JPH03246226A - アロエゲル製品の製造方法 - Google Patents

アロエゲル製品の製造方法

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JPH03246226A
JPH03246226A JP2217233A JP21723390A JPH03246226A JP H03246226 A JPH03246226 A JP H03246226A JP 2217233 A JP2217233 A JP 2217233A JP 21723390 A JP21723390 A JP 21723390A JP H03246226 A JPH03246226 A JP H03246226A
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aloe
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kallidin
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マッカナレイ ビル エッチ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 艮jLl願 この出願は1985年12月17日に出願されたシリア
ル番号 810.025号の出願の一部継続であり、8
10、025号は1985年7月12日に出願されたシ
リアル番号754.859号の出願の一部継続であり、
754、859号は1985年6月28日に出願さ れ
たシリアル番号乃0,321号の出願の一部継続であり
、750、321号は1984年9月12日に出願され
たシリアル番号 649.967号の出願の一部継続で
あり、649、967号は1982年5月7日に出願さ
れたシリアル番号375.720号の出願の一部継続で
ある。前記シリアル番号810.025号はアロエ製品
の製造方法および該方法によって得られた製品という表
題のものである。前記シリアル番号754,859号、
750、321号、649.967号および375.7
20号はアロエベラ(Aloe Vera)製品の製造
方法という表題のものである。
光」几!とi景 1、光咀凶分厨 この発明はアロエ植物を処理し、この植物の一部を取り
出して局所用ならびに内服用の組成物に処理する技術な
らびにこのアロエの部分を含む組成物に関する。
2、′の  および の の およそ325種のアロエが知られており、その多くはア
フリカ原産である。アロエバルバデンシス(典 匝快閃
即汀旦は北部アフリカ原産であり、1630年頃にバル
バドス島に導入された。アロエバルバデンシスの一種[
アロエ チネンシス ベイカーリ±oe  chine
nsis  Baker)と呼ば′れる]はウィリアム
 アンダーソン(William  Anderson
)によって1817年に中国からクラカオ(curac
ao)に導入された。これは工業が衰退し始めた19世
紀中頃まで緩下剤成分のためにバルバドスで栽培された
。クラ力オアロエはしばしばバルバドスアロエとも呼ば
れ、アルバ島およびボナール島のオランダ諸島から来て
いる。緩下剤アロエの市場は、より優れたより安全な緩
下剤が開発されると共に消滅した。
この植物は2種類の異なるジュース物質を含んでいる。
その1つは透明な細胞ゲルからつくられ、もう1つは黄
色いジュースであり、外皮(残部)と内部繊維束との間
の接合部にある維管束の内鞘細胞中に含まれている(第
1図および第2図において1は透明細胞ゲル、2はアン
トラキノン類を含む黄色いジュースであり、3は外皮で
ある)。
何世紀にも亘ってこの黄色いジュースが乾燥さ?j[下
剤として使用されてきた。たとえば、オランダのアルレ
バおよびボナーlしの島々て゛は3月および4月に葉を
切り取り、そのラテックスが調理用器中に導入されるよ
うに傾けたV型の鉢に、切断端部が下向きになるように
置かれる。バロイー・タイラー、ファルマコグノシー6
0〜63ペジ、リー・アンド・フェビガー、フィラデル
フィア 1981   (VarrOE、  丁yle
r、  PHARHACOGNO3Ypp、60〜63
 (Lea and Febiger、 Ph1lad
elphia。
1981)〕、〕アロエバルバデンシスミラーHi l
 1er)またはその他のアロエの葉の乾燥ラテックス
の色は、赤っぽい黒色、茶っぽい黒色ないし暗褐色とさ
まざまに変化する。乾燥ラテックスのそれぞれの味は吐
き気を起こさせるものであり苦い。またその匂いは特徴
的であり不快臭である。これは多数のアントラキノング
リコシドを含んでおり、その主要な1つはバルバロイン
(アロエ エモテイン アントロンC−10グルコシド
)と呼ばれる。この乾燥ラテックスは数世紀に渡って緩
下剤として販売されてきており、普通、アロエと呼ばれ
る。
(±)バルバロイン この活性緩下剤成分は、種類および生育環境条件によっ
て量的にも質的にも変化する。例えばりラカオアロエは
、ケープアロエ(Cape Al0e)と比較すると2
.5倍のアロエエモデインを含んでおり、クラ力オアロ
エは他の種類のアロエには存在したい遊離のタリンファ
ン酸(chrysophanic acid)を識別し
得る量で含んでいる(タイラー、前掲書)。
多数の会社が大量の黄色い液汁を含むアロエ製品を効能
があると称して販売している。2種のシュスは、多くの
製造業者によって使用されているジュース抽出プロセス
によって相互に混合される。
下記の種類のアロエはこの乾燥され緩下剤として使用さ
れる黄色い液汁のために商業的に使用されてきている。
アーサー・オーツルら、ザ・ユナイテッド・ステーブ・
デイスペンサトリー・アンド・フィジイシャンズ・ファ
ルマコロジ−(J、 B。
リッペンコット社、フィラデルフィア、 1980.4
2〜43ページ)  (Arthur 0sol et
 al、、 THE UNITEDSTATES  D
ISPENSA丁ORY  AND  PHYSICI
ANS’PHARMACOLOGY、  (J、B、L
ippencottCo、。
Ph1ladelphia、  1980) pp、4
2−43)“1.アロエ ペリイ ベイ力=(Aloe
  Perr五g。この真のソコトリン(Socotr
ine)アロエは多年生植物であり、ソコトラ島の特に
石灰岩地域において、標高0フイートから3000フイ
ートの高地に至るまで豊富に生育し、また東アフリカお
よびアラビアにも見出されている。これは高さが1フイ
ートの幹をもっており、その先端には、先端が茶褐色の
とげの縁をもった密集したロゼツト状の淡緑色または淡
赤色の多肉槍先状の葉を付けている。
′“2.アロエ バルバデンシス ミル−(A、ベラ“
L”:A、ブルガリス ラマルク)。この種はクラ力オ
アロエの源であり、非常に短い樹のような茎をもち、堅
く淡いとげをもった濃青緑色の槍先状の抱き合った葉を
付けている。これは穂状花序に配列された明るい黄色い
花をもっている。A、バルバデンシスは東南ヨーロッパ
、化アフリカおよびマダガスカルの原産である。これは
イタリア、 シシリー、マルタおよび特に西インドにおいて栽培され
ている。′。
゛3.アロエ フェロックス ミラー(A I 0ef
erox  Miller)はケープアロエを産出する
3種類の南アフリカの樹のような種の1つであり、この
属の最も背の高い種の1つである。
〔原文通り〕これは長さ5〜15フイート、直径4〜6
インチの分岐した茎をもっており、その頂部にとげのあ
る長さ1.5〜2フイートの槍先状の葉を30〜50枚
付けた密集したロゼツトを付けている。
パ4.アロエ アフリカーナ ミル(AIOeafri
cana  )fil+)は原注ノ(aboresce
nt)南アフリカ種であり、単純な背の高い幹をもち、
その頂部に大きな角の形をした歯を縁にもつ幾つかの三
角形ないし長方形の濃青緑色の葉を付けている。これは
ケープ植民地の原産である。” パ5.アロエ スビカータ ベイカー(A、エルパル 
コルヌタ ベルガー)  〔Aloe距江虹LBake
r、 (A、  Eru  var。
cornuta 8erger) )は、熱帯南アフリ
カに自生する背の高い枝分れしたアロエである。これは
白色のじみをもつ淡い光沢のある多肉質の葉と釣鐘状の
黄色い花からなる円錐花序をもっている。
緩下剤としてのアロエの黄色い液汁部分の最近の状況は
、グツドマン(GOOdman)とギルマン(Gilm
an)のテキストに最もよく次のようにまとめられてい
る。
“′この黄色い液汁は、これまで他のアントラキノン類
との制御された臨床比較が行われたことはないが、これ
らの下剤の中で最も刺激的であるというふうに言われて
いる。これは相当な腹痛と骨盤の充血を起こし、かつ過
剰に投与すると腎炎を起こすことがある。これは米国特
許に、単に製薬掌上の理由のみから記載されている。
活性グリコシドの混合物であるアロエとアロインの両者
は捨てるべきである。
グツドマンおよびギルマン編、ザ・ファルマコロジカル
・ベイシス・オブ・セラビューティクス。
984(マクミラン出版社、ニューヨーク、 1975
)(Goodman and Gilman、Eds、
、 THEPHARHACOLOGICAL BASI
S OF THERAPEUTIC3,at984、 
 (MacMillan Publishing Co
、、  Inc、 NewYork 1975))。
アロエは緑にギザギザの付いた鋭い先をもつ槍の形をし
た葉っばによって特徴付けられる熱帯性または亜熱帯性
の植物である。数世紀に渡ってこの植物は健康に良く、
治療効果を有するものと考えられ、そのような性質につ
いての基礎に対する明確な理解もしくは科学的な分析も
ないままに用いられてきている。コブル(Cobble
)の米国特許第3.892.853号およびローラ(c
oats)の米国特許第4.178.372号に留意さ
れたい。この2つの特許はアロエの葉から粘液を抽出し
温和な酸化剤(H202)を加えることによって安定化
されたとされる(すなわち細菌学的に安定な)アロエの
ジュースを製造する方法を教示している。これらの特許
には黄色い液汁を除去すること、あるいは黄色い液汁の
存在によるアロエジュース中の不都合な性質に関して全
く言及がなされていない。実際゛853特許と゛372
特許の両者は処理前の不都合な性質がβ「および おそ
らく」αグロブリン蛋白質によるとしている(’853
特許の3欄41〜43行、゛372特許の3欄42〜4
7行)。また、アロエ植物の 抽出物ならびに誘導体からさまざまな商業製品を製造す
る試みはさまざまな程度の成功および失敗に直面してき
た。
Uが口けられている口題占 アロエ植物およびその特徴についての知識がこのように
欠如していたため、この植物およびその成分の処理に用
いられたこれまでの方法は、前述のグツドマンとギルマ
ンによって緩下作用を有することが知られていた黄色い
液汁の存在の故に所望の結果を一貫しては与えない最終
生成物を与えた。例えば種々のアロエ製品の製造のため
の従来の慣用的な方法には、一般にアロエ植物の葉全体
を粉砕(加圧ローラー)、摩砕く例えばトンプソンアロ
エ葉スリッターの使用)または加圧(TCX加圧エクス
トルーダー)を用いてアロエベラジュース(Aloe 
vera ju+ce)をつくり、次イテコノシユース
をろ過し安定化するという種々の工程を含んでいる。次
に得られた溶液をその他の溶液もしくは試薬と混合し、
例えば化粧品、健康食品飲料、もしくは局所用軟骨とな
り得る所望の最終製品をつくっていた。
このような従来の方法の主たる欠点は、最終製品の目的
とする用途に相反しているばかりでなく、多くの場合に
おいてこれらの用途に対して有害となるような特性をア
ロエの棄のさまざまな成分がもっているということを認
識していないこと、およびこれを考慮に入れていないこ
とである。例えば本発明のプロセスに付随して行われた
研究により、アロエの葉のある成分が細胞毒性を有し、
米国特許第3.892.853号、一方その他の成分が
細胞の成長を刺激するということを明らかにした。他の
例において、皮膚の軟骨の製造に有利に使用されている
アロエの葉の成分が、飲料の製造に使用されると実際に
有害となり得るということが見出された。ウインターズ
ら(Winters et at)は、商業的に製造さ
れたアロエ K5  ゲル画分が正常なヒト細胞および
培養腫瘍細胞に及ぼす細胞毒性効果はこれらの商業製剤
が商業的プロセスの際に導入されたレクチン様活性のレ
ベルを変化され、かつインビトロ吸着ならびにヒト細胞
の生育を著しく混乱させうる物質を含んでいることを示
唆していると結論している。I695ページ。ウィンタ
ズらは本出願人に対して、彼が商業的に安定化されたア
ロエ製剤としてローラ(Coats)から入手した材料
を用いたことを報告している。
ウインターズらは新鮮に抽出されたアロエのジュースは
人の皮膚(繊維芽細胞)の細胞の生育に対しては有益で
あるが、従来の商業的なアロエ製剤は実際に有毒であり
、゛対照的に、安定化されたアロエ ベラ ゲルの画分
はインビトロでヒト正常細胞および腫瘍細胞に対して等
しく細胞毒性があるパ、ということを見出した。[W、
D、ウインターズら“アロエ抽出物がインビトロでヒト
正常細胞および腫瘍細胞に及ぼす効果” ECOボタニ
(”Effects of  aloe Extrac
t on Human Normaand  Tumo
r  Ce1ls  In  Vitro”  、  
EC0、80丁ANY)  35(1)89〜95(1
981))。
アロエベラ植物の実質的に全部の葉(もしくは少なくと
もその大部分)からこの葉のさまざまな特徴部分の不純
な混合物もしくは複合物を含むジュースもしくは抽出物
を製造する従来のプロセスを用いることによって得られ
た製品は必然的に、ある最終用途に対しては有用である
が、別の最終用途に対しては実際に汚染を構成するよう
な成分を含んでいた。仮に存在するこのような汚染が有
害物を構成したいとしても、少なくとも得られたジュー
スはある他の最終用途に対して所望の特性をもった濃縮
物というよりもむしろ、希釈された成分混合物を構成す
ることになる。
さらに最近の研究により黄色の液汁はまた人の皮膚細胞
に対して毒性があり、アイパンE、ダンホフら、″安定
化されたアロエベラ:ヒト皮膚細胞に及ぼす影響′°ド
ラッグ・アンド・コスメテイック・インダストリー(I
van E、Danhof et at、。
”5tabilized Aloe Vera : E
ffect on HumannSkin Ce1ls
” 、 DRUG AND C08HETICIN[)
)52〜54゜105〜106(1983年8月)(本
発明に対する先行技術とは認められない〉、そしてそれ
が負傷した皮膚と接触するような局所用製品中では最小
限とされるべきであることが示されている。黄色い液汁
の多様な混合物からなる処理されたアロエベラゲル中に
特異体質過敏性が示された。デイピッド、M・モロ−M
、D、ら゛アロエに対する過敏性”、ARCt+  デ
ルマトール (DaVid H,)lorrOW。
H,D、、  et  al、    ”Hypers
ensitivity  tOAl0e”  。
ARCH,DERHATOL、)116. 1064−
1065(1980年9月)。黄色い液汁アロインがヒ
トの組織培養物に及ぼす不都合な影響は40年以上前に
報告された腸管粘膜に対する炎症反応と一致している。
メルビンW。
グリーン“アロインの刺激効果、プレリミナリーノート
′”、アメリカン・ファーマシューテイカル・アソシエ
イション(14elVin W、Green、  “T
heIrritant Effect of Aloi
n Preliminary Note”。
A)iER,PHAR,ASSOC,)30186〜1
87 (1941)。この問題はそれぞれの植物の黄色
液汁(アロイン)含有量が種々でありかつ数百パーセン
トの範囲で変化し得るという事実によってますますひど
いものとなる。E、R,ヤンスら′°地方のアロ工種の
アロイン含有率”  (E、R,Jansz et a
l、 ”The AloinContent of L
ocal Aloe 5pecies ” 、 J、 
NATN。
SC1,COυN、 (Sri Lanka)] 9(
1) 107〜109(1981)。
ヤンスらは特にアロイン(黄色液汁)がパ緩下剤として
普通に使用されていな′°ということを報告している。
アロエベラ植物を処理することに伴う2番目の問題は、
葉の酸含有率に及ぼす暗さの影響である。
野外において葉は採集され処理を待つ間積み重ねられる
。底の方にあるアロエの葉は暗い状悪に保持される。葉
のある物は、処理されるまでに数日ないし数週間暗所に
保持される。時間の問題で酸含有量は数倍に上昇し得る
。F、 R,パルチャ、長期に渡る暗さがアロエベラリ
ンの葉における酸の代謝に及ぼす影響” (F、R,B
harucha、  ”Effect ofProlo
nged Darkness on Ac1d Het
abalism in theLeaves of A
loe Vera Linn” 、SC1,AND C
ULT、)22(7) 389〜390参照。これはア
ロエベラ製品の昧および有効性に影響を及ぼす(あまり
に多い酸は灼熱または皮膚に対する刺激を引き起こしう
る)。
コーラの゛372特許は、ゲル物質中の変化を最小限に
するためにアロエ植物を制御された条件のもとで栽培す
べきであることを教示している。しかし制御された条件
のもとであってもこれらの物質は、100%以上変化し
得る。処理されたアロエジュース中の変化するミネラル
の含有量すなわち変化する塩の含有量は、濃度(たとえ
ば粘度)の一貫性の欠如および健康上の理由(最終製品
、例えばヘアシャンプー組成物における塩の実質的変動
が大きいことによるヒリヒリする感じや刺激)のなめに
多くの用途において最終製品の製造に有害である。アロ
エ製品の化学的安定性も、抽出されたアロエジュースの
ミネラル含有率が変わることによって影響される。抽出
されたアロエジュース中の塩が多過ぎると局所用最終ア
ロエ処方中で層分離が起こり得る。この第3番目の問題
すなわち原料のアロエ植物のミネラル含有率が季節によ
って変化するという理由に基づくアロエジュース組成物
における一貫性は、ザ・サウスウエスト・インスティチ
ュート・フォー・ナチュラル・ソースイズ(The S
outhwest In5titute For Na
turaSOurCeS)が1982年11月11日ま
たはそのころにナショナル・アロエ・サイエンス・カラ
ンシル(the National Al0e 5ci
ence Council)に提出した刊行レポートに
よって発表されている。このレポートは参照することに
よってその全体がここに導入され、このレポートは制御
された条件のものでさえ生育したりオグランデバレー 
(Rio GrandeValley)から採集された
アロエの葉中に見出される、変化するミネラルの濃度を
示している。ナトリウムおよび塩素のイオン濃度は、採
集の時期によって数百パーセントも変化する。アロエは
多肉植物であり、土壌からミネラルを吸収する。雨期に
おいて、この植物はミネラルの濃度が低い雨によって水
分が補給される。しかし乾期においては、野外は、はる
かに高い濃度のミネラルを含む水によって潅慨される。
また肥料が土壌にミネラルを補給し、ミネラル含有率に
影響を与え得る。本発明は、一定の最終製品を製造する
ために、塩が過剰の濃度で存在する場合にはこれを透析
することによってこの問題を克服した。
第4番目の問題、すなわち抽出されたアロエジュースか
ら製造された製品の強性(tonicity)の望まし
くない変化は、先に述べた初めの3つの問題に由来する
ものである。すなわち(1)アロエベラの葉は量および
内容において変化し得る種々の黄色い液汁濃度を持つこ
と、(2)葉内の酸含有率すなわちマレイン酸含有率が
その葉が刈り取られた後、光にさらされた及び暗所に置
かれた時間に従って変化すること、および(3)ミネラ
ルの含有量が雨量および処理すなわち肥料によって変化
することである。これらの変数は、アロエの粘液含有率
のようなアロエベラゲルのすべての成分に影響を与える
。この粘液の分解の速度は酸含有率によって変化し、こ
の変化はさらに粘液ポリマーの大きさを処理の際に変化
させることになる。これらの変数はすべて、抽出された
アロエベラジュースの浸透圧に影響を及ぼす。強性は皮
膚への又は皮膚からの製品の水分の移動の度合を決定す
る。浸透圧はアロエジュースの強性に影響を及ぼしくウ
ィリアム F、ギヤノン、レビュー・オブ・メディカル
・フイジオロジイ)(ランデ・メディカル。
パブリケーションズ・ロスアルトス、CA)(Will
iam F、Ganonc+、 REVIEW OF 
HEDICALPHYSIOLOGY (Lange 
Medical Publications、 Los
Altos、CA) )  16〜29,984  (
1983)、このことが使用される葉の性質によって等
強性、高張性または低張性のアロエ製品をもたらし得る
アロエベラに関連する第5番目の問題は、加水分解によ
って活性物質が分解するということである。この分解は
安定化されたゲルの形にある水の存在によって時間と共
に起こり得る。
ヘンリーH,コブル(Henry H,Cobble)
 (米国特許第3.892.853号)およびビリーC
,ローツ(BillyC,Coats)  (米国特許
第4.178.372号)が、以下の共通の特徴を供え
たアロエの葉の処理のための従来のプロセスにおいて上
記の問題を指摘していないことは明らかである。
1、彼らは触媒量の温和な酸化剤を新鮮なアロエベラゲ
ルに加え、これを約り5℃〜約80℃に加熱した。
コブル、第2欄、第65〜68行 コーラ、第2欄、第13〜16行 2、触媒酸化に用いた好ましいすなわち酸化剤は過酸化
水素である。
コブル、第3欄、第16〜18行 コーラ、第3欄、第43〜45行 3、両者は4年〜5年ものの植物を好んでいる。
コブル、第2欄、第31〜33行 コーラ、第2欄1第39〜40行 4、トコフェロールのような毒性のない酸化防止剤を用
いて触媒酸化を押さえている。
コブル、第10欄、第8〜9行 コーラ、第5欄、第28〜31行 5、彼らの温和な酸化は、ベータ グロブリン蛋白質お
よびたぶんアルファ グロブリン蛋白質と思われるある
種のゲル物質を完全に酸化するような時間行われている
コブル、第3欄、第41〜44行 コーラ、第3欄、第43〜47行 6、ビル コーラは彼のプロセスにおいてオレンジジュ
ースの処理のために設計された商業的に入手可能な押出
し機を用いている。
コーラ、第3欄、第5〜9行 7、コブルのプロセスもコーラのプロセスも黄色い液汁
を採集していないしまたこれを保存してもいない。
8、黄色い液汁がこの製品を汚染するものであるとして
も、開示されたプロセスはこれを取り除く手段を全く提
供していない。
9、コーラのプロセスおよびコブルのプロセスによって
つくられたアロエベラゲルの実験室における分析は、黄
色い液汁の量、ミネラルの含有量、色、味、ゲルコンシ
スチンシーおよびオスモル濃度(強性)において数百パ
ーセント変化する安定化されたアロエベラゲルを示した
一般にコブルとコーラのアロエベラプロセスはいずれも
、黄色い液汁を粘液部分から分離して採集し、貯蔵し、
保存するという手段を提供するものではない。従って、
粘液を葉から分離する際に、黄色い液汁によって汚染さ
れる傾向がより大きい。
彼らのプロセスは熱と酸化を必要とし、これはアロエベ
ラゲルの望ましい画分を好ましくない画分と同様に酸化
することになる。さらに熱はゲルの分解を促進する。彼
らの方法は、変化しうるミネラル含有率を調整すること
ができないし、またアロエベラゲルマトリクス分子、実
質的にアセチル化されたマンナン(ゲルの加湿特性に影
響を与える)を大きさによって選別し分離することがで
きない。またこのプロセスは、成熟した4年ないし5年
ものの葉に対して最も有効である。このことは不利な条
件である。というのは凍結によって成熟した葉が破壊さ
れるからであり、そのような凍結は最近5年の間にリオ
グランデバレーにおいて3回起きているからである。ア
ロエ加工工業の現在の状態において米国においては国内
産の成熟した葉は現在実質的に取得不能である。
さらにこの技術分野における一つの問題は、その用途に
対して有効性のあるアロエベラの画分もしくは化学物質
が完全には同定されていないということである。例えば
米国ファルマシスト(U、SPharmacist)、
 1982年8月号の37〜45ヘージに発表されたジ
ョン・フィッシャー(JOhn FiSher)の論文
には、゛アロエラテックスとは対照的にアロエゲルは通
常アントラキノングリコシドを少量以外含んでいない。
しかし多数の物質がこのゲル中に同定されている。これ
ら の物質としては単糖、多糖、タンニン、ステロイド
化合物、種々の有機酸および酵素、サポニン、ビタミン
および鉄、銅、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム
、カリウムのようなミネラルが包含される。これらの物
質のこの植物の評判のある活性に対する寄与は不明のま
まである。′°最近このことはバークレー・メディカル
・ニュースレター(Berkeley Medical
Newsletter)に報告されており、また現在ま
でのところ誰もその用途を同定し、かつその用途をアロ
エベラ中の特定の成分と関連付けることはできなかった
。この有効成分が何であるかを知りかつその物質を単離
してその物質の処方量を定量的に投与することができる
ようにする必要がある。例えばアスピリンは柳の樹皮か
ら得られるが、柳の樹皮をどのくらいかめば一定量のア
スピリンを摂取することになるかは誰もわからない。と
ころがアスピリンが柳の樹皮から抽出されればその一定
量を一貫して摂取することが可能になるし、その形態の
アスピリンは安定である。
アロエの葉の分画はこの分野におけるおびただしい数の
刊行物の源とはなっていない。アロエの分画された部分
を用いることの有用性に関連したい純粋に学問的な論文
がマンダルとダス()fanda Iと()aS)のイ
ンド人チームによって発表されている。
(1)ガウルハリ マンダルとアマレンド ダス′“ア
ロエ バルバデンシス ミラーの葉から単離されたグル
コマンナンの構造″、エルセビーヤ・サイエンティフィ
ック・パブリッシング社、アムステルダム、 1980
 (Gaurhari)1andal and Ama
lendu [)as、 5tructure oft
he Glucomannan l5olated f
rom the Leavesof Aloe   B
arbadensis   Miller”(Else
vier 5cientific Publishin
g CompanyAmsterclam、 1980
)) 87 249〜256ページ(2)ガウルハリ 
マンダルとアマレンド ダス′″アロエ バルバデンシ
ス ミラーから単離されたD−ガラクタンの構造゛、エ
ルセビーヤ・サイエンティフィック・パブリッシング社
、アムステルダム、 1980 (GaurhariH
andal  and  Amalendu  Das
、  “5tructure  ofthe D−Ga
lactan l5olated from Aloe
barbadensis  Miller ” 、 r
ElsevierSCientifiCPublish
ing  Company。
Amsterdam、 1980))  86247〜
257ページ(3)ガウルハリ マンダル、リナ ゴー
シュおよびアマレンド ダス、パアロエ バルバデンシ
ス ミラーの多糖類の特性、第■部、酸性オリゴ糖の構
造゛°(インディアン、ジャーナル・オブ・ケミストリ
ー、 1983年9月(Gaurhari )fand
al、  Rina Ghosh andAmalen
du Das   ”Characterisatio
n ofPolysaccharides of  A
loe  BarbadensisMiller  ;
  Part  I[l−8tructure of 
an Acidicoligosaccharicfe
 ”  、  (Indian Journal  o
fChemistry、  September 19
83 ) )   228 890〜893ページ 上記の(3)は本発明に対する先行技術とは認められな
い。
光」LΩ」L旬 本発明は一般に、精製されたアロエ製品の製造に関する
ものであり、さらに詳細にはアロエ植物の葉の種々の成
分を分離することによるアロエ植物の改良された処理方
法に関し、さらに詳細にはDH安定であり、実質的に塩
の含有量が一定でありかつ所定レベルの強性を達成する
ことができるアロエ植物の、改良された、粘液性の、実
質的にアントラキノンを含まない抽出物を製造する方法
に関する。
本発明はまた、アロエ植物中の活性化学物質を葉全体も
しくは前記改良された粘液性の実質的にアントラキノン
を含まない抽出物から物理的に抽出する第2の方法に向
けられている。このプロセスによれば化学物質は、さら
に凍結乾燥され、かつ必要によりこれをガンマ線もしく
はマイクロウェブで照射することによって殺菌される。
この形の化学物質は実質的に非分解性であり、所定量で
投与することができる。
本発明はまた、上記第2のプロセスによって製造された
形のアロエ植物中の活性化学物質に向けられている。こ
の活性化学物質はアセチル化マンノースモノマーの実質
的に非分解性の凍結乾燥された規則正しい線状ポリマー
であることがわがっな。マンノースモノマーは好ましく
は、β(1→4)結合によって相互に結合されている。
この活性化学物質は分析化学およびバイオアッセーの方
法によって測定され、標準化され特徴付けられた。
ゲル、フィレット(細帯: fillet) 、抽出物
などに対し用いられるパ実質的にアントラキノンを含ま
ない′°という語により、約0.05重量%未満である
ことを私は意味している。私の発明の粘液質の実質的に
アントラキノンを含まない抽出物は、約0.001重量
%未満のアントラキノンを含んでいる。“pH安定′°
という語により、3年の期間に亘って0.5pH単位以
内で再現し得るpHを持つ、所定の地方で生育した所定
のアロエ画分およびアロ工種からの抽出物を私は意味す
る。゛実質的に塩の含有量が含まれないパという言葉に
より、(所定の地方で生育した所定のアロエ画分および
アロ工種からの)抽出物が3年の期間に亘って±20叩
m以内で再現性のある塩含有率を示す性質を私は意味し
ている。パ所定の強性パという言葉により、3年の期間
に亘って±20m05mの再現性のある浸透圧をもつ所
定のアロエ画分からの抽出物の強性を私は意味する。″
活性化学物質′°という言葉により、アロエベラのもつ
傷の治癒およびその他の有益な性質に有効な物質を私は
意味する。パ実質的に非分解性′°という言葉により、
2年間に亘り分子量の減少が5%未満である物質であっ
てかつ2年間に亘り、その生物活性を95%以上保持す
る物質を私は意味する。゛′実質的にアセチル化された
マンナン゛°という言葉により、部分的にもしくは実質
的に完全にアセチル化されたマンノースモノマーを私は
意味する。
例えば局所製品の場合には皮膚の自然の酸性外套M(p
H約4〜約6)に適合するpt−を安定製品をもつこと
が望まれる。傷付いた皮膚の場合にはこのpHは血清ま
たは血漿(pH約 7.4)にさらによく似たものとす
べきである。このレベルは意図される用途に基づいてそ
れぞれのスキンケア製品のために調整される。塩の全含
有率は約100〜約500ミリオスモル(mosm )
の浸透圧を生じるようなものであるべきである。例えば
油性の皮膚は、等強性ないし高張性の溶液(280〜5
00 mis…);普通の皮膚は180〜380 mo
sm ;乾燥皮膚は100〜280…Osmの溶液を必
要とする。
さらに詳細には私の発明の方法は、アロエ植物の葉から
実質的にアントラキノンを含まないアロエゲルを抽出す
るという特性をもつものであり、この方法は以下の工程
を含んでいる。
(a)  殺菌性溶液中でアロエの葉を洗浄し実質的に
すべての表面の汚れおよびバクテリアを除去する工程; (b)  この洗浄した葉から少なくとも第1の端部を
除去する工程; (C)  前記洗浄切断した葉からアントラキノンを豊
富に含む液汁を排液し、採集する工程;および、 (d)  前記葉から外皮を除去して実質的にアントラ
キノンを含まないゲルを製造する工程。
″実質的にすべての表面の汚れおよびバクテリアを除去
する′°ということは、(1)残存する汚れが葉の重量
の0.1重量%未満となる程度まで汚れを除去すること
、および (2)残存する表面のバクテリアが葉1g当
り100個未満となるように表面バクテリアを殺すこと
を意味している。
この技術分野の当業者は、工程(b)、 (C)および
(d)に替えて代わりに(b)洗浄したアロエの葉を砕
きそして(C)この砕いた葉を透析して好ましくない画
分すなわちアントラキノン、ミネラルおよび酸を化学的
に除去し、かつ外皮を除去して実質的にアントラキノン
を含まないゲルをつくることができるということを認識
するであろう。さらに好ましくは、アロエの葉もしくは
植物全体は、洗浄工程を省略できる程に十分に清浄な畑
から採集されることができる;ジュースは砕き、絞り出
しおよび/′または押出しによって抽出され、望むアロ
エ画分成分、例えばアントラキノンを含まない成分が本
明細書に説明する透析または限外濾過を用いて全ジュー
スから抽出される。このジュース画分はそれぞれの成分
に分離され、続いて任意の望む組合せで再混合され、所
望により本明細書に述べるように安定化される。
好ましくはアロエ植物の葉から実質的にアントラキノン
を含まないジュースを製造する私の方法は次の工程を含
んでいる: (a)  アロエの葉を殺菌性溶液中で洗浄して実質的
にすべての表面の汚れおよびバクテリアを除去する工程
; (b)  前記洗浄した葉から第1の端部と第2の部分
を除去する工程: (C)  上記洗浄し切断した葉からアントラキノンを
豊富に含む液汁を排液し、採集する工程;(d)  前
記葉から外皮を除去して実質的にアントラキノンを含ま
ないアロエゲルフィレット(細帯: fillet)を
製造する工程;および(e)  前記実質的にアントラ
キノンを含まないアロエゲルフィレットを砕き、均質化
して、実質的にアントラキノンを含まないジュースを製
造する工程。
さらに私の好ましいプロセスは、さらにアロエジュース
もしくはアロエベラ画分を浸透圧的に調節するためにあ
るいはアントラキノンの濃度をさらに5 pI)m未満
あるいはさらに100重量ppb未溝にさえ引下げるた
めに限外濾過の工程を含んでいてもよい。
これらの工程は加工業者が大きな葉あるいは小さな葉あ
るいは1年未満の葉さえを使用することを可能にする。
というのは成熟した葉に見られるポリマーサイズがより
小さい未成熟の葉から選別され処理され得るからである
このプロセスの利点の1つは、強風や採集方法が適切で
なかったことにより使用不可能と従来は考えられていた
損傷した葉を処理することができること、および望まし
くない汚染物を透析によって除去することができること
である。
最も好ましくは私の方法はさらに、アロエジュースをろ
過して繊維物質を除去することを想定している。このよ
うな形においてアロエのジュースは内服用および外用の
極めて多数の種類の製品に導入することができる。
私の発明のプロセスはさらに、好ましい実施態様として
前記アロエゲルフィレットまたは前記アロエジュースま
たは前記アロエベラ画分に防腐剤、香料もしくはFDA
が承認した任意の添加物(一般に安全であるとされる、
すなわち”GRAS”(generally reco
gnized as 5afe)添加物)からなる群か
ら選ばれる1種または2種以上の添加をさらに含むこと
ができる。最も好ましくは、防腐剤は安息香酸、ソルビ
ン酸カリウム、メチルパラベンおよびプロピルパラベン
もしくは局所用または内服用としてFDAが承認したそ
の他の添加物からなる群から選ばれる。
私の発明のジュースは所望により、照射され、凍結乾燥
され、音波滅菌、殺菌または低温殺菌されることができ
、それによってジュースを保存することができる。
この限外濾過(透析)工程は膜技術を含んでいる。この
膜技術は切断されたアロエの葉の状態に依存して、異な
ったポアサイズを有するフィルタの選択を可能にし、次
のいかなる組合せも達成することができる; (1)必要な場合にはアロエベラゲルから水と塩を分離
する小さなポアサイズのフィルター(好ましくは約10
0ドルトン〉。
(2)必要な場合にはアロエベラゲルから酸を分離する
ことができる大きなポアサイズのフィルター(好ましく
は約500 ドルトン)。
(3)必要な場合にはアロエベラゲルから黄色い液汁成
分を分離することができるさらに太きなポアサイズのフ
ィルター(好ましくは約2000ドルトン)。
(4)およびゲルマトリクスポリマーを分類し、分子量
によってこれらを分割することができるさらに大きなポ
アサイズのフィルター(好ましくは約10. ooo〜
100.000ドルトン)。
限外濾過装置としてはロミコン 4−カラム(ロミコン
社、 100カミングスパーン、ウォーバン、 HA 
01801.モデル N(lHF4 SSS 、メンブ
ランタイプPH50,30メンプランNo8526.5
−43−pm50)(R5−43−p 4−colum
n (Romicon Co、、100 Cummin
Cummln、 Woburn、 HA 01801.
 Nodel No、 HF4  sss。
Membrane Type PH50,30Memb
rane Nos、 H526,5−43−p−m50
) )が推奨される。
別の好ましい実施態様として、このプロセスの洗浄工程
は前記フィレットを砕くのに先立ってタンブラ−ウオッ
シャ−中で実質的にアントラキノンを含まないアロエゲ
ルフィレットを洗浄する工程を含むことができる。
有効な皮膚の創傷用のゲルは、私の発明のプロセスによ
って製造することができ、好ましくは0.1〜100重
量%の実質的にアンシラキノンを含まないアロエジュー
ス、0〜2重量%のアラントイン、0〜6重量%のパン
テノール、および賦形剤もしくはキャリアを含むことが
できる。実施例7を参照されたい。アラントインおよび
/またはパンテノールの濃度はFDAによって規制され
ている。ツインマーマン、ゼ・エツセンシャル・ガイド
・ツー・ノンプレスクリプション・ドラッグス(ハーバ
−とロウ ニューヨーク、 1983)  (Zimm
erman、THE  ESSEN丁IAL  GUI
DE  TONONPRESCRIPTIONODRU
GS  (Harper  and  Row、  N
ewYork、 1983) )を参照されたい。
私の発明の第2のプロセスは、アロエ植物の葉からアロ
エ植物中の活性化学物質を抽出する方法であり、このプ
ロセスは次の工程を含んでいる:(a)  殺菌性溶液
中でアロエの葉を洗浄し実質的にすべての表面の汚れお
よびバクテリアを除去する工程; (b)  前記洗浄した葉から少なくとも第1の端部を
除去する工程; (C)  前記洗浄し切断した葉からアントラキノンを
豊富に含む液汁を排液し、保存し、採集する工程; (d)  前記葉から外皮を除去して実質的にアントラ
キノンを含まないアロエゲルフィレットを製造する工程
; (e)  前記実質的にアントラキノンを含まないアロ
エゲルフィレットを砕き、均質化して、溶解された物質
を含む実質的にアントラキノンを含まないアロエジュー
スを製造する工程;(f)  このアロエジュースに水
溶性の低級脂肪族極性溶媒を加えて活性化学物質を沈澱
せしめ、それによって不均一な溶液を生成せしめる工程
; (g)  前記不均一な溶液から水溶性の低級脂肪族極
性溶媒及び溶解された物質を除去し、沈澱した活性化学
物質を単離する工程;および(h)  沈澱した活性化
学物質を乾燥する工程。
この技術分野の当業者は、工程(b)、  (C)およ
び(d)の代わりに、(b)洗浄したアロエの葉を砕き
、かつ(C)砕いた葉を透析して好ましくない画分すな
わちアントラキノン、ミネラルおよび酸を化学的に除去
し、かつ外皮を除去して、実質的にアントラキノンを含
まないゲルを製造し、これを次に工程(e)、  (f
)、  ((])および(h)に付して活性化学物質を
抽出することができるということを認識するであろう。
この技術分野の当業者はまた、工程(b)、  (C)
(d)および頁e)に代えて、洗浄したアロエの葉を砕
き、溶解された物質を含むアントラキノンに富んだアロ
エジュースを押出し、次いでこのアロエジュースを工程
(f)、  ((1)および(h)に付して活性化学物
質を抽出することができるということを認識するであろ
う。すべてのアントラキノン類およびすべてのイオンは
水溶性であり、液状溶媒相中に残存し沈澱したいので、
このプロセスによって活性化学物質がアントラキノン類
および有害なイオンから有効に分離される。
この技術分野の当業者はまた、工程(b)、  (c)
(d)および頁e)の代わりに、洗浄したアロエの葉全
体を砕き、繊維状物質を枦別し、残存物を均質化して、
溶解された物質を含むアントラキノンに富んだアロエジ
ュースを製造することができることを認識するであろう
。このアロエジュースを次に工程(f)、  (CI)
および(h)に付して活性化学物質を抽出することがで
きる。活性化学物質は、上記した理由により、このプロ
セスによってアントラキノン類と有害なイオンから有効
に分離される。
この技術分野の当業者は、アロエ植物の葉からアロエ植
物中の活性化学物質を抽出するさらにもう1つの方法が
次の各工程を含んでいることを認識するであろう: (a)  アロエの葉を殺菌性溶液中で洗浄して実質的
にすべての表面の汚れとバクテリアを除去する工程; (b)  前記葉から外皮を除去してアロエゲルフィレ
ットを製造する工程 (C)前記アロエゲルフィレットを砕き、均質化して、
溶解された物質を含むアロエジュースを製造する工程; (d)このアロエジュースに水溶性の低級脂肪族極性溶
媒を加えて活性化学物質を沈澱せしめ、それによって不
均質溶液を形成する工程(e)  この不均質溶液から
水溶性の低級脂肪族溶媒と溶解された物質を除去して、
沈澱した活性化学物質を単離する工程:および ([)沈澱した活性化学物質を乾燥する工程。
上記のとおり、すべてのアントラキノン類およびすべて
のイオンは水溶性であり、液状溶媒相中に残存し、沈澱
を生じないので、このプロセスによって活性化学物質は
アントラキノン類および有害なイオンから有効に分離さ
れる。
゛実質的にすべての表面の汚れとバクテリアを除去する
′°ということは、(1)残存する汚れが葉の重量の0
.1重量%未満となる程に汚れを除去すること、および
(2)残存する表面のバクテリアが葉1g当り100個
未満となるように表面バクテリアを殺すことを意味して
いる。
好ましくは、アロエ植物の葉からアロエ植物中の活性化
学物質を抽出する上記すべてのプロセスにおいて、1容
量のアロエジュースに対して4倍量の水溶性低級脂肪族
極性溶媒を加えて活性化学物質を沈澱される。好ましい
水溶性低級脂肪族極性溶媒は、メタノール、エタノール
およびプロパノールである。最も好ましい溶媒はエタノ
ールである。この技術分野の当業者は、活性化学物質が
それから沈澱する限り、上記好ましい溶媒の代わりにそ
の他の水溶性低級脂肪族極性溶媒を使用することができ
ることを認識するであろう。
上記抽出プロセスにおいて、活性化学物質が水溶性低級
脂肪族極性溶媒とアロエジュースの混合物から約4時間
で放置沈澱せしめられることが好ましい。この混合物を
4時間で放置沈澱せしめると最適収量の活性化学物質が
得られること、4時間を越えると沈澱した活性化学物質
が分解を始めることがわかった。しかし24時間の沈澱
期間後にかなりの量の活性化学物質が回収されるという
こともわかった。この技術分野の当業者は、最適の沈澱
時間が周囲温度、圧力ならびに水溶性低級脂肪族極性溶
媒の性質に依存するということを認識するであろう。
上記抽出プロセスにおいて、熱は活性化学物質の加水分
解や分解を助長しうるので、沈澱した活性化学物質はオ
ーブン乾燥するよりも凍結乾燥によって乾燥することが
望ましい。
上記抽出プロセスのすべてにおいて、アロエジュース中
に含まれる何らかの繊維状物質(セルロース)も水溶性
低級脂肪族極性溶媒によって析出される(preCi 
l) i tated )が、これはコノ溶媒の添加に
よって早期に析出し、活性化学物質より密度が低い。こ
の繊維状物質は、活性化学物質が沈降せしめられた後、
溶媒の表面に停まる。従って極めて容易にこれを取り除
くことができる。この技術分野の当業者は、溶媒を添加
する前に、代りにアロエジュースをr過し繊維状物質を
除去することができることを認識するであろう。
さらに好ましくは、上記プロセスのすべてにおいてアロ
エの葉または植物全体は、洗浄工程を省略することがで
きる程に十分に清浄な畑から採集される。
乾燥した析出活性成分は所望によりガンマ線またはマイ
クロ波を照射して前記活性化学物質を殺菌し保存するこ
とができる。
従って本発明は、アロエベラ製品の製造のための新規か
つ改良された方法を提供するものである。
本発明はさらに、アロエ植物の葉の明瞭に特徴的な部分
の望ましくない組合せまたは混合を防止するようにアロ
エベラ植物の葉を処理する改良された方法を提供するも
のである。
本発明はさらに、仕上がった抽出物中の望ましくない成
分の濃度を最少にする、アロエベラ植物の葉の種々の抽
出物を製造するための改良された方法を提供するもので
ある。
本発明はまた、アロエベラ植物の葉の特定の部分又はセ
グメントを特徴づける成る成分の濃度を最大にし、かつ
その葉の他の部分又はセグメントを特徴づける成る成分
を最少にし、もしくはなくすような、アロエベラ植物の
葉の抽出物を製造するための新規かつ改良された方法を
提供するものである。
本発明はまた、アロエベラ植物の葉の黄色い液汁の濃度
が低い、アロエベラ植物の葉からの抽出物を製造するた
めの新規かつ改良された方法を提供するものである。
私の好ましいプロセスは、先行技術に対して次のような
利点をもっている: 1、触媒量の温和な酸化剤を使用していないので、望む
成分の酸化が防止される。
2、このプロセスは熱を必要としたいので、室温で行う
ことができる。
3、若い未成熟のあるいは損傷した葉を使用することが
できる。
4、触媒的酸化を抑制するために抗酸化剤を使用する必
要がない。
5、β−グロブ刃ンおよびα−グロブリンが透析によっ
て除かれる。
6、手動および機械的な押出し機の両者を使用すること
ができる。
7、このプロセスは黄色い液汁を別に採集し、液汁は緩
下剤としては禁止されているが、損傷されていない残漬
に対する日焼止め剤として使用することができる。さら
にこれは皮膚に褐色を付与する)。
8、黄色い液汁がアロエベラゲル中に入り込んだ場合に
は、それを除去することができる。
9、その黄色い液汁の含有量、ミネラルの含有量、色、
味、ゲルコンシスチンシーおよび浸透性(強性)におい
て標準化されたアロエベラゲルを提供することができる
10、アロエベラゲルのそれぞれの成分を単離し、透析
し、濃縮することによって、天然のシュス中に見出され
るよりも何倍もの濃度に濃縮することができる。
月、またこの画分を分離することによって、これまで天
然には存在していなかったアロエベラゲル成分の新しい
組合せを得ることができる。
12、防腐剤、香料もしくはその他のGRAS物質をあ
まりに多く加え過ぎてしまった場合、そのあまりに多く
加え過ぎてしまった場合、そのバッチは過剰の物質を透
析によって除去することにより大抵の場合救うことがで
きる。
13、選択されたアロエ成分を透析によって除去し、化
学的に変化させた後、再び添加することができる。
14、酵素をアロエゲルに加え、反応せしめた後限外r
過によって分離することができる。
最後に本発明はアロエベラゲル中の活性化学物質を抽出
する方法を提供するものである。この活性化学物質は以
下で、カリジン(Carrisyn)  (商標)と呼
ぶこととする。上記のようにカリジンは、分析化学なら
びにバイオアッセーの手法を用いて測定され標準化され
たアセチル化マンノースモノマーの実質的に非分解性の
凍結乾燥された規則正しい線状ポリマーであることがわ
かった。
fLJLΩ」L朋 第1図および第2図は、アロエベラの葉の切取った部分
を示している。
第3図は、私の方法に使用される好ましい葉洗浄装置の
概略図である。
第4図はアロエベラの葉を切断し浸漬するための好まし
い装置の概略図を示す。
第5図はアロエの切断物を細断してフィレットにし、か
つ粗砕する好ましい装置の概略図を示す。
第6図は微細に均質化しかつ(所望により)?過するた
めの好ましい装置の概略図を示す。
第7図は処理されたアロエ材料をさらに分離するための
透析装置の好ましい使用を示す概略図を示す。
第8図〜第13図は、カリジンの種々のサンプルの赤外
線スペクトルを示す。
第14図はフィルムにキャスト成形された原料(raw
)アロエゲルの赤外線スペクトルを示す。
第15図はカリジンの一つのサンプルの赤外線スペクト
ルを示す。
第16〜17図は、アロエゲルを葉から除去したときと
アロエジュースをアルコールによって抽出したときとの
間隔が1時間および10時間である場合のカリジンのサ
ンプルの赤外線スペクトルを示す。
第18図はアルコール中にゲルが存在する時間(析出プ
ロセス)の逆数に対してカリジンの収率をプロットした
ものである。
第19図は析出する前の全プロセス時間の逆数に対して
カリジンの収率をプロットしたものである。
第20図は均質化およびr過の時間の逆数に対してカリ
ジンの収率をプロットしたものである。
第21図ハアロエフエロックス(AIOe ferox
)からのジュースのアルコール析出生成物の赤外線スペ
クトルを示している。
第22図はアCar、  アフリカーナ(Aloe a
fricana)からのジュースのアルコール析出生成
物の赤外線スペクトルを示している。
第23図はアフリカーナ フエロツクス(Africa
na ferox)からのジュースのアルコール析出生
成物の赤外線スペクトルを示している。
第24図はアoxデイコトーマ(Aloe dicho
toma)からのジュースのアルコール析出生成物の赤
外線スペクトルを示している。
第25図はセルロースの赤外線スペクトルを示している
第26図はポリガラクツロン酸の赤外線スペクトルを示
している。
第27図はコンニャク(Konjac >植物からのグ
ルコマンナンの赤外線スペクトルを示している。
第28図はデキストランの赤外線スペクトルを示してい
る。
第29図はグアーガムの赤外線スペクトルを示している
第30図は局所試薬による51Crの放出の時間経過を
示している。ヒト繊維芽細胞の培養組織を0.05%グ
ラニュレックス(Granulex) 、ヒビフレ”6
. (Hibiclens)、ベタシフ (Betad
ine)またはカリジン(CDWG )により種々の時
間インキュベートし、放出された全放射能のパーセント
を測定した。データはそれぞれの時点における3〜5回
の別々の測定の平均である。対照の細胞(培地のみで処
理したもの)は30分間の間に全51Crの3〜5%を
放出した。
第31図は細胞の損傷に対する濃度の影響を示している
。培養された繊維芽細胞をヒビクレンス、グラニュレッ
クス、ベタジンまたはカリジン(CI)WG )を種々
の濃度で用いて37℃で15分間インキュベートした。
放出された510rの百分率をそれぞれの濃度について
測定した。対照の放出(未処理細胞からの)は1〜5%
の範囲であった。データは3〜5回の別々の測定の平均
である。
第32図はクロムの放出: CDWGおよび血清の効果
を示している。細胞は、培地のみ(右下り斜線付き棒)
またはカリジン(0,5%)を含む培地(ハツチ付き棒
)または10%牛脂児血清を含む培地(黒点付き棒)に
おいて15分間インキュベートした。ベタジン、グラニ
ュレックスまたはヒビクレンス(0,15%)を加えイ
ンキュベーションを15分間さらに継続した。データは
3〜4回の独立した実験の平均である。
の ましい    の;細t これらのおよびその他の目的に従って本発明のプロセス
は、アロエベラの葉の特定の識別し得る部分、具体的に
は黄色い液汁、内部ゲルマトリクスおよび外皮が、これ
らの部分に特有の各々の特性をそれぞれ示すこと、なら
びにある1つの識別し得る部分の特徴が特定の用途もし
くは最終用途製品のための使用に助けとなり得ること、
そして別の識別し得る部分の特徴がそのような用途に対
して不都合であるかあるいは有害であるという発見およ
び認識から生まれる。例えば、内部ゲルマトリクスから
の抽出物は化粧品またはスキンケア製品の製造には極め
て望ましい特徴をもっているが、黄色い液汁はこのよう
な用途に対して特に有害な特性をもっているということ
がわかった。
さらに私は、黄色い液汁と内部ゲルマトリクスの細分部
分(5ub−port 1ons )がこれらの細分部
分に特徴的な特性をもっていること、従ってそれらから
の抽出物が相互に潜在的に識別し得る用途をもっている
ことを発見し、これを認識した。私が発見したこれらの
識別し得る部分、これらの特性のいくつかのもの、およ
び潜在的な用途のまとめは次の通りである。
一部一分一  組部部分 黄色い液汁(1)沈澱物 内部ゲル(1)粘 マトリクス f−塗一一 緩下剤、防ばい剤、 抗生物薬剤(ant + − biological)、 殺虫剤および 日焼は止め剤 粘膜保護作用、 日焼は止め剤 液  浸透剤、 低アレルギー剤 (hypoallergeniC)、 湿潤剤 (2)ゲル    潰瘍保護剤、細胞 749゛78 刺激剤、湿潤剤、 創傷治癒 天然防腐剤、止血剤 (3)間質繊維 (2)上澄み液 (4)残  存  細胞生長刺激剤 マトリックス 殺虫性昆虫思避剤、 紙パルプ繊維 上記の知識にならびに認識に基づき、かつその意図され
た用途に依存して最終抽出物中の望ましい成分の質およ
び濃度を最適化するために、本発明のプロセスはアロエ
ベラ植物の葉を特定の識別し得る部分と上記の細分部分
に先ず分画すること、ならびに上記細分部分の特定成分
を分離し、かつ単離することに向けられている。このよ
うなプロセスの具体的な詳細ならびに特徴は、以下の詳
細な説明からさらに容易に理解され、また認識されるこ
とになろう。本発明はまた、上記プロセスによって単離
される特定の成分に 向けられている。
分画ス三よス 本発明のプロセスによって製造される抽出物は好ましく
は、成熟した、戸外で生育したアロエベラ植物の外部の
低い部分の葉から得られる。2年ものの植物は通常成熟
している。しかし4年〜5年ものの植物のより広い葉は
、望まれる抽出物を一般により大量に含んでおりまた取
扱いもより容易である。テキサス州のりオグランデバレ
ーに生育するアロエバルバデンシスミラーの4年〜5年
ものの葉は最も好ましい。これらの葉は、一般にそれぞ
れ約1,5〜2.5ポンドの重さがある。望まれる特定
の用途または製品に依存して、これらの葉は植物からそ
れらを切り取った直後に処理することができ、あるいは
これらは処理される前に種々の時間適当な条件の下に貯
蔵することができる。
さらに、葉の種々の成分の濃度は、葉が受ける季節的変
動および環境条件によって影響を受ける。
これらはすべて、植物の抽出物が向けられるべき特定の
意図された用途に従って考慮されなければならない。
葉は、好ましくは処理に先立って葉のいかなる部分も損
傷することなしに、植物の根元近くから切り取るか引き
抜かれるべきである。好ましくはポケットナイフのよう
な6インチ未満の小さなナイフを用い、茎のすぐ上の根
元で葉を切り取り、澄んだ細胞のゲルの漏出または黄色
い液汁によるゲルの汚染を防止するために茎から葉を剥
ぎ取る。
葉の何らかの損傷は、識別し得る部分の好ましくない混
合をもたらし、従って葉の特徴的成分の好ましくない混
合をもたらす。
植物から除去した後、葉は通常これを適切な洗剤の溶液
(例えば我々はヨークケミケル社(テキサス州ダラス)
が販売しているオリンピックプルクロール65)  (
OLYMPICPOOL CHLOR65)を好む。)
を用いて穏やかにこすっであるいはスプレーして洗浄す
ることによりきれいにされる。時には、このクリーニン
グは柔らかいブラシを用いて行う。清浄にした後、葉を
清浄な水の中で十分に濯いで、洗剤溶液の痕跡を除去す
る。
各々の葉の底の白いもしくは明るい色の部分とその先端
部分は、小さな鋭いナイフを用いて注意深く切ることに
より除去される。葉の両端を実質的に構成しているこれ
らの部分は、別途に処理してそこから黄色い液汁を得る
ことができ、この黄色い液汁は上記の黄色い液汁の特性
をもった成分を有する製品を製造することが望ましい用
途に向けられる。
各々のアロエベラの葉の残存部分は次に、横に切断して
短い断片、好ましくは長さが0.5インチの断片にし、
各断片を高張性、等強性もしくは低張性であることがで
きる水溶液(好ましくは脱イオン水)中に直立に置き、
もって断片から黄色い液汁を排出する。あるいは、上記
の特徴を有するその他の製剤に使用するために黄色い液
汁を採取することが望ましい用途においてはこれらの断
片を、好ましくはステンレススチール製のワイヤメツシ
ュの底をもったステンレススチール製の、乾燥採集容器
中に直立に置き、放置排液させ、そして水と接触させる
なめに水でもって葉を透析させることができる。
このようにして断片は、約20〜30分間排液すること
を許される。切断した断片は最終的にシールを形成し排
液を停止する。集められた黄色い液汁は次に適当な時間
放置すると、2つの細分部分すなわち沈澱物と上澄みに
それぞれ分離する。黄色い液汁は無傷の皮膚(損傷され
ていない皮膚)に対する良好な日焼は止めをつくるのに
有用であり、オリーブ色の日焼けした色をもった皮膚を
与え、かつまた緩下剤の製造に有用である。
切断した葉の断片から黄色い液汁を除去する操作か完了
した後、この断片を次にワイヤー(すなわち家庭用チー
ズ)スライサーまたは剥皮ブレビ(例えば剥皮ナイフ)
を用いてフィレット(fillets)を形成するよう
に皮を剥ぎ、外皮すなわち葉の断片の皮およびこの外皮
のすぐ下にある層を除去する。葉の断片を凍結してこの
剥皮操作を容易にすることができる。剥皮した後、残存
しているものは内部ゲルマトリクス部分(フィレット)
であり、この部分を検査し、付着している皮もしくは変
色した部分を除いて残存している黄色い液汁をそこから
収り去るべく指できれいにする。
この黄色い液汁の残りの除去を容易にするために、穏や
かな水のスプレー好ましくは脱イオン水(かつアルコー
ルを含まない)のスプレーを用い、あるいはゲルマトリ
クス部分をきれいな流水に沈める。
得られたフィレット(内部ゲルマトリクス)を次に約1
時間排液することができる。この排液操作の間に、通常
粘液質の被膜がこのゲルマトリクスの表面に生成する。
この被膜は、重力によっであるいは遠心分離のような適
当な手段によって補助されて採集される。この集められ
た被膜は上記粘液細分部分である。
ゲルマトリクスストリップの形をしたゲルマトリクスの
残りを次に摺りつぶし、細断し、あるいはブルントして
その内部に存在する間質繊維を破壊し、あるいはゲルマ
トリクスストリップを液化のためにワイヤメツシュまた
はフィルタースクリーンを強制的に通過させることがで
きる。この得られた物質を次に続いて均質化することが
できる。
あるいはこのゲルマトリクスストリップを凍結し、解凍
し、次に繊維と混合して液状物質を製造する(この物質
は上記ゲルフィレットの細分部分を構成する)。次にこ
の物質を洲過して、間質繊維細分部分を得ると共に、上
記残存マトリクス細分部分を残す。要約すると、局所用
途のためにこの間質繊維は内部ゲルマトリクス部分くフ
ィレット)から除去され、一方、内服用にはこの繊維は
フィレット内容物の残部と共に残される。局所用もしく
は内服用のために、適当なゲル画分が例えば酪農用のミ
ルクホモゲナイサーにより均質化して(安定剤、防腐剤
、賦形剤1色素もしくはその他のGRAS添加物の添加
より前に)、このゲル画分が次の操作例えばバクテリア
の生育を低減させるのにより一層好都合なものにする。
プロセスのこの時点で、得られた抽出物は質量スペクト
ル、ガスクロマトグラフィー、高圧液体クロマトグラフ
ィーまたはその他の分析方法などの既知の品質制御手法
を用いてテストされることができる。
このようにして得られた均質化された抽出物は、典型的
には約4〜5のpH1好ましくは約4のpHをもってい
る。その安定性を大きくするために均質化された抽出物
は典型的にはその最終用途に応じてクエン酸、ホウ酸、
アスコルビン酸またはその他適切な物質を加えることに
よって中和される(例えば内服用にはクエン酸および/
′またはアスコルビン酸が用いられ、眼科用にはホウ酸
が用いられる)。最後に、均質化された抽出物を照射、
音波滅菌、制御された加熱などのこの技術分野によく知
られている方法を用いて、あるいは抗菌性化学物質また
は静菌性化学物質、例えばGRAS−セチルアルコール
、安息香酸ナトリウムまたはエチルアルコールのような
化学物質をこの技術分野によく知られた量および濃度で
添加することによって滅菌することができる。上記のも
のの種々の組合せを用いて本発明に従って作られた抽出
物を滅菌することもできることが理解されるであろう。
また種々の工業的に許容される安定化剤および添加剤が
、もし必要なら、均質化されたゲル抽出物に加えること
ができることも理解されよう。
この時点で、最終的な品質コントロール操作を利用する
ことができ、次に抽出物はその他の材料と共に瓶詰めも
しくは配合される。内部ゲルマトリクスからの抽出物が
、ここに述べたように製造される場合は、非常に低濃度
の黄色い液汁を含むことになり、スキンケアおよび化粧
品用途に最も適切である。
ここに述べたプロセスにおけるすべての工程はほぼ室温
において行われる。
本発明の開示されたプロセスおよび組成物の種々の改変
ならびに代替的改良、変形ならびに均等物は上記−船釣
な説明を読めばこの技術分野の当業者に明らかになるで
あろう。以下の実施例は単に例示的なものであって、こ
のような改変、均等物もしくは変形をカバーする添付さ
れたクレームの範囲を制限することを意図したものでは
ない。
実施伝−1 安定化されたアロエゲルフィレットを調製する方法およ
び均質化 A、土備的作業: 1、予め清掃したタンク、ミキサーおよび付属器具類を
50%イソプロピルアルコール(IPA)溶液で消毒し
、熱い脱イオン水で濯いでIPAを除去した。
2、ポンプおよび付属のホースを5%“HTH”塩素水
泳プール溶液を通して洗い、次いで洗浄した。
3、このポンプと付属のホースを50%イソプロピルア
ルコール溶液で消毒した。ポンプと付属のホースを熱い
脱イオン水を用いてIPAがなくなるまで勢いよぐ流し
て洗った。
4、ホモゲナイザーと付属ホースおよびポンプを50%
イソプロピルアルコール溶液で消毒した。
このホモゲナイザーと付属のホースを熱い脱イオン水を
用いてIPAがなくなるまで熱いよく流して洗った。
リオグランデバレーから採集したアロエ パルバデンシ
ス ミラーの葉を収穫した後、8時間以内に40〜45
°Fの冷蔵トラックに移し、処理するまで40〜45°
Fで冷蔵して分解を少なくした。
次に貯蔵した葉20〜60ポンドを室温の次亜塩素酸カ
ルシウムの水溶液の予備洗浴中に入れ、実質的に葉から
表面の汚れを除去しかつ葉に付いた表面のバクテリアを
殺した。次亜塩素酸カルシウムの水溶液は、1.l!の
水に98%次亜塩素酸カルシウムを約0.125g加え
て遊離塩素50ppmを含む溶液をつくることにより調
製した。葉は、予備洗浴中に約5分間滞留させた。
次に、実質的に汚れとバクテリアを含まない葉をテキサ
ス州ハーリンゲンのトンプソン マニュ77クチャリン
グ社(Thompson Manufacturing
Company、 Harlingen、 Texas
 )製のトンプソンアロエウオッシャ−の水平コンベア
ベルトの上に乗せた。このトンプソンアロエウオッシャ
−は、室温の水で葉を洗浄して葉から表面の汚れ及び次
亜塩素酸カルシウムの水溶液を除去した。再びこの葉を
視覚的に検査し、必要により手でこすって葉の表面に残
存する表面の汚れを除去した。この葉を次に室温の水で
濯いだ。
次に先端部分および基部をそれぞれの葉から取り除き、
この葉をロート状のステンレススチール製コレクターの
頂部に一緒に配置した複数のステンレススチール製バス
ケット型コンテナの中に入れた。それぞれのコンテナは
メツシュの底をもっている。黄色い液汁は、約30分間
葉から排出することを許された。黄色い液汁はステンレ
ススチールバスケットのメツシュ底を通過し、ロート状
コレクターに集められた。
アロエの葉を入れているステンレススチール製バスケッ
ト型コンテナをコレクタから取り外し、次に第2のステ
ンレススチール製容器に沈めた。
この第2のステンレススチール製容器は上記のコンテナ
に対して自流に動く連続的に水平に流れる濯ぎ水の室温
の水浴を含んでおり、前記コンテナは約30分間〜1時
間で前記容器の一端から多端まで手でゆっくり動かされ
る。このことは、黄色い液汁がさらに葉から排出するこ
とを許す。この葉は、この溶液に30分間浸漬されなけ
ればならない。
次に葉をこの溶液から取り出し、鋭いナイフまたはワイ
ヤーチーズスライサーを用いてそれぞれの葉から外皮を
除去して、それぞれの葉の部分からアロエゲルフィレッ
トをつくる。このアロエゲルフィレットは目で検査され
、特徴的な黄色い変色によって検出される何らかの汚染
されたアロエゲルフィレットもしくはフィレット部分は
捨てられた。汚染れていないアロエゲルフィレットの全
体の量は、葉の大きさおよび条件に依存して、初めの葉
の重量の20〜60%であった。
次に汚染されていないアロエゲルフィレットを、750
座席のレストラン用のステンレススチール製屑処理ユニ
ットに入れた。このユニットはフィレットを濃厚である
がしかし自由に流動する(粗均質化)液体のコンシスチ
ンシーをもつ平均粒子サイズまで粗砕した。このステン
レススチール製の屑処理ユニ・ソトはN−シンク−イレ
イターデビジョン・オブ・エマーツン・エレクトリック
社(Nsink −erator Division 
of Emerson Electricco、、 R
aC1ne、隅)製のモデルNo、SS−150−13
,シリアルNo、115132であった。
次にこの粗砕アロエゲルフィレットをステンレススチー
ル製保持バットに移した。この保持バットはプロセスイ
クイップメント社(ProcessEquipment
 Corp、 of Belding、 Hichig
an)製のモデルNo、100ガロンOVC、シリアル
No、40865 −3であった。この保持パッドの中
で粗砕アロエゲルフィレットを、用途および最終製品オ
イル対アロエ画分の比率に依存して、安息香酸ナトリウ
ム、ソルビン酸カリウム、メチルパラベンまたはプロピ
ルパラベンのようなGRAS保存剤と混合した。局所用
にはメチルパラベンおよびプロピルパラベンの混合物が
推奨され、内服用には安息香酸ナトリウムと安息香酸カ
リウムの混合物が推奨される。例えば10%のオイルと
90%のアロエ画分を用いて局所用製剤をつくる場合、
プロピルパラベン対メチルパラベンの比率は1対9であ
る。粗砕アロエゲルフィレット対保存剤の重量濃度比は
約1000対1であり、これは食品および化粧品の保存
剤のためのFDAのガイドラインのほぼ上限である。保
持バット中の保存剤溶液は先めに、GRAS保存剤の承
認された量を10ガロンの脱イオン水に加えることによ
って調製された。
この保持バットから粗砕アロ上ゲルフィレット−保存剤
溶液をホモゲナイザーにポンプで輸送した。ホモゲナイ
ザーはクレパコ・フード・イクイップメント・アンド・
リフリジレーション社(イリノイ州シカゴ)  (Cr
epaco Food Equipmentand R
efrigeration Inc、、 of Chi
cago l1linois )製のシリアルNo、0
4−03であった。このホモゲナイザーは、ミルクの均
質化のために酪農プロセスにおいて一般的に使用されて
いるタイプのものであった。粗砕アロエゲルフィレット
−保存剤溶液は、200〜10,000psiの圧力で
微細に均質化された。
ホモゲナイザーから微細に均質化されたアロエゲルフィ
レット−保存剤溶液をステンレススチール製貯蔵タンク
にポンプ輸送した。この貯蔵タンクは、プロセス・イク
イップメント社、(ミシガン州ベルディング)  (P
rocess EqLIIpment Corp。
of Belding、 Hichigan)製のモチ
゛ルNo、1000ガ゛070VC、シ!JフルNQ 
400866 −2C”アッタ。均質化されたアロエゲ
ルフィレット−保存剤溶液の全重量は、出発の葉の重量
の20〜60%であった。次に必要により、均質イヒし
た生成物を限外沢過を用いて透析した。
第3図〜第7図は、本発明のプロセスの好ましい実施態
様をさらに詳細に開示している。具体的には第3図には
、葉洗浄装置が開示されている。
アロエベラの葉の洗浄装置(トンプソン・マニファクチ
ャリング社、テキサス州、バーリングトン)(Thom
pson Manufacturing Compan
y、 Harlington。
TeXaS)Aが用いられ、それにより先ず葉がバット
4で予備浸漬される。次に葉全体αが手でコンベアベル
ト8に載せられ、これによって葉は2つのブラシ9aお
よび9bの下に引っ張られる。コンベアベルト8は、ハ
ウジング5から伸びているモターとプーリー6によって
第2の端部で回転しているチェーン7により駆動される
。これもトンプソンマニファクチュアリング社によって
提供されている。第2ブラシ9bを通過すると葉はプラ
ッシュされ洗浄されているので、葉はコンベアベルト8
の端部10において検査されそれによ−)て葉が十分に
清浄であるかどうか目で検査され決定される。もし葉が
十分にきれいでない場合には、葉はさらに洗浄するため
にバット12に入れられる。
もし葉が十分にきれいであるなら、葉は上方に動くコン
ベアBの上に載せられる。コンベアBは、それぞれ個々
の葉が噴霧器11によって水道水でさらに洗浄されるた
めのステップ13を備えている。
コンベアBは、テキサス州シーゴビルのダラスミル ラ
イト社(Dallas t4i11 Wright  
Co、、 ofSeagov i I l e、丁ex
as)によって提供される。濯ぎ噴霧器11は、テキサ
ス州シーゴビルのキープラミング社(Key Plum
bing、 Seagoville、丁exas)6:
よって提供される。ステンレススチール製のバット12
は、316ステンレススチール製であり、テキサス州ダ
ラスのナショナルシートメタル社(Nat i Ona
 l5heet Metal Company of 
Dallas、 Texas)による特別注文の品であ
る。
洗浄した後、第4図に示すように葉は切断され浸漬され
る。コンベアBのステップ13を通して上昇した後、き
れいな原料葉αは屑を除去するための穴15を備えたト
レー14の上に落下する。トレー14はテキサス州ダラ
スのナショナルシートメタル社(National 5
heet Metal Company of Dal
lasTexas)によって提供される316ステンレ
ススチル製の切断浸漬装置Cの一部である。この装置は
特別注文製である。トレー14の上で、葉はその両端で
手により切断され、先端と基部は穴15を通して屑入れ
(示されていない)の中に捨てられる。
切断した葉βは次に、ステンレススチール製のワイヤー
メツシュの底を各々有するステンレススチールの多数の
バスケット16のいずれか1つの中に積まれる。次にこ
れらのバスケット16はステンレススチール製のトラッ
クの中に置かれる。このトラックは台形のロート17の
上部を形成し、このロート17によって黄色い液汁がバ
スケットを通して葉の底部から排液され、ロート17の
底部に落下する。黄色い液汁は定期的に取り出され、貯
蔵のために凍結される。黄色い液汁の排液の工程は約3
0分間かかる。
この工程の後、バスケット16の中にまだ残っている切
断された葉βは、台形のロート17に最も近接した位置
で水浴18に手で移される。向流の流れの中で水が台形
ロート17から最も隔たった点において入口水パイプ1
9から浴18の中に入り、次に台形ロート17に最も近
接した点で出口水パイプ20を通って排出される。トレ
ーは台形ロート17から遠ざかる方向に水浴中を手動で
徐々に動かされ、バスケットが水浴18内に停まってい
る洗浄工程はおよび1時間かかる。
洗浄後、バスケットは乾燥のためにトレー21の上に置
かれ、これは僅か数分間継続する。ワイヤーメツシュ、
黄色い液汁の排出および自動洗浄装置を含めて、バスケ
ットに関する第4図のアッセンブリ全体はやはり、テキ
サス州ダラスのナショナルシートメタル社によって特注
製作された316ステンレススチール製である。
洗浄後、トレイ21の上のバスケット16の中の積まれ
た切断された葉βは、第5図に示すようにさらに切断し
てフィレットにするための領域に移動される。実質的に
透明な材料だけが残るように、外皮22がフィレットか
ら取り除かれる。外皮22の残部は捨てられる。次にフ
ィレットγは粗粉砕機りに原料供給するトラフ23の中
に置かれる。このトラフ23はテキサス州ダラスのナシ
ョナルシートメタル社によってつくられた316ステン
レススチール製である。この粉砕機はモデルNo、51
50− Nシンクーイレーター(テキサス州ダラスのワ
トソン・フード・サービス・インダストリーズ社)(W
atson Food 5ervice Indust
ries、  Inc、。
Dallas、 丁exas)である。粉砕機りによっ
て粗粉砕した後、この粉砕機から出てくる処理された材
料γ′は、316ステンレススチール製の垂直単殻タン
クを有するおよそ100ガロンの容量をもつ可搬タンク
E(テキサス州ダラスのパントーン社を通して販売され
ているベルマーサン、マニュファクチャ) (Perm
a −San、 Manufacture、 dist
ributedthrough Van Tone、 
 Inc、、 Dallas、 Texas)を通る。
粗砕フィレットγ′はベルマーサン攪拌機(モデルNO
,AAPH2) (これもテキサス州夕′ラスのパント
ーン社から販売されている)によってタンクE内で攪拌
される。
粗均質化の後、タンクEからの物質は微細均一化および
(任意的な)濾過のための別途の領域に送られる。第6
図においてタンクEからの材料は、オハイオ州クリーブ
ランドのりライアンス エレクトリック社のリライアン
スモータ モデルNo、B76Q2139H−VF (
Reliance Motor ModelN(lB7
602139H−VF of the Re1ianc
e ElectricCompany、 C1evel
and、 0hio)によって駆動されるポンプ26 
 テキサス州ダラスのクレパコ(Crepaco、 I
nc、、 Dallas、 Texas )によって販
売されているステンレススチール製の遠心ポンプモデル
N0.4V−81によって微細ホモゲナイザーF(テキ
サス州クラスのクレパコ社モデルNα3DD13)にポ
ンプ輸送される。微細均質化の後、この材料は316ス
テンレススチール製の大きな1000ガロン垂直単殻混
合タンクG(テキサス州ダラスのパントーン社に配給さ
れているペルマーサン製)に送られる。微細に粉砕され
たフィレットΔはペルマーサン攪拌機26a(テキサス
州ダラスのパントーン社から配給されているペルマーサ
ン製のモデルNo、AAPH2>によって攪拌される。
タンクG中の材料Δは、香料および適当な保存剤が添加
された後に、直接に人が消費するための飲料製品のため
の加工に直接送ることができる。あるいはまたタンクG
中の材料は、これを取り出して、排気ライン28を通る
バルブの除去のためのフィルター27bを備えた1ユニ
ツトを形成するポンプ27aに送られることができる。
ポンプ27aとフィルター27bはロマート珪藻土フィ
ルター(テキサス州ダラスのアレンリクリエーシーr7
社(Al ten Recreation Compa
ny)によって販売されているモデルNo、99−21
38)の−部を形成している。沢過された材料は次にタ
ンクHにポンプ輸送される。このタンクHはタンクEと
同じようにふた25を備えることができる。
第7図において微粉砕されたフィレットΔは、部分的に
濾過され、ミキサー29によって攪拌され、ポンプ30
によって透析器にポンプ輸送される。ミキサー29は、
ペルマーサン攪拌機(テキサス州ダラスのパントーン社
販売のモデルNo、 AAPH2>である。ポンプ30
は、スペリアステンレススチール製モデル5C345プ
ロセスポンプ(ライスコンシン州デラバンのスペリアス
テンレス社製)である。プロセスポンプ30には4.4
5Orpmのバンド−モーター製の3馬力のモーター3
0a (Cat  No、CH3559T ofthe
 Ba1dor Hectric Company、 
 Ft、  Sm1thArkansas)が取り付け
られている。ポンプ30によってポンプ輸送された材料
は、4個のフィルター31(図示されていない)を有す
る透析ユニットJ(マサチューセッツ州つォバーン、ロ
ミコン社製のロミコンモデルHF4SSS限外沢過シス
テム)(Romicon )4odel HF4SSS
 ultrafiltation systemmad
e by Romicon Inc、、 Woburn
、 Massachusetts)を通過する。各フィ
ルターはフィルターハウジング32中に収容されている
。材料は一部が分離ライン34を通って分離排出ライン
35に取り出され得るような地点まで垂直に通過する。
その他の分離されなかった材料は、再循環返送ライン3
3から透析装置に戻されるか、あるいは分離返送ライン
36を通ってバット■に戻され再循環される。
望まれているアロエの画分および求められている最終製
品に依存して、所望の材料が加工の後に分離排出ライン
35を通して、あるいはバット■の中で得られる。例え
ば過剰の水とミネラルが除去される必要かある場合には
、小さなポアサイズの限外フィルターを用いて水とミネ
ラルを分離し、ライン35を通して排出し、所望のアロ
エ画分をバット■に返送することができる。このプロセ
スは、所望の量の塩と水がバットT中にある生成物から
収り除かれるまで、この生成物を透析ユニットを通して
単に循環することによって繰り返えされることができる
。このプロセスは2つ以上の透析工程を含むことができ
る。例えば先に説明したように、塩、低分子量の酸およ
び非所望のアントラキノン類は第1透析工程で収り除く
ことができる。
非所望の材料は分離排出ライン35から排出され、望ま
しい画分バット■に戻される。この工程はロミコンから
得られる10,000ドルトンのボアを有する限外フィ
ルターを用いることによって行われる。
次に10.000ドルトンの限外フィルターを、同じく
ロミコン社から得られる50.000ドルトンの限外沢
過器で置き換え、透析プロセスを繰り返す。この透析プ
ロセスはここでゲルマトリクスポリマーを2つの画分に
分離する。第1画分はio、ooo〜50.000ドル
トンのサイズのゲルマトリクスポリマからなり、分離排
出ライン35から排出され、第2画分は50.000ド
ルトンより大きいゲルマトリクスポリマーからなり、バ
・ント丁Gこ戻される。このプロセスは、与えられた生
成物から取り出すことが必要とされる塩および水の量に
依存して数分間ないし数時間にわたって継続することが
できる。
このことは、局所用のアロエ製品はそれが傷をもった皮
膚に使用されるような場合には調製された塩と水の含有
量を持たねばならないので、重要である。塩の含有は灼
熱病と刺激を起こし得る。
第7図において分離返送ライン36は、テキサス州ダラ
スのテキサスラバーサプライ社(Texas Rubb
er 5upply  Company、 Dalla
s、 Texas)によって供給されるタイボン(丁y
c+on)チューブ(食品グレード)製である。分離排
出ライン35は、テキサス州ダラスのパントーン社販売
の316ステンレススチール製パイプである。
大施信−ノ 飲用のアロエベラの調製。下記の特定の保存剤を用い、
実施例1によるアロエベラゲル100ガロン(379リ
ツトル)を用いる: 必要な芸1 1、  ミキサーを備えた2個の100ガロンステンレ
ススチール製タンク。
2、  ミキサーを備えた1個の1 、000ガロンス
テンレススチール製タンク。
3、 ポンプを備えたホモゲナイザー 4、 ステンレススチール製スクリーン。
5、 適当な容量をもつ1個の移送ポンプ。
6、 連結ホースおよびステンレススチール収り付は具
配勘」1作 原料のアロエベラゲルを収集タンクに加える前に以下の
工程1および2を完了する: 1、 脱イオン水40ガロン(151,4リツトル)を
加える。
2、 収集タンク中で以下の化学物質を脱イオン水に攪
拌したがら溶解する(以下の第13項を参照〉 安息香酸ナトリウム グリシン クエン酸 ソルビン酸カリウム ビタミンE 3、 攪拌を継続したがら粉砕機から原料アロエベラゲ
ルを収集タンク内に集めて合計体積100ガロン(37
9リツトル)とする。
4、 タンクを配合領域に移動する。
5、 次の収集タンクを粉砕機排出口の下に置く。
6、 予め消毒したホモゲナイザーを1,500psi
の圧力にセットし、収集タンクに連結する。
7、 ホモゲナイザーを始動し、1 、000ガロンの
ステンレススチール製タンクに取り付けた開放ステンレ
ススチール製バスケットに生成物を排出する。
8、 生成物がミキサーの羽根を覆うようになったとき
攪拌を開始する。攪拌を開始し1,000ガロンのタン
クが空になるまでの終了の時刻を記録する(約8時間)
9、 低速で攪拌を続ける。
10、  生成物を透析してアロイン含有率を50pp
m以下に調整しかつ必要により過剰の酸を低下させる。
11、  バニラフレーバーとシナモンオイル−天然−
1S、を加え、20分間混合する。
12、  生成物は調合できるようになっている。直ち
に調合する。
3 一一込一斐−i−一 説イオン水(40,0ガロン)  151.4.11安
息香酸ナトリウムυSP    378 gグリシン 
         3.0kgクエン酸USP    
      416 gソルビン酸カリウムυSP  
  189 gビタミンE(1000単位)    1
カプセル原料アロエベラゲル    379L(100
ガロン)までフレーバ バニラ         121.OKシナモンオイル
−天然唱S、  8.0mM夾旌田−旦 アロエベラ化粧品を製造するためのアロエベラゲル 実施例1によって調製された微細に均質化されたアロエ
ゲル100ガロン(379リツトル)を、ニューヨーク
州プルツクリン、アラバマアペニュ960のロマルト(
LOmal”t)製のステンレススチル製珪藻土フィル
ターにポンプ輸送した。このフィルターは、水泳プール
で使用されているタイプの典型的な珪藻上フィルターで
あった。実質的にすべての繊維物質が珪藻土フィルター
によって、均質化されたアロエゲルフィレット−保存剤
溶液から取り除かれ、パルプを含まないアロエゲルフィ
レット−保存剤溶液が得られた。
鯰!皇芸1: 1、  ミキサーを取り付けた1つの100ガロンステ
ンレススチール製タンク。
2、  ミキサーを取り付けた1個の1,000ガロン
ステンレススチール製タンク。
3、 ポンプを取り付けたホモゲナイザ4、 ステンレ
ススチール製のスクリーン。
5、 適当な容量の1つの移送ポンプ。
6、 プールフィルターおよび付属品。
7、 連結ホースおよびステンレススチール裂取り付は
具。
五厘追作慮: 1、 予めきれいにしたタンク、ミキサおよび取り付は
具を50%IPA溶液で消毒し、熱脱イオン水を用いて
IPAを濯ぎ落とす。
2、 ポンプと付属ホースから5%HTH溶液を排出す
る。水を流して洗う。
3、 ポンプと付属ホースを50%IPA溶液で消毒す
る。ポンプと付属ホースを、イソプロピルアルコール(
IPA)がなくなるまで熱脱イオン水を流して洗う。
4、 ホモゲナイザーおよび付属ホースおよびポンプを
50%イソプロピルアルコール溶液で消毒する。ホモゲ
ナイザーと付属ホースをIPAがなくなるまで熱脱イオ
ン水を流して洗う。
5、 プールフィルターの゛′。: (A)  水泳プール用の塩素HTH粉末の5%水溶液
をつくり、系全体に20分間循環する。
E」」1作: 収集タンクに安定化された原料アロエベラゲルを添加す
る前に工程1および2を行う。
1、50ガロン(189リツトル)の脱イオン水を加え
る。
2、 収集タンク内で下記の化学物質を撹拌したがら脱
イオン水に溶解する メチルパラベン ンルピ゛ン酸カリウム 3  撹拌を続けながら、粉砕機から安定化された原料
アロエベラゲルを集めて収集タンク内に入れ全体積を1
00ガロン(319リツトル)にする。
4、 タンクを配合領域に移動する。
5、 予め消毒したホモゲナイサ゛−を1,500ps
igの圧力にセットし、収集タンクに連結する。
6、 ホモゲナイサーを女台動し、1,000ガ′ロン
のステンレススチール製タンク内に収り付けた開放ステ
ンレススチールバスケットに生成物を排出する。
7、 生成物がミキサーの羽根を覆ったとき、攪拌を開
始する。攪拌を開始した時刻を記録する。
8、 低速で20分間攪拌を継続する。
9、 製造した100ガロン全部を1000ガロンタン
クに加える。
10、  生成物を一晩放置する。
11、  プールフィルターの9・ 1コA、 熱脱イ
オン水を用いてプールフィルタから消毒溶液を洗い流す
8、 10ガロンの脱イオン水に1kgの珪藻土を加え
、懸濁するまで混合する。
C3水が明澄になるまで、プールフィルタを通して混合
物を循環する。
12、  生成物を用いてプールフィルターから過剰の
水を洗い流す。
13、  生成物からパルプがなくなるまで、フィルタ
ーを通して生成物を循環する。
14、 30分間混合する。
15、  もし必要なら透析を行って黄色い液汁を50
ppm以下に減少せしめ、浸透度を150ミリオスモル
未満に保持する。
−一人一一一分一一   −姿翌食見一説イオン水(5
0ガロン’)   189Lメチルパラベン     
 681g ソルビン酸カリウム    379g 原料アロエベラゲル    379[ (すなわち100ガロ ン)まで 夾旌N−1 アロエクリームの製造 実施例3によってつくられたアロエベラ化粧品製造用の
アロエベラゲル71.6ガロン(271リツトル)を用
いてスタートする。
鯰叉l芸1: 1  カウンターモーション攪拌機およびナイロンスク
レーパーを取り付けた適当な大きさの丸底ジャケット付
きステンレススチール製ケトル1個。
2、 可変速ミキサーを取り付けた1個の適当な大きさ
の円筒状ジャケット付きステンレススチール製タンク。
3、1個の移送ポンプ。
4、 タイボン(Tygon )および/またはポリエ
チレン製連結ホース、ステンレススチール製tり付は具
、適当な大きさのコンテナおよびステンレススチール製
フィルタ 五伍直作糸: 予めきれいにしたケトル、タンク、ミキサーポンプ、ホ
ースおよびコンテナを消毒する。
水組徂ム割l; 1、 円筒状タンクに下記の物質を加え、製造用の安定
化されたアロエベラゲルが混合羽根を覆った時に攪拌を
開始する: 製造用の安定化されたアロエベラゲル プロピレングリコール アラントイン メチルパラベン ゲルモール115(GERHALL 115) (登録
商標)イミダゾリジニル尿素(サットンラボラトリーズ
、チャッタム、ニュージャーシイ07928)(Sut
ton Laboratories、Chatham、
 NJ07928) ンルビトール 70 リン酸 2、 攪拌したがら75℃±5°Cに加熱し、この温度
に保持する。
3、 すべての物質が溶解するまで混合する。
皿止■凶ml: 1、 別のケトルに下記の物質を加える:グリセリン 
ステアレート ステアリル ステアレート ウィックノール 163(ウィックハム プロダクト社
、フグエノット、ニューヨーク12746)CWick
enol  163 (WichhamProcluc
ts、  Inc5. Huquenot、 NY 1
274B) 、ルキサミン p−13(イルレックス 
ケミカル社、フィラデルフィア、ペンシルバニア191
48)  CLexamine  P−13(Inol
exChemical Co、、 Ph1ladelp
hia、 PA 19148) )セチルアルコール ラノリン ミネラルオイル(軽質)(ケイドール)(デルタ・ツル
ベンツ・アンド・ケミカルズ、ダラス、テキサス752
85) ((Kaydol)(Delta 5olve
nts and Chemicals、 Dallas
TX 75285) ] ジメチコーン プロビルパラベン ビタミンEナチュラル レキセイン OX −3000(イルレックス ケミカ
ル社、フィラデルフィア、 PA 19148)(LE
XEIN QX−3000(Inolex Chemi
cal Co、。
Ph1ladelphia、  PA 19148) 
〕2、 物質が溶融し均質化するまでゆっくり攪拌した
がら 75℃±5℃に加熱する。
五ヱ火ンB7ム週製 乳化をうまく行うために、配合する際に油性相と水性相
を同一の温度で加えなければならない。
このプロセスは中断することなく行う必要がある。
1、 ゆっくり攪拌したがら水性相を油性相にゆっくり
加える。
2、 ゆっくり攪拌を続けながら直ちにスチームを切り
、ジャケットを排液し、冷たい家庭水(domesti
c water)を用いて強制冷却を開始する。
3、 もし必要なら75℃±5℃の脱イオン水を用いて
バッチサイズまで満す。
4、 生成物が40’C±5℃まで冷却したとき香料を
加える。
5.30℃まで冷却したとき攪拌を止め、承認のための
サンプルを提出する。
一必要な員− 製造のための安定化された アロエベラゲル(71,6ガロン) プロピレングリコール アラン′トイン メチルパラベン イミダゾリジニル尿素(ゲル七 ソルビトール 70 リン酸 71kg 17、4kg 08 g 90g ル115) 2.0g 08g 1.05kg 油性相 グリセリルステアレート(レキセマル515)(イルレ
ックスケミカル社。
フィラデルフィア、 PA 19148)    35
.6kgステアリルステアレート(レキソール5S)(
イルレックスケミカル社。
フィラデルフィア、 PA 19148)     8
.9kgジオクチルアジペート(および)オクチルステ
アレート(および〉オクチルパルミテート(ウィッケン
オール163.ウイッカムプロダクツ社、フグエノット NY12746)               8.
 hgパルミトアミドプロピル ジメチルアミン(レキ
サミン P−13,イルレックスケミカル社フィラデル
フィア、 PA19148)      3.5kgセ
チルアルコール            3.5kgラ
ノリン                3.5kg軽
質ミネラルオイル(軽質)(ケイドール)(デルタ・ツ
ルベンツ・アンド・ ケミカルス゛、ダラス、 TX 75285)    
3.5kgジメチコーン              
908 gプロピルパラベン            
399gピ′タミン′Eナチュラル         
 363gコカミドブロビルジモニウム      3
63gヒドロキシプロピルアミノコラーゲン (レキセインQX−3000.イルックスケミカル社、
フイラテ゛ルフイア。
PA19148)                1
09 gエリアス フラグランス #5394 (エリアス フラグランスイズ。
プルツクリン、 NY 11203)        
109g丈施酉−5 実施例3によって調製された製造のための安定化された
アロエベラゲル115ガロン(436kg)を出発物質
とする抗刺激剤(counter −i rr i t
ant )の調製。
必要な装置: 1、 カウンターモーション攪拌機およびナイロンスク
レーパーを取り付けた1個の適切な大きさの丸底ジャケ
ット付きステンレススチール製ケトル。
2、 可変速ミキサーを備えた1個の適当な大きさの円
筒状タンク。
3、1個の移送ポンプ。
4、 タイボン・(TVqgon)および/またはポリ
エチレン製連結ホース、ステンレススチール裂取り付は
具、適当な大きさのコンテナおよびステンレススチール
製フィルタ 予備的作業: 予めきれいにしたケトル、タンク、ミキサポンプ、ホー
スおよびコンテナを消毒する。
ルボポールスラリー 1、 混合タンクに脱イオン水を加える。ミキサを女台
動する。
2、 混合タンクにすべてのカルホ゛マー940(カル
ボポール9.io) (B、F、グツドリッチ ケミカ
ルグループ、シカゴIL 60694)  (Carb
omer 910 (Carbopol 940)(B
、F、Goodrich Chemical Grou
p。
Chicago、 IL 60694 ) :)をゆっ
くり加える。溶媒和するまで混合を続ける。
3、−夜装置する。ミキサーを回転させ1時間混合する
水性■凶側製二 1、円筒状のタンクに次の物質を加え、脱イオン水が混
合羽根を覆ったときに攪拌を開始する脱イオン水(タン
クからカルボポールスラリを濯ぐために10ガロンを残
しておく)安定化されたアロエベラゲル プロピレングリコール トリエタノールアミン 99% アラントイン メチルパラベン ンンビン酸カリウム 尿  素 2、攪拌したがら70℃±5℃に加熱しこの温度に保持
する。
3、すべての物質が溶解するまで混合する。
4、カルボポールスラリーを加えパ魚の目″(”fis
h  eyes” )状の物がなくなるまテ混合する。
5、脱イオン水でタンクを濯ぐ。
油作1の週製上 1、ケトルに次の物質を加える; ペトロレイタム(ホワイトプロトペット(登録商標))
デジタル・ツルベンツ・アンド・ケミカルズ、ダーyス
、 TX 75285)  (petrolatum 
(WhiteProtopet) (Delta 5o
llovents and Chemicals。
Dallas、 TX75285)) ミネラルオイル(カーネーションホワイト(登録商標)
)(デルタ・ツルベンツ・アンド・ケミカlレズ、ダラ
ス1丁X 75285) ミネラルネイル(および)ラノリンアルコール(アメル
コールL−101)(アメルカル、エジソンNJ  0
8817)  ((Amerchol  L−101)
(Amerchal、  Edson、 NJ 088
17) ) アセチル化ラノリンアルコール(プランコールALA 
(登録商標)〉(デルタ・ソンベンツ・アンド・ケミカ
lレズ、ダラス1丁X 75285)ステアリン酸トリ
プルプレスト(Stearic Ac1dTriple
 Pressed) グリセリルステアレート(レキセマル515)(イルレ
ックスケミカル社、フィラデルフィアPA 19148
) セチルアルコール ジオクチルアジペート(および)オクチルステアレート
(および) オクチルパルミテート(ウィッケノール163)(ウィ
ッゲンプロダクツ社、フェゲノットNY12746) ホワイトオレイン酸USP ステアリル ステアレート(レキソール5S)(イルレ
ックスケミカル社、フィラデルフィア。
PA 19148) プロビルパラベン フ゛チルパラベン・ ユーカリ油 サリチル酸メチル カンファー メントール ヒスタミンニ塩酸塩 シナモンオイル 2、材料が溶融し均質化するまでゆっくり攪拌したがら
70℃±5℃に加熱する。
エヱ火ンユZの週製土 注:乳化をうまく行うために、配合する際に油性相と水
性相を同じ温度で加えなければならない。このプロセス
は中断なく行う必要がある。
1、ゆっくり攪拌したがら、油性相に水性相をゆっくり
加える。
2、ゆっくり攪拌を続けながら直ちにスチームを切り、
ジャケットを排液し、冷たい家庭用水を用いて強制冷却
を開始する。
3、もし必要なら70℃土5°Cの脱イオンを用いてバ
ッチサイズまで満す。
4.35℃まで冷却したとき撹拌を止め、承認のための
サンプルを提出する。
−」(−j!−−炊東1− 説イオン水(30ガロン)         113k
gカルボマー940(カルボボール940)(B、F、
グツドリッチケミカル グループ、シカゴ、  I L 60694)   4
.36kg水−性一租 製造のための安定化されたアロエベラゲル(115ガロ
ン)            436kg脱イオン水(
41,5ガロン>        157kgプロピレ
ングリコール        54.5kgトリエタノ
ールアミン99%       9.8kgアライトイ
ン              653gメチルパラベ
ン′1.1kg ソルビン酸カリウム          545g尿 
 素                 21.8kg
浪−性一租 ペトリアムUSP (ホワイト)(デルタ・ツルベンツ
・アンド・ケミカルズ。
ダラス、 TX 76285)         8.
2kgミネラルオイル(カーネーションホワイト)(デ
ルタ・ツルベンツ・アンド・ ケミカルズ゛、ダラス、 TX 75285)ミネラル
オイル(および〉ラノリン アルコール(アルコール L−101>(アメリコール
、エジソン、 NJ 08817)8、2kg 7.6kg アセチル化ラノリンアルコール(ファンコールALA)
(デルタ・ツルベンツ・アンド・ケミカルズ゛、ダラス
、 TX 75285)7.6kg ステアリン酸トリプルプレスト   23.5kgグ刀
セリルステアレート(レキセマル515)(イルレック
ス ケミカル社、フィラデルフィアPA 19148)
              10.3kgセチルアル
コール         8.2)cgジオクチルアジ
ペート(および)オクチルステアレート(および)オク
チルパルミテート(ウィッケノール163)  (ウィ
ッケンプロダクツ社、フエゲノット、 NY 1274
8)   10.3kgホワイト オレイン酸USP 
     1.1kgステアリルステアレート(レキソ
ール5S)(イルレックスケミカル社、フィラデルフィ
ア。
PA 19148)              1.
1kgプロピルパラベン         1.1kg
ブチルパラベン          1.1kgユーカ
リ油             21.8kgサルチル
酸メチル          136kgカンファー 
            21.8kgメントール  
          21.8kgヒスタミンニ塩酸塩
        545gシナモンオイル      
     218g大施呵−旦 凍結乾燥したアロエの調製。実施例2で調製したアロエ
ベラゲル1リツトルを用いて開始する。
ジュースを凍結乾燥ユニットに入れ、約45gの凍結乾
燥アロエを製造する。
実施泗−二 局所創傷用ゲルの調製。実施例3により調製したアロエ
ベラゲルを用いて開始し、透析によって190%まで濃
縮する。
必斐な笠に 1、ミキサーを備えた2個の適当な大きさのステンレス
スチール製タンク。
2.1個のロミコン(Romicon)濃縮システム。
3.1個の移送ポンプ 4、タイボン(Tygon)および/またはポリエチレ
ン製連結ホース、ステンレススチール製取付は具、適当
な大きさのコンテナおよびステンレススチール製フィル
タ 工備脆作業二 1、製造プロセスの間に使用する予めきれいにしたタン
ク、ミキサー、ポンプ、ホースおよびコンテナを消毒す
る。
2、製造の一日前にカルボポールスラリーを調製する。
3、予めきれいにしたロミコン濃縮システムを消毒する
。系全体を脱イオン水で洗浄し、37%過酸化水素を満
たし、−晩装置する。
れ     の    ゲル  のための1.過酸化水
素がなくなるまで濃縮装置を脱イオン水で洗う。
2.190%ゲルの生成物を濃縮するのに必要な計算量
の流出物をアロエベラゲルから分離する。
ルボポールスラリー: 1、混合タンクにアロエベラゲル−190%を加える。
ミキサーを始動する。
2、混合タンク内の水にカルボマー940(カルボポー
ル940) (B、 F、グツドリッチケミカルグルー
プ、シカゴIL 60694)をゆっくり加える。
溶媒和するまで混合を続ける。
3、−晩装置する。ミキサーを始動し、1時間混合する
混丞」1作; 1、適当な大きさの混合タンクに、次の物質を加え羽根
が覆われたときにキミサーを始動する。
アロエベラゲル190% パンテノール アラントイン L−グルタミン酸 イミダゾリジニル尿素(ゲルモール115)(?ットン
インダストリーズ、チャタム、 NJ 07928)ソ
ンビン酸カリウム 安息香酸ナトリウム トリエタノールアミン99% 2、100メツシユのステンレススチール製スクリーン
を通して濾過したカルボボールスラリーを加えながら混
合を継続する。
3、“魚の目″状の物がなくなるまで混合する。
4.1)Hを読み取り記録する。pH範囲5.0±0.
55、もし必要ならクエン酸またはトリエタノールアミ
ンを用いてl)Hを調製する。
6.9Hを記録する。
7、生成物ができあがったとき、承認のためのサンプル
を提出する。
8、充填するための準備ができなとき100メツシユの
ステンレススチール製スクリーンを通して充填ホッパー
中にポンプ輸送する。
−一一人一一分一一一 必要な亙 濃縮された安定化されたアロエベラゲル(5X190%
(75ガロン))        284kgカルホ゛
−7940(カルボポール940)(B、F、グツドリ
ッチケミカルグループ。
シカゴ、 IL 60694)           
 13.3kg濃縮された安定化アロエベラゲル (5X190%)(403ガロン)       15
23嘘パンテノール            37.h
gアラントイン             11.4k
gL−グルタミン酸            5.7h
gイミダゾリジニル尿素(ゲルモール115)(サラト
ン ラボラトリーズ、チャタムNJ 07928)  
              1.9kgトリエタノー
ルアミン 99%     13.3kgソルビン酸カ
リウム          945g安息香酸ナトリウ
ム          1.9kg実施倒二旦 畑から直接もってきた洗っていない葉i 00iを用い
て開始する。51.2kgのアロエ ヘラジュースをト
ンプソンマニファクチャリンク社(ハーリンゲン、テキ
サス、  78550)製の゛トンプソンアロエジュー
ス抽出器′°を用いて集める。この抽出器は、この製造
業者が提供する指図書に従って運転される。得られた5
1.2kgのアロエジュース抽出物は、0.1%メチル
パラベンを加えられ、ミキサーを備えた100ガロンス
テンレススチール製タンク内で20分間混合された。次
にこの溶液は、アントラキノン含有率が50重量ppm
未満となるまでロミコン限外濾過装置を用いて透析され
る。このゲルは、実施例4のアロエクリームを製造する
ために用いられる。
および゛ プロセス 上記の通り、分画プロセスにおいて、ゲルマトリクスス
トリップの形態のアロエベラの葉のフィレットにした内
部ゲルマトリクス部分を均質化し、濾過して間質繊維細
分部分(Sub −port 1on)を除去し、残存
マトリクス細分部分を残すことができる。
この残存マトリクス細分部分を次に処理して、アロエベ
ラゲル中の活性化学物質、カリジン(登録商標)を分離
し、単離し精製することができる。
残存マトリクス細分部分からカリジンを分離するために
、水溶性低級脂肪族極性溶媒の過剰量を残存マトリクス
細分部分に加える。そうするとカリジンがこの混合物か
ら析出を始める。この溶液をできる限り多量の活性成分
が溶液から析出することを許すのに十分であるが、カリ
ジンが分解を始めるほど長くはない時間静置する。この
時間の後に上澄みを、沈降した析出物を揺り動かさない
ようにデカントし、あるいはサイフオンで取り去る。
次に析出物と残存溶液を適当な遠心分離装置に入れ、集
めてペレットにする。遠心分離の後、上澄みをデカント
し、捨てる。所望により、このペレットを新鮮な水溶性
低級脂肪族極性溶媒の小量で洗浄し、再び集め、上澄み
液を再び捨てる。次にこのペレットを凍結乾燥し、−晩
乾燥させる。得られた生成物は、実質的に非分解性の凍
結乾燥された形のカリジンである。得られた生成物は、
粉砕して粉末にすることができる。
カリジンを分離し単離するための別の好ましいプロセス
は、次の工程を含む。
戸外で生育した成熟したアロエベラ植物がべの葉を、好
ましくは加工を行う前に葉のいがなる部分も損傷するこ
となく、この植物の基部付近がら引き取りもしくは切断
する。好ましくは、葉は茎(葉柄)の真上でこの植物の
基部で切断され、明澄な細胞ゲルの漏出または黄色い液
汁によるゲルの汚染を防止するために茎から剥がされる
植物から分離した後、葉の根本および先端部は取り除か
れ、切断した葉は、分画プロセスにおいて述べたように
フィレットを形成するために皮をむかれる。
次に内部ゲルマトリクスを液化するために、得られたフ
ィレット(内部ゲルマトリクス)を粉砕し、細断し、あ
るいはブレンドして、内部に存在する間質繊維をばらば
らにする、あるいはワイヤメツシュまたはフィルタース
クリーンに強制的に通過させる。得られた液化内部ゲル
マトリクスを次に均質化する。このようにして得られた
均質化抽出物は典型的にはおよそ約4〜約5、好ましく
は約4のpHをもっている。均質化された抽出物を次に
濾過して間質繊維を収り除く。この均質化し濾過された
抽出物を次に、すぐ上に述べた残存マトリクス細分部分
と同様に処理し、カリジンを分離し単離することができ
る。
カリジンを分離し単離するためのもう一つの別の好まし
いプロセスは次の工程を含む。
戸外で生育した成熟したアロエベラ植物の葉を、好まし
くは加工する前に葉のいかなる部分も損傷したいように
、この植物の基部付近から引き取りあるいは切断する。
好ましくは、葉を茎(葉柄)の真上で植物の基部におい
て切断し、明澄な細胞ゲルの漏出または黄色い液汁によ
るゲルの汚染を防止するために茎から剥がす。
次にこの葉を、適当な手段、例えばテキサス州ハーリン
ゲンのトンプソン′マニファクチャリン′グ社製のパト
ンブソンアロエ押出機″によす砕き、アロエジュースを
押し出す。押し出されたアロエジュースを次に上記残存
マトリクス細分部分と同様に処理してカリジンを分離し
単離することができる。
ここに述べたプロセスのすべての工程は、好ましくは約
−50℃で行われる凍結乾燥工程を除き、およそ室温で
行われる。
本発明の開示されたプロセスおよび組成物の種々の改変
ならびに代替的改変、変形、均等物は、上記の一般的な
説明を読めばこの技術分野の当業者に明らかになろう。
以下の実施例は例示的なものであって、このような改変
、均等物または変形をカバーする添付したクレームの範
囲を制限することを意図したものではない。
夾施■−旦 カリシンを分離し、単離するためのプロセスへ−ヱ僅口
止業二 1、予めきれいにしたタンク、ミキサーおよび取付は具
を50%インプロピルアルコール(IPA)溶液により
消毒し、IPAを熱脱イオン水で濯ぎ落とじた。
2.ポンプおよび付属のホースを5%“HTH’“塩素
水泳プール溶液を用いて洗い流し、次いで水で洗い流し
た。
3、ポンプおよび付属ホースを50%イソプロピルアル
コール溶液で消毒した。ポンプおよび付属ホースをIP
Aがなくなるまで熱脱イオン水で洗い流した。
4、ホモゲナイザーおよび付属のホースおよびポンプを
50%イソプロピルアルコール溶液で消毒した。ホモゲ
ナイサーと付属のホースをIPAがなくなるまで熱脱イ
オン水で洗い流した。
リオグランデバレーから収集したアロエ Rapバデン
シス ミラーの葉を、収穫した後8時間以内に40〜5
0°Fの冷凍トラックに移し、分解を少なくするために
加工処理されるまで40〜50°Fの冷凍下で貯蔵した
次に貯蔵した葉20〜60ポンドを、室温の次亜塩素酸
カルシウム水溶液の予備洗浄洛中に入れて、実質的に葉
から表面の汚れを取除きかつ葉の上の表面バクテリアを
殺した。次亜塩素酸カルシウムの水溶液は、1リツトル
の水に98%、次亜塩素酸カルシウム約0.125 g
を加えて、遊離塩素soppmを含む溶液とした。葉を
約5分間この予備洗浄洛中にとどめた。
次に実質的に汚れとバクテリアを除いた葉をテキサス州
ハーリンゲンのトンプソンマニファクチャリング社製の
″トンプソンアロエウオッシャーの水平コンベアベルト
の上に置いた。このトンプソンアロエウオッシャ−は、
葉から表面の汚れと次亜塩素酸カルシウム水溶液を除去
するために室温の水で葉を洗った。再びこの葉を視覚的
に検査し、必要な場合には葉を手でこすって葉の表面に
残存する表面の汚れを除去した。次にこの葉を室温の水
で濯いだ。
次に先端部および根本部を名菓から取り除き、葉を、ロ
ート状ステンレススチール製コレクタの頂部に配置され
た、それぞれがメツシュの底を有するステンレススチー
ル製バスケットタイプコンテナの中に入れた。黄色い液
汁が約30分間この葉から排出するのを許した。黄色い
液汁はステンレススチール製バスケットのメツシュの底
を通過し、ロート状コレクターに集められた。
アロエの葉を収容するステンレススチール製バスゲット
タイプコンテナはコレクタから離され、コンテナに対し
て自流的に移動する連続的に水平に流れる濯ぎ水の室温
の水浴を含む第2のステンレススチール製容器中に沈め
られた。このコンテナは約30分間〜1時間で容器の一
端から他端に手でゆっくり動かされる。これは、黄色い
液汁が葉からさらに排出することを許す。葉は、この溶
液中に30分間浸漬された。
次に葉をこの溶液から取り出し、シャープなナイフまた
はワイヤーチーズスライサーを用いてそれぞれの葉から
外皮を取り除いて、それぞれの葉の部分からアロエゲル
フィレットをつくった。このアロエゲルフィレットは視
覚的に検査され、特徴的黄色い変色によって検出された
汚染されたアロエゲルフィレットもしくはフィレットの
部分は捨てられた。汚染されていないアロエゲルフィレ
ットの全重量は、葉の大きさおよび条件に依存して出発
の葉の重さの20〜60%であった。
汚染されていないアロエゲルフィレットを次に、750
座席のレストラン用のステンレススチール製ぐず処理ユ
ニットに入れた。この処理ユニットはフィレットを、濃
厚なしかし自由に流動する(粗均質化された)液体のコ
ンシスチンシーの平均粒子サイズまで粗砕した。このス
テンレススチール製ぐず処理ユニットは、エマーソンエ
レクトリック社(レーシン、[)のN−シンクーイレー
ターディビジョン製のモデルNo、SS −150−1
3,シリアルNa −115132であった。
次にこの粗砕したアロエゲルフィレットを100ガロン
のステンレススチール製保持バットに移した。この保持
バットは、ミシガン州ベルディングのプロセス・イクイ
ップメント社製のモデル〜a 100ガDンOVC、シ
リアル〜Q40865−3であった。
保持バットから、粗砕したアロエゲルフィレット溶液を
ホモゲナイザーにポンプ輸送した。このホモゲナイザー
は、イリノイ州シカゴのクレパコ・フード・イクイップ
メント・アンド・リフリジレイション社製のシリアルN
(104−03であった。このホモゲナイザーは、牛乳
の均質化のための酪農プロセスにおいて一般に使われて
いるタイプのものであった。粗砕アロエゲルフィレット
溶液を約1.500psiの圧力下で微細に均質化した
ホモゲナイザーから、微細に均質化したアロエゲルフィ
レット溶液をステンレススチール製貯蔵タンクにポンプ
輸送した。この貯蔵タンクはミシガン州ベルディングの
プロセス・イクイップメント社製のモデルNo、100
0ガロンOVC、シリアルNα40866−2であった
。均質化したアロエゲルフィレット溶液の全重量は、原
料葉の重量の20〜60%であった。次にもし必要なら
、この均質化した生成物を限外濾過を用いて透析した。
次に、微細に均質化したアロエゲルフィレット溶液をレ
スリーはeslie)の珪藻土フィルターモデル叶−4
8を用いて枦遇して、間質繊維を除去した。この間質繊
維自身が、珪藻土の代わりに濾過媒体として使用され、
繊維はナイロンメツシュ、布フィルター支持体によって
支持された。十分な量の繊維が蓄積して沢過媒体として
機能することができるように、出口を開放する前にゲル
を数分間フィルターを通してポンプ輸送した。
濾過したアロエゲルフィレット溶液20ガロンを次に、
100ガロンのタンクにポンプ輸送し、190プルーフ
の未変性エタノール(エチルアルコール1907’ルー
フ、 U、S、P、、 正味、54ガロンバツチ1、D
、#CT 185JO4、イリノイ州61953タスコ
ラ。
P、0.ボックス218のU、 S、インダストリアル
・ケミカルズ社から入手できる〉80ガロンをアロエゲ
ルフィレット溶液に加えた。
次にこのアルコール−ゲル溶液を直ちに、188ステン
レススチール製の直径10.5インチ、高さ8インチの
いくつかの11クオートパン(イリノイ州シカゴのブル
ームフィールド・インダストリーズ社製、テキサス州ダ
ラス3712ハガーウエイのワトソン・フード・サービ
ス・イクイップメント・アンド・サブライズから入手で
きる)に移した。
次にこのアルコール−ゲル溶液を約4時間静置した。次
に明澄な上澄み液を、パンの底に沈んだ析出物を揺り動
かさないように注意したがらデカントもしくはサイフオ
ンで抜き取った。析出物および残存する溶液を次に、4
つの1バインドステンレススチ一ル製遠心分離パケット
に、各パケットに析出物と残存溶液的500(lが入る
ように移した。
次にこのパケットを、IECセントラ−7遠心分離機(
02194マサチュセッツ州二−ドハムハイツ300セ
カンドアベニュー、インターナショナル・イクイップメ
ント社製、75050 、テキサス州ゲランドブレイリ
ー、p、o、ポ゛ツクス1048 、アメリカン・サイ
エンティフィック・プロダクツから入手できる)   
 (IECCentra−7Centrifuge(I
nternational Equipment Co
、、 3002ndAvenue、 Needham 
Heights、 )lassachusetts 0
2191゜American 5cientific 
Products、PO,Box 1048゜Gran
cl Prairie 、Texas 75050))
を用いて2000x gで約10分間回転させた。
遠心分離した後、上澄みをデカントして捨てた。
次にペレットを、新鮮な190プルーフ未変性エタノー
ルで洗い、再び2000xgで約10分間遠心して集め
た。遠心後、再び上澄みを捨てた。
次にこのベレットを、数個の60017Ilのバーチス
(VIRTIS)凍結乾燥ジャーに移し、液体窒素中で
凍結するまでぐるぐる動かした。次にこの凍結乾燥ジャ
ーを、ウェルチデュオーシール真空ポンプ(モデルNα
1402. 75235テキサス州ダラス、 p、o。
ボックス35445サージエントーウエルチから入手で
きる)、バーチスイマーションコイルクーラ(モデルN
O,6205−4350、クーラーアセトン洛中)およ
びバーナス18ポート真空ドラムマニホールド(モデル
N(16211−0350)からなる凍結乾燥装置に取
付けた。すべてのバーチス装置は、75050テキサス
州ゲランドブレイリー、 P、0.ボックス1048.
アメリカン・サイエンティフィック・プロダクツから入
手できる。凍結乾燥ドラムを一50’Cに保ったアセト
ンで満した。
サンプルを乾燥まで1晩凍結乾燥し、次にメトラーAE
 163天秤で秤量した。残存するサンプルは、実質的
に非分解性の凍結乾燥されたカリジンより成った。アロ
エベラゲル50ガロンからの収量は、カリジン約370
〜380 gて・あった。
犬施阿−用 カリシンの分離および単離プロセス リオグランデバレーから集めたアロエ バルバデンミス
ミラーの葉を、収穫後8時間以内に40〜45°Fの冷
凍トラックに移し、分解を少なくするために処理するま
で40〜45°Fで冷凍貯蔵した。
次にそれぞれの葉から先端部分と根本部を取り除いた。
次にシャープなナイフまたはワイヤーチーズスライサー
を用いてそれぞれの葉から外皮を取り除いて、名菓の部
分からアロエゲルフィレットをつくった。
次にアロエゲルフィレットを750座席のレストラン用
のステンレススチール製くず処理機に入れた。このくず
処理機は、フィレットを濃厚な、しかし自由に流動する
(粗均質化された)液体のコンシスチンシーの平均粒子
サイズまで粗砕した。
このステンレススチール製ぐず処理機は、ウィスコンシ
ン、レイシンのエマーゾン・エレクトリック社のN−シ
ンクーイレーターディビジョン製のモデルNCX5s 
−150−13,シリアルNα115132であった。
次にこの粗砕アロエゲルフィレットを100ガロンステ
ンレススチール製保持バツトに移した。
この保持バットは、ミシガン州ベルディングのプロセス
・イクイップメント社製のモデルNo、 100ガロン
OVC,シリアルNα40865−3であった。
保持バットから、粗砕アロ上ゲルフィレット溶液をホモ
ゲナイザーにポンプ輸送した。このホモゲナイザーは、
イリノイ州シカゴのクレパコ・フド・イクイップメント
・アンド・リフリジレーション社製のシリアルNo、0
4−03であった。ホモゲナイザーは牛乳の均質化のた
めの酪農プロセスにおいて一般的に使用されているタイ
プのものであった。粗砕したアロエゲルフィレット溶液
を1500pSiの圧力下で微細に均質化した。
ホモゲナイザーから、この微細に均質化したアロエゲル
フィレット溶液をステンレススチール製貯蔵タンクにポ
ンプ輸送した。この貯蔵タンクは、ミシガン州ベルディ
ングのプロセス・イクイップメント社製モデルN010
00ガロンOVC,シリアルN040866−2であっ
た。均質化したアロエゲルフィレット溶液の全重量は、
原料葉の重量の20〜60%であった。次にもし必要な
ら、均質化した生成物を限外濾過を用いて透析した。
次に、均質化したゲルをレスリーの珪藻土フィルターモ
デルDE −48を用いて沢過した間質繊維を取り除い
た。この間質繊維自身が、珪藻土の代わりに沢過媒体と
して使用され、繊維はナイロンメツシュ布フィルター支
持体によって支持された。
十分な量の繊維が蓄積して濾過媒体として機能すること
ができるように、出口を開放する前に数分間フィルター
を通してゲルをポンプ輸送した。
次に20ガロンの濾過したゲルを100ガロンタンク中
にポンプ輸送し、80ガロンの190プルーフ未変性エ
タノール(エチルアルコール190プルーフu、s、p
、; 正味、54ガロンハツチ1.D、#CT185 
JO4。
61953イリノイ州タスコラ、 P、O,ボックス2
18U、 S、インダストリアル・ケミカルズ社から入
手できる)をこのアロエゲルフィレット溶液に加えた。
このアルコール−ゲル溶液を18−8ステンレススチー
ル製の直径10.5インチ、高さ8インチの数個の11
クオートパン(イリノイ州シカゴのブルームフィールド
・インダストリーズ社製、テキサス州ダラス、 371
2ハンガーウエイのワトンン・フード・サービス・イク
イップメント・アンド・サブライズから入手できる)に
直ちに移した。
このアルコール−ゲル溶液を約4時間静置した。
明澄な上澄み液を次に、パンの底に沈んだ析出物を揺り
動かさないように注意したがらデカントあるいはサイフ
オンで抜き取った。次にこの析出物と残存する溶液を、
4個の1バインドのステンレススチール製遠心分離パケ
ットに各パケットに約500gの析出物と残存溶液が入
るように移した。
次にこのパケットを、IECセントラ−7遠心分離機(
02194マサチュセッツ州二−ドハムハイツ、300
セカンドアベニュー、インターナショナル・イクイップ
メント社製、 75050テキサス州ゲランドブレイリ
ー、 P、0.ボックス1048.アメリカン・サンエ
ンティフィック・プロダクツから入手できる)を用いて
2000x gで約10分間遠心した。
遠心分離後、上澄み液をデカントし捨てた。次にペレッ
トを新鮮な190プルーフの未変性エタノールで洗い、
再び2000X gで約10分間遠心分離した。遠心分
離後、再び上澄み液を捨てた。
次にこのペレットを、数個の600 mlバーチス凍結
乾燥ジャーに入れ、液体窒素中で凍結するまでぐるぐる
動かした。次にこの凍結乾燥ジャーをウエルチデュオー
シール真空ポンプ(モデルNo、1402゜これは75
235テキサス州ダラス、 p、o、ボックス3544
5 、サージエントーウェルチから入手できる)、バー
チスマーションコイルクーラー(モデルN06205−
4350クーラー、アセトン浴中)およびバーナス18
ポート真空ドラムマニホールド(モデルNo、6211
−0350)からなる凍結乾燥装置に取付けな。すべて
のバーチス装置は、75050テキサス州ゲランドブレ
イリー、 P、0.ボックス1048.アメリカン・サ
イエンティフィック・プロダクツから入手される。凍結
乾燥ドラムに一50℃に保持したアセトンを溝なした。
サンプルを1晩乾燥を許し、次いでメトラーへF163
天秤で秤量した。残存サンプルは、実質的に非分解性の
凍結乾燥されたカリジンから成った。50ガロンのアロ
エベラゲルからの収量は、カリジン約370−380(
]て′あった。
丈立広−旦 カリシンを分離および単離するための標準的な実験室規
模のプロセス 約50ポンドのアロエ バルバデンシス ミラーの葉を
水で洗いそしてこすって、汚れた乾燥したラテックスと
その他の汚染物を除去した。次にそれぞれの葉の外皮を
除去し、フィレット全体を大きなビーカー(氷上)に入
れた。
1.5リツトルバツチでアロエフィレット全体をワーリ
ングブレンダー(Waring blender)にか
けた。
フィレットを室温で2分間高速で2回ブレンドした。こ
のブレンドしたフィレットを次に4℃に冷却してブレン
ド操作中に発生した泡を消失させた9次にこのブレンド
したアロエジュースを4層のコツトン(クリーブランド
 コツトン)に通して濾過して繊維質のセルロース系パ
ルプを除去した。
次に濾過液を6層のコツトンに通過させ、約4リツトル
のアロエジュースヲ集めた。
次にこのアロエジュースを大きな5ガロンのステンレス
スチール製コンテナに入れた。この濾過したジュースに
、16リツトルの冷却したエタノール(フィッシャーエ
タノール試薬級Cat、 No、A995)を加えた。
このエタノールは、アロエジュースを攪拌したがらゆっ
くり加えた。綿状の析出物が形成された。混合物を15
〜30分間攪拌し、室温で約2時間静置した。
次に上澄み液をデカントして除き、ペレットを小さなブ
レンダーに入れ、このブレンダーに1リツトルの脱イオ
ン水を加えた。この混合物を低速で数分間ブレンドして
ペレットを洗浄し、次いで8リツトルのナルゲン(na
 l C1ene )コンテナに入れた。この混合物に
さらに4リツトルのエタノールを加え、混合物を30分
間攪拌した。生成した析出物を約2時間沈降させた。
上澄み液の大部分をデカントして除き、得られたペレッ
トを室温で20分間2000x gで遠心分離して、残
りの溶媒をデカントし易くするために析出物をペレット
化した。
次にこのペレットを凍結乾燥フラスコに入れ、バーチス
凍結乾燥機中で1晩凍結乾燥した。
凍結乾燥された粉末の重量は10.9gであった。
収率は0.273%すなわち2.73X 10’ g 
/ mlであった。
立仄乞Z0拉重グf 歴史的な視点から見ると、アロエベラは数世紀にわたっ
て創傷治癒剤として用いられてきている。
また胃潰瘍などの胃腸障害に良いと考えられ、また関節
炎の治療に有効であると考えられてきた。
例えばデューク、ジェームスA、  CRCハンドブッ
ク・オブ・メディシナル・ハーブス CRCプレス社ホ
カ ラドン、フロリダ、31ページ1985:ヘンリー
、R1,コスメティクス・アンド・トイレトリズ、アン
 アップデーテッド・レビュー・オブ・アロエベラ:ア
ルアートパブリッシング社94巻42〜50ページ19
79 、およびモートン、シュリアF、、フォーク・ユ
ースイズ・アンド・コマーシャル・イクスプロイテーシ
ョン・オブ・アロエリフパルプ:エコノミツクボタニー
15巻311〜316ページ、  1961  ([)
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hing Corp、、 Vol、94. pp。
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lia F、、   Folk Usesand Co
mmercial  Exploitation of
 Aloe LeafPulp :  Economi
c Botany、  Vol、15.  pp、31
1−316゜1961)を参照されたい。しかし上記の
通りアロエベラのこれらの特製に関与するアロエベラ中
の化学物質はこれまでに、同定および特徴付けられてい
ない。
製薬学的なスクリーニング手法を用いて、アロエベラか
ら抽出されたポリサッカライドがアロエベラ中の活性化
学物質であることが今、見出された。このポリサッカラ
イドは以下カリジン(登録商標)と呼ばれる。カリジン
は実質的にアセチル化されたマンノースモノマーの秩序
正しい線状ポリマーである。蛋白質、有機酸、アントラ
キノン類、ビタミンおよびアミノ酸のようなその他の成
分は、カリジンの1%未満を構成する。アロエベラ中の
カリジンの濃度は、アロエベラジュースの約0.05〜
0.3重量%であることがわかった。葉の中のカリジン
の収量すなわち濃度は、葉の成熟度合に依存する。
アロエベラ植物の全体を出発物質として用い、ある種の
薬理学的モデルを用いて活性をスクリニンダすると、こ
の植物は系統的に複数の部分に分けられた。それぞれの
部分について薬理学的活性が試験され、不活性部分は捨
てられた。次に活性部分をさらに小さな部分に分け、そ
のたびに不活性画分を捨て活性画分を保持し、これを活
性物質カリジンが単離されるまで行った。さまざまな画
分の活性は、薬理学的モデルとしてラットの潰瘍保護及
び組織培養したヒト繊維芽細胞の刺激を用いて測定した
カリジンがアロエベラ中の活性化学物質であることを証
明する薬理学的データーは、次のように要約することが
できる。
1、カリジンの投与量−効果[dose−respon
se )は等量のカリジンを含むアロエベラジュースと
同じであった。
2、カリジンは、さまざまな投与ルートすなわち静脈内
、腹腔内および経口投与によって潰瘍保護モデルにおい
て有効であった。
3、カリジンは、薬理学的モデルの両者における効果の
100%を成す。
4、全く異なる源、コンニャク(konjac)植物か
らのカリジンに類似する物質である化学物質グルコマン
ナンは、いくつかの薬理学的作用を示した。
カリジンは、やけど、潰瘍その他皮膚および胃腸管壁の
創傷に対して関係することが知られている組織培養にお
ける繊維芽細胞の複製を48時間で300%まで増加す
ることが実験室の研究で示された。
カリジンはまた、繊維芽細胞の植生のDNA合成を増加
することが示された。そしてDNA合成の増加は、治癒
プロセスにおける基礎的なステップである代謝活性およ
び細胞複製の速度を大きくする。
カリジンは動物の治癒速度を増大することが制御された
研究において示された。
カリジンはまた、動物の研究において胃潰瘍の有効な治
療剤であることが示された。その胃がヒトの胃と同様に
反応する実験室用ラットが3年間に亘って試験された。
カリジンは、胃潰瘍の治療に使用されている現在の医薬
と同様もしくはこれより優れていることが見出された。
このような製品の多くのものは、胃内の塩酸を抑制する
ように作用する。カリジンは異なった原理に基づいて作
用し、消化酸の自然の流れを変えるものではない。
上記の通り、カリジンは、液化したアロエ ベラゲルに
水溶性低級脂肪族極性溶媒、好ましくはエチルアルコー
ルを加えることによって析出させることができる。カリ
ジンの粉末は次に凍結乾燥することによってつくること
ができ、所望により、この凍結乾燥製品をモウリネック
スコーヒーグラインダー(テキサス州ダラスのジラーズ
(Di l 1ard’s)から入手できる)のような
粉砕装置を用いて粉砕し粉末にすることができる。カリ
ジンの粉末は、高度に静電性であり、何らかのアントラ
キノン夾雑物の酸化状態に依存して黄ばんだ白色からピ
ンクないし紫色の無定形粉末である。
カリジンは、加水分解を引き起こす水を除去する凍結乾
燥によって安定化され実質的に非分解性となる。所定量
のカリジンを含む凍結乾燥されたアロエベラゲルは、そ
の有効性を2年間保持した。
凍結乾燥した形のカリジンは10年まで安定であると考
えられる。
粉末化したカリジンの製造において熱と時間が重要なフ
ァクターであることがわかった。熱はカリジンの加水分
解もしくは分解を助長し、所定の温度におけるカリジン
の加工時間が長くなればなるほど分解が多くなる。従っ
て、高分子量のカリジン粉末が望ましい場合には、アロ
エベラの葉全体からカリジンを最も早く抽出することが
できるプロセスを使用することが好ましい。低分子量の
カリジン粉末が望ましい場合には、アロエベラの葉全体
からカリジンを最もゆっくり抽出することができるプロ
セスを使用することが好ましい。
0.2〜1%の重量/容量濃度のカリジン粉末を再水和
すると、新鮮なアロエベラのような粘稠な゛′ゲル′°
が再び形成された。カリジン粉末の再水和によって復帰
するこのゲルのようなコンシスチンシーは、カリジンの
高分子量ポリサッカライドの性質を示している。一般に
、ポリサッカライドは分解または加水分解されるとその
粘度が低下する。従って、再水和したカリジン粉末の粘
度が品質の優れた表示を与え、品質保証のパラメーター
として使用されることができる。
本発明のプロセスに従って製造されたカリジンは、アセ
チル化マンノースモノマーの、好ましくは相互にβ(1
→4)結合によって結合された実質的に非分解性の凍結
乾燥された秩序正しい線状ポリマーとして特徴付けるこ
とができる。
本発明の開示された組成物のさまざまな改変ならびに代
替的改変、変形および均等物は上記−船釣な説明を読め
ばこの技術分野の当業者に明らかになろう。次の実施例
(実施例(12〜44)は、カリジンおよび他のアロ工
種から単離された同様のポリサッカライドをさらに特徴
付けかつ同定するために行われた。以下の実施例は例示
的なものであって、上記の改変均等物もしくは変形をカ
バする添付されたクレームの範囲を制限することを意図
したものではない。
夾施皿−■ 比較高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)商業的
に入手できるグルコマンナン(日本のこんにゃく植物か
ら単離されたポリサッカライド。
ジェネラルニュートリジョンセンターから購入した)は
、薬理学的スクリーニングモデルにおいてカリジンと同
様ないくつかの挙動を示した。このこんにゃくマンナン
(以下グルコマンナンと呼ぶ)は、カリジンを特徴付け
るのに使用されているが、かなり異なるものであること
がわかった。
最初の実験は、グルコマンナンとカリジンについて並列
的に行われた。これらのポリサッカライドの両者を1モ
ル濃度硫酸(o、 oi gポリサッカライド/ 2 
ml硫酸)中で110℃、減圧下で24時間酸化水分解
に付した。加水分解された生成物の高性能液体クロマト
グラフィー(HPLC) (パイオラドアミネックスH
PX−87Cカラム、R,1,検出器;流量0.6ml
/分;溶出溶媒HPLCグレードの水)は、マンノース
の存在ならびにグルコース標品と共に溶出されたピーク
を示した。この゛′グルコースパのピークは、広い非対
照のピークであり、これはそれが修飾されたグルコース
を含んでいることを示していた。わずかに異なる濃度で
行った酸加水分解は、同様の結果を与え、グルコマンナ
ンは明確なグルコースとマンノース生成物を与え、また
カリジンは明確なマンノースピークとグルコース標品と
同じ保持時間で少なくとも移動する1つのピークを与え
た。
次にこの2種類のポリサッカライドを、粗セルラーゼ製
剤を用いて酵素加水分解に付した。市販のグルコマンナ
ンを加水分解し、そしてHPLC(同一の条件)によっ
て分析すると、よく分離されたグルコースとマンノース
のピークおよびグルコスよりも早く移動する他の3つの
ピークが認められた。ジー、トリーおよびテトラサツカ
ライド部分を示すこれらのピークは、おそらくポリサッ
カライドの分岐あるいは不完全な加水分解によるものと
思われた。酵素製剤は半端製製剤であったので、その他
の糠油水分解酵素が疑いなく存在しており、この酵素製
剤の結合特異性の正確な決定は行うことができなかった
。カリジンを同じ酵素処理にかけると、極めて異なった
プロフィールがHPLCで認められらな。この酵素加水
分解は、マンノース、グルコースおよびより大きな未加
水分解オリゴマーに対応する少なくとも2つのより大き
なピークを与えた。実際、多くのポリサッカライドを、
これらのより大きな分子量フラグメント中で見出すこと
ができた。このことは、その構成(すなわち結合の種類
および分岐の程度)が市販のグルコマンナンとは有意に
異なっていることを示しているものと思われる。酸加水
分解は一般的な加水分解法であり、酵素加水分解は酵素
が作用する結合の種類に関してはるかに特異的である。
夫旌広−長 カリシンの特徴づけを助けるために、大きなポリマーサ
ツカライドを化学加水分解により分解した。加水分解は
アルバーシェイム、Pら(アルバージとイム、p、;ネ
ビンス、 D、J、 、イングリッシュ、 P、D、 
、およびカール、 A (1967)  力−ホハイド
レート リサーチ、  5 、340 −345)(A
lbersheim、  P、 ; Nevins、 
 D、J、 ;EnglishP、D、 : Karr
、 A (1967) Carbohydr、 Res
、 5.340−345)によって開発された方法を修
正した2Nトリフルオル酢酸溶液(2N TEA)中で
行った。加水分解物を真空オーブン中で乾燥し、0.0
1 NH2SO4で戻しHPLC分離に用いた。
加水分解物のHPLC分離; 加水分解物の分離は、ヒユーレットパラカード液体クロ
マトグラフモデル1084〜Bを用いて行った。溶出物
をモニターするなめに、クロマトグラフにバイオラドモ
デル1770屈折率検出器が収り付けられていた。分離
カラムは、水素型のインターラクンヨンカチオン交換樹
脂を充填した0、 85 X 30国のベツドを含むイ
ンターラクションORH−801有機酸カラムであった
移動相は温度35℃、流量0.5ml/分の0.01N
H2S04であった。単糖および酸標品を用いて、クロ
マトグラムの保持時間を決定した。このような条件に基
づいて、ガラクチュロン酸、グルコース、マンノース、
ガラクトース、ラムノースおよびアラビノースの保持時
間はそれぞれ約7.45゜8.04.8.69.8.8
6.9.20および9.78分と決定された。
カリジンサンプルの加水分解物が同じ条件で分離され、
糖のいくつかが以下に示すようなさまざまな量で同定さ
れた。
これらの加水分解物の液体クロマトグラフ分離は、カリ
ジンが本質的にマンノースであるということを示してい
る。またさまざまな量のガラクチュロン酸、グルコース
、ラムノース、アラビノースおよびその他の糖がある。
これらの糖のいくつかは、溶液中の量が低いためにこの
方法によって正確に測定することは困難である。酢酸と
してのアセチル基の存在は、大量であるが、カリジンに
完全に帰属されることはできなかった。というのはこの
加水分解物溶液を明澄にするのに使用したメンブランフ
ィルタ−がクロマトグラムにさまざまな量のアセテート
を加えたものと思われるからである。グルコースはこの
加水分解法によって分析されたいくつかのカリジンサン
プルにおいて極めて少量であることが注目される。しか
じカリジンをHS04のような鉱酸で加水分解すると、
グルコース含有量は抽出物中に存在するセルロース系物
質の加水分解のためにおそらくはるかに高くなるであろ
う。
カリジンがほぼマンノースであるという観察はまた、こ
の加水分解モノマーのトリメチルシラン(TH8)誘導
体のガスクロマトグラフィー/マススペクトロメトリー
(GC/88)分離および同定によっても確認された。
これらの手段は、マンノースが加水分解物の80%より
多くを占めていることを示した。
大施呵−■ 旋光度: カリシンは589ナノメーターにおけるナトリウムD線
に対して左旋性であることがわかった。ジメチルスルホ
キシド溶媒中25%メチルモルホリンオキサイドを含む
溶媒に溶した1%(W/V)カリジン溶液は、室温にお
いて(−)26°の比旋光度を与えた。この値は、25
%HMNOのD)iso中溶液溶液ランクとして用いて
測定された。使用した偏光計はパーキンエルマー241
)1cであった。
カリジンサンプルの水溶液の旋光度は、パーキンエルマ
ー偏光計モデル24ECを用いて測定された。この測定
は、589nmのナトリウム線波長において行われた。
サンプルセルは、1デシメートル(dm)の光路長のも
のであった。方法:全200■のカリジンサンプルを正
確に秤量し、200 mlポリプロピレン製ビンに入れ
た。脱イオン水(18,6メグオーム(HΩ) 、 1
00 ml)を加えて0.2%(W/V)の濃度とした
。この懸濁液をラボラインオービットシューカ=(La
b−Line 0rbitshaker)中で12時間
攪拌して完全に溶解させたくこんにゃく植物からの市販
のグルコマンナンは部分的に溶解した)。
通常曇っていて粘稠なカリジンの典型的な溶液を、1.
2μmのメンブランフィルタ−(ユニフロー# 46−
02360.シューリーシャー・アンド・シュネル社、
キー7、 NH) (Uniflow #46−023
80゜5chliecher and 5chnell
 Inc、、Keene 、NH)を用いて沢過した。
このP液を0.45μmのフィルター(ユニフロー#4
6−02340 >に通して再濾過して、明澄な溶液を
得た。旋光度は、ブランクとして脱イオン水(1B、6
HΩ)を用いて測定した。測定した旋光角は次のように
して比較旋光度に変換された。
α = [α] λg/v [α]λ=αv/d(J 上記式において [α]/X=比旋光度 α=測測定れた回転角 V−溶液の容量(ml) g=温溶液2ml中活性物質の重量(g)t=湯温度2
5℃) λ二波長(589nm) 結果を表2に示す。
表2 バッチ 喜 #1 #3 #4 # 613006 # C701008 #38 #5B グルコマンナン 土旅ヱJし二Σ1− 25.9土0.6 −10.2  ± 0.5 −21.4  ± 0.5 −14.7  ± 0.8 −12゜7 ± 0.4 −14.2  ± 0.7 −9.5  ± 0.2 −19.0  ± 0.4 旋光度は、カリジンが左旋性であることを示している。
回転角はバッチによって変化する。
上記データのすべては、カリジンがβ(1→4)結合を
有するポリマーであることを示している。
犬族鮮−長 元素分析: 有機化合物の元素分析は、構造を解明する際の強力な手
段である。カリジンは実質的に有機性であり、従ってこ
の手段に従うことができる。カリジンのサンプルバッチ
は、元素分析のなめにコロラド州ホイートリッジのハフ
マンラボラトリーズ社(Huffman Labora
tories Incorporated 1nWhe
at Ridge、 C0IOradO)に送られた。
酸素、炭素、水素および窒素は、カリジンの構造の80
〜90%を占めた。リンと硫黄は合わせて、0.5〜2
%を占めた。表3は報告された結果を示す。
表  3 元  素 サンプル# バッチ#1 バッチ#2 バッチ#3 バッチ#4 バッチ婁5 バッチ#6 バッチ#7 ヒルトップ ミツチエル CX −               リン37.62 5
.71 45.851.27 0.31 0.6130
.33 4.67 45.161.15 0.34 0
.7429.584.23 44.300.46 0.
28 0.3339.86 5.84 46.430.
52 0.16 0.6037.45 5.76 4&
、290.81 0.18 0.6841.72  6
.11  4B、14 0.84   <、30  0
.4839.20  5.66  45.40 1.3
6   <、30  0.543&、45 5.35 
44.071.51 0.44 1.0241.57 
5.96 43.251.35 0.37 0.713
3.47 5.03 44.531.57 0.46 
1.25バツチ#3、#4、#5および#6について窒
素含有量が比較的低いことは重要である。これらのバッ
チは、変性アルコールからつくられた。これらの物理的
な外観もまた、大多数のカリジンサンプルとは異なって
いた。さらにこれらのバッチの細胞培養物応答(ヒト繊
維芽細胞刺激)は平均よりかなり低かった。
犬將医−旦 発光スベクトル分析: カリシンサンプルについて、発光スペクトル方折を行っ
た。この分析は、コロラド州ホイートリッジのハフマン
ラボラトリーズ社によって行われた。銀(Ag)ないし
亜鉛(Zn)までの68種類の元素めすべてがモニター
された。わずかに数種類の元素が検出された。これらは
、カルシウム、ナトリウム、珪素、マグネシウム、マン
ガン、銅、クロムバリウム、鉄およびアルミニウムであ
った。環境保護片(EPA)が列挙している有毒金属、
とりわけ鉛、モリブデン、コバルト、カドミウム、ヒ素
、セレン、水銀は、半定量的なこの方法によって検出さ
れなかった。
火厩医−■ X線回折分析 フィリップエレクトロニックインストルメントX線回折
装置を用いて、カリジンの粉末X線回折パターンが得ら
れた。5°〜80’の範囲の20角度が、1分当り(2
θ〉角度の速度でスキャンされた。放射線は、15ミリ
アンペアおよび35キロボルトで操作された管からの銅
に2  (Cu K2 )であった。
X線回折分析により試験したカリジンサンプルの多くは
、認められるほどの結晶性を示さなかった。カリジンは
、本質的に非晶質であった。このカリジンの非晶質性は
、脱アセチル化によって破壊することができ、また再水
和した形のものを空気乾燥することによってわずかに分
解することができる。
火施皿−井 熱重量分析: この技術は、温度による重量の損失の変化を測定するも
のである。実験室でつくられたカリジンサンプルおよび
大規模に製造されたカリジンサンプルの両者を、メトラ
ー熱重量分析計TA 3000システムを用いて分析し
た。このシステムは、TCloA TAプロセッサーと
TG50熱天秤から構成されていた。温度範囲は室温(
25°C)〜750℃であった。
カリジンは、ありうる単純な構造を推定させる単一の分
解パターンを示した。分解のプロフィールは、こんにゃ
く植物から得られたグルコマンナンのプロフィールとは
異なっていた。カリジンは50℃〜210℃の間で表面
水および結合水を失い主ピークは95℃であった。分解
の大部分は210℃〜405℃の間で起り、ピークは3
25℃付近であった。
さらに408℃〜735℃の間で分解が起った。酸化可
能な炭素は、630℃〜737℃で消失した。大部分灰
分からなる残渣は、全重量の10〜20%以上を占めた
。表4は、カリジンのいくつかのサンプルの熱重量分析
分解プロフィールを示している。
表   4 ?11009     5.60  6.554300
03     8.24  9.33620007  
  10.17 10.25701(X)8    5
.79  9.65531004     4、%  
 8.92613006     4.86  8.1
6(メックス 4層) 8.03 8.46 (マンバッチ1)     9.22 (マンパッチ2アセチル) 1、% 12.81 531()04    7.74  5.4540.0
811.49550 あ、4310.764.60 3B、2110.273.62 45.1010.555.09 4B、9411.146.38 46、3 10.755.40 19.09 24.69 25、68 13.43 11.98 15.41 18、74 1g、 65 17.83 17.25 13.98 16.38 26.0411.553.46  31.61 25.
845B、2 12.704.70 3.52   1
0.7437.6310.166.&4 15.28 
  18.97B、94 6.893.69 15.0
    2.51こんにゃくからのグルコマンナン 30.6  9.82 11.3260.83017.
4 0.668 分解のプロフィールは、カリジンサンプルがそれからつ
くられたアロエの葉の出所にかかわらずほぼ同じである
ことが観察された。このプロフィールは、こんにゃく植
物のグルコマンナンとはかなり異なっていた。製造され
たバッチ#1は、いくつかの違いを実際に示している。
これは著しく異なったプロセスで製造されたものである
ので、このことは驚くべきことできなかった。前駆体ゲ
ルは、カリジンがアルコールでゲルから析出される前に
、珪藻土フィルターを通して濾過し明澄にされた。
火將呵−昶 密度; カリジンの密度は、カリジンと共に析出した無機塩の量
に依存して変化する。
カリジンの密度はまた、水和に高度に依存する。
凍結乾燥に先立って、生成物に追加の水を加えることに
よって、よりふわふわした密度の低い生成物が得られる
。コンシスチンシーを保持するために、凍結乾燥に先立
って、その製造の間にエタノール対水の比4 : 1 
(v/v)を用いた標準的な方法により以下のサンプル
を製造した。
操作; 乾燥カリジン粉末を予め秤量した10m1の目盛り付き
シリンダーに入れ、次にこのシリンダーを再び秤量して
加えたカリジンの全重量を測定した。
すべての重量は、メトシーAE 163分析天秤で測定
された。次にこのシリンダーをポルテックス・ゲニ−(
Vortex −Gen1e)攪拌機で10秒間高速で
攪拌し、次いでカリジンの体積を観察した。密度は、乾
燥カリジン粉末の体積(ml)当たりの質量(g)とし
て測定した。結果を表5に示す。
表  5 バ・ソチ #1 #3 #4 # 613006 # 701008 #3B #5B #6B 票7B #8B グルコマンナン 髭−一崖 0、074 0、640 0.382 0、158 0、291 0、561 0.759 0、626 0.683 0、499 0.596 バッチ#5Bからの乾燥カリジン粉末1gを50m1の
脱イオン水に溶解した。この溶液を次に凍結乾燥した。
この乾燥カリジンは、0.110の密度を有するふわふ
わした白色の粉末であった。このようにバッチ#5Bか
らのカリジンを50m1の水に再溶解し、次いでこの溶
液を凍結乾燥することによって、乾燥粉末の密度は0.
759からo、iioへと変った。
火施呵−R カリジンの溶解性: カリシンは、アロエの葉の出所、濾過、エタノール析出
および乾燥のような処理の程度に大きく依存する変化す
る溶解特性を示す。カリジンの異なるバッチの水溶解性
の程度が観察された。同じ濃度(重量/容量)の異なる
カリジンバッチは、粘度および無機塩含有量において非
常に異なった水溶液(ゾル)をつくり得る。粘度および
無機塩含有量は、一般に物質の溶解度に影響を及ぼす。
この研究はカリジン製造バッチ#1およびバッチ#2を
用いて行われた。この2つのバッチは、出所、処理およ
びいくつかの化学的組成の両者においていくつかの違い
を持つ。水およびその他の溶媒に対する溶解度が異なり
うる。使用した溶媒は、水、アセトン、ジメチルスルホ
キシド(DMSO)、テトラヒドロフラン(THE) 
、0.9%塩化ナトリウムおよび0.1%安息香酸ナト
リウムであった。
方法: 全部で18本のポリプロピレン製の試験管を立てた。6
本はそれぞれのカリジンバッチ用であり、残りの6本の
試験管は溶媒ブランク用のものであった。
サンプル管のそれぞれに0.04 gのカリジンを秤量
し加えた。溶媒10m1を加えて0.4%(w/v)混
合物をつくった。この混合物を室温で5時間攪拌した。
この懸濁液を遠心分離管に移し、1 、50Orpmで
50分間遠心分離した。溶媒ブランクも同様に処理した
溶液を固体からデカントした。溶液および固体(析出物
)の両者を、完全に乾燥するまで50℃より低い温度の
オーブンで乾燥した。乾燥した固体を秤量した。析出物
を生じた溶媒フラスコも秤量した。この重量をサンプル
の重量から差し引いた。
表  6 水(H2O) アセトン ジメチル スルホキシド テトラヒドロ フラン 0.9g塩化 ナトリウム 0.1g安息香酸 ナトリウム 7<ツチ デカント した溶液 Na  ((1m/100m1) 1   0.338 2   0.384 1   0.0 2   0.0 1   0.2B2 2   0.202 1   0.04 2   0.04 1   0.376 2  0.41B 1   0.354 2   0.342 析出物 (gm/ 100m1) o、oa。
O,035 0、365 0、353 0、125 0、208 0、358 0、351 0、041 0,019 0、083 0、026 合計 (gm/ 100m1) 0.418 0.419 0、365 0、353 0、407 0、410 0、398 0、391 0 、=、A 17 0、437 0、437 0.368 結果: カリシンは、水および水溶液において、試験を行ったそ
の他の溶媒におけるよりも溶解性が高かった。
水性媒体における高粘度と他の溶媒中のカリジンの極め
て低い溶解性との間の妥協として濃度0.4%(W/V
)を選んだ。カリジンを約0,5%(W/V)まで水に
溶解させることが可能である。
キャノン フェンスケ型粘土形(モデル150゜ニュー
ジャーシイ、ユニオン、インダストリアル・リサーチ・
グラスウェア社> (Cannon−Fenskety
pe viscometer (Nodel 150.
  IndustriaResearch Glass
ware Ltd、、 Union、 NJ)を用いて
40°Cで粘度の測定を行った。粘度計にカリジンの0
.2%水溶液(0,05%NaN5)を入れて、水浴(
モデルSBG −1090,ブルーM、エレクトリック
社ブルーアイランド、イリノイ)で10分間暖めた。
次に製造業者の指図書に従って、溶液の流れを最少0.
1秒まで観察した。キャリブレーションファクターは、
40℃で0.04197センチスト一クス/秒であった
結果を表7に示す。
表   7 バッチ #1 #3 #4 # 613006 # C701008 #3B #58 #68 #7I3 #88 i声(センチストークス) 6.10 1.18 5.09 2.12 2.08 2.02 4.53 1.75 1.55 1.97 夾旌医−U アロエベラ活性におけるカルシウムの機能は完全に解明
されてはいないが、アロエベラゲルの品質は時々カルシ
ウムおよびマグネシウムの含有量に基づいている。カリ
ジンはアロエベラゲル中の活性物質であるので、カルシ
ウム含有率が測定された。
カリジン中の合計カルシウムは、カルシウム・ラピッド
・スタット・キット(ランサー・メディカル・セントル
イス、 NO) (Calcium Rapid 5t
atkit (Lancer Medical、 St
、 Louis、 )io))を用いて分光学的に測定
した。0.2%カリジン水溶液(0,05% NaN3
>の50μ、1!のサンプルを3.0m1の試薬に加え
、青いカルシウム・メチル千モルコンプレックスをIB
Mモデル94201V −可視分光光度計を用いて61
2止で測定した。
結合カルシウムは、次の経験的方法により測定した: 0゜2%カリジン水溶液(0,05% NaN5)の2
5m1のサンプルを透析バッグの中に入れ、18.6H
Ωの脱イオン水10リツトルに対して室温で1晩透析を
行った。次にバッグの内容物を凍結乾燥ジャーに移し、
凍結乾燥した。乾燥粉末を坪量し、次に20%硝酸、1
0%塩酸溶液中で80℃で1晩処理した。サンプルを、
原子吸光分光分析によりカルシウムを測定するためにテ
キサス州デントンのトラックラボラトリーズ(Trac
 Laboratories)に送った。
注: 上記操作におけるすべての容器は、ナルゲン(N
algene)すなわちポリプロピレン製であり、1.
0 MHCjlおよび脱イオン水(18,68Ω)で十
分に洗浄したものである。
結果を表8に示す。
表  8 バッチ 13006 C701008 B B グルコマンナン 合  計  結  合  凍結乾燥したカルシウム(%
)    カルシウム(X)     固体の重量(乾
燥カリジン)  (乾燥カリジン)      (■)
3.7          0.042     31
.710.15         0.066    
 12.92.15         0.04&  
    32.06.85         0.06
0     20.66.65         0.
068     23.96.50         
0.074     20.73.55       
  0.074     29.6無視できる X隻匹−銭 核磁気共鳴スペクトル(NHR) : NHRは、分子構造を解明する際に必須の強力な手段で
ある。NMRスペクトルは、化学シフトのための参照標
品(テトラメチルシランなど)を用いてキャリプレート
される。N)fR分光分析に一般に使用されるいくつか
の溶媒(D2o、 DMSO,アセトン=Dなど)にお
けるカリジンの固有の低溶解度ならびに高粘度の故に、
この手法はカリジン溶液において成功したかった。
しかし固体としてのカリジンの優れたスペクトルがクロ
スポーラリゼーション・マジックアングルスピニング(
CP −HAS )手法を用いて得られた。
固相カリジンC−13NMRスペクトルが得られた。こ
のスペクトルはIBM分光計ならびにこのIBM NH
R分光計に付属しているいくつかの特別の付属品を用い
て得られた。このスペクトルによれば、分析されたカリ
ジンのC−13N)IRのピークは、外部参照標品とし
てのテトラメチルシラン(TH3)に対する化学シフト
に関し、20.54 、60.39 、71.33 。
100.75. 171.78および180.759p
■に位置された。
暫定的これらのピークは次のように帰属される:20.
54 ppm(cH3COH,またはCH3CO2)。
60.39  (CH30,CH20H) ; 71.
35  (C−2、C−3,およびC−4およびC−5
炭素)。
この帰属はこの特定のピークの大きさから見てたぶん正
しい、  100.75ppmのピークは(C−1グリ
コシド)によるのであろう(sag be)。
171.78のピークはC0OHのものと期待されるよ
りわずかに低いが、分子の配向に依存しているのであろ
う。最後の180.75pp−のピークはカルボニルカ
ーボン(C=0)である。C−1(還元末端)に相当す
る約95ppmのいくつかの小さなピークも観察された
。フラノシル単位のC−1を示すかも知れない 106
−1109ppの間のいくつかのピークが欠落している
ことは重要である。
これらの帰属は、β(1−4>マンナンの構造と一致し
ている。
去負けL二赳 赤外線スペクトル:赤外分光分析は、カリジンの同定お
よび特徴づけに有効であった。IBM IR/32フー
リエ変換赤外分光光度計が、この手法のために用いられ
た。この装置はソフトウェアとHe −Neレーザーに
よって波長に対して自己較正する。
これは、ポリスチレンフィルムの標準スペクトルによっ
て証明することができる。シグナル対ノイズ比が小さい
場合には、時には光学的な調節が必要とされる。
カリジンを粉砕して粉末にし、赤外グレードの臭化カリ
ウム(にBr)粉末と混合する。この混合物をプレスし
て透明なディスクにし、赤外光でスキャンすることがで
きる。にBrディスクよりも優れたスペクトル分解能を
示す0.2%(W/V)カリジン水溶液の透明なフィル
ムを作成する新しい手法が開発された。カリジンを40
00〜400 cxn−’でスキャンするとスペクトル
において次の官能基が観察された+(0−H)結合水素
の伸縮振動数による3600〜3200cm−’および
関連する1100〜101050cs’の曲げ振動。2
950〜2800cm−1の伸縮振動および対応する曲
げ振動1470〜1460am−1は、C−H基であっ
た。他の観察された主な官能基は次の通りであった: (1)Coo−単位:その非対称および対称振動はそれ
ぞれ1600〜1550cm−1および1450〜14
00al−1の間に認められた。
(2)エステル基(COOR):その伸縮振動は174
6〜1735cm−’および1250〜1240C!m
−1の間で観察された。
(3)アミド基(CONH):そのアミド■の伸縮振動
およびアミド■の曲げ振動はそれぞれ1650〜164
5および1550〜1540al−1付近に観察された
。表9には、およその振動数(波数)、対応する官能基
および振動モードが例示されている。
表  9 ピーク# 1−1) 1100−1035 3430−3390 2930−2800 1470−1380 1600−1550 基 0−Hl −0−C −H −H −H O0 モード V(0−H) V(0−H) V(C−H) δ(C−旧 1450−1400 1420−1410    C−0 1650−1645C0NH 1550−1540 1746−1735 1250−1240 980−950 CONH COOR 0OR C−0。
−CL V(C=0) 対称 Vアミド 1   c=。
Vアミド■ V(C=O) V(C−0−C) 表10は種々のカリジンサンプルのピークの吸収極大が
表9のピークの帰属といかに一致しているかを示すため
に下記に示される。
表  10 カリジン531004 (備−1 1591,5 3414、4 1072,6 1246,2 1740、0 1431,4 603,8 2930、2 806,3 カリジンヒルトップ (cm−1> 1068.7 103i’、8 3420.2 1244.2 1734.2 1635.8 1653.2 1375.4 472.6 1419.8 1558.7 605.7 2924.4 カリジンパッチ番2 (am−1 1585,7 3400、9 1086,1 1425,6 1037,8 1244,2 1740,0 605,7 679,0 2928、3 545,9 956、8 806、3 879、に の赤外分析によれば、カシリンはいくつかの酸、エステ
ル〔0−アシル/N−アシル〕官能基側鎖を有する多分
散へテロポリサッカライドであると思われる。カリジン
サンプルは、完全に〇−アセチル化され、また脱アセチ
ル化された。アセチル化されたカリジンサンプルのカル
ボニル官能基およびC−0−C伸縮は、それぞれ174
8−1735am−1と1246−1235an−’の
間に観察された。脱7−t=チル化されたカリジンサン
プルのカポキシレートカルボニル伸縮は、次のようにそ
れぞれ1600〜1550an  と1450−140
0an−’の間に位置された:1 表  11 カリジン531004 (、、−1) 1591.5 3414.4 1072.6 1246.2 1740.0 1431.4 603、8 2930.2 806、3 カリジン531004 〔脱アセチル化〕 (、−’) 1431.4 (1560−1339) 3400.9 1032.0 1062.9 1091.8 875.8 1147.8 1645.5 2924.4 814.1 615.4 カリジン531004 〔アセチル化〕 (C■−1) 1244.2 1741.9 1064.8 3460.7 1375.4 1647.4 1433.3 2932.2 1541.3 956.8 603、8 カリジンが脱アセチル化されたとき、1248〜123
5C1l−1の間のエステルC−0−Cの伸縮振動がな
いことが観察された。スペクトルの最大のピークは14
31cm−1に中心があることも認められた。カリジン
のアセチル化/脱アセチル化の程度は、これらの2つの
ピークによって観察することができる。
実際、この実施例においてはアミド■が約1646cm
−1に観察されるので、1431cm−1のピーク(1
5601339am−1)がアミド■のピークと混じっ
ていた。
実施例 25 生物活性: 生体および生体外実験の両者によってカリジンが繊維芽
細胞の増殖を促進することが観察された。
対照に比べて2〜3のファクターでの促進が、場合によ
り記録された。表12は、0.1%(W/V)の濃度の
カリジンによって72時間に亘る時間で影響を受けた繊
維芽細胞増殖カウドンを示している。
表  12 サンプル   濃 度 24時間 48時間 72時間
(W/V    %   %   % TCXラボ7/25/85 0.1 バッチ1(TCX)  0.1 バッチ20.1 バッチ30.1 バッチ40.1 バッチ50.1 バッチ60.1 バッチ70.1 バッチ(ラボ) 5/83 0.1 マンバッチIB  0.1 マンパッチ28 0.1 マンパッチ3B  0.1 マンパッチ3B (水和物)0.1 グルコマンナン0.1 (こんにゃく植物) 対照sc+     o、i 90.7 104.3 72.1 75.5 102.3 79.3 57.7 65.1 162.2 139.7 123、2 130.9 131.2 115.0 130.9 110.6 163.8 129、5 144.9 128.4 135.1 129、2 113.3 120.2 81.1 125.6 103.5 138.9 138.3 174.8 175.3 156、4 169.7 114.8 118.6 147、0 103.3  141.3  158.9103.3 
  69.9  108.6100.0 100.0 ioo、。
これらの実験は、種々の条件下で作成されたカリジンの
種々のサンプルに対する細胞の応答を評価するために行
われた。
夾族匹−並 アセチル基分析ニ 一連の異なってカリジンバッチ中の0−アセチル基の量
を測定した。分析に先立ちサンプルを真空オーブン中4
0℃でP2O5により1晩乾燥した。
次に脱イオン水を用いて約1■/ mlの溶液をつくっ
た。使用した分析操作は、第二鉄−アセトヒドロキサム
酸コンプレックスの比色測定を含むヘストリン(シュロ
モへストリン、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケ
ミストリー(1949)、 180 。
249 −261) (Shlomo He5trin
、 J、 Biol、 Chem。
(1949) 180.249−261)によって述べ
られた操作と同じであった。
結果は次の通りである: 表  13 竺2ニ二生 B 8 8 B B 0B 31004 13006 01008 完全アセチル化 (531004) 8B>100に 8B l0K−100に 383K −10に 3B<3に メチル化88 カリジン1g当りのアセチル基 のミリモル 3.72 1.30 4.15 2.11 0.23 3.33 2.28 2.32 1.68 2.97 2.77 2.61 5.69 3.93 2.98 o、i。
検出されなかった 検出されなかった 同じ日に測定した8個の0.1%のカリジン溶液の72
時間における相対活性値(繊維芽細胞刺激)とアセチル
化の表は以下の通りである。
表  14 バッチ ね 1300B 01008 B B B カリジン1 g当りのO− アセチル基のミリモ 2.7700 2.6100 3.7200 1゜3000 4.1500 2.1100 0.2300 3、3.io。
活性 (%) 136.0000 95.5000 113.2000 93.9000 104.7000 111.7000 74.4000 100.7000 このデータは、カリジンの活性がカリジン1g当りの0
−アセチル基の量に直接比例していることを示唆してい
る。これは驚くべき予想されなかった結果である。
9個のカリジンサンプルの粘度値(センチストークス)
とアセチル化の表は次の通りである:表  15 カリジン1 g当りのO− アセチル基のミリモ 3.7200 1.3000 4.1500 2.7700 2.6100 2.1100 3.3300 2.2800 2.3200 粘度(センチ ストークス〉 6.1000 1.1800 5.0900 2.1200 2.0800 2、0200 4.5300 1.7500 1.9700 このデータは、粘度がカリジンのアセチル化度に指数関
数的に比例していることを示している。
上記データから最もよく合う次の直線が決定された: 粘  度= 。、496X e (0,604xアセチ
ル基ミリモル数/ g  )寒旌呵−互 次の実験は、テキサス州ハーリンゲンのヒルトップガー
デンから得たアロエの葉を用いて行なわれた。この葉を
、洗浄、切断、フィレット化、粉砕、均質化(1500
psi )および濾過(パルプ濾過媒体)により処理し
た。全プロセスを1時間20分未満で完了した。
パート ■ 午前9時10分に3リツトルのゲルと12リツトルの1
90プルーフ未変性エタノールを5ガロンのポリプロピ
レンボトル中で激しく混合した。このプロセスは、合計
6リツトルのゲルと24リツトルのエタノールを用いて
2回行なった。この混合物5リツトルを、それぞれ1時
間、2時間、4時間、8時間および10時間というラベ
ルを貼った5個のステンレススチール製のパンのそれぞ
れに素早く移した。もう1つのパンは24時間の試験の
ために使用された。
例えばアルコールを加えた時刻から1時間経過した時、
1時間というラベルを貼ったサンプルをアルコールをサ
イフオンで抜き取ることによって濃縮し、次いで遠心分
離した。固体を新しいアルコールで洗浄し、これを遠心
分離後にデカントした。固体析出物を凍結乾燥ボトルに
入れ、液体窒素中で素早く凍結し、凍結乾燥を行った。
アルコールを除去し凍結乾燥工程に送るプロセスは平均
50〜60分間かかった。それぞれのラベルした画分を
同じ様に処理した。
表二旦1と」」ヱ用ヌ 10:10a、m。
11:10a、m。
11op、m。
5:10p、m。
7:10p、m。
9:10a、m。
11:15a、m。
12 : l0E)、 m。
2:15p、m。
6:10p、m。
7:40p、 m。
10:05a、m。
、7176 、7&43 .7748 、7903 .8147 、9373 .7176 、7643 、7748 、7903 .8147 、9373 、0718 .0764 775 790 .0815 .0937 パート■ パート■の研究は、精製アロエゲルを時刻の研究に付し
た点においてパートエと異なっている。
それぞれX時間として(Xはそれぞれ0,1,2゜4.
8および10時間である)。2リツトルの精製ゲルを8
リツトルの190プルーフ未変性アルコールと混合した
。混合物を攪拌し、アルコールをサイフオンおよび遠心
分離によって除去する前に4時間沈降させた。固体析出
物をパートエに述べたように処理した。
表 7 パート■の研究について カリジンの時間経過研究の試験 サイズ排除クロマトグラフィー(SEC):カリシンの
平均分子量分布は、サイズ排除りD7トグラ7 イー 
(5ize Exclusion Chromatog
raphy) (SEC)によって測定された。液体ク
ロマトグラフは、HP 79875 A UV −VI
S検出検出日ノ自動サンプラー79841Aびバイオラ
ンドモデル1770屈折率検出器を特徴とするヒユーレ
ットパッカートモデル1084Bであった。このカラム
はスフェロゲル(Spherogel )を充填したベ
ックマン充填カラム7.5 x300 ffEIII 
(TSK 2000SW;パー)No、244282.
シリアルNQ5に526)であった。移動相は、0.0
5%(W/V)アジ化ナトリウム溶液で、流速0.5m
l/分、温度30℃であった。ミズーリ州セントルイス
のシグマケミカル社のデキストラン標品を用いて、次の
ように平均分子量分布を決定した: デキストランNα D−5376 −1390 −4133 −9260 ロットN0 24F−0298 13F−0427 114F−0335 53F−0240 玉島分王1 2.000,000 71.200 40、600 9.000 差分上 11.21 11.49 11.84 17.71 同じ条件をカリジンの分離に適用すると次に示す3つの
主要なピークが観察された。
ヒルトップ(凍結乾燥) 良分と 保持時間(分) 1      10.87 2      1B、38 3      22.48 フィレット: 五金計 K工旦璽分工 10.20   12.2 17.73   21.1 56.02   66.7 ヒルトップインスタントプロセス 良公! 保1屓可」Jつ−%合計 1      11.85     43.142  
    1B、57     19.743     
 22.05     29.24(短時間): K11■分上 46.8 21.4 31.1 ヒルトップパートI’(1時間) : 厩分包 呆惺鰺皿」±上 K合計 1    11.52   50.30216゜28 
  14.04 3    21.99   27.71N工旦皇分上 54.6 15.2 30.1 ヒルトップパートII(4時間)二 匝光竺 匿丘鰺二ュ分上 X倉肚 1    11.79   56.422    16
.33   15.303    21.98   2
5.07%(3画分) 58.3 15.8 25.9 ヒルトップパート■(10時間): 鳳分匁 保ヱ1屓町ユJつ− %合計 1      11.14     57.732  
    16.37     14.663     
 22.03     22.44%(3画分〉 60.4 15.5 23.7 ヒルトップパート■(24時間): 良分加 呆衿鰺皿A豆上 災金計 1    11.41    45.752    1
6.55    19.353    21.28  
 25.43に工旦璽分上 50.5 21.4 28.1 初期につくられたカリジンサンプルを上記と同じ条件で
分離すると、3つの大きな画分がまた観察された。
TCX製バッチ#1 采丘咋亘工公上 X合計 N工旦璽分上11.18  
 35.18   36.9816.12    7.
04    7.4022.29   52.91  
 55.60メキシコ製バツチ#2 保%I引’ta<sつ−%合計 % 11.04     19.02 16.46     24.27 22.38     56.70 (3画分) 19.0 24.3 56.7 デキストラン標品を基準にして、カリジンの3つの画分
の平均分子量分布は次のようであった。
画分# 1 >80,000 #2≧10,000 #3< 1,000 デキストランとカリジンのポリサッカライドは物理的お
よび化学的に異なるので、平均分子量分布のみを決定す
ることができる。例えば、サイズの分離は溶媒間のイオ
ンチャージ吸着および/または分配のような他の因子に
よって影響され得る。
カリジンのカルシウム含有量: アロエの活性におけるカルシウムの機能は完全には解明
されていないけれども、このパラメーターもカリジンに
おいて観察された。カリジンのカルシウム含有量は、血
清や尿中のカルシウムの定量比色測定に一般的に使用さ
れているランサー・カルシウム・ラピッド・スタット・
キットによって測定された。形成された濃い青色のカル
シウム−メチルチモールプルコンプレックスを612ナ
ノメーターで読み取る。この実施例においては、吸光度
の測定にIB)l聞/VIS分光光度計モデル942゜
が使用された。3点のカルシウム標準に基づいてカリジ
ンのカルシウム含有量が次のように決定された。
パート■ カルシウム% −)仝l− N/A 4.58 5、O3 5、O6 5、O6 5,39 5,40 パート■ カルシウム% (W/W) 4.26 a、OO 4,55 4,48 4,69 4、O4 赤外分析 分析手法としての赤外(IR)分光分析は、水性媒体中
における粘度が、液を必要とするすべての分析において
問題を与えるカリジンの分析においては特に重要である
カリジンの赤外分析は、その官能基を測定するために行
われた。使用した装置は、IBMフーリエ変換赤外(F
T−IR)分光計モデル32であった。この装置の状態
は、分解能=4;スキャンの数=32;検出器−り丁G
Sであった。
カリジンは粉末であるので、赤外グレードの臭化カリウ
ム(K8r )粉末と容易に混合でき、この混合物をプ
レスしてディスクにすることができる。
次にこのディスクをスキャンする。しかし0.2%(W
/V)カリジン水溶液の透明なフィルムを作成する新し
い技術が開発された。このフィルムは、KBrディスク
法よりも優れたカリジンの赤外スペクトルを与える。カ
リトンを4000am−1から400cm−1までスキ
ャンすると、次の特徴的な吸収振動が観測された: 表  18 ピーク# (cm−1> 1100−1035 3430−3390 2930−2800 1470−1380 1600−1550 基 −H −0−C −H −H −H 00 0 −C\ 1450−1400 1420−1410    C−0 1850−1645C0NH 1550−1540 ONH モード δ(0−H) V(0−H) V (C−H) δ(C−H) V (C=O) 非対称 V(C=O) 対称 アミド 工C=0 アミド■ δ(N−H) 10 1746−1735 1250−1240 980−950 OOR 0OR C−0゜ −CH2 V(C=O) V (C−0−C1 上記の特徴的な赤外振動数を用いてパート■およびパー
ト■における研究の振動数の吸収極大は次の通りであっ
た: 表  19 ト■および■のIRピーク極 #S (an−1 強度の順に配列した 1時間 1074゜5 1039、8 3393、2 1589.5 1425.6 1244.2 1738.1 603、8 2926、4 2039、0 960、7 4時間 1068.7 1037、8 3412.5 1242.3 1740、0 1373.5 1B37.8 1423、6 603、8 2924、4 960、7 8時間 10B13.7 1037、8 3412.5 1244.2 1738、1 1375.4 1635.8 1425.6 601.9 2924、4 958、7 10時間 1587.6 3370、1 1076、4 1037.8 1421.7 1246.2 2042.9 1738.1 603、8 2928、3 960、7 24時間 1068.7 1037、8 3408、8 1242.3 1591.5 1375.4 1421.7 1738゜1 669、4 2924、4 603、8 パート■ 1074.5 3393.2 1593.4 1244.2 1419.8 1734.2 2039、0 638.5 474、5 2927.4 960、7 873、9 3397.1 1072.6 1593.4 15&0.6 1244.2 1419.8 173B、2 2924.4 472.6 607、7 9&0.7 875、8 1072.6 1037.8 3404.8 1244.2 1597.3 1558.7 1419.8 1375.4 1740.0 605.7 669.4 2924.4 0時間* 1068.7 1068.7 3408.6 1037.8 1244.2 3420.2 1734.2 1244.2 1635.8 1734.2 1653.2 1635.8 1375.4 1653.2 2922.5 1375.4 472.6 472.6 1558.7 1419.8 1419.8 1558.7 1541.3 605.7 603.8 2924.4 541.3 カリジン、脱アセチル化カリジンおよびアセチル化カリ
ジンの先の赤外スキャンから、カルボキシレートカルボ
ニル結合およびエステルカルボニルの振動が同定された
。アセチル化カリジンのカルボニル官能基とC−0−C
伸縮はそれぞれ17481735cm−1および124
6−1235cm−’の間に見出された。脱アセチル化
カリジンのカルボキシレートカルボニル結合はそれぞれ
1600−1550cm−1および1450−1400
cm−1の間に見出された。
表  20 カリジン531 (アセチル 1591.5     1431.4 3414、4     3400.9 1072.6     1032.0 124&、 2     10&2.91740.0 
    1091.8 1431.4     875.8 603.8     1147.8 2930、2     1645.5 806、3     2924.4 958、7     814.1 879.6     615.4 カリジン531 カリジン531 アセチル 1244.2 1γ41.9 1064.8 34&0.7 1375.4 1647.4 1433.3 2932、2 1541.3 956、8 603、8 カリジンを脱アセチル化すると、1248−12351 1 のエステルC−0−C伸縮振動の不存在が観測され
た。スペクトルの最大のピークは1431cm−1を中
心としていることがわかった。カリジンのアセチル化/
脱アセチル化の程合は、これらの2つのピークによって
決定することができる。実際にこの実施例において、1
431cm−’ (1560−1339+21−1>の
ピークは、アミド■が1646at+−1に観測される
ので、アミド■のピークと混じっていた。
しかし、表21はパート■とパート■の研究のこれらの
2つのピークの吸収化を示している。
表  21 サンプノいa  1450−1400  12480−
1240  吸 収時 間  (cxn −1>吸収 
(cm−1>吸収 −ルーパート■ 、585 .607 .289 .289 .387 .248 84 .600 .487 .450 .326 .308 .998 .988 1.685 1.557 0、842 1.242 パート■ 0      .27&      、475   1
.7091      .496     .513 
  1.0342       N/A       
N/A     N/A4      .452   
   .497   1.108      .437
     .524   1.2010      、
291       。436   1.498約35
ガロンのアロエベラゲルを上記特徴付けの研究のなめに
処理した。洗浄からr過までのプロセスは約1時間20
分継続した。この研究は、この時間内にゲルの認識し得
る分解が起こらないことを示した。
アルコール析出工程は、製造されたカリジンの品質にお
ける重要な因子であることが示された。
カリジンの収率はアルコール中での沈澱時間が長くなる
に従って増加するが、製造されたカリジンの品質は細胞
増殖のために理想的ではないようである。アルコール中
での4〜5時間の時間が、好ましくない分解を伴うこと
なく良好な収率をあげるために最適であると考えられる
パート■の研究において、もしアルコール析出が直ちに
行われるなら、カリジンの収率は最大であることが観測
された。もしアルコールが4時間以内に加えられるなら
、細胞に対する悪影響や赤外スペクトルの変化はほとん
ど認められなかった。
赤外分光分析は、製造されたカリジンの品質を決定する
ための最も優れた手法を提供しうる。この赤外スペクト
ルは、特徴的な強いエステルカルボニル吸収ピークを与
えるが、脱アセチル化カリジンはこのようなピークを与
えない。脱アセチル化の程度はこの手法により決定する
ことができると考えられる。この手法の唯1つの問題は
、アミドの存在がカルボキシレートの吸収ピークの値に
影響を与えることがあるということである。
X旌桝−堕 第8図〜第13図は本発明のプロセスによってアロエ 
バルバデンシス ミラー植物から得られた6種類の異な
ったカリジンのサンプルの赤外スペクトルを示している
。容易に理解されるように、各サンプルのスペクトルは
約1750の波数から約1250の波数までに5〜7個
のよく分離されたピークを示している。実施例24にお
いて議論したように、これらのピークは次の官能基を示
している:RCOO−、R−NHCOCH3およびR−
00CCH3゜カリジンにその活性を与えていると考え
られるものはこれらの官能基である。また第8図〜第1
3図は、本発明のプロセスによってアロエバルバデンシ
ス ミラーの植物の葉から一定のカリジン製品が製造さ
れることを示している。
夫旌皿−門 第14図フィルムにキャスト成形した原料アロエベラゲ
ルの赤外スペクトルを示している。このスペクトルも、
約1750の波数から約1250の波数までに5〜7個
のよく分離されたピークを示している。
従って第14図は、カリジンがアロエベラ植物からの原
料ゲル中に存在しているという証拠を提供するものであ
る。
火將皿−並 第15図はカリジンの1つのサンプルの赤外スペクトル
を示している。注目されるように、1750の波数と1
250の波数の間に特徴的なよく分離されたピークがほ
とんど無い。このカリジンのサンプルは再使用アルコー
ルを用いてアロエベラゲルまたはジュースから析出され
たものであり、これがカリジンの析出を何らかの理由で
低くしたと考えられる。
実施例 31 第16図および第17図は、アロエジュースの製造後に
実用的に可能な限り迅速にアルコールを用いてアロエジ
ュースからカリジンを抽出することが重要であることを
示している。第16図は、アロエジュースを製造した1
時間後にアロエジュースからアルコールを用いて抽出さ
れたカリジンサンプルのスペクトルである。第17図は
、アロエシュスを製造した10時間後にアロエジュース
からアルコールを用いて抽出されたカリジンサンプルの
スペクトルである。1750の波数と1250の波数の
間の特徴的なよく分離されたピークは、第16図のスペ
クトルにおいて第17図のスペクトルと比較して有意に
高い吸収レベルを示している。従って、アロエジュース
からアルコールを用いてカリジンがより早く抽出される
ほど、製造されるカリジンの品質がよくなるものと思わ
れる。
夫旌医−M 第18図〜第20図は以下の表22に示したデータから
つくったものである。
22 いくつかの製造されたカリジンバッチの製造の際の種々
のプロセスに要した時間8/ 6/85 8/23/85 9/18/85 9/20/85 9/23/85 9/26/85 10/ 1/85 11/25/85 12/ 3/85 12/17/85 1/ 7/86 1/10/86 1/24/86 2/ 5/86 2/18/86 5 70 04 42 09 75 00 2 1 3 37 46 13 1 43 52 0 25 40 45 55 6 4 2 49 64 3 05 5 4 98  2/26/86  103   3210B 
  3/18/86  119   75915 104   15 表  22 続き バッチ 沈澱 時間 (分) I/T  pp丁 ×104 (分) 沈澱前の 全時間1 17丁 t。tal ×103 (分) 210 095 90 90 70 60 035 83 75 27ひ 8.26 9.13 12.1 12.7 11.5 15.2 9.66 35.3 26.7 37.0 55 84 OO 35 26 95 45 17 6 52 3,92 2,60 1,43 1,87 1,90 1,44 2,90 8,54 13、16 3,97 60 50 50 85 27 40 55 10,4 40,0 40、0 35,0 44,1 41,7 39,2 42 55 53 44 30 67 85 1,85 3,92 3,95 6,94 4,35 5,99 5,41 表  22 続き 60 05 46 69 72 85 1 9 2 67 92 3 30 0 0 1 79 6.3 9.5 4.1 3.7 3.7 3.5 12.3 34.5 31.3 B、0 2.6 10.8 7.7 20、0 14.3 16.4 5.6 36.7 80.0 71.1 22.0 17.8 15.3 88.7 34.3 13.8 177.3 81.8 145、0 120、3 184.9 109、8 188.7 151.5 0、054 0.106 0、075 0、023 o、oia O,01B 0.098 0、065 0、041 0.117 0、054 0、096 0、074 0、122 0、073 0.125 o、io。
注1;はじめのアロエの葉を切断してから、アルコール
の最初の1滴が得られたゲルに加えられるまでの全時間
注2;ゲルの均質化および濾過のみに要した全時間。
第18図に示すように、カリジンの収量はゲルがアルコ
ール中に存在する時間と関係があるとは思われない。第
19図に示すように、カリジンの収率は析出前の全処理
時間に逆比例している。第20図に示すように、カリジ
ンの収率は均質化と濾過の時間に逆比例している。従っ
て、カリジンの収率を最大にするためには析出前の全処
理時間、より具体的には均質化と濾過の時間をできる限
り短くすべきである。
犬旌N−弱 第21図は、アロエ フエロックスからのジュースのア
ルコール析出生成物の赤外スペクトルを示している。こ
のスペクトルは約1750の波数から約1250の波数
にかけていくつかのよく分離されたピークを示している
。従って、アロエ フエロツクスからのジュースのアル
コール析出生成物は、カリジンと同様の活性をもつであ
ろう。
大旌医−M 第22図は、アロエ アフリカーナからのシュスのアル
コール析出生成物の赤外スペクトルを示している。この
スペクトルは約1750の波数から約1250の波数に
かけていくつかのよく分離されたピークを示している。
従って、アロエアフリカナからのジュースのアルコール
析出生成物はカリジンと同様の活性をもつであろう。
実施例 35 第23図は、アフリカーナ フエロツクスすなわちアロ
エフエロックスとアロエ アフリカーナの雑種からのジ
ュースのアルコール析出生成物の赤外スペクトルを示し
ている。このスペクトルは約1750の波数から約12
50の波数にかけていくつかのよく分離されたピークを
示している。従って77リカーナ フェロツクスからの
ジュースのアルコール析出生成物はカリジンと同様の活
性をもつであろう。
X旌匹−匹 第24図は、アロエ デイコトーマからのジュースのア
ルコール析出生成物の赤外スペクトルを示している。こ
のスペクトルは約1750の波数から約1250の波数
にかけていくつかのピークを示している。アロエ ディ
コトーマからのジュースのアルコール析出生成物はカリ
ジンと同様のいくつかの活性を持つであろう。
大旌但−M 第25〜29図は、セルロース、ポリガラクチュロン酸
、こんにゃく植物からのグルコマンナン、デキストラン
およびグアーガムの赤外スペクトルをそれぞれ示してい
る。これらのスペクトルは約1750の波数から約12
50の波数にかけていくつかのピークを示しているが、
第8図に示すようなカリジンの鋭いよく分離されたピー
クではない。従ってセルロース、ポリガラクチュロン酸
、こんにゃく植物からのグルコマンナン、デキストラン
あるいはグアーガムがカリジンと同様の活性をもつとは
考えられない。
実施例 38 カリジンのレオロジー特性の改質: 以下に議論するカリジンの改質は、カリジンの次のレオ
ロジー特性の1つまたは2つ以上に影響を及ぼし得る:
吸収、浸透性、特異性、溶解性、粘度、安定性、活性も
しくは標的組織。これらの改質は、医薬を目標とする場
合に重要である。次に改質された形のカリジンの赤外ス
ペクトルが測定された。改質された形のカリジンは改質
されないカリジンと同様の生物学的活性を有するものと
推論される。
A、カリジンの過酸化水素処理 i、oo gのカリジン(明るい桃褐色、ロット#8B
>を500m1の脱イオン水と1インチの撹拌棒を有す
る1gの丸底フラスコに入れた。この混合物を環境温度
で30分間、次いで低温(4℃)で30分間攪拌して、
わずかに粘稠な、いくらかの未溶解カリジンを含む不均
一な混合物をつくった。この激しく攪拌された混合物に
4℃において5mlの30%)(202溶液(マリンク
ロット、ARグレード、#5240) (Hallin
ckrodt、 ARgrade、 $5240>を滴
々加えた。観測される変化もしくはガスの発生はなかっ
た。この混合物を4℃で16時間静かに攪拌した。物理
的な変化は認められなかった。
固体重亜硫酸ナトリウム(顆粒状、ベーカー、# 1−
3556) (4,588g 、H202に関して1.
0当量)を30m1のH2Oに溶解した。得られた透明
な溶液を攪拌した反応混合物に20分間で滴々加えた。
添加の間に、反応f)HをpH試験紙で測定し、重炭酸
ナトリウム溶液(1モル濃度、フィッシャ〜、# S 
−233)を用いてpHを7±0.5に保持した。添加
終了後、混合物を環境温度で、1時間攪拌し、ロータリ
ーエバポレーターで35〜40℃で減圧濃縮して容積を
約80m1にした。この濃縮物を、予備洗浄した透析管
(約30m1長、乾燥シリンダ直径28.6mスペクト
レイパー・メディカル・インダストリー社、ロサンゼル
ス、CA# 132633.20008Wカツトオフ)
  (Spectrapor Medical Ind
aust、、 Inc。
Los Angeles、 CA #132633.2
000 MW cutoff)に入れ、6gのエルシン
マイヤーフラスコ中の4℃の脱イオン水に対して、6時
間ごとに水を交換したがら24時間透析した。この管を
開放し内容物を12時間真空凍結乾燥して、黄味がかっ
た白色(オフホワイト)の粉末420■を得た。
B、カリジンの過ヨウ素酸ナトリウム開裂本i、oo 
gのカリジン(明るい桃褐色、ロット#8B>を、50
0 mlの脱イオン水と1インチの撹拌棒を含む1gの
丸底フラスコに入れた。この混合物を環境温度で30分
間、次いで低温(4℃)で30分間攪拌して、いくらか
の未溶解のカリジンを含むわずかに粘稠な不均一混合物
を得た。これに、10m1の脱イオン水中の過ヨウ素酸
ナトリウムの溶液(99%アルドリッチケミカル社、#
21.0448;59■、180/モノマーの平均分子
量に対して5モル%)を15分かけて激しく攪拌したが
ら加えた。この混合物を4℃で15時間攪拌した。溶液
は均一になり、明るい桃色になった。pHをpH試験紙
で測定し、pH±0.5に保持した。
50cnlのエチレングリコールを加え(NaIO4に
対して3当i)、室温で3時間攪拌して未反応のNaI
O4を分解した。固体Na BH4(630mg、アル
ドリッチケミカル社、#19. 807−2 、98+
%)を30分かけて激しく攪拌したがら少量ずつ加えた
。添加終了後、混合物を環境温度で3時間攪拌した。過
剰のNaBH4を20m1のアセトン(蒸留したもの、
99.9十%HPLCグレード、アルドリッチケミカル
社、 #27. 072−5>を用いて室温で2時間失
活させた。pHは8より大きかった。そこで50%)I
OAc溶液(フィッシャーケミカル社、HOAc試薬グ
レード)を用いてpH7に調整した。アセトンを蒸発さ
せ、溶液をロータリーエバポレーターで35℃〜40℃
において約80m1まで減圧濃縮した。
残渣を透析管(約30m1、乾燥シリンダ直径28.6
薗、スペクトレイパー・メディカル・インダストリー社
、ロサンゼルス、CA# 132633.2000 M
Wカットオフ)(これは脱イオン水で予め洗浄しておい
た)に移した。この残渣を6Nのエルシンマイヤーフラ
スコ中の脱イオン水に対して6時間ごとに水を交換した
がら24時間透析した。
管の内容物を取り出し、真空で12時間凍結乾燥して4
70■の明るい褐色の粉末を得た。
* 実験操作は、J、 H,ボッイツト“炭水化物の過
ヨウ素酸酸化”アトバーンスト・カーボハイドレート・
ケミストリー11  : 1−41 (195B)(J
、)1.Boffitt  ”Periodate 0
xidation of Carbohydrate 
” Adv、Corbohyrate Chemist
ry 111 −41 (1956))から部分的に採
用した。
C,カリジンのホスホリル化 30m1の脱イオン水中のリン酸二水素ナトリウム1水
和物(マチツク・コーレマン・アンド・ベル。
CB 742 、577■)とリン酸水素二ナトリウム
7水和物(フィッシャーSci、  S−373,Lo
t#855049837■)の溶液に、i、oo gの
カリジン(明るい桃褐色の粉末、ロット#8B)を加え
た。不均一な混合物を35℃で30分間攪拌して明るい
桃褐色のペーストを得た。水を、約40℃でロータリー
エバポレーターを用いて減圧溜去した。さらに残渣を、
オイルポンプを用いて、0.1mm Hg圧で3時間乾
燥した。硬い固形物をガラス棒で粉末化し、1gの丸底
フラスコに入れ、次に155℃の予備加熱したオイルバ
スに入れた。機械的攪拌装置とテフロンパドルで攪拌さ
れたこのサンプルの上にアルゴン(予め精製したもの)
の緩やかな流れを導いた。
3時間後にこの混合物を環境温度まで冷却し、50m1
の脱イオン水中にスラリー化し、予め脱イオン水で洗浄
した透析管(長さ30cm、乾燥シリンダーの直径28
.6nwm、スペクトレイパー・メディカル・インダス
トリーズ社、ロサンゼルスCA# 132633.20
00HWカツトオフ)に入れた。この混合物を61のエ
ルシンマイヤーフラスコ中の水に対して、低温室(4℃
)において水を6時間ごとに交換したがら24時間透析
した。
pHが約7の管の内容物を取り出し、真空下12時間凍
結乾燥して865■の褐色の固体を得た。
* 実験操作は、E、F、パッジアル“ホスフェイシヨ
ン・ウィズ・インオーガニック・ホスフェイト・ソルツ
′°、  メソッズ イン カーボハイドレート ケミ
ストリーVo1. IV、ページ294〜296 19
64  R,L、ホイッスシー編、アカデミツクプレス
、ニューヨーク(E、 F、 Pa5cha”Phos
phat+on vith Inorganic Ph
osphate 5alts”、 Methods i
n  Carboh drate  肋聾旦旦LVo1
.  IV、  1)I) 294 − 296. 1
964 ; R,L、 Whistler、 Ed、 
Academic Press、 New York)
から一部採用された。
別の操作についてはG、 A、タウルとR,L、ホイッ
スラー メンツズ カーボハイドレート ケミストリー
、 6.408  (1972) (G、A、Towl
e andR,L、Whistler、 )letho
ds Carbohydrate Chem。
e、、 408(19722)を参照されたい。
D、カリジンの部分メチルイ* 1.00 gのカリジン(明るい桃褐色、ロット#8B
>を乳鉢と乳棒で粉末化し、次に75m1のアセトン(
フィッシャーSci、、 A−18,ロット# 856
136、蒸留したもの)に懸濁した。激しく攪拌したが
ら、脱イオン水にNa OHペレット(マリンクDット
 ARグレート7708. OットKVH8)  (H
allinckrodt ARgrade、 7708
. Lot KVH3)を溶解して得られた。4.4m
lの30%Na OH溶液と2.2mlの硫酸ジメチル
(フィッシャー〉を同時に加えた。これらの試薬は、1
5分間隔で4等分して加えた。添加終了後、混合物を1
5分間攪拌し、次いでロータリーエバポレーターで減圧
蒸発させた。残渣を50m1の脱イオン水中にスラリー
化し、脱イオン水で予め洗浄した透析管(長さ30cm
乾燥シリンダーの直径28.6mmスペクトレイパー・
メディカル・インダストリーズ社、ロサンゼルス、 C
A#132633. 2000 )fWカットオフ)に
移した。残渣を6flのエルシンマイヤーフラスコ中の
5%NaHCO3溶液(Na HC03粉末、フィッシ
ャー、S−233、ロット# 722534 )に対し
て6時間ごとに溶液を交換したがら24時間4℃で透析
した。次にこの残渣を61のエルシンマイヤーフラスコ
中で6時間ごとに水を交換したがら4℃で脱イオン水に
対して36時間透析した。
約pH7の管の内容物を取出し、真空下で12時間凍結
乾燥して明るい褐色粉末759mgを得た。
* 実験操作はE、[2ヒルストおよびE、パーシバル
パボリサッカライドのメチル化とメチル化生成物の分画
′°メソッド・イン・カーボハイドレード・ケミストリ
ー、VOl、V、ページ287〜296、1965 、
 R,L、ホイッスシー編、アカデミツク・プレス、ニ
ューヨーク(E、L、HirSt and E。
Perc+val、  ”Hethylation o
fPolysaccharidesand Fract
ionation of the )lethylat
ed Products” 、 Methods in
 Carbohydrate Chemistry、 
Vof、 V、 pp 287〜296.1965 ・
R,L、  Whistler、  Ed、、 Aca
demic Press、 New York )から
−部採用した。
また、W、N、ハワース、ジャーナル・オブ・ケミカル
ソサエティー107:  8−160 (1915)、
 (W、N、 Haworth、J、Chem、 So
c、 107 : 8−16 (1959)も参照され
たい。
E、カリジンのカルボキシメチル * 1.00gのカリジン(明るい桃褐色の固体、ロット#
8B)を乳鉢と乳棒で粉末化し、次に15m1のイング
ロビルアルコール(AC3試薬グレード、アルドリッチ
ケミカル社、#19.076−4>に懸濁した。
激しく攪拌したがら、1mlの脱イオン水中の0.5g
のNa OH(?リンクロットARグレード、7708
゜ロット# 7708KVH3>を5分間かけて滴々加
え、直ちに1mlの脱イオン水中の140m1のブロム
酢酸(イーストマンコダック社#964)を加えた。こ
の混合物をアルゴン気流下、室温で80分間攪拌した。
有機溶媒をロータリーエバポレーターで30℃の浴温で
減圧留去した。得られた褐色のペーストを30m1の脱
イオン水で希釈し、混合物を20%酢酸水溶液(フィッ
シャーの氷酢酸AC8試薬グレードA38から調製した
もの)を用いてpH7まで中和した。
生成物を、脱イオン水で予め洗浄した透析管(長さ30
an、乾燥シリンダーの直径28.6mm、スペクトレ
イパー・メディカル・インダストリーズ社、ロサンゼル
ス、CA# 132633.2000HWカツトオフ)
に移した。この生成物を低温室(4℃)で6時間ごとに
水を交換したがら、6gのエルシンマイヤーフラスコ中
の脱イオン水に対して24時間透析した。
管の内容物を取り出し、真空下で12時間凍結乾燥して
609■の褐色のもろい固体を得た。
* 実験操作は、ハンス・ビインク、ディーマクロモレ
クシーレ ヘミ−122: 271 − 274 (1
969) (Hans Vink、D i e  Ha
kromolekulareChemie  122 
: 271−274(1969))から一部採用した。
F、カリジンの硫酸化* 50m1のジメチルホルムアミド(ベーカーアナライズ
ド試薬グレード、3−9221)中の三酸化硫黄トリメ
チルアミンコンプレックス(アルドリッチケミカル社、
13,587−9 、白色粉末)の0℃の懸濁液に、激
しく攪拌したからi、oo gのカリジン(明るい桃褐
色の固体、ロット#8B、乳棒と乳鉢で粉末化したもの
〉を−度に全部加えた。約5分後、混合物は極めて粘稠
になり、攪拌することが困難になった。この混合物を攪
拌したから0℃に24時間保持し、次に50m1の脱イ
オン水で希釈し、予め脱イオン水で洗浄した透析管(長
さ30am、乾燥シリンダーの直径28.6mm、スペ
クトレイパー・メディカル・インダストリーズ社、ロサ
ンゼルス、 CA# 132633.2000)IWカ
ットオフ)に移した。
この混合物を6.Ilのエルシンマイヤーフラスコ中で
10%Na HC03水溶液(固体Na HC03。
フィッシャーsci社、 AC3証明付、S−233か
ら調製したもの)に対して4℃で24時間透析し、次い
で水を6時間ごとに交換したから0℃〜4℃の脱イオン
水に対して48時間透析した。
管の内容物を取り出し、真空下12時間凍結乾燥して5
75■の硬い褐色固体を得た。
* 実験操作はR5し、ホイッスラーと剖岨スペンサー
“トリエチチルアミン三酸化硫黄コンプレックスによる
硫酸化′°メソッズインカーポハイドレートケミストリ
ー、 Vol、IV、ページ297〜298、1964
.  R,L、ホイッスシー編、アカディッミ7 L/
ス、 ニューヨーク (R,L、  WhiStler
 and  W、W、  5pencer  in  
 ”5ulfation  by  丁riethyf
amine  5ulfur  丁rioxide  
Complex     、  MethodS   
in  Carboh drate Chemistr
y、 VOl、IV。
pp、297−298. 1964 ; R,L、 W
histler、 Ed、、 AcademicPre
ss、 New York)から一部採用した。
別の操作についてはR,L、ホイッスラー、メンツズ 
カーボハイドレイト ケミストリー■、ページ426−
429.1972 (R,L、 Whistler。
Methods  Carboh drate  Ch
em、 VL、 pp、426、i29.1972 )
を参照されたい。
G、エピクロルヒドリンによるカリジンのi、oo g
のカリジン(明るい桃褐色固体、ロット#8B)を乳鉢
と乳棒で粉末化し、次に200m1の脱イオン水に懸濁
した。激しく攪拌したがら、エピクロルヒドリン(0,
40g、アルドリッチケミカル社99%、ゴールドラベ
ル、 Cat 、  #24,069−9)を希釈した
い液体として加え、次に2.5mlの脱イオン脱ガス水
中のNa OH(マリンクロットARグレー ト、 7
708. ’Oット7708KVH80,5g > (
7)溶液を加えた。この混合物の60℃で80分間加熱
し、次いで環境温度まで冷却した。pHを、20%、酢
酸水溶液(フィッシャー氷酢酸AC8試薬グレード。
A−38,から調製したもの)を用いて7に調整した。
この反応混合物を、予め脱イオン水で洗浄した透析管(
長さ30cm、乾燥シリンダーの直径28.6m、スペ
クトレイパ〜・メディカル・インダストリーズ社、ロス
アンゼルス、 CA#132633. 2000HWカ
ットオフ)に移した。反応混合物を4℃の低温室におい
て6時間ごとに水を交換したがら6.Ilのエルシンマ
イヤーフラスコ中で脱イオン水に対して24時間透析し
た。
管の内容物を取り出し、真空下12時間凍結乾燥して4
85■の明るい褐色の固体を得た。
H,ホルマリンで架橋したカリジン 1.00 gのカリジン(明るい桃褐色固体、ロット#
8B)を乳鉢と乳棒で粉末化し、次に200m1の脱イ
オン水に懸濁した。この懸濁液に3mlの37%ホリマ
リン溶液(ベイカーアナライズド試薬グレード、ロット
#3367、i 、製造#2106.37%ホルムアル
デヒド)を加え、次いで2.5tnlの脱イオン水中の
0.5gのNa OH(マリンクロットARグレード、
7708、ロット#7708KVH8)を加えた。
この混合物を60℃で80分間激しく攪拌した。この混
合物を室温まで冷却し、20%酢酸水溶液(フィッシャ
ー氷酢酸、AC3試薬グレード、A−38、から調製し
たもの)を用いてpHを7に調整した。この混合物を透
析管(長さ30cm乾燥シリンダー直径28.6mm、
スペクトレイパー・メディカル・インダストリーズ社、
ロスアンゼルス、 CA#132633.2000M−
カットオフ)に移した。この混合物を6時間ごとに水を
交換したがら6ノのエルシンマイヤーフラスコ中で4°
Cで脱イオン水に対して透析した。
管の内容物を取り出し、真空下12時間凍結乾燥して5
18■の白/褐色のもろい固体を得た。
実施例 39 傷処理用の普通の局所剤の比較: 培養ヒト繊維芽細胞に対する細胞毒性 ヒト繊維芽細胞の培養物を用いて、傷口の洗浄に普通に
用いられているいくつかの局所剤の細胞毒性を測定した
。この目的は、カリジンを含有する創傷用のゲルを、異
なった作用機作を有するいくつかの標準的な清浄剤と比
較することであった。
これらの標準清浄剤は、表皮のバリヤーの裂けに続く細
菌性損傷および組織の崩壊を軽減するために設計されて
いる。放射性ラベルしたクロムの放出とトリパンブルー
染料の取り込みを用いて細胞毒性を測定した。培養した
繊維芽細胞は0.5%のような高い濃度のカリジンによ
って損傷を受けなかった。対照的にポビドン(Povi
done)−ヨウ素(ベタジン)、トリプシンとペルー
バルサム(グラニュレックス)、クロルヘキシジン(ヒ
ビクレンス)、または過酸化水素は、ラベルした細胞か
ら51 c 、を放出した。ベタジン、ヒビクレンスお
よびグラニュレックスはまた、トリパンブルーによる染
色を強化したが、カリジンによる処置はこれを強化した
かった。これらの試験管内試験によれば、カリジンは皮
膚用ならびに創傷治療用として安全であると思われる。
細胞培養。ヒトの皮膚繊維芽細胞が新生包皮の外植体か
らおよび帝王切開の際に下腹部から採集された成人の皮
膚のサンプルから生育された。この組織は、脂肪と皮下
結合組織を取り除かれ、2薗立方の粒子に切り刻まれ、
小さな(25cj)培養フラスコに入れられた。5%牛
脂児血清(ハゼルトン> (Hazelton) 20
0mMグルタミンおよび1%抗生物質を補った最小基本
培地(HEM) (インランド・ラボラトリーズ)から
なる培地を加え、培養物を5%CO2雰囲気下37℃に
保持した。
ケラチン生成細胞と繊維芽細胞の混合物が、数日のうち
にこの組織の縁部から生長した。ケラチン生成細胞は分
割できなかったが、繊維芽細胞は16〜21日以内に増
殖して特徴的な渦巻状のパタンを有する細長い細胞の単
層を形成した。すべての培養物は、使用前に少なくとも
3回継代培養され、10〜15回継代まで使用された。
局所剤。試験管内の系における細胞毒性を測定するため
に、傷や床ずれの処置に普通に使用されているいくつか
の製品を、ヒト繊維芽細胞の標準化された培養物に直接
加えた。ポビドン−沃素溶液(ベタジン)、過酸化水素
、グラニュレックスおよびクロルヘキシジン(ヒビクレ
ンス)は、異る作用機作を持つ普通に使用されている清
浄剤である。これらの化合物(0,001〜0.5%〉
を、培養された繊維芽細胞に対する細胞毒性効果につい
てカリジンと比較した。
細胞の処理。パックス−EDTA(Pucks −ED
TA)溶液に軽く曝露(5〜10分)した後、0.25
%トリプシンを用いて集密的細胞単相から細胞を分離し
た。懸濁した細胞を遠心分離してペレットにし、−度新
鮮な媒体で洗浄した後、グルタミン、抗生物質および1
%牛脂児血清を補ったHEHに再懸濁した。細胞の数を
電子細胞計数器(コールタ−・エレクトロニクス、ハイ
アリ−、フロリダ>(COulter Electro
nics、 Hialeah、 El)で測定し、個々
の実験に必要なように希釈して調整した。この細胞を”
1Cr (1μc i 7ml )でラベルし、24個
の窪みをもつ多穴プレートに1つの窪み当たり105の
密度で入れた。このプレートをインキュベーターに18
時間戻した。各実験の開始時に放射性媒体を吸引して除
去し、各窪みを新鮮なHEM+1%牛脂児血清を用いて
4回洗った。HE)l単独もしくは試験生成物の種々の
希釈物を含むHEMを複製窪みに加え、プレートをさら
に1〜30分間インキュベートした。インキュベーショ
ン期間の最後に培地を集め、放出された放射能の測定の
ために保存した。各窪み内の細胞を、0.1M  Na
 OHを用いた0、5mlのトリトンX −100(1
%)の添加により溶菌し、溶解物のサンプルを放射能測
定用に取り出した。
細胞毒性の測定。細胞毒性は、種々の異なる化学物質を
用いてインキュベートしたラベルした繊維芽細胞からの
放射性クロムの放出によって定量された。放出%は、培
地の上澄み液中の放射能の量を培地と細胞の両者の放射
能の合計で割ることによって計算された。
細胞毒性の別の測定は、トリパンブルーによって染色す
ることにより行われた。細胞をそれぞれの試験試薬を用
いて15分間インキュベートした。
トリパンブルー(1%)をそれぞれの窪みに加え、イン
キュベーションをさらに5分間継続した。このサンプル
を光学顕微鏡で検査し、ニコン逆相顕微鏡に付属してい
るニコン35mmカメラで撮影した。
細胞毒性は、対照(未処理)m胞に対するトリパンブル
ーで染色された細胞の百分率を決定することにより評価
した。この測定の結果は以下の表23に示されている。
表  23 トリパンブルー染色法によって 測定された局所製剤の細胞毒性 インキュベー 脱−一韮一  盪−鷹 拡鰺朋 來ム亘分連ベタジン 
  o、 oi%  15分   100ヒビクレンス
        0.011ノ     15分   
    100グラニユレツクス      0.01
 ノ1     15分       io。
カリジン   0.011!15分    5培地単独
        15分    1それぞれの試薬もし
くは培地単独を用いて培養細胞を15分間インキュベー
トし、トリパンブルー(1%)を施与し、5分後に染色
された核の数を数え、視野内の全細胞核の百分率として
表わした。
細胞損傷の時間経過。局所剤による直接的な細胞損傷は
迅速に起こり、細胞からの51 c 、の放出の増大に
よって認められた。培地単独もしくは10%牛脂児血清
で処理された培養繊維芽細胞は5〜60分間のインキュ
ベーションの間に全クロムラベルの5%以下を放出した
。対照的に0.05%ベタジン、グラニュレックスまた
はヒビクレンス処理された細胞は5分以内に全ラベルの
55〜62%を放出した。10分または15分のインキ
ュベーションは、これらの試薬のすべてについて放出さ
れる量をわずかに大きくしたが、これより長いインキュ
ベーション(30分間)はさ放射能の放出を増加するこ
とはなかった。カリジン(C[)WG) (0,05%
)て゛処理された細胞は、30分間のような長いインキ
ュベーションの間に全ラベルの5%以下を放出した(第
30図)。
細胞の損傷に対する濃度の影響。種々の試薬をo、 o
os〜0.05%の範囲の濃度で細胞毒性について試験
した。第31図に示すように、グラニュレックスとヒビ
クレンス(0,01%)は、繊維芽細胞から全クロムラ
ベルの25%および75%を放出した。
最も低濃度のベタジン(0,005%および0.01%
〉による放出は、培地単独による放出より大きくなかっ
た。しかし、0.015%ベタジンに曝露されな細胞は
、その全放射能の70%より多くを放出した。
0.5%までの濃度のカリジンは、培地単独より多く放
出しかなった。
トリパンブルー染色を用いて細胞の損傷を調べた時に、
同様の結果が得られた。表に示すように、0、01%ベ
タジン、ヒビクレンスまたはグラニュレックスを用いた
15分間インキュベーションは、細胞の100%を殺し
た。同じ濃度のカリジンを用いたインキュベーションは
、僅かに5%を殺した。
0、01%濃度の過酸化水素は、形態における変化によ
って判断すると、この細胞をひどく損傷した。
しかしこの試薬によるトリパンブルー染色は、その脱色
効果の故に測定することができなかった。
併用試薬の効果。いくつかの実験において、カリジンが
保護効果をもつかどうかを測定するために、カリジンは
他の局所用剤の添加前に繊維芽細胞培養物に加えられた
。培地単独および10%牛脂児血清を含む培地中で、そ
の細胞毒性効果を測定した。第32図は、カリジン単独
は細胞を損傷したいけれども、それは15分間のインキ
ュベーション中ヒビクレンスまたはベタジンにより放出
された51Crの量を変化させなかったことを示す。同
様に、培養培地中に牛胎児血清が含まれていてもこれら
の試薬の細胞毒性効果を変えることはしたかった。
X旌医−観 83才の女性の患者、丁8、は左足の側縁部に直径23
11IIIIの潰瘍を作った。この潰瘍は、数ケ月間表
われ、いくつかの治療処方に対して応答したかった。
この傷を、1日4回の治療スケジュールを用いて実施例
3の生成物および実施例7の生成物で処置した。きれい
な傷を実施例3の生成物を用いて15分間浸漬した。過
剰の生成物が乾燥滅菌4×4ガーゼを用いて傷から吸収
された。
次に実施例7の生成物を、この傷を覆いかつ包帯を交換
する間に傷が脱水するのを防止するのに十分な量で適用
した。
傷の治癒の経過を、間隔をおいて写真を撮り、傷欠陥の
面積を測定することによって測定した。
傷のふさがる経過を表24に示す。
表 24   傷゛5−の経過 傷の面積 (インチ) ゛ の 1    1.24      0.0028    
0、51     58.8777    0、29 
    76、6183    0、12     9
0.3297    0.00     100.00
表皮の傷は、12週間で実質的にふさがり、14週間で
完全にふさがった。
X旌桝−M 32才の患者は゛°多年の間”潰瘍性大腸炎の履歴を持
っていた。活発な症状の発現の間、彼女は40■のプレ
ドニゾン(prednisOne)、39のアサルフィ
ジン(Asulfidine) 、50■の6−メルカ
プトプリンおよびフラジル(FIaaVl)からなる日
々の処方に対して応答したかった。彼女は腹部の痛みを
継続して有し、1日に4〜8回血便があった。彼女は点
滴を受けた。内視鏡の診断では、穏やかな肝臓ないし横
筋潰瘍を伴う重い進行する結腸潰瘍を示した。この患者
は、彼女の他の医薬に加えて1日4回50■のカリジン
を投与され、家に帰された。
1週間で彼女の症状は実質になくなった。腹部はされる
とわずかに痛み、内視鏡検査では治癒したわずかに充血
した粘膜が見られた。この患者は他の薬物療法を徐々に
取り払われ、病像は改善を続けた。この患者は現在この
時間において単独の薬物としてカリジンを継続している
。身体検査および症状は、全て正常であると記録されて
いる。
潰瘍性大腸炎とクローン病(Crohn’s dise
ase)に同様の応答を示す5つの別のケースが認めら
れた。−人の患者は、カリジンのカプセルを切らした。
4週間で軽い症状が再発し始めた(穏やかな腹部の不快
感を伴った排便が増えた。)そして彼女は薬物の投与を
再開した。3日で彼女は全体として正常な排便症状に戻
った。
夾豊桝−旦 多数のエイズの患者が、毒性または副作用を伴うことな
く長期間カリジンの大量投与を受けた。
これらのエイズ患者には臨床症状の軽減および消滅なら
びに感染の機会の減少を伴ってT−4およびT−8リン
パ球の比の上昇およびT−4の絶対数の上昇が認められ
た。カリジンは患者において抗ウィルスもしくは免疫調
節効果を有することが示唆される。
これらの患者のリンパ球に対する刺激が観察された。こ
のことはカリジンが免疫調節に関与しているかもしれな
いことを示唆する。
犬將烈−郵 Ticドルo −(douloureux)すなわち第
5脳神経の神経痛は、1つまたは2つ以上の三叉神経の
枝の激しい我慢できない痛みの発作によって特徴付けら
れる。この痛みは一般に一過性であり、発作は顔のある
部分、いわゆるトリガーゾーンに触れることによって急
発することがある。
この痛い病気の原因および治療は、知られていない。こ
の疾患を治療するためのいくつかの試みは、少ししかも
しくは全く成功していない。種々の処置には、鎮痛剤、
フェニトイン、頭蓋骨を通過する関与する神経分岐の周
辺摘出およびガセリアンガングリオンに98%アルコー
ルを注射することが含まれている。
ガングリオンに近接する神経の感覚の根元を切断すると
いうより過激な処置は、切断された神経が支配する領域
における感覚を患者から永久に取り去るものである。も
う1つの最近の治療の試みは、カルバマゼピンとフエノ
リオフエンジレートの注射を使用するものである。しか
し、これらの注射は、痛みの麻痺および重大な副作用に
より面倒なことになりうる。
これまでに提案された治療法は、いずれも好ましいもの
ではない。
43才の女性がtic ドルローにかかっていると診断
された。痛みが襲う部分は、右側の三叉神経の第1およ
び第3部分を含んでいた。
この患者は、右側の髪をブラッシングあるいは櫛でとく
と痛みが起こった。彼女はジアゼパム(バリウム)  
(Valium) 、抗ヒスタミン剤、鎮痛剤、プロプ
ラノロール塩酸塩(インデラル)(Indera+)お
よびフエノバルビタールで治療したがうまくいかなかっ
た。この患者は、この病気にかかってから痛みのない日
は全くなかったと述べていた。提案された治療法は、実
施例2の製品を毎日1〜2オンス、3ケ月間服用すると
いうものであった。この期間の後、この治療法が評価さ
れた。
患者の痛みは、治療を開始してから2週間以内に実質的
になくなった。彼女は数週間気分がよいと語った。しか
し続いて彼女は2週間の旅行に出かけ、その間実施例2
の生成物を服用したかった。
この旅行中に症状と痛みが再び襲った。しかし彼女がこ
の薬物療法を再開すると、痛みは数日のうちに消えた。
次の数週間、彼女は再び気分がよかった。
このジュースを毎日6ケ月以上にわたり障害を伴うこと
なく飲んだ後、彼女は痛みを発することなく髪をブラッ
シングし、とかすことができると報告している。彼女の
様子は改善され、彼女は以前にはなかったほど気分がよ
いと言っている。
操作: ヒルトップの葉(15,9ボンド)を洗い、フィレット
化し、ワーリングブレンダーで粉砕し、次いで8層の綿
布で沢過した。次にこのゲルを4個の11クオートステ
ンレススチール製パンに移し、冷たいUSPグレードの
エチルアルコールをそれぞれに容量比で2:1,3:1
.4:1.および5;1の割合で加えた。その量は以下
のように要約することができる: 比(エタノール       エチル :アロエゲル) ゲルの量 アルコールの量500m1
     1000m1 5100O1500m1 1670nn1    6680m1 500ml     2500ml 析出物を4時間沈降させ、次いで残存するアルコール−
ゲル溶液を注意深くデカントし、別の容器に蓄えた。こ
の析出物をIECセントラ−7遠心分離機を用いて28
00rpmで10分間遠心分離し、アルコールで洗浄し
、次いで同じ条件で再び遠心分離した。ペレットを60
0 mlのジャーに移し、液体窒素で凍結し、1晩凍結
乾燥した。
2:1の比からの上澄み液に追加のアルコールを加え、
室温で1晩沈降させた。残存する上澄み液も室温で放置
し1晩沈降させた。
翌日に、追加のアルコールで析出された2:1の比から
のペレットを除き、先に述べたように上澄み液から析出
物を集めた。この場合、ペレットを凍結乾燥ジャーに移
す際に約5〜10m1の水を加えた。
結果: はじめの4時間のアルコール析出の結果は、次のように
要約することができる: 比(エタノール      収率%(カリジン:アロエ
ゲル   量 )     ゲル )2 : 1   
 .0518     .0103 : 1    .
3847     .0774 : 1    1.9
45     .1165 : 1    .6675
     .134さらにエチルアルコールを加えた後
、2:1の上澄み液はさらに178■のカリジンを生成
した。
1晩沈澱させるだけにより、3:1および4:1の比の
上澄み液は、それぞれさらに89■のおよび105■を
生成した。5:1の比は、最初に単離の後、はとんど析
出を生成したかった。従って再採集はしたかった。
2:1の比からの2回目の析出(3:1)の場合に、凍
結乾燥する前に5〜10m1の水を用いて遠心パケット
を濯いだ。これは、他のサンプルが生成した密度の高い
灰色のカリジンサンプルとは著しく異なる低密度の白色
のふわふわしたカリジンを生成した。
ま  と  め カリジンは、カリジンが約80%のマンノースから構成
されていることを示す実施例13によって証明されるよ
うに、主としてマンナンである。マンナンのマンノース
モノマーは、実施例14によって証明されるように主と
してβ(1−4)結合によって連結されている。元素分
析、IR,NHRおよびアセチル基分析の結果は、カリ
ジンには0−アセチル、N−アセチルおよびカルボキシ
レート官能基が存在することを示している。
析出に先立ってカリジンを処理する時間が、カリジンの
総体的な品質ならびに収量にとって重要であることが示
された。カリジンが析出される前にゲルが放置される時
間が長いほど、ゲル中の酵素がカリジンに作用する時間
が長くなり、官能基ならびにグリコシド結合(β(1−
4))を開裂し、その結果、その活性を減少ないし消失
させる上記実験の結果ならびに証拠のすべてから、次の
構造が導き出された: 上記式中R1=−CH20H,−COO−、または−C
M200cCH3; R2=−OH,−00CCH、ま
たは−NHCOCH3;R3=−OH,−00CCH、
または−NHCOCH3;および n==2’−約50,000゜ 主にマンナンの鎖は、他の置換された単純な5炭糖もし
くは6炭糖モノマーを含むことができる。
カリジンの製造、単離および特徴付けは、新規かつ非自
明の操作および手法を含んでいた。種々の理由で正しく
なく、又は不正確であったこの技術分野における他の従
来の仕事によって証明されるように、カリジンは、アロ
エ中の活性物質を単離し特徴付けるための他人のこれま
での試みからは非自明であり、新規である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、アロエベラの葉の切取った部分
を示している。 第3図は、私の方法に使用される好ましい葉洗浄装置の
概略図である。 第4図はアロエベラの葉を切断し浸漬するための好まし
い装置の概略図を示す。 第5図はアロエの切断物を細断してフィレットにし、か
つ粗砕する好ましい装置の概略図を示す。 第6図は微細に均質化しかつ(所望により)?遇するた
めの好ましい装置の概略図を示す。 第7図は処理されたアロエ材料をさらに分離するための
透析装置の好ましい使用を示す概略図を示す。 第8図〜第13図は、カリジンの種々のサンプルの赤外
線スペクトルを示す。 第14図はフィルムにキャスト成形された原料(raw
)アロエゲルの赤外線スペクトルを示す。 第15図はカリジンの一つのサンプルの赤外線スペクト
ルを示す。 第16〜17図は、アロエゲルを葉から除去したときと
アロエジュースをアルコールによって抽出したときとの
間隔が1時間および10時間である場合のカリジンのサ
ンプルの赤外線スペクトルを示す。 第18図はアルコール中にゲルが存在する時間(析出プ
ロセス)の逆数に対してカリジンの収率をプロットした
ものである。 第19図は析出する前の全プロセス時間の逆数に対して
カリジンの収率をプロットしたものである。 第20図は均質化および濾過の時間の逆数に対してカリ
ジンの収率をプロットしたものである。 第21図はアロエ フェロックス(Aloe fero
x)からのジュースのアルコール析出生成物の赤外線ス
ペクトルを示している。 第22図はアOエ アフリカーナ(AIOe afri
cana)からのジュースのアルコール析出生成物の赤
外線スペクトルを示している。 第23図はアフリカーナ フエロックス(Africa
na ferox)からのジュースのアルコール析出生
成物の赤外線スペクトルを示している。 第24図はアロエディコトー? (Aloe dich
otoma)からのジュースのアルコール析出生成物の
赤外線スペクトルを示している。 第25図はセルロースの赤外線スペクトルを示している
。 第26図はポリガラクツロン酸の赤外線スペクトルを示
している。 第27図はコンニャク(Konjac )植物からのグ
ルコマンナンの赤外線スペクトルを示している。 第28図はデキストランの赤外線スペクトルを示してい
る。 第29図はグアーガムの赤外線スペクトルを示している
。 第30図は局所試薬による51Crの放出の時間経過を
示している。ヒト繊維芽細胞の培養組織を0.05%グ
ラニュレックス(Granulex) 、ヒビクレンス
(Hibiclens)、ベタジン(Betadine
)またはカリジン(CDWG )により種々の時間イン
キュベートし、放出された全放射能のパーセントを測定
した。データはそれぞれの時点における3〜5回の別々
の測定の平均である。対照の細胞(培地のみで処理した
もの)は30分間の間に全51Crの3〜5%を放出し
た。 第31図は細胞の損傷に対する濃度の影響を示している
。培養された繊維芽細胞をヒビクレンス、グラニュレッ
クス、ベタジンまたはカリジン(CDWG )を種々の
濃度で用いて37℃で15分間インキュベートした。放
出された510rの百分率をそれぞれの濃度について測
定した。対照の放出(未処理細胞からの)は1〜5%の
範囲であった。 データは3〜5回の別々の測定の平均である。 第32図はクロムの放出: CDWGおよび血清の効果
を示している。細胞は、培地のみ(右下り斜線付き棒)
またはカリジン(0,5%)を含む培地(ハツチ付き棒
)または10%牛脂児血清を含む培地(黒点付き棒)に
おいて15分間インキュベートした。ベタジン、グラニ
ュレックスまたはヒビクレンス(0,15%〉を加えイ
ンキュベーションを15分間さらに継続した。データは
3〜4回の独立した実験の平均である。 FIG。 2 FIG、  7 止竹褒1 リL把度 νL蛇戻 蝋り度 ν皮り度 献 乞 友 媒y、、庄 9)Lt屋 9L!、崖 gE−良度 嘆 り 度 5 0 1/TppTX to’ CMIN、”ンFIG。 8 アーレコール中tQデIしの4F/l昧r弧 7勺しズ
)のtJb−村しくカリジン−婦スJ「iフtl乙Yト
レ自むQ/TTOTAL(MIN、−’) FIG、  19 AC[→χ6のi処1を晴M のI史ンイ)ミレニタ1
す名〃1ル/のJ1人多重ε7′σセ、−トレにしり1
/TGEL(MIN、 ) FIG、  20 匂櫨化h゛謳l/′−a、iり田fM−1味b:t4し
くp・ルンー収卸と7℃・トしたしり 暖′L& 口灰 先 皮 9L  C& 哄′L& 蝋丸友 坂丸戻 L 免 友 吠 も 度 0辰 を 度 時閉(くδトノ FIG。 0 づ、を躬り東゛分っ1L FIG。 1 5IO&の妬(甑 (う4ン 手続補正書 平成2年特許願第217233号 2゜ 発明の名称 3゜ 補正をする者 事件との関係:特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アロエ植物の葉から実質的にアントラキノンを含ま
    ないアロエゲルを製造する方法において: a)アロエの葉を殺菌性溶液で洗浄して実質的にすべて
    の表面の汚れおよびバクテリアを除去すること; b)前記洗浄した葉から少なくとも第1の端部を除去す
    ること; c)前記切断し洗浄した葉からアントラキノンに富む液
    汁を排液し、保存し、採集すること;および d)前記葉から外皮を除去して実質的にアントラキノン
    を含まないゲルを製造することを含む方法。 2、アロエ植物の葉から実質的にアントラキノンを含ま
    ないアロエゲルを製造する方法において: a)アロエの葉を殺菌性溶液で洗浄して実質的にすべて
    の表面の汚れとバクテリアを除去すること; b)洗浄したアロエの葉を砕くこと;および c)砕いた葉を透析して、砕いた葉の残存画分から実質
    的にアントラキノンを含まないゲルを化学的に取出し分
    離することを含む方法。 3、アロエ植物の葉から実質的にアントラキノンを含ま
    ないアロエゲルを製造する方法において: a)アロエ植物の葉を砕くこと;および b)砕いた葉を透析して、砕いた葉の残存画分から実質
    的にアントラキノンを含まないアロエゲルを化学的に取
    り出し分離することを含む方法。 4、アロエ植物の葉から実質的にアントラキノンを含ま
    ないジュースを製造する方法において: a)アロエの葉を殺菌性溶液で洗浄して表面の汚れおよ
    びバクテリアを実質的に除去すること; b)前記洗浄した葉から第1端部と第2端部を除去する
    こと; c)前記洗浄し切断した葉からアントラキノンに富む液
    汁を排液し、保存し、採集すること; d)前記葉から外皮を除去して実質的にアントラキノン
    を含まないアロエゲルフィレットを製造すること;およ
    び e)前記実質的にアントラキノンを含まないアロエゲル
    フィレットを挽きそして均質化して実質的にアントラキ
    ノンを含まないアロエジュースを製造することを含む方
    法。 5、前記アロエジュースをろ過して繊維性物質を除去す
    ることをさらに含む請求の範囲第4項に従う実質的にア
    ントラキノンを含まないアロエジュースを製造する方法
    。 6、防腐剤、香料、佐剤、担体および着色剤からなる群
    から選ばれた少なくとも1種を前記アロエゲルフィレッ
    トもしくは前記アロエジュースに加えることを更に含む
    請求の範囲第4項に従う実質的にアントラキノンを含ま
    ないアロエジュースを製造する方法。 7、前記防腐剤がメチルパラベン、プロピルパラベンお
    よびブチルパラベンからなる群から選ばれる請求の範囲
    第5項に従う実質的にアントラキノンを含まないアロエ
    ジュースを製造する方法。 8、前記ジュースが照射され、凍結乾燥され、音波殺菌
    され、または低温殺菌されて、それにより前記ジュース
    が保存される請求の範囲第5項に従う実質的にアントラ
    キノンを含まないアロエジュースを製造する方法。 9、前記アロエジュースを限外ろ過によってろ過して前
    記アロエジュースを浸透圧的に調節し分子量によって分
    類する工程を更に含む請求の範囲第5項に従う実質的に
    アントラキノンを含まないアロエジュースを製造する方
    法。 10、請求の範囲第4項の方法によって作られた製品。 11、請求の範囲第5項の方法によって作られた製品。 12、請求の範囲第6項の方法によって作られた製品。 13、請求の範囲第7項の方法によって作られた製品。 14、請求の範囲第8項の方法によって作られた製品。 15、請求の範囲第9項の方法によって作られた製品。 16、前記実質的にアントラキノンを含まないアロエゲ
    ルフィレットを、これを砕く前にタンブラーウォッシャ
    ー中で洗浄する工程を更に含む請求の範囲第4項に従う
    実質的にアントラキノンを含まないアロエジュースを製
    造する方法。 17、a)実質的にアントラキノンを含まないアロエジ
    ュース0.1〜100重量%; b)アラントイン0〜2重量%; c)パンテノール0〜6重量%; d)佐剤または担体を含む組成物。 18、a)実質的にアントラキノンを含まないアロエジ
    ュース0.1〜100重量%; b)食品用防腐剤; c)クエン酸;および d)ビタミンEを含む飲料用組成物。 19、アロエ植物の葉からアロエ植物中の活性化学物質
    を抽出する方法において: a)アロエの葉を殺菌性溶液で洗浄して実質的にすべて
    の表面の汚れおよびバクテリアを除去すること; b)前記洗浄した葉から少なくとも第1の端部を除去す
    ること; c)前記切断しかつ洗浄した葉からアントラキノンに富
    む液汁を排液し、保存し、 収集すること; d)前記葉から外皮を除去して実質的にアントラキノン
    を含まないゲルフィレットを製造すること; e)前記実質的にアントラキノンを含まないアロエゲル
    フィレットを挽き均質化して、可溶化物を含み実質的に
    アントラキノンを含まないアロエジュースを製造するこ
    と; f)このアロエジュースに水溶性低級脂肪族極性溶媒を
    加えて活性化学物質を析出させ、それによって不均一な
    溶液を形成すること; g)この不均一溶液から水溶性低級脂肪族極性溶媒と可
    溶化物を除去して析出した活性化学物質を単離すること
    ;そしてh)この析出した活性化学物質を乾燥すること
    を含む方法。 20、アロエ植物の葉からアロエ植物中の活性化学物質
    を抽出する方法において: a)アロエの葉を殺菌性溶液で洗浄して実質的にすべて
    の表面の汚れとバクテリアを除去すること; b)洗浄したアロエの葉を砕くこと; c)砕いた葉を透析して、砕いた葉の残存する画分から
    実質的にアントラキノンを含まないゲルを化学的に取り
    出し分離すること; d)前記実質的にアントラキノンを含まないアロエゲル
    を挽き均質化して、可溶化物を含み実質的にアントラキ
    ノンを含まないアロエジュースを製造すること; e)このアロエジュースに水溶性低級脂肪族極性溶媒を
    加えて活性化学物質を析出させ、それによって不均一溶
    液を形成すること; f)この不均一溶液から水溶性低級脂肪族極性溶媒と可
    溶化物を除去して析出した活性化学物質を単離すること
    ;および g)この析出した活性化学物質を乾燥することを含む方
    法。 21、アロエ植物の葉からアロエ植物中の活性化学物質
    を抽出する方法において: a)アロエの葉を殺菌性溶液で洗浄して実質的にすべて
    の表面の汚れとバクテリアを除去すること; b)洗浄したアロエの葉を砕くこと; c)砕いたアロエの葉を挽き均質化して可溶化物を含む
    アロエジュースを製造すること;d)このアロエジュー
    スに水溶性低級脂肪族極性溶媒を加えて活性化学物質を
    析出させ、それによって不均一溶液を形成すること; e)この不均一溶液から水溶性低級脂肪族極性溶媒と可
    溶化物を除去して析出した活性化学物質を単離すること
    ;そして f)析出した活性化学物質を乾燥することを含む方法。 22、アロエ植物の葉からアロエ植物中の活性化学物質
    を抽出する方法において: a)アロエの葉を殺菌性溶液で洗浄して実質的に表面の
    汚れおよびバクテリアを除去すること; b)前期洗浄したアロエの葉を挽くこと; c)挽いたアロエの葉をろ過して繊維性物質を除去する
    こと; d)挽いたアロエの葉を均質化して、可溶化物を含むア
    ントラキノンに富むアロエジュースを製造すること; e)このアロエジュースに水溶性低級脂肪族極性溶媒を
    加えて活性化学物質を析出させ、それによって不均一溶
    液を形成すること; f)この不均一溶液から水溶性低級脂肪族極性溶媒と可
    溶化物を除去して析出した活性化学物質を単離すること
    :そして g)析出した活性化学物質を乾燥することを含む方法。 23、アロエ植物の葉からアロエ植物中の活性化学物質
    を抽出する方法において: a)アロエ植物の葉を砕いて可溶化物を含むアロエジュ
    ースを押し出すこと; b)このアロエジュースに水溶性低級脂肪族極性溶媒を
    加えて活性化学物質を析出させ、それによって不均一溶
    液を形成すること; c)この不均一溶液から水溶性低級脂肪族極性溶媒と可
    溶化物を除去して析出した活性化学物質を単離すること
    ;そして d)析出した活性化学物質を乾燥することを含む方法。 24、アロエ植物の葉からアロエ植物中の活性化学物質
    を抽出する方法において: a)アロエの葉を殺菌性溶液で洗浄して実質的にすべて
    の表面の汚れとバクテリアを除去すること; b)前記葉から外皮を除去してアロエゲルフィレットを
    製造すること; c)前記アロエゲルフィレットを挽き均質化して、可溶
    化物を含むアロエジュースを製造すること; d)このアロエジュースに水溶性低級脂肪族極性溶媒を
    加えて活性化学物質を析出させ、それによって不均一溶
    液を形成すること; e)この不均一溶液から水溶性低級脂肪族溶媒と可溶化
    物を除去して析出した活性化学物質を単離すること;そ
    して f)析出した活性化学物質を乾燥することを含む方法。 25、前記析出物を照射し、それによって前記活性化学
    物質を滅菌し、保存する請求の範囲第19項に従うアロ
    エ植物中の活性化学物質を抽出する方法。 26、4倍体積の前記水溶性低級脂肪族極性溶媒を1倍
    体積のアロエジュースに加えて前記活性化学物質を析出
    させる請求の範囲第19項に従うアロエ植物中の活性化
    学物質を抽出する方法。 27、前記水溶性低級脂肪族極性溶媒がメタノール、エ
    タノールおよびプロパノールからなる群から選ばれる請
    求の範囲第19項に従うアロエ植物中の活性化学物質を
    抽出する方法。 28、前記水溶性低級脂肪族極性溶媒がエタノールであ
    る請求の範囲第27項に従うアロエ植物中の活性化学物
    質を抽出する方法。 29、前記水溶性低級脂肪族極性溶媒が除去される前に
    前記活性化学物質が前記水溶性低級脂肪族極性溶媒とア
    ロエジュースから約4時間析出せしめられる請求の範囲
    第19項に従うアロエ植物中の活性化学物質を抽出する
    方法。 30、前記析出した活性化学物質が凍結乾燥によって乾
    燥される請求の範囲第19項に従うアロエ植物中の活性
    化学物を抽出する方法。 31、請求の範囲第19項の方法によって製造された製
    品。 32、請求の範囲第20項の方法によって製造された製
    品。 33、請求の範囲第21項の方法によって製造された製
    品。 34、請求の範囲第22項の方法によって製造された製
    品。 35、請求の範囲第23項の方法によって製造された製
    品。 36、請求の範囲第24項の方法によって製造された製
    品。 37、請求の範囲第25項の方法によって製造された製
    品。 38、請求の範囲第26項の方法によって製造された製
    品。 39、請求の範囲第27項の方法によって製造された製
    品。 40、請求の範囲第28項の方法によって製造された製
    品。 41、請求の範囲第29項の方法によって製造された製
    品。 42、請求の範囲第30項の方法によって製造された製
    品。 43、実質的にアセチル化されたマンノースモノマーの
    実質的に非分解性の凍結乾燥された秩序正しい線状ポリ
    マーを含む組成物。 44、モノマーがβ(1→4)結合によって相互に結合
    されている請求の範囲第43項の組成物。 45、¥アロエ¥¥ベラ¥植物のジュースのエタノール
    析出生成物を含む組成物において、前記析出生成物が実
    質的に非分解性であり、かつ凍結乾燥されている組成物
    。 46、前記秩序正しい線状コポリマーがガンマ線または
    マイクロ波で照射される請求範囲第43項に従う組成物
    。 47、前記秩序正しい線状コポリマーがガンマ線または
    マイクロ波で照射される請求範囲第44項に従う組成物
    。 48、前記秩序正しい線状コポリマーがガンマ線または
    マイクロ波で照射される請求範囲第45項に従う組成物
    。 49、¥アロエ¥¥フェロックス¥植物のジュースのエ
    タノール析出生成物を含む組成物において、前記析出生
    成物が実質的に非分解性であり、かつ凍結乾燥されてい
    る組成物。 50、¥アロエ¥¥アフリカーナ¥植物のジュースのエ
    タノール析出生成物を含む組成物において、前記析出生
    成物が実質的に非分解性であり、かつ凍結乾燥されてい
    る組成物。 51、¥アフリカーナ¥¥フェロックス¥植物のジュー
    スのエタノール析出生成物を含む組成物において、前記
    析出生成物が実質的に非分解性であり、凍結乾燥されて
    いる組成物。 52、¥アロエ¥¥ディコトーマ¥植物のジュースのエ
    タノール析出生成物を含む組成物において、前記析出生
    成物が実質的に非分解性であり、凍結乾燥されている組
    成物。 53、¥アロエ¥¥ベラ¥植物のジュースのエタノール
    析出生成物が過酸化水素で酸化されている請求の範囲第
    45項に従う組成物。 54、¥アロエ¥¥ベラ¥植物のジュースのエタノール
    析出生成物が過ヨウ素酸ナトリウムで開裂されている請
    求の範囲第45項に従う組成物。 55、¥アロエ¥¥ベラ¥植物のジュースのエタノール
    析出生成物がリン酸二水素ナトリウム一水和物とリン酸
    水素二ナトリウム七水和物の混合物でリン酸化されてい
    る請求の範囲第45項に従う組成物。 56、¥アロエ¥¥ベラ¥植物のジュースのエタノール
    析出生成物が硫酸ジメチルによってメチル化されている
    請求の範囲第45項に従う組成物。 57、¥アロエ¥¥ベラ¥植物のジュースのエタノール
    析出生成物がブロム酢酸および酢酸によってカルボキシ
    メチル化されている請求の範囲第45項に従う組成物。 58、¥アロエ¥¥ベラ¥植物のジュースのエタノール
    析出生成物が三酸化硫黄−トリメチルアミンコンプレッ
    クスによつて硫酸化されている請求の範囲第45項に従
    う組成物。 59、¥アロエ¥¥ベラ¥植物のジュースのエタノール
    析出生成物がエピクロルヒドリンによって架橋されてい
    る請求の範囲第45項に従う組成物。 60、¥アロエ¥¥ベラ¥植物のジュースのエタノール
    析出生成物がホルマリンによって架橋されている請求の
    範囲第45項に従う組成物。 61、下記の式で表わされる繰り返しモノマーを有する
    実質的に非分解性の凍結乾燥された秩序正しい線状ポリ
    マーを含む組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼ 上記式中R_1は、−CH_2OH、−COO^−また
    は−CH_2OOCCH_3からなる群から選ぶことが
    でき;R_2は、−OH、−OOCCH_3または−N
    HCOCH_3からなる群から選ぶことができ;R_3
    は、−OH、−OOCCH_3または−NHCOCH_
    3からなる群から選ばれることができ、そしてnは2〜
    約50,000である。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010500046A (ja) * 2006-08-14 2010-01-07 カウンスィル オブ サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ 清涼飲料の製造方法及びその利用
US8652560B2 (en) 2003-12-16 2014-02-18 Kao Corporation Packaged beverages

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