JPH03245555A - プラント制御装置 - Google Patents
プラント制御装置Info
- Publication number
- JPH03245555A JPH03245555A JP2409640A JP40964090A JPH03245555A JP H03245555 A JPH03245555 A JP H03245555A JP 2409640 A JP2409640 A JP 2409640A JP 40964090 A JP40964090 A JP 40964090A JP H03245555 A JPH03245555 A JP H03245555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- majority
- output
- signal
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 13
- 238000004092 self-diagnosis Methods 0.000 abstract description 12
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 abstract description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 3
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明はLSI化された信頼性の要求される電子装置に
係り、特に、故障率の低減を図った電子装置に関する。 [0002]
係り、特に、故障率の低減を図った電子装置に関する。 [0002]
原子カプラント等の制御に用いられる電子装置は、高信
頼性が要求される。このため、従来は、制御の処理系を
3重化し、その出力を多数決論理により判定して、機器
制御を行う場合が多い。図2は、このような3重系制御
システムの概略ブロック図で、A系、B系、C系より成
る3重系の各々の系の処理装置1,2゜3より出力され
るA系制御信号101. B系制御信号102. C系
制御信号103は、多数決制御装置4内の各県のバッフ
ァ51.52.53に入力される。バッファ51.52
゜53では、各系処理装置よりの制御信号をフォトカプ
ラ等でアイソレートし、信号レベル変換処理するなどし
て、各々の系の制御信号401.402.403として
多数決制御回路6へ入力する。多数決制御回路6では、
A系、B系、C系制御信号401402、403のうち
、いずれか2系の信号が一致した時、これを多数決出力
信号404として出力する。この動作は2/3多数決論
理と呼ばれる。この多数決出力信号404は、ドライバ
回路7で制御対象のリレー、トランジスタ等を駆動する
のに必要な信号レベルに変換され、多数決制御信号10
4として出力されて、制御対象8を制御する。 [0003]
頼性が要求される。このため、従来は、制御の処理系を
3重化し、その出力を多数決論理により判定して、機器
制御を行う場合が多い。図2は、このような3重系制御
システムの概略ブロック図で、A系、B系、C系より成
る3重系の各々の系の処理装置1,2゜3より出力され
るA系制御信号101. B系制御信号102. C系
制御信号103は、多数決制御装置4内の各県のバッフ
ァ51.52.53に入力される。バッファ51.52
゜53では、各系処理装置よりの制御信号をフォトカプ
ラ等でアイソレートし、信号レベル変換処理するなどし
て、各々の系の制御信号401.402.403として
多数決制御回路6へ入力する。多数決制御回路6では、
A系、B系、C系制御信号401402、403のうち
、いずれか2系の信号が一致した時、これを多数決出力
信号404として出力する。この動作は2/3多数決論
理と呼ばれる。この多数決出力信号404は、ドライバ
回路7で制御対象のリレー、トランジスタ等を駆動する
のに必要な信号レベルに変換され、多数決制御信号10
4として出力されて、制御対象8を制御する。 [0003]
このような3重系制御システムにおいて、従来の多数決
制御装置4における多数決制御回路6は、ANDおよび
ORからなる論理ICの組合せか、あるいは、リレーロ
ジックによる2/3多数決論理回路から構成されていた
。しかし、論理ICを用いた2/3多数決論理回路の場
合は、論理IC−個の障害が制御システム全体の故障に
つながる。このため、制御システムの処理系を多重化し
てシステムの信頼性を向上させるのが好ましい。 一方、多重化による信頼性向上の他に、電子装置を構成
する個々の素子の信頼性の向上つまり素子当りの故障率
を低減させる必要もある。近年、電子装置のLSI化が
進み、半導体チップ上に搭載した素子の信頼性をいかに
向上させるがが問題となる。LSI化した電子装置の構
成素子の信頼性を向上させるために、各素子の正常/異
常を検査するための回路や信号引出線を同一のLSIチ
ップ上に設け、各素子の検査をできるようにしてもよい
が、それではLSI全体の設計が複雑になり、コストが
嵩んでしまう。また、本来の電子装置以外に検査用回路
を設けるため、その分だけチップ上の有効面積が占有さ
れてしまうという問題もある。 [0004] 本発明の目的は、LSI化した電子装置であって素子当
りの故障率を低減した電子装置を提供することにある。 [0005] 1課題を解決するための手段】 上記目的は、集積回路で構成される電子装置であって、
前記集積回路の1チップ上での素子の実装数を増加せし
め集積回路としての素子数当りの故障率を低減させるこ
とで、達成される。 [0006]
制御装置4における多数決制御回路6は、ANDおよび
ORからなる論理ICの組合せか、あるいは、リレーロ
ジックによる2/3多数決論理回路から構成されていた
。しかし、論理ICを用いた2/3多数決論理回路の場
合は、論理IC−個の障害が制御システム全体の故障に
つながる。このため、制御システムの処理系を多重化し
てシステムの信頼性を向上させるのが好ましい。 一方、多重化による信頼性向上の他に、電子装置を構成
する個々の素子の信頼性の向上つまり素子当りの故障率
を低減させる必要もある。近年、電子装置のLSI化が
進み、半導体チップ上に搭載した素子の信頼性をいかに
向上させるがが問題となる。LSI化した電子装置の構
成素子の信頼性を向上させるために、各素子の正常/異
常を検査するための回路や信号引出線を同一のLSIチ
ップ上に設け、各素子の検査をできるようにしてもよい
が、それではLSI全体の設計が複雑になり、コストが
嵩んでしまう。また、本来の電子装置以外に検査用回路
を設けるため、その分だけチップ上の有効面積が占有さ
れてしまうという問題もある。 [0004] 本発明の目的は、LSI化した電子装置であって素子当
りの故障率を低減した電子装置を提供することにある。 [0005] 1課題を解決するための手段】 上記目的は、集積回路で構成される電子装置であって、
前記集積回路の1チップ上での素子の実装数を増加せし
め集積回路としての素子数当りの故障率を低減させるこ
とで、達成される。 [0006]
LSIチップの信頼性は、内部の素子数に関わらない。
つまり素子数の多少にかかわらず略一定である。従って
、集積度を高め1チップ上に搭載する素子の実装数が増
大すればするほど、素子当りの信頼性は向上することに
なる。 [0007]
、集積度を高め1チップ上に搭載する素子の実装数が増
大すればするほど、素子当りの信頼性は向上することに
なる。 [0007]
以下、本発明の好適な実施例を図面を参照して説明する
。 図1は、冗長化制御装置の中心である多数決制御回路6
の基本的な機能構成を示すブロック図で、基本機能を果
す2/3多数決論理回路62の他に、不一致系検出回路
63.外部信号による異常系の切替回路61.2/3論
理回路62の自己診断回路65及び前記の不一致検出、
自己診断に際しであるマスク時間以上の連続エラーをラ
ッチするための諸回路を有している。このうち、切替回
路61の実施例は図3に示されている。 同図において、各県は対称な回路構成となっており、例
えばA糸切替人力411がOの時はナンバゲート624
出力は常に1、従ってインバータ627出力は常にOで
あるから、A系制御信号401はノアゲート611で反
転され、ノアゲート630で再反転される。即ちA糸切
替人力411がOの時は制御信号401はそのまま信号
601として出力される。B、C系についてもこれは全
く同じで、続<273多数決論理回路62へ出力される
。次にA糸切替人力411が1の時は、ノアゲート61
1出力は制御信号401の値如何に関係なく0となり、
ノアゲート630はインバータ627出力を反転する。 又切替人力411が1のためナントゲート624は設定
入力400を反転する。従って切替人力411が1の時
を、常に設定入力400の反転されたものがノアゲート
630出力となり、これがA未出力信号601とされる
。この性質もB、C系についても全く同様である。 [0008] 図4は2/3多数決論理回路62の構成を示すもので、
従来より公知の回路である。この回路では、3人力信号
のうち、少くとも2人力がOの時はOllの時は1を多
数決出力信号404として出力する。従って、もし3人
力のうち不一致信号(1個だけ他と違う値となった信号
)があれば、これは後述する不一致系検出回路63で検
出され、ラッチ回路64を経て処理装置へ報告され、そ
れ以後処理装置からはその不一致系の切替信号411〜
413の1つ、例えば信号411を1とし、かつ設定入
力を1又はOとする。もし設定入力が1とされた時は、
前述のようにその時の切替回路61の対応する出力60
1はOとなるから、多数決論理回路62の出力404は
他の制御信号の双方が1の時のみ1、他はOとなり、つ
まり他の制御信号402.403のAND出力をするこ
とになる。又もし、設定入力がOとされた時、出力60
1はlとなり、出力404は制御信号402.403の
一方でもlなら1、つまりOR出力することになる。こ
のように、切替回路61の役割は、処理装置系の1つが
異った時、残り2系統のAND条件で出力するかOR条
件で出力するかの制御を2/3多数決論理回路62に対
して行う機能を有し、かつ異った系の制御信号出力をし
ゃ断するものである。 [0009] 次に、不一致系検出回路63は、A系、B系、C系制御
信号601.602.603を相互比較して不一致系を
検出するもので、その構成は容易であるので省略する。 その検出した結果は、ラッチ回路64に入力される。ラ
ッチ回路64は、3系制御信号601〜603の非同期
等による瞬時の不一致も一時記憶するが、マスク時間設
定回路68に設定されたマスク時間以上、不一致が連続
した場合にはじめて各系不一致出力信号として外部に出
力するために設けられており、この不一致出力信号は、
外部よりのリセット入力信号Rによりリセットされる。 次に273多数決論理回路62の自己診断回路65は、
A系、B系、C系制御信号601602、603に対し
て2/3多数決論理回路62が正常な多数決出力信号4
04として出力しているか否かを診断するもので、自回
路内でも2/3多数決論理回路をもち、この結果を27
3多数決論理回路62の出力404との比較を行う。も
しその結果異常があれば、ラッチ回路66により3系制
御信号の非同期等による瞬時の不一致をマスク時間によ
り、前述と同様に除去し、自己診断異常出力信号Fとし
て、処理装置等の外部へ出力する。また、この自己診断
異常出力信号Fは、外部よりのリセット入力信号Rによ
りリセットされる。 [0010] マスク時間設定回路68は、カウンタにより構成され、
外部から設定されたマスク時間Tをクロック発振回路6
7から出力されるクロックで減算してマスク時間T後に
マスク信号Mをオフとする。 以上は、多数決制御回路6の基本的な機能の説明である
が、本回路は、以下の実施例で述べるように、lチップ
LSI化を図ることにより各回路を多重化して高信頼度
、高機能化することができる。 図5は、本発明の一実施例を示すもので、切替回路及び
2/3多数決論理回路を、切替回路61a、 61b、
61c及び2/3多数決論理回路62a、 62b、
62cと3重化し、更にこれらの出力信号を2/3論
理回路 62dによって273多数決論理演算を行って、多数決
出力信号404を得るようにしたものである。本実施例
の回路構成は、1チップLSI化することができるため
、多数決制御回路6は、1個の部品で実現できることに
なり、切替回路の3重化は、システム信頼性を向上させ
る上で、極めて有効である。なお、図5に於ては、図1
で示した、A系、B系、C系切替入力と設定入力を省略
しているが、切替回路61a、 61b、 61c及び
2/3多数決論理回路62a、 62b、 62cの回
路構成と機能は、図1、図3及び図4で説明した内容と
同一である。 [0011] 図6は、本発明の他の実施例を示したもので、その回路
構成は、前記した実施例とほぼ同一であるが、3重化さ
れた2/3多数決論理回路62a、 62b、 62c
の出力信号を各々外部への系統独立多数決出力信号60
2a、 602b、 602cとして取り出すようにし
た点が異っている。これら4つの多数決出力信号404
.602a、 602b、 602cの用途は以下のよ
うである。多数決出力信号404は、図5の実施例と同
様に、図2に示したドライバ回路7を通して多数決制御
信号104として制御対象8を制御するものである。一
方、3重化された2/3多数決論理回路62a、 62
b、 62cから直接出力された多数決制御信号602
a、 602b、 602cは、例えば、図7に示すよ
うに、各々ドライバ回路72a、 72b、 72cを
通してリレーコイル’73a、 73b、 73cを駆
動し、その接点73A、 73B、 73Cにより2/
3多数決論理を構成して、最終的に多数決制御信号とし
て制御対象8aを制御するものである。このように、多
数決制御回路6の1チップLSIを図れば、不一致系の
切替機能を1個の部品に収納でき、しかも、同一部品の
まま切替回路61を3重化して高信頼性化し、さらに、
このような機能を有しながら、2/3論理による多数決
出力信号を利用することもできるし、また外部リレーロ
ジックによる多数決出力回路を構成することもできる。 すなわち多数決制御回路6の1チップLSI化により、
切替機能を高信頼度で実現できるとともに、システムの
要求に応じて外部端子を自由に選択して、高信頼度の2
/3論理回路を実現できる。 [0012] 以上、本発明の実施例を、図1の多数決制御回路6にお
ける切替回路61と273多数決論理回路62の多重化
の場合について示したが、他回路についても、同様に3
重化により高信頼化を図ることができる。すなわち、不
一致系検出機能の強化は、不一致検出回路63と不一致
検出ラッチ回路64の各々を3重化して、3重化した切
替回路の各々の出力信号を各々の不一致検出回路に入力
し、3つの不一致検出ラッチ回路よりの同一系の不一致
信号出力信号を新たに付加した各系用に1つずつの27
3多数決論理回路に入力させれは実現できる。また、自
己診断機能の3重化は、同様に自己診断回路65とラッ
チ回路を3重化して、3重化した自己診断異常出力ラッ
チ回路の自己診断異常出力信号を、新たに付加した2/
3多数決論理回路に入力させれば実現できる。さらに、
クロック発振回路67とマスク時間設定回路68も同様
に3重化し、これら各県の出力を、前記の3重化した不
一致検出ラッチ回路に各々独立に入力し、また3つの自
己診断異常出力ラッチ回路にも各々独立に入力すればよ
い。 [0013]
。 図1は、冗長化制御装置の中心である多数決制御回路6
の基本的な機能構成を示すブロック図で、基本機能を果
す2/3多数決論理回路62の他に、不一致系検出回路
63.外部信号による異常系の切替回路61.2/3論
理回路62の自己診断回路65及び前記の不一致検出、
自己診断に際しであるマスク時間以上の連続エラーをラ
ッチするための諸回路を有している。このうち、切替回
路61の実施例は図3に示されている。 同図において、各県は対称な回路構成となっており、例
えばA糸切替人力411がOの時はナンバゲート624
出力は常に1、従ってインバータ627出力は常にOで
あるから、A系制御信号401はノアゲート611で反
転され、ノアゲート630で再反転される。即ちA糸切
替人力411がOの時は制御信号401はそのまま信号
601として出力される。B、C系についてもこれは全
く同じで、続<273多数決論理回路62へ出力される
。次にA糸切替人力411が1の時は、ノアゲート61
1出力は制御信号401の値如何に関係なく0となり、
ノアゲート630はインバータ627出力を反転する。 又切替人力411が1のためナントゲート624は設定
入力400を反転する。従って切替人力411が1の時
を、常に設定入力400の反転されたものがノアゲート
630出力となり、これがA未出力信号601とされる
。この性質もB、C系についても全く同様である。 [0008] 図4は2/3多数決論理回路62の構成を示すもので、
従来より公知の回路である。この回路では、3人力信号
のうち、少くとも2人力がOの時はOllの時は1を多
数決出力信号404として出力する。従って、もし3人
力のうち不一致信号(1個だけ他と違う値となった信号
)があれば、これは後述する不一致系検出回路63で検
出され、ラッチ回路64を経て処理装置へ報告され、そ
れ以後処理装置からはその不一致系の切替信号411〜
413の1つ、例えば信号411を1とし、かつ設定入
力を1又はOとする。もし設定入力が1とされた時は、
前述のようにその時の切替回路61の対応する出力60
1はOとなるから、多数決論理回路62の出力404は
他の制御信号の双方が1の時のみ1、他はOとなり、つ
まり他の制御信号402.403のAND出力をするこ
とになる。又もし、設定入力がOとされた時、出力60
1はlとなり、出力404は制御信号402.403の
一方でもlなら1、つまりOR出力することになる。こ
のように、切替回路61の役割は、処理装置系の1つが
異った時、残り2系統のAND条件で出力するかOR条
件で出力するかの制御を2/3多数決論理回路62に対
して行う機能を有し、かつ異った系の制御信号出力をし
ゃ断するものである。 [0009] 次に、不一致系検出回路63は、A系、B系、C系制御
信号601.602.603を相互比較して不一致系を
検出するもので、その構成は容易であるので省略する。 その検出した結果は、ラッチ回路64に入力される。ラ
ッチ回路64は、3系制御信号601〜603の非同期
等による瞬時の不一致も一時記憶するが、マスク時間設
定回路68に設定されたマスク時間以上、不一致が連続
した場合にはじめて各系不一致出力信号として外部に出
力するために設けられており、この不一致出力信号は、
外部よりのリセット入力信号Rによりリセットされる。 次に273多数決論理回路62の自己診断回路65は、
A系、B系、C系制御信号601602、603に対し
て2/3多数決論理回路62が正常な多数決出力信号4
04として出力しているか否かを診断するもので、自回
路内でも2/3多数決論理回路をもち、この結果を27
3多数決論理回路62の出力404との比較を行う。も
しその結果異常があれば、ラッチ回路66により3系制
御信号の非同期等による瞬時の不一致をマスク時間によ
り、前述と同様に除去し、自己診断異常出力信号Fとし
て、処理装置等の外部へ出力する。また、この自己診断
異常出力信号Fは、外部よりのリセット入力信号Rによ
りリセットされる。 [0010] マスク時間設定回路68は、カウンタにより構成され、
外部から設定されたマスク時間Tをクロック発振回路6
7から出力されるクロックで減算してマスク時間T後に
マスク信号Mをオフとする。 以上は、多数決制御回路6の基本的な機能の説明である
が、本回路は、以下の実施例で述べるように、lチップ
LSI化を図ることにより各回路を多重化して高信頼度
、高機能化することができる。 図5は、本発明の一実施例を示すもので、切替回路及び
2/3多数決論理回路を、切替回路61a、 61b、
61c及び2/3多数決論理回路62a、 62b、
62cと3重化し、更にこれらの出力信号を2/3論
理回路 62dによって273多数決論理演算を行って、多数決
出力信号404を得るようにしたものである。本実施例
の回路構成は、1チップLSI化することができるため
、多数決制御回路6は、1個の部品で実現できることに
なり、切替回路の3重化は、システム信頼性を向上させ
る上で、極めて有効である。なお、図5に於ては、図1
で示した、A系、B系、C系切替入力と設定入力を省略
しているが、切替回路61a、 61b、 61c及び
2/3多数決論理回路62a、 62b、 62cの回
路構成と機能は、図1、図3及び図4で説明した内容と
同一である。 [0011] 図6は、本発明の他の実施例を示したもので、その回路
構成は、前記した実施例とほぼ同一であるが、3重化さ
れた2/3多数決論理回路62a、 62b、 62c
の出力信号を各々外部への系統独立多数決出力信号60
2a、 602b、 602cとして取り出すようにし
た点が異っている。これら4つの多数決出力信号404
.602a、 602b、 602cの用途は以下のよ
うである。多数決出力信号404は、図5の実施例と同
様に、図2に示したドライバ回路7を通して多数決制御
信号104として制御対象8を制御するものである。一
方、3重化された2/3多数決論理回路62a、 62
b、 62cから直接出力された多数決制御信号602
a、 602b、 602cは、例えば、図7に示すよ
うに、各々ドライバ回路72a、 72b、 72cを
通してリレーコイル’73a、 73b、 73cを駆
動し、その接点73A、 73B、 73Cにより2/
3多数決論理を構成して、最終的に多数決制御信号とし
て制御対象8aを制御するものである。このように、多
数決制御回路6の1チップLSIを図れば、不一致系の
切替機能を1個の部品に収納でき、しかも、同一部品の
まま切替回路61を3重化して高信頼性化し、さらに、
このような機能を有しながら、2/3論理による多数決
出力信号を利用することもできるし、また外部リレーロ
ジックによる多数決出力回路を構成することもできる。 すなわち多数決制御回路6の1チップLSI化により、
切替機能を高信頼度で実現できるとともに、システムの
要求に応じて外部端子を自由に選択して、高信頼度の2
/3論理回路を実現できる。 [0012] 以上、本発明の実施例を、図1の多数決制御回路6にお
ける切替回路61と273多数決論理回路62の多重化
の場合について示したが、他回路についても、同様に3
重化により高信頼化を図ることができる。すなわち、不
一致系検出機能の強化は、不一致検出回路63と不一致
検出ラッチ回路64の各々を3重化して、3重化した切
替回路の各々の出力信号を各々の不一致検出回路に入力
し、3つの不一致検出ラッチ回路よりの同一系の不一致
信号出力信号を新たに付加した各系用に1つずつの27
3多数決論理回路に入力させれは実現できる。また、自
己診断機能の3重化は、同様に自己診断回路65とラッ
チ回路を3重化して、3重化した自己診断異常出力ラッ
チ回路の自己診断異常出力信号を、新たに付加した2/
3多数決論理回路に入力させれば実現できる。さらに、
クロック発振回路67とマスク時間設定回路68も同様
に3重化し、これら各県の出力を、前記の3重化した不
一致検出ラッチ回路に各々独立に入力し、また3つの自
己診断異常出力ラッチ回路にも各々独立に入力すればよ
い。 [0013]
本発明によれば、電子装置のLSIにおける集積度を更
に高めたので、実装効率や機能が高まると共に、故障率
が低減して信頼性が向上するという効果がある
に高めたので、実装効率や機能が高まると共に、故障率
が低減して信頼性が向上するという効果がある
【図1】
本発明の一実施例に係る制御装置の基本機能の説明図で
ある。
ある。
【図2】
従来の3重系制御システム構成説明図である。
【図3】
切替回路の実施例を示す図である。
【図4】
2/3多数決論理回路の構成例を示す図である。
【図5】
本発明の別実施例を示す図である。
【図6】
本発明の別実施例を示す図である。
【図7】
図6の補足説明図である。
6 多数決制御回路
61、61a、 61b、 61c 切替回路62、6
2a、 62b、 62c、 62d 2/3多数決
論理回路63 不一致検出回路 64、66 ラッチ回路 65 自己診断回路 67 クロック発振回路 68 マスク時間設定回路 400 設定信号 401〜403 制御信号 411〜413 切替信号 404 多数決制御信号
2a、 62b、 62c、 62d 2/3多数決
論理回路63 不一致検出回路 64、66 ラッチ回路 65 自己診断回路 67 クロック発振回路 68 マスク時間設定回路 400 設定信号 401〜403 制御信号 411〜413 切替信号 404 多数決制御信号
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
Claims (1)
- 【請求項1】集積回路で構成される電子装置であって、
前記集積回路の1チップ上での素子の実装数を増加せし
め集積回路としての素子数当りの故障率を低減させたこ
とを特徴とする電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409640A JPH03245555A (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | プラント制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409640A JPH03245555A (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | プラント制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57194516A Division JPS5985153A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 冗長化制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03245555A true JPH03245555A (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=18518956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2409640A Pending JPH03245555A (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | プラント制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03245555A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5068484A (ja) * | 1973-10-19 | 1975-06-07 |
-
1990
- 1990-12-11 JP JP2409640A patent/JPH03245555A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5068484A (ja) * | 1973-10-19 | 1975-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0326415B2 (ja) | ||
US5794167A (en) | Microprocessor based reliability system applicable, in particular, to the field of rail transport | |
US6253348B1 (en) | Hardware design for majority voting, and testing and maintenance of majority voting | |
EP1291740B1 (en) | Redundant information processing system | |
JPH03245555A (ja) | プラント制御装置 | |
US7565589B2 (en) | Semiconductor integrated circuit having a BIST circuit | |
GB1565307A (en) | Fail-safe outpot unit for a data processing installation | |
US20230176538A1 (en) | Solid state power controllers | |
JP4074223B2 (ja) | ディジタル保護継電器 | |
JPH05160759A (ja) | 切替制御方式 | |
JPH05204509A (ja) | 小型フェイルセーフインターフェース及びそれを含むボーティングモジュール | |
JPS60195605A (ja) | プロセス制御装置 | |
JPH0420879A (ja) | バウンダリィスキャン回路 | |
JPH0138694Y2 (ja) | ||
SU1275446A1 (ru) | Устройство дл контрол дешифратора | |
JP2001296340A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH03164852A (ja) | 集積回路 | |
JP2964799B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JP2716783B2 (ja) | 監視制御装置 | |
SU938425A1 (ru) | Резервированный генератор | |
RU2123202C1 (ru) | Устройство для резервирования | |
Lautier et al. | Output consolidation | |
JP2000347701A (ja) | シーケンサ異常時の装置保護システム | |
JP2001005741A (ja) | インタフェース装置 | |
KR19990084447A (ko) | 출력신호 이중화장치 |