JPH03245334A - 情報記録媒体の成形用金型およびその成形用金型を備えた情報記録媒体の製造装置 - Google Patents

情報記録媒体の成形用金型およびその成形用金型を備えた情報記録媒体の製造装置

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JPH03245334A
JPH03245334A JP4184790A JP4184790A JPH03245334A JP H03245334 A JPH03245334 A JP H03245334A JP 4184790 A JP4184790 A JP 4184790A JP 4184790 A JP4184790 A JP 4184790A JP H03245334 A JPH03245334 A JP H03245334A
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Japan
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stamper
mold
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continuous convex
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Application number
JP4184790A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Jodai
上代 康弘
Isamu Sugasawa
菅沢 勇
Hidenori Ito
英徳 伊藤
Katsunori Sudo
克典 須藤
Wataru Otani
大谷 渉
Akio Hirano
平野 彰士
Shinya Senoo
晋哉 妹尾
Toshiharu Hatakeyama
寿治 畠山
Kenji Takahashi
健治 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、情報記録媒体の成形用金型およびその成形用
金型を備えた情報記録媒体の製造装置に関し、詳しくは
、スタンパの位置決めを容易に行うことができる情報記
録媒体の成形用金型および情報記録媒体を高品質で成形
できる情報記録媒体の製造装置に関する。
(従来の技術) 一般に、光ディスクを構成する基板は樹脂の射出成形に
よって成形されているが、特に情報記録媒体用の基板に
関しては、その成形用金型に専用のスタンパが設けられ
、該スタンパによって成形と同時に情報記録用のビット
等が基板に転写されるようになっている。このスタンパ
の中心部には回転中心孔が設けられており、該中心孔の
周囲にピント等が形成された情報記録領域が配設されて
いる。そして、このスタンパにあっては、情報記録領域
を回転中心孔に対して偏心させることなく基板に転写す
るため、回転中心孔と情報記録領域とを偏心させずにス
タンパに形成するだめの種々の工夫がなされている。
従来のこの種のスタンパとしては例えば、特公昭62−
50897号公報に記載されたものが知られており、第
7〜9図のように示される。第7図において、■は外径
2が円板状に形成されたスタンパであり、スタンパ1の
中心部には回転中心孔3が形成されている。回転中心孔
3の周囲には情報信号(ビット)またはトラッキングガ
イドとじて凹凸状に形成された情報記録領域4が配設さ
れており、該領域4はリードイン4aからリードアウト
4bまでの間で回転中心孔3を中心に環状に形成されて
いる。また、情報記録領域4のり一ドイン4aの内方側
には回転中心孔3の近傍に位置するようにして中心位置
決め用マーク5が形成されており、このマーク5は情報
記録領域4に対して同心円状または、スパイラル状の溝
あるいはビットで複数トランク形成されている。
このような構成を有するスタンパ1では、中心位置決め
用マーク5を基準としてその中心位置に回転中心孔3を
形成し、この回転中心孔3を基準としてスタンパの外径
2を削ることにより、スタンパ1の外径2、回転中心孔
3および情報記録領域4の相互間の偏心を抑制している
。そして、このスタンパ1を図示しない金型に固定し、
射出成形等によって図示しない情報記録用媒体としての
光デイスク基板を製造する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のスタンパ1にあっては
、情報記録領域4のリードイン4aの内方側と回転中心
孔3の間に中心位置決め用マーク5が形成されており、
この中心位置決め用マーク5を基準としてその中心位置
に回転中心孔3を形成した後、金型に固定していたため
、金型にスタンパ1に取付けたときにスタンパ1の回転
中心孔3等の加工精度およびスタンパ1を金型に取り付
ける際の取付精度でスタンパ1の取付位置の精度が決定
してしまった。すなわち、スタンパIを金型に取付ける
際、情報記録領域4を基板に高精度に転写することがで
きる位置に調整する手段がなかったため、回転中心孔3
と情報記録領域4の加工精度およびスタンパ1を金型に
取付けるときの取付精度で情報記録領域4の転写位置の
精度が決定してしまい、高精度な位置決めが困難である
ばかりでなく、スタンパ1の加工コストが増大してしま
うという問題があった。
また、情報記録領域4のリードイン4aの内方側と回転
中心孔3の間に中心位置決め用マーク5が形成されてい
ただけであるため、射出成形によって基板を形成する際
、基板に情報記録領域4のビット等を転写後にスタンパ
1から基板を剥離する工程において、基板に形成された
ピントと情報記録領域4のビットとが同一形状にならな
かった。
すなわち、射出成形は詳細しないが一方側にスタンパが
固定された一対の金型によって画成される図示しないキ
ャビティーに溶融された樹脂を充填し、該樹脂にスタン
パのビット等を転写した後、冷却、剥離を行う。ここで
、情報記録領域4の転写状態および剥離工程を第8図お
よび第9図に示す。第8図に示すようにキャビティーに
充填された樹脂におけるスタンパ1の情報記録領域3に
対応する位置には情報記録領域3の詳細しないピントお
よびグループに対応する微小なビット6およびグループ
7が転写される。このビット6は基板8のトラック面8
aの周方向に連続して転写されたグループ7の間に所定
間隔をもって順次配設されている。そして、第9図に示
すように金型9に固定されたスタンパlから基板8を剥
離する際、金型9の中央部に形成された圧縮空気供給孔
10から基板8とスタンパ1の間に圧縮空気を供給する
ことにより、基板8の内周側から外周側に圧縮空気が広
がり、スタンパ1に密着した基板8をスタンパ1から剥
離する。このとき、成形後、未だ高い温度状態で基板8
が金型9から離隔すると同時に大気中に解放され、基板
8は上面側8a側のみが空気により冷却されて収縮する
ため、基板8はスタンパ1に対して中央部が凸状に湾曲
し、外周部が急速にスタンパ1から剥離される。さらに
、スタンパ1から剥離させるために基板8の中央部が圧
縮空気によって押圧されるので、基板8は第9図に示す
ように中央部が凸状に変形する。このため、基板8とス
タンパlとの間に半径方向にずれが生し、ピッl−6に
はいずれも第8図に斜線で示すように半径方向に長く尾
を引く崩れ部11が発生してしまった。この結果、この
基板8を使用した光デイスク製品では、照射されたレー
ザ光線に複屈折が生じて光ディスクの光学特性が低下し
たりする等して製品品質が低下してしまうばかりでなく
製品の歩留まりが低下してしまうという問題があった。
(発明の目的) 本発明は、上述したような従来技術の課題を背景として
なされたものであり、本発明のうち第1の発明は、スタ
ンパに情報記録領域を挟むようにして内周連続凸部およ
び外周連続凸部を設けるとともに、金型に該スタンパの
内、外周連続凸部を基準としてスタンパの位置決めを行
う位置決め手段を設けることにより、スタンパを金型に
取り付ける際に情報記録領域と回転中心孔との偏心調整
を容易に行うようにして、スタンパの加工公差を高めず
に低コストで、かつ高精度な情報記録媒体の成形用金型
を提供することを目的としている。
また、本発明のうち第2の発明は、スタンパに情報記録
領域を挟むようにして内周連続凸部および外周連続凸部
を設け、該スタンパを用いて射出成形を行うことにより
、基板の剥離工程において基板転写ビットに崩れ部が発
生するのを防止して、製品品質の向上および製品の歩留
まりの向上を図ることができる情報記録媒体の製造装置
を提供することを目的としている。
(発明の構成) 本発明のうち第1の発明は、上記目的を達成するため、
円板状に形成され、中心部に回転中心孔を有するととも
に片面側に回転中心孔を中心として環状で、かつ表面が
凹凸状に形成された情報記録領域を有するスタンパと、
互いに対向する当接面を有し、該当接面の何れか一方に
スタンパが固定される第1金型および第2金型と、から
構成された情報記録媒体の成形用金型において、前記ス
タンパの情報記録領域に対して外方側および内方側に、
回転中心孔と略同心円状に延在し、所定高さを有する外
周連続凸部および内周連続凸部を形成するとともに、前
記第1金型および第2金型のうち、スタンパが固定され
る金型に、内周連続凸部および外周連続凸部を基準にし
てスタンパの位置決めを行う位置決め手段を設けたこと
を特徴とするものである。
また、第2の発明は、同様に上記目的を達成するため、
円板状に形成され、中心部に回転中心孔を有するととも
に片面側に回転中心孔を中心として環状で、かつ表面が
凹凸状に形成された情報記0 録領域を有するスタンパと、表面にスタンパが取付られ
、軸線方向に移動可能な可動側金型と、スタンパに対向
する面に鏡面を有するとともに、可動側金型が近接、離
隔可能で、かつ可動側金型が近接したときに鏡面および
スタンパによりキャビティーが画成される固定側金型と
、固定側金型の所定筒所に設りられ、−1−ヤヒティー
に圧縮空気を供給する供給手段と、を備え、該キャビテ
ィーに溶融された樹脂を射出した後、冷却し、可動側金
型を固定側金型から離隔した後、キャビティーに圧縮空
気を供給してスタンパから樹脂を剥離することにより情
報記録媒体を成形する情報記録媒体の製造装置おいて、
前記スタンパの情報記録領に対して外方側および内方側
に、回転中心孔と略同心円状Gこ延在し、所定長さを有
する外周連続凸部および内周連続凸部を形成したことを
特徴とするものである。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は本発明に係る情報記録媒体の成形用金
型の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第1図において、21は外径2
1aが円板状に形成されたスタンパであり、該スタンパ
21の中心部には回転中心孔22が形成されている。こ
の回転中心孔22の周囲には情報信号として詳細しない
公知のビットおよびグループが凹凸状に形成された情報
記録領域23が配設されており、8亥領域23はリード
イン23aからり−Fアウト23bまでの間で回転中心
孔22を中心に環状に形成されている。なお、このピア
 1”およびグループは後述する基板に凹部を形成する
ため凸状となっている。また、情報記録領域23のリー
ドイン23aの内方側と回転中心孔22の間には所定高
ざを有する内周連続凸部24が設けられており、内周連
続凸部24は情報記録領域23に近接あるいは近傍する
位置に回転中心孔22と略同心円上に配設されている。
この内周連続凸部24は約1.6 μmピッチでスタン
パ21の円周方向に連続するとともに半径方向にスパイ
ラル状に数mm延在する複数の凸部から構成されており
、その高さはピア+・(約2600人)と同しあるいは
グループよりも高くなるように形成され1 ■2 ている。また、情報記録領域23の外方側には所定高さ
を有する外周連続凸部25が配設されており、外周連続
凸部25は情報記録領域23に近接あるいは近傍する位
置に回転中心孔22と略同心円上に配設されている。こ
の外周連続凸部25も内周連続凸部24と同様に約1.
6 μmピッチでスタンパ21の円周方向に連続すると
ともに半径方向にスパイラル状に数111111延在す
る複数の凸部から構成されており、その高さはピットと
同じあるいはグループよりも高くなるように形成されて
いる。
一方、第2図において、26は一方の金型である可動側
金型(第1金型)であり、該金型26は図示しない他方
の金型(第2金型)とともに一対の金型を構成している
。金型26は可動側取付板27、外周リング28および
鏡面駒29から構成されており、鏡面駒29は他方の金
型の当接面と対向する当接面としての鏡面29aを構成
している。鏡面駒29の下端には可動側取付板27が取
付けられているとともに、鏡面29aにはスタンパ21
が取付られており、これら可動側取付Fi27および鏡
面駒29には貫通孔30が形成されている。貫通孔30
にはセンター押工31が摺動自在に嵌入されており、こ
のセンター押工31はスタンパ21が鏡面駒29の鏡面
29aに取付られるときにスタンパ21の回転中心孔2
2に挿入されてその頭部31aがスタンパ21の回転中
心孔22の周囲に当接してスタンパ21を鏡面駒29上
に仮位置決めする。また、可動側取付板27には固定ね
し32a、32bが4本(図示2本)設けられており、
この固定ねじ32a、32bはセンター押工31に当接
して該挿孔31が摺動するのを(図中上下方向に移動す
るのを)規制する。また、鏡面駒29の外周部および可
動側取付板27の所定箇所には外周リング28が取付ら
れており、この外周リング28は鏡面駒29および可動
側取付板27に対して当接、離隔可能となるように構成
され、図示しないねしにより可動側取付板27に固定さ
れる。また、外周リング28には位置決め手段としてマ
イクロメータヘッドのような調整ねじ33a、33bが
4本(図示2本)設けられており、該調整ねじ33a、
33bはスタンパ21に当接してスタンパ21を鏡面駒
29上で摺動させ、内周3 4 連続凸部24および外周連続凸部25を基準にしてスタ
ンパ21の位置決めを行う。なお、第2図中34は顕微
鏡である。
次に、作用を説明する。
スタンバ21の位置決め方法を説明する。
まず、スタンパ21の回転中心孔22にセンター押工3
1を挿入して該挿孔31を貫通孔30に挿入し、スタン
パ21を鏡面駒29に当接させる。このとき、センター
押工31の頭部31aをスタンパ21から2〜3m11
1程度浮かせた状態にする。なお、スタンパ21の回転
中心孔22は図示しない加工機により内周連続凸部24
および外周連続凸部25を基準にして形成されている。
その後、スタンバ21上に外周リング28を当接させ、
顕微鏡34をスタンバ21上に配置する。
そして、作業者が目視により内周連続凸部24および外
周連続凸部25を基準にして(第3図に顕微鏡34から
見たスタンパ21を示す)スタンパ21の中心位置を調
節する。このとき、調整ねじ33a、33bにより内周
連続凸部24が中心位置となるように調節し、内周連続
凸部24が顕微鏡34の目盛りa、 bに対して中心位
置となったとき、顕微鏡34を取り外す。次いで、セン
ター押工31を図中下方に移動さ−1て頭部31aをス
タンパ21に当接させる。次いで、固定ねし32a、3
2bによりセンター押工31を固定してスタンパ21を
鏡面駒29に固定する。ごの後、外周リング28をスタ
ンパ21に当接させて外周リング28を図示しないねじ
によって可動側取付板27に取付けることにより、スタ
ンパ21が鏡面駒29に強固に固定される。次いで、調
整ねじ33a、33bを外周リング28から取外ずとと
もにセンター押工31を貫通孔30から取外してスタン
パ21の位置決めを完了する。
このように本実施例では、調整ねし33a、33bによ
り内周連続凸部24および外周連続凸部25を基準にし
てスタンパ21の位置決めをしているので、従来のよう
に情報記録領域、回転中心孔等の加工精度およびスタン
パの金型への取付精度のみで取付時のスタンパの位置精
度が決定されることがなく、実際に金型26に取付ける
ときにスタンバ21の取付位置を調整することができる
。このため、ス5 6 タンパ21を金型26に取付ける際に情報記録領域23
と回転中心孔22との偏心調整を容易に行うことができ
、スタンパ21の回転中心孔22形成時の加工公差を高
めずに低コストな情報記録媒体(光りディスク基板)の
成形用金型を堤供することができる。
また、金型2Gが調整ねし33a、33bを備えている
ので、金型2Gに対してスタンバ21を取付ける際の取
付誤差が生しることがなく、該スタンパ21を備えた−
・対の金型により射出成形をしたときに、成形基板の回
転中心孔の加工精度を向上さ・Uることができるととも
に、製品の歩留まりを向上さ−Uることができる。ざら
に、第7図に示した従来のスタンパ1は位置決め用マー
ク5が回転中心孔3の近傍に形成されていたため、この
スタンパ1を本実施例の鏡面駒29に取付けた際に位置
決め用マク5がセンター押工31の頭部31aによって
隠れてしま・うが、本実施例にあっては、内周連続凸部
24を情報記!!領領域3に隣接あるいは近傍する位置
に形成したので、スタンパ21の位置決めを行う際にセ
ンター押工31の頭部31aによって内周連続凸部24
が隠れてしまうことがない。
なお、本実施例ではスタンパ21を一方の金型26に取
付4Jているが、これに限らず他方の金型に取付けるよ
うにしてもよい。
第4図〜第6図は本発明のうぢ第2の発明に係る情報記
録媒体の製造装置の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。なお、本実施例おいて第1の発
明の一実施例と同一の構成を有するものには同一番号を
付して具体的な説明を省略する。
第4.5図において、可動側取付板27、外周りング2
8、鏡面駒29および第1の発明の一実施例と同一の構
成のスタンパ21で構成される金型2Gの下端には可動
側取付板41が取付けられており、この可動側取付板4
1も金型26を構成している。また、可動側取付板41
の下端には可動側プラテン42が取付けられており、金
型26はこの可動側プラテン42により図中上下方向に
移動可能となっている。また、鏡面駒29に対向する位
置には固定側型Fi、43が設けられており、この固定
側型板43はスタンパ217 8 に対向する面に鏡面が形成されでいる。金型26は可動
側プラテン42によって固定側型板43に近接、前隅可
能となっており、金型2Gが固定側型板43に近接した
とき、鏡面駒29、外周りング23および固定側型板4
3の鏡面の間にはキャビティー44が画成される。また
、固定側型板43の上端には固定側取付板45を介して
固定側プラテン46が取付けられており、この固定側プ
ラテン46は内部には溶融された樹脂が充填されたシリ
ンダー47が取付けられている。また、固定側型板43
および固定側取付板45には貫通孔48が形成されてお
り、この貫通孔48にはスプルブツシュ49が嵌入され
ている。スプルブ・ノシュ49は−・端側かシリンダー
47に接続されており、内部に一端側から曲端側でキャ
ビティー44に開口するスプルー50が形成され、この
スプルー50を介してキャビティー44にシリンダー4
7から溶融された樹脂を射出する。上述した固定側型板
43および固定側取付板45は固定側金型を構成し、こ
の金型は第1の発明の−・実施例で述べた他方の金型に
相当する。
一方、可動側取付板27および鏡面駒29に形成された
貫通孔30には、下端が可動側プラテン42に取付けら
れたフローティングシリンダ51が嵌入されており、こ
のフローティングシリンダ51は詳細しないが内部にポ
ンチおよびエジェクトビンが収納され、図中上下方向に
移動可能となっている。また、可動側取付板27の内部
には第1空気孔52および第2空気孔53が形成されて
おり、これら第1.2空気孔52.53はそれぞれ図示
しない圧縮空気供給源に接続されている。第1空気孔5
2は貫通孔30に接続されており、供給源からの圧縮空
気を貫通孔30を介してキャビティー44側に供給する
。また、第2空気孔53は外周リング28を介してスタ
ンパ21の外周側に接続されており、供給源からの圧縮
空気を外周リング28を介してキャビティー44側に供
給する。これら第1空気孔52および第2空気孔53は
キャビティーに圧縮空気を供給する供給手段を構成して
いる。なお、第5図において54は基板であり、55L
!、tブルーを示している。
次に、作用を説明する。
9 0 第1の発明で述べたスタンパ21を用いて基板を成形す
る方法について説明する。
まず、シリンダ47からスプルブツシュ49を介してキ
ャビティー44に溶融された樹脂を(以下、この樹脂を
基板54と工う。)を射出、充填する。次いで、キャビ
ティー44内で基板54を一定時間冷却し、−・定時間
経過後可動側プラテン424こより金型26とともに基
板54を図中下方に移動させる。このとき、スタンパ2
1の情報記録領域23に対応する基板54の転写領域に
は図示しないが複数のピットおよびグローブが転写され
る。この後、第1空気孔52および第2空気孔53から
基板54とスタンパ21の間に空気を供給し、基板54
の外周側および中心部を同時に押圧して基板54をスタ
ンパ21から剥離する。この後、フローティングシリン
ダ51が第5図に示すように図中上方に移動して基板5
4をスタンパ2Iから上方に移動させ、図示しない取出
し機により基板54を搬送する。
上述した剥離の際、通常は未だ温度の高い状態の基板5
4が固定側型板43から離隔すると同時に大気中に解放
され、基板54の固定側型板43側のめが空気により冷
却されて収縮するため、基板54はスタンパ21に対し
て中央部が凸状に湾曲し、外周部が内周部に引張られて
急速にスタンパ21から剥離される。本実施例では、第
6図に示すようにスタンパ21の情報記録領域23の外
方側に外周連続凸部25を形成したので、基板54の外
周部分が瞬間的に外周連続凸部25に係止されて外方側
に引張られるような状態となり、基板54の外周部が急
速器こスタンパ21から剥離されることがない。これに
加えて基板54の中央部および外周部に圧縮空気c、d
を供給しているので、基板54はスタンパ21から略垂
直に剥離される。したがって、転写ピットに崩れ部を発
生させるのを防止することができ、スタンパ21の情報
記録領域23に形成されたピッI・と同一形状のピット
を基板54に転写することができる。
この結果、ピントでの光学的特性を安定させて製品の品
質の向上および製品の歩留まりの向上を図ることができ
る情報記録媒体の製造装置を提供ず\ ることができる。
1 2 なお、本実施例にあっても内周連続凸部24および外周
連続凸部25の高さは情報記録領域23に形成された基
板54に転写されるピントと同じ高さあるいはグループ
よりも高く形成されている。
(効果) 本発明うち第1の発明によれば、スタンパに情報記録領
域を挟むようにして内周連続凸部および外周連続凸部を
設けるとともに、金型に該スタンパの内、外周連続凸部
を基準としてスタンパの位置決めを行う位置決め手段を
設けているので、スタンパを金型に取付ける際に情報記
録領域と回転中心孔との偏心調整を容易に行うことがで
きる。
このため、スタンパの回転中心孔形成時の加工公差を高
めずに低コストな情報記録媒体の成形用金型を提供する
ことができる。また、金型が位置決め手段を備えている
ので、金型に対してスタンパを取り付ける際の取付誤差
が生じることがなく、成形基板の回転中心孔の加工精度
を向上させることができるとともに、製品の歩留まりを
向上させることができる。
また、第2の発明によれば、スタンパに情報記録領域を
挟むようにして内周連続凸部および外周連続凸部を設り
、該スタンパを用いて射出成形を行・うようにしている
ので、基板をスタンパから剥離する際、外周連続凸部が
基板を外方側に引張るように作用して基板の情報記録領
域外方を該?iU域内方側に引張られないようにするこ
とができ、基1反をスタンパから均一に〃η離させるご
とができる。
この結果、転写ピットに崩れ部を発生させるのを防止し
て、ピア+−での光学的特性を安定せることかでき、製
品品質の向上および製品の歩留まりの向上を図ることが
できる情報記録媒体の製造装置を提供することかできる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明のうち第1の発明に係る情報記
録媒体の成形用金型の一実施例を示す図であり、第1図
はそのスタンパの構成図、第2図はその断面図、第3図
は顕微鏡から見たスタンパの状態図、第4図〜第6図は
本発明のうぢ第2の発明に係る情報記録媒体の製造装置
を示す図であ3 4 す、第4図はその全体t!成を示す断面図、第5図はそ
の可動側金型が固定側金型から離隔した状態を示す図、
第6図は基板がスタンパから剥離する直前の状態を示す
図、第7図〜第9図は従来の情報記録媒体の成形用金型
を示す図であり、第7図はスタンパの構成図、第8図は
基板に形成された崩れ部を示す図、第9図はスタンパを
金型から!、り離する状態を示す図である。 2J・・・・・・スタンパ、 22−・・・一回転中心孔、 23・・・−・−情報記録領域、 24・・−−−一内周連続凸部、 25・・−・・外周連続凸部、 26・・・−・金型(第1金型、可動側金型)、27−
・・・−・可動側取付板(可動側金型)、28−・・・
−外周リング、 2つ・・・・・・鏡面駒、 29a・・・・−・鏡面(当接面)、 33a・・・・・調整ねしく位置決め手段)、33b・
・−・・−調整ねしく位置決め手段)、41・・・・・
・可動側取付板、 43・・・・・・固定側型板(固定側金型)、44・・
・・・・キャビティー 45・・・・・・固定側取付板(固定側金型)、52・
・・・・・第1空気孔(供線手段)、53・・・・・・
第2空気孔(供給手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円板状に形成され、中心部に回転中心孔を有する
    とともに片面側に回転中心孔を中心として環状で、かつ
    表面が凹凸状に形成された情報記録領域を有するスタン
    パと、互いに対向する当接面を有し、該当接面の何れか
    一方にスタンパが固定される第1金型および第2金型と
    、から構成された情報記録媒体の成形用金型において、
    前記スタンパの情報記録領域に対して外方側および内方
    側に、回転中心孔と略同心円状に延在し、所定高さを有
    する外周連続凸部および内周連続凸部を形成するととも
    に、前記第1金型および第2金型のうち、スタンパが固
    定される金型に、内周連続凸部および外周連続凸部を基
    準にしてスタンパの位置決めを行う位置決め手段を設け
    たことを特徴とする情報記録媒体の成形用金型。
  2. (2)円板状に形成され、中心部に回転中心孔を有する
    とともに片面側に回転中心孔を中心として環状で、かつ
    表面が凹凸状に形成された情報記録領域を有するスタン
    パと、表面にスタンパが取付られ、軸線方向に移動可能
    な可動側金型と、スタンパに対向する面に鏡面を有する
    とともに、可動側金型が近接、離隔可能で、かつ可動側
    金型が近接したときに鏡面およびスタンパによりキャビ
    ティーが画成される固定側金型と、固定側金型の所定箇
    所に設けられ、キャビティーに圧縮空気を供給する供給
    手段と、を備え、該キャビティーに溶融された樹脂を射
    出した後、冷却し、可動側金型を固定側金型から離隔し
    た後、キャビティーに圧縮空気を供給してスタンパから
    樹脂を剥離することにより情報記録媒体を成形する情報
    記録媒体の製造装置おいて、前記スタンパの情報記録領
    に対して外方側および内方側に、回転中心孔と略同心円
    状に延在し、所定長さを有する外周連続凸部および内周
    連続凸部を形成したことを特徴とする情報記録媒体の製
    造装置。
  3. (3)前記外周連続凸部および内周連続凸部を、情報記
    録領域に隣接あるいは、近傍に位置するようにして形成
    したことを特徴とする請求項第1、2記載の情報記録媒
    体の成形用金型およびその成形用金型を備えた情報記録
    媒体の製造装置。
JP4184790A 1990-02-21 1990-02-21 情報記録媒体の成形用金型およびその成形用金型を備えた情報記録媒体の製造装置 Pending JPH03245334A (ja)

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