JPH0324624Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0324624Y2 JPH0324624Y2 JP15099586U JP15099586U JPH0324624Y2 JP H0324624 Y2 JPH0324624 Y2 JP H0324624Y2 JP 15099586 U JP15099586 U JP 15099586U JP 15099586 U JP15099586 U JP 15099586U JP H0324624 Y2 JPH0324624 Y2 JP H0324624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- warp
- roll
- large number
- handle
- thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 20
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、編網機において、運転の準備作業と
してたて糸を編網機にセツトし通す際に使用する
たて糸の巻付け装置に関する。
してたて糸を編網機にセツトし通す際に使用する
たて糸の巻付け装置に関する。
〈従来の技術〉
編網機におけるたて糸は、クリールスタンドの
たて糸ボビンに巻装され、例えば100本〜300,
400本もの多数のたて糸が編網機内に通され編網
が行なわれる。
たて糸ボビンに巻装され、例えば100本〜300,
400本もの多数のたて糸が編網機内に通され編網
が行なわれる。
編網機を運転する準備作業として、たて糸ボビ
ンに巻装された多数のたて糸をボビンから引き出
し、たて糸引出しロール、テンシヨン調整ロール
等を通り、たて糸上ロールとたて糸ロールにたて
糸を1回づつ巻き付けた後、結節を行なう上鉤の
下方に導くようにたて糸通しが行なわれる。
ンに巻装された多数のたて糸をボビンから引き出
し、たて糸引出しロール、テンシヨン調整ロール
等を通り、たて糸上ロールとたて糸ロールにたて
糸を1回づつ巻き付けた後、結節を行なう上鉤の
下方に導くようにたて糸通しが行なわれる。
〈考案が解決しようとする問題点〉
このようなたて糸通しの作業は、従来全て手作
業で行なわれ、特に、たて糸ロールは径が大きく
たて糸をその外周に1回巻き付ける必要があるた
め、作業は装置の前からだけではできず、作業者
が前と後に立ち、各々のたて糸を渡し合いなが
ら、たて糸ロールへの糸の巻き付けを行なつてい
た。
業で行なわれ、特に、たて糸ロールは径が大きく
たて糸をその外周に1回巻き付ける必要があるた
め、作業は装置の前からだけではできず、作業者
が前と後に立ち、各々のたて糸を渡し合いなが
ら、たて糸ロールへの糸の巻き付けを行なつてい
た。
このため、たて糸ロールへの糸の巻き付けには
複数の人手と多くの時間を必要とする問題があつ
た。
複数の人手と多くの時間を必要とする問題があつ
た。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、上記の点にかんがみなされたもの
で、運転の準備作業としてたて糸をセツトする
際、たて糸ロールにたて糸を短時間で且つ1人で
容易に巻き付けることができるたて糸の巻付け装
置を提供するものであり、以下のように構成され
る。
で、運転の準備作業としてたて糸をセツトする
際、たて糸ロールにたて糸を短時間で且つ1人で
容易に巻き付けることができるたて糸の巻付け装
置を提供するものであり、以下のように構成され
る。
すなわち、本考案の巻付け装置は、編網機のた
て糸ロールに多数のたて糸を巻き付ける装置であ
つて、たて糸ロールの両端の軸上に支持板が回転
自在に支持され、両側の支持板間に、多数のたて
糸の配置間隔で多数の糸掛片を設けた糸掛板がた
て糸ロールの全長にわたつてこれと並行に設けら
れ、支持板を回転駆動するためのハンドルが編網
機の一部に軸支され、このハンドルと支持板を回
転伝達機構で連結して構成される。
て糸ロールに多数のたて糸を巻き付ける装置であ
つて、たて糸ロールの両端の軸上に支持板が回転
自在に支持され、両側の支持板間に、多数のたて
糸の配置間隔で多数の糸掛片を設けた糸掛板がた
て糸ロールの全長にわたつてこれと並行に設けら
れ、支持板を回転駆動するためのハンドルが編網
機の一部に軸支され、このハンドルと支持板を回
転伝達機構で連結して構成される。
したがつて、たて糸通しを行なう際、作業者
は、編網機の前でたて糸を糸掛板の各々の糸掛片
に掛け、ハンドルを回わして糸掛板をたて糸ロー
ルの周囲で1回転させれば、容易に且つ短時間で
多数のたて糸をたて糸ロールに巻き付けることが
できる。
は、編網機の前でたて糸を糸掛板の各々の糸掛片
に掛け、ハンドルを回わして糸掛板をたて糸ロー
ルの周囲で1回転させれば、容易に且つ短時間で
多数のたて糸をたて糸ロールに巻き付けることが
できる。
〈実施例〉
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は編網機におけるたて糸ロール付近の左
側面図を示し、たて糸ロール1の斜上方にはたて
糸上ロール2が並行に配設され、たて糸ロール1
とたて糸上ロール2は図示しないフレームに軸受
けを介して回転駆動可能に支持される。たて糸ロ
ール1の左端の軸上には第1図、第2図に示すよ
うに、支持板3と2枚のスプロケツト4,5が玉
軸受けを介して回転自在に配設される。
側面図を示し、たて糸ロール1の斜上方にはたて
糸上ロール2が並行に配設され、たて糸ロール1
とたて糸上ロール2は図示しないフレームに軸受
けを介して回転駆動可能に支持される。たて糸ロ
ール1の左端の軸上には第1図、第2図に示すよ
うに、支持板3と2枚のスプロケツト4,5が玉
軸受けを介して回転自在に配設される。
一方、たて糸ロール1の右端の軸上にも図示し
ない同様な支持板とスプロケツトが玉軸受を介し
て回転自在に支持され、両側の支持板3の先端間
に、ロール軸と変更なアングル材6がたて糸ロー
ルの表面から少し間隔をおいた位置に連結され、
このアングル材6の一側にたて糸ロールの全長に
わたつて糸掛板7が固定される。この糸掛板7
は、第3図に示すように形成され、多数のたて糸
を引つ掛けるためにU字状の切欠部8がたて糸間
隔で設けられ、この切欠部8によつてできた舌状
の糸掛片9にたて糸の一部が掛けられる。
ない同様な支持板とスプロケツトが玉軸受を介し
て回転自在に支持され、両側の支持板3の先端間
に、ロール軸と変更なアングル材6がたて糸ロー
ルの表面から少し間隔をおいた位置に連結され、
このアングル材6の一側にたて糸ロールの全長に
わたつて糸掛板7が固定される。この糸掛板7
は、第3図に示すように形成され、多数のたて糸
を引つ掛けるためにU字状の切欠部8がたて糸間
隔で設けられ、この切欠部8によつてできた舌状
の糸掛片9にたて糸の一部が掛けられる。
スプロケツト4,5はハンドル操作により糸掛
板7をたて糸ロール1の周囲で回転させる回転伝
達機構の一部をなし、スプロケツト5はチエーン
10を介してハンドル12のハンドル軸11に連
係される。すなわちハンドル軸11はたて糸ロー
ル1の前方(第1図、第2図の右側)の左端に、
図示しない本体フレームに固定された取付ブラケ
ツト14に回転可能に軸支され、この軸にはハン
ドル12とスプロケツト13が軸着され、チエー
ン10はこのスプロケツト13とスプロケツト5
間に掛けられる。さらに、ハンドル12の駆動力
を反対側に配設された支持板3に伝達するため、
たて糸ロール1の後側(第1図、第2図の左側)
にシヤフト15が回転自在に支持され、このシヤ
フト15の両側に軸着されたスプロケツト16と
スプロケツト4間にチエーン17が掛けられる。
板7をたて糸ロール1の周囲で回転させる回転伝
達機構の一部をなし、スプロケツト5はチエーン
10を介してハンドル12のハンドル軸11に連
係される。すなわちハンドル軸11はたて糸ロー
ル1の前方(第1図、第2図の右側)の左端に、
図示しない本体フレームに固定された取付ブラケ
ツト14に回転可能に軸支され、この軸にはハン
ドル12とスプロケツト13が軸着され、チエー
ン10はこのスプロケツト13とスプロケツト5
間に掛けられる。さらに、ハンドル12の駆動力
を反対側に配設された支持板3に伝達するため、
たて糸ロール1の後側(第1図、第2図の左側)
にシヤフト15が回転自在に支持され、このシヤ
フト15の両側に軸着されたスプロケツト16と
スプロケツト4間にチエーン17が掛けられる。
なお、第5図はたて糸、網地、各ロールの配置
を示す編網機の概略側面図であり、この図におい
て、21はテンシヨン調整ロール、22はたて糸
ロール1とたて糸上ロール2の上に載置される押
えロール、23は目締めロール、24は編網され
た網を一目づつ送る目送りロール、25は網を送
り出す吐出ロールである。
を示す編網機の概略側面図であり、この図におい
て、21はテンシヨン調整ロール、22はたて糸
ロール1とたて糸上ロール2の上に載置される押
えロール、23は目締めロール、24は編網され
た網を一目づつ送る目送りロール、25は網を送
り出す吐出ロールである。
編網機を運転する際、たて糸20のセツトは次
のように行なわれる。
のように行なわれる。
図示しないクリールスタンドのボビンから引き
出された多数のたて糸20は、第5図に示すよう
に、編網機後部のテンシヨン調整ロール21を通
つて前方へ進み、押えロール22を外した状態
で、たて糸上ロール2に1回巻き付けられる。こ
の状態で、たて糸上ロール2の下方に垂下された
多数のたて糸20の端部付近はそれぞれ第1図、
第3図に示すように糸掛板7の各々の糸掛片9に
引つ掛けられる。この作業は編網機の前方から比
較的容易に行なうことができる。そして、編網機
の左端前方に設けられたハンドル12を回転する
と、チエーン10と17の作動により、たて糸ロ
ール1の両側に配設された支持板3、アングル材
6、糸掛板7がたて糸ロール1の周囲を、下側か
ら背後にそして上側から前方に進むように回転す
る。これにより、多数のたて糸20はたて糸ロー
ル1の外周を第1図時計方向に回わり、たて糸ロ
ール1の周囲に1回巻き付けられ、それらの端は
装置の前方に現われる。
出された多数のたて糸20は、第5図に示すよう
に、編網機後部のテンシヨン調整ロール21を通
つて前方へ進み、押えロール22を外した状態
で、たて糸上ロール2に1回巻き付けられる。こ
の状態で、たて糸上ロール2の下方に垂下された
多数のたて糸20の端部付近はそれぞれ第1図、
第3図に示すように糸掛板7の各々の糸掛片9に
引つ掛けられる。この作業は編網機の前方から比
較的容易に行なうことができる。そして、編網機
の左端前方に設けられたハンドル12を回転する
と、チエーン10と17の作動により、たて糸ロ
ール1の両側に配設された支持板3、アングル材
6、糸掛板7がたて糸ロール1の周囲を、下側か
ら背後にそして上側から前方に進むように回転す
る。これにより、多数のたて糸20はたて糸ロー
ル1の外周を第1図時計方向に回わり、たて糸ロ
ール1の周囲に1回巻き付けられ、それらの端は
装置の前方に現われる。
そして、たて糸ロール1に1回巻き付けられた
たて糸20の多数の端は、糸掛板7とたて糸ロー
ル1の間を通つてその下のガイドパイプ18の後
方を通り下方へ導出され、目締めロール23に掛
けられて再び上方へ進み、上鉤下部の結節が行な
われる箇所まで導かれ、たて糸のセツト、つまり
たて糸通しは完了する。
たて糸20の多数の端は、糸掛板7とたて糸ロー
ル1の間を通つてその下のガイドパイプ18の後
方を通り下方へ導出され、目締めロール23に掛
けられて再び上方へ進み、上鉤下部の結節が行な
われる箇所まで導かれ、たて糸のセツト、つまり
たて糸通しは完了する。
なお、糸掛板7とその支持板3に対し回動可能
な構造にすれば、たて糸20の巻き付けが完了し
た時点で、糸掛板7を反時計方向に1回回わすこ
とにより、たて糸ロール1と糸掛板7の間に容易
にたて糸を通すことができる。
な構造にすれば、たて糸20の巻き付けが完了し
た時点で、糸掛板7を反時計方向に1回回わすこ
とにより、たて糸ロール1と糸掛板7の間に容易
にたて糸を通すことができる。
たて糸20のセツトが終了すると、たて糸ロー
ル1とたて糸上ロール2の上に押えロール22が
のせられ、編網運転に入る。
ル1とたて糸上ロール2の上に押えロール22が
のせられ、編網運転に入る。
〈考案の効果〉
以上説明したように、本考案のたて糸の巻付け
装置によれば、たて糸を引つ掛けた糸掛板をたて
糸ロールの周りで1回転させれば、巻き付けを行
なうことができるため、作業者が1人で多数のた
て糸を大径のたて糸ロールに簡単に且つ短時間で
巻き付けることができ、編網機の運転の準備作業
を能率良く行なうことができる。
装置によれば、たて糸を引つ掛けた糸掛板をたて
糸ロールの周りで1回転させれば、巻き付けを行
なうことができるため、作業者が1人で多数のた
て糸を大径のたて糸ロールに簡単に且つ短時間で
巻き付けることができ、編網機の運転の準備作業
を能率良く行なうことができる。
図は本考案の実施例を示し、第1図は編網機の
たて糸ロール付近の左側面図、第2図は同平面
図、第3図は糸掛板の拡大平面図、第4図はたて
糸ロールと糸掛板の斜視図、第5図は編網機にお
けるたて糸と網地の進行を示す説明図である。 1……たて糸ロール、3……支持板、7……糸
掛板、9……糸掛片、12……ハンドル。
たて糸ロール付近の左側面図、第2図は同平面
図、第3図は糸掛板の拡大平面図、第4図はたて
糸ロールと糸掛板の斜視図、第5図は編網機にお
けるたて糸と網地の進行を示す説明図である。 1……たて糸ロール、3……支持板、7……糸
掛板、9……糸掛片、12……ハンドル。
Claims (1)
- 編網機のたて糸ロールに多数のたて糸を巻き付
ける巻付け装置であつて、該たて糸ロールの両端
の軸上に支持板が回転自在に支持され、両側の該
支持板間に、多数のたて糸の配置間隔で多数の糸
掛片を設けた糸掛板が該たて糸ロールの全長に渡
つて該たて糸ロールと並行に設けられ、該支持板
を回転駆動するためのハンドルが編網機の一部に
軸支され、該ハンドルと該支持板を回転伝達機構
で連結したことを特徴とするたて糸の巻付け装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15099586U JPH0324624Y2 (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15099586U JPH0324624Y2 (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356287U JPS6356287U (ja) | 1988-04-15 |
JPH0324624Y2 true JPH0324624Y2 (ja) | 1991-05-29 |
Family
ID=31067647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15099586U Expired JPH0324624Y2 (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0324624Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-01 JP JP15099586U patent/JPH0324624Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6356287U (ja) | 1988-04-15 |
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