圧クレーン等の各種油圧駆動車両にも適用で
きるものである。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り本発明によれば、変速機構による変速
レンジに応じて原動機の回転数特性を変え、油圧ポンプ
から油圧モータに変速レンジに応じた吐出量の圧油を給
排するようにしたから、低速レンジのときには変速機構
の減速率をある程度大きくしても、発進時のショックを
低減でき、走行用の操作手段の良好な微操作性を得るこ
とができる上に、高速レンジのときには走行速度を速や
かに増大でき、発進操作性を効果的に向上させつる等、
種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の実施例を示し、第1図は
制御ブロック図、第2図はホイール式油圧ショベルの走
行装置等を示す回路図、第3図は原動機の回転数制御処
理を示す流れ図、第4図は低速レンジ用回転数マツプの
説明図、第5図は高速レンジ用回転数マツプの説明図、
第6図(イ)(ロ)はそれぞれ低速レンジ、高速レンジ
における走行速度の特性線図、第7図ないし第13図は
従来技術を示し、第7図はホイール式油圧ショベルの制
御回路図、第8図は走行装置等を示す回路図、第9図は
燃料レバー装置による目標回転数の特性線図、第10図
は走行ペダルによる目標回転数の特性線図、第11図は
サーボ制御処理を示す流れ図、第12図(イ)、(ロ)
はそれぞれ低速レンジ、高速レンジにおける走行速度の
特性線図、第13図(イ)、(ロ)はそれぞれ低速レン
ジ、高速レンジにおける第12図とは別の走行速度の特
性線図である。 1・・・原動機、2・・・油圧ポンプ、3・・・タンク
、5・・・油圧モータ、10・・・制御弁、12A・・
・走行ペダル(操作手段)、17・・・ガバナ、18・
・・電動モータ、19・・・燃料レバー装置、20・・
・圧力センサ(操作量検出手段)、21・・・回動角セ
ンサ、23・・・変速機構、24.25・・・プロペラ
シャフト(走行駆動軸)、28.29・・・車輪、41
・・・検出スイッチ (変速レンジ検出手段) 43・・・コントロー フ。 特 許 出 願 人 日立建機株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油圧駆動車両に設けられる原動機と、該原動機に
    よって駆動され、該原動機の回転数に対応した流量の圧
    油を吐出させる油圧ポンプと、該油圧ポンプからの圧油
    を給排することにより回転駆動される走行用の油圧モー
    タと、該油圧モータと油圧ポンプとの間に位置して、該
    油圧モータに給排される圧油の流量を制御する制御弁と
    、該制御弁を外部から操作する走行用の操作手段と、前
    記油圧駆動車両の走行駆動軸と油圧モータとの間に設け
    られ、該走行駆動軸の回転を低速用、高速用の少なくと
    も2つのレンジに変速する変速機構とからなる油圧駆動
    車両において、前記変速機構の変速レンジを検出する変
    速レンジ検出手段と、前記操作手段の操作量を検出する
    操作量検出手段と、該操作量検出手段で検出した操作量
    に基づいて定められる低速レンジに適した低速レンジ用
    回転数特性および高速レンジに適した高速レンジ用回転
    数特性を記憶する記憶手段と、前記変速レンジ検出手段
    で低速レンジを検出したときには、該記憶手段で記憶し
    た低速レンジ用回転数特性に基づき前記原動機の回転数
    を操作手段の操作量に応じて設定し、高速レンジを検出
    したときには、高速レンジ用回転数特性に基づき前記原
    動機の回転数を操作手段の操作量に応じて設定する回転
    数設定手段と、該回転数設定手段で設定された回転数に
    基づき前記原動機の回転数を制御する回転数制御手段と
    から構成したことを特徴とする油圧駆動車両の原動機制
    御装置。
  2. (2)前記記憶手段に記憶した低速レンジ用回転数特性
    の最大値は高速レンジ用回転数特性の最大値よりも小さ
    くしてなる特許請求の範囲(1)項記載の油圧駆動車両
    の原動機制御装置。
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